JPH10140889A - ウイングの戸締まり装置 - Google Patents

ウイングの戸締まり装置

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JPH10140889A
JPH10140889A JP30006196A JP30006196A JPH10140889A JP H10140889 A JPH10140889 A JP H10140889A JP 30006196 A JP30006196 A JP 30006196A JP 30006196 A JP30006196 A JP 30006196A JP H10140889 A JPH10140889 A JP H10140889A
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JP
Japan
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wing
locking
door
security
lock
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JP30006196A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Okada
勝彦 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戸窓の施錠忘れに起因した留守中の侵入犯行
のし易さや、侵入犯人の残留証拠の少なさを回避し、機
械警備システム等と組合わせた適切な防犯システムを構
築する。 【解決手段】 戸窓のバックスライド等を阻止して錠を
する施錠手段1、その施錠電気信号を機械警備システム
の施設内保安装置から成る防犯コントローラCに出力す
る施錠信号出力手段2を設け、防犯コントローラCに施
錠状況を認識させ、施錠忘れの有無を峻別できるように
して、戸窓の開閉状況のみをモニターする現状の機械警
備システムの問題を解消した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗、事務所、ビ
ル等の施設の防犯を図る際に役立つ戸窓等ウイングの戸
締まり装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる機械警備システムでは、
戸窓が閉じているか開いたかという戸窓の開閉状況をセ
ンサーで検出し、戸窓の開閉状況により戸締まりが維持
されて安心か戸締まりが破られて不法侵入があったかど
うかということをモニターするようにしている。即ち、
防犯コントローラ上での警備モードのセット以降、深夜
等に何者かによって戸窓が開かれると、これをセンサー
で検出し、警備会社の集中管理室に通報して、警備員が
遅くとも30分前後で現場に駆け付けるという体制を採
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、戸締まり時、
サブターン等を回すのを忘れて施錠しない状態のままで
もセンサーはこれを峻別できず、何ら障害なく警備モー
ドをセットできるし、集中管理室には何らの異常も通報
されない。
【0004】深夜実際に不法侵入者があった場合、結局
戸窓が開けられるため、この時点で警備会社に通報され
るが、鍵破りが不要になるため、犯行を容易に許してし
まう問題があるし、現場での犯人の目立った不審行動も
少なくなり、他人には施設に入った者が不審者か否かも
判らず、警備員到着前に逃げ去った犯人についての有力
な残留証拠、目撃証言も少なくなる問題がある。
【0005】本発明の主目的は、施錠忘れに起因した上
記問題を無くし、一層適切な防犯システムの構築に資す
ることができる戸窓等ウイングの戸締まり装置を提供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記主目的を達成するため、図1又は図7の例に示すよ
うに、ウイングWの施錠手段1と、この施錠手段1の作
動時、施錠電気信号を防犯コントローラCに出力する施
錠信号出力手段2とを有するものとした。ウイングW
は、戸、窓、シャッター等が代表的であり、自動・手動
双方を含む。防犯コントローラCは、警備会社の集中管
理室と結び、施錠しないと警備モードをセットできない
ものであったり(図2)、施錠忘れや鍵破りがあると集
中管理室に通報するものであったり(図3)、これら両
者を組合わせたものであったり(図4)、或は、施錠忘
れがあったままだと退場用の戸が開かず、外に出られな
いものであったり(図5,6)、種々の仕様がある。
【0007】請求項2記載の発明は、施錠の確実性を担
保すると共に省エネを図るため、図1又は図7の例に示
すように、ウイングWは電動式開閉機構Dを有し、施錠
手段1の作動時、電動式開閉機構Dの電源Eをオフにす
る電源オフ手段3を設けた。電動式開閉機構Dは、既存
の自動ドアと同様、電動モータや電動シリンダ(電動ア
クチュエータ)等の電動式駆動源Mを有し、マットセン
サー(加圧センサー)やタッチセンサー(接触センサ
ー)や人感知センサー(赤外線センサー)等の検出手段
と組合わせて、その検出結果に基づいてウイングWを一
定時間にわたり開くものである。
【0008】請求項3記載の発明は、施錠手段1の設置
並びに施錠信号出力手段2から取り出す施錠信号線の配
線を容易にするため、図1に示すように、ウイングWは
スライド式開閉機構Sを有し、施錠手段1は、ウイング
Wの閉時の突合わせ端と反対側のフリー端側Fに侵入し
てバックスライドを阻止するバックスライド阻止体10
を備えるものとした。スライド式開閉機構Sは、上下の
スライドレールUR,LRに沿ってウイングWを水平方
向(図1の紙面奥行き方向)に滑らせて進退移動させる
ものである。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1記載の発明では、図2〜6
に示すように、防犯コントローラCでは、ウイングWの
施錠電気信号を認識でき、少なくとも施錠忘れがあるか
どうかを峻別できる。このため、施錠忘れに起因した留
守中の侵入犯行のし易さや、侵入犯人の残留証拠等の少
なさを回避でき、適切な防犯システムの構築に資するこ
とができる。
【0010】請求項2記載の発明では、図1又は7に示
すように、施錠すると、電源オフ手段3によりウイング
Wの電動式開閉機構Dの電源Eの供給が断たれてオフに
なるため、ウイングWの閉鎖状態が確実に維持され、そ
の閉状態下でなされているウイングWの施錠状態も確実
に維持される。同時に、不要な電力消費が節約されるた
め、省エネも図れる。
【0011】請求項3記載の発明では、図1に示すよう
に、バックスライド阻止体10ひいては施錠手段1は、
床面や壁面、天井面等に直付け可能で、しかも、図2等
に示すように、人が往来する通路を避けてウイングWの
戸袋H付近に配設される。このため、施錠手段1の設置
が容易になると共に、施錠信号出力手段2から取り出す
施錠信号線の配線も、スライドレールUR,LRの内部
を通したりすることなく容易に行える。又、既存のウイ
ング設備にも容易に設置することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、自動ドアから成るウイン
グWの閉時の突合わせ端と反対側のフリー端側Fから見
た図であり、通常時、ウイングWは、人の立止まりや手
のタッチ等の検知に基づき、電動式開閉機構Dに備える
電動モータMの駆動により、スライド式開閉機構Sにお
ける上下のスライドレールUR,LRに案内されて開閉
するようになっている。
【0013】ウイングWの閉時のフリー端側Fには、そ
のフリー端側Fに侵入するバックスライド阻止体10を
備える施錠手段1を設けている。バックスライド阻止体
10は、床面に固定する台座11に突設した一対のホル
ダー12,12に、基部13を受入れ、ピン14にて連
結している。通常の自動ドアとして用いる場合には、図
中想像線の退避位置にしておくが、戸締まり時には、矢
印で示すように反転揺動させて施錠位置にし、ウイング
Wのフリー端側Fにその阻止体10の側腹を臨ませるよ
うにしている。
【0014】台座11には、施錠位置でのバックスライ
ド阻止体10底面にその接触子21を接触させてオン状
態となるリミットスイッチ20を用いた施錠信号出力手
段2を埋設している。リミットスイッチ20のオン時に
は、そのオン信号(論理「1」)を、防犯コントローラ
C並びに、電動モータM・電源E間に介装した電源オフ
手段3に出力し、防犯コントローラCに施錠状態を認識
させると共に、ウイングWの動力源を遮断するようにし
ている。
【0015】図2に平面的に示すように、実際の店舗等
の施設Pには、複数のウイングWがあり、それぞれのウ
イングWのフリー端側Fすなわち戸袋Hの近くには、施
錠手段1並びにこれに一体化されて施錠有(論理
「1」)又は無(論理「0」)を出力する施錠信号出力
手段2を設けている。各出力手段2から全施錠有の信号
が揃うと(論理積ゲートG1=論理「1」)、警備モー
ドのセットスイッチKからのセット指令が有効になり
(論理積ゲートG2=論理「1」)、防犯コントローラ
Cを構成する施設内保安装置C1から、通信回線Nを介
して警備会社の集中管理室に指令が行き、退場後留守中
の施設内ウイングWのモニターが開始される。
【0016】図2のものでは、警備モードのセット以降
は、既存の機械警備システムと同様、ウイングWの開閉
センサー4の出力をモニターしており、何れか一のウイ
ングWが不審者によって開かれると(論理積ゲートG3
=論理「0」)、集中管理室にその旨が通報される。警
備モードセット以降のモニターは従来通りであるが、警
備モードのセットには必ず全ての施錠の具備を条件とす
るため、有効な防犯が図れる。
【0017】図3のものは、施錠信号出力手段2を防犯
コントローラCを構成する施設内保安装置C1のモニタ
ー側に入力させたものであって、警備モードのセットス
イッチKをオンにすると、ウイングWの施錠状況が集中
管理室に知らされる。もし、退場時の警備モードセット
時に施錠忘れがあると、セットスイッチKオン後にこの
ことが集中管理室に知らされて、初期施錠忘れがある
旨、電話や警告ランプ・ブザー等でフィードバックされ
る。これにより、退場しようとする者は施錠忘れを是正
できる。退場後は、ウイングWの施錠状況がモニターさ
れ、有効な防犯が図れる。尚、初期施錠忘れがある旨の
警告は、集中管理室を経由させずに、施設内保安装置C
1内のチェック回路で行ってもよい。
【0018】図4のものは、施設内保安装置C1の警備
モードセット入力及びモニター入力の双方に施錠信号出
力手段2を入力させるようにしたものであって、全ウイ
ングWの施錠の具備を条件に警備モードをセットでき、
かつ、セット後はウイングWの施錠状況をモニターで
き、有効な防犯が図れる。
【0019】図5のものは、施設内保安装置C1のセッ
ト及びモニター入力は従来のものと同様とし、ウイング
Wの開閉状況をモニターするようにしているが、防犯コ
ントローラCとして、別途、施錠忘れのままだと退場用
の戸52が施設内から開かないようにした退場管理装置
C2を設けたものである。退場用の戸52は、施設Pの
屋外側の戸51並びに隔壁53,54と共に一人立入り
用のゲートゾーン5を区画している。
【0020】施設内からの退場時は、全ウイングWの施
錠を条件に退場用の施設内側の戸52が開き、ゲートゾ
ーン5内で、赤外線センサーや加圧センサー、イメージ
センサー等から成る一人検出センサー6により一名であ
ることが確認されると共に、網膜識別機(図示のも
の)、黒目の虹彩識別機、指紋識別機、声紋識別機、署
名識別機等の個人情報識別装置7により予め登録された
個人情報(網膜の血管パターン等)と照合して登録者た
ることが確認されると、屋外側の戸51を解錠して退場
できるようにしている。これは、最終退場者の退場後、
仮に施設内不法潜伏者やウイングW以外からの侵入者が
あったとしても、この者を施設内に閉じ込め、自由に外
に出られないようにするためである。
【0021】施設外からの入場時は、施設内関係者等
は、先ず、テンキー等から暗証番号を入力することによ
り屋外側の戸51を開き、ゲートゾーン5に立入る。ゲ
ートゾーン5内で、一人検出センサー6により一人であ
ること、個人識別装置7により既登録者本人であること
の双方が確認されると、施設内側の戸52が解錠され、
施設内に入場できるようになっている。このため、未登
録者や登録者との同伴入場者を厳格にカットでき、信頼
のある登録者一名のみが施設内に入場できる。入場後
は、施設内保安装置C1の警備モードを解除し、ウイン
グWの自由な開放が許される。
【0022】図6のものは、図5と同様な退場管理装置
C2の他、施設内保安装置C1にも施錠信号出力手段2
を入力させており、全ウイングWの施錠を条件に、警備
モードのセット及び退場が可能となり、最終退場者の退
場後は、ウイングWの施錠状況をモニターするようにし
ている。
【0023】図7は、施錠手段1の第2実施形態を示
し、このものでは、ウイングWの突合わせ端Tの下部
に、シリンダ15に対して上下動するピストン16をも
つ進退式の施錠手段1を設けている。つまみ17を回し
て図示位置にすることにより、ピストン16が進出し
て、下部スライドレールLR内のストッパ18の当接面
19に係止され、ウイングWのスライドが阻止され、施
錠状態となる。
【0024】ストッパ18における当接面19からの凹
入部180には、リミットスイッチ20を埋設してお
り、ピストン16の進出によりその接触子21がオンさ
れるようになっている。ウイングWが少しでもバックス
ライドすると、ピストン16はストッパ18の当接面1
9に当たり、リミットスイッチ20及びその接触子21
には直接過荷重が作用しないようになっている。
【0025】この第2実施形態も図1の第1実施形態と
同様、施錠手段1の施錠により、図2〜6に示す防犯コ
ントローラCにリミットスイッチ20から施錠信号を入
力させると同時に、スライド駆動源たる電動モータMの
電源を遮断するようにしている。そして、ウイングWの
施錠状況を防犯コントローラCに認識させ、有効な防犯
が図れるようにしている。
【0026】尚、図1の第1実施形態で、バックスライ
ド阻止体10は揺動式とする他、進退式としてもよい。
又、図1,7の各実施形態では、施錠手段1をウイング
Wの下部側に設けたが上部に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態を示す構成図。
【図2】同防犯コントローラへの第1適用例を示すブロ
ック図。
【図3】同防犯コントローラへの第2適用例を示すブロ
ック図。
【図4】同防犯コントローラへの第3適用例を示すブロ
ック図。
【図5】同防犯コントローラへの第4適用例を示すブロ
ック図。
【図6】同防犯コントローラへの第5適用例を示すブロ
ック図。
【図7】本発明第2実施形態の構成図。
【符号の説明】
1;施錠手段 2;施錠信号出力手段 3;電源オフ手段 10;バックスライド阻止体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウイングの施錠手段(1)と、この施錠
    手段(1)の作動時、施錠電気信号を防犯コントローラ
    に出力する施錠信号出力手段(2)とを有することを特
    徴とするウイングの戸締まり装置。
  2. 【請求項2】 ウイングは電動式開閉機構をもつもので
    あり、施錠手段(1)の作動時、電動式開閉機構の電源
    をオフにする電源オフ手段(3)を設けている請求項1
    記載のウイングの戸締まり装置。
  3. 【請求項3】 ウイングはスライド式開閉機構をもつも
    のであり、施錠手段(1)は、ウイングの閉時の突合わ
    せ端と反対側のフリー端側に侵入してバックスライドを
    阻止するバックスライド阻止体(10)を備える請求項
    1又は2記載のウイングの戸締まり装置。
JP30006196A 1996-11-12 1996-11-12 ウイングの戸締まり装置 Pending JPH10140889A (ja)

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JP30006196A JPH10140889A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 ウイングの戸締まり装置

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JP30006196A JPH10140889A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 ウイングの戸締まり装置

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JPH10140889A true JPH10140889A (ja) 1998-05-26

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ID=17880234

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JP30006196A Pending JPH10140889A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 ウイングの戸締まり装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260585A (ja) * 2006-04-13 2006-09-28 Pro Sensor Kk 侵害防除方法及びシステム並びに装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260585A (ja) * 2006-04-13 2006-09-28 Pro Sensor Kk 侵害防除方法及びシステム並びに装置

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