JPH10134004A - 画像データ処理システム - Google Patents

画像データ処理システム

Info

Publication number
JPH10134004A
JPH10134004A JP8285620A JP28562096A JPH10134004A JP H10134004 A JPH10134004 A JP H10134004A JP 8285620 A JP8285620 A JP 8285620A JP 28562096 A JP28562096 A JP 28562096A JP H10134004 A JPH10134004 A JP H10134004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
terminal
service
portable terminal
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8285620A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamakita
徹 山北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8285620A priority Critical patent/JPH10134004A/ja
Publication of JPH10134004A publication Critical patent/JPH10134004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置を用いた検索や翻訳などにおけ
るユーザインタフェイスの向上を計る。 【解決手段】 携帯端末1に内蔵されたカメラを用いて
文字を含んだ画像データを読み取る。サービスを指定
し、画像データをホスト端末3へ転送する(ステップS
1〜S3)。ホスト端末3は、受信した画像データに含
まれる文字を認識するとともに、その文字に所定の処理
(翻訳、検索等)を施す。ホスト端末3は、その処理結
果を携帯端末1に送信する(ステップS4〜S8)。携
帯端末1は、ホスト端末3から受信した処理結果を表示
する(ステップS9、S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたデータ
に対して所定の処理を施す情報処理システムに係わり、
特に、携帯端末を用いて入力された画像データを他の情
報処理装置に処理させるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置を用いてデータベース検索
や言語翻訳などを実行する際は、通常検索したいキーワ
ードや翻訳したい文章またはフレーズをキーボード等か
ら入力する。そして、入力された文字列が指定されたア
プリケーションプログラム(検索プログラムや翻訳プロ
グラム)によって処理され、その結果がディスプレイに
表示される。
【0003】データベース検索では、通常、ネットワー
クを介して接続されたデータベースにアクセスすること
によって検索結果を得る。また、言語翻訳は、スタンド
アロンで実行されることが多いが、近年ネットワーク上
のサーバマシンにその処理を依頼するケースも増えてき
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な処理に際してより簡単なユーザインタフェイスが求め
られる場合もある。たとえば、キー入力以外の方式で文
字列を入力したいと考えるユーザも多い。キー入力以外
の文字入力方式としては、専用のペンを用いて表示画面
上から手書き入力する形態が知られているが、細かいパ
ターンを描きにくい場合があり、また、既に紙面などに
書かれている内容を翻訳・検索したいときには、それを
もう一度ペン入力する必用があり面倒である。また、携
帯端末を用いて上述のような翻訳・検索処理を「何時で
も何処でも」行いたいと考えるユーザも多い。
【0005】本発明の課題は、情報処理装置を用いた検
索や翻訳などにおけるユーザインタフェイスの向上を計
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像データ処理
システムは、画像データを取り込む携帯端末と、その携
帯端末によって取り込まれた画像データを受信し、画像
データに含まれる文字を認識し、上記携帯端末側で指定
されたサービスをその認識した文字に基づいて実行する
情報処理装置とを有する。上記構成によれば、携帯端末
は画像データ処理を実行することなく所望のサービスを
受けることができる。
【0007】上記画像データはサービスを指定する文字
の画像を含む。情報処理装置は、その画像データに対し
てパターン認識処理を実行することによりその画像デー
タに含まれる文字を認識し、その認識した文字に対して
上記サービスを実行する。実行するサービスは、画像デ
ータに含まれる文字の言語翻訳、その文字をキーワード
としたデータベース検索等である。
【0008】上記画像データは、携帯端末が備えるカメ
ラによって取り込まれる。即ち、携帯端末が備えるカメ
ラで所望の文字列を撮影し、上記情報処理装置にサービ
スを要求することにより、上記所望の文字列に対する処
理結果が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のシ
ステム構成図である。携帯端末1は、通信機能を備えて
おり、ネットワーク2に接続された他の装置にデータ処
理を依頼して、その結果を受け取って表示することがで
きる。携帯端末1は、最寄りの基地局を介して無線でデ
ータを送受信する方式、通信機能を持った装置(光リン
クユニット)との間でIr(赤外線)通信などでデータ
を送受信する方式、または有線でデータを送受信する方
式でネットワーク2に接続される。
【0010】ネットワーク2には、ホスト端末3が収容
されている。ホスト端末3は、サーバマシンであり、携
帯端末1から転送されてくる依頼に従ってデータ処理を
実行する。また、ホスト端末3は、必要に応じて、他の
サーバ(翻訳サーバ4、検索サーバ5など)に処理を依
頼する。そして、ホスト端末3は、処理結果を所定の端
末(主に、処理依頼を発行した携帯端末1)に転送した
り、あるいはその処理結果をホスト端末3内に蓄積す
る。なお、ネットワーク2には、他にも多数の端末(個
人用PC6など)が収容されており、ホスト端末3は、
これら他の端末からもアクセス可能である。
【0011】図2は、本実施形態のシステムの全体フロ
ーチャートである。本実施形態のシステムは、携帯端末
1においてカメラを用いて取り込んだ画像データをホス
ト端末3に転送して解析(パターン認識、文字認識)さ
せ、その解析結果に所定のサービスを提供して携帯端末
1に返送するものである。
【0012】ステップS1では、携帯端末1に内蔵され
た(あるいは携帯端末1に接続された)カメラを用いて
画像データを読み取る。ここでは、紙面に手書きされた
メモ等、もしくは印刷された文書の一部を読み取るもの
とする。ステップS2では、サービスを指定する。サー
ビスとしては、たとえば、ステップS1で読みとった画
像データに含まれる文字(単語、フレーズ、文章)の翻
訳、その文字をキーワードとしたデータベース検索など
を指定する。ステップS3では、ステップS1で読み取
った画像データをホスト端末3へ送信し、ステップS2
で指定したサービスを要求する。
【0013】ホスト端末3は、ステップS4で携帯端末
1から画像データとサービス要求を受信すると、ステッ
プS5において、受信した画像データを処理するための
アプリケーションプログラムを起動する。ステップS6
では、受信した画像データに対してパターン認識処理を
実行してその中に含まれる文字を認識する。ステップS
7では、携帯端末1において指定されたサービスを実行
する。すなわち、ホスト端末3は、必要に応じて翻訳サ
ーバ4や検索サーバ5に処理を依頼しながら、画像デー
タに含まれている文字を翻訳したり、あるいはその文字
をキーワードとしてデータベースを検索したりする。ス
テップS8では、ホスト端末3は、ステップS7による
処理結果を携帯端末1に送信する。
【0014】携帯端末1は、ステップS9でホスト端末
3から処理結果を受信すると、ステップS10において
その処理結果を自己の表示部に表示する。このように、
本実施形態のシステムでは、翻訳または検索等を行いた
いときには、所望の文字(処理対象の文字)を含む記録
面をカメラで撮影して画像データとしてホスト端末3に
送信するだけでよい。したがって、ユーザは、所望の文
字を紙などにメモ書きしてそれをカメラで撮影するだけ
で翻訳サービスや検索サービスを受けることができる。
また、携帯端末1は、上述のようなサービスを受けるた
めの構成用件として、画像データを取り込む機能、通信
機能、およびデータを表示する機能を備えればよいの
で、軽量化、低コスト化が計れる。
【0015】図3は、携帯端末1の外観図である。携帯
端末1は、LCD表示部11、カメラ12、ICカード
用スロット13、無線通信用アンテナ14を備えてい
る。また、他の通信方式をサポートするために、Ir通
信のためのソケットや、有線通信用のソケットなども備
えている。LCD表示部11は、タッチパネル構成であ
り、携帯端末1は手書き入力情報を処理することができ
る。
【0016】図4は、携帯端末1の構成図である。CP
U21は、記憶装置22(ROMおよびRAM)に格納
されているプログラムを実行する。CPU21と記憶装
置22とはバス23を介して互いに接続されている。
【0017】記憶装置22は、半導体メモリ、磁気的記
録媒体、あるいは光学的記録媒体で構成され、プログラ
ムおよびデータ等を格納している。記憶装置22は、携
帯端末1に固定的に設けたものであってもよいし、着脱
自在に装着するものであってもよい。
【0018】記録媒体ドライバ24は、バス23に接続
されており、可搬性記録媒体(半導体メモリ、磁気ディ
スク、光ディスク、光磁気ディスクを含む)25に格納
されているデータを読み出したり、あるいは可搬性記録
媒体25にデータを書き込む装置である。可搬性記録媒
体25の一例としては、ICカードを想定する。CPU
21は、可搬性記録媒体25に格納されているプログラ
ムを実行することもできる。
【0019】なお、記憶装置22に記録するプログラム
およびデータ等は、通信回線などを介して接続された他
の機器から受信して記録する構成にしてもよく、さら
に、CPU21が他の機器側に設けられた記憶装置に格
納されているプログラムおよびデータ等を通信回線など
を介して使用するようにしてもよい。
【0020】LCD表示部11に対応するユニットは、
液晶ディスプレイ(LCD)31、液晶ディスプレイ3
1に表示すべき情報を格納するメモリ32、LCD制御
部34の制御に従ってメモリ32に格納されている情報
を液晶ディスプレイ31に出力するLCDドライバ3
3、メモリ32およびLCDドライバ33を制御するL
CD制御部34、タッチパネル部35、およびタッチパ
ネル部35が検出した入力情報をCPU21に通知する
タッチパネル制御部36から構成される。
【0021】カメラ12は、たとえばCCDカメラであ
り、その出力はA/Dコンバータ37によってビットマ
ップ形式のデジタルデータに変換されてメモリ38に書
き込まれる。カメラ制御部39は、CPU21の指示に
従って、メモリ38に保持されている画像データをバス
23に出力する。
【0022】通信制御部40は、携帯端末1からデータ
を送出する際には、CPU21の指示に従って送信パケ
ットを生成して無線トランシーバ41、42または有線
トランシーバ43に渡す。また、データを受信する際に
は、無線トランシーバ41、42、または有線トランシ
ーバ43を介して受信したパケットに格納されているデ
ータをバス24上に出力する。無線トランシーバ41
は、図3に示した無線通信用アンテナ14に接続されて
おり、無線基地局4との間で無線データを授受する。無
線トランシーバ42は、Ir通信を行うための送受信機
であり、また、有線トランシーバ43は例えばモデムで
ある。無線トランシーバ42および有線トランシーバ4
3は、オプションで着脱される。なお、携帯端末1は、
さらに時計44を備えている。
【0023】図5は、携帯端末1においてカメラ撮影に
より取り込んだ画像データをホスト端末3に転送して所
望のサービスを要求する処理のフローチャートであり、
図2のステップS1〜S3の詳細を示すものである。こ
のフローチャートで示す各機能を実現するプログラム
は、CPU21が読み取り可能なプログラムコードの形
態で記憶装置22に格納されている。
【0024】以下のフローチャートは、携帯端末1が入
力待ち状態において何らかの入力を検出した後の処理を
示している。また、この実施例では、ユーザがメモ書き
した文字をカメラ撮影する例を説明する。
【0025】ステップS11では、検出した入力がカメ
ラ12からの入力であるか調べ、カメラ12からの入力
であればステップS12以降の処理を実行し、他の入力
であれば、ステップS23においてその入力に対応する
他の処理を実行する。このように、ユーザが携帯端末1
のカメラ12を用いて撮影すると、ステップS12以降
の処理が開始される。なお、カメラ入力があったときに
は、時計44の出力である時刻情報を保持しておく。
【0026】ステップS12では、カメラ12によって
取り込まれた画像データをLCD表示部11に表示す
る。すなわち、カメラ12によって取り込まれた画像デ
ータをLCD表示部11のメモリ32に書き込み、その
画像データを液晶ディスプレイ31に表示する。このこ
とにより、ユーザは、撮影した画像をその場で見ること
ができる。図6(a) は、ユーザがカメラ撮影により取り
込んだ画像データの表示例である。ここでは、ユーザが
紙などに「PHS」および「ISDN」とメモ書きして
それをカメラ撮影した場合の例を示している。尚、表示
画面の右下に「修正終了」とあるのは、入力指示のため
のボタンである。
【0027】ここで、ステップS12の処理によって図
6(a) に示す画面が表示された際のユーザの動作例を説
明する。ユーザは、表示画面の内容を修正したい場合に
は、手書きペンを用いてLCD表示部11上で修正内容
を手書き入力する。例えば、「PHS」という用語のみ
を処理対象とする場合には、図6(b) に示すように、L
CD表示部11上で手書きペンを用いて「PHS」を囲
むような枠を手書き入力する。あるいは、図6(c) に示
すように、不要な表示(「PHS」を処理対象とする場
合には、「ISDN」が不要である)に対して手書きペ
ンを用いて削除マークを手書きする。なお、処理対象と
は、翻訳の対象となる文字列、または検索に際してのキ
ーワードとなる文字列等を言う。ユーザは、修正が終了
すると、修正終了ボタンを手書きペンで押圧する。
【0028】上記ユーザの動作に伴ってステップS13
およびS14が実行される。ステップS13において修
正終了ボタンが押圧されたことを検出すると、ステップ
S14へ進む。なお、ユーザがLCD表示部11に表示
されている画像データを修正することなく修正終了ボタ
ンを押圧したときには、ステップS14がスキップされ
てステップS15へ進む。
【0029】ステップS14では、ユーザによるペン入
力指示に従って画像データを更新する。すなわち、ペン
入力によってLCD表示部11上で押圧された軌跡パタ
ーンをビットマップ形式のデータとしてメモリ32に上
書きする。このとき、メモリ32には現在LCD表示部
11に表示されている画像データが格納されているの
で、カメラ撮影によって取り込まれた画像データとペン
入力によって書き込まれた軌跡パターンとが合成され
る。
【0030】ステップS15では、ユーザに所望のサー
ビスを指定させるための画面をLCD表示部11に表示
する。このとき、メモリ32に格納されている画像デー
タを記憶装置22のRAMに待避する。そして、ユーザ
に所望のサービスを指定させるための画面の画像データ
を記憶装置22のROMから読み出してメモり32に書
き込む。ユーザに所望のサービスを指定させるための画
面の一例を図7(a) に示す。携帯端末1は、この後ユー
ザからの指示を待つ状態に遷る。
【0031】ここで、ユーザがサービスを指定する手順
を説明する。サービス指定画面は、図7(a) に示すよう
に、6つのボタンを有している。これら6つのボタン
は、図6に表示されていた画像データに対する処理を指
定させるものである。
【0032】「翻訳」は、画像データに含まれている文
字などを所定の言語に翻訳するサービスを指定するため
のボタンである。「検索」は、画像データに含まれてい
る文字などをキーワードとしてデータベース検索などを
行うサービスを指定するためのボタンである。「認識」
は、画像データを解析して文字認識を行うサービスを指
定するためのボタンである。翻訳サービスおよび検索サ
ービスは、認識サービスを含んでいる。「イメージ」
は、携帯端末1で取り込んだ画像データをホスト端末3
に格納しておくサービスを指定するためのボタンであ
る。「保存」は、携帯端末1で取り込んだ画像データを
携帯端末1側で保存することを指定するためのボタンで
ある。「キャンセル」は、画像データを廃棄することを
指定するためのボタンである。ユーザは、上記6つのボ
タンの中の1つを押圧する。
【0033】翻訳ボタンが押圧されたときには、図7
(b) に示す言語指定画面がLCD表示部11に表示され
る。ユーザが所望の翻訳言語を指定すると、図7(c) に
示す表示指定画面が表示される。表示指定画面は、ホス
ト端末3に依頼する翻訳結果を携帯端末1に表示させる
か否かをユーザに指定させるための画面である。
【0034】検索ボタンが押圧されたときには、図7
(d) に示す検索先指定画面がLCD表示部11に表示さ
れる。この状態でユーザが所望の検索先を指定すると、
この場合も図7(c) に示す表示指定画面が表示される。
【0035】このように、ユーザは、LCD表示部11
の表示画面に従ってサービスを指定する。上述のように
してユーザがサービスを指定すると、ステップS16以
下の処理が実行される。まず、ステップS16では、サ
ービスコードを認識する。この処理は、図7(a) のサー
ビス指定画面でユーザがどのボタンを押圧したかを検出
するものである。ステップS17では、指定されたサー
ビスコードが「翻訳」「検索」「認識」または「イメー
ジ格納」であるかを判断する。これら4つのサービス
は、ホスト端末3に処理を依頼するものであるので、ス
テップS17は、実質的には、ホスト端末3に処理を依
頼する必要があるのか否かを判断するステップである。
【0036】ホスト端末3に処理を依頼する必要があれ
ば(ステップS17:Yes)、ステップS18でパケ
ットを作成し、ステップS19でそのパケットをホスト
端末3に送出する。ホスト端末3に処理を依頼する必要
がなければ(ステップS17:No)、ステップS20
において、ユーザが保存ボタンを押圧したかを判断す
る。ユーザが保存ボタンを押圧したのであれば、ステッ
プS21で携帯端末1側で画像データを保存する。一
方、ユーザが保存ボタンを押圧したのでなければ、ユー
ザがキャンセルボタンを押圧したものと見なし、ステッ
プS22で画像データを廃棄する。
【0037】図8は、携帯端末1から送出されるパケッ
トの構造を示す図である。このパケットは、図5に示す
ステップS18において作成される。各パケットは、ヘ
ッダ部およびデータ部から構成される。ヘッダ部は、送
信元アドレスおよび着信先アドレスなどを格納する。送
信元アドレスおよび着信先アドレスとしてどのようなア
ドレス体系のアドレスを格納するのかは、本実施形態が
適用されるネットワーク構成によって決まり、たとえ
ば、TCP/IP通信では、IPアドレスが格納される。
【0038】データ部には、アプリケーション識別情
報、端末ID、画像データ、サービスコード、付加情
報、表示フラグ、時刻情報などが格納される。アプリケ
ーション識別情報は、着信先の端末(ここでは、ホスト
端末3)において起動すべきアプリケーションプログラ
ムを識別する情報である。本実施形態においては、画像
データ解析・認識プログラムを識別する情報が設定され
る。なお、アプリケーション識別情報は、TCP/IP通信で
は、ポート番号として指定される。
【0039】端末IDは、携帯端末1の識別番号であ
る。画像データは、カメラ撮影によって取り込んだ画像
データであり、パケットに格納されるときには圧縮され
る。なお、図6(b) または(c) のように手書きペンによ
る書込みがあった場合には、そのペン入力の軌跡パター
ンも画像データとして合成されている。
【0040】サービスコードは、例えば図9(a) および
(b) に示すような8ビットの情報であり、「翻訳」「検
索」「認識」または「イメージ格納」を識別する。付加
情報は、図9(a) 、(c) および(d) に示すように、各サ
ービスの内容を詳細に指定する情報である。たとえば、
翻訳サービスであれば、翻訳言語を識別する。また、検
索サービスであれば、検索先を識別する。検索先として
は、公衆に公開されている各種データベースの他に、各
ユーザが作成する個人データベースにもアクセスでき
る。表示フラグは、ホスト端末3における処理結果を携
帯端末1に表示させるか否かを指定する1ビットの情報
であり、例えば、図7(c) の画面上で「はい」が選択さ
れると、「1」が設定される。時刻情報は、ホスト端末
3へ送出される画像データがカメラ撮影された時刻を表
す情報である。
【0041】図10は、図5に示すステップS18のパ
ケット作成処理の詳細フローチャートである。ステップ
S31では、ホスト端末3へ転送する画像データを圧縮
し、データ部に格納する。ステップS32では、上記画
像データをカメラ撮影した時刻を表す時刻情報を設定す
る。ステップS33〜35では、図9に示すように、サ
ービスコード、付加情報および表示フラグをそれぞれデ
ータ部の所定領域に設定する。ステップS36では、ア
プリケーション識別情報として、画像データ解析・認識
プログラムを識別する情報を設定する。ステップS37
では、携帯端末1を識別する情報(自機を識別する情
報)として端末IDを設定する。さらに、ステップS3
8においてヘッダ部を作成する。ヘッダ部には、少なく
とも、送信元アドレスとして携帯端末1のアドレス(自
機のアドレス)、および着信先アドレスとしてホスト端
末3のアドレスを設定する。
【0042】上述のようにして作成されたパケットは、
ネットワーク2に送出される。ネットワーク2は、パケ
ットの着信先アドレスに従ってそのパケットをホスト端
末3へ転送する。以下では、このパケットを受信して処
理するホスト端末3について説明する。
【0043】図11は、ホスト端末3の構成図である。
記憶装置51は、半導体メモリ、磁気的記録媒体、ある
いは光学的記録媒体で構成され、プログラムおよびデー
タ等を格納している。記憶装置51は、ホスト端末3に
固定的に設けたものであってもよいし、着脱自在に装着
するものであってもよい。
【0044】記録媒体ドライバ52は、可搬性記録媒体
(半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク等を含む)53に格納されているデータを読み出
したり、あるいは可搬性記録媒体53にデータを書き込
む装置である。通信制御部54は、ネットワークとの間
でのデータの授受を制御するユニットである。各携帯端
末との間のパケットの送受信もここで制御される。
【0045】CPU55は、記憶装置51または可搬性
記録媒体53からプログラム等をメモリ56にロードし
て実行する。なお、記憶装置51に記録するプログラム
およびデータ等は、可搬性記録媒体53に格納されてい
たものを書き込んだものであってもよく、また、通信回
線などを介してネットワーク上の他の機器から受信して
記録する構成にしてもよい。さらに、CPU55は、ネ
ットワーク上に設けられた他の記憶装置に格納されてい
るプログラムおよびデータ等を通信回線などを介して使
用するようにしてもよい。
【0046】図12は、ホスト端末3の処理を説明する
フローチャートであり、図2のステップS4〜S8の詳
細を示すものである。ここでは、ホスト端末3が携帯端
末1から送出されたパケット(図5のフローチャートの
処理によって作成されたパケット)を受信し、そのデー
タ部に設定されている情報に従って画像データを処理す
る動作を説明する。
【0047】ステップS41でパケットを受信すると、
ステップS42でそのパケットに設定されている端末I
Dを調べることによってそのパケットを送出した端末を
認識する。ここでは、携帯端末1が認識されるものとす
る。続いて、ステップS43では、受信したパケットに
設定されているアプリケーション指定情報に従ってアプ
リケーションプログラムを起動する。このことにより、
画像データを解析・認識するプログラムが起動される。
【0048】ステップS44以降は、画像データ解析・
認識プログラムによる処理である。ステップS44で
は、受信したパケットに設定されているサービスコード
を認識する。続いて、ステップS45では、そのサービ
スコードが「翻訳」、「検索」または「認識」であるか
を調べる。サービスコードが「翻訳」、「検索」または
「認識」であればステップS46以降の処理を実行し、
そうでなければステップS54へ進む。
【0049】ステップS46では、受信したパケットに
格納されていた画像データを解凍する。ステップS47
では、解凍した画像データに対してパターン認識処理を
施してその中に含まれている文字を認識する。ステップ
S48では、ステップS47で認識した文字を文字コー
ドに変換する。
【0050】ステップS49では、サービスコードが
「翻訳」であるかを調べ、「翻訳」であれば図13に示
す翻訳処理を実行し、「翻訳」でなければステップS5
0へ進む。ステップS50では、サービスコードが「検
索」であるかを調べ、「検索」であれば図14に示す検
索処理を実行し、「検索」でなければステップS51へ
進む。ステップS51では、サービスコードが「認識」
であるか調べ、「認識」であればステップS52におい
てステップS47およびS48による処理結果を端末I
Dに対応づけて記憶装置51の所定領域に格納し、「認
識」でなければステップS53へ進んでエラー処理を実
行する。
【0051】ステップS54では、サービスコードが
「イメージ格納」であるか調べ、「イメージ格納」であ
ればステップS55においてパケットに格納されていた
画像データを端末IDに対応づけて記憶装置51の所定
領域に格納する。一方、「イメージ格納」でなければス
テップS56へ進んで設定されていたサービスコードに
対応する処理を実行する。
【0052】図13は、翻訳処理のフローチャートであ
る。ステップS61では、ホスト端末3は、ステップS
48で得られた文字コードおよび受信パケットに設定さ
れていた付加情報(翻訳タイプ)を翻訳サーバ4に転送
することによって翻訳処理を依頼する。以下のステップ
S62〜S65は、翻訳サーバ4の処理である。
【0053】ステップS62では、付加情報から翻訳タ
イプを認識する。すなわち、翻訳元の言語および翻訳先
の言語を認識する。続いて、ステップS63で1つ以上
の文字コード(文字列)から単語を切り出し、ステップ
S64において、公知の手法により翻訳を実行する。そ
して、ステップS65では、翻訳結果をホスト端末3へ
渡す。
【0054】ステップS66において、ホスト端末3
は、受信パケットに設定されている表示フラグを調べ
る。表示フラグが「表示する」に設定されていれば、ス
テップS67で翻訳結果をパケットに格納し、ステップ
S68でそのパケットを携帯端末1に送出する。このこ
とにより、携帯端末1は、携帯端末1に内蔵されるカメ
ラ12で撮影した画像データに含まれていた文字の翻訳
結果を受け取る。携帯端末1は、この翻訳結果をLCD
表示部11に表示する。一方、表示フラグが「表示せ
ず」に設定されていれば、ステップS69において、翻
訳結果を端末IDに対応づけて記憶装置51の所定領域
に格納する。
【0055】図14は、検索処理のフローチャートであ
る。ステップS71では、ホスト端末3は、ステップS
48で得られた文字コードおよび受信パケットに設定さ
れていた付加情報(検索先)を検索サーバ5に転送する
ことによって検索処理を依頼する。以下のステップS7
2〜S74は、検索サーバ5の処理である。
【0056】ステップS72では、付加情報から検索先
のデータベースを認識する。すなわち、どのデータベー
スにアクセスするのかを認識する。続いて、ステップS
73では、受け取った文字列をキーワードとして公知の
手法によりデータベース検索を実行する。そして、ステ
ップS74で検索結果をホスト端末3へ渡す。
【0057】ステップS75において、ホスト端末3
は、受信パケットに設定されている表示フラグを調べ
る。表示フラグが「表示する」に設定されていれば、ス
テップS76で検索結果をパケットに格納し、ステップ
S77でそのパケットを携帯端末1に送出する。このこ
とにより、携帯端末1は、携帯端末1に内蔵されるカメ
ラ12で撮影した画像データに含まれていた文字をキー
ワードとしたデータベース検索の検索結果を受け取る。
携帯端末1は、この検索結果をLCD表示部11に表示
する。一方、表示フラグが「表示せず」に設定されてい
れば、ステップS78において、検索結果を端末IDに
対応づけて記憶装置51の所定領域に格納する。
【0058】なお、図12に示したステップS47のパ
ターン認識処理は、公知の手法を用いるが、図6(b) に
示すように、手書きペンで書き込まれた枠状のパターン
の内側の領域に存在する文字のみを処理対象とする方式
の場合には、パターン認識処理として図15に示すフロ
ーチャートの処理が実行される。
【0059】ステップS81では、受信パケットに格納
されていた画像データにおいて所定の領域を取り囲む枠
状のパターンをサーチする。ステップS82では、枠状
のパターンが存在するか否かを判断する。存在するので
あれば、ステップS83において、その枠状のパターン
内の画像データのみに対して画像認識処理を実行して文
字を認識する。一方、枠状のパターンが存在しないので
あれば、すべての画像データに対して認識処理を実行す
る。上記方式を採用することにより、カメラ撮影で取り
込まれた画像データの中から翻訳処理または検索処理な
どに不要な文字を簡単に除外できる。さらに、削除マー
クの場合は、削除マークを検出し、この削除マークに該
当する文字を除いて文字認識する。なお、認識対象から
除外する処理をホスト側で行っているが、端末側でこれ
らの処理を行い、認識すべきデータをホスト側へ送信す
るようにしてもよい。
【0060】図16は、端末ID毎に格納されるデータ
を模式的に示す図である。これらのデータは、図12の
ステップS52、S55、図13のステップS69、お
よび図14のステップS78によって記憶装置51の所
定領域に格納される。このとき、受信パケットに設定さ
れていた時刻情報を用いて撮影時刻順にデータを格納し
てもよい。上記データは、携帯端末1からアクセスでき
るだけでなく、ネットワーク2に接続される他の端末
(個人用PC6など)からもアクセスできるように構成
されている。
【0061】ところで、上記実施形態では、携帯端末と
して、図3に示すような手書き入力機能を持った手帳型
のものを採り上げて説明したが、本発明は、この形態に
限定されるものではなく、たとえば図17に示すような
腕時計型の端末装置であってもよい。
【0062】図17に示すように、携帯端末61は、カ
メラ62を備え、たとえば紙面63上にペン64で手書
きされたメモ等もしくは印刷された文書の一部を画像デ
ータとして取り込むことができる。また、この携帯端末
61は、通信機能を備えており、図1に示すネットワー
ク2を介してホスト端末3とデータを送受信する。な
お、形態端末61の構成は、基本的に図4に示したもの
と同じである。
【0063】携帯端末61は、そのサイズを考えると、
図3に示す携帯端末1のようなペン入力機能等を持たせ
ることは困難である。このため、手帳型の携帯端末1で
は、サービスの指定(カメラ撮影によって取り込んだ画
像データにどのような処理を施すのかについての指定)
を図7のような画面を表示して入力させていたが、携帯
端末61では、同様の手順でサービスを指定することが
難しい。この点を考慮し、携帯端末61では、翻訳また
は検索対象の文字等といっしょにホスト端末3に依頼す
るサービス種別も画像データとしてカメラ62で取り込
み、ホスト端末3で画像データのパターン認識をする際
にホスト端末3がユーザの指定するサービス種別を認識
する方式とする。
【0064】図18は、サービス指定方法の例を示す図
である。ここでは、「同報通信」という言葉をホスト端
末3に翻訳させる例を説明する。図18(a) に示す手法
においては、ユーザが紙面63に「同報通信」と書くと
ともに、ホスト端末3に依頼するサービス種別として
「翻訳」と書く。さらに、翻訳対象文字とサービス種別
文字とを識別するために、サービス種別を指定する文字
の両端を などの記号で囲む。そして、カメラ62を
用いてこれらの文字および記号をまとめて画像データと
して取り込んでホスト端末3へ転送する。
【0065】図18(b) に示す手法では、この場合も紙
面63に「同報通信」及び「翻訳」と書くが、翻訳対象
文字とサービス種別文字とを識別するために、色情報を
利用する。すなわち、ここでは、サービス種別は赤色等
で記入し、翻訳対象を黒色で記入する。この場合も、カ
メラ62を用いてこれらの文字等をまとめて画像データ
として取り込んでホスト端末3へ転送する。
【0066】図19は、携帯端末61の動作フローチャ
ートである。ここでは、画像データを取り込んでホスト
端末3に処理を依頼(サービスを要求)する際の最低限
の機能を示す。なお、このフローチャートで示す各機能
を実現するプログラムは、CPU21が読み取り可能な
プログラムコードの形態で記憶装置22に格納されてい
る。
【0067】入力待ち状態において入力を検出すると、
ステップS91でカメラ62からの入力であるかを調
べ、カメラ入力であればステップS92でパケットを作
成してステップS93でそのパケットをホスト端末3に
送出する。一方、カメラ入力以外の入力であれば、ステ
ップS94でその入力に対応する処理を実行する。ステ
ップS92で作成するパケットは、基本的に図8に示す
ものと同じであるが、サービスコード等は画像データの
中に含まれている。
【0068】図20は、携帯端末側で図18(a) もしく
は図18(b) に示す手法でサービス種別を指定した際の
ホスト端末3の処理を説明するフローチャートである。
ここでは、ホスト端末3が携帯端末61から送出された
パケット(図19のフローチャートの処理によって作成
されたパケット)を受信し、そのデータ部に設定されて
いる情報に従って画像データを処理する動作を説明す
る。
【0069】ステップS101〜S103は、図12に
示すステップS41〜S43と同じである。ステップS
104では、受信パケットのデータ部に格納されている
画像データに対してパターン認識処理を実行し、その中
から特定の記号もしくは色を検出する。ステップS10
5では、検出した記号の内側の領域の画像データもしく
は特定の色に対して文字認識処理を実行し、ユーザが指
定したサービスを認識する。図18(a) もしくは図18
(b) に示した例では、「翻訳」という文字を検出し、ユ
ーザが翻訳サービスを要求していることを認識する。
【0070】ステップS106では、認識されたサービ
スに従った処理を実行する。なお、ステップS106の
処理は、図12〜図14のステップS48以降の処理に
相当する。この結果、たとえば、携帯端末61において
取り込んだ画像データが図18(a) もしくは図18(b)
に示す文字等であった場合、「同報通信」が”multi-ca
st communication ”に翻訳される。そして、ステップ
S107において、処理結果をパケットに格納して携帯
端末61に送出する。
【0071】携帯端末61は、ホスト端末3による処理
結果が格納されたパケットを受信すると、その処理結果
を表示する。このように、携帯端末61は、カメラ62
で撮影した画像データに所定のサービスを施した結果
(この例では、翻訳結果)を表示することができる。
【0072】なお、上記実施形態において、ホスト端末
3において実行される処理プログラム、すなわち、図1
2〜図15、図20のフローチャートで示す各機能を実
現するプログラム、および携帯端末1または61から転
送されてくるコマンドを解釈して処理するプログラム等
は、CPU55が読み取り可能なプログラムコードの形
態で記憶装置51あるいは可搬性記録媒体53に格納さ
れている。あるいは、ネットワークを介して接続される
他の装置に格納されているものを利用する。
【0073】なお、上記実施形態では、カメラを用いて
画像データを取り込む構成を示したが、本発明はこの構
成に限定されず、たとえば、イメージスキャナを用いて
読み込んだ画像データをホスト端末に転送するようにし
てもよい。
【0074】このように、本実施形態の画像データ処理
システムは、携帯端末で取り込んだ画像データをホスト
端末へ転送し、ホスト端末がその画像データに含まれて
いる文字を認識して処理する構成である。このため、携
帯端末には、画像データなどを取り込んでホスト端末へ
転送する機能、ホスト端末3に処理を依頼する機能、お
よびホスト端末から転送されてくるデータを表示する機
能のみを持たせればよい。すなわち、携帯端末は、高速
処理が要求される高精度のパターン認識処理や各種処理
を実行する必用がない。このため、携帯端末は、大容量
のメモリや高性能プロセッサを設けることなく、高度な
画像処理結果を得ることができる。
【0075】
【発明の効果】本発明のシステムは、携帯端末が備える
カメラ等で所望の文字列を含む記録面を画像データとし
て取り込み、ホスト端末に必用なサービスを要求するこ
とにより、上記所望の文字列に関する翻訳や検索などの
処理結果が得られる。このように、操作性を向上させた
ユーザインタフェイスを提供する。
【0076】高速処理が要求される画像データ処理、特
にパターン認識処理や文字認識を携帯端末側で実行しな
いので、携帯端末は、大容量のメモリや高性能プロセッ
サを設けることなく、高度な画像データ処理結果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成図である。
【図2】本実施形態のシステムの全体フローチャートで
ある。
【図3】携帯端末の外観図である。
【図4】携帯端末の構成図である。
【図5】携帯端末においてカメラ撮影により取り込んだ
画像データをホスト端末に転送して所望のサービスを要
求する処理のフローチャートである。
【図6】(a) は、カメラ撮影した画像データを携帯端末
の表示部に表示した例であり、(b) および(c) は、携帯
端末上で画像データを修正する動作例を説明する図であ
る。
【図7】ユーザに所望のサービスを指定させるための画
面例を示す図である。
【図8】携帯端末から送出されるパケットの構造を示す
図である。
【図9】パケットに設定される各種情報を説明する図で
ある。
【図10】パケット作成処理の詳細フローチャートであ
る。
【図11】ホスト端末の構成図である。
【図12】ホスト端末の処理を説明するフローチャート
である。
【図13】翻訳処理のフローチャートである。
【図14】検索処理のフローチャートである。
【図15】パターン認識処理の一実施例のフローチャー
トである。
【図16】端末ID毎に格納されるデータを模式的に示
す図である。
【図17】腕時計型の携帯端末の外観図である。
【図18】サービス指定方法の例を示す図である。
【図19】図17に示す携帯端末の動作フローチャート
である。
【図20】図18(a) もしくは図18(b) に示すサービ
ス指定方法に対応するホスト端末の処理を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1、61 携帯端末 2 ネットワーク 3 ホスト端末 4 翻訳サーバ 5 検索サーバ 11 LCD表示部 12、62 カメラ 21 CPU 22 記憶装置 23 バス 24 記録媒体ドライバ 25 可搬性記録媒体 31 液晶ディスプレイ 35 タッチパネル部 40 通信制御部 41、42 無線トランシーバ 43 有線トランシーバ 44 時計 51 記憶装置 52 記録媒体ドライバ 53 可搬性記録媒体 54 通信制御部 55 CPU 56 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/26 109T

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを取り込む携帯端末と、 該携帯端末によって取り込まれた画像データを受信し、
    画像データに含まれる文字を認識し、上記携帯端末側で
    指定されたサービスをその認識した文字に基づいて実行
    する情報処理装置と、 を有する画像データ処理システム。
  2. 【請求項2】 上記画像データはサービスを指定する文
    字の画像を含んでおり、 上記情報処理装置は、上記画像データに対してパターン
    認識処理を実行することにより該画像データに含まれる
    文字を認識し、その認識した文字に対して上記サービス
    を実行する請求項1に記載の画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 上記携帯端末は、 画像データを取り込むカメラと、 該カメラによって取り込まれた画像データを表示してそ
    の画像データに対する修正情報を付加する手段と、 を有する請求項1に記載の画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】 他の装置から転送されてきたデータを処
    理する情報処理装置であって、 受信した画像データ含まれる文字を認識する認識手段
    と、 上記画像データを送出した装置側で指定されたサービス
    を検出し、上記認識手段によって認識された文字に基づ
    いてそのサービスを実行する手段と、 を有する画像データ処理装置。
JP8285620A 1996-10-28 1996-10-28 画像データ処理システム Pending JPH10134004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285620A JPH10134004A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 画像データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285620A JPH10134004A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 画像データ処理システム

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396840A Division JP2004173289A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 携帯端末装置またはホスト装置
JP2003396839A Division JP3994962B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 画像データ格納システムまたは携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10134004A true JPH10134004A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17693895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8285620A Pending JPH10134004A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 画像データ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10134004A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000105681A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Fujitsu Ten Ltd 音声情報利用システム
JP2000357174A (ja) * 1999-04-14 2000-12-26 Canon Inc 端末装置及びその制御方法及び情報登録システム及び記憶媒体
JP2000357198A (ja) * 1999-04-14 2000-12-26 Canon Inc コード生成方法、端末装置、コードの処理方法、発番装置およびコード発番方法
JP2003067407A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Clarion Co Ltd 車載情報検索機器及び情報検索方法
JP2003085260A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Canon Electronics Inc 文書管理システム、その制御方法、クライアントコンピュータの制御プログラムを格納した記憶媒体、及びサーバーコンピュータの制御プログラムを格納した記憶媒体
WO2003050714A1 (fr) * 2001-12-10 2003-06-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de traitement d'image de terminal cellulaire, terminal cellulaire et serveur
JP2003178066A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Nikon Gijutsu Kobo:Kk 生活支援システムおよび装置
KR20040033632A (ko) * 2002-10-15 2004-04-28 주식회사 한국인식기술 모바일을 이용한 명함인식 방법
JP2007018166A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Nec Corp 情報検索装置、情報検索システム、情報検索方法及び情報検索プログラム
US7289799B1 (en) 1999-04-14 2007-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Portable terminal apparatus and terminal apparatus
US7330816B1 (en) 1999-04-14 2008-02-12 Canon Kabushiki Kaisha Information providing method and information providing system
JP2008516297A (ja) * 2004-04-19 2008-05-15 エクシビブリオ ベー.フェー. レンダリングされた文書からの視覚的取得データに対する処理技術
CN100416548C (zh) * 2004-05-18 2008-09-03 夏普株式会社 图像处理装置、图像处理系统、图像处理方法
US10500097B2 (en) 2000-11-06 2019-12-10 Nant Holdings Ip, Llc Image capture and identification system and process
US10509821B2 (en) 2000-11-06 2019-12-17 Nant Holdings Ip, Llc Data capture and identification system and process
US10509820B2 (en) 2000-11-06 2019-12-17 Nant Holdings Ip, Llc Object information derived from object images
US10617568B2 (en) 2000-11-06 2020-04-14 Nant Holdings Ip, Llc Image capture and identification system and process

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000105681A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Fujitsu Ten Ltd 音声情報利用システム
US7027178B2 (en) 1999-04-14 2006-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Code generation method, terminal apparatus, code processing method, issuing apparatus, and code issuing method
JP2000357174A (ja) * 1999-04-14 2000-12-26 Canon Inc 端末装置及びその制御方法及び情報登録システム及び記憶媒体
JP2000357198A (ja) * 1999-04-14 2000-12-26 Canon Inc コード生成方法、端末装置、コードの処理方法、発番装置およびコード発番方法
US7330816B1 (en) 1999-04-14 2008-02-12 Canon Kabushiki Kaisha Information providing method and information providing system
US7289799B1 (en) 1999-04-14 2007-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Portable terminal apparatus and terminal apparatus
US10500097B2 (en) 2000-11-06 2019-12-10 Nant Holdings Ip, Llc Image capture and identification system and process
US10509821B2 (en) 2000-11-06 2019-12-17 Nant Holdings Ip, Llc Data capture and identification system and process
US10772765B2 (en) 2000-11-06 2020-09-15 Nant Holdings Ip, Llc Image capture and identification system and process
US10639199B2 (en) 2000-11-06 2020-05-05 Nant Holdings Ip, Llc Image capture and identification system and process
US10635714B2 (en) 2000-11-06 2020-04-28 Nant Holdings Ip, Llc Object information derived from object images
US10617568B2 (en) 2000-11-06 2020-04-14 Nant Holdings Ip, Llc Image capture and identification system and process
US10509820B2 (en) 2000-11-06 2019-12-17 Nant Holdings Ip, Llc Object information derived from object images
JP2003067407A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Clarion Co Ltd 車載情報検索機器及び情報検索方法
JP2003085260A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Canon Electronics Inc 文書管理システム、その制御方法、クライアントコンピュータの制御プログラムを格納した記憶媒体、及びサーバーコンピュータの制御プログラムを格納した記憶媒体
JP4699657B2 (ja) * 2001-09-12 2011-06-15 キヤノン電子株式会社 文書管理システム、その制御方法およびプログラムを格納した記憶媒体
WO2003050714A1 (fr) * 2001-12-10 2003-06-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de traitement d'image de terminal cellulaire, terminal cellulaire et serveur
JP2003178066A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Nikon Gijutsu Kobo:Kk 生活支援システムおよび装置
KR20040033632A (ko) * 2002-10-15 2004-04-28 주식회사 한국인식기술 모바일을 이용한 명함인식 방법
JP2008516297A (ja) * 2004-04-19 2008-05-15 エクシビブリオ ベー.フェー. レンダリングされた文書からの視覚的取得データに対する処理技術
CN100416548C (zh) * 2004-05-18 2008-09-03 夏普株式会社 图像处理装置、图像处理系统、图像处理方法
JP2007018166A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Nec Corp 情報検索装置、情報検索システム、情報検索方法及び情報検索プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10134004A (ja) 画像データ処理システム
KR100308543B1 (ko) 문자인식을기초로하는데이터송수신장치
US7174299B2 (en) Speech recognition system, speech recognition apparatus, and speech recognition method
WO1998006055A1 (en) Apparatus and method for obtaining information from a computer network using a scanner and browser
US20050007444A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and software product
JPH10260916A (ja) 画像データ処理システム
JPH11167532A (ja) データ加工システムおよび装置、データ加工方法、記録媒体
JPH10289243A (ja) データ検索システム
JPS6395578A (ja) 画像情報処理装置
JP2000287072A (ja) 画像加工処理システム、画像加工処理装置、画像加工処理方法、媒体及び携帯情報端末装置
JP2004173289A (ja) 携帯端末装置またはホスト装置
JP3994962B2 (ja) 画像データ格納システムまたは携帯端末装置
US7418654B2 (en) Communication terminal, storage medium and communication system
JPH10254989A (ja) 画像処理システムおよびその方法
JPH0793348A (ja) 画像情報処理装置
JP2001034705A (ja) 個人情報記載媒体認識装置における項目処理方法および項目処理機能を有する個人情報記載媒体認識装置並びに記録媒体
JPH11272707A (ja) 情報処理システム
JPH11203402A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH08263512A (ja) 文書検索装置
JP2000112955A (ja) 画像表示方法および画像ファイリング装置および記録媒体
JPS62109127A (ja) 表示画面の出力制御方式
KR20020035371A (ko) 인터넷을 통해 문서인식 서비스를 제공하는 방법
JPH05274365A (ja) 画像記憶装置
JPH06149889A (ja) 電子ファイリングシステム
JPH0535800A (ja) 画像検索装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031127

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040114

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040305