JPH10127403A - 背凭傾動椅子 - Google Patents
背凭傾動椅子Info
- Publication number
- JPH10127403A JPH10127403A JP30377596A JP30377596A JPH10127403A JP H10127403 A JPH10127403 A JP H10127403A JP 30377596 A JP30377596 A JP 30377596A JP 30377596 A JP30377596 A JP 30377596A JP H10127403 A JPH10127403 A JP H10127403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- seat back
- seat plate
- seat
- support substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 背凭が傾動自在に設けられた椅子において、
座板支持盤の下に差し入れた指が挟まれ怪我するような
おそれをなくし安全に使用できるようにする。 【解決手段】 座板支持盤3の下側の固定枠2に背凭支
持基板7の先端部13を軸支することにより背凭9を傾
動自在に設けてなる背凭傾動椅子において、座板支持盤
3の後部下面に前記背凭支持基板7との対向部分を囲う
垂下壁18を形成すると共に、背凭支持基板7を覆うカ
バー19の上面に起立壁20を前記垂下壁18の内側に
て略々隙間なく相対するように形成した。
座板支持盤の下に差し入れた指が挟まれ怪我するような
おそれをなくし安全に使用できるようにする。 【解決手段】 座板支持盤3の下側の固定枠2に背凭支
持基板7の先端部13を軸支することにより背凭9を傾
動自在に設けてなる背凭傾動椅子において、座板支持盤
3の後部下面に前記背凭支持基板7との対向部分を囲う
垂下壁18を形成すると共に、背凭支持基板7を覆うカ
バー19の上面に起立壁20を前記垂下壁18の内側に
て略々隙間なく相対するように形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として事務用とし
て使用される背凭が傾動自在に設けられた椅子に関する
ものである。
て使用される背凭が傾動自在に設けられた椅子に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】背凭を支持する背凭支持基板の先端部を
座板支持盤の下側の固定枠に軸支することにより背凭を
傾動自在に設けると共に、該背凭を弾性的に起立させる
コイルバネを設けてなる椅子は事務用として従来から広
く使用されている。
座板支持盤の下側の固定枠に軸支することにより背凭を
傾動自在に設けると共に、該背凭を弾性的に起立させる
コイルバネを設けてなる椅子は事務用として従来から広
く使用されている。
【0003】ところで上記のような背凭傾動椅子では、
着座した姿勢にてその者が座板支持盤の下面に指を差し
入れているようなことがあると、背凭が元の起立状態に
戻されたときコイルバネの弾性により背凭支持基板が元
に戻るとき指が挟まれ怪我をするおそれがあった。
着座した姿勢にてその者が座板支持盤の下面に指を差し
入れているようなことがあると、背凭が元の起立状態に
戻されたときコイルバネの弾性により背凭支持基板が元
に戻るとき指が挟まれ怪我をするおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記の
ような指を挟む危険性を排除し安全に使用できる背凭傾
動椅子を提供しようとするものである。
ような指を挟む危険性を排除し安全に使用できる背凭傾
動椅子を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、座
板支持盤の下側の固定枠に背凭支持基板の先端部を軸支
することにより背凭を傾動自在に設けてなる背凭傾動椅
子において、座板支持盤の後部下面に前記背凭支持基板
との対向部分を囲う垂下壁を形成すると共に、背凭支持
基板を覆うカバーの上面に起立壁を前記垂下壁の内側に
て略々隙間なく相対するように形成してなることを特徴
とする。
板支持盤の下側の固定枠に背凭支持基板の先端部を軸支
することにより背凭を傾動自在に設けてなる背凭傾動椅
子において、座板支持盤の後部下面に前記背凭支持基板
との対向部分を囲う垂下壁を形成すると共に、背凭支持
基板を覆うカバーの上面に起立壁を前記垂下壁の内側に
て略々隙間なく相対するように形成してなることを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。図1にこの背凭傾動椅子の背面斜視図、
図2にその要部の縦断面図、図3に分解斜視図を示す。
図において1は支柱、2は該支柱1上に固設された固定
枠、3は該固定枠2上にビス4により止着し支持された
プラスチック製の座板支持盤、5は該座板支持盤3の上
面に固着されたクッション性の座板である。なお座板支
持盤3の下面には固定枠2が収まり得る凹窪6が形成さ
れている。
態を説明する。図1にこの背凭傾動椅子の背面斜視図、
図2にその要部の縦断面図、図3に分解斜視図を示す。
図において1は支柱、2は該支柱1上に固設された固定
枠、3は該固定枠2上にビス4により止着し支持された
プラスチック製の座板支持盤、5は該座板支持盤3の上
面に固着されたクッション性の座板である。なお座板支
持盤3の下面には固定枠2が収まり得る凹窪6が形成さ
れている。
【0007】7は固定枠2に水平に支持された支軸8に
先端部13を軸支した背凭支持基板で、該背凭支持基板
7の後部に軸受部12を起立状に形成し、該軸受部12
中に背凭9のステー10を挿入し支持している。11は
該軸受部12にてステー10を不動に挟着するために設
けられた高さ調節摘みで、該摘み11を所定方向に回転
操作することによりステー10が軸受部12中にて上下
にスライド可能となるので背凭9の高さを所望に調節で
きるように構成している。
先端部13を軸支した背凭支持基板で、該背凭支持基板
7の後部に軸受部12を起立状に形成し、該軸受部12
中に背凭9のステー10を挿入し支持している。11は
該軸受部12にてステー10を不動に挟着するために設
けられた高さ調節摘みで、該摘み11を所定方向に回転
操作することによりステー10が軸受部12中にて上下
にスライド可能となるので背凭9の高さを所望に調節で
きるように構成している。
【0008】また、15は背凭9が常態で起立するよう
に背凭支持基板7を上向に付勢するコイルバネで、固定
枠2の後部より下方により垂下したボルト16を該背凭
支持基板7に貫通させると共に該ボルト16の外周に挿
入したコイルバネ15の下端を該ボルト16の下端に螺
合した弾性調節摘み17に支持させ該コイルバネ15の
上端を背凭支持基板7の下面に当接させることにより、
該コイルバネ15の弾性により背凭支持基板7が上向に
付勢されるようにしている。
に背凭支持基板7を上向に付勢するコイルバネで、固定
枠2の後部より下方により垂下したボルト16を該背凭
支持基板7に貫通させると共に該ボルト16の外周に挿
入したコイルバネ15の下端を該ボルト16の下端に螺
合した弾性調節摘み17に支持させ該コイルバネ15の
上端を背凭支持基板7の下面に当接させることにより、
該コイルバネ15の弾性により背凭支持基板7が上向に
付勢されるようにしている。
【0009】しかして座板支持盤3の後部下面に図3に
示したように背凭支持基板7との対向部分を囲うコ字形
の垂下壁18と一体に形成する。19は該背凭支持基板
7および軸受部12を覆うプラスチック製のカバーで、
該カバー19の上面には起立壁20を前記垂下壁18の
内側にて略々隙間なく相対するようにコ字形に形成す
る。
示したように背凭支持基板7との対向部分を囲うコ字形
の垂下壁18と一体に形成する。19は該背凭支持基板
7および軸受部12を覆うプラスチック製のカバーで、
該カバー19の上面には起立壁20を前記垂下壁18の
内側にて略々隙間なく相対するようにコ字形に形成す
る。
【0010】このように構成した椅子では、図4に示し
ようにコイルバネ15の弾性に抗して背凭9を後傾させ
たときにも座板支持盤3の下側には垂下壁18と起立壁
20が形成されていることによって指を差し入れるよう
な隙間が出来ない。このため座板支持盤3下面と背凭支
持基板7との間に指を挟むようなおそれを解消できる。
ようにコイルバネ15の弾性に抗して背凭9を後傾させ
たときにも座板支持盤3の下側には垂下壁18と起立壁
20が形成されていることによって指を差し入れるよう
な隙間が出来ない。このため座板支持盤3下面と背凭支
持基板7との間に指を挟むようなおそれを解消できる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明では従来のように背凭
傾動椅子における座板支持盤の下で指を挟んで怪我をす
るようなおそれを解消し使用中の安全性を向上させる有
益な効果がある。
傾動椅子における座板支持盤の下で指を挟んで怪我をす
るようなおそれを解消し使用中の安全性を向上させる有
益な効果がある。
【図1】本発明に係る背凭傾動椅子の背面斜視図。
【図2】本発明に係る背凭傾動椅子の要部の縦断面図。
【図3】本発明に係る背凭傾動椅子の分解斜視図。
【図4】図2の作動状態図。
1 支柱 2 固定枠 3 座板支持盤 5 座板 7 背凭支持基板 8 支軸 9 背凭 10 ステー 15 コイルバネ 16 ボルト 17 弾性調節摘み 18 垂下壁 19 カバー 20 起立壁
Claims (1)
- 【請求項1】 座板支持盤の下側の固定枠に背凭支持基
板の先端部を軸支することにより背凭を傾動自在に設け
てなる背凭傾動椅子において、座板支持盤の後部下面に
前記背凭支持基板との対向部分を囲う垂下壁を形成する
と共に、背凭支持基板を覆うカバーの上面に起立壁を前
記垂下壁の内側にて略々隙間なく相対するように形成し
てなることを特徴とした背凭傾動椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30377596A JPH10127403A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 背凭傾動椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30377596A JPH10127403A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 背凭傾動椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127403A true JPH10127403A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17925144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30377596A Pending JPH10127403A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 背凭傾動椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10127403A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160851A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Okamura Corp | 椅子の座の支持構造 |
JP2007195953A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-08-09 | Aichi Kk | 椅子 |
JP2008302083A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Itoki Corp | ロッキング椅子 |
JP2013103090A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Itoki Corp | 椅子の指詰め防止装置 |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP30377596A patent/JPH10127403A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160851A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Okamura Corp | 椅子の座の支持構造 |
JP2007195953A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-08-09 | Aichi Kk | 椅子 |
JP2008302083A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Itoki Corp | ロッキング椅子 |
JP2013103090A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Itoki Corp | 椅子の指詰め防止装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070424 |