JPH10129680A - 穀類封入用の袋 - Google Patents

穀類封入用の袋

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JPH10129680A
JPH10129680A JP8294095A JP29409596A JPH10129680A JP H10129680 A JPH10129680 A JP H10129680A JP 8294095 A JP8294095 A JP 8294095A JP 29409596 A JP29409596 A JP 29409596A JP H10129680 A JPH10129680 A JP H10129680A
Authority
JP
Japan
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bag
welding
lines
welding lines
welded
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8294095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Ochi
光三 越智
Takashi Mino
隆 三野
Takayuki Ando
孝行 安藤
Toshiaki Motoki
敏明 元木
Masateru Maruhashi
正輝 丸橋
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COSMO TEC KK
Original Assignee
COSMO TEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀類封入用の袋の構造を簡単にし、製造コス
トを下げる。 【解決手段】 穀類封入用の袋2は、プラスチックフィ
ルム製のチューブの一端部にチューブの幅方向へ延びる
溶着部位3が形成される。溶着部位3は、互いに平行な
二条の水平方向溶着線21,22と、これら溶着線2
1,22と直交する複数条の垂直方向溶着線23とによ
って構成される。少なくとも一対の互いに隣接する垂直
方向溶着線23間に位置する水平方向溶着線21,22
それぞれには、非溶着部位31,32が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、米等の穀類を封
入するための熱可塑性プラスチックフィルム製の袋に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、米等の穀類が、流通過程でプラス
チックフィルム製の袋に封入されて扱われることがあ
る。図4は、かかる袋の一例を示す部分破断平面図であ
る。図の袋102は、頂部に熱溶着線104が施され、
底部が開封状態にある。袋102は、底部を上にして米
等が詰められる。この袋102は、通気性シート素材1
10に対してフィルム100の幅方向両側縁部100
A,100Bが溶着されてチューブを形成し、このチュ
ーブの長手方向端部に幅方向の溶着線104が施されて
いる。米を封入するときの袋内部の空気は、通気性シー
ト110の露出部分111から排出され、米の自動梱包
の高速化が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例示した袋102を得
るには、プラスチックフィルム100と通気性シート1
10とを溶着する工程と、これらをチューブ状に成形す
る工程とが必要であり、袋102の素材には、プラスチ
ックフィルム100と通気性シート110とが必要であ
るから、この袋102は、一般的なプラスチック製の袋
と異なり、製造コストがかなり高くなる。
【0004】そこで、この発明は、穀類を封入するため
の袋の構造を簡単にし、それによって袋を低コストで提
供できるようにすることを課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、熱可塑性プラスチック
フィルム製チューブの少なくとも一端部を溶着すること
により形成された穀類封入用の袋である。
【0006】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは、前記チューブが、平坦にされて前記フィル
ムが重なり合うことにより、一対の長さ方向端縁と一対
の幅方向側縁とを有する四角形を呈し、前記端縁の少な
くとも一方の近傍に、前記端縁に平行し、前記一対の側
縁間に延びる二条の第1,2溶着線と、該第1,2溶着
線と直交する複数条の第3溶着線とが、前記重なり合う
フィルムに形成され、少なくとも一対の隣接する前記第
3溶着線間における前記第1,2溶着線のそれぞれが前
記袋の内外の通気を可能にする非溶着部位を有している
こと、にある。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
係る袋の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0008】図1には、米1が封入された袋2が斜視図
で示されている。袋2は、ポリエチレンフィルム製のチ
ューブからなるもので、頂部溶着部位3と底部溶着線4
とにおいて封止されている。頂部の幅方向中央部には、
袋2を持つときに利用する指挿入孔6が形成されてい
る。米を取り出すときには、例えば頂部溶着部位3の下
方において袋2の幅方向に切り込みを入れればよい。
【0009】図2は、米1を封入する前の袋2の平面図
である。この袋2は、チューブを平坦にしたもので四角
形を呈し、上部フィルム2Aと下部フィルム2Bとが重
なり合い、チューブの長さ方向に相当する袋2の上下方
向に頂部端縁11と底部端縁12,幅方向に左右側縁1
3,14を有する。この袋2は、頂部が溶着部位3によ
って封止され、底部が開放状態にあり、底部を上にして
米1を入れることができる。
【0010】袋2において、頂部溶着部位3は、頂部端
縁11に平行し、左右側縁13,14間に延びる二条の
互いに平行な水平方向溶着線21,22と、これら水平
方向溶着線21,22と直交し、袋2の上下方向へ延び
る複数条の互いに平行な垂直方向溶着線23とで構成さ
れている。水平方向溶着線21,22は、それぞれの幅
が0.5〜5mm,相互の離間寸法Dが5〜90mmの
範囲にある。垂直方向溶着線23は、幅が0.5〜5m
mであって、隣接する溶着線23どうしの離間寸法Lが
10〜200mmの範囲にある。頂部溶着部位3におい
て、少なくとも一対の互いに隣接する垂直方向溶着線2
3の間にある水平方向溶着線21,22は、左右方向の
長さl1,l2が、3〜20mmであって、かつ、当該隣
接する垂直方向溶着線23どうしの離間寸法Lよりも小
さい非溶着部位31,32を有する。これら非溶着部位
31,32は袋2の内外に通じる通気孔となり、部位3
1,32それぞれの左右方向端部どうしを結ぶ仮想の直
線33によって仮想の通気路34が形成される。非溶着
部位31,32を開口端部とする通気路34によって、
袋2に米1を詰めるときや、袋2に底部溶着線4を施す
ときに、袋2内部の空気を排出することが可能になる。
図においては、非溶着部位31,32が垂直方向溶着線
23の一つに隣接して形成されているから、仮想線33
の一つは、溶着線23に一致している。
【0011】仮想の通気路34は、非溶着部位31と3
2との間において、通気路34の幅方向の一部、好まし
くはその幅の10〜80%が中間溶着部36によって塞
がれている。袋2内部の空気は、主として垂直方向溶着
線23に沿う矢印A方向へと排出されるが、溶着部36
を迂回する矢印B方向へ排出されることもある。
【0012】袋2の幅方向中央部に形成される手提げ用
の指挿入孔6は、図示のように水平方向溶着線21,2
2と、隣接する垂直方向溶着線23とによって囲まれて
いることが好ましい。また、必要なら、孔6の近傍に第
3の水平方向の溶着部位38を施し、孔6の周囲におけ
るフィルムの徒な伸長を防止したり、フィルムの引き裂
き強度を向上させたりすることができる。なお、この袋
2では、孔6の周囲を補強するためにプラスチックフィ
ルム片39を袋2に重ね、そのフィルム片39とともに
袋2が溶着されている。フィルム片39の左右方向側縁
39Aでは、袋2との間にフィルム片39の厚さだけ段
差が生じ、この段差の近傍で水平方向溶着線21,22
が1〜2mm程度の長さの非溶着部位41,42を有す
ることがある。かかる部位41,42もまた、通気孔と
なり得る。
【0013】このように構成された袋2では、底部から
米1を詰めるときに、水平方向溶着線21,22の非溶
着部位31,32において袋2の上下部フィルム2A,
2Bが僅かに離間して空気の排出が可能になる。しかし
ながら、水平方向溶着線21,22と、垂直方向溶着線
23と、中間溶着部36とによってフィルム2A,2B
は相互の自由な動きが抑えられているから、通気路34
は米1が簡単に通り抜けるほどには拡がらない。それゆ
え、袋2は、頂部を下に、底部を上にして米1を詰めて
も米1は漏れることがない。
【0014】図3は、この発明の一実施形態を示す図2
と同様の図面である。この袋2では、仮想の通気路34
を形成する非溶着部位31,32の位置が図2のそれと
異なる他に、中間溶着部36が存在しない。図から明ら
かなように、非溶着部位31と32とでは、袋2の側縁
13からの距離が異なり、仮想の通気路34が傾斜して
いる。水平方向溶着線21,22の離間寸法Dが比較的
小さい場合、好ましくはDが5〜50mmの場合には、
このような形態の袋2でも米1は漏れることがない。
【0015】この発明は、図示例とは反対に、袋2の底
部に溶着部位3を形成し、頂部には底部の溶着線4を施
すようにして実施することもできる。そのときの頂部の
指挿入孔6は、周囲に適宜の溶着線を施して補強するこ
とが好ましい。
【0016】
【発明の効果】この発明では、穀物封入用の袋にプラス
チックフィルム製のチューブを使用し、そのチューブの
一端部を封止するための溶着線に通気が可能であり、か
つ、米が漏れないような非溶着部位を配設する。かかる
袋は、従来技術に比べて袋の製造工程が簡単になり、か
つ、使用部材の種類が減少するから、袋の製造コストを
低く抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】米を封入した袋の斜視図。
【図2】袋の部分破断平面図。
【図3】発明の一実施形態を示す図2と同様の図面。
【図4】従来の袋の部分破断平面図。
【符号の説明】
2 袋 2A,2B フィルム 11,12 端縁 13,14 側縁 21 第1溶着線(水平方向溶着線) 22 第2溶着線(水平方向溶着線) 23 第3溶着線(垂直方向溶着線) 31 第1非溶着部位 32 第2非溶着部位 33 溶着部位(中間溶着部) 34 仮想通気路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性プラスチックフィルム製チュー
    ブの少なくとも一端部を溶着することにより形成された
    穀類封入用の袋であって、 前記チューブは、平坦にされて前記フィルムが重なり合
    うことにより、一対の長さ方向端縁と一対の幅方向側縁
    とを有する四角形を呈し、 前記端縁の少なくとも一方の近傍に、前記端縁に平行
    し、前記一対の側縁間に延びる二条の第1,2溶着線
    と、該第1,2溶着線と直交する複数条の第3溶着線と
    が前記重なり合うフィルムに形成され、 少なくとも一対の互いに隣接する前記第3溶着線間にお
    ける前記第1,2溶着線のそれぞれが、前記袋の内外の
    通気を可能にする非溶着部位を有していることを特徴と
    する前記袋。
  2. 【請求項2】 前記第1,2溶着線のそれぞれは、前記
    側縁の一方から等距離の部位に前記非溶着部位を有し、
    前記第1,2非溶着部位を結ぶことによって形成される
    仮想通気路内に、該通気路の一部を塞ぐ溶着部位が形成
    されていることを特徴とする前記袋。
  3. 【請求項3】 前記非溶着部位のそれぞれが、前記第
    1,2溶着線のそれぞれと前記第3溶着線との交叉部位
    の近傍に形成されている請求項1または2記載の袋。
JP8294095A 1996-11-06 1996-11-06 穀類封入用の袋 Withdrawn JPH10129680A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001669A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Crecia Corp 複数個のロール製品を収納する包装袋
JP2007112471A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Okura Ind Co Ltd 冷凍製品用包装袋、冷凍製品の包装方法及び冷凍製品包装体

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Effective date: 20040106