JPH10134533A - サーボ情報書き込み装置 - Google Patents

サーボ情報書き込み装置

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Publication number
JPH10134533A
JPH10134533A JP28791796A JP28791796A JPH10134533A JP H10134533 A JPH10134533 A JP H10134533A JP 28791796 A JP28791796 A JP 28791796A JP 28791796 A JP28791796 A JP 28791796A JP H10134533 A JPH10134533 A JP H10134533A
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JP
Japan
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head
displacement
carriage
servo information
positioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP28791796A
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English (en)
Inventor
Yukio Yamamoto
幸生 山本
Takashi Yoshida
吉田  隆
Yuji Ota
裕二 太田
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Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2段アクチュエータやコンタクト記録等の高記
録密度化技術に対応し、かつ高品質なサーボ情報の書き
込みを可能とする。 【解決手段】光ヘッド12の位置決め装置14と、ヘッ
ド変位センサ16の位置決め装置17とを設ける。光ヘ
ッド12からはキャリッジ4上の円筒ミラー13に向け
て光が照射され、その反射光の角度変化に基づいてキャ
リッジ変位検出回路15はキャリッジ変位Xdcを出力す
る。一方、所定位置に位置決めされたヘッド変位センサ
16は、スライダ2上のヘッドとの変位を検出し、その
検出結果に基づいてヘッド変位検出回路18はヘッド変
位Xdhを出力する。そしてVCM制御回路6は、キャリ
ッジ変位Xdc及びヘッド変位Xdhが所定の目標値になる
ようにVCM5を駆動制御し、ヘッドの位置決めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
おけるヘッドのトラック位置決め用のサーボ情報書き込
み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置のサーボ情報は、ヘッ
ドを目的のトラックに位置決めするために使用される。
一般にサーボ情報は、サーボライタのヘッドを用いて外
部から書き込むか、あるいは磁気ディスク装置自体のヘ
ッドを用いて書き込まれる。近年、記録密度の高密度化
に伴い、サーボ情報専用のディスク面を持つサーボ面サ
ーボより、データ面の一部にサーボ情報を書き込むデー
タ面サーボが主流となっている。
【0003】従来のサーボ情報書き込み装置では、外部
のセンサ等でキャリッジの変位を検出してヘッドを位置
決めし、サーボ情報の書き込みを行っている。例えば、
測定点にレーザ光を反射させるためのミラーを設置し、
高分解能なレーザ測長計によってキャリッジの一点の位
置を検出し、目標位置と一致させるようにアクチュエー
タを駆動することにより、ヘッドの位置決めを行ってい
る。
【0004】また、ディスク径が2.5 インチ以下の小
形ディスク等では、レーザ光を反射させるためのミラー
を設置するスペースが確保できないため、外部アクチュ
エータによってキャリッジを位置決めする外部駆動方式
を採用している。これは、外部に磁気ディスク装置自体
のアクチュエータとは別のアクチュエータとレーザ測長
計を備え、この外部アクチュエータと磁気ディスク装置
自体のアクチュエータを機械的に連結し、外部アクチュ
エータをレーザ測長計で位置決めすることによってヘッ
ドを所定の位置に移動させる。
【0005】ところで、従来のレーザで位置を測定する
方法では、測定点に設置するミラーによってアクチュエ
ータの機構共振周波数が低下し、さらにミラー取り付け
部で発生する機構共振が加わるため、位置決めサーボ系
のゼロクロス周波数を下げる必要があり、ヘッドの位置
決め精度を低下させていた。
【0006】また、外部アクチュエータで位置決めする
外部駆動方式では、この外部アクチュエータの連結部に
おける機構共振特性の大幅な劣化が、ヘッド位置決め精
度を低下させる原因となっていた。
【0007】このようなアクチュエータの機構共振特性
の劣化を発生させずにヘッドを位置決めする方法とし
て、例えば特開平5−198110 号公報では、回折格子等の
位置検出用指標をヘッドまたはヘッド支持用アーム上に
取り付け、ヘッドの移動面と直交する方向から位置検出
用指標との相対変位を検出するセンサを正確に位置決め
し、位置検出用指標とセンサの相対位置関係を一定に保
つようにしてヘッドを位置決めする方法が提案されてい
る。さらに、特開平6−309825 号公報では、ヘッドアー
ムとの間のギャップ量を非接触に検出するセンサを正確
に位置決めし、このセンサとヘッドアーム間のギャップ
量を一定に保つようにしてヘッドを位置決めする方法が
提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般の磁気ディスク装
置は複数枚のディスクを内蔵しており、各ディスクの記
録面それぞれに対応した複数のヘッドを備えている。各
ヘッドは、ロードアームを介して単一のキャリッジに取
り付けてあり、全てのヘッドがキャリッジと一体に移動
するものとして、従来はキャリッジの一点の変位を検出
して位置決めし、サーボ情報の書き込みを行っている。
なお、この点は上記二つの公報に示された従来例におい
ても同様である。
【0009】ところで、近年、磁気ディスク装置の高記
録密度化の技術として、2段アクチュエータやコンタク
ト記録方式が提案されている。キャリッジとヘッドとの
間に、ピエゾ素子等の周波数応答性の良いアクチュエー
タを組み込み、サーボ系の周波数帯域を上げてヘッド位
置決め精度を改善し、トラック記録密度の向上を図るも
のである。また後者は、従来数十nmあったヘッドを搭
載しているスライダとディスクの間の浮上量をなくし、
ヘッドと記録層との間隔を近付けることによって磁気記
録特性を改善し、ビット記録密度の向上を図る技術であ
る。
【0010】ところが、これらの技術を用いた場合、従
来のサーボ情報書き込み方法では、サーボ情報の書き込
み精度が低下する可能性がある。前者の2段アクチュエ
ータ方式では、キャリッジで変位を検出してヘッドを位
置決めすると、2段目のアクチュエータは使えないの
で、サーボ情報書き込み時には、2段アクチュエータの
性能が十分に利用できない。2段アクチュエータで高精
度にサーボ情報を書き込むためには、2段目のアクチュ
エータより先の部分で変位を検出してヘッドを位置決め
する必要がある。近年、マイクロマシン技術の発達によ
り、2段目のアクチュエータは、よりヘッドに近いとこ
ろに配置される傾向にあるため、各ヘッドの変位を直接
測定して位置決めすることが望ましい。
【0011】また、後者のコンタクト記録では、スライ
ダに摩擦力が生じるため、キャリッジで変位を検出して
位置決めした場合に、ヘッドの位置にオフセットが発生
し、サーボ情報の書き込み精度が低下する恐れがある。
この位置決めオフセットは、複数のヘッドそれぞれで異
なる可能性が高く、各ヘッドの変位を直接測定して位置
決めすることが必要になる。
【0012】なお、特開平5−198110 号公報では、変位
検出用指標をヘッド上に取り付けることによってヘッド
自身の変位が可能な構成になっている。しかし、変位検
出方向がヘッドの移動面に対して直交方向であるため、
ヘッドが複数ある場合には、最上部もしくは最下部のヘ
ッドの変位検出は可能であるが、その他のヘッドの変位
の検出は困難であり、上記問題点への対応は難しい。
【0013】本発明の目的は、2段アクチュエータやコ
ンタクト記録等の高記録密度化技術に対応し、かつ高品
質なサーボ情報を書き込むことが可能なサーボ情報書き
込み装置及び書き込み方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ディスク状の記録媒体と、前記記録媒体
との間で情報のやり取りを行うヘッドと、前記ヘッドを
支持するキャリッジと、前記キャリッジを駆動して前記
ヘッドを前記記録媒体に沿って移動させるキャリッジ駆
動部とを備えた磁気ディスク装置に対して、前記ヘッド
を用いて前記記録媒体上にサーボ情報を書き込むサーボ
情報書き込み装置において、前記ヘッドと一体に移動し
て光を反射する平面もしくは湾曲した反射面と、前記ヘ
ッドの移動面内で移動自在であり、前記反射面に光を照
射して反射光の角度変化からヘッドとの変位をヘッドに
非接触で検出するヘッド変位検出手段と、前記ヘッド変
位検出手段を移動させて前記記録媒体に対するヘッド変
位検出手段の相対位置を所定位置に位置決めする位置決
め手段と、前記ヘッド変位検出手段を所定位置に位置決
めしたとき、前記ヘッド変位検出手段からの検出結果が
所定の目標値になるよう前記キャリッジ駆動部を駆動制
御して前記ヘッドの位置決めを行う制御手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、ヘッド変位検出手段
は、位置決め手段によって駆動されヘッドの移動面内を
移動し、記録媒体に対して所定の相対位置に正確に位置
決めされる。位置決めされたヘッド変位検出手段はヘッ
ドとの変位を非接触で検出し、その結果を制御手段に送
る。そして制御手段は、ヘッド変位検出手段からの検出
結果を取り込んで、その結果が所定の目標値となるよう
キャリッジ駆動部を駆動して、ヘッドの位置決めを行
う。これによって、ヘッドの正確な位置決めが可能とな
る。
【0016】また本発明は、上記構成のサーボ情報書き
込み装置において、キャリッジの記録媒体に対する変位
を検出するキャリッジ変位検出手段と、ヘッドと一体に
移動して光を反射する平面もしくは湾曲した反射面と、
ヘッドの移動面内で移動自在であり、前記反射面に光を
照射して反射光の角度変化からヘッドとの変位をヘッド
に非接触で検出するヘッド変位検出手段と、ヘッド変位
検出手段を移動させて記録媒体に対する前記ヘッド変位
検出手段の相対位置を所定位置に位置決めする位置決め
手段と、前記ヘッド変位検出手段を所定位置に位置決め
したとき、前記キャリッジ変位検出手段及び前記ヘッド
変位検出手段からの検出結果が所定の目標値になるよう
キャリッジ駆動部を駆動制御してヘッドの位置決めを行
う制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、キャリッジ変位検出手
段によって検出されたキャリッジ変位と、ヘッド変位検
出手段によって検出されたヘッド変位とから、キャリッ
ジ駆動部を駆動してヘッドが位置決めされる。そのた
め、外乱による影響が押さえられ、広範囲にヘッドを安
定して位置決めすることができる。
【0018】さらに、本発明は、上記構成のサーボ情報
書き込み装置において、ヘッドの位置を微調整するヘッ
ド微動手段と、キャリッジの記録媒体に対する変位を検
出するキャリッジ変位検出手段と、ヘッドと一体に移動
して光を反射する平面もしくは湾曲した反射面と、ヘッ
ドの移動面内で移動自在であり、前記反射面に光を照射
して反射光の角度変化からヘッドとの変位をヘッドに非
接触で検出するヘッド変位検出手段と、ヘッド変位検出
手段を移動させて記録媒体に対する前記ヘッド変位検出
手段の相対位置を所定位置に位置決めする位置決め手段
と、前記ヘッド変位検出手段を所定位置に位置決めした
とき、前記キャリッジ変位検出手段からの検出結果が所
定の目標値となるようキャリッジ駆動部を駆動制御して
キャリッジの位置決めを行うキャリッジ制御手段と、前
記ヘッド変位検出手段からの検出結果が所定の目標値に
なるよう前記ヘッド微動手段を駆動制御してヘッドの位
置決めを行うヘッド微動制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0019】上記のように構成すれば、キャリッジ制御
手段は、キャリッジ変位検出手段によって検出されたキ
ャリッジの変位に基づいてキャリッジ駆動部を駆動しキ
ャリッジの粗い位置決めを行う。そして、その後にヘッ
ド微動制御手段は、ヘッド変位検出手段によって検出さ
れたヘッドの変位に基づいてヘッド微動手段を駆動しヘ
ッドを精密に位置決めする。このため、広い範囲に安定
してヘッドを高精度に位置決めすることができる。
【0020】なお、前記記録媒体が複数ある場合、前記
ヘッド変位検出手段は、記録媒体毎に設けられたヘッド
に対して各々別個に、ヘッドとの変位を検出できる構成
にすると好都合である。このような構成にすると、複数
のヘッド変位検出手段からの出力によって、複数のヘッ
ドを各々別個に駆動することが可能となり、複数のヘッ
ドを同時もしくは短いサイクルで正確に位置決めでき
る。
【0021】次に、上記発明は、上記構成のサーボ情報
書き込み装置において、ヘッド変位検出手段が、光を発
生させる光源と、前記光源から発生した光を一方向に拡
張するビームエキスパンダと、前記ビームエキスパンダ
によって拡張された方向と直交する方向にのみ光を集光
さて、複数の記録媒体ごとに設けられたヘッドの複数の
反射面に同時に光を照射する対物レンズと、前記複数の
反射面によって反射された複数の反射光を受光して反射
光の角度変化を受光位置の変化として検出する複数の光
電変換センサと、を備えたことを特徴としている。
【0022】上記のように構成すれば、単一の対物レン
ズによって複数の反射面に光を集光して照射し、前記反
射面によって反射された複数の反射光を複数の光電変換
センサで受光して複数のヘッド各々の変位を同時に測定
することができる。これによって、光学系の構成が簡単
になるためヘッド変位検出手段を小形化でき、かつ光学
系の調整が容易になる。
【0023】また、上記発明は、上記構成のサーボ情報
書き込み装置において、ヘッド変位検出手段が、光を発
生させる光源と、前記光源から発生した光を一方向に拡
張するビームエキスパンダと、前記ビームエキスパンダ
によって拡張された方向と直交する方向にのみ光を集光
さて、複数の記録媒体ごとに設けられたヘッドの複数の
反射面に光を照射する対物レンズと、前記複数の反射面
に照射する光もしくは反射される光のうちの一部を選択
して透過させるビーム選択手段と、前記反射光を前記ビ
ームエキスパンダによって拡張した方向と同一方向にの
み集光させるレンズと、前記レンズによって集光された
反射光を受光して反射光の角度変化を受光位置の変化と
して検出する光電変換センサと、を備えたことを特徴と
している。
【0024】上記のように構成すれば、ビーム選択手段
によって変位を測定するヘッドを選択し、反射光を一方
向に集光させるレンズによって選択したヘッドに関わら
ず同一位置に集光して光電変換センサに入射することが
できる。そのため、変位を検出するヘッドを簡単に切り
替えることができ、かつ光電変換センサの数を減らすこ
とができる。
【0025】さらに、上記発明は、上記構成のサーボ情
報書き込み装置において、ヘッド変位検出手段が、光を
発生させる光源と、前記光源から発生した光を一方向に
拡張するビームエキスパンダと、前記ビームエキスパン
ダによって拡張された方向と直交する方向にのみ光を集
光さて、複数の記録媒体ごとに設けられたヘッドの複数
の反射面に同時に光を照射する対物レンズと、前記反射
面によって反射された光が入射されて再度反射させる湾
曲した反射面と、前記湾曲した反射面から反射した光を
受光してその角度変化を受光位置の変化として検出する
光電変換センサと、を備えたことを特徴としている。
【0026】上記のように構成すれば、ヘッドからの反
射光を湾曲した反射面によって再度反射させて、光てこ
の原理によって変位を拡大して検出することができる。
このため、ヘッドの変位を高精度に検出できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0028】図1は本発明のサーボ情報書き込み装置の
一例であるサーボトラックライタの概略構成を示してい
る。図1で、1はサーボ情報が書き込まれるディスク、
2はディスク1にサーボ情報を書き込むヘッド(図示せ
ず)を搭載したスライダ、3はスライダ2をディスク1
に押し付けるロードアーム、4はロードアーム3を介し
てスライダ2を支持し、ディスク1の任意の位置にスラ
イダ2を位置付けするキャリッジ、5はキャリッジ4を
駆動するVCM(ボイスコイルモータ)、6はVCM5
の駆動電流Iを制御するVCM制御回路、7はスライダ
2上のヘッドを用いてディスク1にサーボ情報を書き込
むサーボ情報書き込み回路、8は複数枚のディスク1を
積層して保持するスピンドル、9はスピンドル8を回転
させるスピンドルモータ、10はスピンドルモータ9を
一定速度で回転駆動させるスピンドルモータ駆動回路、
11は全体の動作を制御するMPU(マイクロプロセッ
サ)である。
【0029】また、12はキャリッジ4上に取り付けら
れた円筒ミラー13にビームを入射し、円筒ミラー13
からの反射光を受光する光ヘッド、13はキャリッジ4
の変位を検出するための指標となる円筒ミラー、14は
光ヘッド12を移動させて正確に位置決めする光ヘッド
位置決め装置、15は光ヘッド12の出力からキャリッ
ジ変位Xdcを検出するキャリッジ変位検出回路、16は
ヘッドの変位を検出するためのヘッド変位センサ、17
はヘッド変位センサ16を移動させて正確に位置決めす
るヘッド変位センサ位置決め装置、18はヘッド変位セ
ンサ16の出力からヘッド変位Xdhを検出するヘッド変
位検出回路、19はサーボ情報を書き込むときの基準と
なるクロックを発生するクロックヘッドである。
【0030】ここで、ヘッド変位検出センサ16はヘッ
ド変位検出手段を、ヘッド変位センサ位置決め装置17
は位置決め手段を、VCM制御回路6は制御手段を、光
ヘッド12とキャリッジ変位検出回路15はキャリッジ
変位検出手段をそれぞれ構成している。
【0031】ディスク1は複数枚設けられており、その
複数枚のディスク1はスピンドル8に積層保持されて、
スピンドルモータ9によって回転駆動される。スピンド
ルモータ9はスピンドルモータ駆動回路10によって制
御され、その回転数は一定に保たれている。ロードアー
ム3を介してキャリッジ4に支持されたスライダ2は、
VCM5によってキャリッジ4が駆動されることによ
り、ディスク1上を移動する。
【0032】光ヘッド位置決め装置14及びヘッド変位
センサ位置決め装置17は、レーザ測長計等を用いて高
精度な位置決めが可能であり、光ヘッド12及びヘッド
変位センサ16を、キャリッジ4と同一回転軸で移動さ
せ、所定位置に正確に位置決めする。
【0033】キャリッジ4上には円筒ミラー13が取り
付けられており、光ヘッド12によってこの円筒ミラー
13の位置を検出する。キャリッジ変位検出回路15で
は、光ヘッド12の出力から、光ヘッド12とキャリッ
ジ4の相対変位Xdcを出力する。また、ヘッド変位セン
サ16は、ヘッド変位センサ16とスライダ2の間隔を
検出し、ヘッド変位検出回路18でヘッド変位Xdhに変
換する。VCM制御回路6は、キャリッジ変位Xdcもし
くはヘッド変位Xdhの値に応じてVCM5の駆動電流I
を制御してキャリッジ4を駆動し、スライダ2上のヘッ
ドを位置決めする。
【0034】クロックヘッド19は、ディスクの記録領
域外に、最初に一定周波数のクロック信号を1回転分書
き込み、サーボ情報を書き込むときにそのクロック信号
を再生する。サーボ情報書き込み回路7は、スライダ2
が目標位置に位置決めされた状態で、スライダ2上のヘ
ッドを用いて、クロックヘッド19で再生されたクロッ
ク信号に同期してディスク1にサーボ情報を書き込む。
MPU11は、サーボトラックライタ全体の制御を行
う。
【0035】サーボ情報の書き込み手順を図2に示す。
図2で、S1〜S13はステップ番号を示している。ま
ず最初に、サーボトラックライタに磁気ディスク装置を
設置する(S1)。次に、スピンドルモータ駆動回路1
0に指令を送ってスピンドルモータ9を起動させ、回転
数が安定するのを待ち(S2)、クロックヘッド19で
クロック信号を1回転分書き込む(S3)。その後、キ
ャリッジ4を最外周のストッパに押し付けて固定し(S
4)、光ヘッド12をキャリッジ4に取り付けた円筒ミ
ラー13上に移動させる(S5)。その状態でキャリッ
ジ変位Xdcによってキャリッジ4のサーボ引き込みを行
い、キャリッジ4を光ヘッド12に追従した状態にし
(S6)、ヘッド変位センサ16を変位検出可能領域に
移動させる(S7)。キャリッジ変位Xdcによってキャ
リッジ4が位置決めされている状態で、ヘッド変位セン
サ16を次のサーボ書き込み位置に対応した位置にあら
かじめ移動させる(S8)。次に、追従が外れないよう
な速度及び加速度で光ヘッド12を次のサーボ情報書き
込み位置に移動させ(S9)、キャリッジ4を位置決め
する。光ヘッド12及びキャリッジ4が整定状態になっ
たら、ヘッド変位出力Xdhによるキャリッジ位置決めサ
ーボに切り替えてスライダ2に搭載されたヘッドを位置
決めし(S10)、サーボ情報書き込み回路7に指令を
送って、クロックヘッド19で再生されるクロック信号
に同期して、ディスク1にサーボ情報を書き込む(S1
1)。1トラック分のサーボ情報の書き込みが終了した
ら、キャリッジ変位Xdcによるキャリッジ位置決めサー
ボに切り替え(S12)、次のサーボ情報書き込み位置に
ヘッド変位センサ16及び光ヘッド12を移動させる。
このようにして、スライダ2の位置決めとサーボ情報の
書き込みを繰り返し、全てのトラックにサーボ情報を書
き込んだら、スピンドルモータ9を停止し(S13)、サ
ーボ情報の書き込みを終了する。
【0036】なお、円筒ミラー13は接着等によって取
り付けたままにしてもよいし、着脱機構を設け、サーボ
情報を書き込むときだけ取り付けるようにすることも可
能である。円筒ミラー13を着脱する場合には、サーボ
トラックライタに磁気ディスク装置を設置する前に取り
付け、サーボ情報の書き込みが終了し、サーボトラック
ライタから磁気ディスク装置を取り出した後に取り外す
ようにする。
【0037】図1のような構成で、光ヘッド12及びヘ
ッド変位センサ16を正確に位置決めし、キャリッジ4
を駆動してスライダ2に搭載されたヘッドを光ヘッド1
2もしくはヘッド変位センサ16に追従させるように位
置決めをすることにより、2段アクチュエータやコンタ
クト記録技術等を採用した磁気ディスク装置において
も、高品質なサーボ情報の書き込みが可能になる。
【0038】光ヘッド12は円筒ミラー13に向けてレ
ーザ光を放射し、反射光を受光して光てこ変位検出方式
によって円筒ミラー13と光ヘッド12の相対変位を検
出する。変位検出の原理を図3に示す。円筒ミラー13
の水平方向の移動Ptによって、垂直方向から入射する
レーザ光の反射角度が変化し、センサ位置における反射
光の変位Pbが生じる。円筒ミラー13には、例えば、
表面が平滑な円筒や円柱の表面にミラー加工を行ったも
のを用いる。円筒ミラー13の半径をr、レーザ光の反
射面とセンサまでの距離(てこ長さ)をLとすると、円
筒ミラー13の変位Ptが微少な範囲では、以下の関係
が成り立つ。
【0039】
【数1】 Pb≒(2・L/r)・Pt …(数1) つまり、円筒ミラー13の半径rとてこ長さLの値の選
び方によって、円筒ミラー13の変位を拡大して検出で
きる。例えばr=1mm,L=50mmの場合、変位は約1
00倍に拡大されるので、センサの変位分解能が0.1
μm であれば円筒ミラー13の変位検出分解能は1n
mとなり、高精度な変位検出が可能になる。本変位検出
方式では、一般的な光ディスクの変位検出方式のように
レーザ光を絞り込む必要はないので、焦点距離の長いレ
ンズを使用でき、光ヘッド12と円筒ミラー13の間隔
(ワークディスタンス)を長くできるので、操作性が向
上する。
【0040】このような光てこ変位検出方式は、例え
ば、走査型トンネル顕微鏡(STM)で用いられてい
る。STMでは、ターゲットとして半球状のミラーを用
いて、2次元の変位検出を行っている。本実施の形態で
は、1次元の変位の検出ができればよく、ターゲットの
半径方向の取り付け位置誤差を許容する目的からも、円
筒ミラー13を用いている。円筒ミラー13をガラスで
構成した場合には、r=1mmとすれば、その質量は取り
付けるための接着剤等を含めても0.05g 以下にな
り、アクチュエータの機構共振特性をほとんど劣化させ
ない。
【0041】図4は光ヘッドの光学系の一例を示してい
る。レーザダイオード(LD)30から放射されるレー
ザ光は対物レンズ31によって集光されて、円筒ミラー
13に入射される。レーザ光の反射光は、ビームスプリ
ッタ32によって分光されて、位置検出素子(PSD)
33に入射される。PSD33は、ビームの強度や径に
関わらずビームの中心位置を検出することが可能なセン
サであり、常に検出感度が一定なキャリッジ変位出力X
dcを得ることができる。
【0042】図5はヘッド変位センサの光学系の一例を
示している。光源であるLD40から放射されたレーザ
光は、コリメータレンズ41で平行光にされ、ビームエ
キスパンダ42によってスライダ2の移動面に直交する
方向にのみ広大される。ビームエキスパンダ42によっ
て広大されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ43に
よってビーム拡大方向と直交する方向にのみ絞って集光
させて、スライダ2の側面に照射される。スライダ2の
側面には反射面44が構成されており、ヘッド変位セン
サ16から照射されるレーザ光を反射する。反射された
レーザ光は、ビームスプリッタ45によって分光され
て、PSD46に入射される。キャリッジ4はロータリ
タイプのアクチュエータであり、回転によってスライダ
2の変位が発生する構造になっているため、スライダ2
の変位によって反射光の角度が変化する。この反射光の
角度変化によって、PSD46上での反射光の位置が変
化するため、スライダの変位検出が可能になる。
【0043】磁気ディスク装置は通常複数のスライダ2
を備えるているが、実施例では、ビームエキスパンダ4
2でレーザ光を拡大して、シリンドリカルレンズ43で
一方向にのみ集光することで、同時に複数スライダにレ
ーザ光を照射する構成になっている。従って、ヘッド変
位センサ16は、各々のスライダ2に対応した複数のP
SD46が必要であるが、LD40やシリンドリカルレ
ンズ42は1個で構成できるため小形化が可能であり、
光学系の調整も簡単になる。なお、スライダ2の反射面
44だけにレーザ光を照射するように、LD40と反射
面44との間に絞りを構成するようにしても良い。
【0044】また、反射面44は一般的には平面でよい
が、例えば、曲面にすることで、上述の光てこによって
変位を拡大して検出するようにすることも可能である。
また、図6に示すヘッド変位センサの光学系の第2の例
のように、ヘッド変位センサ16に戻ってきた反射光
を、再度円筒ミラー47によって反射させることによっ
て、変位を拡大して検出する構成にすることも可能であ
る。つまり、PSDまでの光路の途中に、円筒状のミラ
ーを入れて光を反射させることで、光てこによる変位拡
大を行い、高精度にヘッドの変位を検出ことが可能にな
る。
【0045】図7はヘッド位置決め機構の構成の一例を
示している。ヘッドはスライダ2に固定されて一体に移
動する構造となっており、ヘッド変位検出回路18にお
いてスライダ2の角度変化によって生じるPSD46上
での反射光の変位を、ヘッド変位センサ16に対するヘ
ッド変位Xdhに変換する。このヘッド変位Xdhと、光ヘ
ッド12によって検出されるキャリッジ変位Xdcとを切
り替えてVCM入力回路6に入力し、VCMコイル20
の電流Iを制御してキャリッジ4を駆動して、スライダ
2に搭載されたヘッドを位置決めする。ヘッド変位Xdh
によってスライダ2に搭載されたヘッドを位置決めすれ
ば、コンタクト記録時の摩擦力によるオフセット等が発
生する場合にも、高精度なヘッド位置決めが可能にな
る。
【0046】上述のように磁気ディスク装置は通常複数
のスライダ2を備えているので、実際にはキャリッジ位
置決めサーボを各PSD46の出力によるものに順次切
り替えて、各スライダ2に搭載されたヘッドごとに位置
決めしてサーボ情報を書き込む。また、図8に示すヘッ
ド変位センサの光学系の第3の例のように、例えば液晶
シャッタ48のようなビーム選択手段によって反射光を
選択してPSD46に入射するようにして、位置決めす
るスライダ2を選択するようにすることも可能である。
この場合、PSD46の手前に、ビームエキスパンダ4
2でレーザ光を拡大した方向と同一方向にのみ反射光を
絞って集光させるための、第2のシリンドリカルレンズ
49を設ける。そうすることで、液晶シャッタ48で選
択した反射光の位置に関わらず、単一のPSD46に集
光して入射することができる。
【0047】ところで、ヘッド変位検出センサの変位検
出範囲は狭いため、外部から振動が加わった場合や次の
サーボ情報を書き込むトラックへ移動する時に、スライ
ダ2が変位検出範囲からはずれる可能性がある。そこ
で、外部から過大な振動が加わった場合には、キャリッ
ジ変位Xdcによるキャリッジ位置決めサーボに切り替え
る。また、次のサーボ情報を書き込むトラックへスライ
ダ2に搭載されたヘッドを移動させるときには、まずキ
ャリッジ変位Xdcによるキャリッジ位置決めサーボに切
り替え、ヘッド変位センサ16を次のトラックに対応す
る位置に先に移動させておき、後からスライダ2を移動
させるようにする。こようにして、キャリッジ位置決め
サーボをヘッド変位Xdhによるものとキャリッジ変位X
dによるものに切り替えることにより、安定したヘッド
の位置決めが可能になる。
【0048】図9は2段アクチュエータにおける本発明
の他の実施例を示す図である。キャリッジ4の先端に例
えばピエゾ素子等からなる微動機構21が組み込まれて
おり、ヘッド変位センサ16で検出されるヘッド変位X
dhに基づいて微動機構制御回路22が微動機構21を駆
動して、スライダ2に搭載されたヘッドを位置決めす
る。ピエゾ素子は周波数応答性が良く、スライダ2に搭
載されたヘッドの高精度な位置決めが可能である。キャ
リッジ位置決め制御は、光ヘッド12で検出されるキャ
リッジ変位Xdcによって行う。微動機構21はスライダ
2ごとに設けられており、すべてのスライダ2に搭載さ
れたヘッドを同時に位置決めし、一度にサーボ情報を書
き込むことができる。本実施の形態では、微動機構21
をキャリッジ4に組み込んでいる場合について記述して
いるが、これはロードアーム3等の他の場所に組み込ま
れたものであっても、スライダ2にヘッドが固定されて
一体に移動する構造になっていれば効果は変わらない。
また、微動機構21は、ピエゾ素子だけでなく、周波数
応答性の良い他の圧電素子等を用いたものでもよい。
【0049】図10は2段アクチュエータのヘッド位置
決め機構のその他の例を示している。本例では、スライ
ダ2とヘッド搭載部23の間に微動機構21が構成され
ており、実施例のようにスライダ2の変位からヘッドの
変位を検出することはできない。ヘッド変位Xdhは、ヘ
ッド搭載部23の変位から検出する必要がある。そのよ
うな場合には、このヘッド搭載部28の変位をヘッド変
位センサ16で検出し、ヘッド変位検出回路18におい
てヘッド変位Xdhに変換して、微動機構駆動回路22に
よって微動機構21を駆動してヘッドを位置決めする。
ヘッド搭載部23は、外部からの変位検出が容易になる
ように、スライダ2や微動機構21から飛び出した部分
を持つ構造であることが望ましい。
【0050】ここで、微動機構21はヘッド微動手段
を、微動機構制御回路22はヘッド微動制御手段をそれ
ぞれ構成している。また、本実施の形態の場合は、図1
に示したVCM制御回路6がキャリッジ制御手段に相当
している。
【0051】ところで、サーボ情報の書き込みは、磁気
ディスク装置の機構部が筺体に組み込まれた状態で行う
ために、本発明を実施する際には、筺体の少なくともレ
ーザ光が透過する部分を開けておく必要がある。そのた
めには、例えば、筺体にレーザ光を透過させるための窓
を設けておき、サーボ情報の書き込み後にふさぐように
すればよい。また、筺体のレーザ光を透過させる部分を
含む一部を別部材にして、サーボ情報書き込み時にはず
しておくようにしてもよい。
【0052】なお、実施例では、キャリッジ変位検出方
法として光ヘッド12と円筒ミラー13を用いた光てこ
方式を採用しているが、これは、キャリッジ4にコーナ
キューブを取り付けてレーザ測長器で変位を検出する等
の他の変位検出手段を用いてもよいし、外部アクチュエ
ータとキャリッジ4を連結して外部アクチュエータで位
置決めするようにしてもかまわない。
【0053】また、実施例では、光ヘッド12及びヘッ
ド変位センサ16を移動させてディスク1との相対位置
を変化させているが、これは、逆にディスク1側を動か
すようにしてもよい。
【0054】本発明の実施の形態によれば、光ヘッド1
2と円筒ミラー13を用いた光てこ方式によりキャリッ
ジ4の変位を検出しているので、アクチュエータの機構
共振特性をほとんど劣化させず、高精度なキャリッジの
位置決めが可能である。また、キャリッジ位置決めサー
ボをヘッド変位Xdhによるものとキャリッジ変位Xdに
よるものに切り替えることにより、安定したヘッドの位
置決めが可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク状記録媒体に
対して正確に位置決めされたヘッド変位検出手段によっ
て、ヘッドの変位が非接触で検出され、その結果に基づ
いてキャリッジ駆動部を駆動してヘッドの位置が調整さ
れるので、ヘッドの正確な位置決が可能となる。
【0056】また、キャリッジ変位検出手段によって検
出されたキャリッジ変位と、ヘッド変位検出手段によっ
て検出されたヘッドの変位とから、キャリッジ駆動部を
駆動してヘッドの位置が調整されるので、外乱による影
響がおさえられ、広範囲にヘッドを安定して正確に位置
決めすることができる。
【0057】さらに、キャリッジ変位検出手段によって
検出されたキャリッジ変位に基づいてキャリッジ駆動部
が駆動され、キャリッジの位置がおおまかに位置決めさ
れるので、その後に、ヘッド変位検出手段で検出された
ヘッドの変位によってヘッド微動部を駆動することによ
り、ヘッドの位置を精密に位置決めすることができる。
その結果、広い範囲で安定してヘッドの高精度な位置決
めが可能となる。
【0058】また、記録媒体が複数あっても、記録媒体
毎に設けられたヘッドに対して各々別個に、ヘッドとの
変位を検出できるようヘッド変位検出手段を構成してお
けば、それぞれのヘッドに対しても正確な位置決めが可
能となる。
【0059】さらに、単一の対物レンズによって一方向
のみに光が集光されて複数の反射面に照射され、反射光
が複数の光電変換センサで受光されることによって、複
数のヘッド各々別個に変位を同時に測定することができ
る。その結果、光学系の構成が簡単になるため、ヘッド
変位検出手段が小形化でき、かつ光学系の調整が容易に
なる。
【0060】また、ビーム選択手段によって変位を測定
するヘッドが選択され、反射光が一方向に集光させるレ
ンズによって同一位置の光電変換センサに入射されるた
め、変位を検出するヘッドを簡単に切り替えることがで
き、かつ光電変換センサの数を減らすことが可能とな
る。
【0061】さらに、ヘッドからの反射光が湾曲した反
射面によって再度反射され、光てこの原理によって変位
を拡大されて検出されるため、ヘッドの変位を高精度に
検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーボ情報書き込み装置の構成の一例
を示すブロック図。
【図2】サーボ情報書き込みの手順の例を示したフロー
チャート。
【図3】光てこ変位検出方式の原理を示した説明図。
【図4】光ヘッドの光学系の構成の一例を示す説明図。
【図5】ヘッド変位センサの光学系の一例を示した説明
図。
【図6】ヘッド変位センサの光学系の第2の例を示した
説明図。
【図7】ヘッド位置決め機構の構成の一例を示したブロ
ック図。
【図8】ヘッド変位センサの光学系の第3の例を示した
説明図。
【図9】2段アクチュエータのヘッド位置決め機構の構
成の一例を示したブロック図。
【図10】2段アクチュエータのヘッド位置決め機構の
他の例を示したブロック図。
【符号の説明】
1…ディスク、2…スライダ、4…キャリッジ、5…V
CM、6…VCM制御回路、12…光ヘッド、13…円
筒ミラー、14…光ヘッド位置決め装置、15…キャリ
ッジ変位検出回路、16…ヘッド変位センサ、17…ヘ
ッド変位センサ位置決め装置、18…ヘッド変位検出回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 裕二 東京都渋谷区東三丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状の記録媒体と、前記記録媒体と
    の間で情報のやり取りを行うヘッドと、前記ヘッドを支
    持するキャリッジと、前記キャリッジを駆動して前記ヘ
    ッドを前記記録媒体に沿って移動させるキャリッジ駆動
    部とを備えた磁気ディスク装置に対して、前記ヘッドを
    用いて前記記録媒体上にサーボ情報を書き込むサーボ情
    報書き込み装置において、 前記ヘッドと一体に移動して光を反射する平面もしくは
    湾曲した反射面と、前記ヘッドの移動面内で移動自在で
    あり、前記反射面に光を照射して反射光の角度変化から
    ヘッドとの変位をヘッドに非接触で検出するヘッド変位
    検出手段と、前記ヘッド変位検出手段を移動させて前記
    記録媒体に対するヘッド変位検出手段の相対位置を所定
    位置に位置決めする位置決め手段と、前記ヘッド変位検
    出手段を所定位置に位置決めしたとき、前記ヘッド変位
    検出手段からの検出結果が所定の目標値になるよう前記
    キャリッジ駆動部を駆動制御して前記ヘッドの位置決め
    を行う制御手段とを備えたことを特徴とするサーボ情報
    書き込み装置。
JP28791796A 1996-10-30 1996-10-30 サーボ情報書き込み装置 Pending JPH10134533A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760180B2 (en) 2001-04-10 2004-07-06 Fujitsu Limited Servo track writer and driving method therefor
US7126780B2 (en) 2002-04-09 2006-10-24 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method, system, and article of manufacture for self-servowriting a disk
CN112151076A (zh) * 2019-06-29 2020-12-29 西部数据技术公司 双对称致动器硬盘驱动器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760180B2 (en) 2001-04-10 2004-07-06 Fujitsu Limited Servo track writer and driving method therefor
US7126780B2 (en) 2002-04-09 2006-10-24 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method, system, and article of manufacture for self-servowriting a disk
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