JPH10135738A - 温度補償型水晶発振器 - Google Patents

温度補償型水晶発振器

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JPH10135738A
JPH10135738A JP33069297A JP33069297A JPH10135738A JP H10135738 A JPH10135738 A JP H10135738A JP 33069297 A JP33069297 A JP 33069297A JP 33069297 A JP33069297 A JP 33069297A JP H10135738 A JPH10135738 A JP H10135738A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成が簡単で、実用性の高い、且つ安価
な温度補償型水晶発振器を提供する。 【解決手段】 温度を横軸、周波数を縦軸とし、基準温
度及び当該基準温度における周波数を原点とする座標に
対して、周波数温度特性の極大値、極小値が第2象限、
第4象限となる3次の曲線特性を有するATカットされ
た水晶振動子xに、サーミスタTHと抵抗R とコンデンサ
C1、C2とからなる温度補償回路Z を直列に接続して成る
温度補償型水晶発振器において、前記温度補償回路Z
は、サーミスタTHと抵抗R から成る並列回路1 、該並列
回路1 に直列接続してなる第1のコンデンサC1、並列回
路1 及び第1のコンデンサC1から成るサーミスタ補償回
路部2に、並列接続された負の温度特性を有する第2の
コンデンサC2から成り、前記サーミス補償回路部2 によ
り3次の曲線特性の極大値を補正して原点中心に略対象
性を有する3次の曲線特性に変換し、前記第2のコンデ
ンサC2により所定温度領域での傾きを略水平化した温度
補償型水晶発振器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの温度補償回
路を具備した水晶振動子を用いた温度補償型水晶発振器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温度補償型水晶発振器は、通信機器、特
に携帯用電話、車載用電話などの基準発振源などに広く
使用されている。
【0003】従来、周波数−温度特性(単に、温度特性
という)が3次曲線を有する水晶振動子を、温度に対し
て周波数が略一定とする温度補償型水晶発振器は、図4
に示す構成を作用していた。即ち、水晶振動子の一端
に、負の温度係数を有する温度補償用コンデンサC11
12を接続していた。尚、図4において、CTはトリマ
ーコンデンサであり、Yは発振用トランジスタ、抵抗、
コンデンサからなる発振回路部である。
【0004】図4に示す温度補償型水晶発振器では、温
度補償用コンデンサC11、C12の直線的な容量の変化を
利用して、3次の温度特性の水晶振動子Xを補正し、狭
い領域の温度範囲、例えば−10℃〜+60℃で周波数
の変動率を±2.5ppmとしていた。
【0005】また、サーミスタ、コンデンサ、抵抗を組
み合わせて温度補償回路を構成して、この温度補償回路
を、3次の温度特性の水晶振動子Xに接続して、より広
い温度範囲、例えば−30℃〜+70℃で温度補償を行
うことも既に提案されている(例えば特公昭64−19
69号参照)。
【0006】ところで、3次曲線の温度特性を有するM
Hz帯の水晶振動子Xは、形状によって、温度特性にば
らつきが発生する。そして、図6に示すように0℃付近
と50℃付近に周波数変動のピーク(極大値、極小値)
が存在する水晶振動子Xは、最も安価であり、安価な水
晶発振器を達成する上で、利用価値が高いものである。
【0007】このような水晶振動子Xは、図5に示すよ
うな高温領域温度補償回路部を簡略化した温度補償型水
晶発振回路が提案されていた(実開昭63−15610
9号)。
【0008】尚、図5において、Z1 は、コンデンサC
21、C22、抵抗R21、サーミスタTH21からなる低温領
域温度補償回路部、Z2 は負の温度係数をもつ温度補償
用コンデンサC24からなる高温領域温度補償回路部であ
り、Yは発振回路部である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、25℃を基準周波数として、0℃での極大値が第I
I象限、+50℃での極小値が値第IV象限に存在する
温度特性を有する3次の温度特性の水晶振動子Xは、そ
の3次曲線にける原点中心の対象性、即ちΔf(0°)
+Δf(50°)=0が理想的であるが、一般には|Δ
f(0°)|<|Δf(50°)|の非対象性の特性と
なってしまう。この傾向は水晶振動子Xの発振周波数が
低くなる程顕著となる。
【0010】例えば図6に示すように、短冊状の周波数
が12.8MHzのATカットされた水晶振動子Xで
は、|Δf(0°)|−|Δf(50°)|≦−2pp
m、周波数が19.2MHzのATカットされた水晶振
動子Xでは、|Δf(0°)|−|Δf(50°)|≦
−1ppmとなる。尚、図6において、実線が12.8
MHzの水晶振動子の温度特性であり、点線は19.2
MHzの水晶振動子の温度特性である。
【0011】このように非対象性が存在するため、図5
に示すような温度補償回路でもって低温側の周波数特性
の極大値を小さくするように低温領域温度補償回路部Z
1 で低温補償を行うと、低温領域温度補償回路部Z1
直列に配置された負の温度係数をもつコンデンサC
24で、さらに非対象性が増幅される結果となり、充分な
温度補償ができないという問題点があった。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑みて案出され
たものであり、その目的は、図5に示す負の温度係数を
もつコンデンサC24を排除して、実質的に1つの温度補
償回路で、負の温度係数をもつコンデンサによる非対象
性の助長を低減し、基準温度付近で周波数変動が非常に
少ない温度補償型水晶発振器を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、温度を
横軸、周波数を縦軸とし、基準温度及び当該基準温度に
おける周波数を原点とする座標に対して、周波数温度特
性の極大値、極小値が第2象限、第4象限となる3次の
曲線特性を有するATカットされた水晶振動子に、サー
ミスタと抵抗とコンデンサとからなる温度補償回路を直
列に接続して成る温度補償型水晶発振器において、前記
温度補償回路は、サーミスタと抵抗を並列した回路部に
対して第1のコンデンサを直列に接続したサーミスタ補
償回路部に、負の温度特性を有する第2のコンデンサを
並列接続して成り、前記サーミス補償回路部により前記
水晶振動子の3次の曲線特性の極大値を補正して原点中
心に略対象性を有する3次の曲線特性に変換し、前記第
2のコンデンサにより前記変換した3次の曲線特性の所
定温度領域での傾きを略水平化したことを特徴とする温
度補償型水晶発振器である。
【0014】
【作用】本発明の温度補償回路は、抵抗、サーミスタか
ら成る並列回路に対して、第1のコンデンサが直列的に
接続してサーミスタ補償回路部を構成し、このサーミス
タ補償回路部2に、負の温度係数を有する第2のコンデ
ンサを並列的に接続して構成されている。これにより、
水晶振動子Xが有する非対象性の3次の温度特性は、サ
ーミスタ補償回路部で低温領域に存在する極大値を大き
くするように補償され、3次の温度特性に概略対象性を
持たせるようにする。そして、並列に接続された負の温
度係数を有する第2のコンデンサによって、この概略対
象性を有する3次の温度特性を例えば−10℃〜+60
℃の範囲で等分に補償するようにしている。その結果と
して、非対象性の3次温度曲線を有する水晶振動子Xで
あっても、その非象性特性の助長を抑えることができ、
基準温度周囲に周囲の温度領域で周波数変動を平坦化す
ることができる。例えば−10℃〜+60℃の範囲にお
いて、発振周波数の変化(Δf/f)を±2.5ppm
以内に温度補償することができる温度補償型水晶発振器
となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の温度補償型水晶発
振器を図面に基づいて詳説する。図1は本発明の温度補
償型水晶発振器の回路図であり、Xは水晶振動子、CT
はトリマーコンデンサ、C1 〜C7 はコンデンサ、R、
1 〜R4 は抵抗、THはサーミスタ、T1 はトランジ
スタである。
【0016】温度補償型水晶発振器は、図1に示すよう
な回路構成となっており、水晶振動子Xの一端にトリマ
ーコンデンサCT、負の温度係数を有するコンデンサC
3 が接続されている。また、水晶振動子Xの他端に温度
補償回路Zに接続されている。さらに温度補償回路Zに
トランジスタT1 、抵抗R1 〜R4 、コンデンサC4
7 から成る発振回路部Yが接続されている。
【0017】水晶振動子Xは、厚みすべり振動モードを
有するATカットされた振動子であり、図6に示すよう
に例えば25℃を基準周波数として、0℃で第II象
限、+50℃で第IV象限を通る3次の温度特性を有す
るものである。しかも、基準温度25℃から±25℃離
れた0℃及び50℃の周波数変動率の絶対値が夫々相違
して、3次の温度特性上、非対象性の特性を有する汎用
的なものであり、安価な水晶振動子である。
【0018】温度補償回路Zは、第1のコンデンサ
1 、抵抗R、サーミスタTH、負の温度係数を有する
第2のコンデンサC2 からなる。具体的には、サーミス
タTHと抵抗Rとの並列回路部1に、直列に第1のコン
デンサC1 を接続し(接続した状態の回路をサーミスタ
補償回路部2という)、さらに、このサーミスタ補償回
路部2に負の温度係数を有する第2のコンデンサC2 を
並列的に接続して構成されている。
【0019】発振回路部Yは、発振用トランジスタ
1 、抵抗R1 〜R4 、コンデンサC4〜C7 からなる
構成されている。
【0020】このような構成により、汎用性が高い水晶
振動子X(温度特性が0℃で第II象限、+50℃で第
IV象限を通る温度特性を有する3次の曲線を有し、非
対象性であるもの)を、例えば−10℃〜+60℃の温
度範囲において周波数変動を非常に小さくするための温
度補償動作は、次の2つの処理により行われる。まず、
温度補償回路Zのサーミスタ補償回路部2によって、水
晶振動子Xの非対象性3次の温度特性を補正して、例え
ば、−10℃〜+60℃の温度範囲で基準温度を原点と
して対象性の有する3次の特性に変換する。つぎに、主
に、このサーミスタ補償回路部2に並列接続した負の温
度係数を有する第2のコンデンサC2 によって−10℃
〜+60℃の温度範囲を等分に補正を行う。即ち、サー
ミスタ補償回路部2とは、サーミスタTHと抵抗Rとが
並列的に接続されていることから低温領域の周波数変動
を持ち上げる低温補償として動作する。その結果、温度
特性が0℃で第II象限での周波数変動を大きくして、
例えば−10℃〜+60℃の温度範囲で第II象限、第
IV象限を通る3次の曲線に対象性を持たせることがで
きる。また、負の温度係数を有する第2のコンデンサC
2 の−10℃〜+60℃の温度範囲で該略直線的な傾き
を利用して、上述の略対象性を有するように変換した3
次の温度特性の所定温度範囲、例えば−10℃〜+60
℃を等分に補正して、その結果、この温度領域で傾きを
略水平化した特性に変換する。これにより、温度補償型
水晶発振器の発振周波数を、−10℃〜+60℃の温度
範囲で±2.5ppm以内に安定させることができる。
【0021】水晶振動子Xを等価回路で考えると、図2
に示すように、容量Cx、インダクタンス成分L、抵抗
成分Rが夫々直列に接続されて、さらに並列容量成分C
0 が付加されている。
【0022】このような周波数偏差(Δf/f)を水晶
振動子Xに対する全体の負荷容量CLなどから求める
と、 X1 =1/2πfC1 (T) X2 =1/2πfC2 (T) A=TH(T)・R/(TH(T)+R) R0 =A・X2 2 /(A2 +(X1 +X2 2 ) X0 =X2 ・(A2 +X1 ・X2 +X1 2 )/(A2 +(X1 +X2 2 ) ∴C0 (T)=1/2πf・X0 ・・・ CL(T)=1/(1/C0 (T)+1/C6 +1/(CT+C3 )・・ 尚、上述の式において、 X1 :コンデンサC1 のリアクタンス X2 :コンデンサC2 のリアクタンス A :サーミスタTHと抵抗Rの合成抵抗 R0 :並列−直列変換した時の抵抗成分 X0 :並列−直列変換した時のリアクタンス成分 C0 (T):リアクタンスXO の容量 CL(T):全体のCL容量 を示す。
【0023】ここで、水晶振動子Xの直列容量成分Cx
と並列容量成分C0 と全負荷容量CLとの関係は、 Δf/f=Cx/2(C0 +CL(T))・・・で表
される。
【0024】式は温度の関数であり、式のCL
(T)に代入すれば、周波数偏差(Δf/f)を求める
ことができる。
【0025】この式、式に対応の数値を種々変化さ
せて、周波数偏差(Δf/f)を求めると、表1のよう
になる。尚、水晶振動子Xの定数として、C0 =1.5
pF、Cx=9mpF、回路定数として、コンデンサC
1 =33pF、コンデンサC2 =33pF、コンデンサ
3 =23pF、トリマーコンデンサCT=3.5p
F、サーミスタTHの定数TH=40Ω、B定数BL=
27.0、各コンデンサC1 〜C4 の温度係数としてC
1 =0、C2 =−1000ppm/℃、C3 =−100
0ppm/℃、C4 =0に設定し、さらに抵抗Rを80
0Ω、1000Ω、1200Ω、1500Ω、2000
Ω、2200Ωに変化させた。
【0026】
【表1】
【0027】この表1を特性図として表したものが図3
の線A群である。
【0028】図3において、サーミスタTHと抵抗Rと
の並列回路部1の抵抗Rを800〜2200Ωの間で変
化させても、+50℃、+60℃ではほとんど影響が生
じないことを示す。一方、−10℃、0℃では抵抗Rに
よって周波数偏差が変化することを示す。このことは、
抵抗Rを含むサーミス回路部2によって、低温側領域の
周波数を持ち上げるように働くことが理解できる。
【0029】今、抵抗Rを1500Ωの時には、+50
℃では各コンデンサC2 、C3 の温度係数によって、+
3.75ppmの周波数を持ち上げられる。0℃ではコ
ンデンサC2 、C3 及びサーミスタTHによって−1.
92ppm周波数を下げられる。この差、+3.75−
1.92=+1.83ppmだけ+50℃の方が持ち上
げられることになる。
【0030】図3の線Bのように水晶振動子Xの温度特
性は0℃と50℃では非対象性となっているため、この
非対象性の温度特性を補うのに、本発明のように非対象
性の補償量を有する温度補償回路Zは極めて有用とな
る。
【0031】尚、図3の線Cは、水晶振動子Xの線Bに
示す周波数特性を補償した後の特性を示す。
【0032】本発明の温度補償回路Zの回路を構成する
にあたり、まず、水晶振動子Xの固有温度特性を調べ、
その3次の温度曲線の非対象性を把握する。次に、この
非対象性をキャンセルして、所定温度範囲で基準温度を
原点に対象性の3次特性が得られるような抵抗Rを決め
る。その後、所定温度範囲、例えば−10℃〜+60℃
での水晶振動子Xの温度特性の傾きに応じて、使用する
負の温度係数のコンデンサC2 の特性、実際には、コン
デンサC3 の特性を考慮して設定して、所定温度範囲、
例えば−10℃〜+60℃の発振周波数を概略水平化さ
せる。これより、所定温度範囲において、温度に依存す
ることなく周波数が安定した温度補償型水晶発振器を構
成することができる。
【0033】
【発明の効果】以上、本発明によれば、サーミスタ補償
回路部に並列に負の温度係数を有するコンデンサを接続
した温度補償回路が水晶振動子に直列接続されている。
従って、水晶振動子の3次の温度特性が低温、例えば0
℃と高温(例えば50℃)とで非対象性であったとして
も、実用性の高い温度範囲でこの非対象特性を補正し
て、温度補償を行うことができるため、汎用性の水晶振
動子に対して実用性の高い温度範囲、例えば−10℃〜
+60℃の範囲で、温度特性を±2.5ppm以内に抑
えることができる。しかも、従来の高温領域補償回路部
を排除することができるため、回路構成が簡単な温度補
償型水晶発振器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度補償型水晶発振器の回路図であ
る。
【図2】水晶振動子の等価回路図である。
【図3】本発明の温度補償型水晶発振器における温度補
償の一例を示す特性図であり、線Aは補償前の水晶振動
子の温度特性であり、線Bは補償量を示す特性であり、
線Cは補償後の水晶振動子の温度特性である。
【図4】従来の温度補償型水晶発振器の回路図である。
【図5】従来の温度補償型水晶発振器の他の回路図であ
る。
【図6】一般的な水晶振動子の温度特性を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
X・・・・・水晶振動子 Y・・・・・発振回路 Z・・・・・温度補償回路 1・・・・・並列回路 2・・・・・サーミスタ補償回路 R・・・・抵抗 C2 、C3 ・・・負の温度係数を有するコンデンサ C1 、C4 〜C6 ・・・コンデンサ CT・・・・トリマーコンデンサ TH・・・・サーミスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度を横軸、周波数を縦軸とし、基準温
    度及び当該基準温度における周波数を原点とする座標に
    対して、周波数温度特性の極大値、極小値が第2象限、
    第4象限となる3次の曲線特性を有するATカットされ
    た水晶振動子に、サーミスタと抵抗とコンデンサとから
    なる温度補償回路を直列に接続して成る温度補償型水晶
    発振器において、 前記温度補償回路は、サーミスタと抵抗を並列した回路
    部に対して第1のコンデンサを直列に接続したサーミス
    タ補償回路部に、負の温度特性を有する第2のコンデン
    サを並列接続して成り、 前記サーミス補償回路部により前記水晶振動子の3次の
    曲線特性の極大値を補正して原点中心に略対象性を有す
    る3次の曲線特性に変換し、前記第2のコンデンサによ
    り前記変換した3次の曲線特性の所定温度領域での傾き
    を略水平化したことを特徴とする温度補償型水晶発振
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002031533A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Microstone Corp ジャイロセンサ
CN113405452A (zh) * 2021-05-10 2021-09-17 中航西安飞机工业集团股份有限公司 一种基于温度补偿的数字化工装飞机坐标系标定方法
DE112010004935B4 (de) 2009-12-21 2024-03-28 Continental Automotive Systems, Inc. Verfahren zur Aufrechterhaltung von Kommunikationsverbindungen, Computer-nutzbares Medium sowie Modul zur Verfolgung eines gestohlenen Fahrzeuges

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