JPH10141676A - ベイクアウト装置 - Google Patents

ベイクアウト装置

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JPH10141676A
JPH10141676A JP29473696A JP29473696A JPH10141676A JP H10141676 A JPH10141676 A JP H10141676A JP 29473696 A JP29473696 A JP 29473696A JP 29473696 A JP29473696 A JP 29473696A JP H10141676 A JPH10141676 A JP H10141676A
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JP
Japan
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temperature
room
building material
heat source
atmosphere
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JP29473696A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建材等に悪影響を与えずに効果的にベイクア
ウトを行う。 【解決手段】 熱源機1からの熱エネルギーを室内に供
給する温風機2と、室内雰囲気の温度、室内建材の表面
の温度あるいは建材内部の温度を検出するサーミスター
5と、前記温度に達するまで熱源機1と温風機2を運転
させる制御部9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建材等から発生する
揮発性有機化合物(以下VOCsと呼ぶ)を室内温度を
上げることによって低減するベイクアウト装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のVOCsの熱的低減技術
は、ベイクアウト(bake-out)と呼ばれており、海外の文
献に数件見られる程度である。例えば、Girman(Buildi
ng bakeout Studies. Proceedings of Indoor Air'90,
5th Int. Conf. on Indoor AirQuality and Climate 19
90,Vol3, p349-354)やFrancis(Indoor ContaminantEm
ission rates Before and After a building bake-out.
Proceeding of Indoor Air'93, 6th Int. Conf. on In
door Air Quality and Climate 1993,Vol.6, p687-69
1)がある。
【0003】これらのベイクアウトに関する論文は、最
初に商業用ビルにおけるベイクアウトを取り扱った。ベ
イクアウトの内容は、ビル既設の暖房装置を用いて居室
内の温度を1日から数日かけて上げることによって、建
材中のVOCsの揮発速度をあげて、迅速に建材中のV
OCsを室内に放散させるというものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のベイクアウト技術は、室内温度あるいは建
材温度を何度にするかについては明確に規定しておら
ず、また、その温度でどのくらいの期間維持する必要が
あるかも示しておらず、そのために、建材等に影響を与
えずに経済的にかつ効果的にベイクアウトを行う技術に
ついて未確立されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、熱源機と、この熱源機からの熱エネルギー
を室内に供給する加熱機と、室内雰囲気の温度と室内建
材の温度の少なくとも一方を検出する温度センサーと、
室内雰囲気の温度と建材温度の少なくとも一方が一般的
な暖房機の有する温度機能より高温の温度領域に達する
まで熱源機と加熱機を運転させる制御部を有するもので
ある。
【0006】この本発明によれば、ベイクアウトする
際、室内雰囲気の温度もしくは建材温度を建材に影響を
与えにくい温度に制御でき、しかも穏やかな温度上昇及
び下降でベイクアウトを管理できる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載に係わる発明は、熱
源機と、前記熱源機からの熱エネルギーを室内に供給す
る加熱機と、室内雰囲気の温度もしくは室内建材の表面
あるいは建材内部の温度、あるいはその両方を検出する
温度センサーとからなり、暖房機能として使用するため
の室内温度の設定と、ベイクアウト機能としてより高い
温度で室内の温度あるいは建材温度、もしくはその両方
を設定でき、設定する温度に達するまで熱源機と加熱機
を運転させる制御部を設けたことによって、ベイクアウ
ト機能と暖房機能を兼ね備えている。ベイクアウト機能
では設定温度以上に室内もしくは建材温度を上げないこ
とによって、建材に悪影響を及ぼさないベイクアウト装
置を実現する。ベイクアウトが完了した後は、暖房機と
して使用できる。
【0008】以下、先の請求項記載に係わる発明と同一
構成要素の部分は省略して説明する。
【0009】請求項2記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度もしくは建材温度、もしくはその両方が25℃か
ら60℃の範囲で設定する温度に達するまで熱源機と加
熱機を運転させる制御部を設けたことによって、建材に
悪影響を及ぼさない効果的なベイクアウト装置を実現す
る。
【0010】請求項3記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度もしくは建材温度を1時間当たり20度以下の速
度で25℃から60℃の範囲で設定する温度に達するま
で上げるように、熱源機と加熱機を運転させる制御部を
設けることによって、穏やかな温度上昇を維持して建材
に悪影響を及ぼさない効果的なベイクアウトを実現す
る。
【0011】請求項4記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度もしくは建材温度を1時間当たり20度以下の速
度で、おおよそ運転開始前の室内温度まで下げるように
熱源機と加熱機を運転させる制御部を設けることによっ
て、穏やかな温度下降を維持することによって、建材に
悪影響を与えずにベイクアウトができる。
【0012】請求項5記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度もしくは建材温度を1時間当たり20度以下の速
度で、25℃から60℃の範囲で設定する温度に達する
まで上げ、また室内雰囲気の温度もしくは建材温度を下
げるときには、1時間当たり20度以下の速度で、おお
よそ運転開始前の室内温度まで下げるように熱源機と加
熱機を運転させる制御部を設けることによって建材に悪
影響を与えずにベイクアウトを実現する。
【0013】請求項6記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度あるいは建材温度、もしくはその両方が設定する
温度に達するまで熱源機と加熱機を運転させるととも
に、設定温度から一定幅の温度内に維持するために熱源
機あるいは加熱機もしくはその両方を制御する制御部を
設けることによって、温度変動を極力なくして効果的な
ベイクアウトを実現する。
【0014】請求項7記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度あるいは建材温度、もしくはその両方が設定する
温度に達するまで熱源機と加熱機を運転させるととも
に、前記設定温度に一定時間維持するために熱源機ある
いは加熱機もしくはその両方を制御する制御部を設ける
ことによって、VOCsの放散速度を増加させて効果的なベ
イクアウトができる。
【0015】請求項8記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度もしくは建材温度を1時間当たり20度以下の速
度で、25℃から60℃の範囲で設定する温度に達する
まで上げる操作と、また室内雰囲気の温度もしくは建材
温度を下げるときには、1時間当たり20度以下の速度
で、おおよそ運転開始前の室内温度まで下げる操作を、
熱源機と加熱機を運転させてサイクリックに行う制御部
を設けたことによって、定期的にベイクアウトを行うこ
とが可能となる。
【0016】請求項9記載に係わる発明は、室内雰囲気
の温度もしくは建材温度を1時間当たり20度以下の速
度で、25℃から60℃の範囲で設定する温度に達する
まで上げる操作と、また室内雰囲気の温度もしくは建材
温度を下げるときには、1時間当たり20度以下の速度
で、おおよそ運転開始前の室内温度まで下げる操作を、
熱源機と加熱機を運転させて6時間から120時間の周
期でサイクリックに行う制御部を設けることによって、
建材に悪影響を及ぼすことなく定期的なベイクアウトを
実現する。
【0017】請求項10記載に係わる発明は、複数の室
内の雰囲気の温度もしくは複数の室内建材の表面あるい
は建材内部の温度、あるいはその両方を検出する温度セ
ンサーとからなり、複数の室内の雰囲気の温度あるいは
建材温度、もしくはその両方が設定する温度に達するま
で熱源機と加熱機を運転させ、設定された温度から一定
幅の温度内に維持するために熱源機あるいは加熱機もし
くはその両方を制御する制御部を設けることによって、
複数の部屋、もしくは住宅全体のベイクアウトを実現す
る。
【0018】請求項11記載に係わる発明は、室外温度
を検出する温度センサーと、室内雰囲気の温度もしくは
室内建材の表面あるいは建材内の温度、あるいはその両
方を検出する温度センサーとからなり、室外温度が一定
温度以下の場合、室内雰囲気の温度もしくは建材温度を
設定温度に維持する時間を自動的に設定時間よりも長く
制御する制御部を設けることによって、外気温が低い条
件における経済的なベイクアウトを実現する。
【0019】請求項12記載に係わる発明は、室内雰囲
気の温度もしくは室内建材の表面あるいは建材内部の温
度、あるいはその両方を検出する温度センサーとからな
り、室内雰囲気の温度もしくは建材温度を1時間当たり
20度以下の速度で、25℃から60℃の範囲で設定す
る温度に達するまで上げ操作と、また室内雰囲気の温度
もしくは建材温度を下げるときには、1時間当たり20
度以下の速度で、おおよそ運転開始前の室内温度まで下
げる操作を行い、その間各部の温度あるいは前記温度の
履歴及び運転時間を記憶し、表示できる制御部を設ける
ことによって、温度・時間等の異常・外乱を的確に把握
することができる。
【0020】以下、本発明の実施例について図1、図2
及び図3を用いて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のベイクアウト装
置の設置状態を示す縦断面図である。図1において、1
は室外に設置した温水を供給する熱源機である。エネル
ギー源はガス・石油・電気・太陽熱などいずれでも構わ
ない。熱媒体として、水の代わりに空気・冷媒等を用い
てもよい。2は、熱源機1から供給される温水を得て温
風に変える加熱機としての温風機である。3は、熱源機
1から供給される温水を得て床を暖房する床暖房装置で
ある。4は換気扇である。換気扇は温風機2からの信号
を受けて運転を制御できる。5は温風機に設けたサーミ
スターである。サーミスター5は温風機2の近傍や、建
材の表面あるいは内部に設けることにより一層正確な温
度管理ができる。また、熱源機1に設けて室外温度を管
理することも効果的にベイクアウトを行なうためには重
要である。6は、VOCsを検出する半導体式VOCセ
ンサーである。VOCセンサー6は酵素、生物方式であ
ってもよい。複数の半導体センサーを組み合わせること
によって水蒸気・温度等の干渉を防ぐことも、精度よく
VOCsを検出する上で有効である。9はサーミスター
5、VOCセンサー6等からの情報に基づいて、熱源機
1、温風機2、床暖房装置3及び換気扇4を制御する制
御部である。制御部9は室内温度や建材温度が25℃か
ら60℃の範囲における設定温度になるように熱源機1
及び温風機2等を制御する。また、穏やかな温度上昇及
び下降速度の管理と、さらに室外温度を検出して熱源機
1及び温風機2等を制御する。
【0021】また、制御部9は暖房機能として使用する
ための室内温度の設定と、ベイクアウト機能としてより
高い温度で室内の温度あるいは建材温度、もしくはその
両方を設定でき、設定する温度に達するまで熱源機と加
熱機を運転させる。
【0022】ベイクアウトする室内あるいは建材温度を
35℃に設定して運転を開始すると、制御部9は、サー
ミスター5からの情報で熱源機1・温風機2及び床暖房
機3を制御する。仮に、室内温度が35℃を超えるなら
ば熱源機1・温風機2及び床暖房機3の運転を停止す
る。一方、35℃以下ならば熱源機1・温風機2及び床
暖房機3を運転し、室内温度あるいは建材温度を35℃
になるようにする。
【0023】このとき、室内温度あるいは建材温度が急
激に上がることによる建材から壁紙のはがれ、建材のそ
りや割れ等を防ぐ必要がある。そこで室内雰囲気の温度
もしくは建材温度を1時間当たり20度以下の昇温速度
で、35℃の設定温度に達するまで緩やかに上げる。設
定温度に達すると、熱源機1・温風機2及び床暖房機3
の運転を制御して一定温度範囲内で設定温度からはずれ
ないようにする。室内あるいは建材温度は、設定温度の
まま設定された時間、もしくは時刻まで維持される。
【0024】ベイクアウトが終了すると、室内雰囲気の
温度もしくは建材温度は、1時間当たり20度以下の速
度で、おおよそ運転開始前の室内温度まで下げられる。
温度上昇及び下降間の各部の温度あるいは前記温度の履
歴及び運転時間を記憶し、表示できる制御部を設けるこ
とによって、温度・時間等の異常・外乱を把握できよう
にしている。
【0025】ベイクアウトの際、VOCセンサー6から
の情報から室内VOCs濃度が初期濃度よりも上昇して
飽和状態に達した場合、換気扇4を運転して室内VOC
s濃度を下げつつベイクアウトを行うとより迅速にベイ
クアウトが行える。また、この場合、温度上昇と下降を
サイクリックに行い、VOCsの放散と排出を定期的に
行えばと経済的なベイクアウトを実現できる。
【0026】換気扇4はベイクアウト中に常に運転して
いてもよいが、VOCs濃度が十分に下がったならば換
気扇4の運転を停止するか、換気量を下げると経済的な
ベイクアウトになる。
【0027】近年の高気密及び高断熱住宅では、サーミ
スター5を複数の部屋に設置すれば、一台の熱源機1と
加熱機2によって複数の部屋、もしくは住宅全体のベイ
クアウトを同時にかつ監視しながら実現できる。
【0028】ベイクアウト完了後は、暖房機能として設
定温度を選択すれば、安全に暖房機として使用できる。
【0029】(実施例2)図2は本発明の実施例2のベ
イクアウト装置の設置状態を示す縦断面図である。図2
において、1は室外に設置した冷媒を供給する熱源機と
してのエアコン室外機である。エネルギー源は電気・ガ
ス・石油・太陽熱などいずれでも構わない。熱媒体とし
て、冷媒の代わりに空気・液体等を用いてもよい。2
は、熱源機1から供給される冷媒を得て温風に変える加
熱機としてのエアコン室内機である。3は、熱源機1か
ら供給される冷媒を得て床を暖房する床暖房装置であ
る。4は換気扇である。換気扇4は室内機2からの信号
を受けて運転を制御できる。5は室内機に設けたサーミ
スターである。サーミスター5は温風機近傍や、建材表
面あるいは内部に設けてる。また、室外機1に設けて室
外温度を管理することも効果的なベイクアウトに重要で
ある。6は、VOCsを検出する半導体式VOCセンサ
ーである。7は、空気清浄機である。空気清浄機はVO
Csを吸着あるいは分解する手段を有している。9はサ
ーミスター5、VOCセンサー6等からの情報に基づい
て、室外機1、室内機2、床暖房装置3及び換気扇4あ
るいは空気清浄機7を制御する制御部である。制御部9
は室内温度や建材温度が25℃から60℃の範囲におけ
る設定温度になるように室外機1及び室内機2等を制御
する。また、温度上昇及び下降速度の管理と、さらに室
外温度を検出して室外機1及び室内機2等を制御する。
【0030】ベイクアウトによって生じたVOCsを換
気扇4と空気清浄機7によって効率的に除去して、建材
からのVOCsの放散を増加させることによってベイク
アウト効果を一層期待できる。
【0031】(実施例3)図3は本発明の実施例3のベ
イクアウト装置の設置状態を示す縦断面図である。図3
において、8は室内に設置した温風暖房機である。エネ
ルギー源は電気・ガス・石油などいずれでも構わない。
4は換気扇である。換気扇は温風暖房機8からの信号を
受けて運転を制御できる。5は室内機に設けたサーミス
ターである。サーミスター5は温風機8の近傍や、建材
表面あるいは内部に設けてる。6は、VOCsを検出す
る半導体式VOCセンサーである。9はサーミスター
5、VOCセンサー6等からの情報に基づいて、温風暖
房機8を制御する制御部である。制御部9は室内温度や
建材温度が25℃から60℃の範囲における設定温度に
なるように温風暖房機8を制御する。
【0032】温風暖房機8は燃焼効率及び熱交換効率が
高い(特に開放型温風機の場合、ほぼ100%)ので、
経済的にベイクアウトができる。また、温風暖房機8内
部の熱交換器の表面温度を300℃から500℃にすれ
ば、熱交換器に接触したVOCsを分解できる。すなわ
ち、ベイクアウトをしながら、室内に生じたVOCsを
低減できる。換気扇4と連動すれば、VOCsを効果的
に削減できるとともにベイクアウトを迅速に遂行でき
る。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、熱源機
と、この熱源機からの熱エネルギーを室内に供給する加
熱機と、室内雰囲気の温度もしくは室内建材の表面ある
いは建材内部の温度、あるいはその両方を検出するサー
ミスターを設けるとともに、室内雰囲気の温度あるいは
建材温度、もしくはその両方が設定する温度に達するま
で熱源機と加熱機を運転することにより、必要以上に室
温を上げることがなく経済的にベイクアウトを行うこと
ができる。またサーミスターを複数の部屋に設置するこ
とによって、同時に建物もしくは住宅全体のベイクアウ
トが可能となる。
【0034】また、室内雰囲気の温度もしくは建材温度
を1時間当たり20度以下の上昇速度で25℃から60
℃の範囲に制御することにより、これによって、急激な
温度変化による建材への悪影響をなくすことができる。
また、ベイクアウト後の室内温度の下げ方として、室内
雰囲気の温度もしくは建材温度を1時間当たり20度以
下の下降速度で、おおよそ運転開始前の室内温度まで下
げるように熱源機と加熱機を運転することにより、同様
に温度変化による悪影響を建材に及ぼすことなく効果的
なベイクアウトができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるベイクアウト装置の
設置状態を示す縦断面図
【図2】本発明の実施例2におけるベイクアウト装置の
設置状態を示す縦断面図
【図3】本発明の実施例3におけるベイクアウト装置の
設置状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 熱源機 2 温風機 3 床暖房装置 4 換気扇 5 サーミスター 6 VOCセンサー 9 制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、ベイクアウト機能として一般的な暖房機の
    有する機能より、高温の領域で前記室内の温度を制御す
    る制御部とを備えたベイクアウト装置。
  2. 【請求項2】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方が25℃から60℃の範囲に制御する
    制御部を備えたベイクアウト装置。
  3. 【請求項3】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方を1時間当たり20度以下の上昇速度
    で25℃から60℃の範囲に制御する制御部を備えたベ
    イクアウト装置。
  4. 【請求項4】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方を1時間当たり20度以下の下降速度
    で、運転開始前の室内温度まで下げる制御部を備えたベ
    イクアウト装置。
  5. 【請求項5】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方を1時間当たり20度以下の上昇速度
    で、25℃から60℃の範囲に制御し、前記建材の温度
    を下げるときには、1時間当たり20度以下の下降速度
    で、運転開始前の室内温度まで下げる制御部を備えたベ
    イクアウト装置。
  6. 【請求項6】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度の
    少なくとも一方を設定温度から一定幅の温度内に入るよ
    うに制御する制御部を備えたベイクアウト装置。
  7. 【請求項7】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方をあらかじめ定められた設定温度でか
    つ一定時間維持するように制御する制御部を備えたベイ
    クアウト装置。
  8. 【請求項8】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方を1時間当たり20度以下の上昇速度
    で、25℃から60℃までの範囲に制御し、前記建材の
    温度を下げるときには、1時間当たり20度以下の下降
    速度で、運転開始前の室内温度まで下げる操作を、サイ
    クリックに行う制御部を備えたベイクアウト装置。
  9. 【請求項9】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギー
    を室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度と
    前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温度
    センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温度
    の少なくとも一方を1時間当たり20度以下の上昇速度
    で、25℃から60℃までの範囲に制御し、前記建材の
    温度を下げるときには、1時間当たり20度以下の下降
    速度で、運転開始前の室内温度まで下げる操作を、6時
    間から120時間の周期でサイクリックに行う制御部を
    備えたベイクアウト装置。
  10. 【請求項10】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギ
    ーを室内に供給する加熱機と、複数の前記室内の雰囲気
    の温度と複数の前記室内の建材の温度の少なくとも一方
    を検出する温度センサーと、前記複数の室内の雰囲気の
    温度と前記建材の温度の少なくとも一方をあらかじめ定
    められた設定温度から一定幅の温度内に入るように制御
    する制御部を備えたベイクアウト装置。
  11. 【請求項11】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギ
    ーを室内に供給する加熱機と、室外の温度を検出する第
    1の温度センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記室
    内の建材の温度の少なくとも一方を検出する第2の温度
    センサーと、室外温度が所定温度以下の場合、前記室内
    の雰囲気の温度と前記建材の温度の少なくとも一方をあ
    らかじめ定められたを設定温度に維持すると共にこの維
    持する時間をあらかじめ定められた設定時間よりも長く
    するように制御する制御部を備えたベイクアウト装置。
  12. 【請求項12】熱源機と、前記熱源機からの熱エネルギ
    ーを室内に供給する加熱機と、前記室内の雰囲気の温度
    と前記室内の建材の温度の少なくとも一方を検出する温
    度センサーと、前記室内の雰囲気の温度と前記建材の温
    度の少なくとも一方を1時間当たり20度以下の上昇速
    度で、25℃から60℃までの範囲に制御し、前記建材
    の温度を下げるときには、1時間当たり20度以下の下
    降速度で、運転開始前の室内温度まで下げる操作を行
    い、その間前記各温度の履歴及び運転時間を記憶する制
    御部を備えたベイクアウト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046847A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Daikin Ind Ltd 室内空気保全方法および室内空気保全システム並びに空調機
KR100779616B1 (ko) 2006-05-22 2007-11-26 재단법인서울대학교산학협력재단 베이크아웃 제어방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006046847A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Daikin Ind Ltd 室内空気保全方法および室内空気保全システム並びに空調機
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