JPH10133211A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH10133211A JPH10133211A JP29149096A JP29149096A JPH10133211A JP H10133211 A JPH10133211 A JP H10133211A JP 29149096 A JP29149096 A JP 29149096A JP 29149096 A JP29149096 A JP 29149096A JP H10133211 A JPH10133211 A JP H10133211A
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Abstract
じるラビング作業での段差により配向処理が弱くなるラ
ビング不良と前記段差自体による配向膜の配向不良とを
生じることなく、色調が良好な液晶表示装置を得る。 【解決手段】 少なくとも透明電極膜と配向膜とを有す
る透明基板より成る上基板及び下基板がシール部を挟み
透明電極が対向するように間隙を設けて配設されており
前記間隙には液晶が封入されており前記透明電極膜が画
素電極膜とダミー電極膜及び非駆動電極膜とで構成され
た液晶表示装置において、前記基板の対向する前記上基
板の前記ダミー電極膜の周縁と前記下基板の前記ダミー
電極の周縁とが重ならないようにしたことを特徴とす
る。
Description
ナビゲーションの表示装置として利用されている液晶表
示装置の性能向上に関するものである。
ール部を挟み透明電極が対向するように間隙を設けて配
設されており前記間隙には液晶が封入されてた構成を成
すが、前記間隙は透明電極膜が配設されている部分と透
明電極が配設されていない部分との間で差が生じ、液晶
表示パネルの間隙ムラとなる。この間隙ムラの量は、間
隙が少ないSTNセル(例えば、間隙5μm)では、表
示ムラすなわち表示画面上の色ムラ不良として問題視さ
れてきた。この色調不良を防止するために、上下対向す
る基板に駆動電圧が印加されない非駆動電極膜からなる
ダミー電極膜を画素電極膜と係合しない位置に設けるこ
とはよく知られている。また、ラビング処理工程で配向
膜に発生する静電気を逃がすために、駆動電圧が印加さ
れない非駆動電極膜からなるガードリングを設けること
が従来から行われていた。以下では従来例について図面
及び引用文献に基づいて説明する。図3は従来の液晶表
示装置の展開斜視図である。図3(A)は上基板10を
示し、図3(B)はシール剤で形成されたシール部22
を示し、図3(C)は下基板30を示す。図4は図3
(A)、図3(B)及び図3(C)の夫々XーX、Yー
Y及びZーZの組み立て断面図である。図5は図3のW
部分の主要断面の詳細拡大図である。
ガラスまたは高分子フィルムからなる基板11、透明電
極膜及び配向膜12とで構成される。前記上基板10の
下面には約0.1μm厚みの透明電極膜でパターンニン
グされた幅約100〜200μmのガードリング13が
前記基板10の周縁に図示ではほぼコの字状であるが、
また別な方法としては図示されていないが液晶駆動IC
のCOG(ChipOn Glass)実装部の下部を
通り閉回路に配設される場合もある。画素電極膜18は
複数個の画素電極膜18a,18b…で構成され、前記
ガードリング13の2辺にほぼ平行に、一辺にほぼ垂直
になるように配設される。そして、前記ガードリング1
3の1辺13aに対向する画素電極膜18の外端部の延
長上に、画素電極膜18と同数の約(50〜100)μ
m×(50〜100)μmの矩形状のアイランドダミー
電極膜17が設けられる。同様にして、前記ガードリン
グ13の1辺13bと画素電極膜18との間に、複数個
のダミー電極膜14とその両隅に櫛歯状ダミー電極膜1
5、16が配設される。3図(B)は液晶注入口が図示
されていないがシール剤で形成されたシール部22の模
式図である。
上基板10と同様にガラスまたは高分子フィルムからな
る基板31、透明電極膜及び配向膜32とで構成され
る。前記下基板30の上面には約0.1μm厚みの透明
電極膜でパターンニングされた幅約100〜200μm
のガードリング33が前記基板30の周縁に図示ではほ
ぼコの字状であるが、また別な方法としては図示されて
いないがCOG実装された駆動ICの下部を通うる閉回
路に配設される場合がある。画素電極膜38は複数個の
画素電極膜38a,38b…で構成され、前記ガードリ
ング33の2辺にほぼ平行に、一辺33aにほぼ垂直に
なるように配設される。前記下基板30のガードリング
33と上基板10のガードリング33とは、その開口部
を除いて上下に重なるように、また下基板30の画素電
極膜38と上基板10の画素電極膜18とはほぼ直交す
るように配設される。そして、前記ガードリング33の
1辺33aに対向する画素電極膜38の外端部の延長上
に、画素電極膜38と同数の約(50〜100)μm×
(50〜100)μmの矩形状のアイランドダミー電極
膜37が設けられる。同様にして、前記ガードリング3
3の1辺33bと画素電極膜38との間に、複数個のダ
ミー電極膜34とその両隅に櫛歯状ダミー電極膜35、
36が配設される。なお、図3で説明しなかった部材の
関係位置を示す符号の詳細は図5で説明する。
向膜12及びダミー電極膜14(図はダミー電極膜14
の一つのダミー電極膜aを示す14a)で構成される。
同様にして、下基板30は基板31、配向膜32及びダ
ミー電極膜34(図5はダミー電極膜37の一つのダミ
ー電極膜aを示す37a)で構成される。この場合、前
記両電極膜14aと37aの幅41は一定である。従っ
て、前記両電極膜14a 、37aのエッジ部分の電極
膜14a1,14a2、電極膜37a1及び37a2が
最短で上下に対向している。
の前記両電極膜14a、37aのエッジ部分の電極膜1
4a1,14a2、電極膜37a1及び37a2が最短
で上下に対向した場合前記エッジ部近傍の配向不良が生
じやすいという欠陥があった。
用文献A)では図3によってダミー電極3が色調を整え
るために有効であることが開示されている。また、特開
平7ー239477号(以下引用文献B)では図11に
よってダミー電極5が画素電極4と重ならないようにす
ることによって色調が維持され、ダミー電極5が画素電
極との間で半点灯せず表示品質が良好であるとしてい
る。
3の形状については説明がなく、電極が最短で上下に対
向した場合の配向不良については言及がない。また、引
用文献Bではダミー電極5が画素電極4と重ならないよ
うにすることは開示されているものの、対向するダミー
電極の形状と配置については配向不良防止という観点か
らの開示はない。配向不良には、電極膜の有無による配
向膜の段差によって生じるラビング作業での段差により
配向処理が弱くなるラビング不良と前記段差自体による
配向膜の配向不良とがある。本発明の目的は、前述の欠
点を除去してラビング作業不良及び段差自体の直接的な
配向不良を生じることなく、色調が良好な液晶表示装置
を得ることにある。
に本願は、少なくとも透明電極膜と配向膜とを有する透
明基板より成る上基板及び下基板がシール部を挟み透明
電極が対向するように間隙を設けて配設されており前記
間隙には液晶が封入されており前記透明電極膜が画素電
極膜とダミー電極膜及び非駆動電極膜とで構成された液
晶表示装置において、前記基板の対向する前記上基板の
前記ダミー電極膜の周縁と前記下基板の前記ダミー電極
の周縁とが重ならないようにしたことを特徴とする。
ミー電極膜の面積に10〜20%の差を設けることを特
徴とする。
の前記ダミー電極膜の断面の中心を相互に10〜20μ
mずらすことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
置。
いて説明する。図1は本発明の一実施例の液晶表示装置
の断面図である。図2は本発明の他の実施例の液晶表示
装置の断面図である。図1及び図2の符号で従来例の説
明の図5と共通な部分は重複を避けるために説明を省略
する。図1において、ダミー電極膜aを示す14aの断
面の幅21はアイランドダミー電極膜37aの断面の幅
41よりXだけ長く配設されてダミー電極膜aのエッジ
14a1、14a2とアイランドダミー電極膜37aの
エッジ37a1及び37a2とはX即ち10〜20μm
だけずれて対向する。その結果、前記ダミー電極膜aを
示す14aの断面積とアイランドダミー電極膜37aの
断面積とに10〜20%の差が生じ、両者の周縁は重な
ることはない。
aの断面の幅21はアイランドダミー電極膜37aの断
面の幅41とほぼ同じであるが、相互にYだけずらして
配設される。その結果、ダミー電極膜aのエッジ14a
1、14a2とアイランドダミー電極膜37aのエッジ
37a1及び37a2とはY即ち10〜20μmずれて
対向する。
電極膜aのエッジ14a1、14a2とアイランドダミ
ー電極膜37aのエッジ37a1及び37a2とは即ち
10〜20μmずれて対向するので、前記エッジ部が最
短で対向することはなく、その周縁は上下で重なること
はない。
ジ14a1、14a2とアイランドダミー電極膜37a
の37a1及び37a2の周縁が重ならないので配向不
良が発生せず、表示性能が向上する。
電極膜37aとダミー電極14aとを上下に対向配置が
でき、しかも前記アイランドダミー電極膜37aとダミ
ー電極膜14aとのずれは僅少なので液晶表示装置の透
明電極膜の有無による厚みバラツキが発生せず、色調不
良による品質不良が生じない。
る。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも透明電極膜と配向膜とを有す
る透明基板より成る上基板及び下基板がシール部を挟み
透明電極が対向するように間隙を設けて配設されており
前記間隙には液晶が封入されており前記透明電極膜が画
素電極膜とダミー電極膜及び非駆動電極膜とで構成され
た液晶表示装置において、 前記基板の対向する前記上基板の前記ダミー電極膜の周
縁と前記下基板の前記ダミー電極の周縁とが重ならない
ようにしたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 対向する前記上基板と下基板とのダミー
電極膜の面積に10〜20%の差を設けることを特徴と
する請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 対向する前記上基板と前記下基板との前
記ダミー電極膜の断面の中心を相互に10〜20μmず
らすことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29149096A JP3657717B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29149096A JP3657717B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10133211A true JPH10133211A (ja) | 1998-05-22 |
JP3657717B2 JP3657717B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=17769551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29149096A Expired - Fee Related JP3657717B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3657717B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389490B1 (ko) * | 1999-09-28 | 2003-06-27 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 액정 장치 및 전자기기 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP29149096A patent/JP3657717B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389490B1 (ko) * | 1999-09-28 | 2003-06-27 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 액정 장치 및 전자기기 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3657717B2 (ja) | 2005-06-08 |
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