JPH10127095A - パルスモータ駆動装置および該パルスモータ駆動装置を用いたレンズ位置制御装置 - Google Patents

パルスモータ駆動装置および該パルスモータ駆動装置を用いたレンズ位置制御装置

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JPH10127095A
JPH10127095A JP29107896A JP29107896A JPH10127095A JP H10127095 A JPH10127095 A JP H10127095A JP 29107896 A JP29107896 A JP 29107896A JP 29107896 A JP29107896 A JP 29107896A JP H10127095 A JPH10127095 A JP H10127095A
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pwm
motor
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Junichi Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのデューティ比データ列を保持するだけ
で十分であり、駆動装置に対してはPWM出力以外の出
力を必要としないパルスモータ駆動装置を提供する。ま
た、前述のタイプのパルスモータ駆動装置を用いたレン
ズ位置制御装置を提供する。 【構成】 パルスモータ駆動装置の構成として、一連の
値のデューティ比(Dp)の少なくとも2つのPWM信
号を出力するPWM信号発生手段と、PWM信号発生手
段からのPWM信号の各々によりパルスモータの各相を
駆動する駆動手段と、所定の波形の1つのデューティ比
データ(Dn)列を格納する格納手段と、パルスモータ
の回転速度に応じて決定されるタイマ割り込み時間(T
t)を発生させるタイマ手段と、格納手段に格納したデ
ューティ比データ(Dn)列とタイマ手段で発生するタ
イマ割り込み時間(Tt)とからデューティ比(Dp)
の一連の値を演算する演算手段と、を設ける。また、こ
のタイプのパルスモータ駆動装置のモータによりレンズ
位置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルスモータを駆動す
るパルスモータ駆動装置およびこのパルスモータ駆動装
置を用いたレンズ位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パルスモータは、回転角、回転速度をオ
ープン制御で正確に制御できるため、OA機器等の駆動
源として用いられ、近年ではビデオカメラ等の撮像装置
のレンズ駆動源としても用いられている。
【0003】パルスモータの駆動方式としては、定電圧
駆動方式、定電流駆動方式がある。定電圧駆動方式は回
路構成が簡単であり、低コストで構成できる。しかし、
駆動速度が早くなると、モータ巻線のインダクタンスの
影響で入力電圧に対し立ち上がりが遅れ、トルクの減少
を引き起こし、安定した起動、回転、停止を行うことが
できない。
【0004】これに対して、定電流駆動方式はモータ巻
線に流れる電流値を検出し、その電流値が所定の電流値
となるように駆動するものである。これにより高い駆動
速度でも所望のトルクを得ることができ、安定した起
動、回転、停止を行うことができる。しかし、この方式
は電流検出機能等を必要とするため、回路が複雑とな
り、コストが高くなる。
【0005】また、図9にパルスモータのT−N(トル
ク−回転数)特性を示すが、パルスモータは回転数が高
くなるほど発生トルクが減少する。このため、高速回転
時に必要なトルクを得るように設定すると低速回転時に
は過剰トルクを発生するようになり、モータは振動し騒
音を発生し易くなってしまう。ビデオカメラのレンズ駆
動に用いる場合、撮影する被写体や撮影者の撮影の仕方
にもよるが、実際に最高速でレンズを駆動している時間
が全体の撮影時間に対して占める割合は大変小さく、ビ
デオカメラは無駄な電力を消費していることになる。
【0006】これらに対し、特開平6−54590号で
は、パルスモータを高速PWM(パルス幅変調)で駆動
し、そのデューティ比を制御することにより、簡易な回
路構成で電力を制御する方法を提案している。
【0007】図10に前述の回路構成の図を示す。図1
0において、101はモータの制御を行うマイクロコン
トローラであり、周波数とデューティ比を設定可能なパ
ルス信号(E、F)を出力するPWMユニットと、コー
ド化されたステップ駆動信号(A、B、C、D)を発生
する出力ポートと、プログラム可能なタイマーユニット
と、モータの駆動速度やPWMデューティ比等のデータ
を格納したROMを内蔵している。
【0008】102は、2相ステップモータのモータ巻
線であり、103は駆動信号(A、B、C、D、E、
F)により相励磁、電流方向選択および電流を制御する
ドライバである。基本的には、駆動信号(A、B)のレ
ベルによって2つのモータ巻線を流れる電流の方向を制
御し、パルス信号(E、F)のデューティによってモー
タ巻線に供給する電力を制御するものである。パルス信
号(E、F)のデューティ比は、予めROMに格納した
各回転速度毎のデューティ比のデータ列を参照し決定す
るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では回転速度毎にデューティ比のデータ列を格納してお
かなければならず、ROM容量が大きくなるといった問
題がある。また、PWM出力の他に駆動信号を必要とし
マイコンの出力ポートを多数必要とするといった問題が
ある。
【0010】したがって、本発明の目的は、1つのデュ
ーティ比データ列を保持するだけで十分であり、駆動装
置に対してはPWM出力以外の出力を必要としないパル
スモータ駆動装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、前述のタイプのパル
スモータ駆動装置を用いたレンズ位置制御装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、パルスモータ駆動装置において、一連
の値のデューティ比(Dp)の少なくとも2つのPWM
信号を出力するPWM信号発生手段と、該PWM信号発
生手段からのPWM信号の各々によりパルスモータの各
相を駆動する駆動手段と、所定の波形の1つのデューテ
ィ比データ(Dn)列を格納する格納手段と、パルスモ
ータの回転速度に応じて決定されるタイマ割り込み時間
(Tt)を発生させるタイマ手段と、前記格納手段に格
納したデューティ比データ(Dn)列とタイマ手段で発
生するタイマ割り込み時間(Tt)とから前記デューテ
ィ比(Dp)の一連の値を演算する演算手段と、を有す
ることを特徴とするパルスモータ駆動装置を採用するも
のである。
【0013】さらに、前述の他の目的を達成するため
に、前述のタイプのパルスモータ駆動装置のパルスモー
タの駆動によりレンズの位置を調整するレンズ位置調整
手段を設けたことを特徴とするレンズ位置制御装置を採
用するものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例のパルスモータ駆動装
置およびレンズ位置制御装置を説明する。
【0015】(実施例1)実施例1は、パルスモータ駆
動装置に向けられたものである。図1〜図6を参照して
本発明の実施例1のパルスモータ(ステップモータ)駆
動装置を説明する。図1は本発明の実施例1のステップ
モータ駆動構成図である。図1において、1、2はそれ
ぞれドライバ回路であり、3、4はそれぞれ2相パルス
モータ5のモータ巻線であり、6は2相パルスモータの
マグネットであり、7はモータの制御を行うマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンという)であり、周波数とデ
ューティ比を設定可能なパルス信号(E、F)を出力す
るPWMユニットと、プログラム可能なタイマーユニッ
トと、モータの駆動速度やPWMデューティ比等のデー
タを格納したROMを内蔵している。
【0016】図2は前記ドライバ回路1、2の内部構成
図である。ドライバ回路1を例にとると、図2におい
て、8および9はPNPトランジスタであり、10およ
び11はNPNトランジスタであり、12、13、1
4、15はダイオードであり、16、17、18、19
は抵抗であり、20、21はANDゲートであり、22
はNOTゲートである。
【0017】図2において、入力EN1が”H”レベル
であり、入力IN1が”H”レベルのとき、トランジス
タ8(以下Tr1という)およびトランジスタ11(以
下Tr4という)はON状態となり、トランジスタ9
(以下Tr2という)およびトランジスタ10(以下T
r3という)はOFF状態となる。したがって、モータ
巻線3にはOUT1からOUT2の方向に電流が流れ
る。入力EN1が”H”レベルであり、入力IN1が”
L”レベルのとき、Tr2およびTr3はON状態とな
り、Tr1およびTr3はOFF状態となる。したがっ
て、モータ巻線3にはOUT2からOUT1の方向に電
流が流れる。
【0018】また、EN1が”L”レベルのときには、
入力IN1の入力レベルに関わらずTr1、2、3、4
はOFF状態となり、出力1から出力2はハイインピー
ダンスになり、電流は流れない。図3はこれら入力と出
力の関係を示すものである。
【0019】図1に示すドライバ回路2の内部構成も前
述のドライバ回路1の前述した内部構成と同様であり、
また入力IN2、EN2(図示せず)、出力OUT3、
OUT4も前述のドライバ回路1の入力IN1、EN
1、出力OUT1、OUT2と同様であるので、その詳
細な説明は省略する。
【0020】また、マイコン7から、PWMの出力Eが
ドライバ回路1の入力IN1に入力され、PWMの出力
Fがドライバ回路2の入力IN2に入力される。また、
図2に示すように、EN1およびEN2は、共に”H”
レベルを入力する形態でもよいが、マイコン7の出力ポ
ート(図示せず)に接続し、”H”レベルと”L”レベ
ルを制御してもよい。
【0021】次に、PWMのE、F出力によるモータ巻
線電流の制御方法を説明する。マイコン7はPWM出力
(E、F)を一定の周波数fp(例えば、人間の可聴周
波数より高い周波数)でドライバ回路1および2に入力
する。このPWMの”H”、”L”により上述した論理
でモータ巻線3および4には電流が流されるが、周波数
fpが高いため、モータ巻線のインダクタンスの影響で
モータ巻線には図4に示すようなデューティ比に応じた
電流が流れる。
【0022】したがって、振動、騒音が小さいとされる
正弦波駆動を行うためには、このPWMデューティ比の
変化を略正弦的にすればよく、さらに効率よくモータ駆
動を行うためには、前記正弦波の振幅を回転速度に応じ
て変化させるように、PWMデューティ比の変化を調整
すればよい。
【0023】このデューティ比の操作方法を以下に述べ
る。最初に、図5に示すように、数値表の最大値を$F
F、最小値を$00とした基本デューテイ比(Dn)を
ROMに格納しておく。このデューティ比データ(D
n)は例えば1周期の正弦波信号を64分割したもので
ある。図5において、上列の1〜64は便宜的に付けた
ROMのアドレスであり、下列の数値は各アドレスに格
納されたデューティ比データである。このデューティ比
データをマイコン7のタイマ割り込みにより順次読みだ
しPWMの出力E、Fのデューティ比とする。このタイ
マ割り込みの時間(t)を操作することにより、モータ
回転速度を操作することができる。また、PWMの出力
EとPWMの出力Fは読みだしROMアドレスを16ず
らして、90°位相がずれた関係とする。
【0024】図6(a)は上述の正弦波駆動を行った場
合のモータ回転速度とその回転速度で所定のトルクを得
るために必要なモータ巻線電流ピーク値との関係を示し
たものである。図6(b)はモータ回転速度を前述のタ
イマ割り込み時間(Tt)に、必要モータ巻線電流ピー
ク値をPWMデューティ比データ(Dp)に置きなおし
たものである。このタイマ割り込み時間(Tt)とPW
Mディーティ比データ(Dp)の関係は下記の(1)式
で近似することができる。 Dp=a・$FF/Tt+b ・・・・・ (1) なお、a、bは定数である。
【0025】したがって、図5に示した最大値を$F
F、最小値を$00とした基本デューティ比データ(D
n)を(1)式に当てはめ下記の(2)式とし、 Dp=a・Dn/Tt+b ・・・・・ (2) タイマ割り込み時間(Tt)に応じてPWMデューティ
比ピーク値を操作することにより、回転速度に応じ、常
に無駄な電力を消費することなくモータを駆動すること
ができる。
【0026】以上、本発明の実施例を説明したが、ドラ
イバ回路1、2は図3に示した真理値表を満足していれ
ば別の回路構成としてもよい。また、タイマ割り込み時
間(Tt)とPWMデューティ比の関係を(2)式のよ
うに近似しPWMデューティ比を演算するようにした
が、モータ回転速度(N)とPWMデューティ比(D
p)を関係付け、下記の(3)式としてもよい。 Dp=a・Dn・N+b ・・・・・ (3)
【0027】(実施例2)図7、図8を参照して本発明
の実施例2を説明する。実施例2は、実施例1のパルス
モータ駆動装置をビデオカメラ等の撮像装置のレンズ駆
動に適用したものである。
【0028】図7は本発明の実施例2の駆動構成図であ
る。図7において、31、32はドライバ回路であり、
33、34は2相パルスモータ35の巻線であり、36
は2相パルスモータ35のマグネットであり、37はマ
イクロコンピュータ(以下マイコンという)であり、任
意の被写体に対し合焦とするAF処理、画角を変化させ
るズーム処理等を行い、それを基に撮像レンズ(図示せ
ず)を動作するためのモータの制御を行うものであり、
特に、モータ制御のために周波数とデューティ比を設定
可能なパルス信号(E、F)を出力するPWMユニット
と、プログラム可能なタイマーユニットと、モータの駆
動速度やPWMデューティ比等のデータを格納したRO
Mを内蔵している。ドライバ回路31、32の内部構成
は、実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略す
る。マイコン37から、PWMの出力Eがドライバ回路
31の入力IN1に入力され、PWMの出力Fがドライ
バ回路32の入力IN2に入力される。
【0029】PWMの出力(E、F)によるモータ巻線
の電流の制御方法は、実施例1と同様に、マイコン37
からPWMの出力(E、F)を一定の周波数fp(例え
ば、人間の可聴周波数より高い周波数)でドライバ回路
31、32に入力し、PWMのデューティ比を調整する
ことによりモータ巻線に流れる電流を調整するものであ
る。
【0030】したがって、振動、騒音が小さいとされる
正弦波駆動を行うためには、このPWMデューティ比の
変化を略正弦波的にすればよく、さらに効率よくモータ
駆動を行うためには、正弦波の振幅を回転速度に応じて
変化させるようにPWMデューティ比の変化を調整すれ
ばよい。
【0031】このデューティ比の操作方法は、実施例1
と同様に、例えば最大値を$FF、最小値を$00の正
弦波信号の1周期を64分割した基本デューティ比デー
タ(Dn)をROMに格納しておき、マイコン37のタ
イマ割り込みにより順次読みだしPWM(E、F)のデ
ューティ比とする。PWM(E)とPWM(F)は読み
だしROMアドレスを16ずらし、90°位相のずれた
関係とする。そして、タイマ割り込み時間(Tt)に応
じてPWMデューティ比データ(Dp)を下記の(4)
式に従って操作することにより、回転速度に応じ常に無
駄な電力を消費することなくモータを駆動することがで
きる。 Dp=a・Dn/Tt+b ・・・・ (4) なお、a、bは定数である。
【0032】図8は、実施例2のモータ駆動の動作のフ
ローチャートである。前述のAF処理、ズーム処理等は
1フィールド(例えば、NTSCでは1/60秒)毎に
行われる。したがって、1フィールド毎に以下の処理を
行う。最初に、AF処理、ズーム処理等を行い(ST−
1)、モータの駆動速度(タイマ割り込み時間Tt)が
決定される(ST−1)。次に、ST−2で決定された
タイマ割り込み時間TtのサイクルでPWMデューティ
比データ(Dp)を変化させて出力し、モータを駆動す
る(ST−3)。このPWMデューティ比データ(D
p)の算出は前述のデューティ比操作方法を用いる。
【0033】以上、実施例2により、本発明のモータ駆
動方式をビデオカメラ等の撮像装置のレンズ駆動に用
い、回転速度に応じ常に無駄な電力を消費することなく
モータを駆動することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパルスモ
ータ駆動装置では、1つの2相パルスモータの駆動を2
つのPWM出力のみで構成することができる。また、回
転速度に応じて駆動電流(正弦波)のゲインを演算して
調整するようにしたことで格納するデューティ比データ
列を少なくでき、ROM容量を小さくすることができ
る。
【0035】さらに、前述のパルスモータ駆動装置をビ
デオカメラ等の撮像装置のレンズ駆動に用いることによ
り、電力消費の少ないレンズ位置制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ステップモータの駆動構成図である。
【図2】図2は、ドライバ回路の内部構成図である。
【図3】図3は、ドライバ回路の入力と出力の真理値表
である。
【図4】図4は、PWMデューティ比とモータ巻線の電
流の関係図である。
【図5】図5は、基本デューティ比のデータの表であ
る。
【図6】図6(a)は、モータ回転速度と必要モータ巻
線電流ピーク値との関係図であり、図6(b)は、タイ
マ割り込み時間とPWMデューティ比データの関係図で
ある。
【図7】図7は、ステップモータ駆動構成図である。
【図8】図8は、モータ駆動フローチャートである。
【図9】図9は、パルスモータのT−N特性図である。
【図10】図10は、従来例のステップモータ駆動構成
図である。
【符号の説明】
1、2 ドライバ回路 3、4 モータ巻線 5 モータ 6 マグネット 7 マイコン 8、9、10、11 トランジスタ 12、13、14、15 ダイオード 20、21 ANDゲート 22 NOTゲート 31、32 ドライバ回路 33、34 モータ巻線 35 モータ 36 マグネット 37 マイコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスモータ駆動装置において、 一連の値のデューティ比(Dp)の少なくとも2つのP
    WM信号を出力するPWM信号発生手段と、 該PWM信号発生手段からのPWM信号の各々によりパ
    ルスモータの各相を駆動する駆動手段と、 所定の波形の1つのデューティ比データ(Dn)列を格
    納する格納手段と、 パルスモータの回転速度に応じて決定されるタイマ割り
    込み時間(Tt)を発生させるタイマ手段と、 前記格納手段に格納したデューティ比データ(Dn)列
    とタイマ手段で発生するタイマ割り込み時間(Tt)と
    から前記デューティ比(Dp)の一連の値を演算する演
    算手段と、 を有することを特徴とするパルスモータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパルスモータ駆動装置に
    おいて、前記PWM信号発生手段は、前記タイマ手段で
    発生するタイマ割り込み時間(Tt)毎に前記演算手段
    で演算した前記デューティ比(Dp)の一連の値を出力
    することを特徴とするパルスモータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパルスモータ駆動装置に
    おいて、前記格納手段に格納されたデューティ比データ
    (Dn)列を構成する所定の波形が略正弦波であること
    を特徴とするパルスモータ駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のパルスモータ駆動装置に
    おいて、前記PWM信号発生手段から出力される2つの
    PWM信号の各々は、前記格納手段に格納された1つの
    デューティ比データ(Dn)列に基づいて所定の位相差
    で作成されることを特徴とするパルスモータ駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のパルスモータ駆動装置に
    おいて、前記駆動手段は、前記PWM信号発生手段から
    のPWM信号が入力される入力端子と、パルスモータの
    相に電流を流すためにモータ巻線に接続された2つの出
    力端子と、前記入力端子と前記2つの出力端子の間に設
    けられてモータ巻線に流れる電流の方向を決定しかつ切
    り替える切り替え手段とを有し、前記PWM信号発生手
    段からのPWM信号のデューティ比(Dp)の各々の値
    に基づくON、OFF状態に応じてモータ巻線に流れる
    電流の方向を切り替えて、デューティ比データ(Dn)
    列から構成される所定の波形に対応した電流をモータ巻
    線に流すことを特徴とするパルスモータ駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のパルスモータ駆動装置に
    おいて、前記演算手段は、前記格納手段に格納したデュ
    ーティ比データ(Dn)列とタイマ手段で発生するタイ
    マ割り込み時間(Tt)とから前記デューティ比(D
    p)の一連の値を式Dp=a・Dn/Tt+b(ただ
    し、a、bは定数)で算出することを特徴とするパルス
    モータ駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    パルスモータ駆動装置を用いたレンズ位置制御装置にお
    いて、前記パルスモータ駆動装置のパルスモータの駆動
    によりレンズの位置を調整するレンズ位置調整手段を有
    することを特徴とするレンズ位置制御装置。
JP29107896A 1996-10-14 1996-10-14 パルスモータ駆動装置および該パルスモータ駆動装置を用いたレンズ位置制御装置 Pending JPH10127095A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142043A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Omron Corp ステッピングモータ駆動装置および方法、並びにプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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