JPH10133850A - 音声入力機能を有するコンピュータ及び音声制御方法 - Google Patents

音声入力機能を有するコンピュータ及び音声制御方法

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JPH10133850A
JPH10133850A JP8290181A JP29018196A JPH10133850A JP H10133850 A JPH10133850 A JP H10133850A JP 8290181 A JP8290181 A JP 8290181A JP 29018196 A JP29018196 A JP 29018196A JP H10133850 A JPH10133850 A JP H10133850A
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JP
Japan
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JP8290181A
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Takako Suzuki
孝子 鈴木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者に対するより使いやすい入力処理や操
作、またそれに対する応答やメッセージの通知が可能な
ユーザインタフェースを提供する。 【解決手段】音声入力機能を有するコンピュータにおい
て、読みと漢字仮名混じり文を表すテキストデータと動
画データを示す識別データとを対応付けたグラマーテー
ブル48を作成し、音声認識部42によって、入力され
た音声の読みを認識すると共に、グラマーテーブル48
を参照して認識した音声の読みに対応するテキストデー
タ及び識別データを取得し、音声合成部44によって、
取得されたテキストデータをもとに対応する漢字仮名混
じり文を読み上げる音声を合成して出力部52から発声
させると共に、アニメーション制御部54によって、識
別データに対応する動画データを取得して再生し表示部
58において表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力機能を有
するコンピュータ及び音声制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ等のコ
ンピュータによって作業を行なう場合には、キーボード
やマウス等の入力装置を用いて、実行すべき処理を示す
制御コマンドの指示が行われる。
【0003】近年では、制御コマンドの指示を表示画面
中のアイコンを選択することによって行なうGUI(Gr
aphical User Interface)が一般的になっている。GU
Iでは、マウスを操作することによってアイコンの位置
までマウスカーソルが移動されて、クリック、あるいは
ダブルクリックすることにより制御コマンドが指示され
る。
【0004】また、コンピュータは、指示された制御コ
マンドに対して、コマンドの確認や不足情報の追加、あ
るいはエラーの発生等があった場合、画面中に文字列に
よるメッセージを表示することによって通知している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のコン
ピュータにおいては、制御コマンドの指示が、キーボー
ドやマウス等の入力装置の操作をすることによって行わ
れている。しかしながら、キーボードやマウスの操作に
は、一般的にある程度の慣れが必要であり、全ての利用
者に適切なインタフェースとは言えなかった。
【0006】また、入力動作の結果や次の操作に対する
メッセージを画面に表示することで利用者に通知を行な
うため、利用者は、画面に表示されているメッセージ文
を読む必要があり、メッセージ表示に気が付かなけれ
ば、次に実行すべき操作がわからないといった状況も発
生してしまう。
【0007】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、利用者に対するより使いやすい入力処理や
操作、またそれに対する応答やメッセージの通知が可能
なユーザインタフェースを持つ音声入力機能を有するコ
ンピュータ及び音声制御方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声入力機能
を有するコンピュータにおいて、読みと漢字仮名混じり
文を表すテキストデータとを対応付けたテーブルを作成
するテーブル作成手段と、前記音声入力機能によって入
力された音声の読みを認識すると共に、前記テーブル作
成手段によって作成されたテーブルを参照して、認識し
た音声の読みに対応するテキストデータを取得する音声
認識手段と、前記音声認識手段によって取得されたテキ
ストデータをもとに、対応する漢字仮名混じり文を読み
上げる音声を合成する音声合成手段と、前記音声合成手
段によって合成された音声を出力する音声出力手段とを
具備したことを特徴とする。
【0009】また本発明は、音声入力機能を有するコン
ピュータにおいて、読みと動画データを示す識別データ
とを対応付けたテーブルを作成するテーブル作成手段
と、前記音声入力機能によって入力された音声の読みを
認識すると共に、前記テーブル作成手段によって作成さ
れたテーブルを参照して、認識した音声の読みに対応す
る識別データを取得する音声認識手段と、前記音声認識
手段によって取得された識別データをもとに、対応する
動画データを取得して再生する動画制御手段と、前記動
画制御手段によって再生された動画を出力する動画表示
手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】また本発明は、音声入力機能を有するコン
ピュータにおいて、読みと漢字仮名混じり文を表すテキ
ストデータと動画データを示す識別データとを対応付け
たテーブルを作成するテーブル作成手段と、前記音声入
力機能によって入力された音声の読みを認識すると共
に、前記テーブル作成手段によって作成されたテーブル
を参照して、認識した音声の読みに対応するテキストデ
ータ及び識別データを取得する音声認識手段と、前記音
声認識手段によって取得されたテキストデータをもと
に、対応する漢字仮名混じり文を読み上げる音声を合成
する音声合成手段と、前記音声認識手段によって取得さ
れた識別データをもとに、対応する動画データを取得し
て再生する動画制御手段と、前記音声合成手段によって
合成された音声を出力する音声出力手段と、前記動画制
御手段によって再生された動画を出力する動画表示手段
とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図であ
る。図1に示すように、パーソナルコンピュータは、C
PU10、ROM12、RAM14、ディスプレイ1
6、ディスプレイコントローラ18、スピーカ20、マ
イク22、サウンドコントローラ24、キーボード2
6、キーボードコントローラ28、マウス30、マウス
コントローラ32、ハードディスク装置34、ハードデ
ィスクコントローラ36を有して構成されている。
【0012】CPU10は、装置全体の制御を司るもの
で、RAM14に格納されたプログラムを実行すること
により各種機能を実現する。ROM12及びRAM14
は、プログラムやデータ等を格納するもので、CPU1
0によりアクセスされる。RAM14には、必要に応じ
て、プログラム14a、グラマーテーブル14b、アニ
メーション動作テーブル14c、音声辞書14dを格納
するための領域が設けられ、ハードディスク装置34に
格納されたプログラムやデータ等が読み出されて格納さ
れる。プログラム領域14aには、例えばOS(オペレ
ーティングシステム)の他、音声制御アプリケーショ
ン、音声認識エンジン、音声合成エンジン、サウンドデ
バイスドライバ、アニメーション(動画)制御等のプロ
グラムが格納される。また、RAM14には、再生対象
とする動画ファイルがハードディスク装置34から読み
出されて格納される。
【0013】ディスプレイ16は、CRTや液晶ディス
プレイ等によって構成され、ディスプレイコントローラ
18の制御のもとで各種情報の表示を行なう。スピーカ
20及びマイク22は、サウンドコントローラ24の制
御のもとで、音声入出力するために用いられる。
【0014】キーボード26は、キーボードコントロー
ラ28の制御のもとで、コンピュータの動作を制御する
ためのコマンドや、文字データ等を入力するために用い
られる。
【0015】マウス30は、マウスコントローラ32の
制御のもとで、GUI(GraphicalUser Interface)に
よりコマンド等を入力するために用いられる。ハードデ
ィスク装置34は、ハードディスクコントローラ36の
制御のもとで、各種データやプログラム等を格納するも
ので、必要に応じて読み出されてRAM14に格納され
る。
【0016】図2は、図1に示すようにして構成される
コンピュータによって実現される、音声制御に係わる機
能構成を示すブロック図である。図2に示すように、音
声制御部40、音声認識部42、音声合成部44、音声
辞書46、グラマーテーブル48、音声駆動部50、出
力部52、アニメーション制御部54、アニメーション
動作テーブル56、表示部58によって構成されてい
る。
【0017】音声制御部40は、音声制御アプリケーシ
ョンをCPU10が実行することにより実現されるもの
で、音声入力機能の制御を司るものである。音声認識部
42は、音声認識エンジン(プログラム)を実行するこ
とにより実現されるもので、音声入力機能によって入力
された音声の読みを音声辞書46に格納された辞書パタ
ーンをもとに認識すると共に、グラマーテーブル48を
参照して、認識した音声の読みに対応する漢字仮名混じ
り文を表すテキストデータ及び対応する読みに固有な情
報であるID(識別データ)を取得する。
【0018】音声合成部44は、音声合成エンジン(プ
ログラム)を実行することにより実現されるもので、音
声認識部42によって取得されたテキストデータをもと
に、対応する漢字仮名混じり文を読み上げる音声を合成
する。
【0019】音声辞書46は、音声認識部42における
音声認識、及び音声合成部44における音声合成の際に
用いられる音声の標準パターンが登録されている。グラ
マーテーブル48は、読みと漢字仮名混じり文を表すテ
キストデータと動画ファイル名(動画データ)を示すI
D(識別データ)とが対応付けられて登録されるもの
で、グラマーテーブル48を作成するためのインタフェ
ース(ダイアログボックス)を用いてデータ入力するこ
とで作成される。
【0020】音声駆動部50は、サウンドデバイスドラ
イバを実行することにより実現されるもので、音声合成
部44によって合成された音声に応じて出力部52(ス
ピーカ)を駆動して音声を発声させる。
【0021】出力部52(スピーカ)は、音声駆動部5
0による駆動によって音声を発声させる。アニメーショ
ン制御部54は、アニメーション(動画)制御プログラ
ムを実行することにより実現されるもので、音声認識部
42によって取得された入力音声の読みに対応するID
(識別データ)をもとに、音声制御部40によって指示
された動画ファイル名(動画データ)をもとに動画ファ
イルを取得して再生し、表示部58において表示させ
る。
【0022】アニメーション動作テーブル56は、音声
認識部42によって取得される入力音声の読みに対応す
るID(識別データ)と、再生すべき動画データを示す
動画ファイル名とが対応づけられて登録されたテーブル
である。
【0023】表示部58(ディスプレイ)は、アニメー
ション制御部54によって再生される動画(アニメーシ
ョン)を表示する。次に、本実施形態における動作につ
いて説明する。
【0024】まず、グラマーテーブル48へデータ登録
を行なう場合の動作について説明する。グラマーテーブ
ル48へのデータ登録は、入力音声に対して実行すべき
動作(コマンド)を登録するための機能(コマンド登録
ユーティリティ)を起動し、図3に示すようなダイアロ
グボックスを表示させることにより行われる。
【0025】ダイアログボックスには、図3に示すよう
に、現在設定されているコマンド(カレントのコマンド
セット)が動作名(動画ファイル名に対応する)を先頭
にしてコマンドがツリー表示された登録リスト60の
他、「呼びかけ」62、「呼びかけ(読み)」64、
「お返事」66、「動作」68を示す文字列を入力する
ためのボックスが設けられている。
【0026】「呼びかけ」62のボックスには、音声入
力によってコンピュータを動作させるための読み(認識
コマンド名)が漢字仮名混じり文によって入力(表示)
される。「呼びかけ(読み)」64のボックスには、
「呼びかけ」62のボックスに入力された読みがひらが
なによって入力(表示)される。「お返事」66のボッ
クスには、音声入力された読み(認識コマンド)に対し
て音声出力する内容を表す文章(仮名漢字混じり文も可
能)が入力(表示)される。「動作」68のボックスに
は、入力された読み(認識コマンド)に対して再生する
動画(アニメーション)の動画ファイル名が入力(表
示)される。
【0027】登録リスト60内において動作名(動画フ
ァイル名)が、例えばマウス30の操作によって選択さ
れると、「動作」68のボックスに対応する動作ファイ
ル名が表示される。
【0028】また、登録リスト60内において動作名に
割り当てられたコマンドが、同様にしてマウス30の操
作によって選択されると、予め用意されている選択され
たコマンド対応する内容が、「呼びかけ」62、「呼び
かけ(読み)」64、「お返事」66、「動作」68の
それぞれのボックス内に表示される。
【0029】なお、「動作」68のボックスには、1つ
のコマンド(動作ファイル名)を入力するだけではな
く、複数の他の制御コマンドを任意に追加入力すること
もできる。
【0030】また、登録リスト60内に表示されるカレ
ントのコマンドセットからコマンドを選択して、対応す
る「呼びかけ」「呼びかけ(読み)」「お返事」を設定
するだけでなく、それぞれに対応するボックス内に、任
意の文字列を例えばキーボード26の操作によって入力
し、動作ファイル名と対応づけることもできる。これに
より、任意の入力音声によって、任意の応答(お返事)
を出力させることもできる。
【0031】図3に示すようにして、ダイアログボック
スにおいて、各種設定が行われると、グラマーテーブル
48には、図4に示すように、「呼びかけ(読み)」6
4のボックスに入力された読み「今日は」と対応付け
て、動画ファイル名に関連づけられるID(識別デー
タ)「×××1」と共に、「お返事」66のボックスに
入力された仮名漢字混じり文「今日は、はじめまして」
(文字コマンド列からなるテキストデータ)が登録され
る。さらに、「動作」68のボックスに他の制御コマン
ドが入力された場合には、同様にして読み「今日は」に
対応付けて制御コマンド「△△△△」を登録する。
【0032】また、図5に示すように、アニメーション
動作テーブル56には、グラマーテーブル48に読みと
対応付けられたID(識別データ)と対応付けて、「動
作」68のボックスに入力された動画ファイル名を登録
する。
【0033】次に、音声入力することによってコンピュ
ータを制御する場合の動作について、図6に示すフロー
チャートを参照しながら説明する。まず、音声制御部4
0が起動されると、音声制御部40は、予め入力音声の
読みと漢字仮名混じり文を表すテキストデータ、制御コ
マンド、ID(識別データ)とが対応付けて登録された
グラマーテーブル48を音声認識部42に通知する。音
声認識部42は、グラマーテーブル48に登録されてい
る読みを、入力音声に対する認識対象(認識コマンド)
とする。
【0034】マイク22を通じて音声が入力されると、
音声制御部40は、音声認識部42に音声データを提供
する(ステップA1)。音声認識部42は、入力された
音声が、グラマーテーブル48に登録されている読みの
音声であるか否かを、読みに対応する音声辞書46に登
録されている標準パターンを参照して認識する(ステッ
プA2)。
【0035】音声認識部42は、入力音声に対して常
時、音声認識処理を行なっている。この結果、グラマー
テーブル48に登録された読みに対応する音声入力があ
ったことを検出すると(ステップA3)、音声認識部4
2は、該当する読みに対応づけられている漢字仮名混じ
り文を表すテキストデータ、制御コマンド、ID(識別
データ)を取得し(ステップA4,A7)、音声制御部
40に返す。
【0036】すなわち、音声入力された読みに対して、
応答するメッセージの内容を表す仮名漢字混じり文と共
に、再生すべき動画(アニメーション)の動画ファイル
を特定するための識別データを取得する。
【0037】音声制御部40は、音声認識部42によっ
て取得されたテキストデータを音声合成部44に提供し
て、テキストデータに基づく音声合成を実行させる。音
声合成部44は、音声制御部40から提供されるテキス
トデータに対して、音声辞書46に登録された標準パタ
ーンを参照して音声合成を行なう(ステップA5)。
【0038】音声駆動部50は、出力部52を駆動し
て、音声合成部44によって合成された音声を発声させ
る(ステップA6)。一方、音声制御部40は、音声認
識部42によって取得されたID(識別データ)をもと
に、アニメーション動作テーブル56を参照して取得さ
れたID(識別データ)に対応する動画ファイル名を取
得する(ステップA8)。
【0039】音声制御部40は、アニメーション制御部
54に対して、アニメーション動作テーブル56から取
得された動画ファイル名を指定し、動画(アニメーショ
ン)の再生実行を指示する。
【0040】アニメーション制御部54は、表示部58
(ディスプレイ16)の表示画面中に例えば図7に示す
ような、動画(アニメーション)を表示するための領域
(ウィンドウ)を設けて、音声制御部40から指定され
た動画ファイル名の動画ファイルを開く(ステップA
9)。そして、アニメーション制御部54は、アニメー
ション制御部54からの再生実行の指示に応じて、動画
ファイルを再生して動画(アニメーション)をウィンド
ウ内に表示させる(ステップA10)。
【0041】また、グラマーテーブル48において、読
みに対して制御コマンドが対応づけられて登録されてい
た場合、音声制御部40は、制御コマンドをOSあるい
は他のアプリケーションプログラムを実校することによ
り実現される機能に与えて、制御コマンドに応じた処理
を実行させる(ステップA11)。
【0042】なお、図6に示すフローチャートにおいて
は、音声合成と動画再生の処理の後に制御コマンドを実
行するものとしているが、音声合成と動画再生の処理と
並行して制御コマンドに応じた処理を実行することもで
きる。また、制御コマンドに応じた処理を実行した後
に、この処理の結果についてのメッセージとして、音声
合成と動画再生の処理を実行するようにしても良い。
【0043】このようにして、本実施形態におけるコン
ピュータでは、図8に示すように、マイク22からグラ
マーテーブル48に登録された読みを音声入力すること
で、読みに対応づけて登録されたID(識別データ)に
よって動画ファイルが指定されて、アニメーション制御
部54によって動画(アニメーション)が再生されると
共に、読みに対応づけられた仮名漢字混じり文に対応す
るテキストデータをもとに音声合成されて音声が発声さ
れる。また、読みに対応づけて登録された制御コマンド
も音声入力によって実行させることができる。
【0044】従って、利用者によるコンピュータに対す
る動作制御が、キーボードやマウス等を操作することな
く音声入力によって行なうことができるので、より簡単
に扱うことができる。また、音声入力に対して、音声に
よって応答メッセージが通知されるために、メッセージ
を確実に確認することができ、必ずしも表示画面中に表
示された文字列を読まなくても、次に実行すべき操作等
を判別することができる。
【0045】また、音声出力は、テキストデータをもと
に音声合成して出力するので、多くの種類の音声メッセ
ージを用意する必要があったとしても、データ量はそれ
ほど多くはならず、音声データファイルを用意する場合
と比較して、非常に少ないデータ容量で良い。
【0046】なお、グラマーテーブル48に登録される
読みに対応付けられたテキストデータは、音声合成に用
いるだけではなく、表示部58(ディスプレイ16)に
おいて仮名漢字混じり文を表示するために使用すること
も可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、利
用者に対するより使いやすい入力処理や操作、またそれ
に対する応答やメッセージの通知が可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるパーソナルコンピュ
ータの構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すようにして構成されるコンピュータ
によって実現される音声制御に係わる機能構成を示すブ
ロック図。
【図3】本実施形態において入力音声に対して実行すべ
き動作(コマンド)を登録するためのダイアログボック
スの一例を示す図。
【図4】本実施形態におけるグラマーテーブル48を説
明するための図。
【図5】本実施形態におけるアニメーション動作テーブ
ル56を説明するための図。
【図6】本実施形態における音声入力することによって
コンピュータを制御する場合の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図7】本実施形態における動画(アニメーション)を
表示するための領域(ウィンドウ)の一例を示す図。
【図8】本実施形態における動作を概念的に説明するた
めの図。
【符号の説明】
40…音声制御部 42…音声認識部 44…音声合成部 46…音声辞書 48…グラマーテーブル 50…音声駆動部 52…出力部 54…アニメーション制御部 56…アニメーション動作テーブル 58…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10L 3/00 561 G10L 3/00 561C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入力機能を有するコンピュータにお
    いて、 読みと漢字仮名混じり文を表すテキストデータとを対応
    付けたテーブルを作成するテーブル作成手段と、 前記音声入力機能によって入力された音声の読みを認識
    すると共に、前記テーブル作成手段によって作成された
    テーブルを参照して、認識した音声の読みに対応するテ
    キストデータを取得する音声認識手段と、 前記音声認識手段によって取得されたテキストデータを
    もとに、対応する漢字仮名混じり文を読み上げる音声を
    合成する音声合成手段と、 前記音声合成手段によって合成された音声を出力する音
    声出力手段とを具備したことを特徴とするコンピュー
    タ。
  2. 【請求項2】 音声入力機能を有するコンピュータにお
    いて、 読みと動画データを示す識別データとを対応付けたテー
    ブルを作成するテーブル作成手段と、 前記音声入力機能によって入力された音声の読みを認識
    すると共に、前記テーブル作成手段によって作成された
    テーブルを参照して、認識した音声の読みに対応する識
    別データを取得する音声認識手段と、 前記音声認識手段によって取得された識別データをもと
    に、対応する動画データを取得して再生する動画制御手
    段と、 前記動画制御手段によって再生された動画を出力する動
    画表示手段とを具備したことを特徴とするコンピュー
    タ。
  3. 【請求項3】 音声入力機能を有するコンピュータにお
    いて、 読みと漢字仮名混じり文を表すテキストデータと動画デ
    ータを示す識別データとを対応付けたテーブルを作成す
    るテーブル作成手段と、 前記音声入力機能によって入力された音声の読みを認識
    すると共に、前記テーブル作成手段によって作成された
    テーブルを参照して、認識した音声の読みに対応するテ
    キストデータ及び識別データを取得する音声認識手段
    と、 前記音声認識手段によって取得されたテキストデータを
    もとに、対応する漢字仮名混じり文を読み上げる音声を
    合成する音声合成手段と、 前記音声認識手段によって取得された識別データをもと
    に、対応する動画データを取得して再生する動画制御手
    段と、 前記音声合成手段によって合成された音声を出力する音
    声出力手段と、 前記動画制御手段によって再生された動画を出力する動
    画表示手段とを具備したことを特徴とするコンピュー
    タ。
  4. 【請求項4】 音声入力機能によって入力された音声を
    制御する音声制御方法であって、 読みと漢字仮名混じり文を表すテキストデータとを対応
    付けたテーブルを作成し、 前記音声入力機能によって入力された音声の読みを認識
    すると共に、作成された前記テーブルを参照して、認識
    した音声の読みに対応するテキストデータを取得し、 この取得されたテキストデータをもとに、対応する漢字
    仮名混じり文を読み上げる音声を合成し、 この合成された音声を出力することを特徴とする音声制
    御方法。
  5. 【請求項5】 音声入力機能によって入力された音声を
    制御する音声制御方法であって、 読みと動画データを示す識別データとを対応付けたテー
    ブルを作成し、 前記音声入力機能によって入力された音声の読みを認識
    すると共に、作成された前記テーブルを参照して、認識
    した音声の読みに対応する識別データを取得すし、 この取得された識別データをもとに、対応する動画デー
    タを取得して再生し、 この再生された動画を出力することを特徴とする音声制
    御方法。
  6. 【請求項6】 音声入力機能によって入力された音声を
    制御する音声制御方法であって、 読みと漢字仮名混じり文を表すテキストデータと動画デ
    ータを示す識別データとを対応付けたテーブルを作成
    し、 前記音声入力機能によって入力された音声の読みを認識
    すると共に、作成されたテーブルを参照して、認識した
    音声の読みに対応するテキストデータ及び識別データを
    取得し、 この取得されたテキストデータをもとに、対応する漢字
    仮名混じり文を読み上げる音声を合成すると共に、取得
    された識別データをもとに、対応する動画データを取得
    して再生し、 合成された音声を出力すると共に、再生された動画を出
    力することを特徴とする音声制御方法。
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