JPH10130270A - 1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法 - Google Patents

1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH10130270A
JPH10130270A JP9237904A JP23790497A JPH10130270A JP H10130270 A JPH10130270 A JP H10130270A JP 9237904 A JP9237904 A JP 9237904A JP 23790497 A JP23790497 A JP 23790497A JP H10130270 A JPH10130270 A JP H10130270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
oxo
formula
lower alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9237904A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Kobayashi
克弘 小林
Masamitsu Shimizu
正光 清水
Ayako Tanabe
亜矢子 田辺
Jiyunya Nabatame
純也 名畑目
Hiroshi Fukuhara
浩 福原
Toyonori Takebayashi
▲とよ▼矩 竹林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP9237904A priority Critical patent/JPH10130270A/ja
Publication of JPH10130270A publication Critical patent/JPH10130270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法を提
供する。 【解決手段】 【化1】 [ 式中、R1 は下記の基 【化2】 ( 式中、R5 は水素原子又は低級アルキル基を示し、X
は酸素原子若しくは硫黄原子を示す。) を示す。] を有
する化合物(1 )と[ 式中、R2 はアルキル基又はシク
ロアルキル基を示し、R3 、R4 は、同一または異なっ
て水素原子または低級アルキル基を示す。] を有する化
合物(2 )を金属塩と有機塩基存在下、反応させる化合
物(3 )の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1−メチルカルバペ
ネム誘導体のエステル化の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1−メチルカルバペネム誘導体のエステ
ル化の方法としては、特公平7−45499号公報に開
示されている。しかしながら、この方法では、目的化合
物を収率良く得るためには置換ヨウ化アルキル(R2
OOC( R3)( R4)I)を用いる必要があり、副反応に
より着色が起こるため、生成物の単離の際に脱色操作を
組込むことが必要となる。またある種の置換ヨウ化アル
キル(R2 COOC( R3)( R4)I)は置換塩化アルキ
ル(R2 COOC( R3)( R4)Cl)(2)から別途に
合成することが必要となり、従来のエステル化は必ずし
も簡便な方法ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、これら
の問題点を解決し、1−メチルカルバペネム誘導体
(3)のより簡便な製造方法を確立する目的で鋭意検討
した結果、有機塩基および金属塩の存在下、式(1)の
化合物と式(2)の化合物とを反応させることにより、
高収率で式(3)の化合物が得られることを見出し、本
発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は式
【0005】
【化4】
【0006】[ 式中、R1 は下記の基
【0007】
【化5】
【0008】( 式中、R5 は水素原子又は低級アルキル
基を示し、Xは酸素原子又は硫黄原子を示す。) を示
す。] を有する化合物(1)と式、 R2 COOC( R3)( R4)Cl (2) [ 式中、R2 はアルキル基又はシクロアルキル基を示
し、R3 、R4 は、同一または異なって水素原子又は低
級アルキル基を示す。] を有する化合物(2)を金属塩
と有機塩基存在下、反応させることを特徴とする、式
【0009】
【化6】
【0010】[ 式中、R1 、R2 、R3 、R4 は前述し
たものと同意義を示す。] を有する1−メチルカルバペ
ネム誘導体(3)のエステル化の方法である。
【0011】化合物(1)および(3)のR1 における
置換基
【0012】
【化7】
【0013】におけるR5 は水素原子又は低級アルキル
基があげられ、その低級アルキル基はメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、n−ブチルがあげられ、好適
には水素原子又はメチル基である。
【0014】Xは酸素原子又は硫黄原子があげられ、好
適には酸素原子である。
【0015】化合物(1)および(3)のR1 における
好適な置換基は、ピロリジン−2−オン−4−イル、ピ
ロリジン−2−チオン−4−イル、1−メチルピロリジ
ン−2−オン−4−イル、1−エチルピロリジン−2−
オン−4−イル、ピロリジン−2−オン−3−イル、ピ
ロリジン−2−チオン−3−イル、1−メチルピロリジ
ン−2−オン−3−イル、1−エチルピロリジン−2−
オン−3−イル等があげられ、特に好適には、ピロリジ
ン−2−オン−4−イル基である。
【0016】化合物(2)および(3)のR2 における
アルキル基は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、s-ブチル、t-ブチル、ペンチ
ルがあげられ、好適にはイソブチル、s-ブチル、t-ブチ
ルがあげられ、特に好適にはt−ブチル基である。
【0017】R2 におけるシクロアルキル基はシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、1−メチルシクロヘキシル等があげられ、好適には
シクロヘキシル、1−メチルシクロヘキシルがあげら
れ、特に好適には1−メチルシクロヘキシル基である。
【0018】化合物(2)および(3)のR3 、R4
同一若しくは異なって水素原子若しくは低級アルキル基
を示し、その低級アルキル基はメチル基、エチル基があ
げられ、好適には水素原子またはメチル基であり、特に
好適には、同一で水素原子である。
【0019】
【発明の実施の形態】使用される金属塩はアルカリ金属
(例えばリチウム、ナトリウム、カリウム)の塩化物、
臭化物およびヨウ化物またはそれらの水和物およびアル
カリ土類金属(例えばベリリウム、マグネシウム、カル
シウム)の塩化物、臭化物およびヨウ化物またそれらの
水和物があげられ、好適にはアルカリ金属の臭化物があ
げられ、特に好適には臭化リチウムおよび臭化リチウム
一水和物である。
【0020】使用される有機溶媒としては、ハロゲン系
有機溶媒、例えばジクロロメタン、エステル系有機溶媒
例えば、酢酸メチル若しくは酢酸エチル、ケトン系有機
溶媒、例えばアセトン若しくはメチルエチルケトン、エ
−テル系有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン若しくは
ジオキサン、ニトリル系有機溶媒、例えばアセトニトリ
ル若しくはプロピオニトリル、アミド系有機溶媒、例え
ばN,N−ジメチルホルムアミド、N, N−ジメチルア
セトアミド、1,3 ジメチル-2- イミダゾリドン、1,3-ジ
メチル-3,4,5,6,-テトラヒドロ-2(1H)- ピリミジノン
(DMPU)若しくはヘキサメチルリン酸トリアミド、若し
くは、スルホキシド系有機溶媒、例えばジメチルスルホ
キシド等があげられ、好適にはアミド系有機溶媒であ
り、特に好適にはN,N−ジメチルアセトアミドであ
る。
【0021】なお、使用される溶媒としては上記の溶媒
の混合物でもよい。
【0022】その混合溶媒はアミド系有機溶媒とエステ
ル系有機溶媒との混合溶媒であり、好適にはN, N−ジ
メチルアセトアミドと酢酸エチルの混合溶媒である。そ
の混合比はN, N−ジメチルアセトアミド:酢酸エチル
=9:1乃至1:9であり、好適には6:1乃至1:6
であり、特に好適には5:1乃至3:1である。
【0023】使用される塩基としては、低級トリアルキ
ルアミン、例えばトリエチルアミン、若しくはジイソプ
ロピルエチルアミン、脂肪族ヘテロ環化合物、例えば、
1,8−ジアザビシクロ[5.4.0] ウンデセン−7(DB
U)、1, 5−ジアザビシクロ[4.3.0] オクタン−5
(DBN)、若しくは4−ジアザビシクロ[2.2.2] オク
タン−(DABCO)、または芳香族ヘテロ環化合物、
例えばピリジン、若しくは1−メチルイミダゾ−ル等が
あげられ、好適には低級トリアルキルアミンであり、特
に好適にはトリエチルアミン若しくはジイソプロピルエ
チルアミンである。
【0024】使用される化合物(2)の量は、化合物
(1)に対し1.0〜2.5当量であり、好適には1.
1〜2.0当量であり、特に好適には1.2〜1.5当
量である。
【0025】使用される金属塩の量は化合物(1)に対
し1.0〜2.5当量であり、好適には1.1〜2.0
当量であり、特に好適には1.2〜1.8当量である。
【0026】使用される塩基の量は、化合物(1)に対
し1.0〜2.5当量であり、好適には1.1〜2.0
当量であり、特に好適には1.2〜1.5当量である。
【0027】反応温度は0〜80℃であり、好適には2
0〜70℃であり、特に好適には30〜60℃である。
【0028】反応時間は反応条件にもよるが30分〜2
4時間であり、好適には1〜12時間であり、特に好適
には1〜6時間である。
【0029】化合物(3)は反応終了後、反応混合物に
水と混和しない有機溶剤と水を加え、抽出し、水洗した
後、溶剤を留去し、再結晶により精製することができ
る。
【0030】また、化合物(3)は反応終了後、水を加
え結晶化させ、粗結晶として単離し、さらに再結晶によ
り精製することができる。
【0031】以下に実施例をあげて説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
【0032】
【実施例】
実施例1 (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸ピバロイルオキシメチルエステル (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1 R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸(5g,含量 92.4%) をN,N-ジメチル
アセトアミド50mLに溶解させ、ジイソプロピルエチルア
ミン(2.19g,1.2eq.)、ピバロイルオキシメチルクロリド
(2.77g,1.3eq.)、臭化リチウム一水和物(1.93g,1.3eq.)
を加えた。60℃で3時間攪拌した後、15%食塩水15
0mL を加え、酢酸エチル50mLで三回抽出した。得られた
有機層を15%食塩水50mLで2回、水25mLで洗浄した
後、溶媒を30mLまで減圧留去し、さらに酢酸エチル70mL
を加え、溶媒を30mLまで減圧留去した。その後残査を氷
冷下1時間攪拌した後、析出した結晶をろ取し、白色結
晶の目的化合物 5.44g(含量 98.4%, 収率 86%)を得
た。
【0033】融点;192〜193 ℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr) νmaxcm-1;3356,3295,175
8,1710,1685 核磁気共鳴スペクトル(400MHz,DMSO-d6)δppm;1.10-
1.18 ( 15H, m), 2.11 (1H, dd, J=17.0, 4.3Hz ), 2.7
8 ( 1H, dd, J=17.0, 7.7Hz ), 3.09 ( 1H, dd,J=10.9,
3.9Hz ), 3.25 ( 1H, dd, J=6.2, 2.5Hz ), 3.44-3.48
( 1H, m ), 3.71 ( 1H, dd, J=10.9, 7.6Hz ), 3.94-
4.00 ( 1H,m ), 4.04-4.09 ( 1H, m ), 4.23 ( 1H, dd,
J=9.5, 2.5Hz ), 5.08 ( 1H, d, J=5.1Hz ), 5.73 ( 1
H, d, J=5.9Hz ), 5.88 ( 1H, d, J=5.9Hz ), 7.84 ( 1
H, s )。
【0034】実施例2 (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸ピバロイルオキシメチルエステル (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸(5g,含量 92.4%) をN,N-ジメチル
アセトアミド50mLに溶解させ、ジイソプロピルエチルア
ミン(2.19g,1.2eq.)、ピバロイルオキシメチルクロリド
(2.77g,1.3eq.)、臭化リチウム一水和物(1.93g,1.3eq.)
を加えた。60℃で3時間攪拌した後、水150mL を加
え、氷冷下1時間攪拌し、析出した粗結晶をろ取した。
得られた粗結晶を3%含水酢酸エチル225mL に溶解し、活
性炭処理を行った後、溶媒を減圧留去した。次に酢酸エ
チル55mLで共沸脱水を3回行い、12mLまで減圧濃縮し
た。その後、氷冷下1時間攪拌し、析出した結晶をろ取
し、白色結晶の目的化合物 5.01g( 含量98.2%,収率79%)
を得た。
【0035】実施例3 (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸ピバロイルオキシメチルエステル (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸(5g,含量 92.4%) を1,3 ジメチル
-2- イミダゾリドン50mLに溶解させ、ジイソプロピルエ
チルアミン(2.19g,1.2eq.)、ピバロイルオキシメチルク
ロリド(3.20g,1.5eq.)、臭化ナトリウム(3.28g,2.25e
q.) を加えた。60℃で3時間攪拌した後、実施例1と
同様に後処理を行い、白色結晶の目的化合物 5.30g( 含
量97.8%,収率83%)を得た。
【0036】実施例4 (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸ピバロイルオキシメチルエステル (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸(5g,含量 92.4%) を1,3 ジメチル
-2- イミダゾリドン50mLに溶解させ、ジイソプロピルエ
チルアミン(2.19g,1.2eq.)、ピバロイルオキシメチルク
ロリド(3.20g,1.5eq.)、塩化リチウム(1.35g,2.25eq.)
を加えた。実施例1と同様に後処理を行い、白色結晶の
目的化合物 5.26g( 含量97.6%,収率82%)を得た。
【0037】実施例5 (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸ピバロイルオキシメチルエステル (1 R,5R,6S)−2−[(4 R) −2−オキソ−4−ピ
ロリジニルチオ] −6−[(1R) −1−ヒドロキシエチ
ル] −1−メチル−2−オキソ−1−カルバペン−2−
エム−3−カルボン酸(5g,含量 92.4%) をN,N-ジメチル
アセトアミド50mLに溶解させ、ジイソプロピルエチルア
ミン(2.19g,1.2eq.)、ピバロイルオキシメチルクロリド
(2.12g,1.2eq.)、ヨウ化ナトリウム(3.81g,1.8eq.)を加
えた。60℃で実施例1と同様に後処理を行い、白色結晶
の目的化合物 5.08g( 含量98.0%,収率80%)を得た。
【0038】
【発明の効果】本製造方法により、置換塩化アルキル
(2)を置換ヨウ化アルキルに誘導することなく、その
まま反応に使用でき、さらに簡便な精製操作により優れ
た抗菌活性を有する1−メチルカルバペネム誘導体
(3)が高品質でまた収率良く得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名畑目 純也 神奈川県平塚市中原上宿173 三共株式会 社内 (72)発明者 福原 浩 神奈川県平塚市中原上宿173 三共株式会 社内 (72)発明者 竹林 ▲とよ▼矩 神奈川県平塚市中原上宿173 三共株式会 社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 [ 式中、R1 は下記の基 【化2】 ( 式中、R5 は水素原子又は低級アルキル基を示し、X
    は酸素原子又は硫黄原子を示す。) を示す。] を有する
    化合物(1)と式 R2 COOC( R3)( R4)Cl (2) [ 式中、R2 はアルキル基又はシクロアルキル基を示
    し、R3 、R4 は、同一または異なって水素原子又は低
    級アルキル基を示す。] を有する化合物(2)を金属塩
    と有機塩基存在下、反応させることを特徴とする、式 【化3】 [ 式中、R1 、R2 、R3 、R4 は前述したものと同意
    義を示す。] を有する1−メチルカルバペネム誘導体
    (3)の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、R1 がピロリジン−2
    −オン−4−イル基である化合物(3)の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、R1 がピロリジン−2
    −オン−4−イル基であり、R2 がt−ブチル基であ
    り、R3 及びR4 が同一または異なって、水素原子また
    は低級アルキル基である化合物(3)の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、R1 がピロリジン−2
    −オン−4−イル基であり、R2 がt−ブチル基であ
    り、R3 及びR4 が水素原子である化合物(3)の製造
    方法。
  5. 【請求項5】使用される金属塩がアルカリ金属臭化物で
    ある請求項1乃至請求項4記載の製造方法。
  6. 【請求項6】使用される金属塩が臭化リチウムまたは臭
    化リチウム−1水和物である請求項1乃至請求項4記載
    の製造方法。
  7. 【請求項7】使用される有機塩基が低級トリアルキルア
    ミンである請求項1乃至請求項6記載の製造方法。
  8. 【請求項8】使用される有機塩基がトリエチルアミンま
    たはジイソプロピルエチルアミンである請求項1乃至請
    求項6記載の製造方法。
JP9237904A 1996-09-04 1997-09-03 1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法 Pending JPH10130270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237904A JPH10130270A (ja) 1996-09-04 1997-09-03 1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23374196 1996-09-04
JP8-233741 1996-09-04
JP9237904A JPH10130270A (ja) 1996-09-04 1997-09-03 1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10130270A true JPH10130270A (ja) 1998-05-19

Family

ID=26531177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9237904A Pending JPH10130270A (ja) 1996-09-04 1997-09-03 1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10130270A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043961A1 (ja) * 2002-11-13 2004-05-27 Kaneka Corporation 経口投与用カルバペネム化合物の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043961A1 (ja) * 2002-11-13 2004-05-27 Kaneka Corporation 経口投与用カルバペネム化合物の製造方法
JPWO2004043961A1 (ja) * 2002-11-13 2006-03-09 株式会社カネカ 経口投与用カルバペネム化合物の製造方法
US7524952B2 (en) 2002-11-13 2009-04-28 Kaneka Corporation Process for producing carbapenem compound for oral administration

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Batey et al. An efficient new protocol for the formation of unsymmetrical tri-and tetrasubstituted ureas
JP2003506425A (ja) ナプロキセンのニトロキシアルキルエステルの製造法
DE69429224T2 (de) Zwischenprodukte für die Synthese von Cephalosporinen
US6835829B2 (en) Purification process
JPH10130270A (ja) 1−メチルカルバペネム誘導体の製造方法
DE2429166A1 (de) Verfahren zur selektiven spaltung der amidsaeurefunktion eines 7-(amidsaeure)cephalosporins
JP3080417B2 (ja) 結晶形態の1−メチル−2−ジフエニルホスホリルオキシ−カルバペネム化合物
US4847266A (en) Method for preparing 6-β-halopenicillanic acids
EP0122002B1 (en) Process for preparing azetidinone derivatives
KR20050075392A (ko) 경구 투여용 카르바페넴 화합물의 신규 합성 중간체 및그의 제조 방법
JP3219833B2 (ja) 4−置換プロピルアゼチジン−2−オン誘導体の製造方法
US4237280A (en) Intermediate for cephalosporin type compound
JP3467265B2 (ja) アゼチジノン化合物の結晶
US4889929A (en) Preparation of 1'-ethoxycarbonyl-oxyethyl esters of penicillins
JP2602669B2 (ja) 2β−ハロゲノ置換メチルペニシリン誘導体の製造法
US4356122A (en) 6-Perhaloalkylsulfonyloxy-penicillanic acids and derivatives thereof
KR0126665B1 (ko) 신규 피리미딘 티온 화합물 및 이의 제조방법
US5463075A (en) Process for preparing 1,2-pyrazolidine-4-yl-disulfide compound
BE892370A (fr) Nouveau procede de preparation de derives de la penicilline et de la cephalosporine
JP3747329B2 (ja) 3−アミノアゼチジノン誘導体の製造法
JP2604794B2 (ja) 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オンの製造法
KR960011777B1 (ko) 신규한 결정성 세팔로스포린 유도체 및 그의 제조방법
JP3101474B2 (ja) 4’−デメチル−4−ホルミルメチル−4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体の製造法
JP2898029B2 (ja) セフェム誘導体ジメチルホルムアミド溶媒和結晶
KR100202279B1 (ko) 세푸록심 에스테르 유도체의 제조방법