JPH10127061A - 電力変換装置の制御方法 - Google Patents

電力変換装置の制御方法

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JPH10127061A
JPH10127061A JP8274305A JP27430596A JPH10127061A JP H10127061 A JPH10127061 A JP H10127061A JP 8274305 A JP8274305 A JP 8274305A JP 27430596 A JP27430596 A JP 27430596A JP H10127061 A JPH10127061 A JP H10127061A
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JP
Japan
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signal
microcomputer
output
fixed
conversion device
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Application number
JP8274305A
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English (en)
Inventor
Fumio Toriyama
文雄 鳥山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10127061A publication Critical patent/JPH10127061A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力変換装置の制御回路が2個のマイクロコン
ピュータなどで構成される場合に、それぞれのマイクロ
コンピュータに特別な監視プログラムや入,出力端子を
設けることなく、それぞれのマイクロコンピュータの異
常を検知する制御方法を提供する。 【解決手段】制御回路12にカウンタ,タイマ,上限値
判定器,下限値判定器からなる異常検知回路12aを付
加し、マイクロコンピュータ(1)が電力変換装置の制
御のために出力する1秒毎の定周期信号をカウンタのリ
セット信号とし、マイクロコンピュータ(2)が電力変
換装置の制御のために出力する0.1秒毎の定周期信号
の発生数をカウンタが計測し、この計測値により上限値
判定器,下限値判定器が異常を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力用半導体デ
バイスなどで構成される電力変換器と、マイクロコンピ
ュータなどで構成される制御回路とからなる、例えばエ
アコンデショナ用インバータなどの電力変換装置の制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インバータなどの電力変換装置が
機器に組み込まれ、電力変換装置の制御回路も単に電力
変換器の制御,保護動作のみならず、外部からの操作信
号に基づいて該電力変換器及び周辺機器のシーケンス制
御動作をして、例えば機器の省エネルギー運転、該機器
のインテリジェント化の一部を担うようになってきてい
る。その際、電力変換装置の制御回路に設けられるマイ
クロコンピュータも複数個とし、例えば前記電力変換器
の制御,保護動作用と前記シーケンス制御動作用とを分
担するような構成が増加している。
【0003】図2は、この種の電力変換装置としてのエ
アコンデショナ用インバータのブロック構成図であり、
室内機,室外機からなるエアコンデショナの室外機用イ
ンバータの構成例を示す。図2において、1はエアコン
デショナの室内機、2はエアコンデショナの室外機を示
し、室外機2にはインバータ3、圧縮機電動機4、図示
しない圧縮機の過熱を検出するセンサ5、図示しない熱
交換機用のファン6、圧縮機用の電磁弁7、圧縮機の冷
暖房切換用の四方弁8を備えている。
【0004】また、インバータ3は電力用半導体デバイ
スなどで構成される電力変換器11と、2個のマイクロ
コンピュータなどで構成される制御回路12と、TH1
〜TH3 で示す前記圧縮機や熱交換機の温度を検出する
センサ13とを備えている。この制御回路12の動作を
以下に説明をする。先ず、マイクロコンピュータ(1)
は、室内機1からの操作信号をシリアルの電送路を介し
て受信する。この操作信号には、冷房・暖房の選択信号
(四方弁8の切換信号),圧縮機電動機4の制御信号,
熱交換機用のファン6の速度切換信号などが含まれてお
り、この操作信号に基づいてマイクロコンピュータ
(1)はファン6,電磁弁7,四方弁8のシーケンス制
御を行い、また、センサ5からの信号を、例えばマイク
ロコンピュータ(1)が出力する1秒毎の定周期信号に
基づいて読み込んで、前記圧縮機の過熱を保護する。さ
らに、マイクロコンピュータ(1)は圧縮機電動機4の
制御信号と前記圧縮機や熱交換機の温度を検出するセン
サ13とからマイクロコンピュータ(2)へ電力変換器
11への操作信号と、電力変換器11が出力する電圧,
周波数の制御信号とを送信する。
【0005】次に、マイクロコンピュータ(2)は上述
の電力変換器11への操作信号と、電力変換器11が出
力する電圧,周波数の制御信号とを受信して、これらの
信号に基づき図示のPWM発生器,ベース駆動回路を介
して電力変換器11の制御を行い、所望の電圧,周波数
の交流電力を圧縮機電動機4に供給する。また、図示の
入力電流検出,変換器電流検出,変換器温度検出それぞ
れの検出信号を図示の保護回路に入力し、この保護回路
からの出力を、例えばマイクロコンピュータ(2)が出
力する0.1秒毎の定周期信号に基づいて読み込んで電
力変換器11の保護動作と、前記入力電流検出信号によ
り室外機2への過大な電流の防止する制御を電力変換器
11に行わせ、例えば家庭の100Vコンセントでの過
負荷防止をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電力変換装
置としてのエアコンデショナ用インバータにおいては、
制御回路のマイクロコンピュータ(1),(2)にはそ
れぞれ図示しない監視タイマ(watchdog timer)を周辺
に備え、この監視タイマとそれぞれのマイクロコンピュ
ータに設けた専用の監視プログラムとにより、それぞれ
のマイクロコンピュータの異常動作を検知するようにし
ていた。
【0007】しかしながら、上述の制御方法ではこの電
力変換装置の動作プログラムの他に、前記監視プログラ
ムを必要とし、またそれぞれのマイクロコンピュータに
は専用の入,出力端子が必要であるという問題があっ
た。この発明の目的は、上記問題点を解決する電力変換
装置の制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、電力
用半導体デバイスなどで構成される電力変換器と、該電
力変換器の制御,保護動作及び外部からの操作信号に基
づいて該電力変換器並びに周辺機器のシーケンス制御動
作をする2個のマイクロコンピュータなどで構成される
制御回路とからなる電力変換装置において、前記一方の
マイクロコンピュータが前述のいずれかの動作を行うた
めに出力する第1の定周期信号と、前記他方のマイクロ
コンピュータが前述のいずれかの動作を行うために出力
する前記第1の定周期信号より短い周期の第2の定周期
信号とから、前記少なくともいずれかのマイクロコンピ
ュータが異常になったことを検知する。
【0009】また、第2の発明は前記第1の発明におい
て、前記第1の定周期信号が出力される度に起動又は再
起動し、該第1の定周期信号の1周期又は複数周期の期
間より所定時間長い時限に達した時にはタイマ信号を出
力させ、前記第1の定周期信号の1周期若しくは複数周
期の期間中、又は該第1の定周期信号が出力し前記タイ
マ信号が出力した時迄の前記第2の定周期信号の発生数
を計測し、この計測値が所定の上限値を越えたことを検
知したとき、又は所定の下限値に達しなかったことを検
知したときに、前記少なくともいずれかのマイクロコン
ピュータが異常とする。
【0010】この発明によれば、それぞれのマイクロコ
ンピュータの異常検知のために、従来の方法では必要で
あった専用の監視プログラム,入,出力端子が不要とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の電力変換装置
の制御方法の実施例を示す制御回路の構成図であり、図
2に示した電力変換装置としてのエアコンデショナ用イ
ンバータのブロック構成図における制御回路12の部分
回路構成図である。すなわち図1に示した実施例は、制
御回路12に先述のマイクロコンピュータ(1)が出力
する圧縮機の過熱を検出するセンサ5への1秒毎の定周
期信号と、先述のマイクロコンピュータ(2)が出力す
る保護回路への0.1秒毎の定周期信号とからマイクロ
コンピュータ(1),(2)の少なくともいずれかの異
常を検知する異常検知回路12aを付加している。
【0012】この異常検知回路12aの動作を以下に説
明をする。制御回路12が備えるマイクロコンピュータ
(1)が出力する前記1秒毎の定周期信号を異常検知回
路12aのリセット信号として入力し、同様に制御回路
12が備えるマイクロコンピュータ(2)が出力する前
記0.1秒毎の定周期信号を異常検知回路12aのカウ
ンタの入力信号とし、リセット信号が出力されてから1
秒毎のリセット信号より長い時間(例えば2秒程度)を
経過すると動作し、且つ正常にリセット信号が継続する
ときには動作しない図示のタイマが作動したタイミング
あるいは次のリセット信号が発生したタイミング迄の
0.1秒毎の定周期信号の発生数を該カウンタが計測
し、この間の計測値をXとし、この計測値Xが異常検知
回路12aの上限値判定器が上限値CU を越えたか否
か、または下限値判定器が下限値CL に達したか否かを
判定し、上限値判定器がX>CU のとき、又は下限値判
定器がX<CL のときには、マイクロコンピュータ
(1),(2)の少なくともいずれかが異常とする。
【0013】この異常検知回路12aの通常時の前記カ
ウンタの計測値Xは10前後なので、例えばCU =15
とし、X>15であればマイクロコンピュータ(1)が
異常であるとし、CL =5とし、X<5であればマイク
ロコンピュータ(2)のみが異常、又はマイクロコンピ
ュータ(1),(2)共に異常であるとする。なお、図
1に示した異常検知回路12aでは、カウンタが1秒毎
の定周期信号の発生区間毎に異常を検知するようにして
いるが、該定周期信号の複数周期の期間の0.1秒毎の
定周期信号の発生数を計測してもよい。
【0014】さらに、マイクロコンピュータ(1)が出
力する複数個の異なった周期の定周期信号のいずれか
(T1 )と、マイクロコンピュータ(2)が出力する複
数個の異なった周期の定周期信号のいずれか(T2 )と
から、T1 >T2 またはT1 <T2 の条件で、この発明
の電力変換装置の制御方法を実施することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、それぞれのマイクロ
コンピュータの異常検知のために、従来の方法では必要
であった専用の監視プログラムや入,出力端子が不要と
なり、また、従来の1組の監視タイマとほぼ同様の回路
素子数で構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路構成図
【図2】電力変換装置としてのエアコンデショナ用イン
バータのブロック構成図
【符号の説明】
1…室内機、2…室外機、3…インバータ、4…圧縮機
電動機、5…センサ、6…ファン、7…電磁弁、8…四
方弁、11…電力変換器、12…制御回路、12a…異
常検知回路、13…センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力用半導体デバイスなどで構成される電
    力変換器と、該電力変換器の制御,保護動作及び外部か
    らの操作信号に基づいて該電力変換器並びに周辺機器の
    シーケンス制御動作をする2個のマイクロコンピュータ
    などで構成される制御回路とからなる電力変換装置にお
    いて、 前記一方のマイクロコンピュータが前述のいずれかの動
    作を行うために出力する第1の定周期信号と、 前記他方のマイクロコンピュータが前述のいずれかの動
    作を行うために出力する前記第1の定周期信号より短い
    周期の第2の定周期信号とから、 前記少なくともいずれかのマイクロコンピュータが異常
    になったことを検知することを特徴とする電力変換装置
    の制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電力変換装置の制御方法
    において、 前記第1の定周期信号が出力される度に起動又は再起動
    し、該第1の定周期信号の1周期又は複数周期の期間よ
    り所定時間長い時限に達した時にはタイマ信号を出力さ
    せ、 前記第1の定周期信号の1周期若しくは複数周期の期間
    中、又は該第1の定周期信号が出力し前記タイマ信号が
    出力した時迄の前記第2の定周期信号の発生数を計測
    し、この計測値が所定の上限値を越えたことを検知した
    とき、又は所定の下限値に達しなかったことを検知した
    ときに、 前記少なくともいずれかのマイクロコンピュータが異常
    とすることを特徴とする電力変換装置の制御方法。
JP8274305A 1996-10-17 1996-10-17 電力変換装置の制御方法 Pending JPH10127061A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083152A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 電力変換装置
US7936349B2 (en) 2006-09-04 2011-05-03 Funai Electric Co., Ltd. Power supply apparatus and flat-screen television set
JP2014132829A (ja) * 2014-04-18 2014-07-17 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 電力変換装置

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