JPH10130326A - 低滲出性(low−bleeding)カチオン交換体の調製方法 - Google Patents

低滲出性(low−bleeding)カチオン交換体の調製方法

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JPH10130326A
JPH10130326A JP9299672A JP29967297A JPH10130326A JP H10130326 A JPH10130326 A JP H10130326A JP 9299672 A JP9299672 A JP 9299672A JP 29967297 A JP29967297 A JP 29967297A JP H10130326 A JPH10130326 A JP H10130326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲へ殆ど不純物を放出しない強酸性カチオ
ン交換体の調製方法。 【解決手段】 架橋スチレンポリマーを温度125〜1
50℃の高温で及び/又は酸素不在下でスルホン化する
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲へ不純物を放
出する性質を低下された強酸性カチオン交換体の調製方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、カチオン交換体については多
数の興味ある用途がある。かくして、それらは、例え
ば、飲料水の処理に、超純水(コンピューター産業のた
めのマイクロチップ製造に必要である)の製造に、グル
コースおよびフルクトースのクロマトグラフィーによる
分離に、そしてほとんどの種類の化学反応(例えば、フ
ェノールとアセトンからビスフェニオールの調製におけ
るような)の触媒として用いられる。これらの用途のほ
とんどでは、カチオン交換体が、意図された仕事を実際
に遂行するが、それらの製造に由来するか、または使用
中にポリマーの分解によって形成される不純物を、それ
らの周囲に全く放出しないか、出来る限り最少量で放出
することが望ましい。
【0003】過去において、抗酸化剤によってイオン交
換体を処理すること(欧州特許出願公開第366 258
号)、またはそれらを化学的に改変すること(米国特許
第3 342 755号明細書および欧州特許出願公開第502 619
号)によって問題を解決する試みがなされてきた。これ
らの方法は、ポリマーの分解を減じることができるけれ
ども、それらは、イオン交換体の製造の間に形成される
成分には作用しない−これらは,出発材料にも低分子量
の架橋されてないポリマーにも反応しない。水を用いて
繰り返し洗浄することによってこれらの不純物を除去す
る試みがなされるが、それは、費用がかかるし、部分的
な成功しかもたらさない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かくして、本発明の目
的は、最初から、滲出する不純物のレベルを大きく減少
されたイオン交換体の調製方法を提供することであっ
た。驚くべきことに、この目的が、高温における未官能
化ポリマーのスルホン化および/または酸素を除外して
のスルホン化によって達成されることが発見された。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明は、ス
ルホン化が、温度125〜150、好ましくは130〜
145℃で、そして/または酸素不在下で実施されるこ
とを特徴とする、高温における架橋スチレンポリマーの
スルホン化による強酸性カチオン交換体の調製方法に関
する。また、本発明の文脈上、用語「イオン交換体」お
よび「カチオン交換体」は、イオン交換体の目的だけで
はなく、酸触媒として用いられるスルホン化樹脂をも含
む。
【0006】使用される基礎ポリマーは、エチレン結合
のモノ不飽和モノマーの架橋されたポリマーであって、
スチレン、ビニルトルエン、エチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、および核においてハロゲン化されているそ
れらの誘導体、例えばクロロスチレンからなるシリーズ
からの少なくとも1種の化合物を主に含み;それに加え
てまた、それらは、塩化ビニルベンジル、アクリル酸、
その塩およびそのエステル、特にそのメチルエステル、
そしてさらに、ビニルナフタレン、ビニルキシレン、な
らびにアクリル酸およびメタクリル酸のニトリルおよび
アミドからなるシリーズからの1種以上の化合物を含
む。
【0007】ポリマーは、好ましくは、1分子当たり共
重合可能なC=C二重結合を、2個以上をもつ、好まし
くは2または3個をもつ架橋性モノマー(crossl
inking monomer)による共重合によって
架橋される。そのような架橋性モノマーは、例えば、多
官能ビニル芳香族化合物、例えばジ−およびトリビニル
ベンゼン、ジビニルエチルベンゼン、ジビニルトルエ
ン、ジビニルキシレン、ジビニルエチルベンゼンおよび
ジビニルナフタレン、多官能アリル芳香族化合物、例え
ばジ−およびトリアリルベンゼン、多官能ビニル−およ
びアリル複素環式化合物、例えばトリビニルおよびトリ
アリルシアヌレートおよびイソシアヌレート、N,N’
−C1−C6−アルキレンジアクリルアミドおよび−ジメ
タクリルアミド、例えばN,N’−メチレンジアクリル
アミドおよび−ジメタクリルアミドならびにN,N’−
エチレンジアクリルアミドおよび−ジメタクリルアミ
ド、1分子当たりOH基2〜4個をもつ飽和C2−C20
−ポリオールのポリビニルおよびポリアリルエーテル、
例えばエチレングリコールジビニルおよびジアリルエー
テルならびにジエチレングリコールジビニルおよびジア
リルエーテル、1分子当たりOH基2〜4個をもつ不飽
和C3−C12−アルコールもしくは飽和C2−C20−ポリ
オールのエステル、例えばアリルメタクリレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロール
トリ(メタ)アクリレートおよびペンタエリトリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジビニルエチレン尿素、
ジビニルプロピレン尿素、アジピン酸ジビニル、および
分離されたC=C二重結合2または3個をもつ脂肪族お
よび脂環式オレフィン、例えばヘキサ−1,5−ジエ
ン、2,5−ジメチルヘキサ−1,5−ジエン、オクタ
−1,7−ジエンおよび1,2,4−トリビニルシクロ
ヘキサンを含む。特に好適であることが分かった架橋性
モノマーは、ジビニルベンゼン(異性体混合物として)
およびジビニルベンゼンとC=C二重結合2または3個
をもつ脂肪族C6−C12−炭化水素の混合物である。架
橋性モノマーは、一般に、使用される重合可能なモノマ
ーの総量に基づいて、重量で1〜80%、好ましくは重
量で2〜25%の量で使用される。
【0008】架橋性モノマーは、純粋な形で使用される
だけでなく、またそれらの工業的に取り扱われるより純
度の低い混合物の形(例えば、エチルスチレンと混合さ
れたジビニルベンゼンのように)でも使用できる。
【0009】モノマーと架橋剤の共重合は、通常、遊離
基を生成し、そしてモノマーに可溶である薬剤によって
開始される。遊離基を生成する好適な触媒は、例えば、
過酸化ジアシル、例えば過酸化ジアセチル、過酸化ジベ
ンゾイル、過酸化ジ−p−クロロベンゾイルおよび過酸
化ラウロイル、ペルオキシエステル、例えばペルオキシ
酢酸tert−ブチル、ペルオクタン酸tert−ブチ
ル、ペルオキシピバル酸tert−ブチル、ペルオキシ
−2−エチルヘキサン酸tert−ブチル、ペルオキシ
安息香酸tert−ブチルおよびペルオキシジカルボン
酸ジシクロヘキシル、過酸化アルキル、例えばビス−
(tert−ブチルペルオキシブタン)、過酸化ジクミ
ルおよび過酸化tert−ブチルクミル、ヒドロペルオ
キシド、例えばクメンヒドロペルオキシドおよびter
t−ブチルヒドロペルオキシド、ケトンペルオキシド、
例えばシクロヘキサノンヒドロペルオキシド、メチルエ
チルケトンヒドロペルオキシドおよびアセチルアセトン
ペルオキシド、または−好ましくは−アゾイソブチロジ
ニトリルを含む。
【0010】遊離基を生成する薬剤は、触媒量、すなわ
ち、モノマーと架橋剤の合計量に基づいて、重量で好ま
しくは0.01〜2.5、特に0.12〜1.5%量で
使用できる。
【0011】架橋された基礎ポリマーは、懸濁重合の既
知の方法によって調製できる; Ullmann'S Encyclopedi
a of Industrial Chemistry, 5th Edition, Volume A2
1, 363-373, VCH Verlagsgesellscaft mbH, Weinheim 1
992、参照。水不溶性モノマー/架橋剤混合物が、水相
に添加されるが、その水相は、好ましくは、分散相のモ
ノマー/架橋剤小滴の、そしてそれから形成される粒状
ポリマーの安定化のために、少なくとも1種の保護コロ
イドを含有する。好適な保護コロイドは、天然に存在す
る、また合成の水溶性ポリマー、例えばゼラチン、デン
プン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸および(メタ)アク
リル酸と(メタ)アクリル酸エステルのコポリマーであ
る。また具体的には、セルロース誘導体、特にセルロー
スエーテルおよびセルロースエステル、例えばメチルヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースもしくはカル
ボキシメチルセルロースが、適切である。使用される保
護コロイドの量は、水相に基づいて、重量で一般に0.
02〜1、好ましくは0.05〜0.3%である。
【0012】水相/有機相の重量比は、好ましくは0.
5〜20、特に0.75〜5の範囲内である。
【0013】本発明の特定の実施態様によれば、重合
は、バッファー系の存在下で実施される。水相のpHを
14〜6、好ましくは12〜8の値に調整するバッファ
ー系が、重合の開始時には好適である。これらの条件下
で、カルボン酸基をもつ保護コロイドは、完全にまたは
部分的に塩の形で存在する。保護コロイドの作用は、こ
の方式で好適に作用する。水相におけるバッファー濃度
は、水相1リットル当たり好ましくは0.5〜500、
特に2.5〜100mmolである。
【0014】有機相は、撹拌によって水相中に分散され
るので、形成される小滴の粒径は、撹拌速度に大きく依
存する。できるだけ均一な粒径(一般に、「単分散(m
onodisperse)」)をもつ粒状ポリマーが望
まれる場合には、これに適切な方法は、次のものが好適
であろう;この目的のために、モノマー液が、水相中に
吹き込まれ、噴流の振動刺激による崩壊そして/または
形成されるモノマー小滴のミクロカプセル化によって合
体を回避して、均一サイズの小滴の生成が確保される
(欧州特許明細書第46 535号および同第51 210号)。
【0015】マクロ多孔性粒状ポリマーが所望されるな
らば、例えば、Seidl et al., Adv.Polym. Sci., Vol.
5 (1967), pages 113-213に記載のようなポロゲン(p
orogen)、例えば脂肪族炭化水素、アルコール、
エステル、エーテル、ケトン、トリアルキルアミンもし
くは窒素化合物、好ましくはイソドデカン、イソデカ
ン、メチルイソブチルケトンもしくはメチルイソブチル
カルボノールが、モノマーと架橋剤の合計量に基づい
て、重量で1〜150、好ましくは40〜100%、特
に重量で50〜80%量で、モノマー/架橋剤混合物に
添加できる。
【0016】重合温度は、使用される開始剤の解離温度
に依存する。それは、一般に50〜150℃、好ましく
は55〜100℃である。重合は、0.5時間ないし数
時間継続する。重合が低温、例えば60℃で開始され、
そして反応温度が重合転化の進行にしたがって増大され
る温度プログラムを使用することが適当であることが明
らかになった。
【0017】得られる粒状ポリマーは、それだけで、ま
たはいわゆるシード(seed)/フィード(fee
d)工程によって得られる粒径増加の中間段階を経て、
官能化に供せられる。シード/フィード工程は、最初に
得られたポリマー(「シード」)を、共重合できるモノ
マー(「フィード」)によって膨潤すること、そしてポ
リマー中に浸透したモノマーを重合することの工程段階
を含む。適切なシード/フィード工程は、例えば、欧州
特許明細書第98 130号および同第101 943号に記されて
いる。
【0018】好適なスルホン化剤は、クロロスルホン
酸、硫酸、三酸化硫黄および発煙硫酸を含み、発煙硫酸
については、好ましくは、硫酸に基づいて、重量で1〜
100%量で遊離の三酸化硫黄を含むことが可能であ
る。
【0019】ポリマーの置換度(1芳香環当たりのSO
3H基)は、硫酸もしくは発煙硫酸濃度を変えることに
よって調整できる。本発明により調製されたカチオン交
換体の平均置換度は、好ましくは0.6〜2、特に0.
8〜1.8である。
【0020】スルホン化の前に、あらゆる領域のポリマ
ービーズの均一なスルホン化を達成するために、粒状ポ
リマーは、膨潤剤を用いて膨潤される。好適な膨潤剤
は、塩素化脂肪族および芳香族炭化水素、例えば塩化メ
チレン、ジクロロメタンおよびクロロベンゼンを含む。
【0021】スルホン化を促進するその他の方法は、モ
ノマーと架橋剤の合計量に基づいて、共重合されたアク
リロニトリルおよび/またはメタクリロニトリルの重量
で0.5〜20%を含むような基礎ポリマーを、スルホ
ン化のために用いることを含む; German Auslegungssc
hrift 1 227 431および同1 233 143、参照。
【0022】不活性ガス雰囲気、例えば窒素雰囲気下の
スルホン化が、本発明により好適である。
【0023】スルホン化温度は、50〜200℃であっ
てもよい。しかしながら、スルホン化は、好ましくは、
温度125〜150、特に130〜145℃で実施され
る。場合によって使用される膨潤剤は、スルホン化が終
了した時点での水を用いる洗浄によって完全には除去で
きないばかりか、他方では、膨潤剤を含有するイオン交
換体は、多くの目的(例えば、食品加工のために)には
使用できないので、それらは、原則として、スルホン化
後に蒸留によるか、またはガス流により放出される。場
合によって使用される膨潤剤の不活性ガス流、例えば窒
素ガス流による除去が、本発明により好適である。
【0024】スルホン化剤不含の形でカチオン交換体を
得るために、それらは、種々の洗浄にかけられる。例え
ば、それらは、徐々に低い濃度の硫酸で洗浄され、最後
に水で洗浄される。所望されれば、次いで、最初に水素
型で存在するカチオン交換体は、塩水溶液での処理によ
って対応する塩型に変換できる。かくして、例えば、塩
化ナトリウム水溶液/水酸化ナトリウム水溶液による処
理の後には、それらは、ナトリウム型になる。
【0025】かくして、本発明は、 1.スルホン化が125〜150、好ましくは130〜
145℃で実施される工程、 2.酸素を排除してのスルホン化の工程、そして 3.特徴1)および2)の両方を組み合わせた工程に関
する。
【0026】本発明により調製されたカチオン交換体
は、増大された総交換能力(イオン交換体1リットル当
たりのSO3Hのmol)をもつ。
【0027】一般に、本発明により調製されたカチオン
交換体は、平均粒径50〜2000、好ましくは200
〜1200μmをもつ。平均粒径は、それ以下およびそ
れ以上の直径が、各場合、ビーズの重量で50%存在す
る直径である。
【0028】本発明による方法によって調製されたカチ
オン交換体は、滲出される不純物をほとんど完全に含有
しない;比較的短時間それらを洗浄することによって、
それらは、本発明者らの経験では、先行技術のカチオン
交換体が長時間の洗浄後でさえも到達されない純度を獲
得する。
【0029】かくして、また本発明は、伝導率プロフィ
ル50未満、好ましくは40未満、そしてもっとも好ま
しくは30μS/cm未満をもつカチオン交換体に関す
る。本文脈上、用語「伝導率プロフィル」は、次の工程
によって得られた洗浄水の電気伝導率を指す:少なくと
も1カ月間抗酸化剤不在下で貯蔵されたカチオン交換体
100mlが、水に懸濁され、そしてガラスカラム(長
さ30cmおよび直径2cm)中に導入される。次い
で、熱脱イオン水が、速度0.2ベッドボリューム/h
でカラムを通して濾過される;流入する水の温度は、溶
出液が、カラム流出時に温度70℃をもつように調整さ
れる。洗浄水の3ベッドボリュームが廃棄される;カラ
ムから流出する溶出液は、その後直ちに20℃に冷却さ
れ、そしてその電気伝導率が、この温度で測定される。
【0030】また、本発明は、ほとんどの種類の化学反
応に対する触媒としての本発明によるカチオン交換体の
使用に関する。そのような反応の例は、例えば、アルケ
ンによるフェノールのアルキル化反応−例えばノニルフ
ェニルを生成するためのフェノールとノネンの反応;例
えば、アルコールによるカルボン酸のエステル化反応
例えばアクリル酸メチルを生成するためのアクリル酸と
メタノールの反応;他のアルコール、カルボン酸もしく
はエステルによるエステルのエステル交換反応−例えば
メタクリル酸ブチルを生成するためのメタクリル酸メチ
ルとブタノールの反応;例えば、アルコールもしくは水
によるアルケンのエーテル化反応−例えばMTBEを生
成するためのメタノールとイソブテンの反応、またはT
AMEを生成するためのメタノールと2−メチル−2−
ブテンの反応;例えば、ケトンとフェノールの縮合反応
−例えばビスフェノールAを生成するためのアセトンと
フェノールの反応である。
【0031】また、本発明によるカチオン交換体は、捕
捉剤としての使用、例えば、糖の脱色または高度純水の
製造のために等しく適切である。
【0032】さらなる重要な用途は、例えば、食料およ
び飲料、特に飲料水のような高純度な製品の調製のため
のカチオン交換体としてのそれらの使用である。
【0033】次の実施例のパーセンテージデータは、各
場合、重量でのパーセンテージを示す。
【0034】
【実施例】ゲル形態での粒状ポリマーの調製 (官能化未了) セルロースによる保護コロイド3.7gおよびリン酸水
素二ナトリウム17gを、重合反応器中の脱塩水183
0mlに溶解する。その水溶液を室温で8時間撹拌す
る。次いで、スチレン936.5g、工業用ジビニルベ
ンゼン(純度63%)63.5gおよび過酸化ジベンゾ
イル(純度75%)7.4gを添加する。その混合液を
70℃で6時間、そして90℃でさらに3時間撹拌す
る。得られる粒状ポリマーを水で洗浄し、次いで、乾燥
器中80℃で乾燥する。
【0035】収量:98.1重量%。
【0036】(実施例1) 空気中120℃での粒状ポリマーのスルホン化 78%濃度の硫酸367.5gを、まず、空気雰囲気へ
の開口部をもつ反応容器中に、室温で導入する。粒状ポ
リマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン3
7.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその混
合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一水
和物783gを定量添加する。混合液を120℃に加熱
する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。混
合液を、120℃でさらに4時間撹拌する。120℃で
3.5時間撹拌後、空気をその懸濁液中に120℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
【0037】その懸濁液をカラムに移送し、その上部か
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
【0038】 H型のカチオン交換体の収量:1050ml 総交換能力:1.28mol/l (実施例2) 空気の排除による120℃での粒状ポリマーのスルホン
化 全操作を窒素下(すなわち空気を排除して)で実施す
る。78%濃度の硫酸367.5gを、まず、窒素によ
って不活性にした反応容器中に、室温で導入する。粒状
ポリマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン
37.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその
混合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一
水和物783gを定量添加する。混合液を120℃に加
熱する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。
混合液を120℃でさらに4時間撹拌する。120℃で
3.5時間撹拌後、窒素をその懸濁液中に120℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
【0039】その懸濁液をカラムに移送し、その上部か
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
【0040】H型のカチオン交換体の収量:990ml 総交換能力:1.37mol/l (実施例3) 空気中130℃での粒状ポリマーのスルホン化 78%濃度の硫酸367.5gを、まず、空気雰囲気へ
の開口部をもつ反応容器中に、室温で導入する。粒状ポ
リマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン3
7.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその混
合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一水
和物783gを定量添加する。混合液を130℃に加熱
する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。混
合液を、130℃でさらに4時間撹拌する。130℃で
3.5時間撹拌後、空気をその懸濁液中に130℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
【0041】その懸濁液をカラムに移送し、その上部か
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
【0042】 H型のカチオン交換体の収量:1050ml 総交換能力:1.30mol/l (実施例4) 空気の排除による130℃での粒状ポリマーのスルホン
化 全操作を窒素下(すなわち空気を排除して)で実施す
る。78%濃度の硫酸367.5gを、まず、窒素によ
って不活性にした反応容器中に、室温で導入する。粒状
ポリマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン
37.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその
混合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一
水和物783gを定量添加する。混合液を130℃に加
熱する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。
混合液を130℃でさらに4時間撹拌する。130℃で
3.5時間撹拌後、窒素をその懸濁液中に130℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
【0043】その懸濁液をカラムに移送し、その上部か
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
【0044】 H型のカチオン交換体の収量:1050ml 総交換能力:1.36mol/l (実施例5) 空気中140℃での粒状ポリマーのスルホン化 78%濃度の硫酸367.5gを、まず、空気雰囲気へ
の開口部をもつ反応容器中に、室温で導入する。粒状ポ
リマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン3
7.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその混
合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一水
和物783gを定量添加する。混合液を140℃に加熱
する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。混
合液を、140℃でさらに4時間撹拌する。140℃で
3.5時間撹拌後、空気をその懸濁液中に140℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
【0045】その懸濁液をカラムに移送し、その上部か
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
【0046】 H型のカチオン交換体の収量:1050ml 総交換能力:1.31mol/l (実施例6) 空気の排除による140℃での粒状ポリマーのスルホン
化 全操作を窒素下(すなわち空気を排除して)で実施す
る。78%濃度の硫酸367.5gを、まず、窒素によ
って不活性にした反応容器中に、室温で導入する。粒状
ポリマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン
37.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその
混合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一
水和物783gを定量添加する。混合液を140℃に加
熱する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。
混合液を140℃でさらに4時間撹拌する。140℃で
3.5時間撹拌後、窒素をその懸濁液中に140℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
【0047】その懸濁液をカラムに移送し、その上部か
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
【0048】 H型のカチオン交換体の収量:1030ml 総交換能力:1.34mol/l
【0049】
【表1】
【0050】総交換能力(TC):H型のカチオン交換
体1リットル当たりSO3H基の量(mol) 交換能力収量:カチオン交換体のTCと容量収量の積 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
【0051】1. スルホン化が、温度125〜150
℃で、そして/または酸素不在下で実施されることを特
徴とする、高温における架橋スチレンポリマーのスルホ
ン化による強酸性カチオン交換体の調製方法。
【0052】2. スルホン化が、温度50〜200
℃、そして酸素不在下で実施される、第1項記載の方
法。
【0053】3. スルホン化が、温度125〜150
℃、そして酸素存在下で実施される、第1項記載の方
法。
【0054】4. スルホン化が、温度125〜150
℃、そして酸素不在下で実施される、第1項記載の方
法。
【0055】5. スルホン化が、温度130〜145
℃で実施される、第3および4項記載の方法。
【0056】6. 膨潤剤により膨潤された架橋スチレ
ンポリマーがスルホン化され、そしてスルホン化の後、
膨潤剤が不活性ガスにより吹き出される、第1〜5項記
載の方法。
【0057】7. モノマーと架橋剤の合計量に基づい
て、共重合されたアクリロニトリルおよび/またはメタ
クリロニトリルの重量で0.5〜20%を含有する架橋
スチレンポリマーがスルホン化される、第1〜6項記載
の方法。
【0058】8. 粒径を増加させる目的のシード/フ
ィード工程によって基礎ポリマーから得られたスチレン
ポリマーが、スルホン化のために使用される、第1〜7
項記載の方法。
【0059】9. 50μS/cm未満の伝導率プロフ
ィルをもつカチオン交換体。
【0060】10.カチオン交換体、触媒または吸着装
置樹脂としての第9項記載の生成物の使用。
【図面の簡単な説明】
【図1】雰囲気酸素の存在または不在下で調製されたカ
チオン交換体の伝導率プロフィルを示す。伝導率プロフ
ィルを決定するためには、水がカチオン交換体上で濾過
され、そして伝導率(S/cm)が、溶出液において測
定される。図1は、窒素下で調製されたカチオン交換体
が、有意に、伝導率に寄与する物質のより少ない量を放
出し、それ故実質的に、より純粋な水を放出することを
示している。
【図2】より高い温度でスルホン化された生産物が、低
温でスルホン化された生成物よりも、少ない量の物質を
放出することを示している。
フロントページの続き (72)発明者 オラフ・ハレ ドイツ51061ケルン・ボルフスカウル4 (72)発明者 クラウス・ラル ドイツ51061ケルン・ハーフアーカンプ8 (72)発明者 ホルガー・リユトイエンス ドイツ51065ケルン・リプニカーシユトラ ーセ12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルホン化が、温度125〜150℃
    で、そして/または酸素不在下で実施されることを特徴
    とする、高温における架橋スチレンポリマーのスルホン
    化による強酸性カチオン交換体の調製方法。
  2. 【請求項2】 50μS/cm未満の伝導率プロフィル
    をもつカチオン交換体。
  3. 【請求項3】 カチオン交換体、触媒または吸着装置樹
    脂としての請求項2記載の生成物の使用。
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