JPH1014013A - 電気自動車及びその駆動電源装置 - Google Patents

電気自動車及びその駆動電源装置

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JPH1014013A
JPH1014013A JP17591196A JP17591196A JPH1014013A JP H1014013 A JPH1014013 A JP H1014013A JP 17591196 A JP17591196 A JP 17591196A JP 17591196 A JP17591196 A JP 17591196A JP H1014013 A JPH1014013 A JP H1014013A
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JP
Japan
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secondary battery
battery
power supply
lithium
lithium ion
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JP17591196A
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Tsutomu Miyasaka
力 宮坂
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動電源装置の改良によって、走行性能と安
全性そしてコストパフォーマンスの三点で最もバランス
のとれた駆動電源を搭載した回生制動が可能な電気自動
車を提供する。 【解決手段】 調温装置を具備し、スピネル型リチウム
マンガン酸化物を正極活物質とする積層型リチウムイオ
ン二次電池からなる駆動用主電源と非リチウム系二次電
池、太陽電池あるいは燃料電池などの補助電源とを組合
せてなる駆動電源装置、そしてその駆動電源装置を搭載
した回生制動が可能な電気自動車用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行性能と安全性
そしてコストパフォーマンスの三点で最もバランスのと
れた駆動電源装置を搭載した回生制動が可能な電気自動
車、そしてその駆動電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原油を一度精製して得るガソリンを燃焼
させて駆動する自動車に対して、原油を直接使った火力
発電で得る電力を充放電に利用して駆動する電気自動車
は、原油重量当たりの走行距離の効率の点でガソリンエ
ンジン車に比べてはるかに優れており、大気汚染防止の
目的からも実用化のための開発が活発化している。電気
自動車の開発においては、充電当たりの走行レンジ(航
続距離)を長くすること、車体を軽量化して加速性能を
高めるなどコストパーフォーマンス向上のための対策を
図ること、そして高エネルギーの電力の使用にかかわる
走行時の安全性を高めることが当面の大きな課題となっ
ている。以上の三点はモータの性能改善にも依存する
が、搭載する駆動電源の電池の基本性能とその使用方法
の改善に依存するところが大きい。例えば、走行レンジ
を長くするためには搭載する電池の電気容量を大きくす
ることが必要であり、この結果、電池は電気自動車の動
力系統で最もスペースと重量を要するものとなってしま
う。特開昭52−35025号公報、特開平7−478
42号公報などには、車体フレームに対して電池をより
コンパクトに収納するための方法が提案されている。基
本的には、コンパクト化は電池単体の体積/容量比を減
じることで最大の効果を得ることができる。さらに電池
単体の重量/容量比を減じることによっても車体の軽量
化を図ることができる。電池の基本性能とその使用方法
に要求される改善点は大きく分けて二つあり、その一つ
は電池自体の体積当たりの容量を高めて電池をコンパク
ト化し、自動車に搭載可能な電池総容量を大きくするこ
とであり、他の一つは充放電の効率を向上させるととも
に走行距離当たりの電池エネルギーの消費率を低くして
一回の充電操作当たりの航続距離を延ばすことである。
電池のコンパクト化の目的で特にすぐれた電池類として
はリチウムイオン二次電池がある。これらのなかでも、
3〜4Vの電圧を出力する高電圧、高エネルギー型の電
池では、正極にコバルト酸リチウム、負極に黒鉛類など
の炭素質材料を用いたときに200〜300Wh/Lの
エネルギー密度を与え、一般の鉛/酸電池(およそ10
0Wh/L)に対して2〜3倍、ニッケル水素二次電池
(160〜200Wh/L)に対して1.5倍のコンパ
クト化を図ることができる。また、航続距離を延ばすた
めには、制動装置を回生型として走行中に電池の充電を
実施するとともに、充電と放電の両方の効率を高く保つ
ことが必要である。充放電効率の向上には、電池を最適
な温度のもとで使用することが重要であり、この目的か
ら特開平7−1973号公報と同8−22845号公報
には、循環水を用いた自動車用電池の保温もしくは調温
のための装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リチウムイオン二次電
池は高容量でコンパクト化に最適であるが、この正極の
材料に一般に用いられるコバルト酸リチウムは、コバル
トの資源不足による供給不安定の問題に加えて、充電状
態で加熱したときに発熱しやすいのが欠点であり、安全
性に不安があることが使用上の問題となる。一方、電池
の性能を保つ為には、上記のように保温や調温のための
装置を電池ユニットに装着する必要が生じる。特に、電
池は低温において抵抗が増加し、放電容量が低下する性
質をもつことから、寒冷期には昇温と保温が必要とな
る。しかしガソリンエンジン車のような内燃機関を用い
る場合と異なり、電気自動車ではこのような調温装置を
設けても極寒冷地では走行中に保温が不十分となり、電
池の充放電効率が低下することが懸念される。従って、
使用される電池は特に低温での充放電効率の高い電極材
料を予め採用したものでなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、調温装置を具
備し、スピネル型リチウムマンガン酸化物を正極活物質
とする積層型リチウムイオン二次電池を駆動の主電源と
して用い、かつ補助電源を搭載したことをと特徴とする
回生制動が可能な電気自動車にある。本発明は、調温装
置を具備し、スピネル型リチウムマンガン酸化物を正極
活物質とする積層型リチウムイオン二次電池からなる駆
動用主電源、そして補助電源を組合せてなる回生制動が
可能な電気自動車用の駆動電源装置にもある。上記の補
助電源として好ましいものは、鉛/酸電池、ニッケル水
素電池、ナトリウム系電池などの非リチウム系二次電
池、燃料電池もしくは太陽電池である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の電気自動車の好ましい態
様としては、積層型リチウムイオン二次電池が、直列に
連結されたバッテリーモジュールの単体、もしくは該モ
ジュールが接続されたユニットからなり、これらが水冷
式の冷却用ジャケットに収納されている電気自動車があ
る。また、本発明の駆動電源装置の好ましい態様として
は次の態様がある。 1)積層型リチウムイオン二次電池の電解質として、高
分子イオン伝導体もしくは無機イオン伝導体を含む固体
電解質を用いる態様。 2)積層型リチウムイオン二次電池の負極として、リチ
ウム挿入可能な合金を主たる活物質とする負極を用いる
態様。 3)積層型リチウムイオン二次電池の充放電のための主
たる正極活物質が、下記組成式: Lix Mn2-aa/c4+b (Mは、Li及びMn以外の金属カチオンを表し、x、
a、c、及びbは、それぞれ0.1<x≦1.2、0≦
a<2、1≦c≦3、及び0≦b<0.3の範囲を満た
す数値を表す。)で表される正極活物質である態様。
【0006】本発明の電気自動車は回生制動が可能なも
のであり、その駆動電源として、リチウムマンガン複合
酸化物を主体とする正極材料を内蔵したリチウムイオン
二次電池を主電源として用いることを特徴とする。リチ
ウムマンガン複合酸化物として好ましく用いられるもの
は、高電圧を与えるスピネル型マンガン含有酸化物であ
る。スピネル型酸化物は一般式A(B2 )O4 で表され
る結晶の基本構造をもつ。式中酸素Oのアニオンは立方
最密充填形で配列しており、四面体および八面体の面と
頂点の一部を占めている。カチオンAの分布状態によっ
て、A(B2 )O4 を正常スピネル、B(A、B)O4
を逆スピネルと呼ぶ。これらの中間の状態に当たる、A
xy (A1-x1-y )O4の構造もスピネルとして存
在する。正常スピネル構造を持つマンガン酸化物の典型
として、LiMn24 が挙げられる。同じく活物質と
して知られるλ−MnO2 は、米国特許第424625
3号明細書に示されているように、LiMn24 の構
造からリチウムが除かれた形の欠陥のあるスピネル構造
である。本発明においてスピネル型マンガン含有酸化物
とは、正常スピネル型、逆スピネル型、および欠陥のな
いスピネル構造もしくは欠陥のある化学量論的でないス
ピネル構造のものを含む意味である。
【0007】本発明の自動車用リチウムイオン二次電池
は4V級の出力電圧を目的とすることから、正極活物質
としてはスピネル構造の中でもLiy Mn24 (0<
y≦1.2)の基本組成を持つ立方晶系の構造を充放電
サイクル時の正極活物質として用いることが好ましい。
即ち、Li含量が1.2<yとなる範囲では、晶系が正
方晶系に移行し始め、対Liの出力電圧が3.5V以下
に低下する。本発明にて好ましく用いることができる正
極活物質は、Lix Mn2-aa/c4+b (Mは、Li
とMn以外の金属カチオンを表し、x、a、c、及びb
は、それぞれ0.1<x≦1.2、0≦a<2、1≦c
≦3、及び0≦b<0.3の範囲を満たす数値を表
す。)の組成で示される化学量論的組成もしくは非化学
量論組成のスピネル型マンガン複合酸化物である。ここ
で、MはMnに対するド−プ元素であり、好ましくは3
価〜4価の遷移金属元素である。正極活物質はMnのほ
かにド−プ元素Mを含むことがサイクル特性と保存安定
性を改善する目的から好ましい。Mの好ましいものは、
Co、Ni、Fe、Cr、Cu、Tiから選ばれる遷移
金属元素である。MのMnに対するドープ率であるa/
cの値はMの酸化数に依存する値であり、好ましくは、
正極活物質が充放電サイクルにかかわる段階においてM
nの酸化数が3.5から4.0の範囲をとるような値で
ある。また、Mのドープ率は活物質の容量を低下させな
いためには、Mnに対して低含量であることが好まし
く、aの値は、0<a≦0.1の範囲にあることが好ま
しく、さらに0<a≦0.05の範囲にあることが好ま
しい。Mとして、保存安定性を改善する点で遷移金属以
外で好ましく用いられる元素は、Zr、Nb、Yであ
る。また、Mとしては同じ理由で、La、Sm、Euな
どに代表されるランタニド類元素も好ましい。さらにサ
イクル寿命の改良と保存性の改良のためには、Mとして
Na、K、Ca、Mgなどのアルカリカチオンを微量、
Liに対して添加することも有効である。正極活物質が
放電時にLiに対して3.7〜4.3Vの高い電圧範囲
を維持するためには、組成式Lix Mn2-aa/c
4+b 中の好ましいLiの含量は、充放電の過程において
0.1<x<1.0の範囲であり、さらに好ましい範囲
は、0.1<x≦0.9である。
【0008】二次電池の負極活物質に関しては、体積当
たりLi含量が高い点で最大の容量密度をもち、従って
電池のコンパクト化に有望な負極活物質は合金材料であ
る。特に、デンドライト生成を抑制する目的で改良され
た二種あるいは三種以上の金属の固溶体、あるいはアモ
ルファス状態の合金が好ましく用いられる。たとえばL
i合金として、Al、Al−Mn系(米国特許第482
0599号明細書)、Al−Mg系(特開昭57−98
977号公報)、Al−Sn系(特開昭63−6742
号公報)、Al−In、Al−Cd系(特開平1−14
4573号公報)、Li−Ag系(特開平7−2968
11号公報)、二種以上の合金の混合体(特公平7−1
14124号公報)、炭素が複合したLi合金(特開平
7−307154号公報)などが使用できる。アモルフ
ァスリチウム合金の例は、たとえば特開平7−2968
12号公報、J.J.Houser,Phys.Re
v.B,11(10),3860(1975年)などに
記載されている。特に好ましいものはMgを含む合金系
であり、これらは上記の特許関連文献の他に、例えば、
A.Anani,R.A.Huggins,J.Pow
er Source,38,363(1992年)に記
載されている。
【0009】負極に用いる合金は、電池に組み込む時点
でLiを含む合金であってもよく、あるいは組み込む時
点ではLiを含まないが、電池中で電気化学的にLiが
挿入されてLi含有合金を生じる種類のものであっても
よい。以下に、本発明のリチウムイオン二次電池の負極
に用いる合金種の具体例を示す。Li−Al系合金、L
i−Al−Mg系合金、Li−Bi系合金、Li−Al
−Ga系合金、Li−Al−Mn系合金、Li−Si系
合金、Li−B系合金、Li−Sb系合金、Li−Zn
系合金、Li−Ag系合金、Li−In系合金、Li−
Pb系合金、Li−Ge系合金、Li−Sn系合金、L
i−Ca系合金、Li−Zn−C系合金、Li−Mg−
C系合金、Li−Pb−C系合金、Li−Ge−C系合
金、Li−Sn−C系合金、Li−Al−C系合金、L
i−Sn−B系合金、Li−Sn−Ge系合金、Li−
Si−Sn系合金、Li−Sn−Ti系合金、Li−A
l−Mo系合金、Li−Al−W系合金、Li−Al−
Cu系合金。
【0010】本発明で用いるリチウムイオン二次電池の
負極活物質として炭素質材料を用いることもできる。負
極用炭素材料としては、特開平4−115457号公
報、特開平5−335017号公報、特開平6−168
723号公報などに記載の黒鉛化性炭素材料、特公平4
−006072号公報に記載のポリアセン系炭素材料、
特開平4−61747号公報などに記載のメソフェーズ
ピッチを原料として作られる炭素繊維、特開平5−32
5967号公報に記載のピッチ系炭素繊維、特開平4−
79155号公報などに記載のグラファイト系炭素材
料、特開平4−368778号公報、特開平6−020
690号公報、特開平6−084516号公報などに記
載の非晶質炭素材料を一部利用する炭素材料、特開平5
−307956号公報に記載のコークス、特開平5−3
25947号公報に記載のメソカーボンマイクロビー
ズ、特開平7−192723号公報などに記載の金属酸
化物を含有する炭素材料が有効である。また二次電池の
負極活物質として、リチウム挿入可能な金属酸化物から
なる結晶性もしくは非晶質の材料であり、Liに対する
電位が0〜3Vである物質を用いることも有効である。
【0011】リチウムイオン二次電池の正極活物質には
リチウムマンガン酸化物に他の遷移金属複合酸化物を副
活物質として混合することができる。混合する副活物質
の例として好ましいのは同じく高容量高電圧型であるリ
チウムコバルト複合酸化物、Lix CoO2 (0.5<
x≦1)である。またリチウムコバルトニッケル複合酸
化物、Lix Coy Niz2 (0.5<x≦1、0≦
y≦1、0≦z≦1)も好ましい。LiCoO2 のほ
か、Coに加えて各種の遷移金属、非遷移金属、アルカ
リ元素、希土類元素などが添加された固溶体も副活物質
として用いることができる。活物質混合物中の副活物質
の好ましい混合比率は、例えば、リチウムコバルト酸化
物を副活物質とした場合、リチウムコバルト酸化物とリ
チウムマンガン酸化物の重量比が2/8から9/1の範
囲であり、3/7から7/3の範囲となることがより好
ましい。
【0012】下記に、本発明の自動車用リチウムイオン
二次電池に用いる正極活物質とその充放電中の活物質の
組成について、好ましい具体例を列挙するが、これらの
化合物に本発明の活物質は限定されるものではない。
【0013】
【表1】 ──────────────────────────────────── 組成番号 [正極活物質組成] [充放電中の組成範囲] ──────────────────────────────────── 1.Li1.01Mn2.04 Li0.1-0.9 Mn2.04 2.Li1.02Mn1.9 Co0.034 Li0.1-0.9 Mn1.9 Co0.034 3.Li1.01Mn1.9 Fe0.054 Li0.1-0.9 Mn1.9 Fe0.054 4.Li1.0 Mn1.9 Cr0.054 Li0.1-0.9 Mn1.9 Cr0.054 5. Li1.01Mn1.9 Cu0.14 Li0.2-0.9 Mn1.9 Cu0.14 6. Li1.0 Mn1.85Ni0.074 Li0.2-0.9 Mn1.85Ni0.074 7. Li1.0 Mn1.95Ti0.054 Li0.2-0.9 Mn1.95Ti0.054 8. Li1.02Mn1.95Zr0.024 Li0.2-0.9 Mn1.95Zr0.024 9. Li1.02Mn1.95Nb0.054 Li0.2-0.9 Mn1.95Nb0.054 10. Li1.0 Mn1.950.024 Li0.2-0.9 Mn1.950.024 11. Li1.0 Mn1.95Al0.024 Li0.2-0.9 Mn1.95Al0.024 12. Li1.0 Mn1.970.034 Li0.2-1.0 Mn1.970.034 13. Li1.0 Mn1.97Ca0.034 Li0.2-1.0 Mn1.97Ca0.034 14. Li1.0 Mn1.97Cs0.034 Li0.2-1.0 Mn1.97Cs0.034 15. Li1.0 Mn1.92La0.044 Li0.2-1.0 Mn1.92La0.044 16. Li1.0 Mn1.92Ce0.084 Li0.2-1.0 Mn1.92Ce0.084 17. Li1.0 Mn1.92Sm0.044 Li0.2-1.0 Mn1.92Sm0.044 ────────────────────────────────────
【0014】電気自動車用二次電池には、とりわけ安全
性の高さが要求される。電池内部の電気短絡を防止する
目的から、正極−負極間に挿入されるイオン伝導体であ
る電解質は、固体電解質であることが好ましい。固体電
解質には無機のリチウムイオン導電体および有機電解質
があるが、高電流放電適性の点では後者のほうが優れて
おり、より好ましい。有機電解質の主成分としては、ポ
リエチレンオキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマー
(特開昭63−135447号公報)、ポリプロピレン
オキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマー、イオン解
離基を含むポリマー(特開昭62−254302号公
報、同62−254303号公報、同63−19395
4号公報)、イオン解離基を含むポリマーと上記非プロ
トン性電解液の混合物(米国特許第4792504号明
細書、同4830939号明細書、特開昭62−223
75号公報、同62−22376号公報、同63−22
375号公報、同63−22776号公報、特開平1−
95117号公報)、リン酸エステルポリマー(特開昭
61−256573号公報)などの高分子イオン伝導体
が有効である。更にポリアクリロニトリルを電解液に添
加する方法もある(特開昭62−278774号公
報)。また、無機と有機固体電解質を併用する方法(特
開昭60−1768号公報参照)も有効である。
【0015】本発明の電気自動車は、上記の仕様のリチ
ウムイオン二次電池を搭載するとともに、電池に依存す
る電気エネルギーの利用効率を高める基本要件として、
回生制動装置を具備していることを特徴とする。すなわ
ち、運転の制動時に自動車の運動エネルギーを電気エネ
ルギーに変換する発電装置(交流発電機など)を動力伝
達系統に設けることにより、運動エネルギーの一部を電
気エネルギーとして回収し、この電気エネルギーを上記
のリチウムイオン二次電池に充電する。
【0016】電気自動車の駆動に用いる電気モータは、
四輪車の場合には、典型的には2輪当たり1台もしくは
各車輪当たり1台が充当される。各車輪当たり1台が充
当される場合は、電気モータは車体フレーム内に留まら
ず、フレームの外部にある車輪の内部に組み込まれて、
車輪はダイレクトドライブ型の独立駆動となる。この場
合は、回生制動装置は通常、独立駆動される各車輪ごと
に装着される。
【0017】二次電池の充放電効率を向上し、航続距離
を延ばすために必要な他の装置は、電池の調温装置であ
る。非水系のリチウムイオン電池は水系の鉛電池に比
べ、高電流放電特性が一般に悪く、特に低温において悪
化する。また、高電圧に曝されるため、高温ではサイク
ル寿命が劣化しやすい。このため、使用中に電池を適当
な温度範囲(通常20度〜45度)に保持することが望
まれる。本発明の電気自動車では、駆動電源として、リ
チウムイオン二次電池のパック(バッテリーモジュー
ル)が用いられ、それらは複数個直列にまた並列に結線
され積層されたバッテリーユニットを車体内に配置して
いる。バッテリーユニットは車体から着脱、交換が可能
となるように、孤立フレームに配置されていてもよい。
バッテリーユニットとモータとの間には通常、強電系の
制御システムであるメインコンタクタが配置されてい
る。本発明では、メインコンタクタにつながるバッテリ
ーユニットの全体が空冷方式もしくは水冷方式の調温装
置によって調温されている。本発明で、調温とは、冷却
操作もしくは昇温操作もしくはこれらの両方の操作によ
って電池を適正な雰囲気温度に保つ操作をいう。調温は
熱交換の媒体たる流体をパイプを通してバッテリーユニ
ット近傍に循環させるかあるいはユニットを流体に直接
曝すことで実施する。媒体としては空気(空冷)もしく
は水(水冷)が使えるが、電池モジュール間の保温を均
一に実施できることと、バッテリーフレームの着脱の容
易性の点で空冷方式を主体とする方法が好ましい。従っ
て、本発明で用いる主たる調温装置は空冷方式であり、
補助として水冷方式を併用することもできる。空冷によ
る調温方式のよい例は、特開平7−47842号公報に
示されている。空冷用の好ましい配置としては、バッテ
リーユニットは外気に近いフロアパネルの下部に配置さ
れ、外気を分岐ダクトを通じてバッテリーユニットに均
一に導入し、寒期の昇温操作においては予め加熱した外
気を導入してユニットの保温を図る。
【0018】本発明の電気自動車は上記の主電源たるリ
チウムイオン二次電池ユニットの使用に加えて、少なく
とも一種の非リチウム系の二次電池などの補助電源を搭
載することを特徴とする。非リチウム系の二次電池と
は、リチウム金属もしくはリチウムイオンを使用しない
二次電池であり、主として下記に示すような水溶液電解
液系の二次電池がこれに当たる。 1−1 鉛/酸蓄電池 1−2 ニッケル−鉄、およびニッケル−亜鉛系蓄電池 1−3 ニッケル水素蓄電池 1−4 金属−空気系の蓄電池もしくは高容量キャパシ
ター 1−5 ナトリウム−硫黄、およびナトリウム−金属塩
化物系蓄電池
【0019】これらの電池を上記のリチウム系二次電池
の補助電源として用いるメリットはリチウム系二次電池
の起る低温環境での高電流放電特性の低下などの非水系
電池特有のデメリットを補って自動車の実用性能と安全
性を確保できることである。上記の電池の中で、低コス
ト、高性能、安全性の点で特に好ましいのは、鉛/酸蓄
電池とニッケル水素(Ni−MH)蓄電池である。鉛/
酸蓄電池は鉛電極と硫酸水溶液からなり、単セルの出力
は2Vであり、これを直列に積層して高電力が得られ
る。すでに汎用のガソリン車に搭載されているエンジン
スタータ用セルや電気自動車用の密閉式鉛電池が有効で
ある。ニッケル水素(Ni−MH)蓄電池ではニッケル
正極と水素吸蔵合金からなる負極との間で水素イオンが
往復して充放電が行われる。水素吸蔵合金には、希土類
系合金(一般式AB5 )やラーベス相合金(一般式AB
2 )が主に用いられ、電解液にはアルカリ性水溶液が用
いられる。単セル(出力1.2V)を直列に積層して高
電圧が得られる。これらの非リチウム系二次電池をリチ
ウム系二次電池とハイブリッド化して使う目的は、たと
えば寒冷時のモータ始動用電源として、二次電池の加熱
保温用の電源として、加速時あるいは登坂時など高速回
転時の二次電池の過熱を防止するための目的が挙げら
れ、またクーラーや暖房など室内空調使用時の電源とし
て、航続距離延長の予備電源としての使用もその目的の
ひとつである。
【0020】本発明の電気自動車の補助電源としては、
燃料電池もしくは太陽電池を用いることもできる。燃料
電池の発電装置は、ガソリンエンジン自動車に比べて効
率が良いうえに環境適性に優れていることが特長であ
り、従って同様な特長を持つ上記のマンガン酸化物系二
次電池とともに電気自動車用補助電源として併用したと
き、ガソリンエンジン自動車に対する電気自動車の性能
優位性を最も高めることができる。すなわち、マンガン
酸化物系二次電池と燃料電池をハイブリッド化した電気
自動車が、本発明の好ましい態様である。本発明に使用
できる燃料電池の種類として、例えば以下のものがあ
る。 2−1 アルカリ型燃料電池(AFC) 2−2 リン酸型燃料電池(PAFC) 2−3 固体電解質型燃料電池(SOFC) 2−4 高分子固体電解質型燃料電池(PEFC) 2−5 溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)
【0021】これらの燃料電池の各種の特長と使用技術
については、電気化学および工業物理化学、61巻、1
1号、p1258(1993年)に記述されている。燃
料電池のうちで安全性と性能の点で本発明の使用に好ま
しいものは、固体電解質型(SOFC)および高分子固
体電解質型燃料電池(PEFC)、そしてリン酸型燃料
電池(PAFC)である。特にボンベ充填あるいは水素
吸蔵合金充填の水素燃料を利用するPEFCとSOFC
は小型軽量の点で好ましい。二次電池とハイブリッド化
して使う燃料電池の目的は、たとえば寒冷時の二次電池
の加熱保温用の電源として、加速時あるいは登坂時など
高速回転時の二次電池の過熱を防止するための補助電源
としての目的であり、クーラーや暖房など室内空調使用
時の電源として、航続距離延長の予備電源としての使用
がこれに相当する。
【0022】本発明の電気自動車の補助電源として、前
記のように、化学反応で発電される燃料電池に替えて、
光電変換で発電される太陽電池を用いることができ、そ
のような太陽電池をマンガン酸化物系二次電池とハイブ
リッド化して搭載することもできる。太陽電池としては
ソーラーカーにおいて実用化しているアモルファスシリ
コン系を含めた固体接合型光電変換セルが好ましく用い
られる。これらの太陽電池は車体のルーフ、ボンネッ
ト、トランクルームなどの太陽光によって露光される面
上に配置される。二次電池とハイブリッド化して使う太
陽電池の一つの目的は、二次電池を充電するための発電
機としての使用である。他の目的は補助電源としての使
用であり、例えば冬期の二次電池の加熱保温用の電源と
して、加速時あるいは登坂時など高速回転時の二次電池
の過熱を防止するための補助電源として、クーラーや暖
房など室内空調使用時の電源として、航続距離延長の予
備電源としての使用がこれに相当する。
【0023】なお、補助電源としては、上記の非リチウ
ム系二次電池と燃料電池(あるいは太陽電池)とを組合
せて用いることが好ましい。
【0024】
【実施例】正極と負極、そして電解質に下記の材料を用
いたリチウムイオン角形二次電池の二種(LSB1とL
SB2)を主電源の単セルとして製造した。
【0025】電池−LSB1 正極:Li1.02Mn1.9 Co0.034 の組成からなるス
ピネル型構造の結晶性活物質を黒鉛系炭素の導電材およ
び結着材と混合した合剤をアルミニウム集電体に塗設し
たもの。 負極:Li2 MgSn、Li2 MgGe0.5 Sn0.5
LiAl0.9 Mg0.1 、及びLi3.8 Siの組成群から
選ばれる1種の合金を負極活物質に用い、これを黒鉛系
炭素質導電材および結着材と混合した合剤を銅集電体に
塗設したもの。 電解質:LiBF4 とポリエチレンオキシド(PEO)
の混合物から成る高分子電解質
【0026】電池−LSB2 正極:Li1.02Mn1.9 Fe0.034 の組成からなるス
ピネル型構造の結晶性活物質を黒鉛系炭素の導電材およ
び結着材と混合した合剤をアルミニウム集電体に塗設し
たもの。 負極:メソフェ−ズ微小球体を黒鉛化して得た球状黒鉛
の表層を一部非晶質化して製造された炭素材料を、結着
材と混合した合剤を銅集電体に塗設したもの。 電解質:LiBF4 とポリエチレンオキシド(PEO)
の混合物から成る高分子電解質
【0027】上記二種の角形電池は、サイズが40×6
0×375mmであり、充放電制御回路を用いて、定格
上はそれぞれ4.2Vまで充電され、また2.8Vまで
放電される。平均放電電圧はLSB1では3.7Vであ
り、LSB2では3.5Vである。この電池を6本直列
に結線して収納し、過充電/過放電防止の安全装置とし
ての保護回路を内蔵したバッテリーモジュールを作製し
た。モジュールの放電電圧はLSB1では22Vであ
り、LSB2では20Vであり、電気容量はLSB1で
は90Ah、LSB2では75Ahであった。両電池と
も、重量はおよそ20kg、サイズは350×75×4
50mmである。
【0028】モデルとしてこのモジュールを縦5列横3
列に配置し、計15台を直列に結線し、1750×75
×1350mmの空間を占める自動車用モータの主電源
を試作した。電源全体の重量は320kgであり、この
電源の出力は電圧として330V(LSB1)、310
V(LSB2)、容量は900Aの定電流放電条件下で
およそ32kWh(LSB1)、24kWh(LSB
2)となった。この主電源を自動車用に設計したバッテ
リーフレームに格納した。バッテリーフレームの底部に
は電池ユニットを調温するための電気ヒータ(500
W)を敷き詰め、フレームの上部には温度モニタ用のセ
ンサ(サーミスタ)を固定した。フレーム全体は電気
的、機械的に着脱可能となっている。
【0029】図1は、本発明の電気自動車の電気系統を
中心とした構成の一例を示す模式図である。1は、主電
源を充電するためのAC/DC変換用整流器と充電器と
を示す。2は、主電源を電気的に着脱するためのコネク
タである。3は、主電源に当たるマンガン酸化物電極を
用いたリチウム二次電池ユニットである。4は、該ユニ
ットを保温するための調温システムと電気ヒータであ
る。5は、電池温度をモニタする温度センサである。駆
動部は、6のメインコタクタと7のパワーヘッドおよび
モータから成り、動力伝達系には8の回生制動装置が装
着される。9は、補助電源として用いる太陽電池あるい
は燃料電池である。11は、同じく補助電源として用い
る非リチウム系二次電池である。9(太陽電池、燃料電
池)および回生制動装置8で供給される電力は、10の
入力制御ユニットで入出力のスイッチング/整流/電圧
制御などを受けた後で11の非リチウム系二次電池の充
電に用いられるか、もしくは12の出力系の制御装置へ
入力される。13は、調温システムを除いた低電圧系の
負荷を示す。
【0030】車体の設計においては、たとえば主電源の
リチウム二次電池ユニットを格納したバッテリーフレー
ムは、車体のフロアパネルの下に配置し、機械的に着脱
可能な方式で固定する。フレームの上部および/もしく
は内部には調温用部品として空冷のためのダクトを配置
し、ダクト内に放熱器などで冷却された外気を通じてバ
ッテリーの冷却を図る。あるいは調温用部品として水冷
のためのパイプを配置して冷却水の循環によるバッテリ
ーの冷却を実施する。これらの冷却の実施は温度センサ
の検出温度に反応する調温制御装置によって実施され
る。また、フレームの底部に配置したヒータによってバ
ッテリーの加熱保温を必要によって実施する。
【0031】本発明に従って作られる電気自動車の走行
性能を、四輪独立駆動型で車体重量1500kgの自動
車を平地で運転する場合を想定し、主電源に並列に結線
された最大出力100kWのDCモータ(入力330
V)4台を、始動−加速−定速回転(2000rpmで
10分)−回生制動装置による減速−停止で運転する操
作を繰り返し実施するモデル実験によって、評価した。
モータと直結する車輪の外径は45cmとした。モータ
の駆動テストは上記二種のバッテリーユニットを370
Vまで満充電して行い、加速においては回転数を電流で
制御することにより、30回/秒の低速加速を実施し
た。なおバッテリーユニットの温度は実験用恒温室にユ
ニットを収納し、送風装置の風に曝すことによって調節
した。このモデル実験によって二種のバッテリーを用い
て測定した満充電あたりの走行距離は、下記の値となっ
た。
【0032】
【表2】 ──────────────────────────────────── バッテリー温度 回生制動の実施 航続距離 ──────────────────────────────────── LSB1使用系 5 ℃ あり 150km 35 ℃ あり 210km 35 ℃ なし 170km 80 ℃ あり 190km ──────────────────────────────────── LSB2使用系 5 ℃ あり 120km 35 ℃ あり 170km 35 ℃ なし 150km 80 ℃ あり 160km ────────────────────────────────────
【0033】上記の結果から、本発明のマンガン酸化物
系リチウムイオン二次電池を駆動主電源に採用した電気
自動車が、航続距離において実用上満足なレベルである
と同時に、回生制動装置を併用し、かつ二次電池を調温
した条件下で優れた走行性能を発揮することが示され
た。また、上記の結果から、主電源に加えて補助電源を
搭載した場合、これを駆動電源の予備に用いて電気自動
車の航続距離がさらに延長され、また補助電源を調温装
置の昇温電力として供給することで低温時の航続距離が
改善される効果は明らかである。
【0034】
【発明の効果】本発明に従って、調温装置が設置された
マンガン酸化物系リチウムイオン二次電池を主電源とし
て用い、非リチウム系二次電池などの補助電源として用
いて、回生制動機能を持った電気自動車を製造すること
により、一回の充電操作当たりの航続距離を長くするこ
とができ、また安全性にすぐれた自動車を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う電気自動車の電気系統を中心とす
る構造の例を示す図である。
【符号の説明】
1 AC/DC変換用整流器と充電器 2 コネクタ 3 リチウム二次電池ユニット 4 調温システムと電気ヒータ 5 温度センサ 6 メインコタクタ 7 高圧系負荷 8 回生制動装置 9 補助電源(太陽電池、燃料電池) 10 入力制御ユニット 11 非リチウム系二次電池 12 出力系の制御装置 13 低電圧系負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 10/40 H01M 10/40 B 10/50 10/50

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調温装置を具備し、スピネル型リチウム
    マンガン酸化物を正極活物質とする積層型リチウムイオ
    ン二次電池を駆動の主電源として用い、かつ補助電源を
    搭載したことを特徴とする回生制動が可能な電気自動
    車。
  2. 【請求項2】 補助電源が非リチウム系二次電池である
    請求項1に記載の電気自動車。
  3. 【請求項3】 非リチウム系二次電池が、鉛/酸電池、
    ニッケル水素電池、ナトリウム系電池からなる群より選
    ばれる二次電池である請求項2に記載の電気自動車。
  4. 【請求項4】 補助電源が燃料電池もしくは太陽電池で
    ある請求項1に記載の電気自動車。
  5. 【請求項5】 補助電源が、非リチウム系二次電池と燃
    料電池もしくは太陽電池とから構成される請求項1に記
    載の電気自動車。
  6. 【請求項6】 積層型リチウムイオン二次電池が、直列
    に連結されたバッテリーモジュールの単体、もしくは該
    モジュールが接続されたユニットからなり、これらが水
    冷式の冷却用ジャケットに収納されている請求項1〜5
    のいずれかの項に記載の電気自動車。
  7. 【請求項7】 調温装置を具備し、スピネル型リチウム
    マンガン酸化物を正極活物質とする積層型リチウムイオ
    ン二次電池からなる駆動用主電源、そして補助電源を組
    合せてなる回生制動が可能な電気自動車用の駆動電源装
    置。
  8. 【請求項8】 補助電源が非リチウム系二次電池である
    請求項7に記載の駆動電源装置。
  9. 【請求項9】 非リチウム系二次電池が、鉛/酸電池、
    ニッケル水素電池、ナトリウム系電池からなる群より選
    ばれる二次電池である請求項8に記載の駆動電源装置。
  10. 【請求項10】 補助電源が燃料電池もしくは太陽電池
    である請求項7に記載の駆動電源装置。
  11. 【請求項11】 積層型リチウムイオン二次電池の電解
    質が、高分子イオン伝導体もしくは無機イオン伝導体を
    含む固体電解質である請求項7〜10のいずれかの項に
    記載の駆動電源装置。
  12. 【請求項12】 積層型リチウムイオン二次電池の負極
    が、リチウム挿入可能な合金を主たる活物質とする負極
    である請求項7〜11のいずれかの項に記載の駆動電源
    装置。
  13. 【請求項13】 積層型リチウムイオン二次電池の充放
    電のための主たる正極活物質が、下記組成式: Lix Mn2-aa/c4+b (Mは、Li及びMn以外の金属カチオンを表し、x、
    a、c、及びbは、それぞれ0.1<x≦1.2、0≦
    a<2、1≦c≦3、及び0≦b<0.3の範囲を満た
    す数値を表す。)で表される正極活物質である請求項7
    〜12のいずれかの項に記載の駆動電源装置。
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