JPH10138511A - インクジェットプリント装置 - Google Patents

インクジェットプリント装置

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JPH10138511A
JPH10138511A JP29837596A JP29837596A JPH10138511A JP H10138511 A JPH10138511 A JP H10138511A JP 29837596 A JP29837596 A JP 29837596A JP 29837596 A JP29837596 A JP 29837596A JP H10138511 A JPH10138511 A JP H10138511A
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JP
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ink
path
printing apparatus
flow path
head
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JP29837596A
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English (en)
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Hitoshi Fujimoto
仁志 藤本
Takeshi Mikoshiba
剛 御子柴
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Original Assignee
Canon Aptex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクを無駄に排出することなく、インクタ
ンクからヘッドへのインク供給系にインクを充填するこ
と。 【解決手段】 インクタンク3とヘッド11との間に、
インクの循環流路を形成する加圧チューブ15、吸引チ
ューブ16、ヘッド加圧チューブ17、ヘッド吸引チュ
ーブ18を接続し、流路変更器9はつまみ9Cによって
第1または第2の切換状態に選択され、第1の切換状態
では、加圧チューブ15と吸引チューブ16とを連通す
るバイパス流路を形成し、第2の切換状態では、加圧チ
ューブ15とヘッド加圧チューブ17とを連通しかつ吸
引チューブ16とヘッド吸引チューブ18とを連通す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被プリント媒体上
にインク滴を吐出して画像をプリントする複写機、プリ
ンタ等のインクジェットプリント装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インクを用いたプリント
装置としてのインクジェットプリント装置は、インクジ
ェットヘッド(以下、「ヘッド」という)とインクタン
クとが一体となったディスポーザブルタイプと、ヘッド
とインクタンクとが別々に存在し、ポンプなどの手段を
用いてヘッドにインクを供給するパーマネントタイプの
プリント装置とが存在する。
【0003】このパーマネントタイプのプリント装置に
おいては、ヘッドにインクを充填および供給するために
インクタンクなどのインク貯蔵庫からチューブなどのイ
ンク受け渡し部材を経てインクを供給している。このイ
ンク受け渡し部材は、インクの循環などのために1つの
ヘッドに対して複数存在するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
において、複数存在しているインク受け渡し部材には、
ヘッドの取り扱い性向上を図るべく、インクタンクとヘ
ッドとの間を離間させてヘッドを取り出せるようにする
離間手段などが備えられてはいるものの、構造的には、
インクタンクとヘッドとは1本のインク流路を形成して
いる。そのため、インク受け渡し部材、ポンプ、および
インクタンクにインクを満たすためには、必ず、ヘッド
を介してインクを循環させなければならなかった。例え
ば、プリント装置の設置などの初期状態やヘッド交換時
などにおいて、インク受け渡し部材、およびポンプにイ
ンクを充填させる際には、ヘッドからインクが排出され
ることになるため、その排出量だけ余分なインクが必要
となる。また、その排出したインクを収容できる量に限
界があるため、このようなインクの排出を伴うインク充
填の動作を複数に分けて行わなければならず、その分、
余計な時間がかかるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、インクを無駄に排出する
ことなく、インクタンクからヘッドへのインク供給系に
インクを充填することができるインクジェットプリント
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリント装置は、インクタンクから供給されるインクを
インク吐出口から吐出可能なインクジェットヘッドを用
いて、被プリント媒体に画像をプリントするインクジェ
ットプリント装置において、前記インクタンクと前記イ
ンクジェットヘッドとの間にインクの循環流路を形成
し、前記循環流路の中途部位にバイパス流路を形成可能
な流路変更手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1から図6は、本発明の第1の実
施形態を説明するための図である。
【0008】図1は、本例のインクジェットプリント装
置におけるインク流路構成部分の斜視図、図2は、その
流路系の構成図である。これらの図において、1はイン
クカートリッジであり、その内部のインク収容部1A内
にインクが充填されている。2は針ブロックであり、イ
ンクカートリッジ1の内部に差し込まれる3つの針2
A,2B,2Cの先端に小さな穴があいている。インク
カートリッジ1の内部には、インク収容部1Aと共に廃
インク収容部1Bが形成されており、インクカートリッ
ジ1の装着状態において、図2のようにインク収容部1
A内に針2A,2Bが差し込まれ、廃インク収容部1B
内に針2Cが差し込まれる。
【0009】3はインクタンクであり、その内部は、図
2のように第1,第2,第3の3つの収容部3A,3
B,3Cに仕切られている。第1の収容部3A内の所定
レベルL上の位置と、針2Aの中空部との間には、イン
クタンクリターンチューブ14が接続され、第3の収容
部3C内と針2Bの中空部との間には、一方向弁13A
を介してインクタンク供給チューブ13が接続されてい
る。第1,第3の収容部3A,3Cの間には、加圧ポン
プチューブ20が接続されており、このチューブ20
は、加圧ポンプ4が時計回りに回転することにより第3
の収容部3C内から第1の収容部3A内に向ってインク
を圧送し、逆に、加圧ポンプ4が反時計回りに回転する
ことにより第1の収容部3A内から第3の収容部3C内
に向ってインクを圧送するようになっている。また、第
1,第2の収容部3A,3Bの間には吸引ポンプチュー
ブ19が接続されており、このチューブ19は、加圧ポ
ンプ5が反時計回りに回転することにより、第2の収容
部3B内から第1の収容部3A内に向ってインクを吸引
するようになっている。
【0010】31は、後述する廃インク受け12と針2
Cの中空部との間に接続された廃インクポンプチューブ
であり、このチューブ31は、廃インクポンプ6が反時
計回りに回転することにより、廃インク受け12内の廃
インクを針2Cを介して廃インク収容部1B内に圧送す
るようになっている。
【0011】9は流路変更器であり、図4および図5の
ように、4つのポートP1,P2,P3,P4が形成さ
れたボデー9A内に、軸線O1を中心として回動自在の
弁体9Bを備え、その弁体9Bを外部のつまみ9C(図
1,図2参照)を介して回動操作できるようになってい
る。弁体9Bは、図4のように回動されたときに、ポー
トP1,P2を連通し、かつポートP3,P4を連通す
る流路切換状態(以下、「第1切換状態」という)とな
り、また図5のように90°回動されたときに、ポート
P1,P3を連通し、かつポートP2,P4を連通する
流路切換状態(以下、「第2切換状態」という)とな
る。
【0012】ポートP1とインクタンク3の第2の収容
部3Bとの間には、一方向弁15Aを介して加圧チュー
ブ15が接続され、またポートP2とインクタンク3の
第3の収容部3Cとの間には吸引チューブ16が接続さ
れている。一方、ポートP3は、マウント22の内部、
キャップ10の内部、およびヘッド加圧チューブ17を
介してインクジェットヘッド11に接続され、同様に、
ポートP4は、マウント22の内部、キャップ10の内
部、およびヘッド吸引チューブ18を介してインクジェ
ットヘッド11に接続されている。マウント22はボデ
ー9Aに結合されている。また、キャップ10は、離間
機構8により、マウント22に対して離間可能に結合さ
れている。離間機構8は、マウント22側の軸線O2を
中心としてキャップ10を回動自在に支持し、レバー2
1を用いてキャップ10を回動操作できるように構成さ
れており、図4,図5のようにキャップ10を下方に回
動することによってキャップ10がマウント22と結合
し、一方、キャップ10を図4,図5中の上方に回動す
ることによってキャップ10がマウント22から離間す
る。図4,図5においては、チューブ15,16,1
7,18、流路変更器9、マウント22、およびキャッ
プ10によって形成される流路を簡略化して現わしてい
る。
【0013】ヘッド11には、多数のインク吐出口から
プリント媒体に向ってインクを吐出するためのヘッド部
11A(図6参照)が構成されている。本例の場合、イ
ンク吐出口は、図6中の左右方向に沿って列状に形成さ
れており、それらの吐出口から下方に向ってインク滴を
吐出し、また各吐出口に連通するインク路に対して、図
6中の左右方向に沿って延在する供給路からインクが供
給されるようになっている。そして、その供給路の両端
に、ヘッド加圧チューブ17とヘッド吸引チューブ18
が接続されている。各吐出口に連通するインク路のそれ
ぞれには電気熱変換体が設けられている。電気熱変換体
は、駆動データに応じて電気パルスが印加されることに
より発熱し、その熱によりインクに気泡を発生させ、そ
の気泡の生成に伴って吐出口からインクを吐出させる。
【0014】12は廃インク受けであり、プリントに寄
与しないインクがヘッド部11Aから吐出されるとき
に、そのインクを廃インクとして受けて収容する。
【0015】次に、作用について説明する。
【0016】まず、針2A,2B,2Cがインクカート
リッジ1に差し込まれている状態において、加圧ポンプ
4が時計回りに回転することにより、インクカートリッ
ジ1のインク収容部1A内のインクが針2Bの穴および
インクタンク供給チューブ13、およびインクタンク3
の第2の収容部3Bを介して第1の収容部3A内に移送
される。そして、第1の収容部3A内のインクの量が一
定のレベルLにまで達すると、そのレベルL以上のイン
クはインクタンクリターンチューブ14を介してカート
リッジ1のインク収容部1A内に戻される。その時、加
圧ポンプチューブ20内はインクが満たされるものの、
吸引ポンプチューブ19内にはインクが入り込んでいな
い。
【0017】その後、流路変更器9を図4のような第1
の切換状態としてから、加圧ポンプ4と吸引ポンプ5が
共に反時計回りに回転し、加圧ポンプ4の加圧力によ
り、第1の収容部3A内のインクは、第2の収容部3
B、および加圧チューブ15を通して図1中の矢印A方
向に供給される。なお、一方向弁13Aが備えられてい
ることにより、カートリッジ1の方向にはインクは戻ら
ない。また、吸引ポンプ5の反時計回りの回転により、
吸引チューブ16内には図1中の矢印B方向にインクを
移送する力が働き、加圧チューブを図1中の矢印A方向
に進んだインクは、流路変更器9のポートP1,P2か
ら吸引チューブ16に導かれてから、第3の収容変3C
を通して第1の収容部3Aに戻される。このように、イ
ンクがポートP1,P2の間の流路をバイパス流路とし
て循環する結果、加圧チューブ15、吸引チューブ1
6、吸引ポンプチューブ19、加圧ポンプチューブ20
にインクが満たされることになる。
【0018】その後、流路変更器9を図5のような第2
の切換状態とし、同図中矢印の方向にインクを移送し
て、ヘッド部11Aにインクを充填させる。また、この
流路変更器9の第2の切換状態は、ヘッド部11Aから
インク滴が吐出される通常のプリント動作時の状態であ
ると共に、ヘッド部11Aからプリントに寄与しないイ
ンク滴をヘッド回復処理等のために吐出するときの状態
でもある。廃インク受け12に収容された廃インクは、
廃インクポンプ6が反時計回りに回転することにより、
廃インクポンプチューブ31と針2Cを介して、廃イン
ク収容部1B内に回収される。
【0019】(第2の実施形態)図7および図8は、本
発明の第2の実施形態における流路変更器9の構成を説
明するための図である。
【0020】本例の流路変更器9には、可撓性のチュー
ブなどによって略H字状に形成された流路が設けられて
おり、その流路中の3箇所のそれぞれに、第1,第2,
第3の対の圧接コロ41A,41B,42A,42B,
43A,43Bが備えられている。図7のように、第
1,第2の圧接コロ41A,41B,42A,42Bに
よって対応する流路部分を押し潰して閉塞することによ
り、前述した実施形態の図4と同様の第1の切換状態と
なる。また、図8のように、第3の圧接コロ43A,4
3Bによって対応する流路部分を押し潰して閉塞するこ
とにより、前述した実施形態の図5と同様の第2の切換
状態となる。
【0021】(第3の実施形態)前述した第1の実施形
態における弁体9B、および第2の実施形態における圧
接コロは、手動による操作の他、モータやソレノイドな
どの電気部品を駆動源として用いて自動制御するように
構成してもよい。
【0022】(第4の実施形態)図9は、本発明の第4
の実施形態としてのインクジェットプリント装置全体の
構成例を説明するための要部の斜視図である。
【0023】本例のインクジェット装置は、フルライン
タイプのカラープリンタであり、イエロー色インク,マ
ゼンタ色インク,シアン色インク,ブラック色インクの
供給部137Y,137M,137C,137B(以
下、これらをまとめてインク供給部137と記述する)
と、これらインク供給部137に接続される4つのイン
クジェットヘッド111Y,111M,111C,11
1B(以下、これらをまとめてインクジェットヘッド1
11と記述する)とを具えている。各インク供給部13
7は、前述した実施形態と同様のインク供給系を構成し
ている。
【0024】制御装置139に接続するヘッドドライバ
140によって、各ヘッド111内の各発熱抵抗体(電
気熱変換体)に対する通電のオン/オフがそれぞれ切り
換えられる。インクジェットヘッド11は、無端の搬送
用ベルト141を挟んでプラテン142と対向するよう
に、搬送用ベルト141の搬送方向に沿って所定間隔で
配列している。そして、制御装置139によって作動が
制御される回復処理のためのヘッド移動手段143によ
り、プラテン142との対向方向に昇降し得るようにな
っている。各インクジェットヘッド111の側方には、
プリント用紙144に対するプリント作業に先立ち、イ
ンク通路内に介在する古いインクをインク吐出口から吐
出してインクジェットヘッド111の回復処理を行うた
めのヘッドキャップ145(前述した実施形態における
「廃インク受け12」に相当)が、インクジェットヘッ
ド111の配列間隔に対して約半ピッチずらした状態で
配置され、制御装置139によって作動が制御されるキ
ャップ移動手段146により、それぞれインクジェット
ヘッド111の直下に移動し、インク吐出口124から
吐出される廃インクを受けるようになっている。
【0025】プリント用紙144を搬送する搬送用ベル
ト141は、ベルト駆動モータ147に連結された駆動
ローラ148に巻き掛けられ、制御装置139に接続す
るモータドライバ149によってその作動が切り換えら
れる。また、搬送用ベルト141の上流側には、この搬
送用ベルト141を帯電することにより、プリント用紙
144を搬送用ベルト141に密着させるための帯電器
150が設けられており、この帯電器150は、制御装
置139に接続する帯電器ドライバ151によって、そ
の通電のオン/オフが切り換えられる。搬送用ベルト1
41の上にプリント用紙144を供給するための一対の
給紙ローラ152には、これら一対の給紙ローラ152
を駆動回転させるための給紙用モータ153が連結さ
れ、この給紙用モータ153は、制御装置139に接続
するモータドライバ154によって作動が切り換えられ
る。
【0026】従って、プリント用紙144に対するプリ
ント作業に先立ち、インクジェットヘッド111がプラ
テン142から離れるように上昇し、次いでヘッドキャ
ップ145がこれらインクジェットヘッド111の直下
に移動してインクジェットヘッド111の回復処理を行
った後、ヘッドキャップ145を元の待機位置へ移動さ
せ、さらにインクジェットヘッド111をプリント位置
までプラテン142側に移動する。そして、帯電器15
0を作動させると同時に搬送用ベルト141を駆動し、
さらに給紙ローラ152によってプリント用紙144を
搬送用ベルト141上に載置し、各インクジェットヘッ
ド111によって所定の色画像がプリント用紙144に
プリントされる。
【0027】(第5の実施形態)図10は、本発明の第
5の実施形態としてのインクジェットプリント装置全体
の概略を示す斜視図である。
【0028】インクジェットプリント装置100におい
て、キャリッジ101は、互いに平行に延在する2本の
ガイド軸104および105と摺動可能に係合する。キ
ャリッジ101は、駆動用モータおよびその駆動力を伝
達するベルト等の駆動力伝達機構(いずれも不図示)に
より、ガイド軸104および105に沿って往復動され
る。キャリッジ101には、インクジェットヘッド10
3が搭載され、このヘッド103には、前述した実施形
態と同様のインク供給系が接続されている。ヘッド10
3は、ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ
(M)およびイエロー(Y)の4色の各インクをそれぞ
れ吐出する5個のヘッド部が設けられている。
【0029】プリント媒体としての用紙106は、装置
の前端部に設けられる挿入口111から挿入され、最終
的にその搬送方向が反転され、送りローラ109によっ
て上記キャリッジ101の移動領域の下部に搬送され
る。これにより、キャリッジ101に搭載されたヘッド
103から、プラテン108によって支持された用紙1
06上のプリント領域にインク滴が吐出されてプリント
がなされる。
【0030】以上のようにして、ヘッド103の吐出口
配列の幅に対応した幅のプリントと用紙106の送りと
を交互に繰り返しながら、用紙106全体にプリントが
なされ、用紙106は装置前方に排出される。
【0031】キャリッジ101の移動可能な領域の左端
には、キャリッジ101上の各ヘッドとそれらの下部に
おいて対向可能な回復系ユニット110が設けられ、こ
れにより非記録時等に各ヘッドの吐出口をキャップする
動作や各ヘッドの吐出口からインクを吸引する等の動作
を行うことができる。また、この左端部の所定位置はヘ
ッドのホームポジションとして設定される。
【0032】一方、装置の右端部には、スイッチや表示
素子を備えた操作部107が設けられる。ここにおける
スイッチは装置電源のオン/オフや各種プリントモード
の設定時等に使用され、表示素子は装置の各種状態を表
示する役割をする。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクタンクとインクジェットヘッドとの間のインクの
循環流路中にバイパス流路を形成することにより、イン
ク供給系にインクを充填する際に、インクを無駄に排出
することがなく、余分なインクの消費の減少と、インク
供給系のインク充填作業の時間の短縮、その作業性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるインク流路構
成部分の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるインク流路系
の構成図である。
【図3】図1の流路変更器の正面図である。
【図4】図1の流路変更器の第1の切換状態における一
部切欠きの拡大図である。
【図5】図1の流路変更器の第2の切換状態における一
部切欠きの拡大図である。
【図6】図1のインクタンク、流路変更器、およびヘッ
ド部分の拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に備わる流路変更器の
第1の切換状態における一部切欠きの拡大図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に備わる流路変更器の
第2の切換状態における一部切欠きの拡大図である。
【図9】本発明の第4の実施形態としてのインクジェッ
トプリント装置全体の概略構成図である。
【図10】本発明の第5の実施形態としてのインクジェ
ットプリント装置全体の概略構成図である。
【符号の説明】 1 インクカートリッジ 2 針ブロック 3 インクタンク 4 加圧ポンプ 5 吸引ポンプ 6 廃インクポンプ 7 残量インク検知センサ 8 チューブステーション 9 流路変更器(流路変更手段) 9A ボデー 8B 弁体 9C つまみ 10 キャップ 11 ヘッド 12 廃インク受け 13 インクタンク供給チューブ 14 インクタンクリターンチューブ 15 加圧チューブ 16 吸引チューブ 17 ヘッド加圧チューブ 18 ヘッド吸引チューブ 19 吸引ポンプチューブ 20 加圧ポンプチューブ 21 レバー 22 マウント 41A,41B,42A,42B,43A,43B 圧
接コロ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクタンクから供給されるインクをイ
    ンク吐出口から吐出可能なインクジェットヘッドを用い
    て、被プリント媒体に画像をプリントするインクジェッ
    トプリント装置において、 前記インクタンクと前記インクジェットヘッドとの間に
    インクの循環流路を形成し、 前記循環流路の中途部位にバイパス流路を形成可能な流
    路変更手段を備えたことを特徴とするインクジェットプ
    リント装置。
  2. 【請求項2】 前記循環流路は、前記インクタンクから
    前記インクジェットヘッドに向ってインクを導く往路
    と、前記インクジェットヘッドから前記インクタンクに
    向ってインクを導く復路とを有し、 前記流路変更手段は、前記往路中と前記復路中に介在
    し、前記往路と前記復路のそれぞれを連通させる第1の
    形態と、前記往路と前記復路のそれぞれを遮断し、かつ
    前記往路と前記復路のそれぞれにおける前記インクタン
    ク寄りの部分の間に前記バイパス流路を形成する第2の
    形態とに変更可能であることを特徴とする請求項1に記
    載のインクジェットプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記循環流路は、前記インクタンクから
    前記インクジェットヘッドに向ってインクを導く往路
    と、前記インクジェットヘッドから前記インクタンクに
    向ってインクを導く復路とを有し、 前記流路変更手段は、前記往路中と前記復路中に介在す
    るボデーと、前記ボデー内にて移動可能な弁体とを有
    し、 前記ボデーには、前記インクタンク寄りにおける前記往
    路の部分および前記復路の部分のそれぞれに連通する第
    1および第2のポートと、前記インクジェットヘッド寄
    りにおける前記往路の部分および前記復路の部分のそれ
    ぞれに連通する第3および第4のポートが形成され、 前記弁体は、前記第1,第3のポート間を連通させかつ
    前記第2,第4のポートの間を連通させる第1の位置
    と、前記第1,第2のポートの間を連通させかつ前記第
    3,第4のポートの間を連通させる第2の位置に移動可
    能であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ットプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記循環流路は、前記インクタンクから
    前記インクジェットヘッドに向ってインクを導く往路
    と、前記インクジェットヘッドから前記インクタンクに
    向ってインクを導く復路とを有し、 前記流路変更手段は、前記往路中および前記復路中のそ
    れぞれに介在する第1の連通路および第2の連通路と、
    前記インクタンク寄りにおける前記往路の部分と前記復
    路の部分との間を連通する前記バイパス通路と、前記第
    1,第2の連通路および前記バイパス通路のそれぞれを
    選択的に開閉可能な第1,第2および第3の弁とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプ
    リント装置。
  5. 【請求項5】 前記第1,第2の連通路および前記バイ
    パス通路を可撓性のチューブにより形成し、 前記第1,第2、および第3の弁は、前記可撓性のチュ
    ーブを押し潰して閉塞可能な圧接部材を有することを特
    徴とする請求項4に記載のインクジェットプリント装
    置。
  6. 【請求項6】 前記循環流路の往路を通して前記インク
    タンクから前記インクジェットヘッドにインクを圧送す
    る加圧ポンプと、 前記循環流路の復路を通して前記インクジェットヘッド
    から前記インクタンクにインクを吸引する吸引ポンプと
    を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに
    記載のインクジェットプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記インクタンクは、交換可能なインク
    カートリッジに接続可能であることを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載のインクジェットプリント装
    置。
  8. 【請求項8】 前記流路変更手段は手動操作により流路
    を変更することを特徴とする請求項1から7のいずれか
    に記載のインクジェットプリント装置。
  9. 【請求項9】 前記流路変更手段は、駆動源として電動
    手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    かに記載のインクジェットプリント装置。
  10. 【請求項10】 前記循環流路中に、該循環流路におけ
    る前記インクタンク寄りの部分と前記インクジェットヘ
    ッド寄りの部分とを離間可能に接続する接続部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のイ
    ンクジェットプリント装置。
  11. 【請求項11】 前記インクジェットヘッドは、インク
    を吐出させるエネルギーの発生素子として、インクに気
    泡を生じさせるための熱エネルギーを発生する電気熱変
    換体を備えたことを特徴とする請求項1から10のいず
    れかに記載のインクジェットプリント装置。
  12. 【請求項12】 前記インクジェットヘッドを主走査方
    向に往復動させるヘッド移動手段と、 前記主走査方向と略直交する副走査方向に沿って前記被
    プリント媒体を移動させる被プリント媒体移動手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1から11のいずれかに
    記載のインクジェットプリント装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005007720A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Canon Finetech Inc インク供給・回復機構、記録装置
JP2007210231A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Ricoh Co Ltd 液体容器、液体収容容器、液滴を吐出する装置、画像形成装置

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