JPH1013357A - 光増幅器 - Google Patents
光増幅器Info
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- JPH1013357A JPH1013357A JP8162611A JP16261196A JPH1013357A JP H1013357 A JPH1013357 A JP H1013357A JP 8162611 A JP8162611 A JP 8162611A JP 16261196 A JP16261196 A JP 16261196A JP H1013357 A JPH1013357 A JP H1013357A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバ通信、特に波長多重光ファイバ通
信システムにおいて、広い帯域にわたる波長多重信号を
一括して増幅し、高パワーの信号光を出力する簡易な構
成の光増幅器を提供する。 【解決手段】 光分波回路1は、例えばAWG2によっ
て全チャネルを一旦分離した後に、AWG31 〜33 で
グループごとに波長多重を行う。分割された波長グルー
プはそれぞれの波長帯域に応じた適当な光増幅素子であ
るエルビウム添加光ファイバ増幅器4や半導体レーザ増
幅器51 ,52 によって増幅された後、光合波回路6に
よって再び合波される。
信システムにおいて、広い帯域にわたる波長多重信号を
一括して増幅し、高パワーの信号光を出力する簡易な構
成の光増幅器を提供する。 【解決手段】 光分波回路1は、例えばAWG2によっ
て全チャネルを一旦分離した後に、AWG31 〜33 で
グループごとに波長多重を行う。分割された波長グルー
プはそれぞれの波長帯域に応じた適当な光増幅素子であ
るエルビウム添加光ファイバ増幅器4や半導体レーザ増
幅器51 ,52 によって増幅された後、光合波回路6に
よって再び合波される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ通信装置
に用いられる光増幅器に関し、特に複数の波長を多重し
て伝送を行う波長多重伝送用の光増幅器に関する。
に用いられる光増幅器に関し、特に複数の波長を多重し
て伝送を行う波長多重伝送用の光増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エルビウム添加光ファイバ増幅器
(以下EDFAと称す)の小型化、高性能化にともな
い、このEDFAを光ファイバ通信システムの中継器と
して用いる光直接増幅中継伝送システムの開発が盛んに
進められている。光直接増幅中継伝送システムは、中継
する信号の変調方式や変調速度を選ばないため、柔軟性
の高い伝送システムとして既に実用化が始められてい
る。ここで用いられるEDFAは20から30nmと広
い波長範囲にわたる光を増幅することが可能であるた
め、波長多重した信号光を一括して増幅することが可能
である。この特徴を生かして、波長多重伝送により一本
の光ファイバで伝送できる容量を拡大する波長多重光フ
ァイバ通信システムの研究が活発になっている。例え
ば、EDFAのほぼ全増幅帯域にあたる33nmの波長
範囲の中に変調速度20Gbpsで変調された55波長
多重信号(合計1.1Tbps)を、光ファイバ150
kmにわたって中継伝送させた実験例が最近報告されて
いる(H.Onaka, et. al, “ 1.1 Tb/sWDM Transmission
over a 150km 1.3mm Zero-Dispersion Single-Mode Fib
er,”Optical Fiber Communication Conference OFC '9
6, postdeadline papers, PD19, San Jose, CA, 1996.)
。
(以下EDFAと称す)の小型化、高性能化にともな
い、このEDFAを光ファイバ通信システムの中継器と
して用いる光直接増幅中継伝送システムの開発が盛んに
進められている。光直接増幅中継伝送システムは、中継
する信号の変調方式や変調速度を選ばないため、柔軟性
の高い伝送システムとして既に実用化が始められてい
る。ここで用いられるEDFAは20から30nmと広
い波長範囲にわたる光を増幅することが可能であるた
め、波長多重した信号光を一括して増幅することが可能
である。この特徴を生かして、波長多重伝送により一本
の光ファイバで伝送できる容量を拡大する波長多重光フ
ァイバ通信システムの研究が活発になっている。例え
ば、EDFAのほぼ全増幅帯域にあたる33nmの波長
範囲の中に変調速度20Gbpsで変調された55波長
多重信号(合計1.1Tbps)を、光ファイバ150
kmにわたって中継伝送させた実験例が最近報告されて
いる(H.Onaka, et. al, “ 1.1 Tb/sWDM Transmission
over a 150km 1.3mm Zero-Dispersion Single-Mode Fib
er,”Optical Fiber Communication Conference OFC '9
6, postdeadline papers, PD19, San Jose, CA, 1996.)
。
【0003】このような波長多重伝送方式では、光中継
器の出力パワーがシステムの重要なパラメータとなる。
光直接増幅中継伝送システムでは、光中継器から雑音と
なる自然放出光(以下ASEと称す)が発生して伝送光
の信号対雑音比(以下SN比)を劣化させる。このた
め、光中継器からの信号出力レベルをある程度高く保つ
必要がある。特に、波長多重光を一括して増幅する場
合、入力するチャネル数に比例して光増幅器に高い飽和
出力パワーが要求される。これに対して、EDFAでは
励起光源の高性能化によって最大光出力パワーが23d
Bm(200mW)を越える増幅器の例が報告されてお
り、波長多重伝送に適した光増幅器である。
器の出力パワーがシステムの重要なパラメータとなる。
光直接増幅中継伝送システムでは、光中継器から雑音と
なる自然放出光(以下ASEと称す)が発生して伝送光
の信号対雑音比(以下SN比)を劣化させる。このた
め、光中継器からの信号出力レベルをある程度高く保つ
必要がある。特に、波長多重光を一括して増幅する場
合、入力するチャネル数に比例して光増幅器に高い飽和
出力パワーが要求される。これに対して、EDFAでは
励起光源の高性能化によって最大光出力パワーが23d
Bm(200mW)を越える増幅器の例が報告されてお
り、波長多重伝送に適した光増幅器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後波長多重伝送によ
り伝送容量のさらなる拡大が要求される場合、現存のE
DFAではその増幅帯域が30nm程度と限られている
ため、この帯域内に配置できる波長数の限界によって伝
送容量が制限される。波長間隔は主に近接チャネルから
のストロークにより制限され、その最小値は伝送速度の
およそ3倍となる。例えば、伝送速度が20Gbpsに
対して30nmの帯域に配置できる最大波長数は63と
なり、総伝送容量の上限は1.26Tbpsとなる。し
たがって、より大きい伝送容量を達成するためには、光
増幅器により広い帯域が要求される。
り伝送容量のさらなる拡大が要求される場合、現存のE
DFAではその増幅帯域が30nm程度と限られている
ため、この帯域内に配置できる波長数の限界によって伝
送容量が制限される。波長間隔は主に近接チャネルから
のストロークにより制限され、その最小値は伝送速度の
およそ3倍となる。例えば、伝送速度が20Gbpsに
対して30nmの帯域に配置できる最大波長数は63と
なり、総伝送容量の上限は1.26Tbpsとなる。し
たがって、より大きい伝送容量を達成するためには、光
増幅器により広い帯域が要求される。
【0005】これに対して、半導体光増幅器は100n
mという広い増幅帯域を有しており上記の目的に対して
適当なデバイスである。しかし、半導体増幅器はEDF
Aに比べて飽和光出力レベルが数dBmと低いため、多
波長多重信号を一括増幅するとチャネルあたりの最大出
力パワーは大幅に小さくなる。この結果、伝送路中での
信号対雑音比が大幅に劣化するため、中継間隔を短くす
るなどの回避策を用いない限り良好な伝送を実現できな
い。
mという広い増幅帯域を有しており上記の目的に対して
適当なデバイスである。しかし、半導体増幅器はEDF
Aに比べて飽和光出力レベルが数dBmと低いため、多
波長多重信号を一括増幅するとチャネルあたりの最大出
力パワーは大幅に小さくなる。この結果、伝送路中での
信号対雑音比が大幅に劣化するため、中継間隔を短くす
るなどの回避策を用いない限り良好な伝送を実現できな
い。
【0006】本発明の目的は、広い範囲にわたる波長多
重信号を、伝送に必要なSN比を保つことができる出力
パワーに一括増幅することが可能な光増幅器を提供する
ことにある。
重信号を、伝送に必要なSN比を保つことができる出力
パワーに一括増幅することが可能な光増幅器を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光増幅器は、複
数の波長を多重した光を、1波以上を含む複数のグルー
プに分離する光分波器と、前記各光分波器からの光を増
幅する複数の光増幅素子と、前記複数の光増幅素子から
の光を波長多重する光分波器を有する。
数の波長を多重した光を、1波以上を含む複数のグルー
プに分離する光分波器と、前記各光分波器からの光を増
幅する複数の光増幅素子と、前記複数の光増幅素子から
の光を波長多重する光分波器を有する。
【0008】本発明の光増幅器は、増幅する信号の帯域
を分割して各帯域に含まれる波長ごとに別々の光増幅素
子によって増幅を行う。各光増幅素子では、その飽和出
力パワーとシステムが必要とするチャネルあたりのパワ
ーによって、入射する波長数が決定される。これらの別
々に増幅された光を光合波器によって波長多重して伝送
路に送出する。この構成をとることにより、各チャネル
の出力パワーは光増幅器の飽和出力パワーで制限される
ことなく、システムが必要とする値とすることができ
る。従来の技術で述べた通り、光増幅素子には出力可能
な最大パワーに制限がある。この特性のため、例えばn
波の波長多重光を増幅する場合、各波の最大出力は飽和
パワーの1/nになる。この値がシステムの所要値に満
たないことが問題となる。これに対して、本発明のよう
に光増幅素子を複数用意し、各光増幅素子に入射する波
長数を飽和出力に応じて適当に制限すれば、全チャネル
をシステムの所要出力とすることができる。言いかえれ
ば、各光増幅素子の飽和出力パワーの制限を受けず波長
多重項の一括増幅ができていることになるわけである。
を分割して各帯域に含まれる波長ごとに別々の光増幅素
子によって増幅を行う。各光増幅素子では、その飽和出
力パワーとシステムが必要とするチャネルあたりのパワ
ーによって、入射する波長数が決定される。これらの別
々に増幅された光を光合波器によって波長多重して伝送
路に送出する。この構成をとることにより、各チャネル
の出力パワーは光増幅器の飽和出力パワーで制限される
ことなく、システムが必要とする値とすることができ
る。従来の技術で述べた通り、光増幅素子には出力可能
な最大パワーに制限がある。この特性のため、例えばn
波の波長多重光を増幅する場合、各波の最大出力は飽和
パワーの1/nになる。この値がシステムの所要値に満
たないことが問題となる。これに対して、本発明のよう
に光増幅素子を複数用意し、各光増幅素子に入射する波
長数を飽和出力に応じて適当に制限すれば、全チャネル
をシステムの所要出力とすることができる。言いかえれ
ば、各光増幅素子の飽和出力パワーの制限を受けず波長
多重項の一括増幅ができていることになるわけである。
【0009】ところで、本発明では、用いられる波長多
重光のチャネル数や各チャネルの波長が固定であれば光
分波器も構成は一意に決まる。これに対して、現在研究
されている波長ルーティングを用いた光ネットワークで
は通信する相手によってパスが変化するため、伝送路中
の光増幅器に入射するチャネル数や波長が変動する。通
常、光増幅器では全出力パワーが一定になるよう制御さ
れるため、光増幅素子に入射する波長数が変動すると各
チャネルのパワーも変動する。この変動を抑えるため
に、光増幅器の入力部にチャネル数および波長を検出す
る機能を設け、この情報に応じて光分波器により分割帯
域を制御する。これにより、光増幅素子出力において各
チャネルのパワーが一定値に保たれる。
重光のチャネル数や各チャネルの波長が固定であれば光
分波器も構成は一意に決まる。これに対して、現在研究
されている波長ルーティングを用いた光ネットワークで
は通信する相手によってパスが変化するため、伝送路中
の光増幅器に入射するチャネル数や波長が変動する。通
常、光増幅器では全出力パワーが一定になるよう制御さ
れるため、光増幅素子に入射する波長数が変動すると各
チャネルのパワーも変動する。この変動を抑えるため
に、光増幅器の入力部にチャネル数および波長を検出す
る機能を設け、この情報に応じて光分波器により分割帯
域を制御する。これにより、光増幅素子出力において各
チャネルのパワーが一定値に保たれる。
【0010】すなわち、光増幅素子を増幅率一定に制御
しておけば、素子に入射する波長数が変わっても各波長
が受ける増幅率が一定なので、素子への入力パワーが変
わらなければ出力パワーが一定に保たれる。素子への入
力パワーは通常前段の光送信器もしくは光増幅器の出力
レベルおよび伝送路光ファイバの損失で決まるが、これ
らが変化することはほとんどないので、入力パワーは一
定値となり、この結果出力も一定となる。光増幅器の場
合、通常全出力パワー一定の制御が行われるが、そうす
ると素子に入力する波長数が変化すると各チャネルあた
りのパワーが変化してしまう。
しておけば、素子に入射する波長数が変わっても各波長
が受ける増幅率が一定なので、素子への入力パワーが変
わらなければ出力パワーが一定に保たれる。素子への入
力パワーは通常前段の光送信器もしくは光増幅器の出力
レベルおよび伝送路光ファイバの損失で決まるが、これ
らが変化することはほとんどないので、入力パワーは一
定値となり、この結果出力も一定となる。光増幅器の場
合、通常全出力パワー一定の制御が行われるが、そうす
ると素子に入力する波長数が変化すると各チャネルあた
りのパワーが変化してしまう。
【0011】本発明の実施態様によれば、前記光増幅素
子は増幅率が一定となるよう制御されている。
子は増幅率が一定となるよう制御されている。
【0012】これにより、光増幅素子に入射するチャネ
ル数が変動しても各チャネルの出力パワーは一定に保た
れる。
ル数が変動しても各チャネルの出力パワーは一定に保た
れる。
【0013】本発明の他の実施態様によれば、前記光分
波器は、入力した波長を1波ずつに分離する波長分離素
子と、前記波長分離素子からの光を所定のグループごと
に合波する複数の光合波素子で構成されている。
波器は、入力した波長を1波ずつに分離する波長分離素
子と、前記波長分離素子からの光を所定のグループごと
に合波する複数の光合波素子で構成されている。
【0014】本発明の他の実施態様によれば、光増幅器
は、前記光分波器への入力光の一部を取り出すための光
カプラと、取り出された光に含まれる複数の光の各波長
を検出する波長検出手段と、前記光カプラの他方の分岐
出力に接続される前記波長分離素子と前記波長合波素子
の間に設けられた光スイッチと、前記波長検出手段の信
号を用いて前記光スイッチにより前記複数の光増幅素子
へ入射する波長数をそれぞれ制御する制御手段をさらに
有する。
は、前記光分波器への入力光の一部を取り出すための光
カプラと、取り出された光に含まれる複数の光の各波長
を検出する波長検出手段と、前記光カプラの他方の分岐
出力に接続される前記波長分離素子と前記波長合波素子
の間に設けられた光スイッチと、前記波長検出手段の信
号を用いて前記光スイッチにより前記複数の光増幅素子
へ入射する波長数をそれぞれ制御する制御手段をさらに
有する。
【0015】動作中に光増幅器に入射するチャネル数ま
たは波長配置が変化すると、波長検出手段がそれを検出
する。この検出情報と光増幅素子である光増幅素子の増
幅帯域や飽和出力パワー情報から、制御手段が各光増幅
素子へ入射するチャネルを決定し光スイッチの経路を切
り替える。
たは波長配置が変化すると、波長検出手段がそれを検出
する。この検出情報と光増幅素子である光増幅素子の増
幅帯域や飽和出力パワー情報から、制御手段が各光増幅
素子へ入射するチャネルを決定し光スイッチの経路を切
り替える。
【0016】本発明の他の実施態様によれば、前記光分
波器は、入力光を複数に分岐する光分岐回路と、前記光
分岐回路の出力に接続され、所定の帯域を切り出す複数
の光バンドパスフィルタで構成される。
波器は、入力光を複数に分岐する光分岐回路と、前記光
分岐回路の出力に接続され、所定の帯域を切り出す複数
の光バンドパスフィルタで構成される。
【0017】本実施様態では、各光部品が廉価であり、
また分割帯域を光バンドパスフィルタの透過帯域および
透過中心波長によって自由に設定でき、さらに、透過中
心波長および透過帯域を可変とする光バンドパスフィル
タを用いることにより、さまざまな波長配置の複数のシ
ステムに一種の光増幅器で柔軟に対応することができ
る。
また分割帯域を光バンドパスフィルタの透過帯域および
透過中心波長によって自由に設定でき、さらに、透過中
心波長および透過帯域を可変とする光バンドパスフィル
タを用いることにより、さまざまな波長配置の複数のシ
ステムに一種の光増幅器で柔軟に対応することができ
る。
【0018】本発明の他の実施態様によれば、前記設定
は、光バンドパスフィルタの透過中心波長および帯域を
自由に設定できる。
は、光バンドパスフィルタの透過中心波長および帯域を
自由に設定できる。
【0019】本発明の他の実施態様によれば、前記光バ
ンドパスフィルタの透過中心波長および帯域を縦続に接
続された、透過帯域が固定で透過中心波長を自由に設定
できる2つの光バンドパスフィルタの透過中心波長の制
御によって行う。
ンドパスフィルタの透過中心波長および帯域を縦続に接
続された、透過帯域が固定で透過中心波長を自由に設定
できる2つの光バンドパスフィルタの透過中心波長の制
御によって行う。
【0020】本発明の他の実施態様によれば、光分波器
への入力光の一部を取り出す光カプラと、取り出された
光に含まれる複数の波長を検出する波長検出手段を備
え、前記複数の光増幅素子に入射する波長数を前記光バ
ンドパスフィルタの透過中心波長および帯域によって制
御する。
への入力光の一部を取り出す光カプラと、取り出された
光に含まれる複数の波長を検出する波長検出手段を備
え、前記複数の光増幅素子に入射する波長数を前記光バ
ンドパスフィルタの透過中心波長および帯域によって制
御する。
【0021】この構成によって、光増幅器へ入射するチ
ャネル数や波長が変動しても、各チャネルの出力パワー
を落すことなく一定に保つことができる。
ャネル数や波長が変動しても、各チャネルの出力パワー
を落すことなく一定に保つことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施形態の光増幅器
の構成図、図2は図1の光増幅器における増幅器の帯域
分割のイメージを表す図である。
の構成図、図2は図1の光増幅器における増幅器の帯域
分割のイメージを表す図である。
【0024】本実施形態の光増幅器は、複数の波長を多
重した光を複数のグループに分離する光分波器である光
分波回路1Aと、各グループの光を増幅する光増幅素子
であるEDFA4および半導体レーザ増幅器51 ,52
と、EDFA4および半導体レーザ増幅器51 ,52 で
増幅された光を波長多重する光合波器である光合波回路
6Aで構成されている。
重した光を複数のグループに分離する光分波器である光
分波回路1Aと、各グループの光を増幅する光増幅素子
であるEDFA4および半導体レーザ増幅器51 ,52
と、EDFA4および半導体レーザ増幅器51 ,52 で
増幅された光を波長多重する光合波器である光合波回路
6Aで構成されている。
【0025】光分波回路1Aでは、AWG(Arrayed Wav
eguide Grating) 2によって一旦全チャネルを分離した
後にAWG31 〜33 でグループごとに波長を多重す
る。波長領域は1530nmから1560nmまでを第
1のグループ21とし、その帯域外は4波程度ずつ第2
のグループ22、第3のグループ23にまとめる。第1
のグループ21の光はEDFA4で増幅し、第2、第3
のグループ22,23の光は半導体レーザ増幅器51 ,
52 で増幅する。これらの光増幅器4,51 ,5 2 から
の出力光を光合波回路6Aによって合波する。光合波回
路6Aは、光分波回路1Aの入出力を逆にした構成とな
っており、各グループ21,22,23の光をAWG7
1 ,72 ,73 で分離した後AWG8で全ての波長を合
波する。この構成は、EDFAの高飽和出力特性を生か
して分割グループ数を最少としていることが特徴であ
る。
eguide Grating) 2によって一旦全チャネルを分離した
後にAWG31 〜33 でグループごとに波長を多重す
る。波長領域は1530nmから1560nmまでを第
1のグループ21とし、その帯域外は4波程度ずつ第2
のグループ22、第3のグループ23にまとめる。第1
のグループ21の光はEDFA4で増幅し、第2、第3
のグループ22,23の光は半導体レーザ増幅器51 ,
52 で増幅する。これらの光増幅器4,51 ,5 2 から
の出力光を光合波回路6Aによって合波する。光合波回
路6Aは、光分波回路1Aの入出力を逆にした構成とな
っており、各グループ21,22,23の光をAWG7
1 ,72 ,73 で分離した後AWG8で全ての波長を合
波する。この構成は、EDFAの高飽和出力特性を生か
して分割グループ数を最少としていることが特徴であ
る。
【0026】また、本実施形態において光増幅器4,5
1 ,52 のゲインが一定となるよう制御すれば、各光増
幅器4,51 ,52 に入射するチャネル数が変動しても
各チャネルの出力パワーは一定に保たれる。光増幅器
4,51 ,52 のゲインを一定に保つ方法としては、例
えば光増幅器4,51 ,52 から発生する自然放出光
(ASE)のパワーを一定に保つように光増幅器4,5
1 ,52 の励起電流を制御するなどが挙げられる(中
林、「光増幅装置と光増幅器設計方法と光ファイバ中継
伝送方式」特願平5−330275)。
1 ,52 のゲインが一定となるよう制御すれば、各光増
幅器4,51 ,52 に入射するチャネル数が変動しても
各チャネルの出力パワーは一定に保たれる。光増幅器
4,51 ,52 のゲインを一定に保つ方法としては、例
えば光増幅器4,51 ,52 から発生する自然放出光
(ASE)のパワーを一定に保つように光増幅器4,5
1 ,52 の励起電流を制御するなどが挙げられる(中
林、「光増幅装置と光増幅器設計方法と光ファイバ中継
伝送方式」特願平5−330275)。
【0027】図3は本発明の第2の実施形態の光増幅器
の構成図である。本実施形態は複数の光増幅素子として
光半導体レーザ増幅器アレイ30を用いたものである。
入射光は4波づつのグループに分割されて半導体レーザ
増幅器アレイ30に入射される。EDFAを用いる場合
に比べて増幅素子数は増えるが、増幅器全体としては小
型になる。
の構成図である。本実施形態は複数の光増幅素子として
光半導体レーザ増幅器アレイ30を用いたものである。
入射光は4波づつのグループに分割されて半導体レーザ
増幅器アレイ30に入射される。EDFAを用いる場合
に比べて増幅素子数は増えるが、増幅器全体としては小
型になる。
【0028】ところで、AWGの特定のポートから各出
力ポートへの透過特性は図4に示すように周期性をも
つ。ここで、例えば図4の第1の出力ポートの透過特性
41や第2の出力ポートの透過特性42に示すような周
期8Δλ(Δλ:分離波長間隔)のAWGに、間隔Δλ
で並ぶ32波長多重の光が入射した場合、第1から第8
のポートに8Δλで並ぶ8つの4波多重光が得られる。
このようにして、AWG1段で波長多重を分割すること
ができる。分割された光には広い波長範囲にわたる光が
含まれるが、これらを増幅するのに帯域の広い半導体レ
ーザ増幅器を用いればよい。したがって、図5のように
光合波回路1Bに1段のAWG2を、光分波回路6Bに
1段のAWG8を、光増幅素子に半導体レーザ増幅器ア
レイ30を用いて小型、広帯域の光増幅器を構成するこ
とができる。
力ポートへの透過特性は図4に示すように周期性をも
つ。ここで、例えば図4の第1の出力ポートの透過特性
41や第2の出力ポートの透過特性42に示すような周
期8Δλ(Δλ:分離波長間隔)のAWGに、間隔Δλ
で並ぶ32波長多重の光が入射した場合、第1から第8
のポートに8Δλで並ぶ8つの4波多重光が得られる。
このようにして、AWG1段で波長多重を分割すること
ができる。分割された光には広い波長範囲にわたる光が
含まれるが、これらを増幅するのに帯域の広い半導体レ
ーザ増幅器を用いればよい。したがって、図5のように
光合波回路1Bに1段のAWG2を、光分波回路6Bに
1段のAWG8を、光増幅素子に半導体レーザ増幅器ア
レイ30を用いて小型、広帯域の光増幅器を構成するこ
とができる。
【0029】図6は本発明の第3の実施形態の光増幅器
の構成図である。本実施形態は波長ルーティング光ネッ
トワークに適用した例である。
の構成図である。本実施形態は波長ルーティング光ネッ
トワークに適用した例である。
【0030】基本構成は図1に示す第1の実施形態と同
じで、光増幅器の入力に光カプラ63を設けて入力光の
一部を取り出す。これを光波長検出器61に入射して、
入力光中に含まれるチャネル数および波長を検出する。
光波長検出器61は、例えば図7のように固定配置され
た回折格子70とアレイの光検出器71(もしくはCC
Dでもよい)で構成され、入射光の光スペクトルを測定
し、この光スペクトルを信号処理回路72で処理するこ
とによって、入射光に含まれる波長数や各チャネルの波
長を検出する。光分波回路1CではAWG2とAWG3
1 〜33 の間に光スイッチ60が設けられている。動作
中に光増幅器に入射するチャネル数または波長配置が変
化すると、波長検出器61がそれを検出する。制御回路
62は、この検出情報と光増幅素子であるEDFA4や
半導体レーザ増幅器51 ,52 の飽和出力と各チャネル
の所要出力から決まる各光増幅素子への最大入力波長か
ら、各光増幅素子へ入射するチャネルを決定し光スイッ
チ60の経路を切り替える。この切り替えによって、各
光増幅素子へ入射する波長数が制御される。この結果、
各チャネルの出力パワーは光増幅素子の飽和出力に制限
されることなく所要の値とすることができる。
じで、光増幅器の入力に光カプラ63を設けて入力光の
一部を取り出す。これを光波長検出器61に入射して、
入力光中に含まれるチャネル数および波長を検出する。
光波長検出器61は、例えば図7のように固定配置され
た回折格子70とアレイの光検出器71(もしくはCC
Dでもよい)で構成され、入射光の光スペクトルを測定
し、この光スペクトルを信号処理回路72で処理するこ
とによって、入射光に含まれる波長数や各チャネルの波
長を検出する。光分波回路1CではAWG2とAWG3
1 〜33 の間に光スイッチ60が設けられている。動作
中に光増幅器に入射するチャネル数または波長配置が変
化すると、波長検出器61がそれを検出する。制御回路
62は、この検出情報と光増幅素子であるEDFA4や
半導体レーザ増幅器51 ,52 の飽和出力と各チャネル
の所要出力から決まる各光増幅素子への最大入力波長か
ら、各光増幅素子へ入射するチャネルを決定し光スイッ
チ60の経路を切り替える。この切り替えによって、各
光増幅素子へ入射する波長数が制御される。この結果、
各チャネルの出力パワーは光増幅素子の飽和出力に制限
されることなく所要の値とすることができる。
【0031】本実施形態は、本増幅器が使われる光ネッ
トワークでシステム全体で使用される波長数nに対して
光増幅器へ一度にm(m<n)波しか入射しないような
システムに使用する場合に最も有効である。ここで、各
光増幅素子に入射できる最大波長数をkとする。波長領
域の割りあてが固定である場合、n波の波長の割りあて
方によって、光増幅素子の数は最低でもn/k個、最大
n個を必要となる。これに対して、本実施形態のように
波長領域割り当てが可変であると、つねに各光増幅素子
にk個の波長を入射するようにできるので、光増幅素子
はm/k個用意すればよくこれはn波の割りあて方には
よらない。すなわち、光増幅素子数を大幅に減らすこと
ができるのである。
トワークでシステム全体で使用される波長数nに対して
光増幅器へ一度にm(m<n)波しか入射しないような
システムに使用する場合に最も有効である。ここで、各
光増幅素子に入射できる最大波長数をkとする。波長領
域の割りあてが固定である場合、n波の波長の割りあて
方によって、光増幅素子の数は最低でもn/k個、最大
n個を必要となる。これに対して、本実施形態のように
波長領域割り当てが可変であると、つねに各光増幅素子
にk個の波長を入射するようにできるので、光増幅素子
はm/k個用意すればよくこれはn波の割りあて方には
よらない。すなわち、光増幅素子数を大幅に減らすこと
ができるのである。
【0032】図8は本発明の第4の実施形態の光増幅器
の構成図である。本実施形態の光分波回路1Dと光合波
回路6Dでは、入射光をグループに分割する手段として
光カプラ80による光の分岐と光バンドパスフィルタ8
1による帯域の切り出しを用いる。図1に示すAWGを
用いる構成に比べると、本実施形態では光増幅素子ヘ入
射する信号のレベルが下がるため出力光SN比が劣化す
るという欠点があるものの、各光部品が廉価であり、ま
た分割帯域を光バンドパスフィルタ81の透過帯域およ
び透過中心波長によって自由に設定できるという利点を
有する。さらに、透過中心波長および透過帯域を可変と
する光バンドパスフィルタを用いることにより、さまざ
まな波長配置の複数のシステムに一種の光増幅器で柔軟
に対応することができる。
の構成図である。本実施形態の光分波回路1Dと光合波
回路6Dでは、入射光をグループに分割する手段として
光カプラ80による光の分岐と光バンドパスフィルタ8
1による帯域の切り出しを用いる。図1に示すAWGを
用いる構成に比べると、本実施形態では光増幅素子ヘ入
射する信号のレベルが下がるため出力光SN比が劣化す
るという欠点があるものの、各光部品が廉価であり、ま
た分割帯域を光バンドパスフィルタ81の透過帯域およ
び透過中心波長によって自由に設定できるという利点を
有する。さらに、透過中心波長および透過帯域を可変と
する光バンドパスフィルタを用いることにより、さまざ
まな波長配置の複数のシステムに一種の光増幅器で柔軟
に対応することができる。
【0033】しかし、現在広く用いられている干渉膜型
の光バンドパスフィルタでは、光フィルタの透過中心波
長は可変とすることができるものの、透過帯域を自由に
変化させることは難しい。そこで、図9に示すように透
過中心波長を可変することができる透過帯域の等しい2
つの光バンドパスフィルタ90,92を縦続接続させ
る。前段のフィルタ90の透過特性91および後段フィ
ルタ92の透過特性93を図9中に示す。2段フィルタ
90,92の透過後の特性は以下のようになる。
の光バンドパスフィルタでは、光フィルタの透過中心波
長は可変とすることができるものの、透過帯域を自由に
変化させることは難しい。そこで、図9に示すように透
過中心波長を可変することができる透過帯域の等しい2
つの光バンドパスフィルタ90,92を縦続接続させ
る。前段のフィルタ90の透過特性91および後段フィ
ルタ92の透過特性93を図9中に示す。2段フィルタ
90,92の透過後の特性は以下のようになる。
【0034】透過中心波長=(λ1 +λ2 )/2 透過帯域 =Δλ−|λ1 −λ2 | ここで、λ1 はフィルタ90の透過中心波長、λ2 はフ
ィルタ92の透過中心波長、Δλはフィルタ90,92
の透過帯域である。これにより、透過中心波長と透過帯
域はλ1 とλ2 によって自由に変化させることができ
る。
ィルタ92の透過中心波長、Δλはフィルタ90,92
の透過帯域である。これにより、透過中心波長と透過帯
域はλ1 とλ2 によって自由に変化させることができ
る。
【0035】図10は、本発明の第5の実施形態の光増
幅器の構成図である。本実施形態の光分波回路1Eに光
カプラ80と透過中心波長および透過帯域を可変とする
光フィルタ100を用いた場合の光増幅器を、図6に示
した本発明の第3の実施形態のように波長ルーティング
光ネットワークに用いる場合の例である。本実施形態に
おいても、図6と同じように増幅器入力に光カプラ63
を設け、分岐した光に含まれるチャネル数と波長を波長
検出器61によって検出する。制御回路62はこの情報
および各光増幅器の飽和出力と各チャネルの所要出力か
ら決まる各光増幅素子への最大入力波長から光増幅素子
であるEDFAや半導体レーザ増幅器5 1 ,52 にちょ
うど最大入射波長数が入射するように割り当て帯域を決
定し、この決定にしたがって光バンドパスフィルタ10
0の透過中心波長および透過帯域を制御する。この構成
によって、光増幅器へ入射するチャネル数や波長が変動
しても、各チャネルの出力パワーを落すことなく一定に
保つことができる。
幅器の構成図である。本実施形態の光分波回路1Eに光
カプラ80と透過中心波長および透過帯域を可変とする
光フィルタ100を用いた場合の光増幅器を、図6に示
した本発明の第3の実施形態のように波長ルーティング
光ネットワークに用いる場合の例である。本実施形態に
おいても、図6と同じように増幅器入力に光カプラ63
を設け、分岐した光に含まれるチャネル数と波長を波長
検出器61によって検出する。制御回路62はこの情報
および各光増幅器の飽和出力と各チャネルの所要出力か
ら決まる各光増幅素子への最大入力波長から光増幅素子
であるEDFAや半導体レーザ増幅器5 1 ,52 にちょ
うど最大入射波長数が入射するように割り当て帯域を決
定し、この決定にしたがって光バンドパスフィルタ10
0の透過中心波長および透過帯域を制御する。この構成
によって、光増幅器へ入射するチャネル数や波長が変動
しても、各チャネルの出力パワーを落すことなく一定に
保つことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、広い範囲
にわたる波長多重信号を出力パワーを落すことなく一括
増幅することが可能になるため、増幅器出力レベルで決
定される信号対雑音比が劣化せず、この結果、波長多重
光の光直接増幅伝送において伝送容量の拡大および伝送
距離の延長が達成される効果がある。
にわたる波長多重信号を出力パワーを落すことなく一括
増幅することが可能になるため、増幅器出力レベルで決
定される信号対雑音比が劣化せず、この結果、波長多重
光の光直接増幅伝送において伝送容量の拡大および伝送
距離の延長が達成される効果がある。
【図1】本発明の第1の実施形態の光増幅器の構成図で
ある。
ある。
【図2】図1の光増幅器における増幅時の帯域分割のイ
メージを表す図である。
メージを表す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の光増幅器の構成図で
ある。
ある。
【図4】AWGの各ポートの透過特性、特にその周期性
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の応用例を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明に第3の実施例の光増幅器の構成図であ
る。
る。
【図7】入力光中に含まれる波長数と各チャネルの波長
を検出する光波長検出器の一構成例を示す図である。
を検出する光波長検出器の一構成例を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の光増幅器を示す図で
ある。
ある。
【図9】透過中心波長および透過帯域を自由に設定する
ことのできる光バンドパスフィルタの一構成例を示す図
である。
ことのできる光バンドパスフィルタの一構成例を示す図
である。
【図10】本発明の第5の実施形態の光増幅器の構成図
である。
である。
1A〜1E 光分波回路 2 AWG 31 〜33 AWG 4 エルビウム添加光ファイバ光増幅器(EDFA) 51 ,52 半導体レーザ増幅器 6A,6B,6D 光合波回路 71 〜73 AWG 8 AWG 20 多重された光のスペクトル 21 第1のグループとして増幅される波長帯域 22 第2のグループとして増幅される波長帯域 23 第3のグループとして増幅される波長帯域 30 半導体レーザ増幅器アレイ 41 AWGの入力ポートから第1の出力ポートへの
透過特性 42 AWGの入力ポートから第2の出力ポートへの
透過特性 60 光SW 61 光波長検出器 62 制御回路 63 光カプラ 70 回折格子 71 光検出器アレイ 72 信号処理回路 80 光カプラ 811〜813 光バンドパスフィルタ 90 第1の光バンドパスフィルタ 91 第1の光バンドパスフィルタ90の透過特性 92 第2の光バンドパスフィルタ 93 第2の光バンドパスフィルタ92の透過特性 94 縦続接続後の光バンドパスフィルタの透過特性 1001〜1003 透過中心波長、透過帯域が可変で
ある光バンドパスフィルタ
透過特性 42 AWGの入力ポートから第2の出力ポートへの
透過特性 60 光SW 61 光波長検出器 62 制御回路 63 光カプラ 70 回折格子 71 光検出器アレイ 72 信号処理回路 80 光カプラ 811〜813 光バンドパスフィルタ 90 第1の光バンドパスフィルタ 91 第1の光バンドパスフィルタ90の透過特性 92 第2の光バンドパスフィルタ 93 第2の光バンドパスフィルタ92の透過特性 94 縦続接続後の光バンドパスフィルタの透過特性 1001〜1003 透過中心波長、透過帯域が可変で
ある光バンドパスフィルタ
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の波長を多重した光を、1波以上を
含む複数のグループに分離する光分波器と、前記各光分
波器からの光を増幅する複数の光増幅素子と、前記複数
の光増幅素子からの光を波長多重する光合波器を有する
光増幅器。 - 【請求項2】 前記光増幅素子は増幅率が一定となるよ
う制御されている請求項1記載の光増幅器。 - 【請求項3】 前記光分波器は、入力した波長を1波ず
つに分離する波長分離素子と、前記波長分離素子からの
光をグループごとに合波する複数の光合波素子で構成さ
れている請求項1または2記載の光増幅器。 - 【請求項4】 前記光分波器への入力光の一部を取り出
すための光カプラと、取り出された光に含まれる複数の
光の各波長を検出する波長検出手段と、前記光カプラの
他方の分岐出力に接続される前記波長分離素子と前記光
合波素子の間に設けられた光スイッチと、前記波長検出
手段の信号を用いて前記光スイッチにより前記複数の光
増幅素子へ入射する波長数をそれぞれ制御する制御手段
をさらに有する請求項3記載の光増幅器。 - 【請求項5】 前記光分波器は、入力光を複数に分岐す
る光分岐回路と、前記光分岐回路の出力に接続され所定
の帯域を切り出す複数の光バンドパスフィルタで構成さ
れる請求項1記載の光増幅器。 - 【請求項6】 前記光バンドパスフィルタの透過中心波
長および帯域を自由に設定できる請求項5記載の光増幅
器。 - 【請求項7】 前記設定は、縦続に接続され、透過帯域
が固定で透過中心波長を自由に設定できる2つの光バン
ドパスフィルタの透過中心波長の制御によって行う請求
項6記載の光増幅器。 - 【請求項8】 前記光分波器への入力光の一部を取り出
す光カプラと、取り出された光に含まれる複数の波長を
検出する波長検出手段と、前記複数の光増幅素子に入射
する波長数を前記光バンドパスフィルタの透過中心波長
および帯域によって制御する制御手段を有する請求項6
または7記載の光増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162611A JPH1013357A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 光増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162611A JPH1013357A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 光増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013357A true JPH1013357A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15757896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8162611A Pending JPH1013357A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 光増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013357A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-06-24 JP JP8162611A patent/JPH1013357A/ja active Pending
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