JPH10137824A - スタンド間材料搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

スタンド間材料搬送装置及び搬送方法

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JPH10137824A
JPH10137824A JP29268896A JP29268896A JPH10137824A JP H10137824 A JPH10137824 A JP H10137824A JP 29268896 A JP29268896 A JP 29268896A JP 29268896 A JP29268896 A JP 29268896A JP H10137824 A JPH10137824 A JP H10137824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム圧延機のロールスタンド駆動系交換
時に、圧延ロールスタンド間の圧延材料を搬送して圧延
操業を続行する搬送装置及び方法を提供する。 【解決手段】 スタンド間材料搬送装置は、搬送ロール
間隔調整装置を備えた搬送ロールスタンドに組み込まれ
た一対の上下搬送ロール、上下搬送ロールの双方のロー
ル一端部に接続され回転を伝達する一対のユニバーサル
スピンドル、一対のユニバーサルスピンドルに連結され
減速した回転を伝達する減速機、及び減速機にシャフト
で連結され回転を伝達する搬送ロール駆動モータからな
り運搬台車上に固定される。タンデム圧延機の圧延ロー
ルスタンドの駆動部系を交換する際に、スタンド間材料
搬送装置を交換する圧延ロールスタンドに組み込み、前
記スタンド間材料搬送装置の直前の圧延スタンド出側の
圧延速度に応じて、前記搬送上下ロールの搬送速度の速
度調整を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンデム圧延機の
圧延機駆動系及び駆動モータ等の故障及び更新による交
換の際に圧延操業を続行するために圧延材料を搬送する
搬送装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタンデム圧延において、圧延ロー
ルスタンドを使用せずに圧延操業を続行する場合、通常
その圧延ロールスタンドのロールギャップを圧延材料の
板厚以上に開き直前のロールスタンドのロール速度と同
程度にその圧延スタンドのワークロールをフリー回転さ
せ材料を搬送して圧延操業を続行させた。しかし、この
方法においては、ロール駆動系が故障した場合に圧延操
業は続行できなかった。
【0003】特開昭57−168703号公報には、タ
ンデム圧延機のいずれか1つの圧延ロールスタンドを組
み替える場合、組み替えを要しない残りの圧延ロールス
タンドで圧延パススケジュールを選択して圧延を続行す
ることを開示している。さらに、同公報においては、タ
ンデム圧延機にダミーの圧延ロールスタンドを1機また
は複数機あらかじめ設置しておき、タンデム圧延機のい
ずれか圧延ロールスタンドを組み替えるときに、それら
のダミー圧延ロールスタンドと、組み替えを要しない残
りの圧延ロールスタンドとで圧延パススケジュールを選
択して圧延操業を続行することも開示している。タンデ
ム圧延機にダミー圧延ロールスタンドをあらかじめ決め
ておく従来技術は、ダミー圧延ロールスタンドを通過さ
せるだけで圧延操業を実施できる。
【0004】しかし、同公報においては、このダミー圧
延ロールスタンドの駆動系については記載されていない
が、ダミー圧延ロールスタンドがあらかじめ設置されて
いるために、ダミー圧延ロールスタンドまたはタンデム
圧延機の駆動系の故障または駆動系の設備の更新等の際
には圧延操業を停止しなければならない問題がある。一
般に、いずれかのスタンドをダミー圧延ロールスタンド
とする従来の装置では、このダミー圧延ロールはあらか
じめタンデム圧延機に組み込まれたいるために、いずれ
かのスタンドが使用できない場合には、その使用できな
いスタンド前後の圧延材料搬送距離は、2倍の圧延ロー
ルスタンド間距離となり、圧延した材料が使用せずに残
る圧延ロールスタンドのロール、サイドガイド、ストリ
ッパーガイド、エプロン等の非回転物と接触することに
なり、圧延材料に表面疵が発生する。したがって、この
ような従来の装置においては、ロール駆動モータ等の駆
動系を更新するは、10日を越える操業中断が余儀なく
される問題がある。このような場合でも、タンデム圧延
操業を続行できる装置及び方法が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タンデム圧
延機のいずれかの圧延ロールスタンドの駆動系が使用で
きなくなったときに、それらの圧延ロールスタンド間の
圧延材料を搬送してタンデム圧延操業を続行できる搬送
装置及び搬送方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的は、搬送ロール間隔調整装置を備えた搬送ロールスタ
ンドに組み込まれた一対の上下搬送ロール、上下搬送ロ
ールの双方のロール一端部に接続され回転を伝達する一
対のユニバーサルスピンドル、一対のユニバーサルスピ
ンドルに連結され減速した回転を伝達する減速機、及び
減速機にシャフトで連結され回転を伝達する搬送ロール
駆動モータからなる各設備が、タンデム圧延機の各圧延
ロールスタンドのワークロール交換レール上に進退自在
に載置される運搬台車上に固定されたスタンド間材料搬
送装置により達成できる。また、上記目的は、タンデム
圧延機の前段圧延ロールスタンドに組み込むスタンド間
材料搬送装置の搬送ロールを無駆動にしたスタンド間材
料搬送装置により達成できる。
【0007】さらに上記目的は、タンデム圧延機のいず
れかの圧延ロールスタンドの駆動部系を交換する際に、
上下ワークロールを撤去した後にスタンド間材料搬送装
置を組み込み、交換を要しないタンデム圧延機の圧延ロ
ールスタンドで圧延するにあたり、上下搬送ロールのロ
ール間隔を搬送ロール間隔調整装置によって調整しつ
つ、スタンド間材料搬送装置の前の圧延ロールスタンド
と次の圧延ロールスタンドとの間の圧延鋼板を搬送する
タンデム圧延機のスタンド間材料搬送方法により達成で
きる。また、上記目的は、タンデム圧延機の前記スタン
ド間材料搬送方法において、スタンド間材料搬送装置の
直前の圧延スタンド出側の圧延速度に応じて、搬送上下
ロールの搬送速度の速度調整を可能にしたスタンド間材
料搬送方法により達成できる。さらに、上記目的は、タ
ンデム圧延機のスタンド間材料搬送方法において、圧延
材料の先端部がスタンド間材料搬送装置を通過する直前
からスタンド間材料搬送装置の次の圧延ロールスタンド
のワークロールに咬込むまで、または、圧延材料の先端
部がスタンド間材料搬送装置を通過する直前から一定時
間経過後まで、スタンド間材料搬送装置が圧延材料の圧
延速度より速い速度で圧延材料を搬送して圧延材料に張
力、すなわち進行方向に向かう力を与えるスタンド間材
料搬送方法により達成できる。その上に上記目的は、タ
ンデム圧延機のスタンド間材料搬送方法において、圧延
材料の尾端部がスタンド間材料搬送装置の前の圧延ロー
ルスタンドのワークロールを通過した直後からスタンド
間材料搬送装置を通過した直後まで、または、圧延材料
の尾端部がスタンド間材料搬送装置を通過する一定時間
前からスタンド間材料搬送装置を通過した直後まで、ス
タンド間材料搬送装置が圧延材料の圧延速度より遅い速
度で圧延材料を搬送して圧延材料に張力、すなわち進行
方向に逆向きの力を与えるスタンド間材料搬送方法によ
り達成できる。されに、上記目的は、タンデム圧延機の
スタンド間材料搬送方法において、スタンド間材料搬送
装置の直前のルーパーはスタンド間材料搬送装置の前後
の圧延ロールスタンド間の距離に相当する制御定数でル
ーパー高さ及び圧延材料の張力を制御し、且つスタンド
間材料搬送装置の直後のルーパーはパスライン位置で圧
延材料の位置制御のみを行うスタンド間材料搬送方法に
より達成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明のスタンド間材料搬
送装置を示す。本発明のスタンド間材料搬送装置1は、
ロール間隔調整装置2を備えた搬送スタンド3に組み込
まれた一対の上下搬送ロール4、4を備えている。この
上下搬送ロール4、4は、双方の搬送ロールの一端部に
一対のユニバーサルスピンドル5、5のジョイント6、
6で連結されて搬送ロール駆動モータ8からの回転が伝
達される。さらに、この一対のユニバーサルスピンドル
5、5は搬送ロール駆動モータ8による回転を減速して
伝達する減速機7に連結される。このスタンド間材料搬
送装置1は運搬台車9に積載固定される。
【0009】上記運搬台車9に積載固定されたスタンド
間材料搬送装置1は、タンデム圧延機の通常行われるワ
ークロール組み替え作業と同じ方法で、ワークロール組
み替え用に敷設されたレール上に運搬台車9の車輪12
を載せて、タンデム圧延機の撤去された圧延ロールスタ
ンド後に組み込まれる。図2に、例えば第5番目のワー
クロール21、21が撤去されたバックアップロール2
2、22と圧延ロールスタンド23のF5及び残りの6
機の圧延ロールスタンド23の群F1〜F4、F6及び
F7の模式図を示す。撤去されたワークロール後にスタ
ンド間材料搬送装置1を組み込む場合は、スタンド間材
料搬送装置1のストッパー10を上昇して運行可能にし
連結器11を牽引して通常行われるワークロール組み替
え作業と同じ方法でレールに載せて、タンデム圧延機に
組み込む。
【0010】上下搬送ロール4、4のロール間隔調整装
置2は、既設の上位計算機により自動でロール間隔が設
定できる装置を装備するが、スタンド間材料搬送装置は
個々のロールスタンドF1〜F7ごとに設定することが
できるが、手動でロール間隔が調整できるようにしても
よい。この場合に、スタンド間材料搬送装置1の上下搬
送ロール4、4のロール間隔は、圧延材料の搬送を支障
なく行うために圧延材の前段の圧延ロールスタンドF1
から後段の圧延ロールスタンドF7に向かって搬送ロー
ル間隔は小さくする必要がある。7機のロールスタンド
F1〜F7を有するタンデム圧延機にスタンド間材料搬
送装置1を各圧延ロールスタンドF1〜F7に使用した
場合の上下搬送ロール4、4の間隔の1例を表1に示
す。
【0011】 表1 圧延ロールスタンド (mm) F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 上下搬送 ロール間隔 100 90 80 70 60 50 50 タンデム圧延機の圧延ロールスタンドF1から圧延ロー
ルススタンドF3の範囲では、搬送する圧延材料の板圧
が比較的厚くて圧延材料がループまたは波うち起こさな
いので、スタンド間材料搬送装置1の上下搬送ロール
4、4は、搬送ロール駆動モータ8を駆動せずに圧延材
料の移動にしたがって回転させることができる。したが
って、このスタンドF1からスタンドF3には、搬送ロ
ール駆動モータ8、ユニバーサルスピンドル5、5及び
減速機7の駆動系を備えないスタンド間材料搬送装置1
を設置することができる。或いは、上記搬送ロール駆動
モータ8は、スタンドF1からスタンドF7の全てのス
タンドに適用できる駆動回転力を有するモータを設け、
このモータを個々のF1〜F7のスタンドの圧延速度に
対応する駆動回転力を有するモータとすることができ
る。しかし、この場合圧延材料の搬送速度範囲が広範囲
となりこの駆動モータは非常に高価となるので、例え
ば、前段のF1からF3のスタンド用には低回転駆動力
モータと、後段のF4からF7のスタンド用には高回転
駆動力モータとを設けた2種類のスタンド間材料搬送装
置1とすることもできる。また、後段のスタンド間材料
搬送装置のみに駆動モータを設け、前段用のスタンド間
材料搬送装置として使用するときは、後段のスタンド間
材料搬送装置の駆動ユニバーサルシャフト5、5のジョ
イント6、6を外して無駆動として使用する。
【0012】次に、上記スタンド間材料搬送装置1を使
用する場合の搬送速度調整方法を示す。例えば、図2に
概略的に示すようにタンデム圧延機の5番目の圧延ロー
ルスタンドF5の駆動系を交換して、スタンド間材料搬
送装置1を圧延ロールスタンドF5の後に設置した場合
について説明する。圧延材料の先端部が上記スタンド間
材料搬送装置1を通過する直前から圧延ロールスタンド
F6のワークロールに咬込む直前まで、すなわち、圧延
ロールスタンドF4のロードリレーが投入されてから一
定時間(例えば、1〜3sec程度)の間は、材料の先
端部分にループが発生しない様、板の速度より高い速度
で回転させる。
【0013】上記スタンド間材料搬送装置1の上下搬送
ロール4、4のロール接線速度VD5は、次式(1)で
設定される。 VD5=(1+α)×VF4(1+f4) (1) ここで、VF4:圧延ロールスタンドF4のワークロー
ル速度 f4:圧延ロールスタンドF4の材料先進率(f4≒
0.05〜0.1) α:圧延ロールスタンドF4のリード率(α≒0.1〜
0.2) 圧延材料の先端部が圧延ロールスタンドF6のワークロ
ールに咬込んだ直後、すなわち、圧延ロールスタンドF
4のロードリレーが投入されてから一定時間(例えば、
1〜3sec程度)を経過した後は、材料の速度に同期
させ、圧延ロールスタンドF5に設置したスタンド間材
料搬送装置1の上下搬送ロール4、4のロール接線速度
VD5は、次式(2)で設定される。
【0014】 VD5=VF4(1+f4) (2) さらに、圧延材料の尾端部が圧延ロールスタンドF4通
過後、すなわち、圧延ロールスタンドF4のロードリレ
ーが遮断した後、或いは圧延ロールスタンドF3のロー
ドリレーが投入されてから一定時間(例えば、0〜3s
ec程度)を経過した後は、材料の後端部分にループが
発生しない様に板の速度より低い速度で回転させる。す
なわち、ラグ率を考慮して、圧延ロールスタンドF5に
設置したスタンド間材料搬送装置の上下搬送ロール4、
4のロール接線速度VD5は、次式(3)で設定され
る。
【0015】 VD5=(1−β)×VF4(1+f4) (3) ここで、 β:圧延ロールスタンドF4のラグ率 上式(3)においてはαは、約0.1〜0.2の範囲で
あり、βは約0.1〜0.2)の範囲とすると、良好な
圧延材料の搬送を実施することができる。本発明のスタ
ンド間材料搬送装置を適用した場合、本搬送装置の前後
に既設されているルーパーの制御について説明する。ス
タンド間材料搬送装置直前に設けられているルーパーに
ついては、タンデム圧延をするときの通常の制御に使用
する。しかしながら、本装置を設置した場合は圧延スタ
ンド間距離が通常の長くなるために、このスタンド間に
加わる圧延材料重量及び、ルーパー角度によるパスライ
ンに対する圧延材料の入射角度と出射角度に応じた角度
に変更して制御を行う。
【0016】
【実施例】用いたスタンド間材料搬送装置は、駆動及び
非駆動共用形の搬送装置である。圧延ロールスタンドF
1からF7の7機を直列に配置したタンデム圧延機にお
いて、圧延ロールスタンドF1からF3までの駆動系の
交換においては非駆動型のスタンド間材料搬送装置とし
て使用した。圧延ロールスタンドF4からF7までの駆
動系の交換においては駆動形のスタンド間材料搬送装置
として使用した。上下搬送用ロールの直径は、上下共に
205mmとし、長さは2250mmとした。上下搬送
ロール材質は、圧延ロールとして使用しないためにルー
パーロールと同材質にして全圧延温度範囲に適用した。
搬送ロール駆動モータは、搬送のみに使用するために比
較的小容量のモータとすることができ、容量が7.5K
w、回転数が90〜1500rpmの範囲にある電動機
を2機備えた。
【0017】次に、7機のロールスタンドを有するタン
デム圧延機の電動機を直流電動機から交流電動機に交換
したときの工事日数とその工事期間内に本装置を設置し
て操業を行った日数と圧延本数を表3に示す。上記工事
日数のうち10数分のワークロール組み替え時間及び、
スタンド間材料搬送装置の組み込み時間を除きほぼ工事
日数の期間を操業することが可能である。表2に示す本
実施例においては、通常の圧延操業スケジュールに従っ
たために操業可能な工事日数の期間を全て操業していな
いが、しかし全く支障なく通常の圧延操業スケジュール
に従って操業を続行できた。
【0018】 表2 交換スタンド モータ容量 工事日数 工事期間中の操業日数 (及び圧延本数) F1 11250Kw 12.0 3.5(3804) F2 11250Kw 11.5 5.0(6900) F3 11250Kw 11.6 5.0(7336) F4 11250Kw 11.6 5.0(6782) F5 11240Kw 10.6 2.5(3084) F6 8430Kw 10.6 1.3(1518)
【0019】
【発明の効果】本発明のスタンド間材料搬送装置は、駆
動系の故障による駆動系交換及び更新においてタンデム
圧延機を長期間操業休止することなく、短時間の組み込
み時間で通常の圧延操業に復帰でき、且つ操業をしなが
ら故障の修理及び装置の更新が全く支障なくできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスタンド間材料搬送装置の側面図を示
す。
【図2】7機の圧延ロールスタンドを有するタンデム圧
延機の圧延ロールスタンド群F1〜F7の模式図であ
り、第5番目の圧延ロールスタンドF5はワークロール
が撤去され、バックアップロールと圧延ロールスタンド
とを示す。
【符号の説明】 1…スタンド間材料搬送装置 2…ロール間隔調整装置 3…搬送ロールスタンド 4…上下搬送ロール 5…ユニバーサルスピンドル 6…ジョイント 7…減速機 8…搬送ロール駆動モータ 9…運搬台車 10…ストッパー 11…連結器 21…ワークロール 22…バックアップロール 23…圧延ロールスタンド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ロール間隔調整装置を備えた搬送ロ
    ールスタンドに組み込まれた一対の上下搬送ロール、該
    上下搬送ロールの双方のロール一端部に接続され回転を
    伝達する一対のユニバーサルスピンドル、該一対のユニ
    バーサルスピンドルに連結され減速した回転を伝達する
    減速機、及び該減速機にシャフトで連結され回転を伝達
    する搬送ロール駆動モータからなる各設備が、タンデム
    圧延機の各圧延ロールスタンドのワークロール交換レー
    ル上に進退自在に載置される運搬台車上に固定されたこ
    とを特徴とするスタンド間材料搬送装置。
  2. 【請求項2】 タンデム圧延機の前段圧延ロールスタン
    ドに組み込む前記スタンド間材料搬送装置の搬送ロール
    を無駆動にしたことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 タンデム圧延機のいずれかの圧延ロール
    スタンドの駆動系を交換する際に、 前記上下ワークロールを撤去した後に前記スタンド間材
    料搬送装置を組み込み、交換を要しないタンデム圧延機
    の圧延ロールスタンドで圧延するにあたり、前記上下搬
    送ロールのロール間隔を前記搬送ロール間隔調整装置に
    よって調整しつつ、前記スタンド間材料搬送装置の前の
    圧延ロールスタンドと次の圧延ロールスタンドとの間の
    圧延鋼板を搬送することを特徴とするタンデム圧延機の
    スタンド間材料搬送方法。
  4. 【請求項4】 タンデム圧延機の前記スタンド間材料搬
    送方法において、 前記スタンド間材料搬送装置の直前の圧延スタンド出側
    の圧延速度に応じて、前記搬送上下ロールの搬送速度の
    速度調整を可能にしたことを特徴とする請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 タンデム圧延機の前記スタンド間材料搬
    送方法において、 圧延材料の先端部が前記スタンド間材料搬送装置を通過
    する直前から前記スタンド間材料搬送装置の次の圧延ロ
    ールスタンドのワークロールに咬込むまで、または、前
    記圧延材料の先端部が前記スタンド間材料搬送装置を通
    過する直前から一定時間経過後まで、前記スタンド間材
    料搬送装置が圧延材料の圧延速度より速い速度で前記圧
    延材料を搬送して前記圧延材料に張力を与えることを特
    徴とする請求項3または4記載の方法。
  6. 【請求項6】 タンデム圧延機の前記スタンド間材料搬
    送方法において、 圧延材料の尾端部が前記スタンド間材料搬送装置の前の
    圧延ロールスタンドのワークロールを通過した直後から
    前記スタンド間材料搬送装置を通過した直後まで、また
    は、前記圧延材料の尾端部が前記スタンド間材料搬送装
    置を通過する一定時間前から前記スタンド間材料搬送装
    置を通過した直後まで、前記スタンド間材料搬送装置が
    圧延材料の圧延速度より遅い速度で前記圧延材料を搬送
    して前記圧延材料に張力を与えることを特徴とする請求
    項3または4記載の方法。
  7. 【請求項7】 タンデム圧延機の前記スタンド間材料搬
    送方法において、 前記スタンド間材料搬送装置の直前のルーパーは前記ス
    タンド間材料搬送装置の前後の圧延ロールスタンド間の
    距離に相当する制御定数でルーパー高さ及び圧延材料の
    張力を制御し、且つ前記スタンド間材料搬送装置の直後
    のルーパーはパスライン位置で圧延材料の位置制御のみ
    を行うことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に
    記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121079A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Sumitomo Metal Ind Ltd 熱延鋼板の製造方法および製造装置
KR101411876B1 (ko) * 2012-04-26 2014-06-25 현대제철 주식회사 소재 이송장치를 이용한 소재 이송방법
JP2019177392A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 日鉄エンジニアリング株式会社 圧延装置及び圧延装置の構築方法

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