JPH10138685A - 複式筆記具 - Google Patents

複式筆記具

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Publication number
JPH10138685A
JPH10138685A JP8314143A JP31414396A JPH10138685A JP H10138685 A JPH10138685 A JP H10138685A JP 8314143 A JP8314143 A JP 8314143A JP 31414396 A JP31414396 A JP 31414396A JP H10138685 A JPH10138685 A JP H10138685A
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JP
Japan
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writing
shaft
tip
barrel
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP8314143A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Muto
広行 武藤
Seiichi Kobayashi
小林  清一
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大形の中粘度の水性、低粘度の油性ボールペ
ンの筆記体をを少なくとも1本有した2種の筆記体を軸
筒内に搭載して、携帯性、使い勝手性を満足した軸筒の
太さで、筆記体を内蔵するためのスペースを広く確保す
ることの出来る複式筆記具を提供可能とする。 【構成】 軸筒の後方内孔に軸筒に対し略180度の範
囲で回転可能に配設されると共に軸周面にカム溝が形成
された回転軸と、軸筒の後端に突出した回転軸の後端部
に一体又は別体で固定された操作体と、軸筒に対し操作
体が回転可能に保持されて、前記回転軸のカム溝と係合
する突起部が夫々対向する内側に形成された一対の摺動
コマが軸筒の内孔に前後動のみ可能に案内され、夫々の
摺動コマの前方に摺動コマと連動するように夫々の筆記
体が設けられて、操作体の回転に伴う回転軸の回転で夫
々の摺動コマが交互に前後動して夫々の筆記体の筆記先
端部が軸筒の先端口から突出可能に求心される方向にフ
レキシブルとなるよう構成されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1種を剪断
減粘性を有する水性(中粘度)又は低粘度の油性ボール
ペンインキが充填されてなるボールペン筆記体として、
通常の油性ボールペン等の筆記体、シャープペンシル筆
記体等を任意に組み合わせて2種の筆記体を搭載して成
る複式筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボールペン等の複数の筆記体を
搭載して、軸先から選択的にその筆記先端部を出没可能
とした複式筆記具が知られている。又、複式筆記具の筆
記先端部の出没機構としては、ノック式のもの、筆記具
の軸筒側面から貫出したスライダーを交互に摺動させる
スライダー式のもの、傾斜面を備えたカム筒を回転させ
て行うカム式のもの等種々知られている。従来の出没機
構は、筆記体を軸筒内に戻すためのリターンスプリング
を内蔵しているため、構造が複雑で、部品点数も多く、
コスト高となる問題がある。又、機構を内蔵するための
スペースが大きく、リフィール形状の自由度が少ない。
【0003】一方、中粘度の水性、低粘度の油性ボール
ペンはインキ収容管が太くなるために通常の太さの複式
筆記具に搭載した場合、筆記体間の自由度がなく突出す
る筆記体の先端部が軸筒の先端孔にスムーズに求心され
ず、作動が阻害されて筆記先端部の出没が不可となる。
従って、作動を可能とするために軸筒が極端に太くなっ
て、携帯性、使い勝手が悪くなる欠点がある。
【0004】水性ボールペンは、粘度が数mPa・S以
下の低粘性であるため、軽い筆記圧で書けることが利点
であり、書き味が良好である特徴がある。しかしなが
ら、インキがペン先からだらだらと流れ出る直流現象
や、反対にボールペンの先から空気が流入してインキが
流出する逆流現象などが起こり易い欠点がある。これら
の現象は中綿と称する繊維の収束体などを用いて防止す
る方法がとられている。又、キャップオフの状態で放置
すると、溶媒の蒸気圧が高く、溶媒がれのため、先端が
乾燥してインキが流出しなくなり、書けなくなってしま
うという問題がある。
【0005】一方、従来知られている油性ボールペン
は、それに使用するインキが粘度が数千mPa・S以上
の高粘度のために、ペン先からインキが流出する際にボ
ールが回転する時の抵抗が大きいため書き味が悪い欠点
がある。又、筆記の際に先端から流出するインキ量は少
なく、ボテ現象があり、筆記描線のムラがあり筆跡濃度
が薄いこと、高い筆記圧が必要なことなどの問題があ
る。この油性ボールペンの改良として、 最近、上記の
水性と油性との中間粘度領域(数mPa・S〜数千mP
a・S)のインキを用いる中粘度と呼ばれる水性インキ
用ボールペンが開発されている。このものは、先端ボー
ルの回転によって粘度が低下してインキがスムーズに流
出する特性、所謂剪断減粘性を有する相対的に低粘性の
水性のインキを用いたボールペンである。しかしなが
ら、このものはインキが乾燥しやすい欠点があるために
通常は筆記先端部をシールするキャップが必要である。
又、インキの流出量が多くなり、筆記寿命を延ばすため
にインキ収容管の径を太くしてインキの充填量を多くす
る必要がある。
【0006】又、上記油性ボールペンの改良として、耐
乾燥性に優れた低粘度の油性インキを用いたボールペン
が考えられるが、やはりインキの流出量が多くなり、筆
記寿命を延ばすためにインキ収容管の径を太くしてイン
キの充填量を多くする必要がある。又、インキの粘度が
低いために、チップ側を下向きにした場合に先端ボール
とチップ抱持部の隙間が生じるとインキが滲みでる(直
流)が生じたり、筆記時にインキの流出量が多くなる欠
点がある。
【0007】上記、中粘度の水性インキ、低粘度の油性
インキの何れも低粘性であることからインキが逆流や直
流しやすい現象がある。インキが逆流や直流を起こすと
衣類などを汚す危険がある。又、落下やノック衝撃で筆
記掠れが生じやすい欠点がある。又、中粘度の水性ボー
ルペンは、通常インキ収容管後端に、フォロアと称され
るグリース状の半透明不乾性物質が充填されるので、イ
ンキ蒸発防止の問題はペン先、即ちボールとホルダーの
間隙からの蒸発低減化を考えればよい。例えば、油性ボ
ールペンのように蒸気圧がかなり低い溶剤を主として用
いれば、インキの蒸発は考慮しないですむ。しかし、水
性インキの場合は水が主溶剤なので、低蒸気圧溶剤を選
択しただけでは、水の蒸発を防げない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、即ち、複数の筆記体を軸筒
内に搭載して、軸筒先端から夫々の筆記体の筆記先端部
を選択的に出没可能とし、製造コスト、携帯性、使い勝
手性に優れた複式筆記具を提供することにある。又、イ
ンキの逆流、直流現象が生じず、ペン先の耐乾燥性が維
持されてキャップを外して放置することができ、又、落
下衝撃、上向き筆記によるインキの逆流やインキの直流
を防止する機構を有する中粘度の水性、低粘度の油性ボ
ールペンの筆記体を構成し、当該ボールペン筆記体を少
なくとも1本有した、複数の筆記体を軸筒内に搭載し
て、軸筒先端からそれぞれの筆記体の筆記先端部を選択
的に出没する便利な複式筆記具を提供可能とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の複式筆記具は、
先端ボールがチップ先端のボール抱持部の内縁に常時は
押圧して密接し、筆記時には密接状態が解除されるよう
に設けられたスプリングを有することからなるチップと
チップ後端に対接してボール弁が遊嵌された弁室が設け
られ、該弁室後部にボール弁が密接してインキの逆流を
防ぐボール受け座及び該ボール受け座からインキ収容管
に通ずる導孔が設けられて、後方にインキ収容部が比較
的大きな横断面積を有した非変形のインキ収容管を有
し、該インキ収容管内に筆記に伴う先端ボールの回転で
粘性が低下して流出される、所謂剪断減粘性を有した水
性ボールペンインキ又は低粘度の油性インキが充填さ
れ、インキの後端に筆記に伴うインキの消耗に追随して
移動するグリース状の半透明不乾性物から成るフォロア
が充填されて構成されるボールペン筆記体と、当該ボー
ルペン筆記体を少なくとも1本含む2種の筆記体を搭載
して成り、先軸と後軸と、この後軸の内孔に後軸に対し
略180度の範囲で回転可能に配設されると共に軸周面
にカム溝が形成された回転軸と、後軸の後端に突出した
回転軸の後端部に固定された操作体と、後軸に対し操作
体と回転軸が回転可能に保持されて、前記回転軸のカム
溝と係合する突起部が夫々対向する内側に形成された一
対の摺動コマが前記後軸の内孔に前後動のみ可能に案内
され、夫々の摺動コマの前方に摺動コマと連動するよう
に夫々の筆記体が設けられて、前記操作体の回転に伴う
回転軸の回転で夫々の摺動コマが交互に前後動して夫々
の筆記体の筆記先端部が先軸先端口から出没可能となる
ように構成されて成る。
【0010】又、先軸と後軸の間に設けられた中軸と、
この中軸の後方内孔に中軸に対し略180度の範囲で回
転可能に配設されて、後軸に対し固定されると共に前方
に突起部が形成された回転軸と、該回転軸の突起部と係
合する傾斜状のカム溝が夫々対向する内側に形成された
一対の摺動コマが前記中軸の内孔に前後動のみ可能に案
内され、夫々の摺動コマの前方に摺動コマと連動するよ
う2種の筆記体が設けられて、前記後軸の回転に伴う回
転軸の回転で摺動コマが前後動して筆記先端部が先軸先
端孔から出没可能となるように構成されて成る。
【0011】又、軸筒内周の横断面形状が略矩形状と成
され、矩形状の長手方向に対向して軸筒内周に略内接状
態に配設された一対の摺動コマと、夫々の摺動コマの前
方に筆記体が接続され、筆記先端部が軸筒の先端口から
突出可能に求心される方向にフレキシブルとなるように
筆記体後端部と摺動コマ先端部が接続されて成る。
【0012】
【実施例】先ず、図1乃至図5は本発明の第1の実施例
を示している。図1に於いて、2本のボールペン筆記体
1a、1bが設けられている。本発明の意図する複式筆
記具は、少なくとも1種を所謂剪断減粘性を有した水性
又は低粘度の油性ボールペンインキが充填されたボール
ペン筆記体として、2種めに通常の油性ボールペン筆記
体、シャープペンシル筆記体などが必要に応じて組み合
わせて用いられるものである。
【0013】図1の複式筆記具は、前部に位置した筆記
具機構の部分を収納する先軸49及び後軸30と後軸の
後端に配設された操作体42とからなる。又、先軸49
の後部内周に雌螺子50が形成されている。軸筒は、先
軸と後軸で構成され、筆記体の交換が不要の場合等では
先軸と後軸は一体の軸筒と成る。又、後軸30の前部に
は雄螺子32が形成され、前記先軸49の雌螺子50と
螺合されて、必要に応じて取り外されて筆記体の交換な
どを行う。又、前記後軸30の内孔後端の内周に後述す
る回転軸33の回転範囲を規制する回り止め用のリブ3
0aが形成されると共に段部30bを有し、又、後軸3
0の前方内周部に90度間隔にあいて軸方向に形成され
た4本のガイド用のリブ31が形成されている。又、後
軸30のやや後方寄りの外周に3箇所で山形状の膨出部
39が形成され、2箇所の膨出部の中央には凹部40
a,40bが設けられている。
【0014】回転軸33は大径部36の前方に小径部3
4を有し、小径部34の周面に螺旋状のカム溝35が形
成されている。又、前記大径部36の後方に縮径した軸
部を有し、その軸部の前方外周に突状の係止部37が、
後端に所要箇所で回転止め溝38が設けられている。
又、前記大径部36の周面に、上記リブ30aが係合し
て後軸30との間において通常は120〜180度の範
囲で回転軸33を回転規制する溝36aが設けられてい
る。尚、回転軸33の回転角度を大きくすれば回転抵抗
が小さくなって操作し易くなる利点があるが、回転角度
が大きくなることでアクションが大きくなる点は操作上
の欠点となる。従って、回転角度は軸体の径が小さい場
合は180度寄りに、径が大きい場合は120度寄りに
設計都合で選択される。
【0015】操作体42は天冠43と、天冠43の外周
部の一側面から前方に延設したクリップ44で形成され
る。クリップ44先方の内側には玉部45が設けられ、
天冠の前方には孔部43aが、孔部の前方周面に周状の
係止溝42aと後方周面に所要箇所の回転止めリブ41
が設けられている。尚、操作体42と回転軸33を一体
に形成して、後軸30の後端に取り付けることは設計的
に容易である。
【0016】摺動コマ46a,46bの前方には挿入孔
48a,48b設けられ、夫々の挿入孔には後述するボ
ールペン筆記体1a,1bの後端を止着する内方突条の
係止部51a,51bが設けられている。又、その後方
の内面側には回転軸33の回転に伴うカム溝35の押圧
で夫々の摺動コマが前後動するための47a,47bが
形成されている。又、摺動コマ46a,46bの外周に
は、上記後軸30のガイド用のリブ31に回転止め係合
する溝53a,53bが設けられている。従って、摺動
コマ46a,46bの側面に設けた溝53a,53bが
ガイド用のリブ31と夫々噛み合うことにより、摺動コ
マ46a,46bを円滑に前後動させる。又、摺動コマ
46a,46bの横断面形状は略D形を成している。従
って、従来例でよく示される、相対向する2つのガイド
溝を有したガイド筒を取付ける複雑な構成を必要としな
い利点がある。又、摺動コマ46a,46bは夫々の平
坦側が相対接するが、相互間の摺動をより円滑とする為
に、摺動コマ46bにガイド突起52bが、摺動コマ4
6aにはガイド突起52bを嵌挿するガイド溝52aが
設けられている。
【0017】そして、回転軸33は上記摺動コマ46
a,46bの突起部47a,47bをカム溝35に係合
させた状態で後軸30の内孔に挿入され、大径部36の
後端が後軸の段部30aに当接されると共に回転軸33
の後端軸部に上記操作体42が止着される。その時、上
記係止部37が天冠43の係止溝42aに係合し、回転
止め溝38が天冠の回転止めリブ41に係合して回転軸
33と操作体42は一体に固定されて、後軸30に対し
操作体42を回転することで回転軸33が回転し、それ
と共に一方の摺動コマが前進し、他方の摺動コマが後退
する。又、摺動コマ46a,46bの挿入孔48a,4
8bにボールペン筆記体1a,1bの後端部が止着さ
れ、後軸30の前方に先軸49が固定される。ところ
で、筆記体の一方をシャープペンシルとした場合には後
軸30に対し操作体42が軸推移する構成が必要である
が、相互間にスプリングを附勢させてそのように構成す
ることは設計的に容易である。
【0018】図6は基本的には第1の実施例に含まれる
程度のものであり相違点に付いては後述する作用で説明
する。
【0019】次に、本発明の複式筆記具に搭載されるボ
ールペン筆記体1aに付いて説明する。尚、ボールペン
筆記体1aと1bは同じ構成であり、例えば、インキ色
や筆記描線などが異なるものである。又、ボールペン筆
記体に適用されるインキは所謂剪断減粘性を有した水
性、低粘度の油性インキである。
【0020】図5に示すようにチップ11は、インキ流
入可能なチャンネルを有した座に先端ボール12が略当
接した状態で、先端ボール12が回転自在に抱持される
ようカシメられている。又、チップ11の内孔部にスプ
リング14が内挿され、スプリング14の後端が抜出不
能となるようにチップの軸部13の後端を適宜カシメて
いる。又、先端ボール12がチップ抱持部の内面に密接
することは筆記先端の乾燥、インキの直流防止に対し極
めて重要であって、そのために先端ボールを抱持するチ
ップ内面の表面粗さ、カシメによる密接精度を改善する
為に内面の研削仕上げ、カシメ精度を上げる為の二次的
な塑性加工が配慮される。又、先端ボールとの密接面に
表面処理などが配慮される。
【0021】又、スプリング14の先方は直線状の棒軸
部15となり、当該棒軸部15の先端が先端ボール12
の後端に押圧状態で当接する。尚、先端ボール12はそ
の押圧によってチップ11のボール抱持部(カシメなど
で形成)の内縁に密接状態となる。
【0022】又、継ぎ手2は先端にチップ11の軸部1
3を圧着する前軸部3とインキ収容管17の前端に圧着
される後軸部5が形成され、前記前軸部3と後軸部5と
の間がフレキシブルな、例えば蛇腹4などで一体に接続
された樹脂成形品で形成される。又、前軸部3の内孔部
後方にはボール弁16が遊嵌している弁室7があり、弁
室7の後方にはテーパー状又は球面状のボール受け座8
と軸心に適宜偏心して設けられた導孔9とが設けられ、
前記蛇腹4、後軸部5の内孔がインキ収容管17の内孔
に連通している。又、弁室7の内壁の一側には軸方向に
インキが流れるように溝部を設けている。(図示せず)
この弁室7内の遊嵌しているボール弁16は、チップ1
1を下向きにした状態では、チップの軸部13の後端に
偏った状態に接してインキ流路を形成し、インキ収容管
のインキは導孔9を通り前記溝部、前記インキ流路をな
どを通じてチップ内孔部に流入する。逆に上向きの状態
ではボール弁16がボール受け座8に当接してインキの
逆流を防止する機能が得られる。
【0023】又、インキ収容管17内には上記ボールペ
ンのインキ18が充填され、更に、このインキ18の後
端にインキの消耗と共にインキ面に接触して追随して移
動可能なグリース状の半透明不乾性物から成るフォロア
19が充填される。又、落下やノック衝撃等による変形
を防止するために必要に応じてフォロア19内にフォロ
アと略同等の比重を有する樹脂製のフォロア棒20が浸
漬される。インキ収容管17の後端には尾栓21が固着
されていて、該尾栓後端の軸部に上述した摺動コマ46
a、46bの前部に設けられている挿入孔の係止部51
a,51bに着脱可能に止着する係止溝23が設けられ
ている。又、尾栓21にはインキ収容管17の内部と外
気を連通する通気溝22が設けられている。尚、上記イ
ンキ収容管17は一例として透明PP樹脂成形品等が使
用される。又、インキ収容管17をクリアドレン性に優
れた材質で選定する。又、インキ収容管は継ぎ手2と一
体に形成されてもよい。
【0024】又、インキ収容管17のインキ収容部は比
較的大きな断面積を有した非変形のものであって、実施
例では後軸30内に無駄なく嵌挿する略D形の断面形状
を有している。尚、上記チップ11とインキ収容部を接
続する部位が軸長方向に対する横方向に容易に変移可能
と成される。又、チップ11後端を圧着する継ぎ手とイ
ンキ収容管との間にフレキシブルなチューブを接続して
構成することも可能である。
【0025】先ず、図7乃至図10は本発明の第2の実
施例を示している。以下、第1の実施例との相違点のみ
説明する。図7の複式筆記具は、前部に位置した筆記具
機構の部分を収納する先軸83及び中軸70と、後部に
位置した後軸79とからなる。又、先軸83の後部内周
には雌螺子84が形成されている。尚、軸筒は先軸と中
軸とで構成される。又、中軸70先部の前部には雄螺子
72が形成され、前記先軸83の雌螺子84と螺合され
て、必要に応じて取り外されて筆記体の交換などを行
う。又、上記中軸70の後穴部の内周に回り止め溝部8
1が形成されると共に中軸70の内周部に90度間隔に
於いて軸方向に形成された4本のガイド用のリブ71が
形成されていて、後述する回転軸73の太径部76と係
止部77の間に後軸79に対して回転可能に嵌合され
る。
【0026】そして、回転軸73は中軸70の内径後部
に回転可能に付勢され、後部に形成される係止部77
と、後軸79の後穴部80に設けられた回り止めリブ7
8と、回り止め溝81によって、後軸に対して不抜不回
転に係合されている。又、該中軸70の小径部74前方
には突起部75を有し、後述する摺動コマ85a,85
bのカム溝87a,87bに嵌合されている。又、回転
軸73は中軸70との間に於いて略180度の範囲で回
転規制されるよう相互間に規制部を有している。(図示
せず) 尚、請求範囲で記載した操作体は後軸を指している。
又、後軸、回転軸、天冠を一体に形成して中軸に取り付
けるように設計することは可能である。
【0027】又、摺動コマ85a,85bの前方には取
付穴部86が設けられていて、ボールペン筆記体1a,
1bが取り付けられ、内側には回転軸73の回転に伴う
突起部75の押圧で該摺動コマが前後動するためのカム
溝87a,87bが内側に形成されている。
【0028】又、上記摺動コマ85a,85bの側面に
設けた溝88が上記中軸70の内部に設けたガイド用の
リブ71と夫々噛み合うことにより、摺動コマ85a,
85bを円滑に前後動させる。また摺動コマ85a,8
5bの横断面形状は略D形を成している。従って、従来
例でよく示される、相対向する2つのガイド溝を有した
ガイド筒を取付ける複雑な構成を必要としない利点があ
る。又、後軸79の後端部には、中軸70が係止されて
いる部分を隠すために、天冠82が、適宜取り付けられ
ている。
【0029】図11乃至図14は本発明の第3の実施例
を示している。本実施例に適用されるボールペン筆記体
90a,90bは上記ボールペン筆記体1a,1bと基
本的には同じ構成を成している。但し、本願のボールペ
ン筆記体90a,90bのインキ収容管100は非変形
ではあるが円筒形であり、継ぎ手101とインキ収容管
100との接合部に容易に変形可能となる蛇腹等の屈曲
可能部は形成されていない。即ち、全体が非変形で構成
される点で相違する。
【0030】又、軸筒91内周の横断面形状が略矩形状
と成され、矩形状の長手方向に対向して軸筒91内周に
一対の摺動コマ92a,92bが略内接状態に配設され
ている。又、それぞれの摺動コマの前方に上記ボールペ
ン筆記体90a,90bが接続され、筆記先端部が軸筒
91の先端口から突出可能に求心される方向にフレキシ
ブルとなるように筆記体後端部と摺動コマ先端部が接続
されている。即ち、ボールペン筆記体90a,90bが
先端口に容易に求心可能となるように軸筒91の長手方
向内周は余裕空間を有している。
【0031】図13は上記第1の実施例の図3に対応す
る図を示しており、摺動コマ92a,92bの突起部9
3a,93bが回転軸94のカム溝95に係合する状態
を示している。又、図14は上記第2の実施例の図8に
対応する図を示しており、摺動コマ96a,96bのカ
ム溝97a,97bに回転軸98の突起部99が係合す
る状態を示している。
【0032】
【作用】先ず、第1の実施例に付いて説明する。後軸3
0に対して操作体42を一方に回転すると、摺動コマ4
6a,46bの突起部47a,47bが回転軸33の回
転に伴いカム溝35に沿って摺動して、何れか一方の摺
動コマが前進、他方が後退して、前進側の筆記体の筆記
先端部を先軸49の先端口から突出させることが可能と
なる。又、ボールペン筆記体のインキ収容部が非変形で
あっても筆記先方部位がフレキシブルに変移するので作
動が阻害されずに先軸49の先端口からスムーズに筆記
先端部が出没する。
【0033】又、一方のボールペン筆記体1aが突出し
た状態に於いては、図1及び図3に示すようにクリップ
の玉部45が後軸の膨出部39の凹部40aに隠蔽され
て容易にクリップ44が胸ポケット等に差せない状態を
作る。次に、回転軸33を回転すると摺動コマ46aが
後退してボールペン筆記体1aの筆記先端部が先軸49
内に没入すると共に、摺動コマ46bが前進する。その
時、筆記先端部が先軸49内に収容された携帯状態とな
り、その状態に対するクリップが図3に示す44a位置
となって胸ポケット等に容易に差すことが可能となる。
更に回転軸33を回転すると摺動コマ46aが更に後退
し、摺動コマ46bが更に前進してボールペン筆記体1
bの筆記先端部が先軸49の先端口から突出する。その
状態に対するクリップが図3に示す44b位置となって
膨出部の凹部40bに隠蔽されて容易にクリップ44が
胸ポケット等に差せない状態を作る。又、図4に示す回
転軸の大径部36の溝36aの当接部36cが後軸のリ
ブ30aに当接して他方の回転規制がなされる。
【0034】ところで、上述した図6に示す実施例は後
軸60の膨出部61に斜めの係止凹部62を設けて、筆
記先端部が突出した状態においてクリップ64の屈曲し
た先端部65を係止凹部62に係合させて、クリップを
胸ポケット等に全く差せない状態を作ったものである。
尚、実施例の形状に限らず、例えば、係止凹部を球状
溝、蟻溝等に成して、又、係合するクリップの先端部又
は玉部をそれに係合する形状に成せば、クリップが拡開
せずクリップを全く胸ポケット等に差せない状態を作
る。
【0035】ボールペン筆記体1aは、チップ11を上
向きにした状態に於いて、そのボール弁16が弁室7の
ボール受け座8に位置して導孔9を密閉するので、上向
き筆記されてチップの先端ボール12直下のインクがな
くなっても、インキにヘッドが掛かり逆流することがな
い。従って、チップ11を下向きにした時にはインキが
すぐに流出可能となり、筆記で掠れが防止される。(因
みにボール弁を有しない構造では、上向き筆記でインキ
が逆流方向に作用するのでチップ内に空気を巻き込み、
下向き筆記で即インキが追随せず掠れが生じる)
【0036】チップ11を下向きにした筆記状態に於い
ては、ボール弁16がチップ11後端の一方に偏った状
態に当接し、他方にはチップ11内にインキが流入可能
な流路が構成され、インキ収容管17から導孔9を経て
弁室7に入ったインキ18は先端ボール12の背面まで
誘導される。この状態で、棒軸部15の押圧で先端ボー
ル12がチップ抱持部の内縁に密接されるのでインキの
直流が防止される。又、筆圧により先端ボール12が微
小に後退するので隙間を生じてインキが流出可能とな
り、筆記により先端ボール12の回転でインキがスムー
ズに流出され、ボテが無く、筆跡濃度の高い筆記が可能
となる。又、先端ボール12の背面にはチャンネル(チ
ップ内孔に向かって貫通したインキ流入溝を複数箇所に
有した先端ボールの受け座)がありチャンネルの中心孔
には棒軸部15が貫通する。チップ内のインキはインキ
流入溝および中心孔と棒軸部15との間の隙間を通じて
先端ボール12背面に誘導される。
【0037】又、上記第2、第3の実施例に付いては詳
細な構成及びその説明が省略されているが基本的には同
じであり作用の説明は省略する。又、第3の実施例は第
1、第2の実施例に対しボールペン筆記体の全体が非変
形と成る点で相違するが、軸筒を略矩形状と成すことで
軸筒が単純に太くなる外観の悪さをカバーしうるもので
ある。
【0038】
【発明の効果】本発明の複式筆記具の構成及び作用は以
上の如くであり、インキの逆流、直流現象が生じず、ペ
ン先の耐乾燥性が維持されてキャップを外して放置する
ことができ、又、落下衝撃、上向き筆記によるインキの
逆流やインキの直流を防止可能とする所謂剪断減粘性を
有した水性、低粘度の油性インキを使用したボールペン
筆記体を少なくとも1本有した2種の筆記体を軸筒内に
搭載して、軸筒先端から夫々の筆記体の筆記先端部を選
択的に出没可能とした複式筆記具が携帯性、使い勝手性
を満足した軸体の太さで提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である複式筆記具の全体
を示す縦断面図で、一部非断面で示されている。又、2
種のボールペン筆記体が搭載されている。
【図2】図1に於けるC−C矢視断面図であるが、摺動
コマ46aには筆記体が止着されてない状態で示してい
る。
【図3】図1に於けるB−B断面図を示している。又、
操作体の回転に伴うクリップの位置を示している。
【図4】図1に於けるA−A断面図である。
【図5】ボールペン筆記体1aの縦断面図である。
【図6】図1に対応して一部変更された複式筆記具の後
半部を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例である複式筆記具の全体
を示す縦断面図で、一部非断面で示されている。又、2
種のボールペン筆記体が搭載されている。
【図8】中軸に位置する摺動コマ部位を横断面した図で
ある。
【図9】中軸に位置するボールペン筆記体のインキ収容
部位を横断面した図である。
【図10】回転軸と摺動コマの形状を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例である複式筆記具の前
半部を示す縦断面図である。
【図12】摺動コマの前端部付近で軸筒を断面した図で
ある。
【図13】第1の実施例の図3に対応する第3の実施例
の断面図である。
【図14】第2の実施例の図8に対応する第3の実施例
の断面図である。
【符号の説明】
1a ボールペン筆記体 1b ボールペン筆記体 2 継ぎ手 3 前軸部 4 蛇腹 5 後軸部 6 鍔部 7 弁室 8 ボール受け座 9 導孔 10 内孔部 11 チップ 12 先端ボール 13 軸部 14 スプリング 15 棒軸部 16 ボール弁 17 インキ収容管 18 インキ 19 フォロア 20 フォロア棒 21 尾栓 22 通気溝 23 係止溝 30 後軸 30a リブ 30b 段部 31 ガイド用のリブ 32 雄螺子 33 回転軸 34 小径部 35 カム溝 36 太径部 36a 溝 36b 当接部 36c 当接部 37 係止部 38 回り止め溝 39 膨出部 40a 凹部 40b 凹部 41 回り止めリブ 42 操作体 42a 係止溝 43 天冠 43a 孔部 44 クリップ 44a クリップ 44b クリップ 45 玉部 46a 摺動コマ 46b 摺動コマ 47a 突起部 47b 突起部 48a 挿入孔 48b 挿入孔 49 先軸 50 雌螺子 51a 係止部 51b 係止部 52a ガイド溝 52b ガイド突起 53a 溝 53b 溝 60 後軸 61 膨出部 62 係合凹部 63 操作体 64 クリップ 65 先端部 70 中軸 71 ガイド用のリブ 72 雄螺子 73 回転軸 74 小径部 75 突起部 76 太径部 77 係止部 78 回り止めリブ 79 後軸 80 後穴部 81 回り止め溝部 82 天冠 83 先軸 84 雌螺子部 85a 摺動コマ 85b 摺動コマ 86 取付穴部 87a カム溝 87b カム溝 88 溝 90a ボールペン筆記体 90b ボールペン筆記体 91 軸筒 92a 摺動コマ 92b 摺動コマ 93a 突起部 93b 突起部 94 回転軸 95 カム溝 96a 摺動コマ 96b 摺動コマ 97a カム溝 97b カム溝 98 回転軸 99 突起部 100 インキ収容管 101 継ぎ手

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端ボールがチップ先端のボール抱持部
    の内縁に常時は押圧して密接し、筆記時には密接状態が
    解除されるように設けられたスプリングを有することか
    らなるチップと後方にインキ収容部が比較的大きな横断
    面積を有した非変形のインキ収容管を有し、該インキ収
    容管内に筆記に伴う先端ボールの回転で粘性が低下して
    流出される、所謂剪断減粘性を有した水性ボールペンイ
    ンキ又は低粘度の油性インキが充填され、インキの後端
    に筆記に伴うインキの消耗に追随して移動するグリース
    状の半透明不乾性物から成るフォロアが充填されて構成
    されるボールペン筆記体と、当該ボールペン筆記体を少
    なくとも1本含む2種の筆記体を搭載して、筆記体と連
    動して軸筒の先端口から選択的に夫々の筆記体の先端部
    を出没可能とする機構手段を備えて成る複式筆記具。
  2. 【請求項2】 ボールペン筆記体に於いて、チップ後端
    に対接してボール弁が遊嵌された弁室が設けられ、該弁
    室後部にボール弁が密接してインキの逆流を防ぐボール
    受け座及び該ボール受け座からインキ収容管に通ずる導
    孔が設けられて成る上記請求項1記載の複式筆記具。
  3. 【請求項3】 軸筒の後方内孔に軸筒に対し略180度
    の範囲で回転可能に配設されると共に軸周面にカム溝が
    形成された回転軸と、軸筒の後端に突出した回転軸の後
    端部に一体又は別体で固定された操作体と、軸筒に対し
    操作体が回転可能に保持されて、前記回転軸のカム溝と
    係合する突起部が夫々対向する内側に形成された一対の
    摺動コマが軸筒の内孔に前後動のみ可能に案内され、夫
    々の摺動コマの前方に摺動コマと連動するように夫々の
    筆記体が設けられて、操作体の回転に伴う回転軸の回転
    で夫々の摺動コマが交互に前後動して夫々の筆記体の筆
    記先端部が軸筒の先端口から出没可能となるように構成
    されたことを特徴とする上記請求項1及び2記載の複式
    筆記具。
  4. 【請求項4】 軸筒の後方内孔に軸筒に対し略180度
    の範囲で回転可能に配設されると共に軸周面前方に突起
    部が形成された回転軸と、軸筒の後端に一体又は別体で
    固定された操作体と、軸筒に対し操作体が回転可能に保
    持されて、前記回転軸の突起部と係合する傾斜状のカム
    溝が夫々対向する内側に形成された一対の摺動コマが軸
    筒の内孔に前後動のみ可能に案内され、夫々の摺動コマ
    の前方に摺動コマと連動するよう夫々の筆記体が設けら
    れて、操作体の回転に伴う回転軸の回転で摺動コマが交
    互に前後動して夫々の筆記体の筆記先端部が軸筒の先端
    口から出没可能となるように構成されたことを特徴とす
    る上記請求項1及び2記載の複式筆記具。
  5. 【請求項5】 軸筒内周の横断面形状が略矩形状と成さ
    れ、矩形状の長手方向に対向して軸筒内周に略内接状態
    に配設された一対の摺動コマと、それぞれの摺動コマの
    前方に筆記体が接続され、筆記先端部が軸筒の先端口か
    ら突出可能に求心される方向にフレキシブルとなるよう
    に筆記体後端部と摺動コマ先端部が接続されて成る上記
    請求項1及び2記載の複式筆記具。
JP8314143A 1996-11-12 1996-11-12 複式筆記具 Pending JPH10138685A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208322A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Micro Kk 複式筆記具

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