JPH10126949A - 受信機用電源装置 - Google Patents

受信機用電源装置

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Publication number
JPH10126949A
JPH10126949A JP27488896A JP27488896A JPH10126949A JP H10126949 A JPH10126949 A JP H10126949A JP 27488896 A JP27488896 A JP 27488896A JP 27488896 A JP27488896 A JP 27488896A JP H10126949 A JPH10126949 A JP H10126949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
receiver
tuner
electrode
surge current
Prior art date
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Pending
Application number
JP27488896A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Arai
努 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP27488896A priority Critical patent/JPH10126949A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 落雷によるサージ電流等から内部の回路素子
等を保護する。 【解決手段】 商用電源に接続されるコンセント1から
両極の電源通路2a、2bが導入され、これらの電源通
路2a、2bのそれぞれに過電流によって切断されるヒ
ューズ3a、3bが設けられる。これらのヒューズ3
a、3bを通じた電源通路2a、2bがそれぞれ電源ス
イッチ4a、4bを介してアクロスコンデンサ5、ライ
ンフィルタトランス6に接続され、このラインフィルタ
トランス6からの電源通路が整流用のダイオードブリッ
ジ7に接続される。また例えばテレビジョン信号の受信
用のアンテナ10がチューナ11に接続される。そして
上述のコンセント1とヒューズ3a、3bの間の電源通
路2a、2bにそれぞれ電極A、Bが設けられ、これら
の電極A、Bに対向して電極Cが設けられる。さらにこ
の電極Cが例えばチューナ11の近傍の接地部分12に
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビジョ
ン受像機の雷害防止等に使用して好適な受信機用電源装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機に使用される
受信機用電源装置としては、従来から図2に示すような
装置が用いられている。すなわち図2において、商用電
源に接続されるコンセント21から両極の電源通路22
a、22bが導入される。この内の例えば電源通路22
aには、例えば受信機の内部回路のショート等が発生し
た場合に、その過電流によって切断されるヒューズ23
が設けられる。
【0003】そしてこのヒューズ23の設けられた電源
通路22aと、コンセント21からの電源通路22b
が、それぞれ電源スイッチ24a、24bを介してアク
ロスコンデンサ25、ラインフィルタトランス26に接
続され、このラインフィルタトランス26からの電源通
路が整流用のダイオードブリッジ27に接続される。
【0004】さらにこのダイオードブリッジ27からの
整流出力が平滑用のコンデンサ28を介してサイリス
タ、絶縁スイッチングトランス等を含むスイッチングレ
ギュレータ回路29に供給される。そしてこのスイッチ
ングレギュレータ回路29からの直流電源が例えばテレ
ビジョン受像機の各部に供給される。
【0005】また、例えばテレビジョン信号の受信用の
アンテナ30がチューナ31に接続される。そしてこの
チューナ31で受信された信号が後段の回路(図示せ
ず)に供給される。それと共に、例えばこのアンテナ3
0に落雷が生じた場合の雷害防止のための処置が以下の
ようにして行われている。
【0006】すなわち図2において、コンセント21と
ヒューズ23の間の電源通路22a及び電源通路22b
にそれぞれ電極A、Bが設けられ、これらの電極A、B
に対向して電極Cが設けられる。そしてこの電極Cが、
例えばチューナ31の近傍の接地部分32に接続され
る。
【0007】これによってこの電源装置では、例えばア
ンテナ30に落雷が生じた場合に、この落雷によるサー
ジ電流がチューナ31の近傍の接地部分32から電極C
に供給され、電極AまたはBに放電して、電源通路22
a、22bを通じてコンセント21に接続された商用電
源の電力線に流されるようになっている。
【0008】なお電極A、Bと電極C間のギャップは、
規格上1次と2次側の絶縁距離の規定により、例えば日
本国内では3mm以上、海外においては6mm以上とさ
れている。従ってこの距離以上の放電が生じたときに雷
害防止が行われるようになっている。またこのギャップ
は、基板上のプリント配線等で形成されるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】すなわちこのような電
源装置において、落雷によるサージ電流が電極Cから電
極Aに放電した場合には、電源通路22aに設けられた
ヒューズ23が過電流によって即座に切断する。このた
めサージ電流は確実に商用電源の電力線に流されて、受
信機の内部の回路は保護されるものである。
【0010】ところが、例えば落雷によるサージ電流が
電極Cから電極Bに放電した場合には、電源通路22b
にはヒューズがないためにサージ電流が矢印Fの方向に
流れる。そしてこのサージ電流によって、後段のダイオ
ードブリッジ27や、さらにスイッチングレギュレータ
回路29のサイリスタや絶縁スイッチングトランス、回
路IC等を破壊する恐れが生じた。
【0011】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置
では例えば落雷によるサージ電流の流れ方によって受信
機の内部の回路素子等を破壊する恐れが生じる。このた
め故障部品が増加し、信頼性も低化されていたというも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、商用電源に接続される電源通路の両極に過電流によ
って切断されるヒューズを設けるようにしたものであっ
て、これによれば、例えば落雷によるサージ電流がどの
ように流れても、受信機の内部の回路素子等を確実に保
護することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、アンテナに接
続されたチューナを有する受信機に電源を供給する受信
機用電源装置において、商用電源に接続される電源通路
の両極に過電流によって切断されるヒューズを設けてな
るものである。以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明を適用した受信機用電源装置の一例の
要部の構成を示すブロック図である。
【0014】この図1において、商用電源に接続される
コンセント1から、両極の電源通路2a、2bが導入さ
れる。そして本発明においては、これらの両極の電源通
路2a、2bのそれぞれに、過電流によって切断される
ヒューズ3a、3bが設けられる。
【0015】これらのヒューズ3a、3bを通じた電源
通路2a、2bが、それぞれ電源スイッチ4a、4bを
介してアクロスコンデンサ5、ラインフィルタトランス
6に接続され、このラインフィルタトランス6からの電
源通路が整流用のダイオードブリッジ7に接続される。
【0016】さらにこのダイオードブリッジ7からの整
流出力が平滑用のコンデンサ8を介してサイリスタ、絶
縁スイッチングトランス等を含むスイッチングレギュレ
ータ回路9に供給される。そしてこのスイッチングレギ
ュレータ回路9からの直流電源が例えばテレビジョン受
像機の各部に供給される。
【0017】また、例えばテレビジョン信号の受信用の
アンテナ10がチューナ11に接続される。そしてこの
チューナ11で受信された信号が後段の回路(図示せ
ず)に供給される。それと共に、例えばこのアンテナ1
0に落雷が生じた場合の雷害防止のための処置が以下の
ようにして行われている。
【0018】すなわち図1において、コンセント1とヒ
ューズ3a、3bの間の電源通路2a、2bにそれぞれ
電極A、Bが設けられ、これらの電極A、Bに対向して
電極Cが設けられる。そしてこの電極Cが、例えばチュ
ーナ11の近傍の接地部分12に接続される。
【0019】これによってこの電源装置では、例えばア
ンテナ10に落雷が生じた場合に、この落雷によるサー
ジ電流がチューナ11の近傍の接地部分12から電極C
に供給され、電極AまたはBに放電して、電源通路2
a、2bを通じてコンセント1に接続された商用電源の
電力線に流されるようになっている。
【0020】そしてこの場合に、上述の本発明の装置で
は、落雷によるサージ電流が電極Cから電極AまたはB
のいずれに放電した場合でも、電源通路2aまたは2b
に設けられたヒューズ3aまたは3bが過電流によって
即座に切断する。これによってサージ電流はいずれの場
合においても確実に商用電源の電力線に流され、内部の
回路を確実に保護することができる。
【0021】従ってこの装置において、商用電源に接続
される電源通路の両極に過電流によって切断されるヒュ
ーズを設けることにより、例えば落雷によるサージ電流
がどのように流れても受信機の内部の回路素子等を確実
に保護することができる。
【0022】これによって従来の装置では、例えば落雷
によるサージ電流の流れ方によっては受信機の内部の回
路素子等を破壊する恐れがあったものを、本発明によれ
ば常に保護を行うことができ、故障部品を減少させると
共に、信頼性を向上させることができるものである。
【0023】なお、上述の装置において、ヒューズ3a
または3bが切断されるまでの瞬間にアクロスコンデン
サ5が破壊される可能性は残されるが、それ以降の回路
素子は確実に保護され、被害を最小限に留めることがで
きる。
【0024】こうして上述の受信機用電源装置によれ
ば、アンテナに接続されたチューナを有する受信機に電
源を供給する受信機用電源装置において、商用電源に接
続される電源通路の両極に過電流によって切断されるヒ
ューズを設けることにより、例えば落雷によるサージ電
流がどのように流れても、受信機の内部の回路素子等を
確実に保護することができるものである。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、商用電源に接続され
る電源通路の両極に過電流によって切断されるヒューズ
を設けることにより、例えば落雷によるサージ電流がど
のように流れても受信機の内部の回路素子等を確実に保
護することができるようになった。
【0026】これによって従来の装置では、例えば落雷
によるサージ電流の流れ方によっては受信機の内部の回
路素子等を破壊する恐れがあったものを、本発明によれ
ば常に保護を行うことができ、故障部品を減少させると
共に、信頼性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される受信機用電源装置の一例の
構成図である。
【図2】従来の受信機用電源装置の構成図である。
【符号の説明】
1 コンセント、2a,2b 電源通路、3a,3b
ヒューズ、4a,4b電源スイッチ、5 アクロスコン
デンサ、6 ラインフィルタトランス、7ダイオードブ
リッジ、8 平滑用のコンデンサ、9 スイッチングレ
ギュレータ回路、10 アンテナ、11 チューナ、1
2 接地部分、A,B,C 電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナに接続されたチューナを有する
    受信機に電源を供給する受信機用電源装置において、 商用電源に接続される電源通路の両極に過電流によって
    切断されるヒューズを設けたことを特徴とする受信機用
    電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の受信機用電源装置におい
    て、 上記電源通路の両極にそれぞれ所定のギャップを介して
    電極を設け、 この電極を上記チューナの近傍の接地部分に接続したこ
    とを特徴とする受信機用電源装置。
JP27488896A 1996-10-17 1996-10-17 受信機用電源装置 Pending JPH10126949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27488896A JPH10126949A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 受信機用電源装置

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JP27488896A JPH10126949A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 受信機用電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10126949A true JPH10126949A (ja) 1998-05-15

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ID=17547939

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JP27488896A Pending JPH10126949A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 受信機用電源装置

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JP (1) JPH10126949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010246218A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回路遮断器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010246218A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回路遮断器

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