JPH10140718A - 外壁パネル取付工法 - Google Patents
外壁パネル取付工法Info
- Publication number
- JPH10140718A JPH10140718A JP30489596A JP30489596A JPH10140718A JP H10140718 A JPH10140718 A JP H10140718A JP 30489596 A JP30489596 A JP 30489596A JP 30489596 A JP30489596 A JP 30489596A JP H10140718 A JPH10140718 A JP H10140718A
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- JP
- Japan
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- wall panel
- crane
- guide rail
- rail
- guide
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外壁パネルをタワークレーン等のクレーンで
吊り込む際に、風が吹いた場合やワイヤーの捩じれやク
レーンが異常な動きをした場合でも、大振れ、または回
転などの異常な動きをすることなく、移動コースも一定
なので越境などのおそれもなく、万一、外壁パネルが落
下した場合でも破壊を局部的な範囲に留めることがで
き、安全性が高く、作業も迅速に行うことができる。 【解決手段】 まだ、外壁パネル８を取り付けていない
建物部分に上下方向のガイド用レール５を取付け、クレ
ーンで吊支した外壁パネル８の吊り治具６をこのガイド
用レール５に係合させて降下させることにより吊り治具
６を介して外壁パネル８を建て込む。
吊り込む際に、風が吹いた場合やワイヤーの捩じれやク
レーンが異常な動きをした場合でも、大振れ、または回
転などの異常な動きをすることなく、移動コースも一定
なので越境などのおそれもなく、万一、外壁パネルが落
下した場合でも破壊を局部的な範囲に留めることがで
き、安全性が高く、作業も迅速に行うことができる。 【解決手段】 まだ、外壁パネル８を取り付けていない
建物部分に上下方向のガイド用レール５を取付け、クレ
ーンで吊支した外壁パネル８の吊り治具６をこのガイド
用レール５に係合させて降下させることにより吊り治具
６を介して外壁パネル８を建て込む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＰＣ（プレキャス
トコンクリート）カーテンウォール等の外壁パネルを建
物躯体の骨組に取付ける工法に関するものである。
トコンクリート）カーテンウォール等の外壁パネルを建
物躯体の骨組に取付ける工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＰＣＣＷ（カーテンウォール）等の外壁
パネルを初めとして鉄骨等重量のある建築資材を吊り込
む場合に、タワークレーン等で吊り上げて取付ける作業
を行う。風の影響やクレーンの動きにともなう慣性力に
よって、吊り荷が回転することが多く、安全面と作業効
率面から改善が求められる。特に、下方近隣に高速道路
等の交通施設があるような場合は、高い安全性が要求さ
れる。
パネルを初めとして鉄骨等重量のある建築資材を吊り込
む場合に、タワークレーン等で吊り上げて取付ける作業
を行う。風の影響やクレーンの動きにともなう慣性力に
よって、吊り荷が回転することが多く、安全面と作業効
率面から改善が求められる。特に、下方近隣に高速道路
等の交通施設があるような場合は、高い安全性が要求さ
れる。
【０００３】このようなクレーン吊りの吊り荷の姿勢制
御装置としては、Ｘ軸に置かれたフライホイールを高速
度で回転させ、Ｙ軸回りに与える角速度を制御すること
で、Ｚ軸まわりにジャイロモーメントを発生させるジャ
イロ装置を設け、このジャイロ装置で吊り荷を回転駆動
するものや、ガソリンエンジンを駆動源とする旋回ブロ
アーを両端に設け、このブロアーの出力で吊り荷を回転
駆動するものなどがある。
御装置としては、Ｘ軸に置かれたフライホイールを高速
度で回転させ、Ｙ軸回りに与える角速度を制御すること
で、Ｚ軸まわりにジャイロモーメントを発生させるジャ
イロ装置を設け、このジャイロ装置で吊り荷を回転駆動
するものや、ガソリンエンジンを駆動源とする旋回ブロ
アーを両端に設け、このブロアーの出力で吊り荷を回転
駆動するものなどがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記吊り荷の姿勢制御
装置を設けるものでは、いずれもその操作を無線遠隔操
作によることになり、熟練性が要求されるし、静止させ
るのに時間がかかる。
装置を設けるものでは、いずれもその操作を無線遠隔操
作によることになり、熟練性が要求されるし、静止させ
るのに時間がかかる。
【０００５】しかも仮に落下を生じた場合は地上まで止
まることがない。さらに、回転を止めることが主となる
ので、吊り位置自体はクレーンブームの動きに頼ること
になり、オペレータのうっかり操作で作業エリアから越
境するおそれもある。
まることがない。さらに、回転を止めることが主となる
ので、吊り位置自体はクレーンブームの動きに頼ること
になり、オペレータのうっかり操作で作業エリアから越
境するおそれもある。
【０００６】本発明の目的は前記従来例を解消し、タワ
ークレーン等のクレーンで吊り込む際に、風が吹いた場
合やワイヤーの捩じれやクレーンが異常な動きをした場
合でも、外壁パネルが大振れ、または回転などの異常な
動きをすることなく、移動コースも一定なので越境など
のおそれもなく、万一、外壁パネルが落下した場合でも
破壊を局部的な範囲に留めることができ、安全性が高
く、作業も迅速に行うことができる外壁パネル取付工法
を提供することにある。
ークレーン等のクレーンで吊り込む際に、風が吹いた場
合やワイヤーの捩じれやクレーンが異常な動きをした場
合でも、外壁パネルが大振れ、または回転などの異常な
動きをすることなく、移動コースも一定なので越境など
のおそれもなく、万一、外壁パネルが落下した場合でも
破壊を局部的な範囲に留めることができ、安全性が高
く、作業も迅速に行うことができる外壁パネル取付工法
を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、まだ、外壁パネルを取り付けていな
い建物部分に上下方向のガイド用レールを取付け、クレ
ーンで吊支した外壁パネルの吊り治具をこのガイド用レ
ールに係合させて降下させることにより吊り治具を介し
て外壁パネルを建て込むこと、または、クレーンで吊支
した外壁パネルを直接このガイド用レールに係合させて
降下させることを要旨とするものである。
するため、第１に、まだ、外壁パネルを取り付けていな
い建物部分に上下方向のガイド用レールを取付け、クレ
ーンで吊支した外壁パネルの吊り治具をこのガイド用レ
ールに係合させて降下させることにより吊り治具を介し
て外壁パネルを建て込むこと、または、クレーンで吊支
した外壁パネルを直接このガイド用レールに係合させて
降下させることを要旨とするものである。
【０００８】第２に、吊り治具は前後で外壁パネルの吊
り位置を建物側へと変化させることができること、第３
に、吊り治具は奥行き幅があり、外壁パネルの吊り位置
を変化させる機構は、初めに前側で短く吊支し、後で奥
側の長い吊支に変更すること、もしくは、横スライド伸
縮機構によることを要旨とするものである。
り位置を建物側へと変化させることができること、第３
に、吊り治具は奥行き幅があり、外壁パネルの吊り位置
を変化させる機構は、初めに前側で短く吊支し、後で奥
側の長い吊支に変更すること、もしくは、横スライド伸
縮機構によることを要旨とするものである。
【０００９】請求項１記載の本発明によれば、外壁パネ
ルは吊り治具を建物部分に設けたガイド用レールに係合
させて降下させるので、この吊り治具はガイド用レール
によって、外壁パネルが大振れ、または回転などの異常
な動きをすることなく、移動コースもこのガイド用レー
ルに拘束されて一定なので越境などのおそれもなくな
る。
ルは吊り治具を建物部分に設けたガイド用レールに係合
させて降下させるので、この吊り治具はガイド用レール
によって、外壁パネルが大振れ、または回転などの異常
な動きをすることなく、移動コースもこのガイド用レー
ルに拘束されて一定なので越境などのおそれもなくな
る。
【００１０】また、万一、外壁パネルが落下した場合で
も、ガイド用レールに沿って落下し、ガイド最下部で止
まり、破壊も局部的な範囲に留まる。
も、ガイド用レールに沿って落下し、ガイド最下部で止
まり、破壊も局部的な範囲に留まる。
【００１１】さらに、故障の場合でも、各構成要素は外
壁の取付け前の位置にあるため、修理または補修などの
回復作業が容易である。
壁の取付け前の位置にあるため、修理または補修などの
回復作業が容易である。
【００１２】請求項２記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、外壁パネルが取付け高さに来たときに、この
外壁パネルを建物躯体側に近づけることができ、そのま
ま取付けることができる。
に加えて、外壁パネルが取付け高さに来たときに、この
外壁パネルを建物躯体側に近づけることができ、そのま
ま取付けることができる。
【００１３】請求項３〜請求項４記載の本発明によれ
ば、それぞれ、外壁パネルの吊り位置を変化させる機構
として、簡単かつ合理的なものを提示するものである。
ば、それぞれ、外壁パネルの吊り位置を変化させる機構
として、簡単かつ合理的なものを提示するものである。
【００１４】請求項５記載の本発明によれば、前記請求
項１と同じく、外壁パネルは建物部分に設けたガイド用
レールに係合させて降下させるので、大振れ、または回
転などの異常な動きをすることなく、移動コースもこの
ガイド用レールに拘束されて一定なので越境などのおそ
れもなくなる。また、ガイド用レールを外壁パネル取付
けに関連する本設として利用することも可能である。
項１と同じく、外壁パネルは建物部分に設けたガイド用
レールに係合させて降下させるので、大振れ、または回
転などの異常な動きをすることなく、移動コースもこの
ガイド用レールに拘束されて一定なので越境などのおそ
れもなくなる。また、ガイド用レールを外壁パネル取付
けに関連する本設として利用することも可能である。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の外壁パネル取
付工法の第１実施形態を示す側面図、図２は同上平面図
で、図中１は建物の骨組みを構成する鉄骨柱（ボックス
柱）、２は鉄骨梁である。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の外壁パネル取
付工法の第１実施形態を示す側面図、図２は同上平面図
で、図中１は建物の骨組みを構成する鉄骨柱（ボックス
柱）、２は鉄骨梁である。
【００１６】このような建物の骨組みで、まだ、外壁パ
ネルを取り付けていない部分のうち、鉄骨柱１の外部側
面に長さ方向に沿って、断続的に並ぶ縦板３の先端に円
形条４を形成した上下方向のガイド用レール５を取付け
た。図５にその詳細を示すが、縦板３は鉄骨柱１の面に
溶接したフランジにボルト止め等で取り付ける。このガ
イド用レール５は予め鉄骨柱１の部材に設けておき、鉄
骨柱１の建方とともにセットできるようにしてもよい
し、また、鉄骨柱１を取り付けた後で設けるようにして
もよい。
ネルを取り付けていない部分のうち、鉄骨柱１の外部側
面に長さ方向に沿って、断続的に並ぶ縦板３の先端に円
形条４を形成した上下方向のガイド用レール５を取付け
た。図５にその詳細を示すが、縦板３は鉄骨柱１の面に
溶接したフランジにボルト止め等で取り付ける。このガ
イド用レール５は予め鉄骨柱１の部材に設けておき、鉄
骨柱１の建方とともにセットできるようにしてもよい
し、また、鉄骨柱１を取り付けた後で設けるようにして
もよい。
【００１７】図中６はクレーンで吊支する吊り治具で、
Ｈ型鋼等の鋼材で、前ビーム６ａと後ビーム６ｂを直交
する連結ビーム６ｃで結合して、水平な枠体として組立
てて、全体に奥行き幅があるものとした。
Ｈ型鋼等の鋼材で、前ビーム６ａと後ビーム６ｂを直交
する連結ビーム６ｃで結合して、水平な枠体として組立
てて、全体に奥行き幅があるものとした。
【００１８】この吊り治具６の背面側には、前記円形条
４を両側から挟み込み可能な転子７ａ，７ａ′を取付け
た係合部７を前記鉄骨柱１のガイド用レール５間の幅と
見合うように左右に設ける。
４を両側から挟み込み可能な転子７ａ，７ａ′を取付け
た係合部７を前記鉄骨柱１のガイド用レール５間の幅と
見合うように左右に設ける。
【００１９】また、吊り治具６にＰＣ（プレキャストコ
ンクリート）カーテンウォール等の外壁パネル８を吊り
下げるに際し、前ビーム６ａでの前側ではワイヤーブロ
ック等の長さ調節機構９を介して短く吊支し、後ビーム
６ｂでの後側は吊りワイヤーを弛ませておくようにし
た。
ンクリート）カーテンウォール等の外壁パネル８を吊り
下げるに際し、前ビーム６ａでの前側ではワイヤーブロ
ック等の長さ調節機構９を介して短く吊支し、後ビーム
６ｂでの後側は吊りワイヤーを弛ませておくようにし
た。
【００２０】このようにして、吊り治具６をクレーンで
吊支することで外壁パネル８を吊り上げ、係合部７を鉄
骨柱１のガイド用レール５に係合させながら、吊り降ろ
していく。外壁パネル８は図６に示すように窓用の開口
を設けた厚みのあるものである。
吊支することで外壁パネル８を吊り上げ、係合部７を鉄
骨柱１のガイド用レール５に係合させながら、吊り降ろ
していく。外壁パネル８は図６に示すように窓用の開口
を設けた厚みのあるものである。
【００２１】前記吊り治具６は左右がガイド用レール５
に導かれ、この吊り治具６に吊られている外壁パネル８
も大振れ、または回転などの異常な動きをすることな
く、移動コースもこのガイド用レール５に拘束されて一
定なので越境などのおそれもない。
に導かれ、この吊り治具６に吊られている外壁パネル８
も大振れ、または回転などの異常な動きをすることな
く、移動コースもこのガイド用レール５に拘束されて一
定なので越境などのおそれもない。
【００２２】そして、取付け高さの位置まで降下してき
たならば、長さ調節機構９の部分を操作して、外壁パネ
ル８を吊支している前側でのワイヤーの長さを後側のワ
イヤーよりも長くすれば、必然的に吊支は後側のワイヤ
ーに移行され、吊支点が吊り治具６の後ビーム６ｂでの
後側に移動するので、図１に鎖線に示すように外壁パネ
ル８を建物躯体側に近づけてそのまま取付けることがで
きる。
たならば、長さ調節機構９の部分を操作して、外壁パネ
ル８を吊支している前側でのワイヤーの長さを後側のワ
イヤーよりも長くすれば、必然的に吊支は後側のワイヤ
ーに移行され、吊支点が吊り治具６の後ビーム６ｂでの
後側に移動するので、図１に鎖線に示すように外壁パネ
ル８を建物躯体側に近づけてそのまま取付けることがで
きる。
【００２３】図３、図４は本発明の第２実施形態を示す
もので、このように吊り治具６における外壁パネル８の
吊り位置を変化させる機構として、係合部７を構成する
脚をエアーシンリダ13で形成し、この部分が横スライド
伸縮機構として伸縮できるようにした。この場合は吊り
治具６は奥行きの必要がなく、単一のビームでよい。
もので、このように吊り治具６における外壁パネル８の
吊り位置を変化させる機構として、係合部７を構成する
脚をエアーシンリダ13で形成し、この部分が横スライド
伸縮機構として伸縮できるようにした。この場合は吊り
治具６は奥行きの必要がなく、単一のビームでよい。
【００２４】この他図示は省略するが、吊り治具６の奥
行き方向にレール等を設け、ここをカーテンのようにス
ライドさせたり、ワイヤー等で引き込む横引き込み機構
として形成するようなことも考えられる。
行き方向にレール等を設け、ここをカーテンのようにス
ライドさせたり、ワイヤー等で引き込む横引き込み機構
として形成するようなことも考えられる。
【００２５】また、吊り治具６に吊る外壁パネル８は図
７に示すように１枚を対象とするものでもよいが、第３
実施形態として図８に示すように縦並びで複数を同時に
吊り下げ、または、第４実施形態として図９に示すよう
に横並びで複数を同時に吊り下げるようにしてもよい。
７に示すように１枚を対象とするものでもよいが、第３
実施形態として図８に示すように縦並びで複数を同時に
吊り下げ、または、第４実施形態として図９に示すよう
に横並びで複数を同時に吊り下げるようにしてもよい。
【００２６】さらに、第５実施形態として、ガイド用レ
ール５の形状は、図10に示すようにチャンネル状とする
ことや、第６実施形態として、図11に示すようにＨ型、
もしくはその他の形状とすることも可能である。チャン
ネル状とする場合にはチャンネル鋼材を、Ｈ型とする場
合はＨ型鋼材を使用する。
ール５の形状は、図10に示すようにチャンネル状とする
ことや、第６実施形態として、図11に示すようにＨ型、
もしくはその他の形状とすることも可能である。チャン
ネル状とする場合にはチャンネル鋼材を、Ｈ型とする場
合はＨ型鋼材を使用する。
【００２７】このようなガイド用レール５に係合する吊
り治具６側に設ける係合部７も、それに合わせてチャン
ネル状レールの場合は橇状部材、Ｈ型レールの場合はチ
ャンネル部材とすればよい。
り治具６側に設ける係合部７も、それに合わせてチャン
ネル状レールの場合は橇状部材、Ｈ型レールの場合はチ
ャンネル部材とすればよい。
【００２８】前記のごとくガイド用レール５を種々のも
のに選択できる可能性があることから、本発明の更に第
７実施形態として図12に示すように外壁パネル８に係合
部７を設けて、この外壁パネル８を直接ガイド用レール
５に係合させて降下させるようにした。図示の実施形態
ではガイド用レール５はＴ型のものとし、これに外壁パ
ネル８の左右端に設けた鉤型の係合部７を係合させた
が、ガイド用レール５をチャンネル状に、係合部７を橇
状としてもよい。
のに選択できる可能性があることから、本発明の更に第
７実施形態として図12に示すように外壁パネル８に係合
部７を設けて、この外壁パネル８を直接ガイド用レール
５に係合させて降下させるようにした。図示の実施形態
ではガイド用レール５はＴ型のものとし、これに外壁パ
ネル８の左右端に設けた鉤型の係合部７を係合させた
が、ガイド用レール５をチャンネル状に、係合部７を橇
状としてもよい。
【００２９】外壁パネル８を直接ガイド用レール５に係
合させることにより、このガイド用レール５を本設とし
て使用し、外壁パネル８の固定部材として兼用すること
も可能となる。
合させることにより、このガイド用レール５を本設とし
て使用し、外壁パネル８の固定部材として兼用すること
も可能となる。
【００３０】
【発明の効果】以上述べたように本発明の外壁パネル取
付工法は、外壁パネルをタワークレーン等のクレーンで
吊り込む際に、風が吹いた場合やワイヤーの捩じれやク
レーンが異常な動きをした場合でも、大振れ、または回
転などの異常な動きをすることなく、移動コースも一定
なので越境などのおそれもなく、万一、外壁パネルが落
下した場合でも破壊を局部的な範囲に留めることがで
き、安全性が高く、作業も迅速に行うことができるもの
である。
付工法は、外壁パネルをタワークレーン等のクレーンで
吊り込む際に、風が吹いた場合やワイヤーの捩じれやク
レーンが異常な動きをした場合でも、大振れ、または回
転などの異常な動きをすることなく、移動コースも一定
なので越境などのおそれもなく、万一、外壁パネルが落
下した場合でも破壊を局部的な範囲に留めることがで
き、安全性が高く、作業も迅速に行うことができるもの
である。
【図１】本発明の外壁パネル取付工法の第１実施形態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図２】本発明の外壁パネル取付工法の第１実施形態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図３】本発明の外壁パネル取付工法の第２実施形態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図４】本発明の外壁パネル取付工法の第２実施形態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図５】ガイド用レールの第１例の詳細を示す平面図で
ある。
ある。
【図６】外壁パネルの一例を示す斜視図である。
【図７】本発明の外壁パネル取付工法の第１実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図８】本発明の外壁パネル取付工法の第３実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図９】本発明の外壁パネル取付工法の第４実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図１０】第５実施形態として、ガイド用レールの第２
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図１１】第６実施形態として、ガイド用レールの第３
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図１２】本発明の外壁パネル取付工法の第７実施形態
を示す要部の平面図である。
を示す要部の平面図である。
１…鉄骨柱 ２…鉄骨梁 ３…縦板 ４…円形条 ５…ガイド用レール ６…吊り治具 ６ａ…前ビーム ６ｂ…後ビーム ６ｃ…連結ビーム ７…係合部 ７ａ，７ａ′…転子 ８…外壁パネル ９…長さ調節機構 10…巻取り装置 11…ワイヤー 12…ガイドローラ 13…エアーシリンダ
フロントページの続き (72)発明者 飯村 一彦 東京都港区元赤坂一丁目３番８号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 今倉 章好 東京都港区元赤坂一丁目３番８号 鹿島建 設株式会社東京支店内
Claims (5)
- 【請求項１】 まだ、外壁パネルを取り付けていない建
物部分に上下方向のガイド用レールを取付け、クレーン
で吊支した外壁パネルの吊り治具をこのガイド用レール
に係合させて降下させることにより吊り治具を介して外
壁パネルを建て込むことを特徴とした外壁パネル取付工
法。 - 【請求項２】 吊り治具は、前後で外壁パネルの吊り位
置を建物側へと変化させることができる請求項１記載の
外壁パネル取付工法。 - 【請求項３】 吊り治具は奥行き幅があり、外壁パネル
の吊り位置を変化させる機構は、初めに前側で短く吊支
し、後で奥側の長い吊支に変更する請求項２記載の外壁
パネル取付工法。 - 【請求項４】 外壁パネルの吊り位置を変化させる機構
は、横スライド伸縮機構による請求項２記載の外壁パネ
ル取付工法。 - 【請求項５】 まだ、外壁パネルを取り付けていない建
物部分に上下方向のガイド用レールを取付け、クレーン
で吊支した外壁パネルをこのガイド用レールに係合させ
て降下させることを特徴とした外壁パネルガイド取付工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30489596A JP3235718B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 外壁パネル取付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30489596A JP3235718B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 外壁パネル取付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140718A true JPH10140718A (ja) | 1998-05-26 |
| JP3235718B2 JP3235718B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=17938586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30489596A Expired - Fee Related JP3235718B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 外壁パネル取付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3235718B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030096870A (ko) * | 2002-06-18 | 2003-12-31 | 삼성물산 주식회사 | 일 방향 이동이 가능한 커튼 월 설치장치 및 이를 이용한커튼 월 설치방법 |
| CN103061440A (zh) * | 2013-01-10 | 2013-04-24 | 上海龙展装饰工程有限公司 | 风动幕墙 |
| KR101303148B1 (ko) * | 2012-04-12 | 2013-09-09 | 현대알루미늄(주) | 커튼 월 시공방법 |
| WO2016167706A1 (en) * | 2015-04-13 | 2016-10-20 | Brunkeberg Systems Ab | A lifting jig for lifting elements along the fagade of a building |
| JP2018111964A (ja) * | 2017-01-10 | 2018-07-19 | 日本データーサービス株式会社 | 補修用型枠パネル、補修用型枠システムおよびこれを用いた水中構造物補修工法 |
| JP2020190101A (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | Ykk Ap株式会社 | カーテンウォール |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP30489596A patent/JP3235718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101303148B1 (ko) * | 2012-04-12 | 2013-09-09 | 현대알루미늄(주) | 커튼 월 시공방법 |
| CN103061440A (zh) * | 2013-01-10 | 2013-04-24 | 上海龙展装饰工程有限公司 | 风动幕墙 |
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