JPH10130326A - 低滲出性(low−bleeding)カチオン交換体の調製方法 - Google Patents
低滲出性(low−bleeding)カチオン交換体の調製方法Info
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- JPH10130326A JPH10130326A JP9299672A JP29967297A JPH10130326A JP H10130326 A JPH10130326 A JP H10130326A JP 9299672 A JP9299672 A JP 9299672A JP 29967297 A JP29967297 A JP 29967297A JP H10130326 A JPH10130326 A JP H10130326A
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Abstract
ン交換体の調製方法。 【解決手段】 架橋スチレンポリマーを温度125〜1
50℃の高温で及び/又は酸素不在下でスルホン化する
方法。
Description
出する性質を低下された強酸性カチオン交換体の調製方
法に関する。
数の興味ある用途がある。かくして、それらは、例え
ば、飲料水の処理に、超純水(コンピューター産業のた
めのマイクロチップ製造に必要である)の製造に、グル
コースおよびフルクトースのクロマトグラフィーによる
分離に、そしてほとんどの種類の化学反応(例えば、フ
ェノールとアセトンからビスフェニオールの調製におけ
るような)の触媒として用いられる。これらの用途のほ
とんどでは、カチオン交換体が、意図された仕事を実際
に遂行するが、それらの製造に由来するか、または使用
中にポリマーの分解によって形成される不純物を、それ
らの周囲に全く放出しないか、出来る限り最少量で放出
することが望ましい。
換体を処理すること(欧州特許出願公開第366 258
号)、またはそれらを化学的に改変すること(米国特許
第3 342 755号明細書および欧州特許出願公開第502 619
号)によって問題を解決する試みがなされてきた。これ
らの方法は、ポリマーの分解を減じることができるけれ
ども、それらは、イオン交換体の製造の間に形成される
成分には作用しない−これらは,出発材料にも低分子量
の架橋されてないポリマーにも反応しない。水を用いて
繰り返し洗浄することによってこれらの不純物を除去す
る試みがなされるが、それは、費用がかかるし、部分的
な成功しかもたらさない。
的は、最初から、滲出する不純物のレベルを大きく減少
されたイオン交換体の調製方法を提供することであっ
た。驚くべきことに、この目的が、高温における未官能
化ポリマーのスルホン化および/または酸素を除外して
のスルホン化によって達成されることが発見された。
ルホン化が、温度125〜150、好ましくは130〜
145℃で、そして/または酸素不在下で実施されるこ
とを特徴とする、高温における架橋スチレンポリマーの
スルホン化による強酸性カチオン交換体の調製方法に関
する。また、本発明の文脈上、用語「イオン交換体」お
よび「カチオン交換体」は、イオン交換体の目的だけで
はなく、酸触媒として用いられるスルホン化樹脂をも含
む。
のモノ不飽和モノマーの架橋されたポリマーであって、
スチレン、ビニルトルエン、エチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、および核においてハロゲン化されているそ
れらの誘導体、例えばクロロスチレンからなるシリーズ
からの少なくとも1種の化合物を主に含み;それに加え
てまた、それらは、塩化ビニルベンジル、アクリル酸、
その塩およびそのエステル、特にそのメチルエステル、
そしてさらに、ビニルナフタレン、ビニルキシレン、な
らびにアクリル酸およびメタクリル酸のニトリルおよび
アミドからなるシリーズからの1種以上の化合物を含
む。
重合可能なC=C二重結合を、2個以上をもつ、好まし
くは2または3個をもつ架橋性モノマー(crossl
inking monomer)による共重合によって
架橋される。そのような架橋性モノマーは、例えば、多
官能ビニル芳香族化合物、例えばジ−およびトリビニル
ベンゼン、ジビニルエチルベンゼン、ジビニルトルエ
ン、ジビニルキシレン、ジビニルエチルベンゼンおよび
ジビニルナフタレン、多官能アリル芳香族化合物、例え
ばジ−およびトリアリルベンゼン、多官能ビニル−およ
びアリル複素環式化合物、例えばトリビニルおよびトリ
アリルシアヌレートおよびイソシアヌレート、N,N’
−C1−C6−アルキレンジアクリルアミドおよび−ジメ
タクリルアミド、例えばN,N’−メチレンジアクリル
アミドおよび−ジメタクリルアミドならびにN,N’−
エチレンジアクリルアミドおよび−ジメタクリルアミ
ド、1分子当たりOH基2〜4個をもつ飽和C2−C20
−ポリオールのポリビニルおよびポリアリルエーテル、
例えばエチレングリコールジビニルおよびジアリルエー
テルならびにジエチレングリコールジビニルおよびジア
リルエーテル、1分子当たりOH基2〜4個をもつ不飽
和C3−C12−アルコールもしくは飽和C2−C20−ポリ
オールのエステル、例えばアリルメタクリレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロール
トリ(メタ)アクリレートおよびペンタエリトリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジビニルエチレン尿素、
ジビニルプロピレン尿素、アジピン酸ジビニル、および
分離されたC=C二重結合2または3個をもつ脂肪族お
よび脂環式オレフィン、例えばヘキサ−1,5−ジエ
ン、2,5−ジメチルヘキサ−1,5−ジエン、オクタ
−1,7−ジエンおよび1,2,4−トリビニルシクロ
ヘキサンを含む。特に好適であることが分かった架橋性
モノマーは、ジビニルベンゼン(異性体混合物として)
およびジビニルベンゼンとC=C二重結合2または3個
をもつ脂肪族C6−C12−炭化水素の混合物である。架
橋性モノマーは、一般に、使用される重合可能なモノマ
ーの総量に基づいて、重量で1〜80%、好ましくは重
量で2〜25%の量で使用される。
だけでなく、またそれらの工業的に取り扱われるより純
度の低い混合物の形(例えば、エチルスチレンと混合さ
れたジビニルベンゼンのように)でも使用できる。
基を生成し、そしてモノマーに可溶である薬剤によって
開始される。遊離基を生成する好適な触媒は、例えば、
過酸化ジアシル、例えば過酸化ジアセチル、過酸化ジベ
ンゾイル、過酸化ジ−p−クロロベンゾイルおよび過酸
化ラウロイル、ペルオキシエステル、例えばペルオキシ
酢酸tert−ブチル、ペルオクタン酸tert−ブチ
ル、ペルオキシピバル酸tert−ブチル、ペルオキシ
−2−エチルヘキサン酸tert−ブチル、ペルオキシ
安息香酸tert−ブチルおよびペルオキシジカルボン
酸ジシクロヘキシル、過酸化アルキル、例えばビス−
(tert−ブチルペルオキシブタン)、過酸化ジクミ
ルおよび過酸化tert−ブチルクミル、ヒドロペルオ
キシド、例えばクメンヒドロペルオキシドおよびter
t−ブチルヒドロペルオキシド、ケトンペルオキシド、
例えばシクロヘキサノンヒドロペルオキシド、メチルエ
チルケトンヒドロペルオキシドおよびアセチルアセトン
ペルオキシド、または−好ましくは−アゾイソブチロジ
ニトリルを含む。
ち、モノマーと架橋剤の合計量に基づいて、重量で好ま
しくは0.01〜2.5、特に0.12〜1.5%量で
使用できる。
知の方法によって調製できる; Ullmann'S Encyclopedi
a of Industrial Chemistry, 5th Edition, Volume A2
1, 363-373, VCH Verlagsgesellscaft mbH, Weinheim 1
992、参照。水不溶性モノマー/架橋剤混合物が、水相
に添加されるが、その水相は、好ましくは、分散相のモ
ノマー/架橋剤小滴の、そしてそれから形成される粒状
ポリマーの安定化のために、少なくとも1種の保護コロ
イドを含有する。好適な保護コロイドは、天然に存在す
る、また合成の水溶性ポリマー、例えばゼラチン、デン
プン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸および(メタ)アク
リル酸と(メタ)アクリル酸エステルのコポリマーであ
る。また具体的には、セルロース誘導体、特にセルロー
スエーテルおよびセルロースエステル、例えばメチルヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースもしくはカル
ボキシメチルセルロースが、適切である。使用される保
護コロイドの量は、水相に基づいて、重量で一般に0.
02〜1、好ましくは0.05〜0.3%である。
5〜20、特に0.75〜5の範囲内である。
は、バッファー系の存在下で実施される。水相のpHを
14〜6、好ましくは12〜8の値に調整するバッファ
ー系が、重合の開始時には好適である。これらの条件下
で、カルボン酸基をもつ保護コロイドは、完全にまたは
部分的に塩の形で存在する。保護コロイドの作用は、こ
の方式で好適に作用する。水相におけるバッファー濃度
は、水相1リットル当たり好ましくは0.5〜500、
特に2.5〜100mmolである。
るので、形成される小滴の粒径は、撹拌速度に大きく依
存する。できるだけ均一な粒径(一般に、「単分散(m
onodisperse)」)をもつ粒状ポリマーが望
まれる場合には、これに適切な方法は、次のものが好適
であろう;この目的のために、モノマー液が、水相中に
吹き込まれ、噴流の振動刺激による崩壊そして/または
形成されるモノマー小滴のミクロカプセル化によって合
体を回避して、均一サイズの小滴の生成が確保される
(欧州特許明細書第46 535号および同第51 210号)。
らば、例えば、Seidl et al., Adv.Polym. Sci., Vol.
5 (1967), pages 113-213に記載のようなポロゲン(p
orogen)、例えば脂肪族炭化水素、アルコール、
エステル、エーテル、ケトン、トリアルキルアミンもし
くは窒素化合物、好ましくはイソドデカン、イソデカ
ン、メチルイソブチルケトンもしくはメチルイソブチル
カルボノールが、モノマーと架橋剤の合計量に基づい
て、重量で1〜150、好ましくは40〜100%、特
に重量で50〜80%量で、モノマー/架橋剤混合物に
添加できる。
に依存する。それは、一般に50〜150℃、好ましく
は55〜100℃である。重合は、0.5時間ないし数
時間継続する。重合が低温、例えば60℃で開始され、
そして反応温度が重合転化の進行にしたがって増大され
る温度プログラムを使用することが適当であることが明
らかになった。
たはいわゆるシード(seed)/フィード(fee
d)工程によって得られる粒径増加の中間段階を経て、
官能化に供せられる。シード/フィード工程は、最初に
得られたポリマー(「シード」)を、共重合できるモノ
マー(「フィード」)によって膨潤すること、そしてポ
リマー中に浸透したモノマーを重合することの工程段階
を含む。適切なシード/フィード工程は、例えば、欧州
特許明細書第98 130号および同第101 943号に記されて
いる。
酸、硫酸、三酸化硫黄および発煙硫酸を含み、発煙硫酸
については、好ましくは、硫酸に基づいて、重量で1〜
100%量で遊離の三酸化硫黄を含むことが可能であ
る。
3H基)は、硫酸もしくは発煙硫酸濃度を変えることに
よって調整できる。本発明により調製されたカチオン交
換体の平均置換度は、好ましくは0.6〜2、特に0.
8〜1.8である。
ービーズの均一なスルホン化を達成するために、粒状ポ
リマーは、膨潤剤を用いて膨潤される。好適な膨潤剤
は、塩素化脂肪族および芳香族炭化水素、例えば塩化メ
チレン、ジクロロメタンおよびクロロベンゼンを含む。
ノマーと架橋剤の合計量に基づいて、共重合されたアク
リロニトリルおよび/またはメタクリロニトリルの重量
で0.5〜20%を含むような基礎ポリマーを、スルホ
ン化のために用いることを含む; German Auslegungssc
hrift 1 227 431および同1 233 143、参照。
スルホン化が、本発明により好適である。
てもよい。しかしながら、スルホン化は、好ましくは、
温度125〜150、特に130〜145℃で実施され
る。場合によって使用される膨潤剤は、スルホン化が終
了した時点での水を用いる洗浄によって完全には除去で
きないばかりか、他方では、膨潤剤を含有するイオン交
換体は、多くの目的(例えば、食品加工のために)には
使用できないので、それらは、原則として、スルホン化
後に蒸留によるか、またはガス流により放出される。場
合によって使用される膨潤剤の不活性ガス流、例えば窒
素ガス流による除去が、本発明により好適である。
得るために、それらは、種々の洗浄にかけられる。例え
ば、それらは、徐々に低い濃度の硫酸で洗浄され、最後
に水で洗浄される。所望されれば、次いで、最初に水素
型で存在するカチオン交換体は、塩水溶液での処理によ
って対応する塩型に変換できる。かくして、例えば、塩
化ナトリウム水溶液/水酸化ナトリウム水溶液による処
理の後には、それらは、ナトリウム型になる。
145℃で実施される工程、 2.酸素を排除してのスルホン化の工程、そして 3.特徴1)および2)の両方を組み合わせた工程に関
する。
は、増大された総交換能力(イオン交換体1リットル当
たりのSO3Hのmol)をもつ。
交換体は、平均粒径50〜2000、好ましくは200
〜1200μmをもつ。平均粒径は、それ以下およびそ
れ以上の直径が、各場合、ビーズの重量で50%存在す
る直径である。
オン交換体は、滲出される不純物をほとんど完全に含有
しない;比較的短時間それらを洗浄することによって、
それらは、本発明者らの経験では、先行技術のカチオン
交換体が長時間の洗浄後でさえも到達されない純度を獲
得する。
ル50未満、好ましくは40未満、そしてもっとも好ま
しくは30μS/cm未満をもつカチオン交換体に関す
る。本文脈上、用語「伝導率プロフィル」は、次の工程
によって得られた洗浄水の電気伝導率を指す:少なくと
も1カ月間抗酸化剤不在下で貯蔵されたカチオン交換体
100mlが、水に懸濁され、そしてガラスカラム(長
さ30cmおよび直径2cm)中に導入される。次い
で、熱脱イオン水が、速度0.2ベッドボリューム/h
でカラムを通して濾過される;流入する水の温度は、溶
出液が、カラム流出時に温度70℃をもつように調整さ
れる。洗浄水の3ベッドボリュームが廃棄される;カラ
ムから流出する溶出液は、その後直ちに20℃に冷却さ
れ、そしてその電気伝導率が、この温度で測定される。
応に対する触媒としての本発明によるカチオン交換体の
使用に関する。そのような反応の例は、例えば、アルケ
ンによるフェノールのアルキル化反応−例えばノニルフ
ェニルを生成するためのフェノールとノネンの反応;例
えば、アルコールによるカルボン酸のエステル化反応−
例えばアクリル酸メチルを生成するためのアクリル酸と
メタノールの反応;他のアルコール、カルボン酸もしく
はエステルによるエステルのエステル交換反応−例えば
メタクリル酸ブチルを生成するためのメタクリル酸メチ
ルとブタノールの反応;例えば、アルコールもしくは水
によるアルケンのエーテル化反応−例えばMTBEを生
成するためのメタノールとイソブテンの反応、またはT
AMEを生成するためのメタノールと2−メチル−2−
ブテンの反応;例えば、ケトンとフェノールの縮合反応
−例えばビスフェノールAを生成するためのアセトンと
フェノールの反応である。
捉剤としての使用、例えば、糖の脱色または高度純水の
製造のために等しく適切である。
び飲料、特に飲料水のような高純度な製品の調製のため
のカチオン交換体としてのそれらの使用である。
場合、重量でのパーセンテージを示す。
素二ナトリウム17gを、重合反応器中の脱塩水183
0mlに溶解する。その水溶液を室温で8時間撹拌す
る。次いで、スチレン936.5g、工業用ジビニルベ
ンゼン(純度63%)63.5gおよび過酸化ジベンゾ
イル(純度75%)7.4gを添加する。その混合液を
70℃で6時間、そして90℃でさらに3時間撹拌す
る。得られる粒状ポリマーを水で洗浄し、次いで、乾燥
器中80℃で乾燥する。
の開口部をもつ反応容器中に、室温で導入する。粒状ポ
リマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン3
7.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその混
合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一水
和物783gを定量添加する。混合液を120℃に加熱
する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。混
合液を、120℃でさらに4時間撹拌する。120℃で
3.5時間撹拌後、空気をその懸濁液中に120℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
化 全操作を窒素下(すなわち空気を排除して)で実施す
る。78%濃度の硫酸367.5gを、まず、窒素によ
って不活性にした反応容器中に、室温で導入する。粒状
ポリマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン
37.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその
混合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一
水和物783gを定量添加する。混合液を120℃に加
熱する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。
混合液を120℃でさらに4時間撹拌する。120℃で
3.5時間撹拌後、窒素をその懸濁液中に120℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
の開口部をもつ反応容器中に、室温で導入する。粒状ポ
リマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン3
7.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその混
合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一水
和物783gを定量添加する。混合液を130℃に加熱
する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。混
合液を、130℃でさらに4時間撹拌する。130℃で
3.5時間撹拌後、空気をその懸濁液中に130℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
化 全操作を窒素下(すなわち空気を排除して)で実施す
る。78%濃度の硫酸367.5gを、まず、窒素によ
って不活性にした反応容器中に、室温で導入する。粒状
ポリマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン
37.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその
混合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一
水和物783gを定量添加する。混合液を130℃に加
熱する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。
混合液を130℃でさらに4時間撹拌する。130℃で
3.5時間撹拌後、窒素をその懸濁液中に130℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
の開口部をもつ反応容器中に、室温で導入する。粒状ポ
リマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン3
7.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその混
合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一水
和物783gを定量添加する。混合液を140℃に加熱
する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。混
合液を、140℃でさらに4時間撹拌する。140℃で
3.5時間撹拌後、空気をその懸濁液中に140℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
化 全操作を窒素下(すなわち空気を排除して)で実施す
る。78%濃度の硫酸367.5gを、まず、窒素によ
って不活性にした反応容器中に、室温で導入する。粒状
ポリマー150gを添加する。1,2−ジクロロエタン
37.5mlを、撹拌しながら定量添加し、そしてその
混合液を室温でさらに3時間撹拌する。次いで、硫酸一
水和物783gを定量添加する。混合液を140℃に加
熱する。ジクロロエタンは、すでに加熱中に溜出する。
混合液を140℃でさらに4時間撹拌する。140℃で
3.5時間撹拌後、窒素をその懸濁液中に140℃で3
0分間吹き込んで、なお存在する残留ジクロロエタンを
除去する。
ら添加し、そして徐々に低い濃度の種々の硫酸で、そし
て最後に水で水和させる。
体1リットル当たりSO3H基の量(mol) 交換能力収量:カチオン交換体のTCと容量収量の積 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
℃で、そして/または酸素不在下で実施されることを特
徴とする、高温における架橋スチレンポリマーのスルホ
ン化による強酸性カチオン交換体の調製方法。
℃、そして酸素不在下で実施される、第1項記載の方
法。
℃、そして酸素存在下で実施される、第1項記載の方
法。
℃、そして酸素不在下で実施される、第1項記載の方
法。
℃で実施される、第3および4項記載の方法。
ンポリマーがスルホン化され、そしてスルホン化の後、
膨潤剤が不活性ガスにより吹き出される、第1〜5項記
載の方法。
て、共重合されたアクリロニトリルおよび/またはメタ
クリロニトリルの重量で0.5〜20%を含有する架橋
スチレンポリマーがスルホン化される、第1〜6項記載
の方法。
ィード工程によって基礎ポリマーから得られたスチレン
ポリマーが、スルホン化のために使用される、第1〜7
項記載の方法。
ィルをもつカチオン交換体。
置樹脂としての第9項記載の生成物の使用。
チオン交換体の伝導率プロフィルを示す。伝導率プロフ
ィルを決定するためには、水がカチオン交換体上で濾過
され、そして伝導率(S/cm)が、溶出液において測
定される。図1は、窒素下で調製されたカチオン交換体
が、有意に、伝導率に寄与する物質のより少ない量を放
出し、それ故実質的に、より純粋な水を放出することを
示している。
温でスルホン化された生成物よりも、少ない量の物質を
放出することを示している。
Claims (3)
- 【請求項1】 スルホン化が、温度125〜150℃
で、そして/または酸素不在下で実施されることを特徴
とする、高温における架橋スチレンポリマーのスルホン
化による強酸性カチオン交換体の調製方法。 - 【請求項2】 50μS/cm未満の伝導率プロフィル
をもつカチオン交換体。 - 【請求項3】 カチオン交換体、触媒または吸着装置樹
脂としての請求項2記載の生成物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19644227.3 | 1996-10-24 | ||
DE19644227A DE19644227A1 (de) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | Verfahren zur Herstellung ausblutarmer Kationenaustauscher |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10130326A true JPH10130326A (ja) | 1998-05-19 |
JP4146536B2 JP4146536B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29967297A Expired - Lifetime JP4146536B2 (ja) | 1996-10-24 | 1997-10-17 | 低滲出性(low−bleeding)カチオン交換体の調製方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6646017B1 (ja) |
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