JPH10131530A - 実験室用等のメディア配給装置 - Google Patents

実験室用等のメディア配給装置

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JPH10131530A
JPH10131530A JP11991697A JP11991697A JPH10131530A JP H10131530 A JPH10131530 A JP H10131530A JP 11991697 A JP11991697 A JP 11991697A JP 11991697 A JP11991697 A JP 11991697A JP H10131530 A JPH10131530 A JP H10131530A
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    • E04F17/08Vertical ducts; Channels, e.g. for drainage for receiving utility lines, e.g. cables, pipes
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L9/00Supporting devices; Holding devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実験室における装置・機器・設備類にガス系や
液体系メディアを配給するにおいて、配給装置の設備コ
ストを低減すると共に、メディアの取り出し位置の変更
や新設・廃止等に対して柔軟に対応できるようにする。 【手段】天井C1,C2 から吊り下げた空洞状の殻体24の内
部にパイプ39やコード12等の各種メディア供給媒体を格
納して、所望の位置において、末端パイプ11やコード12
を引き出し穴43,44 から作業台や装置・機器・設備類に
向けて下方に引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実験室等における
メディア(Medien)を配給するための装置、すなわち、実
験室等に設けた機器・装置・設備類に、当該機器・装置
・設備類を機能させるために各種ガス類、水等の液体
類、電力・信号類のメディアを供給するためのメディア
配給装置(Medienverteiler) に関するものである。
【0002】
【発明の背景】実験室は、科学者、例えば化学者、生物
学者、物理学者等の職場であり、彼らの科学的作業に対
しては、作業を遂行するために、機器・設備等を機能さ
せるための十分な量と質のメディアが供給されなければ
ならない。これらのメディアとしては、例えば、冷水、
温水、脱塩水、完全脱塩水、純水などの水性メディア
(液体メディア)、プロパン、ブタン、天然ガス、都市
ガス等の燃料ガス、二酸化炭素、窒素、圧縮空気、笑気
ガス等のイナートガス(不活性ガス)、蒸気等の高温ガ
ス、圧縮空気等のガス系(気体系)メディアある。ガス
系メディアの場合、高度純正の純粋ガスや更に高い純度
のガスが要求される場合もある。
【0003】メディアには更に、通常の400Vと230V(こ
の電圧はヨーロッパの場合であり、日本の場合は一般に
100Vと200Vになる)の電流(電力)、電話信号、コンピ
ュータ等の通信・計算機器用信号、データバンクシステ
ムにおけるデータ信号、機器類や装置類等の制御用信号
などの電気・通信系メディアが加わる。通常の実験室で
は、平均10種類から15種類のメディアが中央集中的に又
は非中央集中的(拡散的)に供給される。場合によって
は、50種類以上のメディアが供給される場合もある。こ
れらのメディアは、ガス系・液体系の場合はパイプやホ
ース、チューブ等の配管(管路)を介して供給され、電
気・通信系の場合はコードやケーブル等を介して供給さ
れる。
【0004】
【従来の技術】実験室装備を企画するにおいては、一般
に、ガス系または液体系のメディアの供給源の殆どは建
物の屋根の中心部か地階にまとめられている。メディア
供給源のメディアは、建物全体を垂直に通っているメデ
ィアシャフト(メインダクト)に設けた本管に導かれ、
供給(接続)ポイントから枝分かれした室内管によって
実験室内に引き出される。
【0005】建物のメディアシャフトを通る本管は前記
供給ポイントの止め弁まで続いている。供給ポイントか
らは室内用配管に接続され、室内用配管は、実験室の家
具等を通って機器・計器に達する。実験用机に装備され
ている通過管に2つか3つの計器を取付けることもでき
る。メディアを実験室内に供給(配給)する従来の方法
(手段)は幾つかある。一つの方法として、前記接続ポ
イントを床面から900mm 程度の高さに取付けて、そこか
ら壁や床を伝って室内管を実験室の家具(機器等)に接
続する方法がある。他の方法として、本管からの接続ポ
イントを吊り天井の上部(天井裏)に設けて、そこから
室内管等の下方に垂らして実験室家具(機器等)に接続
する方法がある。更に、他の方法として、配管類を壁や
床のコンクリート内に引き込む方法がある。
【0006】図20及び図21において、従来のメディア配
給手段に基づいた実験室の標準パターンのレイアウト例
を示している。このうち図20では、平面視長方形の実験
室において、複数個の実験用机70(作業台或いは作業テ
ーブル、以下、単に「机」と略す)を、その背面が長辺
に沿った壁面Wに重なるようにして配設する一方、実験
室の外側のうち短辺に沿った壁Wの箇所に、建物を垂直
方向に貫通する2本のメディアシャフト71を設け、この
両メディアシャフト71からパイプ等を介して各机70等に
メディアを供給するようにしている。符号72はドアであ
る。二つの机70を背中合わせにして固定することによ
り、ダブルセル机が構成される。
【0007】このレイアウトの場合、机(家具)机70に
標準寸法があることから、実験室の幅寸法は一般に3m
から 3.6mに設定されており、2列の作業場が構成され
ており、作業場の間が通路になっている。また、一方の
列の作業場に一方のメディアシャフト71からパイプ等を
介してメディアが供給され、他方の列の作業場には、他
方のメディアシャフト71からパイプ等を介してメディア
が供給される。
【0008】図21に示すのは平面視略正方形の実験室で
あり、横幅及び奥行きは、前記標準幅寸法(3.6m)の2
倍である7.2mに設定されている。この図21の実験室で
は、壁面Wに密着した状態で1列ずつ机70を配置すると
共に、室の中央部に、2列の机70を背中合わせにした状
態で設置することにより、4列の作業場を設けている。
そして、この実験室では、4列の作業場(4列の机の
列)に応じて4つのメディアシャフト71を設けている。
換言すると、それぞれの机70の列ごとにメディアシャフ
ト71が設けられている。
【0009】なお、両図に表示した符号73はヒュームフ
ード(ドラフトチャンバー)であり、その排気管74はメ
ディアシャフト71に通っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】各種メディアを実験室
内に引き込む従来の方法は、どれも費用が高くつくばか
りか、予め使用状態の変化を想定して設計する必要があ
るため見積もりプランに時間がかかり、更に、追加装備
が殆ど不可能であるといった欠点がある。特に、建物の
コンクリート中に配管等を設ける方法は、特に工事必要
が高くつくと共に配置密度に限界があり、しかも追加装
備が不可能であるため採用頻度は低下する一方である。
【0011】実験室内での作業内容は様々に変わるもの
であり、実験室の利用者が作業内容の変化を予め正確に
知ることは殆どできない。そこで、作業の内容の変化に
対応できるように、実験室の机(作業テーブル、作業
台)には、一般に、非常に多くの種類のメディア供給媒
体を装備している。このため設備費(装備費)に高い費
用がかかっている。
【0012】前記したように、多くのメディアの供給源
は地下に配置されており、メディア供給媒体は供給源か
ら垂直のメディアシャフトを通ってメディア接続ポイン
トに引かれるので、予め実験室の机に多種類のメディア
供給媒体を予め装備しておくと、見積りプランが大変で
あると共に工費が高くつく。加えて、実験室の設備類に
パイプ挿通用の通過管を設けている場合、設備類を設置
してしまうと通過管にパイプを到達させにくいので、追
加装備に多大の費用がかかってしまう。
【0013】本発明は、上記のような実情に鑑みなされ
たもので、実験室等におけるメディアの配給を容易且つ
廉価に行えるようにすること、メディア供給形態の変更
・追加を簡単に行えるようにすることを課題とするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、実験室や作業
室のような作業空間に設けた機器・装置・設備類に、そ
れら機器・装置・設備類で使用(消費)される各種ガス
類、水等の液体類、電力・通信類等の各種メディアを供
給するための配給装置であり、この配給装置は、前記作
業空間のうち天井寄り部位等の適当な高さ位置に、前記
メディアを供給するためのパイプ、ホース、チューブ、
コード、ケーブル等のメディア供給媒体を下方から全く
又は殆ど見えない状態で支持するようにした殻体を配置
し、この殻体に、前記メディア供給媒体を下方に引きし
得る穴等の引き出し部を設けた構成にした点に特徴があ
る。
【0015】この場合、メディア供給媒体を支持する
(這わせる)ための殻体の具体的形態は特に限定はない
が、作業の容易性からは、請求項2に記載したように、
上面を開口した形態に形成し、その一部又は全部を下方
に開口し得る開閉式に構成するのが好適である。また、
一般に、実験室等に机(作業台)を多数設ける場合、そ
れら実験室用机を平面視で直線状に延びるように並べる
のが通例であるから、前記殻体は、請求項3に記載した
ように、実験室用机の並びに合わせて平面視で長く延び
る形態に形成して、この殻体に、メディア供給媒体を下
方に引き出すための穴を、殻体の長手方向に沿って適宜
間隔で多数設けるのが好ましい。また、殻体は、作業の
邪魔にならないように人の背丈よりも高い位置に配置す
るのが好ましい。
【0016】更に、請求項4に記載したように、メディ
ア配給用の殻体を利用して、作業空間を照明するための
灯具又は空調用吹き出し装置を設けると便利である。
【0017】
【発明の実施形態】次に、本発明を実験室に適用した実
施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図10は第1実
施形態であり、このうち図1は実験室全体を大雑把に示
す縦断面図、図2は図1のII−II視断面図であり、先
ず、両図に基づいて全体のレイアウトを説明する。
【0018】図1に示すように、実験室は床面Fと基礎
天井C1とによって上下が画定されており、基礎天井C1か
ら吊り天井C2を吊り下げている。吊り天井C2には室内照
明用灯具1と空調用吹き出し口2とを設けている。空調
用吹き出し口2は、基礎天井C1と吊り天井C2との間に配
置した集合ダクト3に引き込まれている。実験室には、
図1の紙面と直交した方向に沿って複数の机(実験用家
具)4を並設している。机4は図3にも示されており、
天板5と、スチール製の脚6と、背面に位置した天板5
の上方に延びる背面枠7とを備えている。背面枠7に
は、複数段の棚8と、コンセント等を備えた電力取り出
し部9と、コックを備えた水回り取り出し部10とを備え
ている。図3に示すように、背面枠7には、末端パイプ
11やコード12を上方から挿通できる多数の穴13が空いて
いる。
【0019】実験室の高さは通常3.9mであり、机4にお
ける天板5の高さ(すなわち作業面の高さ)は通常900m
である。天板5の上方で床面Fから1400mmまでの間に前
記電力取り出し部9と水回り取り出し部10が配置されて
いる。机4における背面枠7のうち床面Fからの高さが
1400〜1700(上端)mmまでの部分は、物品収納部になっ
ている。
【0020】図1の符号15は、ガスボンベ16等を収納す
るキャビネットである(図1ではボンベ16を実線で描い
ているが、実際にはキャビネット15の中に収納されてい
る。キャビネット15の上端には、内部で発生したガスを
吸引除去するための排気管17が接続されている。排気管
17は集合ダクト3に引き込まれている(空調用のダクト
と排気管17とは、必ずしも集合ダクト3に格納する必要
はない)。ドア18の枠18aとキャビネット15とは同じ高
さ(例えば 2.1m ) になっている。
【0021】図1に示す符号19は、キャビネット15とは
別に実験室内に設けた別のメディア供給装置である。こ
のメディア配給装置20はキャビネット15の内部に設置し
ても良い。図面では示していないが、机4の背部の箇所
を配管や配線のスペースとして利用できる。
【0022】吊り天井C2は床面Fから3mの高さに位置
しており、吊り天井C2から基礎天井C1の下面までの間隔
は500mであり、基礎天井C1の厚さは300mである。従っ
て、床面Fから基礎天井C1の上面までの高さは3.9mであ
る。吊り天井C2を設けていない実験室の高さも同じ3.9m
であり、その場合、図1とは異なって、空調用吹き出し
口2や集合ダクト3、室内証明用灯具1等が露出する。
空調用吹き出し口2は高さ3m程度の高さに配置する必
要がある。そうしないと、冷気や暖気が人の頭に強く当
たって健康を損なう虞があるからである。
【0023】なお、実験室や机4等の寸法は必要に応じ
て任意に設定できることは言うまでもない。実験室のう
ち高さ2.1m〜2.4mの高さ位置に、実験室の装置・機器・
設備類にメディアを供給するためのメディア配給装置23
を構成する殻体24が配置されている。殻体24は、前記キ
ャビネット15よりは高くて吊り天井C2よりは低い位置に
あり、殻体24と吊り天井C2との間に、前記排気管17が位
置している。
【0024】前記した通り、排気管17は、前記したガス
ボンベ格納用キャビネット15に接続したり、酸、アルカ
リ等の化学薬品や可燃性液体の収納用キャビネットに接
続したり、乾燥用キャビネット15に接続したり、或い
は、セラミックストーブ等の熱を発生する設備機器に接
続したりされる。また、図1に示す通り、前記メディア
配給装置19に接続されたバルブ20付きの管路21は殻体24
に引き込まれており、殻体24を介して装置類に引き出さ
れる。
【0025】図1から、床面から2.1mまでの空間が保管
空間・作業空間に供されていること、3.0mから3.6mまで
の空間が換気設備の設置空間に供されていること、2.1m
からそして、高さが2.1mから2.5mまでの空間がメディア
配給用に供されており、メディア配給装置23が他の内装
設備機器や通風部品と干渉しないように配置されている
ことが読み取れる。
【0026】図2に示すように、メディア配給装置の殻
体24の一端は実験室の壁Wにねじで締結されており、壁
Wの外側には、建物を垂直状に貫通したメディアシャフ
ト25が設けられている。メディアシャフト25の床面には
ガスボンベ26等のメディア供給源を設けている。図2に
おいて符号27はガスボンベの調圧部材、符号28は本管、
符号29は交流電源を示す。ガスボンベ26等のメディア供
給源は更に別の部位に設置して、メディアシャフト25に
本管28だけを引き込んでも良い。
【0027】次に、前記メディア配給装置23の殻体24に
ついて、図4〜図10も参照して説明する。図4は殻体24
を下方から仰ぎ見た状態での斜視図、図5は図4の V-V
視断面図、図6は図5のVI−VI視平面図、図7は配管
図、図8はメディアの引き出し手段を示す部分断面図、
図9は図4のIX−IX視断面図、図10は図9の平面図であ
る。
【0028】図1及び図4から明確に把握できるよう
に、殻体24は、机4の列の上方で、机4の並び方向に沿
って延びている。また、図4及び図5に示すように、殻
体24は上向きに開口して下面は下向き凸の円弧状(或い
は皿状、アーチ形)に形成されている。殻体24のうち長
手方向に延びる両側部の上面は上面縁板24aで閉塞され
ており、このため、全体としては飛行機の翼のような形
態になっている。殻体24は、スチール板のような金属板
製である。
【0029】図4に示すように、殻体24は複数のユニッ
ト24′から成っており、複数のユニット24′の側面を重
ね合わせて、隣り合ったユニット24′の側板をねじ(図
示せず)で締結することにより、所望の長さに設定でき
るようにしている。殻体24の両端を構成するユニット2
4′の側面にはエンドカバー30を固着している。このエ
ンドカバー30の存在により、殻体24が中空であるかのよ
うに見えて、優れた美観を提供する。
【0030】図4及び図5に示すように、各ユニット2
4′には、中心線に沿って延びる下向き開口で断面コ字
状の溝条31を形成している。各ユニット24′のうち、壁
Wに固定したものを除くユニット24′の溝条31内に、室
内照明用の直管状蛍光灯(灯具)32と、格子状のルーバ
33、並びに反射笠(反射鏡)34を装着している。蛍光灯
32とルーバ33とは着脱自在である。図示していないが、
溝条31の上面には放熱穴が適当な間隔で空けられてい
る。なお、溝条31を反射笠34に兼用しても良い。
【0031】図5及び図6に示すように、隣合ったユニ
ット24′の箇所には、殻体24を横切るように延びるステ
ー部材36が、両ユニット24′に重なり合うようにして配
置されており、このステー部材36と両ユニット24′にお
ける上面縁板24aの折り曲げ片24bをねじ37で締結して
おり、且つ、ステー部材36に、吊り天井C2から垂下した
吊り棒38の下端を固定している。吊り棒38の上端は吊り
天井C2に固定さ れている。なお、図示していないが、
吊り棒38にはその長さを調節するバックルを設けてい
る。壁Wから最も遠くに位置したユニット24′の端部に
もステー部材36が取り付けされており、吊り棒38で吊ら
れている。
【0032】更に、図5及び図6に示すように、殻体24
の内部には、ガス系又は液体系メディアを実験室内に供
給する媒体としての室内用中間パイプ39が多数本這って
おり、各中間パイプ39は、ねじ止め式固定具40によって
ステー部材36に固定されている。図10に示すように、殻
体24内の中間パイプ39は、メディアシャフト25内の補遺
管28に元バルブ41及びカップリング(或いはユニオン継
ぎ手)42を介して接続されている。元バルブ41を閉める
ことにより、他の実験室に影響を与えることなく、殻体
24内の中間パイプ39を取り外すことができる。
【0033】図示していないが、殻体24内には、コード
やケーブルを整理して這わせるため、上向き開口で殻体
24の長手方向に沿って延びる配線受問い設けている。な
お、実施形態のように、溝条31を挟んだ両側に中間パイ
プ39を配管すると、蛍光灯32の放熱による悪影響を回避
できる利点がある。例えば図4に示すように、蛍光灯32
を備えた各ユニット24′には、溝条31を挟んだ両側に、
末端パイプ11やコード12等のメディア供給媒体を引き出
すための引き出し穴(開口)43,44 を適宜間隔で多数穿
設している。この場合、円形の引き出し穴43とそれより
も大きい面積の角形の引き出し穴44を形成しており、且
つ、図4に示すように、円形の引き出し穴43の位置と角
形の引き出し穴44の位置とが、溝条31を挟んだ両側にお
いて前後左右対対称になるように配置している。
【0034】このように引き出し穴43,44 の大きさ及び
形状を異ならせているのは、メディア供給媒体の大きさ
の違いに対応するためである(例えば、コネクタ付きの
ケーブルは角形の大きな引き出し穴44に通すことによ
り、一々コネクタをケーブルから取り外す必要がない利
点がある)。また、引き出し穴43,44 の配置を前後左右
対称に配置しているのは、各机4から各穴へのアクセス
を容易にするためである。
【0035】なお、引き出し穴44,44 は、形状及び大き
さを更に種々に細分化しても良いし、長穴に形成しても
良いし、穴の個数や配置状態は必要に応じて種々変更し
たら良い。実施形態のように、多数の引き出し穴43,44
を設けると共に殻体24の上面を開口させると、吊り天井
C2から室内照明した場合に、その照明光が引き出し穴4
3,44 を介して下方に透過するため、引き出し穴43,44
を照明用穴として機能させることができる利点もある。
【0036】殻体24内の中間パイプ39から末端パイプ11
を引き出し穴43,44 に引き出すに際しては、図5に示す
ように、T型継ぎ手を使用するのが一般的であるが、Y
型継ぎ手や十字型継ぎ手等を使用しても良い。末端パイ
プ11は、そのまま装置・機器類に接続しても良いし、図
5に示すように、付け根寄り箇所にバルブ(コック)1
1′を設けても良い。また、図8(A)に示すように、フラ
ンジ45を使用して、末端パイプ11を殻体24に固定しても
良いし、末端パイプ11を、都市ガスの引き出し等に多様
されているワンタッチ式のカプラー継ぎ手を介して簡単
に接続・離反できるようにしても良い(符号46は雌型カ
ップリングであり、雌型カップリング46を雄型カップリ
ング47に嵌めると、ばね式の弁が開いて両者間に連通
し、雌型カップリング46を抜きとるとばね式の弁が閉じ
る)。
【0037】更に、図8(B)に示すように、殻体24にナッ
ト48で挟み固定した差し込み口49に、ガスのホース50を
嵌め込むようにしても良い。殻体24を構成する各ユニッ
ト24′のうち壁Wに固定したユニット24′は、他のユニ
ット24′と構造が異なっている。すなわちこのユニット
24′は、図4及び図9に示すように蛍光灯32は備えてお
らず、溝条31は盲カバー52で塞がれている。引き出し穴
43,44 も備えていない。また、このユニット24′のう
ち、溝条31を挟んだ左右両胴部24cは、溝条31から離れ
た部位を、壁Wに固定したエンドカバー30及び隣接した
他のユニット24′の側板54に対してピン55によって回動
自在に取り付けており、これにより、左右両胴部24c
は、殻体24の下面を開放したり閉じたりと言うように開
閉することができる。
【0038】左右両胴部24cを閉じ位置に保持する手段
としては、例えば、ばね性を利用したラッチ手段を設け
て、ばね力によって閉じ姿勢に保持し、ばね力に抗して
引き下げることによって開くようにしたり、ねじ止めに
よってロック・ロック解除したりすれば良い。図10に示
すように元バルブ41は壁W寄りの部位に設けられている
ため、壁Wに取り付けたユニット24′の胴部24cを開く
ことにより、元バルブ41を開閉操作することができる。
従って、メディアシャフト25内に設けたメインバルブを
操作する必要がないため、他の実験室に影響を与えるこ
となく、保守や接続変更等の作業を簡単にできる。
【0039】なお、各ユニット24′の胴部24cを開閉式
にしても良い。また、胴部24cは他の開閉形態でも良
い。また、胴部24cのうち一部だけを回動式又はシャッ
ター式等の手段で開閉するようにしても良い。図7は配
管図であり、これについて説明する。前記したように、
メディアシャフト25に設けた本管28から建物側分岐管28
aを分岐させ、この建物側分岐管28aに主動式の元バル
ブ41を設け、更に、カップリング42を介して中間パイプ
39を接続している。主動式の元バルブ41は、操作棒56に
よって遠隔操作することができる。建物側分岐管28aや
元バルブ41等は継続部品として総称される。
【0040】電気(電力)の供給は、配給モジュール58
内の電源29から行われる。配給モジュール58は、コード
(ケーブル)12の出口の箇所と末端パイプ11のところで
終わっている。配給モジュール58には、FIスイッチ59
や普通の安全スイッチ59′のような予備安全装置を装備
することができる。コード12の端部のプラグ12aには延
長ケーブルを差し込むことができる。延長ケーブル(コ
ード)12′は差し込みプラグ12bとケーブルとから成
り、メディア配給装置内での電気配線の継続に役立つ。
【0041】第1実施形態では1本の殻体24を直線状に
配置しただけでけあったが、殻体24は、実験室における
机4や他の家具・装置・設備類等の配置レイアウトに応
じて(すなわち作業場の形態に応じて)、例えば平面視
で並列状や十字状、コ字状、L字状、格子状等の種々の
形態に配置できる。図11に示すのは殻体24の他の構造を
示す第2実施形態である。この実施形態では、殻体24
は、第1実施形態の殻体24を左右に半割したような形態
(すなわちラグビーボールを半割したような断面形状)
になっており壁Wから張り出した状態に配置して、壁W
にねじ等で固定すると共に、自由端の箇所は吊り棒(ね
じ棒)38で基礎天井C1から吊支されている。吊り棒38
は、アンカー60で基礎天井C1に固定したブラケット61に
取付けられている。上下胴部24cの連接箇所は円弧状の
カーブで連なっている。
【0042】殻体24の下胴部24cは上胴部24cに対して
蝶番62で取付けられており、矢印で示すように開閉でき
る。この図11の形態は、机4を壁Wに密着した状態で並
設した場合(図20のようなレイアウトの場合)に好適で
ある。この図11の場合も、第1実施形態と同様に、殻体
24の上面は開口させても良いし、着脱自在なカバーや固
定式の胴部で塞いでも良い。
【0043】図12に示すのは第3実施形態である。この
第3実施形態の殻体24は左右対称形であり、基礎天井C1
から吊り棒38によって吊り下げられている。この殻体24
は断面円弧の皿状に形成されていて、胴部24cは二つ割
されている。両胴部24cの端縁部24dは円弧状のプロフ
ィールを備えており、この端縁部24dの上端を止め具64
によって吊り棒38に固定している。胴部24cを開閉式に
構成しても良い。吊り棒38は補強用のバー65で連結され
ている。
【0044】図11及び図12とも、中間パイプ39等を支持
するステー部材(補助レール)36を適宜間隔で設けてお
り、ステー部材36に、クリップ式又はねじ式等の止め具
64を設けて、これで中間パイプ39等のメディア供給媒体
を支持固定している。中間パイプ39等をステー部材36に
直接に載せてもよい。電気・通信系メディアをパイプ内
に通して、これをステー部材36で支持しても良い。
【0045】図13に示すのは第4実施形態であり、この
実施形態は基本的には第1実施形態と殆ど同じであり、
第1実施形態とは、長手中心線に沿って延びる箇所に、
ルーバ33、蛍光灯(ランプエレメント)32、反射鏡(反
射笠)34を設けている点で共通しており、殻体24を吊り
棒38によって基礎天井C1(吊り天井C2でも良い)に固定
した点で相違している。
【0046】また、殻体24に、机4をポイント的に照明
するための笠付きランプ66を設けている。笠付きランプ
66は回転節によって照射方向は変更自在であり、基礎天
井C1に向けて間接照明とすることもできる。このように
笠付きランプ66を間接照明として使用したりポイント的
に照明したりすることにより、実験室の基礎照明を減ら
すことも可能となる。本実施形態及び第1実施形態にお
いて、反射笠34に代えて半透明板を設けても良い。
【0047】第1〜第4実施形態の殻体24は、いずれも
偏平状で且つ丸みを帯びた流線型の形態であるため、美
的外観に優れているばかりか、空気工学的に優れていて
空気流の抵抗が少なくため、空調用空気等の流れがスム
ースである利点も有する。図14及び図15はでは、それぞ
れメディア配給装置のレイアウト例である第5実施形態
と第6実施形態の平面図を示している(両図において、
殻体24の引き出し穴43,44 は下面に位置しているので本
来は点線で表示されるべきであるが、便宜上、実線で示
している。また、図15では殻体24に平行斜線を施してい
るが、これは殻体24の存在をより明瞭に示すための表示
であり、断面表示ではない。)両図のうち図14の第5実
施形態では、相対向した2つの壁Wに沿って、図11で示
したワンサイドタイプの殻体24を配置し、更に、二つの
ワンサイドタイプの殻体24の端部に、第1、第3、第4
実施形態のような両サイドタイプの殻体24を接続し、更
に、この両サイドタイプの殻体24の長手中央部に、実験
室の中心線にそって延びる他の両サイドタイプ殻体24を
接続し、この第4殻体24の端部の箇所に一つのメディア
シャフト25を設けたものである。従って、4つの殻体24
・・・には、一つのメディアシャフト25からメディアが
供給される。
【0048】図15に示す第6実施形態では、実験室に4
つの机4の列を配置した場合において、2本の殻体24を
平面視T字状に接続した状態で配置し、二つの殻体24に
対して一つのメディアシャフト25からメディアを供給す
るようにしている。第1実施形態と同様に、メディアシ
ャフト25とは別にガスボンベ16等の格納用キャビネット
15を設けたり、机4の背部の箇所に配管・配線を行った
りしても良い。
【0049】図14及び図15の場合、実験室には平行に延
びる4列の作業場列(机4の列)が存在しており、この
点は図20と同じであるが、図20では各作業場列に対応し
て4つのメディアシャフト25が必要であったのに対し
て、図14及び図15では、4つ又はそれ以上の作業場列を
持つものでありながら、1つのメディアシャフト25で足
りる。この点からも、本願発明においていかに工費を節
約できるか分かる。
【0050】また、各殻体24は実験室の空間に浮かんで
いるため、中間パイプ39等の収納容量が著しく大きいと
共に、中間パイプ39の引き出しや保守・点検等のアクセ
スも極めて容易である。殻体24の上面を開口したり、全
部又は一部を開閉式にすると工事アクセスがより一層簡
単である。図16に示すのは第7実施形態であり、この実
施形態では、殻体24のうち中心線に沿った箇所を、引き
出し穴43,44 が設けられた引き出しエリアとし、引き出
しエリアを挟んだ左右両側に、透明又は半透明板の透光
板68を開閉自在に設け、透光板68で塞がれる箇所に蛍光
灯32等の灯具を配置している。この実施形態では、殻体
24内に、コード12の受け樋69を設けている。
【0051】図17に示す第8実施形態は、殻体24の両端
を、実験室における相対向した壁Wにねじ等によって固
定したものである。また、図18に示す第9実施形態で
は、殻体24を天井面C1に固定して、側板24dを開閉式に
構成している。図示していないが、殻体24は天井面C1,C
2 から吊り下げることには限らず、床面F又は机4から
立設した支柱で支持しても良い。
【0052】また、殻体24の横断面形状は真円状や四角
形又は菱形等の他の形態でも良いし、平面形状も、例え
ば図19に第10実施形態として示すようなループ状など、
必要に応じて種々の形態に形成できる。
【0053】
【発明の奏する効果】上述の説明より容易に理解できる
ように、本発明は、実験室の空間に浮かぶように配置し
た殻体内に各種のメディア供給媒体を設けて、殻体の適
当な部位から必要な箇所にメディア供給媒体を引き出す
ものであるから、メディア供給媒体の引き出し作業がき
わめて容易であると共に、他の物に邪魔にならず、引き
出し位置の設定の自由性が著しく高く、しかも、追加装
備や変更、保守・点検等の作業もごく簡単である。
【0054】しかも、殻体には多種・多量のメディア供
給媒体を支持できると共に、レイアウトの自由性も著し
く高く、このためメディアシャフトを使用する場合はそ
の数を節約できて、実験室の設置コストを抑制できる。
また、実施形態で示したようにキャビネットからメディ
ア供給媒体を殻体に引き込むことも簡単であり、メディ
アシャフトにまとめられた中央集中的ネットワークと、
キャビネット等に設けられた非中央集中的ネットワーク
との結合も至極簡単であり、きわめてフレキシブルなメ
ディア配給ネットワークを構築できる。
【0055】更に、設置当初から厳密に配給プランニン
グをする必要がないため、見積もり・設計費用も低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る実験室の概略断面図であ
る。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】机の部分斜視図である。
【図4】殻体を下方から見た斜視図である。
【図5】図4の V-V視断面図である。
【図6】図5のVI−VI視平面図である。
【図7】メディア配給装置の部分配管図である。
【図8】メディア供給媒体(中間パイプ)の引き出し手
段を示す部分断面図である。
【図9】図4のIX−IX視断面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】第2実施形態の概略断面図である。
【図12】第3実施形態の概略断面図である。
【図13】第4実施形態の概略平面図である。
【図14】第5実施形態の概略平面図である。
【図15】第6実施形態の概略平面図である。
【図16】第7実施形態の概略横断面図である。
【図17】第8実施形態に係る実験室の概略図である。
【図18】第9実施形態の概略横断面図である。
【図19】第10実施形態の概略平面図である。
【図20】従来技術を示す平面図である。
【図21】従来技術を示す平面図である。
【符号の説明】
C1 基礎天井 C2 吊り天井 4 実験用机 11 末端パイプ 12 電源等のコード 17 排気管 23 パイプ配給装置 24 殻体 28 元管 33 ルーバ 39 中間パイプ 43,43 引き出し穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実験室や作業室のような作業空間に設けた
    機器・装置・設備類にガス類、水等の液体類、電力・通
    信類等の各種メディアを供給するための装置であって、 前記作業空間のうち天井寄り部位等の適当な高さ位置
    に、前記メディアを供給するためのパイプ、ホース、チ
    ューブ、コード、ケーブル等のメディア供給媒体を下方
    から全く又は殆ど見えない状態で支持するようにした殻
    体(シェル状体)を配置し、この殻体に、前記メディア
    供給媒体を下方に引きし得る穴等の引き出し部を設けて
    いること、を特徴とする実験室用等のメディア配給装
    置。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記殻体を上面が
    開口した形態に形成し、殻体のうち一部又は全部を、下
    方に開口し得る開閉式に構成していること、を特徴とす
    る実験室用等のメディア配給装置。
  3. 【請求項3】「請求項1」又は「請求項2」において、
    前記殻体を、平面視で長く延びると共に横断面が下向き
    凸の円弧状となる形態に形成し、この殻体に、メディア
    供給媒体を下方に引き出すための穴を、殻体の長手方向
    に沿って適宜間隔で多数設け、この殻体を、人の背丈よ
    りも高い位置において天井板や梁等の天井部材に吊り下
    げていること、を特徴とする実験室用等のメディア配給
    装置。
  4. 【請求項4】「請求項1」〜「請求項3」のうちの何れ
    かにおいて、前記殻体に、作業空間を照明するための灯
    具と空調用吹き出し装置とのうち少なくとも一方を設け
    ていること、を特徴とする実験室用等のメディア配給装
    置。
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