JPH10134976A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH10134976A
JPH10134976A JP28434596A JP28434596A JPH10134976A JP H10134976 A JPH10134976 A JP H10134976A JP 28434596 A JP28434596 A JP 28434596A JP 28434596 A JP28434596 A JP 28434596A JP H10134976 A JPH10134976 A JP H10134976A
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JP
Japan
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high frequency
power supply
lighting fixture
noise prevention
lighting
Prior art date
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Application number
JP28434596A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
浩史 鈴木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなコスト上昇を防止するとともに装置の
大型化を防止して漏洩電流を小さくした照明装置を提供
する。 【解決手段】 商用交流電源eの交流電圧を全波整流回
路4で全波整流し、平滑用のコンデンサC2で平滑し、制
御回路6によりトランジスタQ1,Q2を交互にスイッチン
グして蛍光ランプFLを高周波点灯させる。高周波雑音防
止回路3では、対大地間の浮遊容量を考慮して、テレビ
ジョン受像機に雑音障害を与えるラジオ周波数の雑音源
の雑音電圧を低減する。高周波雑音防止回路3は、放電
灯点灯装置2の浮遊容量Cx1〜Cx5による漏洩電流をコ
モンモードチョークTrにより小さくして電撃を防止す
る。コンデンサC11 ,C12 の容量は、浮遊容量Cx1〜C
x5の数十倍程度であるため、コンデンサC11 ,C12 の容
量に比べて浮遊容量Cx1〜Cx5は微小であるので不均衡
が消され、コモンモードチョークTrの飽和を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電ランプを高周
波点灯させる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明装置としては、たと
えば図3に示す構成が知られている。
【0003】この図3に示す照明装置は、商用交流電源
eに照明器具本体1内に収容された電源線P1,P2を介し
て放電灯点灯装置2が接続されている。この放電灯点灯
装置2は商用交流電源eに高周波雑音防止回路3が接続
され、この高周波雑音防止回路3はコモンモードチョー
クTrおよびコンデンサC1を有しており、全波整流回路4
の入力端子に接続されている。
【0004】また、全波整流回路4の出力端子には、平
滑用のコンデンサC2が接続され、この平滑用のコンデン
サC2には直列共振型であるハーフブリッジ型のインバー
タ回路5が接続されている。
【0005】そして、このインバータ回路5は、平滑用
のコンデンサC2に対して並列にトランジスタQ1およびト
ランジスタQ2の直列回路が接続され、これらトランジス
タQ1およびトランジスタQ2には、それぞれ逆並列に環流
用のダイオードD1およびダイオードD2が接続されてい
る。また、これらトランジスタQ1およびトランジスタQ2
のベースには、発振制御用の制御回路6が接続されてい
る。
【0006】さらに、トランジスタQ2のコレクタ、エミ
ッタには、チョークコイルL1および直流カット用のコン
デンサC3を介して放電ランプとしての蛍光ランプFLのフ
ィラメントFLa ,FLb の一端が接続され、フィラメント
FLa ,FLb の他端間には始動用のコンデンサC4が接続さ
れている。
【0007】そして、商用交流電源eの交流電圧を全波
整流回路4で全波整流し、平滑用のコンデンサC2で平滑
し、制御回路6によりトランジスタQ1およびトランジス
タQ2を交互にスイッチングしてフィラメントFLa ,FLb
を予熱しつつ蛍光ランプFLを高周波点灯させている。
【0008】また、高周波雑音防止回路3では、対大地
間の浮遊容量を考慮して、テレビジョン受像機などの電
気機器に雑音障害を与えるラジオ周波数の雑音源の雑音
電圧を低減している。
【0009】さらに、高周波雑音防止回路3は、蛍光ラ
ンプFLの漏洩電流を防止している。すなわち、放電灯点
灯装置2には浮遊容量Cx1〜Cx5などがあり、高周波点
灯すると浮遊容量Cx1〜Cx5のインピーダンスが商用周
波数の場合に比べて小さくなり、漏洩電流が増加する。
このため、コモンモードチョークTrにより、漏洩電流を
小さくして電撃を防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源線
P1,P2と照明器具本体1とのそれぞれの間の浮遊容量が
不均衡になり、コモンモードチョークTrが飽和してしま
うと、漏洩電流を十分に小さくできないので、コモンモ
ードチョークTrのインダクタを大きくするために、コモ
ンモードチョークTr自体を大型化したり、複数設けたり
する必要があるため、コストが上昇するとともに、装置
が大型化する問題を有している。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、大きなコスト上昇を防止するとともに装置の大型化
を防止して漏洩電流を小さくした照明装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置
は、放電ランプが装着され導電性を有する照明器具本体
と、この照明器具本体に収容されコモンモードチョーク
を有する高周波雑音防止回路と、少なくとも一部がこの
照明器具本体に収容されこの高周波雑音防止回路を電源
に接続する少なくとも2線の電源線と、前記照明器具本
体に収容され前記高周波雑音防止回路に接続され前記放
電ランプを高周波点灯させるインバータ回路と、前記少
なくとも2線の電源線および前記照明器具本体の間にそ
れぞれ接続された浮遊容量より大きくほぼ同一容量のコ
ンデンサとを具備したもので、少なくとも2線の電源線
にそれぞれ浮遊容量より大きな同一容量のコンデンサを
接続したため、少なくとも2線の電源線と照明器具本体
との間の容量を均衡させることができ、コモンモードチ
ョークの飽和が防止できて、漏洩電流が増加することを
防止する。
【0013】請求項2記載の照明装置は、放電ランプが
装着され導電性を有する照明器具本体と、この照明器具
本体に収容されコモンモードチョークを有する高周波雑
音防止回路と、少なくとも一部がこの照明器具本体に収
容されこの高周波雑音防止回路を電源に接続する平行な
少なくとも2線の電源線と、前記照明器具本体に収容さ
れ前記高周波雑音防止回路に接続され前記放電ランプを
高周波点灯させるインバータ回路とを具備したもので、
平行な少なくとも2線の電源線とすることにより、これ
ら電源線と照明器具との間の浮遊容量をほぼ等しくした
ため、2線の電源線と照明器具本体との間の容量を均衡
させることができ、コモンモードチョークの飽和が防止
できて、漏洩電流が増加することを防止する。
【0014】請求項3記載の照明装置は、請求項2記載
の照明装置において、平行な少なくとも2線の電源線お
よび照明器具本体の間にそれぞれ接続された浮遊容量よ
り大きくほぼ同一容量のコンデンサとを具備したもの
で、さらに、少なくとも2線の電源線にそれぞれ浮遊容
量より大きな同一容量のコンデンサを接続したため、少
なくとも2線の電源線と照明器具本体との間の容量を均
衡させることができ、コモンモードチョークの飽和が防
止できて、漏洩電流が増加することを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明装置の一実施
の形態を図面を参照して説明する。なお、図3に示す従
来例に対応する部分には同一符号を付して説明する。
【0016】図1に示す照明装置は、商用交流電源eに
表面は塗装などにより導電性を有しないが内部が金属な
どの導電体で構成された照明器具本体1内に収容された
電源線P1,P2を介して放電灯点灯装置2が接続されてい
る。また、電源線P1,P2には浮遊容量より十分に大きく
それぞれ容量が等しいコンデンサC11 およびコンデンサ
C12 が照明器具本体1との間に接続されている。そし
て、放電灯点灯装置2は商用交流電源eに高周波雑音防
止回路3が接続され、この高周波雑音防止回路3はコモ
ンモードチョークTrおよびコンデンサC1を有しており、
全波整流回路4の入力端子に接続されている。
【0017】また、全波整流回路4の出力端子には、平
滑用のコンデンサC2が接続され、この平滑用のコンデン
サC2には直列共振型であるハーフブリッジ型のインバー
タ回路5が接続されている。
【0018】そして、このインバータ回路5は、平滑用
のコンデンサC2に対して並列にトランジスタQ1およびト
ランジスタQ2の直列回路が接続され、これらトランジス
タQ1およびトランジスタQ2には、それぞれ逆並列に環流
用のダイオードD1およびダイオードD2が接続されてい
る。また、これらトランジスタQ1およびトランジスタQ2
のベースには、発振制御用の制御回路6が接続されてい
る。
【0019】さらに、トランジスタQ2のコレクタ、エミ
ッタには、チョークコイルL1および直流カット用のコン
デンサC3を介して放電ランプとしての蛍光ランプFLのフ
ィラメントFLa ,FLb の一端が接続され、フィラメント
FLa ,FLb の他端間には始動用のコンデンサC4が接続さ
れている。
【0020】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0021】まず、商用交流電源eの交流電圧を全波整
流回路4で全波整流し、平滑用のコンデンサC2で平滑
し、制御回路6によりトランジスタQ1およびトランジス
タQ2を交互にスイッチングしてフィラメントFLa ,FLb
を予熱しつつ蛍光ランプFLを高周波点灯させている。
【0022】また、高周波雑音防止回路3では、対大地
間の浮遊容量を考慮して、テレビジョン受像機などの電
気機器に雑音障害を与えるラジオ周波数の雑音源の雑音
電圧を低減している。さらに、高周波雑音防止回路3
は、放電灯点灯装置2の浮遊容量Cx1〜Cx5による漏洩
電流をコモンモードチョークTrにより小さくして電撃を
防止している。
【0023】一方、コンデンサC11 およびコンデンサC1
2 の容量は、それぞれ浮遊容量Cx1〜Cx5の数十倍程度
であるため、コンデンサC11 およびコンデンサC12 の容
量に比べ、浮遊容量Cx1〜Cx5は微小であるので、浮遊
容量Cx1〜Cx5の不均衡が消され、不均衡によりコモン
モードチョークTrが飽和することを防止し、コモンモー
ドチョークTrの小型化が図れる。
【0024】次に、他の実施の形態を図2を参照して説
明する。
【0025】この図2に示す実施の形態は、図1に示す
実施の形態において、電源線を平行2線11にしたもので
ある。
【0026】このように、平行2線11にすることによ
り、電源線P1,P2はそれぞれほぼ照明器具本体1とほぼ
同一距離に位置し、電源線P1,P2と照明器具本体1との
それぞれの浮遊容量はほぼ同一になるため、不均衡によ
りコモンモードチョークTrが飽和することを防止でき
る。
【0027】なお、図2に示す構成では、コンデンサC1
1 およびコンデンサC12 を設けなくとも、平行2線11の
作用のみによっても、コモンモードチョークTrが飽和す
ることを防止できる。
【0028】また、平行2線11に用いる電源線P1,P2
は、1芯あるいは多芯のいずれを用いても良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の照明装置によれば、少な
くとも2線の電源線にそれぞれ浮遊容量より大きな同一
容量のコンデンサを接続したため、少なくとも2線の電
源線と照明器具本体との間の容量を均衡させることがで
き、簡単な構成でコモンモードチョークの飽和が防止で
きて、漏洩電流が増加することを防止できる。
【0030】請求項2記載の照明装置によれば、平行な
少なくとも2線の電源線とすることにより、これら電源
線と照明器具との間の浮遊容量をほぼ等しくしたため、
2線の電源線と照明器具本体との間の容量を均衡させる
ことができ、簡単な構成でコモンモードチョークの飽和
が防止できて、漏洩電流が増加することを防止できる。
【0031】請求項3記載の照明装置によれば、請求項
2記載の照明装置に加え、さらに、少なくとも2線の電
源線にそれぞれ浮遊容量より大きな同一容量のコンデン
サを接続したため、少なくとも2線の電源線と照明器具
本体との間の容量を均衡させることができ、コモンモー
ドチョークの飽和が防止できて、漏洩電流が増加するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の一実施の形態を示す回路図
である。
【図2】同上他の実施の形態の照明装置を示す回路図で
ある。
【図3】従来例の照明装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 照明器具本体 3 高周波雑音防止回路 5 インバータ回路 C11 ,C12 コンデンサ FL 放電ランプとしての蛍光ランプ P1,P2 電源線 Tr コモンモードチョーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプが装着され導電性を有する照
    明器具本体と、 この照明器具本体に収容されコモンモードチョークを有
    する高周波雑音防止回路と、 少なくとも一部がこの照明器具本体に収容されこの高周
    波雑音防止回路を電源に接続する少なくとも2線の電源
    線と、 前記照明器具本体に収容され前記高周波雑音防止回路に
    接続され前記放電ランプを高周波点灯させるインバータ
    回路と、 前記少なくとも2線の電源線および前記照明器具本体の
    間にそれぞれ接続された浮遊容量より大きくほぼ同一容
    量のコンデンサとを具備したことを特徴とする照明装
    置。
  2. 【請求項2】 放電ランプが装着され導電性を有する照
    明器具本体と、 この照明器具本体に収容されコモンモードチョークを有
    する高周波雑音防止回路と、 少なくとも一部がこの照明器具本体に収容されこの高周
    波雑音防止回路を電源に接続する平行な少なくとも2線
    の電源線と、 前記照明器具本体に収容され前記高周波雑音防止回路に
    接続され前記放電ランプを高周波点灯させるインバータ
    回路とを具備したことを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 平行な少なくとも2線の電源線および照
    明器具本体の間にそれぞれ接続された浮遊容量より大き
    くほぼ同一容量のコンデンサとを具備したことを特徴と
    する請求項2記載の照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526346A (ja) * 2006-02-06 2009-07-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 高圧ガス放電ランプを駆動する回路装置および方法
WO2014126392A1 (ko) * 2013-02-14 2014-08-21 Jang Min Jun 발광다이오드의 점멸주파수를 변환시키는 전원공급회로

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