JPH10126961A - 限流装置 - Google Patents

限流装置

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JPH10126961A
JPH10126961A JP27430496A JP27430496A JPH10126961A JP H10126961 A JPH10126961 A JP H10126961A JP 27430496 A JP27430496 A JP 27430496A JP 27430496 A JP27430496 A JP 27430496A JP H10126961 A JPH10126961 A JP H10126961A
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JP
Japan
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reverse conducting
gto thyristor
thyristor
conducting gto
voltage
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JP27430496A
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English (en)
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Masaru Isozaki
優 磯崎
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な逆導通GTOサイリスタを使用してしか
も従来のGTOサイリスタを使用した装置に比べて回路
素子が増加することのないようにする。 【解決手段】逆導通GTOサイリスタ3と、これに逆極
性の逆導通GTOサイリスタ30とを直列接続した回路
構成を採用することによって、逆導通GTOサイリスタ
3が順方向になるように電圧が印加されているとする
と、逆導通GTOサイリスタ30は逆方向に電圧印加さ
れているので、逆導通GTOサイリスタの特性から導通
状態になり、回路的には無いも同然になってGTOサイ
リスタ3の電流の流れを妨げない。また、逆導通GTO
サイリスタ3がオフのときには、この逆導通GTOサイ
リスタ3が電圧を負担する。スナバコンデンサ24は逆
導通GTOサイリスタ3,30に共通に動作するので図
のように1つだけ設けてよいが、逆導通GTOサイリス
タ3,30ごとにスナバコンデンサを設けて回路部品の
標準化を図ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電系統に短絡
事故が発生した際に、短絡電流を制限して系統を保護す
るための限流装置、又は、直流系統における直流電流を
高速に遮断するための直流高速遮断器などの、一般にゲ
ートターンオフサイリスタ、略してGTOサイリスタと
呼ばれる自己消弧形半導体素子、特に逆導通GTOサイ
リスタを用いたGTOサイリスタ装置を備えた限流装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】配電系統では定格容量に対して短絡容量
が非常に大きいために、短絡電流の定格電流に対する比
率が大きいという特徴を持つことが多く、そのためにこ
の配電系統の保護のために設置する遮断器は大きな遮断
容量を持つものが必要とされその結果遮断器が高価なも
のにならざるを得ないという問題がある。
【0003】このようなことから短絡電流が最大値に達
する前に限流し限流された電流を遮断器で遮断し短絡部
を回路から切り離して配電系統を保護するという方式が
採用される場合がある。この場合の限流手段として、G
TOサイリスタを使用したGTOサイリスタ装置によっ
て電流を遮断し、遮断された電流をこのGTOサイリス
タ装置に並列接続されている避雷素子などの限流素子に
転流させて限流させる方式が採用される。
【0004】ところで、GTOサイリスタは直流を交流
に変換するインバータに広く適用されていて、製品とし
てのGTOサイリスタの素子の定格電圧、定格電流など
の仕様は多種のものが用意されている。インバータに使
用されるGTOサイリスタの場合、これに並列にフリー
ホイルダイオードと呼ばれる逆極性に接続されたダイオ
ードを接続した回路構成が採用される。それは、GTO
サイリスタが電流遮断したときに回路のインダクタンス
によって過電圧が発生するのを防ぐために、遮断された
電流をこのフリーホイルダイオードに転流させて電流そ
のものは持続して負荷に流れるようにするためである。
【0005】このような用途にGTOサイリスタが多く
使用されるために、GTOサイリスタと前述のフリーホ
イルダイオードを共通のウエハー上に形成して一体化し
たものが逆導通GTOサイリスタとして製作されてい
る。これは通常のGTOサイリスタが逆電圧に対して所
定の耐圧値を持っているのに対して、逆導通GTOサイ
リスタは逆電圧に対しては導通状態になる点が異なる。
したがって、同じウエハー上のGTOサイリスタの部分
では順方向の耐圧値を持たせる必要がないという特長が
あるが、なんといっても逆導通GTOサイリスタの特長
はインバータにおいて逆導通GTOサイリスタの外部に
フリーホイルダイオードが不要であり、そのために回路
構成が簡単になって回路構成の簡素化とこれによる製品
のコストダウンに大きく寄与するという特長がある。こ
のようなことから逆方向の耐圧値が順方向の耐圧値に同
じ従来のGTOサイリスタに比べて製作される数が多い
ことから、数量効果のために同じ電圧、電流の仕様の場
合には逆導通GTOサイリスタの方が安価であるという
状態になっている。
【0006】このようなことから、インバータ以外への
GTOサイリスタの適用において、従来のGTOサイリ
スタではなく逆導通GTOサイリスタが使用されるよう
になってきている。図6は逆導通GTOサイリスタを用
いた限流装置を設けた遮断装置とその周辺の回路図であ
る。この図において、交流電源1と負荷6との間に限流
装置110と遮断器5とからなる遮断装置が直列に挿入
されており、配電系統に設置された限流装置とこれに関
連する部分を模擬的に示すものである。
【0007】限流装置110は、互いに極性を反対方向
に並列接続、いわゆる逆並列接続された2つの逆導通G
TOサイリスタ3,30、これら逆導通GTOサイリス
タ3,30それぞれのスナバ回路2,20、これらに直
列接続されたダイオード31,301及びこれらの回路
に並列接続されたZn O素子からなる避雷素子4からな
っている。なお、限流装置110には逆導通GTOサイ
リスタ3,30と並列に高速開閉器が接続されていて、
常時はこの高速開閉器を通って電源1から負荷6に負荷
電流が供給され逆導通GTOサイリスタ3,30はいず
れもオフの状態にある。この図では限流動作のために逆
導通GTOサイリスタ3,30がオンになってから後の
現象について説明するので高速開閉器の図示は省略して
ある。
【0008】スナバ回路2はコンデンサ21にダイオー
ド22と抵抗23との並列回路が直列に接続されたもの
で逆導通GTOサイリスタ3に並列に接続されている。
このようなスナバ回路2はGTOサイリスタのスナバ回
路として一般に採用されている構成である。負荷6側の
短絡部200で短絡が発生し短絡電流が流れた場合の限
流装置110の限流動作について以下に説明する。な
お、電流の方向は左から右、したがって逆導通GTOサ
イリスタ3が導通状態にあるものとする。また、高速開
閉器はないものとしている。 (1) 図示しない短絡検出装置が短絡電流を検出する。 (2) 検出結果に基づいて図示しない制御装置がオフ信号
を発しその結果逆導通GTOサイリスタ3がターンオフ
を開始しその電流iAKが減少し始める。 (3) 回路に流れている電流は逆導通GTOサイリスタ3
の電流iAKが減衰する短い時間では一定と見なして良い
ほどに変化しないので、逆導通GTOサイリスタ3の電
流iAKの減衰分がスナバ回路2に転流してダイオード2
2を介してコンデンサ21を充電しコンデンサ21の端
子電圧、すなわち逆導通GTOサイリスタ3の端子間電
圧vAKが上昇する。 (4) 電圧vAKが避雷素子4の制限電圧に達したところで
避雷素子4が導通状態になってスナバ回路2に流れてい
た電流がこの避雷素子4に転流し、ここでエネルギーが
消費されて電流が減少し始めこれ以上短絡電流が増大す
ることのない限流作用が働く。避雷素子4の制限電圧は
交流電源1の電圧波高値よりも高く設定されているので
交流電源1から続流が流れて避雷素子4が導通状態を維
持することはない。電圧vAKが避雷素子4の制限電圧よ
り小さくなったとき避雷素子4には漏れ電流だけが流れ
る。ここまでの現象は1ミリ秒以下の短時間に終了す
る。 (5) この後、遮断器5をオフにして負荷6を含めて短絡
部200を電源から切り離す。一般に遮断器5はオフ指
令の信号が出されてから実際にオフになるのにはサイク
ル単位、すなわち、数10ミリ秒かかるのが実際であ
る。
【0009】逆導通GTOサイリスタ3,30の導通状
態では1V程度の電圧降下があってこれによる損失が発
生するので、これを回避するために前述のように限流装
置110に並列に高速の機械式スイッチを設けて、定常
時にはこれに電流を流して限流装置110はオフ状態に
しておき、短絡電流が検出されたときに逆導通GTOサ
イリスタ3又は30にオン信号を発してオンの状態にし
た後、高速スイッチを先ず遮断して短絡電流を限流装置
110に転流させ、そのあと上記の限流作用を行わせ
る。
【0010】前述のように逆導通GTOサイリスタ3,
30は逆電圧がかかったときには導通状態になるので、
これを防止するためにそれぞれのGTOサイリスタ3,
30に同極性で直列にダイオード31,301がそれぞ
れ接続されている。図7は逆導通GTOサイリスタ3が
オフ信号を受けて電流が減衰しスナバ回路2に転流する
ときの逆導通GTOサイリスタ3に流れる電流iAKと、
その端子間電圧vAKの時間的変化を示す波形図である。
この図において、横軸の時間軸はμsec レベルの速い変
化を図示したものであり、この時間軸の範囲では短絡電
流は殆ど変化しないと考えてよい。
【0011】オフ信号を受けて逆導通GTOサイリスタ
3の電流iAKが急激に減少し前述のように減衰した分が
図10のスナバ回路2に転流するが、このスナバ回路2
及びこれと逆導通GTOサイリスタ3との接続回路の漂
遊インダクタンスがあるために電流の急激な立ち上がり
によって電圧が発生し電圧vAKの波形に最大値VSPのピ
ークが発生する。このピーク電圧は前述の漂遊インダク
タンスによるものだけでなく、ダイオード22のオフ状
態からオン状態に移る間に発生する数100V程度の過
渡順電圧も含まれる。なお、電圧vAKが上昇を開始する
時点t1 から最大値VSPが生ずる時点tS までの時間は
ゲート電流や電流iAKの値によっても異なるが数μsec
である。
【0012】このように逆導通GTOサイリスタ3のオ
フ信号を受けた直後に発生するピーク電圧のことをスパ
イク電圧と呼ばれるが、このスパイク電圧をvSPとした
ときこの電圧vSPは次式によって求められる。このスパ
イク電圧vSPの最大値が前述のピーク電圧VSPである。 vSP=( diS / dt)(LS +LC +LD ) +VDF‥‥(1) ここで、 iS ;スナバ電流 LS ;スナバ回路の回路配線インダクタンス LC ;コンデンサ21の内部インダクタンス LD ;ダイオード22の寄生インダクタンス VDF;ダイオード22の過渡順電圧 ターンオフ動作時の逆導通GTOサイリスタ3に発生す
る損失はこの電圧vSPと電流iAKとの積になり、この値
によって逆導通GTOサイリスタ3の許容電流が決まる
という関係がある。したがって、スパイク電圧vSPはな
るべく小さいことが望ましく特にそのピーク電圧VSP
小さいことが望まれ、このピーク電圧V SPが大きいとタ
ーンオフ電流最大値が小さくなるという特性があること
から、特にこのピーク電圧VSPの低減が重要である。
【0013】なお、図の破線は避雷素子4がないとした
ときの電圧vAKの上昇を表しており、避雷素子4がある
ために電圧vAKは図示のように飽和する波形となる。図
8は図6とは異なる従来の限流装置を設けた遮断装置と
その周辺の回路図である。この図の図6と異なる点は、
図6の限流装置110ではそれぞれの極性の逆導通GT
Oサイリスタの数は1個で構成されているのに対して、
図8では2つの逆導通GTOサイリスタが直列接続され
て構成されている点である。逆導通GTOサイリスタを
直列接続するのは、電源1の電圧に対して1つの逆導通
GTOサイリスタでは耐電圧が足りないからである。一
般の半導体装置では、1つの半導体素子が系統の電圧に
耐えるだけの耐圧値を持たないときにはこのように複数
個の半導体素子を直列接続して装置が構成される。この
図の半導体素子の直列数が2という値は、直列数が複数
であることの代表例として採用したものであって直列数
が2であることにこだわるものではない。
【0014】限流装置120は互いに逆極性の同じ回路
構成の2つのGTOサイリスタ装置7,70、避雷器4
及び高速開閉器8がそれぞれ並列接続されてなってい
る。前述のように図6では高速開閉器8の図示を省いた
がこの図では図示してある。GTOサイリスタ装置7は
2つの単位逆導通GTOサイリスタ装置71,72が直
列接続されてなっている。単位逆導通GTOサイリスタ
装置71,72の構成は均圧回路25を除けば基本的に
図6の逆導通GTOサイリスタ3とスナバ回路2の並列
回路と同じである。
【0015】逆導通GTOサイリスタ装置71は逆導通
GTOサイリスタ3、スナバ回路2の他に均圧回路25
がこれらに並列に接続されている。単位逆導通GTOサ
イリスタ装置72も単位逆導通GTOサイリスタ装置7
1と同じ回路構成なので回路素子の符号の図示と重複す
る説明を省く。特に断らない限り例えば逆導通GTOサ
イリスタ3と述べたときには全てのGTOサイリスタ装
置7の逆導通GTOサイリスタを対象とするものとす
る。
【0016】高速開閉器8が設けられている限流装置1
20を持つ遮断装置の動作は次のようになる。なお、動
作開始前では、高速開閉器8がオン、限流装置120の
逆導通GTOサイリスタは全てオフの状態にあって、短
絡電流は高速開閉器8に流れた状態にある。 (1) 図示しない短絡検出装置が短絡電流を検出する。 (2) 検出結果に基づいて図示しない制御装置がオン信号
を発しその結果全ての逆導通GTOサイリスタ3がター
ンオンの状態になる。 (3) 高速開閉器8をオフにする。その結果、高速開閉器
8に流れていた負荷電流が逆導通GTOサイリスタ3に
転流する。このとき、高速開閉器8の極間には逆導通G
TOサイリスタのオン電圧である数ボルトがかかるだけ
なのでアークが発生することはなく、開極とともに直ち
にオフになる。 (4) 図示しない制御装置がオフ信号を発しその結果逆導
通GTOサイリスタ3がターンオフを開始しその電流が
減少し始める。以後は図6の場合と同じ現象となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6、図8
で逆導通GTOサイリスタ3の代わりに逆耐圧値が順方
向の耐圧値と同じ通常のGTOサイリスタを採用したG
TOサイリスタ装置の場合にはダイオード31,301
を必要としない。したがって、図6,図8のGTOサイ
リスタ装置では逆導通GTOサイリスタを使用したため
に回路素子の数が増加してその分構造が複雑なることと
もあいまって装置のコストアップの要因になっていると
いう問題がある。
【0018】この発明の目的はこのような点が考慮され
たもので、安価な逆導通GTOサイリスタを使用してし
かも従来のGTOサイリスタを使用した装置に比べて回
路素子が増加することのない限流装置を提供することに
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明によれば、逆導通GTOサイリスタが使用さ
れた交流電流を遮断可能のGTOサイリスタ装置を備え
た限流装置において、GTOサイリスタ装置が、mを1
以上の整数として、極性が同じm個の単位逆導通GTO
サイリスタ群と、これらに逆極性のm個の単位逆導通G
TOサイリスタ群とが直列接続されてなるとともに、前
記の各単位逆導通GTOサイリスタ群が、nを1以上の
整数として、n個の逆導通GTOサイリスタが並列接続
されてなる構成を採用することによって、一つの方向の
単位逆導通GTOサイリスタ群をGTOサイリスタ群A
とし、これと逆方向の単位逆導通GTOサイリスタ群を
GTOサイリスタ群Bとし、GTOサイリスタ群Aに順
方向に電圧が印加されているとすると、GTOサイリス
タ群Bは逆電圧が印加されるので常に導通状態であり、
回路的には実質的に無いも同然となる。したがって、G
TOサイリスタ群AがオフのときにはこのGTOサイリ
スタ群Aが電圧を負担して電流を阻止するので、逆電圧
を負担するためのダイオードが不要になる。
【0020】また、それぞれの逆導通GTOサイリスタ
ごとに一つのスナバコンデンサを並列接続して設けれ
ば、一つの逆導通GTOサイリスタとこれに付属する回
路素子をスナバコンデンサも含めて標準化することが可
能である。また、それぞれの単位逆導通GTOサイリス
タ群ごとに一つのスナバコンデンサを並列接続して設け
てもよい。すなわち、単位逆導通GTOサイリスタ群の
中の逆導通GTOサイリスタは全て並列接続なので、た
とえ素子ごとにスナバコンデンサを設けたとしてもこれ
らは全て並列接続になるので実質的には一つのスナバコ
ンデンサとして働くことから、単位逆導通GTOサイリ
スタ群ごとに1つのスナバコンデンサを設けても差し支
えない。
【0021】同じ極性の単位逆導通GTOサイリスタ群
をまとめて直列接続し、これらの直列接続回路ごとに一
つのスナバコンデンサを並列接続して設けると、スナバ
コンデンサの数が減るので部品点数の減少とこれに伴う
装置の簡素化となる。更に、GTOサイリスタ装置に一
つのスナバコンデンサを並列接続して設けると、同一方
向の極性の単位逆導通GTOサイリスタ群がオフ動作を
するときにはこれに逆極性の単位逆導通GTOサイリス
タ群は導通状態にあるので、一つだけのスナバコンデン
サがオフ動作する単位逆導通GTOサイリスタ群だけに
働くので、前述の同一極性の単位逆導通GTOサイリス
タ群をまとめて一つのスナバコンデンサを並列接続する
場合と動作が同じになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下この発明を実施例に基づいて
説明する。図1はこの発明の第1の実施例を示す限流装
置の回路図であり、図6と共通の回路要素に対しては同
じ符号を付けて重複する説明を省く。図1の図6と異な
る点は、図6では逆導通GTOサイリスタ3,30を逆
並列に接続してあるのに対して、図1のGTOサイリス
タ装置700では直列接続してある点である。このよう
な回路構成を採用することによって図6,図8のダイオ
ード31,301を省略しても差し支えなく、したがっ
て回路構成が簡素化される。なお、図1ではスナバ回路
として一つのスナバコンデンサ24を図示してあるが、
限流装置に使用されるGTOサイリスタでは図6,図8
のようなスナバ回路は必要ではなく図1のように単にス
ナバコンデンサであっても、そして、複数の逆導通GT
Oサイリスタに対して共通に1つのスナバコンデンサを
並列接続する回路構成でも差し支えない。
【0023】限流装置100を構成するGTOサイリス
タ装置700の二つの逆導通GTOサイリスタ3,30
は図示のように極性が互いに逆方向になるように直列接
続されている。このような回路構成のGTOサイリスタ
装置700の動作について以下に説明する。図の二点鎖
線は逆導通GTOサイリスタ3が導通状態、すなわちオ
ンのときの電流の流れる経路を、破線は逆導通GTOサ
イリスタ30がオンのときの電流の流れる経路をそれぞ
れ示す。図では逆導通GTOサイリスタ3,30を逆導
通機能のない従来のGTOサイリスタを本体部、逆導通
機能をダイオード部として、これらを並列接続した等価
回路で示してある。
【0024】印加電圧が逆導通GTOサイリスタ3に対
して順方向、すなわち、図の左側が高く、右側が低い電
圧のときには、この逆導通GTOサイリスタ3がオンの
ときには二点鎖線と矢印で示すように、この逆導通GT
Oサイリスタ3の本体部と逆導通GTOサイリスタ30
のダイオード部を電流が流れる。また、逆導通GTOサ
イリスタ3が電流阻止、すなわち、オフのときには逆導
通GTOサイリスタ3の本体部、ダイオード部ともに印
加電圧を負担した状態になる。このとき、逆導通GTO
サイリスタ30は電圧を分担しない。すなわち、逆導通
GTOサイリスタ3に対して順方向の電圧が印加されて
いるときには逆導通GTOサイリスタ30は回路的には
実質的に無いも同然となっている。逆に逆導通GTOサ
イリスタ30に対して順方向の電圧が印加されていると
きには逆導通GTOサイリスタ3は無いも同然になる。
【0025】図2はこの発明の第2の実施例を示す限流
装置の回路図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号
を付けて重複する説明を省く。図2の限流装置101の
GTOサイリスタ装置701と、図1のGTOサイリス
タ装置700との違いは、スナバコンデンサをそれぞれ
の逆導通GTOサイリスタごとに設けた点である。すな
わち、逆導通GTOサイリスタ3にスナバコンデンサ2
41を、逆導通GTOサイリスタ30に並列にスナバコ
ンデンサ242をそれぞれ並列接続してある。また、前
述のように印加電圧が逆方向になる方の逆導通GTOサ
イリスタは動作上は実質的に無いも同然であるから、ス
ナバコンデンサ241,242のそれぞれの静電容量は
図1のスナバコンデンサ24の静電容量と同じで、しか
も定格電圧も同じものである。したがって、スナバコン
デンサだけの比較では図2の方が高価になる。図2の構
成のGTOサイリスタ装置を採用するのは、一つの逆導
通GTOサイリスタとスナバコンデンサとを一体にして
構成したものを標準品として用意しておき、限流装置が
設けられる配電系統の定格電圧、定格電流に応じた数の
逆導通GTOサイリスタを使用する場合である。
【0026】図3はこの発明の第3の実施例を示す限流
装置の回路図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号
を付けて重複する説明を省く。図3の図1に対する違い
は、逆導通GTOサイリスタ3、30の位置を入れ換え
たことである。すなわち、図1のGTOサイリスタ装置
700では逆導通GTOサイリスタ3を左に、逆導通G
TOサイリスタ30を右に配置してあるのに対して、図
3のGTOサイリスタ装置702では逆導通GTOサイ
リスタ3を右に逆導通GTOサイリスタ30を左に配置
してある。スナバコンデンサは二つの逆導通GTOサイ
リスタ3,30に共通に一つのスナバコンデンサ24を
接続している点では図1と同じである。
【0027】前述のように、印加電圧が一方の逆導通G
TOサイリスタに対して順方向の場合にはもう一方の逆
導通GTOサイリスタは回路的には無いも同然なので、
図3のように二つの逆導通GTOサイリスタの位置を入
れ換えても動作上は同じである。図4はこの発明の第4
の実施例を示す限流装置の回路図であり、図3と同じ構
成要素には同じ符号を付けて重複する説明を省く。図4
のGTOサイリスタ装置703の図3のGTOサイリス
タ装置702との違いは、スナバコンデンサを逆導通G
TOサイリスタごとに設けた点であり、この点について
は図2のGTOサイリスタ装置701の図1のGTOサ
イリスタ装置700に対する違いと同じなので重複する
説明を省く。
【0028】図5はこの発明の第5の実施例を示す限流
装置の回路図であり、この図のGTOサイリスタ装置7
04の図3のGTOサイリスタ装置702との違いは、
極性が同じ方向の逆導通GTOサイリスタを二つ直列に
設けた点である。すなわち、図3の逆導通GTOサイリ
スタ30の代わりに二つの逆導通GTOサイリスタ30
A,30Bを、逆導通GTOサイリスタ3の代わりに二
つの逆導通GTOサイリスタ3A,3Bをそれぞれを設
けてある。一般に逆導通GTOサイリスタの許容電圧に
は上限値があるので、対象とする配電系統の電圧に対し
て1つの逆導通GTOサイリスタではこの電圧を負担で
きないときには図5のように2つの逆導通GTOサイリ
スタを直列に使用する。系統電圧が高いときには3つ、
またはそれ以上の逆導通GTOサイリスタを直列に使用
する。図5は同方向の逆導通GTOサイリスタの数が複
数であることの代表例を示すものであり、個数の2とい
う数値にこだわるものではない。
【0029】このように複数の同方向の逆導通GTOサ
イリスタを用いる構成の場合にもスナバコンデンサを図
のように共通に1つのスナバコンデンサ24を設けた構
成としてあるが、この場合にも逆導通GTOサイリスタ
それぞれごとにスナバコンデンサを設ける構成、又は2
つずつまとめて一つのスナバコンデンサを設ける構成を
採用することもできる。
【0030】図5の逆導通GTOサイリスタの配置は図
示に限るものではない。逆導通GTOサイリスタ30
A,30Bの組と逆導通GTOサイリスタ3A,3Bの
組とを左右入れ換えてもよく、更には、逆方向の逆導通
GTOサイリスタを交互に配置してもよい。例えば、符
号で表現すれば、30A,3A,30B,3Bのように
である。この場合には、例えば、二つの逆導通GTOサ
イリスタ30A,3Aに一つのスナバコンデンサ、二つ
の逆導通GTOサイリスタ30B,3Bにもう一つのス
ナバコンデンサをそれぞれ並列に接続する回路構成を採
用することができる。このような構成は図1のGTOサ
イリスタ装置700又は図3のGTOサイリスタ702
を2組直列に接続したのと同じである。勿論、GTOサ
イリスタ装置700と702とを直列接続した構成でも
よい。
【0031】前述の実施例では逆導通GTOサイリスタ
を並列接続する例について述べていないが、系統の定格
電流が1つの逆導通GTOサイリスタでは負担できない
ほどに大きいときには、同方向の逆導通GTOサイリス
タを並列接続した回路構成が採用される。前述の実施例
1乃至実施例5で一つの逆導通GTOサイリスタを同方
向に並列接続された複数の逆導通GTOサイリスタに置
き換えることができる。このような順並列接続された複
数の逆導通GTOサイリスタのことを単位逆導通GTO
サイリスタ群と称すると、前述の図1乃至図5の逆導通
GTOサイリスタ3,30,3A,3B,30A,30
Bはいずれもこの単位逆導通GTOサイリスタ群に置き
換えた構成を採用することができる。この場合も、スナ
バコンデンサの数、配置はこの発明の目的に反しない範
囲で種々のものを採用することができる。
【0032】
【発明の効果】この発明は前述のように、GTOサイリ
スタ装置が、mを1以上の整数として、極性が同じm個
の単位逆導通GTOサイリスタ群と、これらに逆極性の
m個の単位逆導通GTOサイリスタ群とが直列接続され
てなるとともに、前記の各単位逆導通GTOサイリスタ
群が、nを1以上の整数として、n個の逆導通GTOサ
イリスタが並列接続されてなる構成を採用することによ
って、一つの方向の単位逆導通GTOサイリスタ群をG
TOサイリスタ群Aとし、これと逆方向の単位逆導通G
TOサイリスタ群をGTOサイリスタ群Bとし、GTO
サイリスタ群Aに順方向に電圧が印加されているとする
と、GTOサイリスタ群Bは逆電圧が印加されるので常
に導通状態であり、回路的には実質的に無いも同然とな
る。したがって、GTOサイリスタ群Aがオフのときに
はこのGTOサイリスタ群Aが電圧を負担して電流を阻
止するので、逆電圧を負担するためのダイオードが不要
になって部品点数が少なくなり回路構成が簡素化されて
装置のコストダウンに資する。
【0033】また、それぞれの逆導通GTOサイリスタ
ごとに一つのスナバコンデンサを並列接続して設けれ
ば、一つの逆導通GTOサイリスタとこれに付属する回
路素子をスナバコンデンサも含めて標準化することが可
能である。また、それぞれの単位逆導通GTOサイリス
タ群ごとに一つのスナバコンデンサを並列接続して設け
てもよい。すなわち、単位逆導通GTOサイリスタ群の
中の逆導通GTOサイリスタは全て並列接続なので、た
とえ素子ごとにスナバコンデンサを設けたとしてもこれ
らは全て並列接続になるので実質的には一つのスナバコ
ンデンサとして働くことから、単位逆導通GTOサイリ
スタ群ごとに1つのスナバコンデンサを設けても差し支
えない。
【0034】同じ極性の単位逆導通GTOサイリスタ群
をまとめて直列接続し、これらの直列接続回路ごとに一
つのスナバコンデンサを並列接続して設けると、スナバ
コンデンサの数が減るので部品点数の減少とこれに伴う
装置の簡素化となる。更に、GTOサイリスタ装置に一
つのスナバコンデンサを並列接続して設けると、同方向
の単位逆導通GTOサイリスタ群がオフ動作をするとき
にはこれらに逆方向の単位逆導通GTOサイリスタ群は
導通状態にあるので、一つだけのスナバコンデンサがオ
フ動作する単位逆導通GTOサイリスタ群だけに働くの
で、前述の同一極性の単位逆導通GTOサイリスタ群を
まとめて一つのスナバコンデンサを並列接続する場合と
動作が同じになり、更に部品点数を少なくしてコストダ
ウンを図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す限流装置の回路
【図2】この発明の第2の実施例を示す限流装置の回路
【図3】この発明の第3の実施例を示す限流装置の回路
【図4】この発明の第4の実施例を示す限流装置の回路
【図5】この発明の第5の実施例を示す限流装置の回路
【図6】従来の限流装置を備えた遮断装置とその周辺の
回路図
【図7】図6の限流装置におけるターンオフ時の逆導通
GTOサイリスタの端子電圧と電流の時間的変化を示す
波形図
【図8】図6とは別の従来の限流装置を備えた遮断装置
とその周辺の回路図
【符号の説明】
100,101,102,103,104,110,1
20…限流装置、24,241,242…スナバコンデ
ンサ、3,3A,3B,30,30A,30B…逆導通
GTOサイリスタ、4…避雷素子、7,70,700,
701,702,703,704…GTOサイリスタ装

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆導通GTOサイリスタが使用された交流
    電流を遮断可能のGTOサイリスタ装置を備えた限流装
    置において、GTOサイリスタ装置が、mを1以上の整
    数として、極性が同じm個の単位逆導通GTOサイリス
    タ群と、これらm個の単位逆導通GTOサイリスタ群と
    は逆方向のm個の単位逆導通GTOサイリスタ群とが直
    列接続されてなるとともに、前記の各単位逆導通GTO
    サイリスタ群が、nを1以上の整数として、n個の逆導
    通GTOサイリスタが並列接続されてなることを特徴と
    する限流装置。
  2. 【請求項2】それぞれの逆導通GTOサイリスタごとに
    一つのスナバコンデンサが並列接続して設けられてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の限流装置。
  3. 【請求項3】それぞれの単位逆導通GTOサイリスタ群
    ごとに一つのスナバコンデンサが並列接続して設けられ
    てなることを特徴とする請求項1記載の限流装置。
  4. 【請求項4】同方向の単位逆導通GTOサイリスタ群が
    まとめて直列接続され、これらの直列接続回路ごとに一
    つのスナバコンデンサが並列接続して設けられてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の限流装置。
  5. 【請求項5】GTOサイリスタ装置に一つのスナバコン
    デンサが並列接続されて設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の限流装置。
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