JPH10137750A - 純水製造装置の殺菌方法 - Google Patents
純水製造装置の殺菌方法Info
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- JPH10137750A JPH10137750A JP8318660A JP31866096A JPH10137750A JP H10137750 A JPH10137750 A JP H10137750A JP 8318660 A JP8318660 A JP 8318660A JP 31866096 A JP31866096 A JP 31866096A JP H10137750 A JPH10137750 A JP H10137750A
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- Japan
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- anion exchange
- exchange resin
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】操作が簡便であり、再生剤のランニングコスト
を大幅に低減することが出来る工業的に有利な純水製造
装置の殺菌方法を提供する。 【解決手段】下記一般式(I)で表される4級アンモニ
ウム塩基を有する構造単位および不飽和炭化水素基含有
架橋性モノマーから誘導される構造単位を含有する強塩
基性アニオン交換樹脂を充填して成るアニオン交換塔を
備えた純水製造装置において、上記の強塩基性アニオン
交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製造装
置の系内に殺菌・洗浄用の高温純を通液する。 【化1】 (一般式(I)中、Aは炭素数3〜8の直鎖状アルキレ
ン基または炭素数4〜9のアルコキシメチレン基を表わ
し、R1 は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜4
のアルキル基、R2 及びR3 は炭素数1〜4の炭化水素
基、X- はアンモニウム基に配位した対イオンを表し、
また、ベンゼン環はアルキル基またはハロゲン原子で置
換されていてもよい。)
を大幅に低減することが出来る工業的に有利な純水製造
装置の殺菌方法を提供する。 【解決手段】下記一般式(I)で表される4級アンモニ
ウム塩基を有する構造単位および不飽和炭化水素基含有
架橋性モノマーから誘導される構造単位を含有する強塩
基性アニオン交換樹脂を充填して成るアニオン交換塔を
備えた純水製造装置において、上記の強塩基性アニオン
交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製造装
置の系内に殺菌・洗浄用の高温純を通液する。 【化1】 (一般式(I)中、Aは炭素数3〜8の直鎖状アルキレ
ン基または炭素数4〜9のアルコキシメチレン基を表わ
し、R1 は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜4
のアルキル基、R2 及びR3 は炭素数1〜4の炭化水素
基、X- はアンモニウム基に配位した対イオンを表し、
また、ベンゼン環はアルキル基またはハロゲン原子で置
換されていてもよい。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、純水製造装置の殺
菌方法に関するものであり、詳しくは、操作が簡便であ
り、再生剤のランニングコストを大幅に低減することが
出来る工業的に有利な殺菌方法に関するものである。
菌方法に関するものであり、詳しくは、操作が簡便であ
り、再生剤のランニングコストを大幅に低減することが
出来る工業的に有利な殺菌方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高純度の純水が必要な分野、例えば、半
導体、液晶表示材料などの電子材料洗浄用水、医薬製造
用水、化粧品製造用水、食料・食品製造用水などでは、
電解質の除去に加え、細菌などの微生物の微量存在も厳
しく制限されている。すなわち、純水の製造には、一般
に、イオン交換樹脂を利用した純水製造装置が使用され
るが、イオン交換樹脂を充填した塔内において、微生物
やその胞子類の発生・増殖が原因で純水の純度が低下す
る。
導体、液晶表示材料などの電子材料洗浄用水、医薬製造
用水、化粧品製造用水、食料・食品製造用水などでは、
電解質の除去に加え、細菌などの微生物の微量存在も厳
しく制限されている。すなわち、純水の製造には、一般
に、イオン交換樹脂を利用した純水製造装置が使用され
るが、イオン交換樹脂を充填した塔内において、微生物
やその胞子類の発生・増殖が原因で純水の純度が低下す
る。
【0003】純水製造工程で問題とされる微生物は、一
般的には、Bacillus類、Microbacte
rium類、Pseudomonas類、Flavob
acterium類などに属する微生物であり、土壌、
水、空気中から頻繁に検出される。そして、これらの、
微生物の至適生育温度は約70℃、至適生育pHは中性
付近である。
般的には、Bacillus類、Microbacte
rium類、Pseudomonas類、Flavob
acterium類などに属する微生物であり、土壌、
水、空気中から頻繁に検出される。そして、これらの、
微生物の至適生育温度は約70℃、至適生育pHは中性
付近である。
【0004】純水製造装置における微生物の生育・増殖
を防止する方法としては、高温水を通液する加熱殺菌法
が知られている。ところが、従来の純水製造装置におい
ては、アニオン交換樹脂の耐熱性が十分ではないため、
加熱殺菌法の適用は問題がある。そこで、上記の問題を
回避するため、アニオン交換樹脂の交換基をOH型から
Cl型に変換した後に80℃以上の熱水を通液する方法
が提案されている。
を防止する方法としては、高温水を通液する加熱殺菌法
が知られている。ところが、従来の純水製造装置におい
ては、アニオン交換樹脂の耐熱性が十分ではないため、
加熱殺菌法の適用は問題がある。そこで、上記の問題を
回避するため、アニオン交換樹脂の交換基をOH型から
Cl型に変換した後に80℃以上の熱水を通液する方法
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法による場合、アニオン交換樹脂の交換基を完全にC
l型にする必要があり、しかも、殺菌後に交換基を完全
にOH型に変換する再生操作を必要とする。更に、上記
の再生工程においては、再度、微生物の汚染を受ける恐
れもあり、従って、完全な殺菌処理のためには、短期間
のサイクルで熱水を通液する必要があり、操作が繁雑で
あると共に薬剤の使用量が過大となると言う問題があ
る。
方法による場合、アニオン交換樹脂の交換基を完全にC
l型にする必要があり、しかも、殺菌後に交換基を完全
にOH型に変換する再生操作を必要とする。更に、上記
の再生工程においては、再度、微生物の汚染を受ける恐
れもあり、従って、完全な殺菌処理のためには、短期間
のサイクルで熱水を通液する必要があり、操作が繁雑で
あると共に薬剤の使用量が過大となると言う問題があ
る。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みなされたもので
あり、その目的は、純水製造装置の殺菌方法であって、
操作が簡便であり、再生剤のランニングコストを大幅に
低減することが出来る工業的に有利な殺菌方法を提供す
ることにある。
あり、その目的は、純水製造装置の殺菌方法であって、
操作が簡便であり、再生剤のランニングコストを大幅に
低減することが出来る工業的に有利な殺菌方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、請求項1に記載の一般式(I)で表される4級アン
モニウム塩基を有する構造単位および不飽和炭化水素基
含有架橋性モノマーから誘導される構造単位を含有する
強塩基性アニオン交換樹脂を充填して成るアニオン交換
塔を備えた純水製造装置において、上記の強塩基性アニ
オン交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製
造装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液することを
特徴とする純水製造装置の殺菌方法に存する。
は、請求項1に記載の一般式(I)で表される4級アン
モニウム塩基を有する構造単位および不飽和炭化水素基
含有架橋性モノマーから誘導される構造単位を含有する
強塩基性アニオン交換樹脂を充填して成るアニオン交換
塔を備えた純水製造装置において、上記の強塩基性アニ
オン交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製
造装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液することを
特徴とする純水製造装置の殺菌方法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。図1は、本発明の加熱殺菌方法を行う
ために例示された2床2塔式純水製造装置の概念説明図
であり、図中、(1)は原水貯槽、(2)はカチオン交
換樹脂塔、(3)はアニオン交換樹脂塔、(4)は純水
貯槽、(5)は加熱装置を表し、各々は、配管(7)〜
(10)によって接続されている。
詳細に説明する。図1は、本発明の加熱殺菌方法を行う
ために例示された2床2塔式純水製造装置の概念説明図
であり、図中、(1)は原水貯槽、(2)はカチオン交
換樹脂塔、(3)はアニオン交換樹脂塔、(4)は純水
貯槽、(5)は加熱装置を表し、各々は、配管(7)〜
(10)によって接続されている。
【0009】カチオン交換樹脂塔(2)には、市販の強
酸性カチオン交換樹脂、例えば、三菱化学社製の商品
「ダイヤイオンSK1B」、「ダイヤイオンSK11
0」、東京有機化学工業社製の商品「IR−120
B」、「IR−122」等が適宜選択されて充填され
る。
酸性カチオン交換樹脂、例えば、三菱化学社製の商品
「ダイヤイオンSK1B」、「ダイヤイオンSK11
0」、東京有機化学工業社製の商品「IR−120
B」、「IR−122」等が適宜選択されて充填され
る。
【0010】アニオン交換樹脂塔(3)には、請求項1
に記載の一般式(I)で表される4級アンモニウム塩基
を有する構造単位および不飽和炭化水素基含有架橋性モ
ノマーから誘導される構造単位を含有する強塩基性アニ
オン交換樹脂が充填される。
に記載の一般式(I)で表される4級アンモニウム塩基
を有する構造単位および不飽和炭化水素基含有架橋性モ
ノマーから誘導される構造単位を含有する強塩基性アニ
オン交換樹脂が充填される。
【0011】一般式(I)において、Aは炭素数3〜8
の直鎖状アルキレン基または炭素数4〜9のアルコキシ
メチレン基を表わすが、上記の直鎖状アルキレン基とし
ては、例えば、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン
基、ヘキシレン基などが挙げられ、上記のアルコキシメ
チレン基としては、ブトキシメチレン基、ペントキシメ
チレン基などが挙げられる。
の直鎖状アルキレン基または炭素数4〜9のアルコキシ
メチレン基を表わすが、上記の直鎖状アルキレン基とし
ては、例えば、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン
基、ヘキシレン基などが挙げられ、上記のアルコキシメ
チレン基としては、ブトキシメチレン基、ペントキシメ
チレン基などが挙げられる。
【0012】一般式(I)において、R1 は水酸基で置
換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル基、R2 及
びR3 は、炭素数1〜4のアルキル基を表すが、これら
のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピレ
ン基、ブチレン基などが挙げられる。
換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル基、R2 及
びR3 は、炭素数1〜4のアルキル基を表すが、これら
のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピレ
ン基、ブチレン基などが挙げられる。
【0013】一般式(I)において、X- はアンモニウ
ム基に配位した対イオンを表すが、その具体例として
は、Cl- ,Br- ,I- 等のハロゲンイオン、硫酸イ
オン、NO3 - 、OH- 、p−トルエンスルホン酸イオ
ン等のアニオンが挙げられる。そして、アニオンが硫酸
イオンの様に2価である場合は、一般式(I)で表され
る構造単位2分子に対してアニオン1分子が結合する。
また、ベンゼン環の置換基のアルキル基としては、メチ
ル基、エチル基などが挙げられ、ハロゲン原子として
は、塩素、臭素、沃素などが挙げられる。
ム基に配位した対イオンを表すが、その具体例として
は、Cl- ,Br- ,I- 等のハロゲンイオン、硫酸イ
オン、NO3 - 、OH- 、p−トルエンスルホン酸イオ
ン等のアニオンが挙げられる。そして、アニオンが硫酸
イオンの様に2価である場合は、一般式(I)で表され
る構造単位2分子に対してアニオン1分子が結合する。
また、ベンゼン環の置換基のアルキル基としては、メチ
ル基、エチル基などが挙げられ、ハロゲン原子として
は、塩素、臭素、沃素などが挙げられる。
【0014】一般式(I)において、R2 及びR3 はメ
チル基が好ましく、更には、R1 がメチル基であるトリ
メチルアンモニウム塩基(I型強塩基性樹脂)又はR1
がヒドロキシエチル基であるジメチルヒドロキシエチル
アンモニウム塩基(II型強塩基性樹脂) が好ましい。
チル基が好ましく、更には、R1 がメチル基であるトリ
メチルアンモニウム塩基(I型強塩基性樹脂)又はR1
がヒドロキシエチル基であるジメチルヒドロキシエチル
アンモニウム塩基(II型強塩基性樹脂) が好ましい。
【0015】不飽和炭化水素基含有架橋性モノマーとし
ては、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、ジビニ
ルトルエン、ジビニルナフタレン、ジビニルキシレン、
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられる。これらの中ではジビニ
ルベンゼンが好ましい。
ては、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、ジビニ
ルトルエン、ジビニルナフタレン、ジビニルキシレン、
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられる。これらの中ではジビニ
ルベンゼンが好ましい。
【0016】本発明で使用する強塩基性アニオン交換樹
脂においては、全アニオン交換基に対する一般式(I)
で表される4級アンモニウム基の割合は90%以上であ
ることが好ましく、全アニオン交換基の実質的全量が一
般式(I)で表される4級アンモニウム基であることが
特に好ましい。
脂においては、全アニオン交換基に対する一般式(I)
で表される4級アンモニウム基の割合は90%以上であ
ることが好ましく、全アニオン交換基の実質的全量が一
般式(I)で表される4級アンモニウム基であることが
特に好ましい。
【0017】本発明で使用する強塩基性アニオン交換樹
脂は、例えば、グリニヤール法によりクロルメチルスチ
レンに炭素数3〜8のポリメチレン基を有するポリアル
キレンジハライドを反応させて得たモノマー、または、
ビニルベンジルアルコールと1,ω−ジハロゲノアルカ
ンとの反応によって得られるアルコキシメチレン基を有
するモノマー(ω−ハロゲノメチルスチレン)と架橋剤
としてのジビニルベンゼンとの共重合によって製造する
ことが出来る。
脂は、例えば、グリニヤール法によりクロルメチルスチ
レンに炭素数3〜8のポリメチレン基を有するポリアル
キレンジハライドを反応させて得たモノマー、または、
ビニルベンジルアルコールと1,ω−ジハロゲノアルカ
ンとの反応によって得られるアルコキシメチレン基を有
するモノマー(ω−ハロゲノメチルスチレン)と架橋剤
としてのジビニルベンゼンとの共重合によって製造する
ことが出来る。
【0018】本発明で使用する強塩基性アニオン交換樹
脂は、例えば、特開平4−349941号公報や特開平
7−289921号公報に記載されて公知である。しか
しながら、本発明の特徴は、後述する通り、上記の強塩
基性アニオン交換樹脂の交換基がOH型の状態におい
て、純水製造装置の系内に高温水を通液する点に存する
が、上記の各公報には、例えば80℃以上の高温水に耐
え得るOH型交換基の顕著な熱安定性については記載が
ない。
脂は、例えば、特開平4−349941号公報や特開平
7−289921号公報に記載されて公知である。しか
しながら、本発明の特徴は、後述する通り、上記の強塩
基性アニオン交換樹脂の交換基がOH型の状態におい
て、純水製造装置の系内に高温水を通液する点に存する
が、上記の各公報には、例えば80℃以上の高温水に耐
え得るOH型交換基の顕著な熱安定性については記載が
ない。
【0019】原水貯槽(1)に収容された被処理水は、
予め、凝集や濾過などの公知の前処理によりコロイダル
物質などが除去されており、そして、カチオン交換樹脂
塔(2)及びアニオン交換樹脂塔(3)を順次に経由し
て脱塩され、純水として純水貯槽(4)に導入される。
予め、凝集や濾過などの公知の前処理によりコロイダル
物質などが除去されており、そして、カチオン交換樹脂
塔(2)及びアニオン交換樹脂塔(3)を順次に経由し
て脱塩され、純水として純水貯槽(4)に導入される。
【0020】所定量の純水を製造した後、上記の各塔の
再生操作を行うが、斯かる再生操作は、公知の方法に従
い、通薬、水洗の順に行われる。すなわち、Na、Ca
型などになっている強酸性カチオン交換樹脂の交換基
は、鉱酸との接触によりH型へ変換され、Cl、SO4
型などになっている強塩基性アニオン交換樹脂の交換基
は、アルカリとの接触によりOH型へ変換される。
再生操作を行うが、斯かる再生操作は、公知の方法に従
い、通薬、水洗の順に行われる。すなわち、Na、Ca
型などになっている強酸性カチオン交換樹脂の交換基
は、鉱酸との接触によりH型へ変換され、Cl、SO4
型などになっている強塩基性アニオン交換樹脂の交換基
は、アルカリとの接触によりOH型へ変換される。
【0021】本発明の殺菌方法は、上記の再生操作の後
に適用される。すなわち、上記の様な再生操作を行って
後、純水製造装置に被処理水を通液して純水を製造する
場合、純水製造装置の系内に残存している微生物が増殖
して処理水中に流出して純水の純度を低下させる恐れが
ある。そこで、本発明においては、被処理水の通液に先
立ち純水製造装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液
する。
に適用される。すなわち、上記の様な再生操作を行って
後、純水製造装置に被処理水を通液して純水を製造する
場合、純水製造装置の系内に残存している微生物が増殖
して処理水中に流出して純水の純度を低下させる恐れが
ある。そこで、本発明においては、被処理水の通液に先
立ち純水製造装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液
する。
【0022】高温水の通液手段は、特に制限されない
が、図1に例示する様に、純水貯槽(4)に収容された
純水を加熱装置(5)に導入して加熱純水とした後、加
熱純水管(10)を経由してカチオン交換樹脂塔(2)
及びアニオン交換樹脂塔(3)を順次通液させ、排出管
(11)より排出させるのが好ましい。純水の使用に代
えて被処理水を使用することも出来るが、その場合は、
樹脂にかかる負荷により、純水の採取量が減少すること
を考慮する必要がある。
が、図1に例示する様に、純水貯槽(4)に収容された
純水を加熱装置(5)に導入して加熱純水とした後、加
熱純水管(10)を経由してカチオン交換樹脂塔(2)
及びアニオン交換樹脂塔(3)を順次通液させ、排出管
(11)より排出させるのが好ましい。純水の使用に代
えて被処理水を使用することも出来るが、その場合は、
樹脂にかかる負荷により、純水の採取量が減少すること
を考慮する必要がある。
【0023】高温水の温度は、80℃以上とされ、その
上限は特に制限されないが、85〜97.5℃の範囲が
好ましい。高温水の温度が80℃未満の場合は、微生物
類の死滅効果が劣り十分な殺菌効果が発揮され難い。高
温水の通水時間(接触時間)は、通常3分以上、好まし
くは15〜30分の範囲から適宜選択される。本発明の
殺菌方法は、原則的には、純水製造装置の再生操作毎に
行われるが、微生物の発生状況によっては、数回の再生
操作毎に行っても、通水工程の途中に行ってもよい。な
お、本発明の殺菌方法が適用される純水製造装置は、図
1に例示した2床2塔式の他、混床式などが挙げられ
る。
上限は特に制限されないが、85〜97.5℃の範囲が
好ましい。高温水の温度が80℃未満の場合は、微生物
類の死滅効果が劣り十分な殺菌効果が発揮され難い。高
温水の通水時間(接触時間)は、通常3分以上、好まし
くは15〜30分の範囲から適宜選択される。本発明の
殺菌方法は、原則的には、純水製造装置の再生操作毎に
行われるが、微生物の発生状況によっては、数回の再生
操作毎に行っても、通水工程の途中に行ってもよい。な
お、本発明の殺菌方法が適用される純水製造装置は、図
1に例示した2床2塔式の他、混床式などが挙げられ
る。
【0024】本発明の殺菌方法は、前述の特定の強塩基
性アニオン交換樹脂を使用し、そして、強塩基性アニオ
ン交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製造
装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液することを特
徴とする。すなわち、従来の強塩基性アニオン交換樹脂
を使用した純水製造装置においては、その交換基を敢え
てOH型からCl型に変換した後に高温水を通液する必
要があったが、本発明の殺菌方法においては、上記の様
な交換基変換工程を必要としない。その結果、本発明の
殺菌方法によれば、操作が簡便であり、再生剤のランニ
ングコストを大幅に低減することが出来、しかも、高温
水の通液により樹脂の洗浄効果が高められる結果として
処理水の純度の立ち上がりが早いと言う種々の利点が得
られる。
性アニオン交換樹脂を使用し、そして、強塩基性アニオ
ン交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製造
装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液することを特
徴とする。すなわち、従来の強塩基性アニオン交換樹脂
を使用した純水製造装置においては、その交換基を敢え
てOH型からCl型に変換した後に高温水を通液する必
要があったが、本発明の殺菌方法においては、上記の様
な交換基変換工程を必要としない。その結果、本発明の
殺菌方法によれば、操作が簡便であり、再生剤のランニ
ングコストを大幅に低減することが出来、しかも、高温
水の通液により樹脂の洗浄効果が高められる結果として
処理水の純度の立ち上がりが早いと言う種々の利点が得
られる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0026】製造例1 <4−ブロモブチルスチレンの合成>窒素置換したジエ
チルエーテル中、クロロメチルスチレン100重量部と
金属マグネシウム16.5重量部とを10℃で3時間攪
拌し、マグネシウム複合体を得た。次いで、窒素置換テ
トラヒドロフランで溶媒置換した後、15℃の条件下、
1,3−ジブロモプロパン463重量部およびLi2 C
uCl4 4.4重量部を含むテトラヒドロフラン144
2重量部中にマグネシウム複合体を滴下し、15℃で5
時間反応を行った。次いで、得られた反応液を0.3T
orr、120℃の条件下に蒸留し、4−ブロモブチル
スチレン55重量部を得た。4−ブロモブチルスチレン
の同定は、「ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス
・ポリマー・ケミストリー・エディション,20巻,1
982年,3015頁」に記載のNMR法によって行っ
た。
チルエーテル中、クロロメチルスチレン100重量部と
金属マグネシウム16.5重量部とを10℃で3時間攪
拌し、マグネシウム複合体を得た。次いで、窒素置換テ
トラヒドロフランで溶媒置換した後、15℃の条件下、
1,3−ジブロモプロパン463重量部およびLi2 C
uCl4 4.4重量部を含むテトラヒドロフラン144
2重量部中にマグネシウム複合体を滴下し、15℃で5
時間反応を行った。次いで、得られた反応液を0.3T
orr、120℃の条件下に蒸留し、4−ブロモブチル
スチレン55重量部を得た。4−ブロモブチルスチレン
の同定は、「ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス
・ポリマー・ケミストリー・エディション,20巻,1
982年,3015頁」に記載のNMR法によって行っ
た。
【0027】<4−ブロモブチルスチレン架橋共重合体
の合成>上記の4−ブロモブチルスチレン93.5重量
部と純度80重量%のジビニルベンゼン(残部主成分は
エチルビニルベンゼン)6.5重量部に1.0重量部の
アゾビスイソブチロニトリルを加え、窒素雰囲気下、7
0℃で18時間懸濁重合を行い、4−ブロモブチルスチ
レン架橋共重合体の粒状物を90重量%の収率で得た。
の合成>上記の4−ブロモブチルスチレン93.5重量
部と純度80重量%のジビニルベンゼン(残部主成分は
エチルビニルベンゼン)6.5重量部に1.0重量部の
アゾビスイソブチロニトリルを加え、窒素雰囲気下、7
0℃で18時間懸濁重合を行い、4−ブロモブチルスチ
レン架橋共重合体の粒状物を90重量%の収率で得た。
【0028】<強塩基性アニオン交換樹脂の合成>上記
の4−ブロモブチルスチレン架橋共重合体100重量部
をジオキサン300重量部中に2時間攪拌懸濁させて膨
潤させた後、ブロム基に対して3モル当量相当の30重
量%トリメチルアミン水溶液を滴下し、50℃で10時
間反応を続行し、強塩基性アニオン交換樹脂を得た。得
られた強塩基性アニオン交換樹脂を脱塩水で十分に洗浄
した後、その塩型をクロル型に変換した。この様にして
得られた強塩基性アニオン交換樹脂の一般性能を測定し
た結果、中性塩分解容量は1.27meq/ml、3.
33meq/g、水分は45.7重量%であった。
の4−ブロモブチルスチレン架橋共重合体100重量部
をジオキサン300重量部中に2時間攪拌懸濁させて膨
潤させた後、ブロム基に対して3モル当量相当の30重
量%トリメチルアミン水溶液を滴下し、50℃で10時
間反応を続行し、強塩基性アニオン交換樹脂を得た。得
られた強塩基性アニオン交換樹脂を脱塩水で十分に洗浄
した後、その塩型をクロル型に変換した。この様にして
得られた強塩基性アニオン交換樹脂の一般性能を測定し
た結果、中性塩分解容量は1.27meq/ml、3.
33meq/g、水分は45.7重量%であった。
【0029】実施例1 内径20mmのガラスカラムに市販の強酸性カチオン交
換樹脂(三菱化学社製「ダイヤイオンSK1B」)30
0mlを充填してカチオン交換塔とした。一方、内径2
5mmのガラスカラムに上記の製造例で得られた強塩基
性アニオン交換樹脂500mlを充填してアニオン交換
塔とした。そして、上記の各塔を使用し、図1に示す様
な2床2塔式純水製造装置を構成した。本装置を使用
し、再生剤を通液する再生工程、高温水を通液する殺菌
工程、そして、被処理水として表1に示す水質の井水を
通液して純水を製造する通水工程を順次に行った。
換樹脂(三菱化学社製「ダイヤイオンSK1B」)30
0mlを充填してカチオン交換塔とした。一方、内径2
5mmのガラスカラムに上記の製造例で得られた強塩基
性アニオン交換樹脂500mlを充填してアニオン交換
塔とした。そして、上記の各塔を使用し、図1に示す様
な2床2塔式純水製造装置を構成した。本装置を使用
し、再生剤を通液する再生工程、高温水を通液する殺菌
工程、そして、被処理水として表1に示す水質の井水を
通液して純水を製造する通水工程を順次に行った。
【0030】再生工程においては、次の再生条件を採用
した。すなわち、カチオン交換塔では2.5重量%のH
Cl水溶液を50g−HCl/L−Rの割合で通液し、
アニオン交換塔では1.5重量%のNaOH水溶液を4
0g−NaOH/L−Rの割合で通液した。また、再生
剤を上向流、被処理水を下向流とする向流再生方法を採
用した。殺菌工程においては、95℃に加熱した純水を
10L/hの流速で20分間通液した。通水工程におい
ては、150Lの被処理水を10L/hの流速で定体積
通液した。上記の各工程を1サイクルとして繰り返し行
った結果、11サイクル目の処理水の水質を調査した。
その結果を表1に示す。
した。すなわち、カチオン交換塔では2.5重量%のH
Cl水溶液を50g−HCl/L−Rの割合で通液し、
アニオン交換塔では1.5重量%のNaOH水溶液を4
0g−NaOH/L−Rの割合で通液した。また、再生
剤を上向流、被処理水を下向流とする向流再生方法を採
用した。殺菌工程においては、95℃に加熱した純水を
10L/hの流速で20分間通液した。通水工程におい
ては、150Lの被処理水を10L/hの流速で定体積
通液した。上記の各工程を1サイクルとして繰り返し行
った結果、11サイクル目の処理水の水質を調査した。
その結果を表1に示す。
【0031】比較例1 実施例1において、殺菌工程を省略し、再生工程と通水
工程を1サイクルとして繰り返し行った以外は、実施例
1と同様に操作し、11サイクル目の処理水の水質を調
査した。その結果を表1に示す。
工程を1サイクルとして繰り返し行った以外は、実施例
1と同様に操作し、11サイクル目の処理水の水質を調
査した。その結果を表1に示す。
【0032】比較例2 内径20mmのガラスカラムに市販の強酸性カチオン交
換樹脂(三菱化学社製「ダイヤイオンSK1B」)30
0mlを充填してカチオン交換塔とした。一方、内径2
5mmのガラスカラムに市販の強塩基性アニオン交換樹
脂(三菱化学社製「ダイヤイオンSA10A」)500
mlを充填してアニオン交換塔とした。そして、上記の
各塔を使用し、図1に示す様な2床2塔式純水製造装置
を構成した。本装置を使用し、再生工程、通水工程、交
換基変換工程、殺菌工程を順次に行った。
換樹脂(三菱化学社製「ダイヤイオンSK1B」)30
0mlを充填してカチオン交換塔とした。一方、内径2
5mmのガラスカラムに市販の強塩基性アニオン交換樹
脂(三菱化学社製「ダイヤイオンSA10A」)500
mlを充填してアニオン交換塔とした。そして、上記の
各塔を使用し、図1に示す様な2床2塔式純水製造装置
を構成した。本装置を使用し、再生工程、通水工程、交
換基変換工程、殺菌工程を順次に行った。
【0033】上記の交換基変換工程においては、10重
量%のNaCl水溶液500mlをアニオン交換塔に通
液した後、純水による水洗を行い、強塩基性アニオン交
換樹脂の交換基の全てをCl型に変換した。また、上記
の再生工程における強塩基性アニオン交換樹脂の再生に
は、1.5重量%のNaOH水溶液を80g−NaOH
/L−Rの割合で通液した。その他の工程の操作条件お
よび被処理水は実施例1と同一とした。上記の各工程を
1サイクルとして繰り返し行った結果、11サイクル目
の処理水の水質を調査した。その結果を表1に示す。
量%のNaCl水溶液500mlをアニオン交換塔に通
液した後、純水による水洗を行い、強塩基性アニオン交
換樹脂の交換基の全てをCl型に変換した。また、上記
の再生工程における強塩基性アニオン交換樹脂の再生に
は、1.5重量%のNaOH水溶液を80g−NaOH
/L−Rの割合で通液した。その他の工程の操作条件お
よび被処理水は実施例1と同一とした。上記の各工程を
1サイクルとして繰り返し行った結果、11サイクル目
の処理水の水質を調査した。その結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】以上説明した本発明の殺菌方法は、特定
の強塩基性アニオン交換樹脂を使用したことにより、そ
の交換基をCl型に変換せずに高温水を通液する加熱殺
菌を行うことが出来、従って、操作が簡便であり、再生
剤のランニングコストを大幅に低減することが出来る。
の強塩基性アニオン交換樹脂を使用したことにより、そ
の交換基をCl型に変換せずに高温水を通液する加熱殺
菌を行うことが出来、従って、操作が簡便であり、再生
剤のランニングコストを大幅に低減することが出来る。
【図1】本発明の加熱殺菌方法を行うために例示された
2床2塔式純水製造装置の概念説明図である。
2床2塔式純水製造装置の概念説明図である。
1:原水貯槽 2:カチオン交換樹脂塔 3:アニオン交換樹脂塔 4:純水貯槽 5:加熱装置 7〜11:配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 裕久 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表される4級アンモ
ニウム塩基を有する構造単位および不飽和炭化水素基含
有架橋性モノマーから誘導される構造単位を含有する強
塩基性アニオン交換樹脂を充填して成るアニオン交換塔
を備えた純水製造装置において、上記の強塩基性アニオ
ン交換樹脂の交換基がOH型の状態において、純水製造
装置の系内に殺菌・洗浄用の高温水を通液することを特
徴とする純水製造装置の殺菌方法。 【化1】 (一般式(I)中、Aは炭素数3〜8の直鎖状アルキレ
ン基または炭素数4〜9のアルコキシメチレン基を表わ
し、R1 は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜4
のアルキル基、R2 及びR3 は炭素数1〜4の炭化水素
基、X- はアンモニウム基に配位した対イオンを表し、
また、ベンゼン環はアルキル基またはハロゲン原子で置
換されていてもよい。) - 【請求項2】 全アニオン交換基に対する一般式(I)
で表される4級アンモニウム基の割合が90%以上であ
る強塩基性アニオン交換樹脂を使用する請求項1に記載
の殺菌方法。 - 【請求項3】 殺菌・洗浄用の高温水の温度が80℃以
上である請求項1又は2に記載の殺菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8318660A JPH10137750A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 純水製造装置の殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8318660A JPH10137750A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 純水製造装置の殺菌方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10137750A true JPH10137750A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18101621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8318660A Pending JPH10137750A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 純水製造装置の殺菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10137750A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283710A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Kurita Water Ind Ltd | 純水製造装置 |
JP2008231082A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Dr Aqua Co Ltd | 化粧品 |
JP2016117001A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 栗田工業株式会社 | 超純水製造装置及び超純水製造方法 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8318660A patent/JPH10137750A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283710A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Kurita Water Ind Ltd | 純水製造装置 |
JP2008231082A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Dr Aqua Co Ltd | 化粧品 |
JP2016117001A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 栗田工業株式会社 | 超純水製造装置及び超純水製造方法 |
US10526226B2 (en) | 2014-12-19 | 2020-01-07 | Kurita Water Industries Ltd. | Ultrapure water production apparatus and ultrapure water production method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040721 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060315 |