JPH10131605A - 戸当たり構造および戸当たりの取付方法 - Google Patents

戸当たり構造および戸当たりの取付方法

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JPH10131605A
JPH10131605A JP22652597A JP22652597A JPH10131605A JP H10131605 A JPH10131605 A JP H10131605A JP 22652597 A JP22652597 A JP 22652597A JP 22652597 A JP22652597 A JP 22652597A JP H10131605 A JPH10131605 A JP H10131605A
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door stop
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mounting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戸当たりの使用場所の状況に応じて開き戸の
開き角度を任意に設定することができ、しかも熟練を要
することなく簡単に設定、取り付けることができる。 【解決手段】 戸当たり1は、開き戸24を囲む枠の上
枠23に固定されてアーム状の戸当たり1が開き戸24
の開放側にのび、その先端部のストッパ3で開き戸24
の開き角度を規制する戸当たり構造において、戸当たり
1の基端部に中央に一の取付孔4を設けるとともに、一
の取付孔4を中心とする同一円周上に複数の他の取付孔
5〜11を設ける。そして、一の取付孔4を中心に戸当
たり1を回動し、その回動位置で一の取付孔4と他の取
付孔5〜11のいくつかとを選択して戸当たり1を上枠
23に取り付ける。また、戸当たり1の取付けに際し、
受け部材27をストッパ3に取り付けて開き戸24の開
き角度を調整すると、受け部材27の開き戸24の上部
への取付け位置も設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扉等の開き戸を
囲む枠の上枠にアーム形状をなす戸当たりの基端部を固
定し、先端部に取り付けたストッパで開き戸の開き角度
を規制して開き戸を開いたときに壁面や家具等にぶつか
らないようにする戸当たり構造および戸当たりの取付方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば左右いずれの開き戸にも
使用できる戸当たりとして、実公平3−2633号公
報、実公平3−2634号公報、実開平3−80878
号公報、特開平5−340159号公報に提示されてい
るものが知られている。
【0003】これら従来の戸当たり構造は、開き戸を囲
む枠の上枠に固定されて開き戸の開放側に延びるアーム
と、アームの先端に取り付けられ開放された開き戸の上
部に当接するストッパとからなり、それらアームとスト
ッパを開き戸の上部側に配置して、開き戸の足下付近の
安全性の確保等を指向して構成されてなる。
【0004】ところで、開き戸の開き角度は、開き戸の
開放側に位置する壁面や家具等の関係により大きく異な
り、たとえば開き戸を大きく開放できる状況にある一
方、開き戸をさほど大きく開放できない状況にある等さ
まざまである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の戸当たり構造は、開き戸の開き角度をほぼ一定
に設定する構成としてなるので、開き戸を大きく開放で
きる状況や開き戸をさほど大きく開放できない状況等、
戸当たりの使用場所の状況に応じて開き戸の開き角度を
調整しながら取り付けることがほとんどできなかった。
このため、メーカー側にとって取り扱い品種が増加し、
その種別、数量の管理が煩雑となったり、製造コストの
増加を招いたりする問題があった。また、従来の戸当た
り構造は、戸当たりの取付作業が困難であって熟練を要
する問題があった。特に、開き戸の開き角度を調整しな
がら取り付ける場合には、上枠に対して基端部をスライ
ドさせながらその取付け位置を調整する必要がある等、
この問題が顕著である。
【0006】そこで、この発明の目的は、戸当たりの使
用場所の状況に応じて開き戸の開き角度を任意に設定す
ることができ、しかも簡単に設定,取付けが可能な戸当
たり構造および戸当たりの取付方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下の図示
実施の形態に示すように、開き戸24を囲む枠の上枠2
3にアーム形状をなす戸当たり1の基端部を固定する一
方、先端部に取り付けられたストッパ3で開き戸24の
開き角度を規制して開き戸24を開いたときに壁面や家
具等にぶつからないようにする戸当たり構造において、
前記戸当たり1の基端部に中央に一の取付孔4を設ける
とともに一の取付孔4を中心とする同一円周上に他の取
付孔5〜11を複数設け、一の取付孔4を中心とする戸
当たり1の回動方向で一の取付孔4と他の取付孔5〜1
1のいくつかとを選択して取り付けることにより開き戸
24の開き角度を任意に設定可能としてなることを特徴
とする。
【0008】そして、請求項1に記載の戸当たり構造で
は、一の取付孔4を中心に戸当たり1を回動し、その回
動位置で一の取付孔4と他の取付孔5〜11のいくつか
とにより戸当たり1を取り付けて開き戸24の開き角度
を任意に設定する。
【0009】請求項2に記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項1の戸当たり構造におい
て、少なくとも一の取付孔と4個以上の他の取付孔によ
り取り付けされることを特徴とする。
【0010】そして、請求項2に記載の戸当たり構造で
は、取付強度を低下させることなく開き戸の開き角度を
設定する。
【0011】請求項3に記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項1に記載の戸当たり構造
において、前記戸当たりの基端部外周を円弧状としてな
ることを特徴とする。
【0012】そして、請求項3に記載の戸当たり構造で
は、戸当たりを回動するとき、基端部外周が取付代から
はみ出ることなく、取付代の幅で回動自在となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項1の戸当たり構造におい
て、前記他の取付孔5〜11は、前記一の取付孔4を通
る戸当たり1の長手方向直線Sに対して左右対称に配置
してなることを特徴とする。
【0014】そして、請求項4に記載の戸当たり構造で
は、左開きの開き戸24または右開きの開き戸24のい
ずれにも採用することができ、開き戸のタイプに合わせ
て戸当たり1の回動方向や選択する他の取付孔の変更が
可能となる。
【0015】請求項5に記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項1に記載の戸当たり構造
において、前記開き戸24を開いたときに前記ストッパ
3を受ける受け部材27を設けるとともに、ストッパ3
と受け部材27との当接状態を保持し開き戸24の閉鎖
操作力で保持が解除されるキャッチ構造を備えてなるこ
とを特徴とする。
【0016】そして、請求項5に記載の戸当たり構造で
は、開き戸24を開いたとき、受け部材27でストッパ
3を受け、キャッチ構造で開放位置に保持される。一
方、受け部材27は開き戸24の閉鎖操作によってスト
ッパ3の保持を解除し、開き戸24は閉鎖される。
【0017】請求項6に記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項5の戸当たり構造におい
て、キャッチ構造はマグネット18の吸着力を利用した
ものであることを特徴とする。
【0018】そして、請求項6に記載の戸当たり構造で
は、ストッパ3は、開き戸24を開いたときにマグネッ
ト18の吸着力で開放位置に保持される。
【0019】請求項7に記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項5に記載の戸当たり構造
において、ストッパ3と受け部材27の一方または双方
に、ストッパ3と受け部材27との当接の際の衝突音を
消音するサイレンス構造と当接の際の当接衝撃を減衰す
る緩衝構造とを設けてなることを特徴とする。
【0020】そして、請求項7に記載の戸当たり構造で
は、開き戸24を開いたとき、ストッパ3と受け部材2
7との当接の際の衝突音が消音され、当接衝撃が減衰さ
れる。
【0021】請求項8に記載の発明では、たとえば図示
実施の形態に示すように、請求項5に記載の戸当たり構
造において、サイレンス構造と緩衝構造とは圧力変形可
能な緩衝材16,19を利用したものであることを特徴
とする。
【0022】そして、請求項8に記載の戸当たり構造で
は、緩衝材16,19の圧力変形の調整でサイレンス、
緩衝度合が可変される。
【0023】請求項9に記載の発明では、たとえば図示
実施の形態に示すように、開き戸24を囲む枠の上枠2
3にアーム形状をなす戸当たり1の基端部を中央に設け
られた一の取付孔4で仮止めした後、この一の取付孔4
を回動軸として戸当たり1を回動させ先端部に取り付け
たストッパ3で開き戸24の開き角度を任意に設定し、
この設定位置で戸当たり1の基端部の一の取付孔4を中
心とする同一円周上に複数設けられた他の取付孔5〜1
1のいくつかを選択して戸当たり1の基端部を固定する
ことを特徴とする。
【0024】そして、請求項9に記載の戸当たりの取付
方法では、上枠23に対してねじ止め等された一の取付
孔4を回動軸として戸当たり1を回動させ、ストッパ3
と開き戸24とを当接させて開き戸24の開き角度を任
意に設定することにより、戸当たり1は開き戸24の開
放側への突出角度が設定され、この状態で他の取付孔5
〜11のいくつかをねじ止め等して戸当たり1の基端部
が固定される。
【0025】請求項10記載の発明は、たとえば図示実
施の形態に示すように、請求項9の戸当たりの取付方法
において、ストッパ3には開き戸24を開いたときにス
トッパ3を受ける受け部材27が取り付けされ、この受
け部材27は開き戸24の開き角度が任意に設定される
と同時に開き戸24に当接して取付け位置が設定され、
この設定位置で受け部材27を固定することを特徴とす
る。
【0026】そして、請求項10に記載の戸当たりの取
付方法では、ストッパ3に受け部材27を取付けした状
態で戸当たり1を回動させ、受け部材27と開き戸24
とを当接させて開き戸24の開き角度を任意に設定する
ことにより、開き戸24の開き角度の設定と同時にこの
任意の開き角度に対する受け部材27の取付け位置が設
定される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
に係る戸当たり構造および戸当たりの取付方法の一実施
の形態を詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施の形態であって、
扉状の開き戸を開いたところにおける取付状態の全体の
平面図である。
【0029】図中符号1は、戸当たりである。この戸当
たりは、図2および図3にも示すように、アーム2とス
トッパ3等とからなる。
【0030】アーム2は、たとえばクロム−ニッケル系
ステンレス鋼からなる薄板材を打ち抜いて先端に至るに
つれて漸次細巾となる先細長板状につくられ、拡大形状
をなす基端部2a外周および先細形状をなす先端部2b
外周をそれぞれ円弧状としてなる。そして、アーム2の
基端部2aには、中央に一の取付孔4を1個設けるとと
もに、その一の取付孔4を中心とする同一円周上に他の
取付孔5〜11を7個設けてなる。それら他の取付孔5
〜11は、前記一の取付孔4を通るアーム2の長手方向
直線Sに対して左右対称に配置してなる。一方、アーム
2の先端部2bには、中央に後記するストッパ3の取付
孔12が1個設けられている。
【0031】ストッパ3は、図3に示すように、連結部
材15を備える。その連結部材15は、軸形状をなし、
小径軸部15aの一端に大径部15bを一体に形成し、
軸中心に貫通孔15cを備えるとともに、小径軸部15
aの上部外周に切欠15dを設けてなる。その連結部材
15の小径軸部15aには、大径部15b側から順に、
たとえば合成ゴムのような圧縮膨張性の高い緩衝材16
を嵌め付け、また、透磁性のヨーク17とそれに支持さ
れるマグネット18とを交互に配して嵌め付け、さらに
前記緩衝材16と同様な緩衝材19を嵌め付けてなる。
そして、緩衝材19のヨーク17のある側と反対側をア
ーム2の先端部2bの下面に当接し、取付孔12から貫
通孔15cに取付ネジ20を挿通して締め付けることに
よりストッパ3をアーム2に固定してなる。そのとき、
取付ネジ20の回動により緩衝材16・19を圧縮膨張
させてマグネット18やヨーク17の外周より外側へわ
ずかに突出した状態に形成してなる。これにより、スト
ッパ3と後述する受け部材とが当接の際の衝突音を消音
するサイレンス構造を構成し、また、当接の際の当接衝
撃を減衰する緩衝構造を構成してなる。
【0032】開き戸24は、側枠25にヒンジ26で回
動自在に支持されている。そして、開き戸24の上部側
には、前記戸当たり1の受け部材27を設けることがで
きる。
【0033】前記戸当たり1の受け部材27は、図4〜
図6に示すように、戸当たり受け29と裏板30とから
なる。戸当たり受け29は、金属製で、平面ほぼ方形状
をなしいくつかの取付孔29aを有する取付部29b
と、その取付部29bから下向きに屈曲した受け部29
cとによりほぼL字形に形成されるとともに、受け部2
9cの巾中央に前記ストッパ3の外周に対応した湾曲部
29dを備えてなる。一方、裏板30は、樹脂製のブロ
ック形状をなし、一側に前記湾曲部29dに対応した凹
部30aを形成してなる。そして、湾曲部29dと凹部
30aとを合わせて戸当たり受け29に裏板30を接着
してなる。
【0034】次に、戸当たり1と受け部材27の取付方
法について、図7〜図9に基づいて説明する。戸当たり
1は、一の取付孔4にネジ50を挿通して上枠23の下
面に一旦緩く仮止めした後、その取付孔4を回動軸とし
てX方向に回動させながら使用場所の状況に合わせて取
付角度を任意に設定する。このとき、ストッパ3には受
け部材27の湾曲部29dを当接させて保持された状態
を形成しておくことにより、受け部材27の取付部29
bと裏板30とを開き戸24の上部に当接させ、その開
放角度を調整しながら戸当たり1の取付角度が任意に設
定されると同時に、それに対応した受け部材27の開き
戸24の上部側への取付け位置がY方向にスライドしな
がら設定される。それから、戸当たり1は、いくつかの
他の取付孔6〜10にそれぞれネジ51を挿通して締め
つけるとともに、一の取付孔4のネジ50を締め付けて
戸当たり1を上枠23の下面に固定することができ、図
1に示すように、ストッパ3側を開き戸24の開放側へ
突出した状態が形成される。一方、受け部材27は、図
1に示すように、取付部29bの取付孔29aにネジ5
2を挿通して受け部材27を開き戸24の上面に固定す
ることができる。そして、戸当たり1と受け部材27の
固定が完了した後、ストッパ3と受け部材27との当接
状態の保持を解除すると、開き戸24の開閉が可能とな
る。
【0035】しかして、開き戸24を開くと、図1に示
すように、略90度の開き角度位置で受け部材27とス
トッパ3とが当接する。そのとき、マグネット18やヨ
ーク17よりも先に緩衝材16・19が戸当たり受け2
9に当接するので、サイレンス構造および緩衝構造によ
り当接の際の衝突音が消音されるとともに、当接衝撃も
減衰される。そして、ストッパ3と受け部材27が当接
すると、受け部材27がストッパ3のマグネット18お
よびヨーク17に吸着されてこれらストッパ3と受け部
材27の当接状態が保持される。この当接状態の保持
は、ストッパ3のマグネット18やヨーク17が湾曲部
29dで当接して当接(吸着)面積が大きいため、かな
りの保持力を発揮する。ただし、この保持力は、通常の
開き戸24の閉鎖操作力には抗し得ないようになってい
る。
【0036】ところで、生活空間の状況によっては、壁
面や家具等によって邪魔されないで開き戸24を大きく
開くことができる。そのような開き戸24の場合には、
上述したように一の取付孔4を中心に回動して取付角度
を大きく設定した後、他の取付孔7〜11にそれぞれネ
ジ51を挿通して締めつけて上枠23の下面に固定して
図10の状態とする。この場合、他の取付孔7〜11
は、図1に示す場合と同様に5個を使用するので、取付
強度を低下させることなく戸当たり1を取り付けること
ができる。
【0037】なお、上述したすべての図示実施形態で
は、左開きの開き戸24の戸当たり構造について説明し
た。しかし、この発明は、左開きの開き戸24の戸当た
り構造に限るものでなく、他の取付孔5〜11を一の取
付孔4を通るアーム2の長手方向直線に対して左右対称
に配置してなるので、図11および図12に示すよう
に、左開きの開き戸24の場合と同様に右開きの開き戸
24の場合にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のことから、本発明に係る戸当たり
構造によれば、一の取付孔を中心に戸当たりを回動し、
その回動位置で一の取付孔およびいくつかの他の取付孔
とにより戸当たりを取り付けて開き戸の開き角度を任意
に設定するので、一種の戸当たりで使用場所の状況に応
じて開き戸の開き角度を任意に設定することができ、コ
ストダウンを図ることができる。
【0039】また、戸当たりの回動方向を変えるだけ
で、左右いずれの開き戸にも使用できるので、一層のコ
ストダウンを図ることができる。
【0040】また、開き戸を開いたとき、受け部材でス
トッパを受け、キャッチ構造で開放位置に保持するの
で、開き戸の損傷を防止することができるとともに、足
下の安全性を害することなく開き戸の開放位置を保持す
ることができる。
【0041】さらに、本発明に係る戸当たりの取付方法
によれば、開き戸の開き角度の調整と戸当たりの取付け
角度の調整を同時に行いながら、熟練を要することなく
簡単に取り付けることができる。特に、戸当たりと受け
部材とがセットになっている場合であっても、ストッパ
に対応する受け部材の取付け位置の設定が容易となり、
簡単な取り付けが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る戸当たり構造の一実施の
形態であって、左開きの開き戸に取り付けた取付状態の
全体の平面図である。
【図2】図2は、図1に示す戸当たりの平面図である。
【図3】図3は、図1に示す戸当たりの縦断面図であ
る。
【図4】図4は、戸当たりの受け部材の平面図である。
【図5】図5は、図4中A−A線の縦断面図である。
【図6】図6は、図4中B−B線の縦断面図である。
【図7】図7は、戸当たりと受け部材の取付方法を示す
斜視図である。
【図8】図8は、戸当たりと受け部材の取付作業時の動
作を示す平面図である。
【図9】図9は、図7に続く戸当たりと受け部材の取付
方法を示す斜視図である。
【図10】図10は、開き戸の開き角度を変更した状態
を示す平面図である。
【図11】図11は、右開きの開き戸に取り付け、開き
戸を開いた状態を示す平面図である。
【図12】図12は、図11に示す開き戸の開き角度を
変更した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 戸当たり 2 アーム 2a (戸当たりの)基端部 2b (戸当たりの)先端部 3 ストッパ 4 一の取付孔 5〜11 他の取付孔 16,19 緩衝材 18 マグネット 23 上枠 24 開き戸 27 受け部材 S 戸当たりの長手方向直線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き戸を囲む枠の上枠にアーム形状をな
    す戸当たりの基端部を固定する一方、先端部に取り付け
    られたストッパで開き戸の開き角度を規制して開き戸を
    開いたときに壁面や家具等にぶつからないようにする戸
    当たり構造において、前記戸当たりの基端部に中央に一
    の取付孔を設けるとともに一の取付孔を中心とする同一
    円周上に他の取付孔を複数設け、一の取付孔を中心とす
    る戸当たりの回動方向で一の取付孔と他の取付孔のいく
    つかとを選択して取り付けることにより開き戸の開き角
    度を任意に設定可能としてなる戸当たり構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の戸当たり構造において、少な
    くとも一の取付孔と4個以上の他の取付孔により取り付
    けされることを特徴とする戸当たり構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の戸当たり構造において、前記
    戸当たりの基端部外周を円弧状としてなることを特徴と
    する戸当たり構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の戸当たり構造において、前記
    他の取付孔は、前記一の取付孔を通る戸当たりの長手方
    向直線に対して左右対称に配置してなることを特徴とす
    る戸当たり構造。
  5. 【請求項5】 請求項1の戸当たり構造において、前記
    開き戸を開いたときに前記ストッパを受ける受け部材を
    設けるとともに、ストッパと受け部材との当接状態を保
    持し開き戸の閉鎖操作力で保持が解除されるキャッチ構
    造を備えてなることを特徴とする戸当たり構造。
  6. 【請求項6】 請求項5の戸当たり構造において、キャ
    ッチ構造はマグネットの吸着力を利用したものであるこ
    とを特徴とする戸当たり構造。
  7. 【請求項7】 請求項5の戸当たり構造において、スト
    ッパと受け部材の一方または双方に、ストッパと受け部
    材との当接の際の衝突音を消音するサイレンス構造と当
    接の際の当接衝撃を減衰する緩衝構造とを設けたことを
    特徴とする戸当たり構造。
  8. 【請求項8】 請求項7の戸当たり構造において、サイ
    レンス構造と緩衝構造とは圧力変形可能な緩衝材を利用
    したものであることを特徴とする戸当たり構造。
  9. 【請求項9】 開き戸を囲む枠の上枠にアーム形状をな
    す戸当たりの基端部を中央に設けられた一の取付孔で仮
    止めした後、この一の取付孔を回動軸として戸当たりを
    回動させ先端部に取り付けたストッパで開き戸の開き角
    度を任意に設定し、この設定位置で戸当たりの基端部の
    一の取付孔を中心とする同一円周上に複数設けられた他
    の取付孔のいくつかを選択して戸当たりの基端部を固定
    する戸当たりの取付方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の戸当たりの取付方法におい
    て、ストッパには開き戸を開いたときにストッパを受け
    る受け部材が取り付けされ、この受け部材は開き戸の開
    き角度が任意に設定されると同時に開き戸に当接して取
    付け位置が設定され、この設定位置で受け部材を固定す
    ることを特徴とする戸当たりの取付方法。
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