JPH10139154A - 部品供給方法及び装置 - Google Patents

部品供給方法及び装置

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JPH10139154A
JPH10139154A JP29276996A JP29276996A JPH10139154A JP H10139154 A JPH10139154 A JP H10139154A JP 29276996 A JP29276996 A JP 29276996A JP 29276996 A JP29276996 A JP 29276996A JP H10139154 A JPH10139154 A JP H10139154A
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JP
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lens
tray
jig
component
parts
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JP29276996A
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Kazuo Iri
一男 伊理
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイに整列,集積された部品を精度良く、
詰まり,落下等を防止して搬送する部品供給方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 トレイ44上に載置された後レンズ35
をレンズ取出し装置46で1列ずつ取り出し、この1列
分の後レンズ35を第1,第2レンズ用治具47,48
に載置する。第1,第2レンズ用治具47,48は、ト
レイ44上に載置されていた際の間隔,姿勢を変えずに
後レンズ35を保持し、第1,第2エアスライドテーブ
ル49,50によって自動組付装置まで後レンズ35を
搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の部品を供給
する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡単な撮影機構が組み込まれ、予め写真
フイルムが装填されたレンズ付きフイルムユニットが本
出願人から製造,販売されている。このレンズ付きフイ
ルムユニットは、大きく分けて写真フイルムが装填され
る本体部と、この本体部の前面に取り付けられ、シャッ
タ機構やフイルム巻止め機構,フイルムカウンタ機構等
を備えた露光ユニットと、本体部の前面側と背面側とを
覆うように取り付けられる前カバー及び後カバーとから
構成されている。
【0003】前記レンズ付きフイルムユニットは、自動
組立ラインによって製造される。露光ユニットも同様に
自動組立ラインで製造され、ベースとなるベース部材を
ベルトコンベア等の搬送装置で搬送し、この搬送途中で
シャッタ機構やフイルム巻止め機構,フイルムカウンタ
機構等を構成する多数の部品と、撮影レンズ,ファイン
ダレンズ等が自動組立装置で組み付けられる。そして、
完成した露光ユニットはレンズ付きフイルムユニットの
自動組立ラインに搬送され、自動組立装置で本体部に組
み付けられる。
【0004】自動組立ラインを効率良く稼働するには、
自動組立装置の性能とともに、自動組立装置に部品を供
給する部品供給装置の性能も大きく係わってくる。例え
ば、露光ユニットの自動組立ラインにおいて自動組付装
置に撮影レンズを供給する部品供給装置としては、図7
に示すような振動式の部品供給装置2が用いられてい
る。この部品供給装置2は、別のラインで製造された多
数の撮影レンズ3が載置される振動トレイ4と、この振
動トレイ4に連結して配置され、撮影レンズ3を1列に
整列させて搬送する振動フィーダー5と、この振動フィ
ーダー5から撮影レンズ3が供給され、自動組立装置に
よって撮影レンズ3が取り出される取出し部6とから構
成されている。
【0005】振動トレイ4と振動フィーダー5は、撮影
レンズ3が載置された状態で小刻みに振動される。これ
により、振動トレイ4から振動フィーダー5、そして取
出し部6へと撮影レンズ3を1列に整列させながら搬送
するようになっている。
【0006】また、図8に示すような、コンベア式の部
品供給装置7も用いられている。この部品供給装置7
は、多数の撮影レンズ3が整列して載置されたトレイ8
を搬送するトレイコンベア9と、このトレイコンベア9
上のトレイ8から撮影レンズ3を1列ずつ取り出す取出
し装置10と、この取出し装置10により取り出された
撮影レンズ3が載置されるレンズ用コンベア11と、レ
ンズ用コンベア11から撮影レンズ3が供給され、自動
組立装置によって撮影レンズ3が取り出される取出し部
12とから構成されている。レンズ用コンベア11は、
撮影レンズ3の落下を防止するために、両脇にガイド1
3が配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記振
動式部品供給装置2の場合には、振動トレイ4から振動
フィーダー5への移動の際に多数の撮影レンズ3がぶつ
かり合って詰まってしまったり、振動フィーダー5から
取出し部6への移動の際に撮影レンズ3が取出し部6に
引っ掛かってしまうことがあった。これによれば、自動
組立装置への撮影レンズ3の供給が滞ったり、撮影レン
ズ3が振動フィーダー5から落下してしまうという問題
があった。
【0008】また、コンベア式部品供給装置7の場合に
は、やはり撮影レンズ3が取出し部12で引っ掛かり、
後続の撮影レンズ3が詰まって落下してしまうことがあ
った。更に、トレイ8上の撮影レンズ3の位置がずれて
いる場合に、取出し装置10が撮影レンズ3をずれた状
態のまま保持してしまい、レンズコンベア11のガイド
13の間に撮影レンズ3が供給できなくなるという問題
もある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、トレイに整列,集積された部品を精度良く、詰ま
り,落下等を防止して組立装置まで搬送する部品供給方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の部品供給方法は、トレイ上の部品
を少なくとも1列ずつ各部品間の間隔を変えずにトレイ
から取り出し、これらの取り出した部品を間隔,姿勢を
変えずに部品用治具に載置し、この部品用治具を次工程
に向けて搬送するようにしたものである。
【0011】また、請求項2記載の部品供給装置は、ト
レイ上の部品を少なくとも1列ずつ、各部品間の間隔を
変えずにトレイから取り出す部品取出し手段と、この部
品取出し手段によって取り出された複数の部品が間隔,
姿勢を変えずに載置される部品用治具と、この部品用治
具を次工程に向けて搬送する治具搬送手段とから構成し
たものである。
【0012】更に、請求項3記載の部品供給装置は、部
品用治具に、載置された部品を位置決めして保持する部
品載置部を設け、この部品載置部を底部に向かって内壁
面がテーパー状に傾斜された凹部から構成したものであ
る。
【0013】また、請求項4記載の部品供給装置は、部
品用治具を複数個用い、先に次工程に搬送されている部
品用治具の部品がなくなる前に次の部品用治具を次工程
に搬送して、連続して部品の供給を行うようにしたもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、レンズ付きフイルムユニッ
トの露光ユニットの自動組立ラインを例にして、本発明
の部品供給方法及び装置の説明を行う。図2は、レンズ
付きフイルムユニット15の外観を示すものである。レ
ンズ付きフイルムユニット15は、予めフイルムカート
リッジが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニット
本体16と、このユニット本体16を部分的に覆うラベ
ル17とから構成されている。
【0015】ユニット本体16の上面には、シャッタボ
タン19,カウンタ窓20が、前面にはファインダ2
1,撮影レンズ22が設けられている。また、背面側か
らは、1コマの撮影毎に回転操作される巻上げノブ23
が露呈されている。ラベル17は、裏面に接着剤が塗布
されてユニット本体16の中央部分に巻かれるように貼
付され、撮影レンズ22やファインダ21,カウンタ窓
20等を外部に露呈させる開口が形成されている。
【0016】図3に示すように、ユニット本体16は、
未露光の写真フイルム25とプラスチック製のカートリ
ッジ本体26とからなるフイルムカートリッジ27と、
このフイルムカートリッジ27が装填される本体部28
と、この本体部28の前面に組み付けられる露光ユニッ
ト29と、本体部28の前面側及び背面側を覆うように
組み付けられる前カバー30及び後カバー31とから構
成されており、これらは爪係合によって着脱自在に組み
立てられる。
【0017】図4に示すように、露光ユニット29は、
ベースとなるベース部材33に、シャッタ機構,フイル
ム巻止め機構,フイルムカウンタ機構等を構成する各種
レバー,バネ,シャッタ羽根等が組み付けられてユニッ
ト化されたものである。露光ユニット29のベース部材
33の前面には、撮影レンズ22を保持するレンズボー
ド34が取り付けられている。このレンズボード34に
は、撮影レンズ22を構成する後レンズ35,スペーサ
ー36,前レンズ37が収められるレンズ鏡筒39が形
成されており、このレンズ鏡筒39の前面は、レンズボ
ード34に爪係合されるレンズカバー38によって押さ
えられる。
【0018】図1及び図5は、露光ユニット29の自動
組立ラインの後レンズ組付け工程の概略を示すもので、
本発明を用いた後レンズ供給装置を利用している。露光
ユニット29のベース部材33は、パレット41上に位
置決めして載置され、パレット41はベルトコンベア4
2上に等間隔に載置されて間欠に搬送されていく。
【0019】このベルトコンベア42の搬送方向の上流
側には、パレット41上にベース部材33を供給する工
程や、ベース部材33にシャッタ機構,フイルム巻止め
機構,フイルムカウンタ機構を構成する複数の部品,レ
ンズボード34等が組み付けられる工程が配置されてい
る。後レンズ組付け工程に搬送されてくるベース部材3
3は、ベース部材33の前面側にレンズボード34が組
み付けられ、このレンズボード34が上方を向いている
状態となっている。
【0020】また、ベルトコンベア42の搬送方向の下
流側には、レンズボード34のレンズ鏡筒39にスペー
サー36を組み付ける工程と、前レンズ37を組み付け
る工程と、レンズカバー38を組み付ける工程とが配置
されている。
【0021】後レンズ組付け工程は、多数の後レンズ3
5が整列して載置されたトレイ44を間欠に搬送するト
レイコンベア45と、このトレイコンベア45上のトレ
イ44から後レンズ35を取り出す部品取出し手段であ
るレンズ取出し装置46と、このレンズ取出し装置46
により取り出された後レンズ35が載置される部品用治
具である第1レンズ用治具47及び第2レンズ用治具4
8と、この第1レンズ用治具47と第2レンズ用治具4
8を保持して搬送する治具搬送手段である第1エアスラ
イドテーブル49及び第2エアスライドテーブル50
と、これらの第1エアスライドテーブル49及び第2エ
アスライドテーブル50から後レンズ35を取り出し
て、レンズボード34のレンズ鏡筒39内に組み込む自
動組付装置51とから構成されている。
【0022】別の製造ラインで製造された後レンズ35
は、トレイ44上に等間隔に整列して載置される。多数
の後レンズ35が整列,集積されたトレイ44は、トレ
イ用コンベア45上に等間隔に載置される。トレイ用コ
ンベア45は、ベルト45aが掛けられた駆動ローラ4
5bが図示しないモータによって図中時計方向に回転さ
れることにより、レンズ取出し装置46によって後レン
ズ35が取り出される取出し位置にトレイ44搬送し、
トレイ44が取出し位置に到達すると搬送を停止する。
【0023】レンズ取出し装置46には、例えばエア吸
引によってトレイ44上の後レンズ35を1列ずつ取り
出すレンズ保持部53が取り付けられている。このレン
ズ保持部53は、背面側に取り付けられたナット(図示
せず)と、このナットが螺合されるネジ軸54aとから
なるボールネジ54によってレンズ取出し装置46に取
り付けられている。ボールネジ54は、図示しないモー
タによってネジ軸54aが正逆方向に回転され、その際
にレンズ保持部53をトレイ用コンベア45に沿ってス
ライドさせる。レンズ保持部53は、トレイ44上の後
レンズ35を取り出す取出し位置と、後レンズ35を第
1レンズ用治具47及び第2レンズ用治具48に載置す
る載置位置との間で移動する。
【0024】また、レンズ保持部53には、トレイ44
上の後レンズ35を1列ずつ取り出すレンズ吸着部56
が取り付けられている。このレンズ吸着部56は、レン
ズ保持部53に対して図示しないエアシリンダによって
上下方向で移動自在とされている。レンズ吸着部56に
は、トレイ44上の1列分の後レンズ35を吸着して保
持できる数の吸着ノズル57が設けられている。
【0025】第1エアスライドテーブル49及び第2エ
アスライドテーブル50は、供給されるエアの圧力によ
ってスライド部をスライドさせる装置であり、スライド
部として、それぞれ第1レンズ用治具47と第2レンズ
用治具48とを備えている。これらの第1レンズ用治具
47と第2レンズ用治具48は、レンズ取出し装置46
から後レンズ35を受け取る受取位置と、自動組付装置
51によって後レンズ35が取り出される取出し位置と
の間でスライドされる。
【0026】第1レンズ用治具47と第2レンズ用治具
48とには、トレイ44上から後レンズ取出し装置46
が取り出した1列分の後レンズ35が載置される部品載
置部であるレンズ載置部59が設けられている。このレ
ンズ載置部59は、図6に示すように、底部59aに向
かって内壁面59bがテーパー状に傾斜された凹状の穴
となっている。後レンズ35がトレイ44上にずれて載
置されている場合には、この後レンズ35は吸着ノズル
57にずれた状態で保持されるが、レンズ載置部59の
テーパー状の内壁面によって後レンズ35のずれを吸収
し、載置された後レンズ35を位置決めして、更に移動
時に落下しないように確実に保持することができる。
【0027】自動組付装置51は、第1レンズ用治具4
7,第2レンズ用治具48から後レンズ35を取り出す
取出し位置と、ベルトコンベア42上のベース部33の
レンズ鏡筒39内に後レンズ35を組み付ける組付け位
置との間で回動自在とされたアーム部61と、このアー
ム部61の先端に配置されて後レンズ35を保持するレ
ンズ取付部62とから構成されている。なお、自動組付
装置51と第1レンズ用治具47との間と、自動組付装
置51と第2レンズ用治具48との間ではそれぞれ距離
が異なるが、自動組付装置51は後レンズ35を取り出
すレンズ用治具に合わせてアーム部61を伸縮させる。
【0028】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。図5に示すように、シャッタ機構,フイルム巻止め
機構,フイルムカウンタ機構を構成する複数の部品や、
レンズボード34等が組み付けられたベース部材33
は、パレット41上に載置されベルトコンベア42によ
って後レンズ組付け工程に搬送されてくる。
【0029】図1に示すように、別のラインで製造され
た後レンズ35は、トレイ44上に整列して集積され
る。そして、トレイ44を後レンズ組付け工程に向けて
搬送するトレイ用コンベア45上に載置される。トレイ
用コンベア45は、ローラ45bがモータによって図中
時計方向に回転されることにより、レンズ取出し装置4
6によって後レンズ35が取り出される取出し位置にト
レイ44を搬送し、停止する。
【0030】トレイ用コンベア45が停止すると、レン
ズ取出し装置46は、ボールネジ54のネジ軸54aを
回転させてレンズ保持部53をスライドさせ、レンズ吸
着部56をトレイ44上の1列目の後レンズ35の上方
で停止させる。1列目の後レンズ35の上方に配置され
たレンズ吸着部56は、エアシリンダによって下降さ
れ、この際に吸着ノズル57でエア吸引を行う。これに
より、各エアーノズル47の先端には、それぞれ後レン
ズ35が保持される。
【0031】1列分の後レンズ35を保持したレンズ吸
着部56は再び上昇する。レンズ保持部53は、ボール
ネジ54のネジ軸54a回転によって後レンズ35を保
持したまま第1エアスライドテーブル50に向けて移動
する。
【0032】第1レンズ用治具47は、後レンズ35の
最初の1列を受け取るために受取位置で待機している。
レンズ保持部53は、第1レンズ用治具17の上方に移
動して停止し、レンズ吸着部56を下降させる。下降さ
れたレンズ吸着部56は、吸着ノズル57の先端に保持
されている後レンズ35を、第1レンズ用治具47のレ
ンズ載置部59内に収め、吸着による保持を解除する。
これにより、複数の後レンズ35はレンズ載置部59内
に収められる。
【0033】なお、トレイ44上の後レンズ35の位置
がずれている場合があり、この際には、図6に示すよう
に、後レンズ35は吸着ノズル57にずれた状態で保持
されるが、レンズ載置部59内のテーパー状の内壁面5
9aによって後レンズ35は位置決めされる。
【0034】1列分の後レンズ35が載置された第1レ
ンズ用治具47は、第1エアスライドテーブル49によ
って取出し位置に移動する。後レンズ35は、レンズ載
置部59内に収められているため、この移動途中で、第
1レンズ用治具47から落下するようなことはない。ま
た、第2レンズ用治具48は、後レンズ35の2列を受
け取るために受取位置に移動する。
【0035】第1レンズ用治具47が取出し位置に移動
すると、自動組付装置51のアーム部61がレンズ取付
部62で後レンズ35を保持する。後レンズ35を保持
したアーム部61は、ベルトコンベア42に向けて回動
して、取付位置にあるベース部材33のレンズ鏡筒39
内に後レンズ35を組み付ける。なお、後レンズ35
は、第1レンズ用治具47のレンズ載置部59によって
位置決めされているので、自動組付装置51のレンズ取
付部62によって取り出された後レンズ35は適正な状
態で保持されることになり、確実に精度良く、後レンズ
35をレンズ鏡筒39に組み付けることができる。
【0036】レンズ鏡筒39内に後レンズ35が組み付
けられると、ベルトコンベア42が駆動され、後続のベ
ース部材33が取付位置に移動する。第1エアスライド
テーブル49は、第1レンズ用治具47をレンズ載置部
59の一つ分移動させ、次の後レンズ35を取出し位置
に移動させておく。また、自動取付装置51は、アーム
部61を再び第1レンズ用治具47の取出し位置に回動
させ、レンズ取付部62次の後レンズ35を取り出し、
次のベース部材33に組み付ける。このように、後レン
ズ35はトレイ44上と同間隔のまま自動組付装置51
に供給されるので、自動組付装置51は常に同じ状態の
後レンズ35を取り出してベース部材33に組み付ける
ことができる。
【0037】載置した後レンズ35が全て取り出された
第1レンズ用治具47は、第1エアスライドテーブル4
9によって、再び後レンズ35を受け取るために、トレ
イ用コンベア45の前方の受取位置に移動する。また、
この時には、後レンズ35が載置された第2レンズ用治
具48が、自動組付装置51によって後レンズ35が取
り出される取出し位置に移動しているので、滞りなく後
レンズ35の供給を続けることができる。
【0038】後レンズ35が組み付けられたベース部材
35は、スペーサー36の組付け工程,前レンズ37の
組付け工程,レンズカバー38の組付け工程に順に搬送
され、露光ユニット29が完成する。完成した露光ユニ
ット29がユニット本体16の自動組立ラインに搬送さ
れる。
【0039】なお、上記の実施の形態では、レンズ付き
フイルムユニットの露光ユニットの自動組立ラインを例
に本発明の説明を行ったが、本発明の部品供給方法及び
装置はこれに限定されず、様々自動組立ラインの部品の
供給に用いることができる。また、レンズ取出し装置に
よりトレイから取り出す後レンズは、一度の取り出し動
作で1列としたが、一度の取り出し動作で2列、または
3列取り出すようにしてもよい。更に、レンズ用治具は
2個用いたが、1個または2個以上でもよい。また、後
レンズが載置されたトレイをトレイコンベアで搬送した
が、トレイチェンジャ装置を用いることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の部品供給
方法及び装置は、トレイ上の部品を少なくとも1列ずつ
各部品間の間隔を変えずにトレイから取り出し、これら
の取り出した部品を間隔,姿勢を変えずに部品用治具に
載置し、この部品用治具を次工程に向けて搬送するよう
にしたので、滞りなく部品の供給を行うことができ、製
造効率を向上させることができる。
【0041】また、底部に向かって内壁面がテーパー状
に傾斜された凹部からなる部品載置部を部品用治具に設
け、部品取出し手段により載置された部品を位置決めし
て保持するようにしたので、次工程に精度良く部品の供
給を行うことができ、更に、搬送途中での部品の落下や
詰まり等を確実に防止することができる。また、低コス
トに実施することができる。
【0042】更に、部品用治具を複数個用いて連続して
部品の供給を行うようにしたので、更に製造効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた後レンズ供給装置の構成を示す
斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視
図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】露光ユニットの撮影レンズの構成を示す分解斜
視図である。
【図5】露光ユニットの後レンズ組付け工程の構成を示
す概略図である。
【図6】第1レンズ用治具の要部断面図である。
【図7】従来の振動式部品供給装置の構成を示す斜視図
である。
【図8】従来のコンベア式部品供給装置の構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
22 撮影レンズ 29 露光ユニット 33 ベース部材 34 レンズボード 35 後レンズ 36 スペーサー 37 前レンズ 38 レンズカバー 39 レンズ鏡筒 44 トレイ 45 トレイ用コンベア 46 レンズ取出し装置 47 第1レンズ用治具 48 第2レンズ用治具 49 第1エアスライドテーブル 50 第2エアスライドテーブル 51 自動組付装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ上に整列して集積された複数個の
    部品をトレイから取り出して、次工程に供給する部品供
    給方法において、 前記トレイ上の部品を少なくとも1列ずつ各部品間の間
    隔を変えずにトレイから取り出し、これらの取り出した
    部品を間隔,姿勢を変えずに部品用治具に載置し、この
    部品用治具を次工程に向けて搬送することを特徴とする
    部品供給方法。
  2. 【請求項2】 トレイ上に整列して集積された複数個の
    部品をトレイから取り出して、次工程に供給する部品供
    給装置において、 前記トレイ上の部品を少なくとも1列ずつ、各部品間の
    間隔を変えずにトレイから取り出す部品取出し手段と、
    この部品取出し手段によって取り出された複数の部品が
    間隔,姿勢を変えずに載置される部品用治具と、この部
    品用治具を次工程に向けて搬送する治具搬送手段とから
    なることを特徴とする部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記部品用治具には、部品取出し手段に
    より載置された部品を位置決めして保持する部品載置部
    が設けられており、該部品載置部は、底部に向かって内
    壁面がテーパー状に傾斜された凹部からなることを特徴
    とする請求項2記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記部品用治具を複数個用い、先に次工
    程に搬送されている部品用治具の部品がなくなる前に次
    の部品用治具を次工程に搬送して、連続して部品の供給
    を行うことを特徴とする請求項2または3記載の部品供
    給装置。
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