JPH10128490A - 産業車両用カウンタウエイトの製造方法 - Google Patents

産業車両用カウンタウエイトの製造方法

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JPH10128490A
JPH10128490A JP27816296A JP27816296A JPH10128490A JP H10128490 A JPH10128490 A JP H10128490A JP 27816296 A JP27816296 A JP 27816296A JP 27816296 A JP27816296 A JP 27816296A JP H10128490 A JPH10128490 A JP H10128490A
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JP
Japan
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wooden
wood pattern
mold
main body
counterweight
Prior art date
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Pending
Application number
JP27816296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Shindo
明紀 神藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH10128490A publication Critical patent/JPH10128490A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、複数種類のカウンタウエイトを
容易に且つ安価に製造することができる産業車両用カウ
ンタウエイトの製造方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数種類のカウンタウエイトに共通の形
状を有する木型本体21に着脱自在の木型部品22及び
23を選択的に取り付けて木型を構成する。この木型か
ら鋳型をとり、鋳型を用いてカウンタウエイトを鋳造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、産業車両用カウ
ンタウエイトの製造方法に係り、特に共通の木型を利用
して複数種類のカウンタウエイトを鋳造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4にカウンタバランスタイプのフォー
クリフトを示す。車体の前方にマスト1が直立して設け
られ、マスト1に沿って昇降自在に設けられたリフトブ
ラケット2を介してフォーク3が取り付けられている。
フォーク3はフロントホイール4よりも前方に張り出し
て設けられ、このフォーク3によって荷の昇降及び搬送
が行われるので、車体のバランスをとるために車体の後
部にカウンタウエイト5が搭載されている。
【0003】従来、カウンタウエイト5は次のようにし
て製造されていた。まず、図5(a)に示されるよう
に、カウンタウエイト5の木型6を作成し、この木型6
から鋳型7及び8をとった後、図5(b)に示されるよ
うに、これらの鋳型7及び8を用いてカウンタウエイト
5を鋳造していた。
【0004】このようなカウンタウエイトは、フォーク
リフトの機種によってそれぞれ形状、重量等が異なるた
め、異機種のフォークリフト用のカウンタウエイト9を
製造する際には、再び木型の作成から行わなければなら
なかった。すなわち、図6(a)に示されるように、カ
ウンタウエイト9の木型10を改めて作成し、この木型
10から鋳型11及び12をとった後、図6(b)に示
されるように、鋳型11及び12を用いてカウンタウエ
イト9を鋳造していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、フォーク
リフトの機種毎に木型を作成し、木型から鋳型をとって
カウンタウエイトを鋳造していたので、型の製造コスト
がかさむと共に製造日数が長くなるという問題点があっ
た。この発明はこのような問題点を解消するためになさ
れたもので、複数種類のカウンタウエイトを容易に且つ
安価に製造することができる産業車両用カウンタウエイ
トの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る産業車両
用カウンタウエイトの製造方法は、複数の機種に共通な
木型本体を作成し、機種に応じて少なくとも一つの着脱
自在の木型部品を選択的に木型本体に取り付けて木型を
形成し、この木型から鋳型をとってカウンタウエイトを
鋳造する方法である。木型部品を取り付けたときに隠れ
る木型本体の面に木型本体のみから製造されるカウンタ
ウエイトを識別するための荷重数字を表示し、木型本体
に取り付けられたときに露出する木型部品の面にこの木
型部品が取り付けられた木型から製造されるカウンタウ
エイトを識別するための荷重数字を表示することもでき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る産業車両用カウンタウエイトの製造方法で用い
られる木型を示す。この木型は、木型本体21と、木型
本体21に着脱自在に取り付けられた木型部品22及び
23とを備えている。木型本体21は、複数の機種のフ
ォークリフトにそれぞれ搭載される複数種類のカウンタ
ウエイトに共通の形状を有している。木型部品22及び
23は、例えばボルトによって木型本体21に固定され
ており、ボルトを外すことにより木型本体21から離脱
させることができる。
【0008】図2に示されるように、木型部品22は木
型本体21に形成された凹部24内に着脱自在に取り付
けられるが、この凹部24の一つの面、すなわち木型部
品22を取り付けたときに木型部品22によって隠れる
面25に、例えば“10”を示す荷重数字26が浮き彫
り等によって表示されている。この荷重数字26は、木
型部品22及び23を用いずに木型本体21のみから製
造されるカウンタウエイトを識別するためのもので、
“10”はそのカウンタウエイトを搭載したフォークリ
フトの許容荷重1.0tを示している。一方、木型本体
21の凹部24内に取り付けられたときに露出する木型
部品22の面27には、“12”を示す荷重数字28が
浮き彫り等によって表示されている。この荷重数字28
は、木型本体21に木型部品22及び23を取り付けて
形成した木型から製造されるカウンタウエイトを識別す
るためのもので、“12”はそのカウンタウエイトを搭
載したフォークリフトの許容荷重1.2tを示してい
る。
【0009】図示しないが、同様に、木型部品23を取
り付けるために木型本体21に形成された凹部内の面に
“10”を示す荷重数字が、木型部品23の露出面に
“12”を示す荷重数字がそれぞれ表示されている。
【0010】ここで、実施の形態に係る産業車両用カウ
ンタウエイトの製造方法を説明する。まず、許容荷重
1.0tのフォークリフトに搭載するカウンタウエイト
を製造する際には、木型部品22及び23を用いずに木
型本体21のみを木型として鋳型を作成する。このと
き、木型部品22及び23が木型本体21から取り外さ
れているので、木型本体21の凹部24内の面25等に
形成されている“10”を示す荷重数字26が露出して
おり、この荷重数字が鋳型にも形成される。次に、この
鋳型を用いてカウンタウエイトを鋳造する。従って、製
造されたカウンタウエイトに“10”を示す荷重数字が
表示されることとなり、許容荷重1.0t用のカウンタ
ウエイトであることを容易に識別することができる。
【0011】また、許容荷重1.2tのフォークリフト
に搭載するカウンタウエイトを製造する際には、木型部
品22及び23を木型本体21の対応する凹部内に取り
付けたものを木型として鋳型を作成する。今度は、木型
部品22及び23が木型本体21に取り付けられている
ので、木型本体21の凹部24内の面25等に形成され
ている“10”を示す荷重数字26は木型部品22及び
23で隠され、代わりに木型部品22及び23の露出面
に形成されている“12”を示す荷重数字28が露出
し、この荷重数字が鋳型にも形成される。次に、この鋳
型を用いてカウンタウエイトを鋳造する。従って、製造
されたカウンタウエイトは木型部品22及び23の体積
分だけ重量が増したものになると共に“12”を示す荷
重数字が表示され、許容荷重1.2t用のカウンタウエ
イトであることを容易に識別することができる。
【0012】なお、図3に示されるように木型部品23
を木型本体21に取り付けて木型を構成したときも、ま
た木型部品23を取り外して木型本体21のみで木型を
構成するときも、木型内の窪んだ谷部がそれぞれ所定の
曲率を有する曲面から形成されるように木型部品23と
木型本体21との境界部が設定されている。木型部品2
2についても同様である。このように木型部品22及び
23と木型本体21との形状関係を設定することによ
り、鋳型の造型がし易くなる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、木型本体に木型部品を選択的に着脱することによ
り、容易に複数種類のカウンタウエイトを製造すること
ができる。例えば、重量、内部形状、意匠等が異なるカ
ウンタウエイトが容易に製造される。また、複数種類の
カウンタウエイトに対して木型本体を共通して用いるの
で、カウンタウエイトの製造コストが低減される。さら
に、荷重数字が表示されるように木型本体及び木型部品
を形成すれば、複数種類のカウンタウエイトを製造して
も、互いに識別することができ、カウンタウエイトの誤
品を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る産業車両用カウン
タウエイトの製造方法で用いられる木型を示す斜視図で
ある。
【図2】木型本体から木型部品を取り外した状態を示す
斜視図である。
【図3】木型本体に木型部品が取り付けられた部分を示
す側面図である。
【図4】カウンタバランスタイプのフォークリフトを示
す側面図である。
【図5】従来のカウンタウエイトの製造方法を示す図で
ある。
【図6】従来の他の種類のカウンタウエイトの製造方法
を示す図である。
【符号の説明】
21 木型本体 22,23 木型部品 24 凹部 26,28 荷重数字

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機種に共通な木型本体を作成し、 機種に応じて少なくとも一つの着脱自在の木型部品を選
    択的に木型本体に取り付けて木型を形成し、 この木型から鋳型をとってカウンタウエイトを鋳造する
    ことを特徴とする産業車両用カウンタウエイトの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 木型部品を取り付けたときに隠れる木型
    本体の面に木型本体のみから製造されるカウンタウエイ
    トを識別するための荷重数字を表示し、木型本体に取り
    付けられたときに露出する木型部品の面にこの木型部品
    が取り付けられた木型から製造されるカウンタウエイト
    を識別するための荷重数字を表示することを特徴とする
    請求項1に記載の製造方法。
JP27816296A 1996-10-21 1996-10-21 産業車両用カウンタウエイトの製造方法 Pending JPH10128490A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1413684A1 (en) * 2002-10-23 2004-04-28 Komatsu Ltd Work vehicle
WO2020196221A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社タダノ カウンタウエイト及び作業機

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US7131687B2 (en) 2002-10-23 2006-11-07 Komatsu Ltd. Work vehicle
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