JPH10137583A - 高い膨潤容量を有する予備成形超吸収体 - Google Patents

高い膨潤容量を有する予備成形超吸収体

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JPH10137583A
JPH10137583A JP9320604A JP32060497A JPH10137583A JP H10137583 A JPH10137583 A JP H10137583A JP 9320604 A JP9320604 A JP 9320604A JP 32060497 A JP32060497 A JP 32060497A JP H10137583 A JPH10137583 A JP H10137583A
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alcohol
acrylonitrile
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JP9320604A
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Guenter Sackmann
ギユンター・ザクマン
Sergej Schapowalow
セルゲイ・シヤポワロウ
Siegfried Korte
ジークフリート・コルテ
Rolf-Volker Meyer
ロルフ−フオルカー・マイアー
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Bayer AG
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    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3605Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by their material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩砕及びふるい分けをせずに直接、所望の粒
径及び粒径分布を有する超吸収剤ポリマーを提供する。 【解決手段】 水/アルコール混合物中のアクリロニト
リルの架橋及び/又は非架橋ホモポリマー及び/又はコ
ポリマーの水性乳液をアルカリ加水分解して予備成形球
状粒子の形態の超吸収剤ポリマーを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、優れた膨潤容量を有する予備成
形された球状超吸収剤ポリマーの製造に関する。
【0002】超吸収剤ポリマーは既知であり、主におむ
つ及び失禁用製品の製造に用いられるが、農業における
貯水材料として、及び電気ケーブルの外装においても用
いられる。これらの超吸収剤ポリマーは一般に、ポリア
クリル酸の金属塩又は、アクリル酸と多官能基性モノマ
ー、例えばジビニルベンゼン、エチレングリコールジメ
タクリレート、エチレングリコールジアリルエーテル、
ブタンジオールアクリレート、ヘキサンジオールメタク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ト
リメチロールプロパンジアクリレート、アリルアクリレ
ート、ジアリルアクリルアミド、トリアリルアミン、ジ
アリルエーテル、メチレンビスアクリルアミド及びN−
メチロールアクリルアミドのラジカル開始共重合により
得ることができるアクリル酸のアルカリ金属塩とアクリ
ルアミドのコポリマーに基づく、ゆるく架橋された水に
不溶性のポリマー又はコポリマーである。その構造のた
めに、そのようなポリマーは大量の水及び水溶液を膨潤
せしめそしてヒドロゲルの生成して吸収することがで
き、加圧下でこれらを保持することができる。
【0003】米国特許第5,496,890及び5,6
35,569号において、ならびにヨーロッパ特許出願
(公開番号0 670 335)及びドイツ特許公開4
429 318において、アクリロニトリルの非架橋及
び/又は架橋ホモポリマー及び/又はコポリマーの水性
微粒子乳液のアルカリ加水分解により得ることができる
超吸収剤性を有する粉末ポリマーが記載されている。こ
の方法においては、超吸収剤性を有する生成物を、例え
ば脂肪族1価アルコールなどの溶媒を用いる沈澱により
微粒子粉末として単離することができる。濾過及び乾燥
の後、これらを摩砕及びふるい分けにより用途に適した
所望の粒径範囲にしなければならず、それは時間及びエ
ネルギーの点でかなりの経費がかかる特別な段階を意味
する。
【0004】直接、すなわち摩砕及びふるい分けをせず
に、所望の粒径及び粒径分布を有する超吸収剤性を有す
るポリマーを製造することが本発明の目的である。
【0005】かくして本発明は、その粒径分布が100
〜850μmの範囲内であり、<100μmの直径を有
する粒子の質量による割合が10重量%未満〜15重量
%である予備成形球状粒子の形態の超吸収剤ポリマーに
関する。
【0006】本発明はさらに、アクリロニトリルの架橋
及び/又は非架橋ホモポリマー及び/又はコポリマーの
微粒子水性乳液を水/アルコール混合物中におけるアル
カリ金属水酸化物との反応により部分的に加水分解し、
反応の経過中に沈澱する粉末を分離し、乾燥し、場合に
より短時間加熱するこの粒子の形態の超吸収剤ポリマー
の製造法に関する。
【0007】その製造が例えばヨーロッパ特許出願−公
開番号0 590 460に記載されているアクリロニ
トリルホモポリマー及び/又はコポリマー微粒子水性乳
液(PAN乳液)は、本発明の超吸収剤ポリマーの製造
のための出発生成物として用いられる。これらの乳液
は、5x105〜1x107g/モル、好ましくは2x1
6〜5x106g/モルの分子量を有する直鎖状、非架
橋ホモポリマー及び/又はコポリマー、ならびに架橋ホ
モポリマー及び/又はコポリマーの両方を含有すること
ができる。最高55重量%の固体含有率を有するこれら
の乳液を製造するために、特別なアニオン性ポリマー性
乳化剤を用いることができ、それもヨーロッパ特許出願
−公開番号0 590 460に記載されている。
【0008】レーザー相関分光分析法により決定される
非架橋、及び又、架橋乳液の平均粒径は、100〜20
0nmの範囲内である。アクリロニトリルの架橋ホモポ
リマー及び/又はコポリマーを含有する乳液を得るため
に、多官能基性モノマー、例えばジビニルベンゼン、エ
チレングリコールジメタクリレート、トリアリルアミン
などをアクリロニトリルに基づいて0.2〜4.0重量
%の量で重合において用いる。
【0009】超吸収剤性を有する予備成形球状ポリマー
は、微粒子ポリマー乳液を水/アルコール混合物中で5
0〜100℃においてアルカリ金属水酸化物と反応させ
ることにより得られる。出発ポリマーのニトリル基対ア
ルカリ金属水酸化物の水酸基のモル比は、1:1〜1:
0.1が好ましく、1:0.8〜1:0.5が特に好ま
しい。
【0010】第1脂肪族1価アルコール類、例えばメタ
ノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノ
ール、n−ブタノール又はi−ブタノールがアルコール
として用いられる。水対アルコールの重量比は10:1
〜1:10、好ましくは5:1〜1:5、より好ましく
は2:1〜1:2である。平均粒径及び粒径分布の両方
とも、水:アルコール比及びアルコールの型を介して制
御することができる。かくしてアルコールの割合が上昇
すると共に、より小さい平均粒径及びより狭い粒径分布
を有する生成物が得られる。アルコールの水中における
溶解度も平均粒径及び粒径分布に影響する。かくして非
常に高い水中における溶解度を有するアルコール、例え
ばメタノール又はエタノールは、比較的小さい粒径を有
する生成物を生ずるが、n−プロパノール又はi−プロ
パノールの存在下における加水分解は比較的大きい粒径
を有する生成物を与える。
【0011】衛生部門におけるこれらのポリマーの利用
に必要な100〜850μmの範囲内の平均粒径は摩砕
及びふるい分けをせずに、本発明に従って得ることがで
きる。方法は、<100μmの粒径を有するポリマー粒
子の割合が5〜15重量%であるようなやり方で行うこ
とができる。
【0012】加水分解の間に、ポリアクリロニトリルに
基づく微粒子乳液は、撹拌の容易な懸濁液に変換され、
反応が完了したら困難なくそれを濾過し、乾燥すること
ができる。図1は、記載されている方法により得られる
超吸収剤ポリマーの電子顕微鏡写真を示す。球状の形及
び強く組織された(structured)表面を有す
る分離した粒子を明確に見ることができる。
【0013】特許請求されている方法に従って得られる
生成物は優れた超−吸収性を示す:例えば水中及び0.
9%NaCl溶液中におけるそれらの自由(free)
膨潤容量はそれぞれ最高700g/g及び最高60g/
gであり、遠心容量(centrifuge capa
city)(C.C.)は最高45g/gである。
【0014】これらの生成物の他の利点は、それらが膨
潤状態で高いゲル強度を示し、膨潤した球状粒子は放出
される追加の液体がさらに輸送されるのを促進すること
である。この性質は衛生用製品、例えば赤ちゃんのおむ
つの製造に特に望ましく、それはいわゆる「ゲルブロッ
キング(gel blocking)」がそのような製
品の利用により予防されるからである。
【0015】得られる超吸収剤ポリマーを続いて150
〜250℃、好ましくは170〜210℃に2〜30
分、好ましくは5〜15分加熱することにより、すでに
優れたその適用性をさらにもっと向上させることができ
る。これは特に膨潤速度論、すなわち水及び他の液体の
吸収の速度、ならびに膨潤したポリマーのゲル強度及び
加圧下における水性の液体のためのその吸収容量に関連
する。
【0016】該超吸収剤ポリマーは衛生用製品、例えば
赤ちゃんのおむつ又は失禁用製品の製造で用いるため
に、ならびに電気ケーブルの外装に非常に適している。
さらに該生成物は農業において貯水材料として用いるこ
とができる。
【0017】
【実施例】実施例1 99.25重量%のアクリロニトリル及び0.75重量
%のジビニルベンゼンから成り、22.16%の固体含
有率を有する358.8gの微粒子(平均粒径:95n
m)水性ポリマー乳液、ならびに100gのエタノール
を撹拌しながら、還流冷却器、温度計、滴下ロート及び
撹拌機が備えられた2−リットルの4つ口フラスコに入
れる。反応器の内容物を50℃に加熱する。次いで11
5gのエタノール及び90.4gの45.0重量%Na
OH水溶液の混合物を加える。これは以下の組成を有す
る初期反応混合物を与える:12.0重量%のポリアク
リロニトリル及び6.14重量%のNaOH、ポリアク
リロニトリル対NaOHのモル比は1:0.68であ
り、水対エタノールの重量比は1:0.65である。
【0018】反応混合物を撹拌しながら、及びN2を通
過させながら78〜79℃に加熱する。58.5%の加
水分解度に達したら−アンモニアの脱離の定量的測定に
より確定−それを20℃に冷却する。冷却後、450g
のエタノール及び53.5mlの5−モル蟻酸溶液の混
合物を15分かけて反応器中に量り込み、未反応水酸化
ナトリウム溶液を中和させる。濾過し、500mlのエ
タノールで洗浄し、65℃において真空中で乾燥した
後、127gの無色の粉末が得られ、それを摩砕せずに
ふるい分けにより等級付けする。
【0019】粒径分布:<100μm:12.5重量
%;100〜850μm:87.5重量%。
【0020】熱処理:実施例1に従って得られるポリマ
ー(平均粒径:100〜850μm)を強制通風乾燥棚
において約15分間、165℃の温度に保つ。
【0021】膨潤度の測定:調べられるべき250mg
の超吸収剤ポリマーを300−mlのビーカー中に量り
込み、250〜300mlの蒸留水又は50mlの0.
9重量%NaCl溶液を上から注ぎ、ポリマーを放置す
る。膨潤の平衡状態に達したら、得られるゲルを30μ
mのメッシュサイズを有する濾布又は濾紙を介して濾過
し、秤量する。次いでg/gにおける最終的重量:初期
重量の比率から膨潤度を算出する。それぞれの測定のを
3回行う。測定精度は±5%である。
【0022】実施例1に従って製造される生成物の場
合、熱処理の後の膨潤度は蒸留水において505g/
g、及び0.9%NaCl溶液において56.8g/g
である。
【0023】pHの測定:実施例1に従って得られる生
成物の0.9%NaCl中におけるpH値は5.7であ
る。
【0024】水溶性部分(water−soluble
portion)(WSP)の測定:0.5gの超吸
収剤ポリマーを500mlの脱イオン水中に入れ、20
℃において16時間撹拌する。ゲルを濾過した後、濾液
及び洗浄水中の固体含有率の測定からWSPが得られ
る。実施例1に従って得られる生成物の場合、これは
7.2重量%である。
【0025】遠心容量(C.C.)の測定:遠心容量
(C.C.)はティー−バッグ法により測定され、3回
の測定の平均として表される:660mgの超吸収剤ポ
リマー(SAP)をティーバッグ中に密封し、0.9%
NaCl水溶液中に20分間沈める。次いでティーバッ
グを1400r.p.m.において5分間遠心し、秤量
する。空のティーバッグをそれと並べて遠心し、ブラン
ク値を決定する。
【0026】遠心容量=(最終的重量−ブランク値)−
初期重量/初期重量[g/g] 実施例1に従って得られる生成物の遠心容量は42.1
g/gである。
【0027】ゲル強度の測定: 用いられる装置:Stevens L.F.R.A.T
exture Analyzer 測定原理:円筒状又は円錐状の試験プローブをあらかじ
め選ばれた速度及び測定長でゲル試料中に押し入れる。
生ずるgにおける力を測定し、デジタル的に分析する。
【0028】測定の実行:調べられるべき1gの試料を
170mlの脱イオン水中で2時間、膨潤させる。次い
でゲルを150−mlのビーカー中に移す。試料の温度
を20℃と等しくした後、測定装置を1mm/秒の速度
及び100mmの侵入路に、ならびに「平常」試験プロ
グラムに設定する。直径が1インチのTA3と称される
円筒状試験プローブを試験プローブとして用いる。各試
料を用いて少なくとも2回の測定を行う。
【0029】実施例1に従って得られる生成物のゲル強
度は106gである。
【0030】実施例2〜12:実施例2〜12に従って
製造される試料の加水分解条件を表1に示す。
【0031】これらの加水分解試験において得られる1
00〜850μmの範囲内の粒径分布を有する超吸収剤
ポリマーの性質を表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】実施例2及び3:0.75重量%のジビニ
ルベンゼン(DVB)で架橋され、120nmの平均粒
径及び23.0重量%の固体含有率を有するPAN乳液
を加水分解反応のための出発生成物として用いた。加水
分解は実施例1に記載の方法に従って水/メタノール混
合物中で、NaOH対PANのモル比を増加させなが
ら、及びエタノール対水の重量比を増加させながら行っ
た。
【0035】実施例4及び5:これらの実施例の場合、
0.75重量%のDVBで架橋され、73nmの平均粒
径及び29.0重量%の固体含有率を有するPAN乳液
を加水分解のための出発生成物として用いた。加水分解
は実施例1に示されている方法に従って水/メタノール
混合物中で行った。PAN対NaOHのモル比はやはり
1:0.7であったが、水:アルコールの重量比は変化
させた。
【0036】実施例6〜8:実施例1に記載の実験と同
じ方法で水/メタノール混合物中で加水分解反応を行っ
た。ホモポリマーとしての(実施例6を参照された
い)、及びコモノマーとしてアクリル酸メチルを用いる
コポリマーとして(実施例7及び8)の両方の架橋PA
N乳液を出発生成物として用いた。
【0037】実施例9:0.75重量%のDVBで架橋
され、120nmの平均粒径及び23.0重量%の固体
含有率を有する1613g(7.0モル)のPAN乳
液、ならびに450gのエタノールを撹拌しながら6−
lのオートクレーブに入れる。オートクレーブを短時間
排気した後(約10ミミリバール)、反応器の内容物を
50℃に温める。次いで1000gのエタノール及び3
11g(3.5モル)の45重量%NaOH水溶液の混
合物を真空下で45分間かけて量り込む。
【0038】反応の開始時、反応混合物は以下の組成を
有する:11.0重量%のポリアクリロニトリル及び
4.15重量%のNaOH、ポリアクリロニトリル対N
aOHのモル比は1:0.5であり、水対エタノールの
重量比は1:0.98である。
【0039】反応器の内容物を100℃に加熱し、2時
間この温度に保つ。20℃に冷却した後、反応器を脱圧
させ(depressurised)、放出されるアン
モニアを1500mlの20%硫酸溶液中に通過させる
ことにより吸収する。次いで790gのエタノールを撹
拌しながら30〜40分間かけて反応器中に量り込む。
反応の間に沈澱する粉末状沈降物を懸濁液として底バル
ブを介して排出する。懸濁液を2.5lの水/エタノー
ル混合物(水:エタノール重量比=1:3)中で撹拌し
ながら260mlの5−モル蟻酸溶液を用いて中和す
る。濾過し、3lのエタノールで洗浄し、続いて65℃
において真空中で乾燥した後、約595gの粉末が得ら
れ、それを摩砕せずにふるい分けることにより等級付け
する。
【0040】この超吸収剤ポリマーの粒径分布及び性質
を表2に示す。
【0041】実施例10及び11:実施例10及び11
においては、実施例1に述べられている方法と同じ方法
で加水分解を行った。7.8dl/gの[η]値、15
0nmの平均粒径及び20.9重量%の固体含有率を有
する非架橋乳液を加水分解のための出発生成物として用
いた。
【0042】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0043】1.水/アルコール混合物中のアクリロニ
トリルの架橋及び/又は非架橋ホモポリマー及び/又は
コポリマーの水性乳液をアルカリ加水分解して得られる
予備成形球状粒子の形態の超吸収剤ポリマー。
【0044】2.加水分解の完了時にアクリロニトリル
のホモポリマー及び/又はコポリマーが30〜60モル
%のカルボン酸塩基、20〜60モル%のカルボン酸ア
ミド基及び10〜20モル%のニトリル基を含有する上
記1項に記載の超吸収剤ポリマー。
【0045】3.アクリロニトリルの架橋及び/又は非
架橋ホモポリマー及び/又はコポリマーの微粒子水性乳
液を水/アルコール混合物中におけるアルカリ金属水酸
化物との反応により部分的に加水分解し、反応の経過中
に沈澱する粉末を分離し、乾燥し、場合により短時間加
熱することを特徴とする予備成形球状超吸収剤ポリマー
の製造法。
【0046】4.アルコールとして脂肪族1価アルコー
ルを用いる上記3項に記載の方法。
【0047】5.アルコールとしてメタノール、エタノ
ール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタ
ノール又はi−ブタノールを用いる上記3項に記載の方
法。
【0048】6.水対アルコールの重量比が10:1〜
1:10である上記3項に記載の方法。
【0049】7.100〜850μmの範囲内の平均粒
径を有する上記1項に記載の粒子。
【0050】8.100μm未満の直径を有する粒子の
割合が5〜15重量%である上記1項に記載のポリマ
ー。
【0051】9.150〜250℃の温度において2〜
30分の熱的後−処理に供される上記1項に記載の超吸
収剤粒子。
【0052】10.衛生用製品における、農業における
貯水材料としての、又は電気ケーブルの鎧装における上
記1項に従って得られる超吸収剤ポリマーの利用。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により得られる超吸収剤ポリマーの電子
顕微鏡写真である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 20/44 C08F 20/44 20/56 20/56 (72)発明者 ジークフリート・コルテ ドイツ51519オーデンタール・エングステ ンベルガーヘーエ3 (72)発明者 ロルフ−フオルカー・マイアー ドイツ51373レーフエルクーゼン・バルタ ー−フレツクス−シユトラーセ11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水/アルコール混合物中のアクリロニト
    リルの架橋及び/又は非架橋ホモポリマー及び/又はコ
    ポリマーの水性乳液をアルカリ加水分解して得られる予
    備成形球状粒子の形態の超吸収剤ポリマー。
  2. 【請求項2】 加水分解の完了時にアクリロニトリルの
    ホモポリマー及び/又はコポリマーが30〜60モル%
    のカルボン酸塩基、20〜60モル%のカルボン酸アミ
    ド基及び10〜20モル%のニトリル基を含有する請求
    項1に記載の超吸収剤ポリマー。
  3. 【請求項3】 アクリロニトリルの架橋及び/又は非架
    橋ホモポリマー及び/又はコポリマーの微粒子水性乳液
    を水/アルコール混合物中におけるアルカリ金属水酸化
    物との反応により部分的に加水分解し、反応の経過中に
    沈澱する粉末を分離し、乾燥し、場合により短時間加熱
    することを特徴とする予備成形球状超吸収剤ポリマーの
    製造法。
  4. 【請求項4】 アルコールとして脂肪族1価アルコール
    を用いる請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 アルコールとしてメタノール、エタノー
    ル、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノ
    ール又はi−ブタノールを用いる請求項3に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 水対アルコールの重量比が10:1〜
    1:10である請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 100〜850μmの範囲内の平均粒径
    を有する請求項1に記載の粒子。
  8. 【請求項8】 100μm未満の直径を有する粒子の割
    合が5〜15重量%である請求項1に記載のポリマー。
  9. 【請求項9】 150〜250℃の温度において2〜3
    0分の熱的後処理に供される請求項1に記載の超吸収剤
    粒子。
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