JPH1014084A - ディジタルリレーの自動監視方式 - Google Patents

ディジタルリレーの自動監視方式

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Publication number
JPH1014084A
JPH1014084A JP8165493A JP16549396A JPH1014084A JP H1014084 A JPH1014084 A JP H1014084A JP 8165493 A JP8165493 A JP 8165493A JP 16549396 A JP16549396 A JP 16549396A JP H1014084 A JPH1014084 A JP H1014084A
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JP
Japan
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failure
signal
count
output
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP8165493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Matsui
俊章 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH1014084A publication Critical patent/JPH1014084A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル入出力部の間欠故障検出には、故
障発生期間をTF,監視期間をT,故障発生期間の総和
値ΣTFとしてΣTF/Tの値が所定値になったとき外部
警報を出力する方式がある。外部入力に状態の変化があ
り過渡的に不正な状態が発生した場合、故障として検出
し、故障発生期間に積算されるおそれがある。 【解決手段】 ディジタル入出力部の故障以外に不正な
状態が発生するのは、リレーや外部入力の状態変化の過
渡時のみであることに着目し、この故障以外の不正な状
態は故障回数から減じて故障の回数のみをカウントし
て、そのカウント数が所定の判定数nに達したとき異常
出力を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルリレー
の自動監視方式に関し、特に、間欠故障の検出に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタルリレーの故障の中で、特に、
故障が間欠的に発生する間欠故障は、故障の発生と元の
機能の自然な回復を交互に繰り返すため、故障箇所の発
見が困難である。
【0003】そこで、「電気協同研究,第50巻第1
号,“第二世代ディジタルリレー”,第4章」におい
て、従来の監視方式に故障発生頻度監視を付加して間欠
故障を確実に検出することが提案されている。
【0004】この故障発生頻度監視方式は、自動監視で
発見できなかった間欠故障は巡視点検時や、定期点検時
にその場で発見されていることなどを考慮して改善策が
講じられ、図4に示すように、故障発生期間をTF1
し、監視期間Tを1日とし、この1日の故障発生期間の
総和ΣTF1が1.7秒以上のとき外部警報を出力して間
欠故障を検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の故障発生期間
(時間)を積算して検出する方式の場合は、故障モード
によって発生から検出までに時間がかかる場合も考えら
れる。一般的に間欠故障は発生サイクルが不安定と考え
られるので、故障モードの継続時間が短いと故障検出時
間が長くなる。特に、ディジタル入出力信号(DI/
O)の監視については、故障検出時間が長いことによる
不具合も考えられる。
【0006】例えば、再閉路など制御シーケンスに導入
される入力の間欠故障により、誤不動作,誤動作が考え
られ、また、自動点検が行われると、入出力の不安定動
作により、予期しない動作となり、最悪不必要出力が行
われることも考えられる。
【0007】しかし、ディジタル入出力は、状態変化時
に必ず不正な状態が発生するため、これを回避するため
の積算検出方式を採らざるを得なかった。
【0008】以上の点に鑑み、本発明は間欠故障の検出
時間の短縮を図ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】ディジタルリレーにおい
て、ディジタル入出力の故障以外に不正な状態が発生す
るのは、リレーあるいは外部入力に状態変化があるとき
の過渡時のみであることに着目し、本発明はこの過渡時
の検出を故障検出の回数から除外するようにして、間欠
故障を故障発生の検出回数で検出できるようにするもの
である。
【0010】具体的には、不正状態検出手段と正常状態
検出手段とを設け、この不正状態検出手段の検出信号の
有,無を判定して“有”のときはこれをカウントし、次
に、正常状態検出手段の検出信号の有無を判定し、
“有”のときは前回のカウントをキャンセルし、“無”
のときは、異常判定手段で、キャンセルされないカウン
ト数があらかじめ定めた判定数に達しているか否かを判
定して達しているとき異常出力を出すようにして故障発
生回数のみ検出することで、結果的に故障検出時間を短
縮するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0012】故障等の不正な状態は、主に、ディジタル
入出力部からの出力信号が無いのにアンサ信号が発生し
たり、それとは逆に出力信号があるにもかかわらずアン
サ信号が無い状態である。しかし、故障ではないがリレ
ーや外部入力に状態変化があるとき、過渡的に不正な状
態と同様の現象を生ずることがある。本発明は、この過
渡的な不正状態は故障回数のカウントから除外して故障
時の不正状態の回数のみをカウントして、このカウント
数があらかじめ定めた判定数(回数)に達したとき異常
信号を出すようにしたものである。
【0013】図1は、この間欠故障検出フローで、ステ
ップS1で常時、不正状態発生(立ち上がり)の有無を
検出している。
【0014】不正状態が発生し不正検出信号を検知した
ときは、ステップS2でカウンタを歩進して1を加え
る。
【0015】次に、ステップS3で正常状態の変化(状
変)か否かを判定する。正常状態の状変の場合は、前回
カウントしたカウント数から1を減ずる(ステップS
4)。正常な状変でないときは、ステップS5の異常判
定部で、カウンタのカウント積算値が、あらかじめ定め
た判定数nと比較し、nと同じかそれ以上となったとき
ステップS6から異常信号を出力する。
【0016】図2は、図1の検出フロー内の条件判定の
具体例の回路図、図3はそのタイムチャートを示す。
【0017】図2において、1はAND回路で、ディジ
タル入出力部からの出力信号OSと外部回路からのアン
サ信号ASを入力し、その出力は第1のOR回路2およ
び第1の単発マルチ回路3を介して第2のOR回路4に
入力する。5はNOR回路で、出力信号OSとアンサ信
号ASを入力し、その出力は第1のOR回路2および第
2の単発マルチ回路7を介して第2のOR回路4に入力
する。8はNOT回路で第1のOR回路2の出力信号を
反転して第3の単発マルチ回路9を介して不正状態信号
Sを出力し、図示省略のカウンタを歩進させる。NS
正状態信号を示す。
【0018】次に動作を説明すると、今、不正状態が発
生して出力信号OSが入力されているにかかわらずアン
サ信号ASが無い場合は、AND回路1の出力は
“0”、NOR回路5の出力も“0”となるため、第1
のOR回路2の出力は“0”となり、NOT回路8で反
転され、第3の単発マルチ回路9から不正状態信号FS
が出力される。このとき正状態信号NSは第2のOR回
路4に入力する両信号が“0”のため出力を出さない。
【0019】また、出力信号OSが無いにもかかわらず
アンサ信号ASが発生した場合は、上記と全く同じ作用
で不正状態信号が出される。
【0020】一方、正状態で出力信号OSとアンサ信号
Sの両信号が同時にある場合又は同時に無い場合は、
第2のOR回路4から正状態信号NSが出力される。
【0021】次に、故障の発生ではないが、リレーある
いは外部入力に状態変化があり、過渡的に動作の遅れな
どで不正状態と同じ状態を呈する場合がある。
【0022】即ち、図3に示すように、出力信号OS
アンサ信号ASとに時間的なずれを生ずると、最初に出
力信号OSのみとなり不正状態発生と同様に不正状態信
号FSが発生してカウンタを歩進し、次に両信号が重な
った状態で正状態信号NSが出力し、信号の終わりの方
でアンサ信号ASのみとなって不正状態信号FSが出力さ
れる。
【0023】かかる場合本発明においては、図1で説明
したように、最初の不正状態信号によって1加算された
カウント数は、次の正状態信号NSによって減算され、
故障検出回数には除外されて加算されない。従って、図
1のステップS5で判定数nと比較されるカウンタのカ
ウント数は、故障による不正状態の発生数となる。
【0024】従来の故障発生期間を積算する方式では、
図3のTF1とTF2も積算される。
【0025】なお、監視項目としては、リレーなどの他
に入出力不一致監視,ディジタル入力部2重化不一致監
視,タップ設定監視等がある。
【0026】
【発明の効果】従来、間欠故障を故障の回数により検出
しようとしても、故障以外に、リレーや外部入力の状態
変化により過渡的に不正な状態と同じ現象が発生する場
合があるので、検出回数では故障を判定できなかった項
目に対して、装置の状態や外部の状態の状態変化によ
り、検出回数を減じたり、クリアすることにより過渡的
不正状態による検出を排除して、検出回数で間欠故障を
検出するようにしたので、故障発生期間の長,短、不安
定な故障に対して速やかに故障を検出することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間欠故障検出フロー図。
【図2】本発明の動作説明図。
【図3】本発明説明用のタイムチャート。
【図4】従来の間欠故障検出の説明図。
【符号の説明】
1…AND回路 2,4…OR回路 3,7,9…単発マルチ回路 5…NOR回路 8…NOT回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルリレーの入出力回路の間欠故
    障を検出する自動監視方式において、 前記入出力回路の故障を、不正な状態の発生回数をカウ
    ントして検出するとともに、リレー又は外部入力の過渡
    的な不正な状態を検出して前記のカウントから除外し、
    故障による不正な状態のみをカウントして所定のカウン
    ト数に達したとき異常信号を出力するようにしたことを
    特徴とするディジタルリレーの自動監視方式。
  2. 【請求項2】 ディジタルリレーの入出力回路の間欠故
    障を検出する自動監視方式において、 不正状態検出手段と正常状態検出手段とを設け、この不
    正状態検出手段の検出信号の有,無を判定して“有”の
    ときはこれをカウントし、次に、正常状態検出手段の検
    出信号の有無を判定し、“有”のときは前回のカウント
    をキャンセルし、“無”のときは、異常判定手段で、キ
    ャンセルされないカウント数があらかじめ定めた判定数
    に達しているか否かを判定して達しているとき異常出力
    を出すようにしたことを特徴とするディジタルリレーの
    自動監視方式。
JP8165493A 1996-06-26 1996-06-26 ディジタルリレーの自動監視方式 Pending JPH1014084A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8165493A JPH1014084A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 ディジタルリレーの自動監視方式

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JPH1014084A true JPH1014084A (ja) 1998-01-16

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ID=15813452

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8165493A Pending JPH1014084A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 ディジタルリレーの自動監視方式

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JP (1) JPH1014084A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108931948A (zh) * 2017-05-23 2018-12-04 欧姆龙株式会社 通信装置及通信系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108931948A (zh) * 2017-05-23 2018-12-04 欧姆龙株式会社 通信装置及通信系统

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