JPH10126826A - 無線呼出受信機における利用者データ格納方法 - Google Patents

無線呼出受信機における利用者データ格納方法

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JPH10126826A
JPH10126826A JP8287353A JP28735396A JPH10126826A JP H10126826 A JPH10126826 A JP H10126826A JP 8287353 A JP8287353 A JP 8287353A JP 28735396 A JP28735396 A JP 28735396A JP H10126826 A JPH10126826 A JP H10126826A
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JP8287353A
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Hiroo Namatame
博夫 生田目
Katsuhiko Nakazawa
克彦 中沢
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OKI TSUSHIN SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI TSUSHIN SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線呼出受信機の利用者データ格納用メモリ
を有効に使用することのできる利用者データ格納方法を
提供する。 【解決手段】 利用者データの各機能毎の最大登録件数
がそれぞれ異なる複数の登録パターンをあらかじめ準備
し、利用者は、その複数の登録パターンの中から使用目
的に適した登録パターンを選択する。選択された登録パ
ターンに基づいて各機能毎の最大登録件数の利用者デー
タを格納するために必要なエリアを算出し、その算出結
果に従って利用者データプール11を各機能毎に分割する
と共に、その最大登録件数に従って管理テーブル12を各
機能毎に分割する。そして、入力された利用者データを
利用者データプール11に機能別に格納すると共に、その
利用者データを格納した利用者データプール11における
アドレスを管理テーブル12に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出受信機
(ページャ)において、利用者が作成する電話帳や自作
定型文等の利用者データをメモリへ格納するための利用
者データ格納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線呼出システムは、公衆電話網に接続
されている電話機からページャの呼出番号を入力する
と、そのページャのアドレスを含む選択呼出信号をシス
テムの基地局から無線周波数で送信し、そのアドレスに
該当するページャがその選択呼出信号を受信し、携帯者
に対して呼出音等を発して呼出しがあったことを知らせ
るものであった。しかし、近年の端末機能の高度化に伴
い、ページャについても機能の拡大が図られるようにな
り、ページャ内部に利用者が作成した電話帳や自作定型
文等の利用者データを自由に格納し、読み出すことがで
きるメモリを備えるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ページ
ャには小型化および低コスト化が要請されるため、ペー
ジャに搭載される利用者データを格納するためのメモリ
は、大きさに一定の制限を受けていた。一方、従来のペ
ージャでは、利用者データの登録件数が各機能毎にあら
かじめ決定されていた。このため、例えば、電話帳と自
作定型文の登録件数の比率が5:5と決められている機
種では、両者を9:1の比率で格納したいという利用者
の要求に応えることができないという欠点があった。ま
た、この場合、メモリに使用されない領域が残ってしま
い、大きさが限られているメモリを効率よく使用するこ
とができないという欠点があった。
【0004】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、利用者ニーズに従って機能毎の利用者データの最大
登録件数をダイナミックに変更するすることにより、限
られたメモリ容量を有効利用することのできる無線呼出
受信機における利用者データ格納方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、無線呼出受信機に利用者データを格納す
る利用者データ格納方法であって、この方法は、利用者
データの各機能毎の最大登録件数がそれぞれ異なる複数
の登録パターンをあらかじめ準備し、その複数の登録パ
ターンの中から利用者が選択した登録パターンにおける
各機能毎の最大登録件数の利用者データを格納するため
に必要なメモリの大きさ算出し、算出した各機能毎のメ
モリの大きさに従って利用者データを格納するメモリの
領域を各機能に対応する領域に分割し、入力された利用
者データを機能別にメモリに格納することを特徴とする
ものである。
【0006】また、本発明は、無線呼出受信機に利用者
データを格納する利用者データ格納方法であって、この
方法は、利用者が指定する利用者データの各機能毎の最
大登録件数に従って、各機能毎の最大登録件数の利用者
データを格納するために必要なメモリの大きさ算出し、
算出した各機能毎のメモリの大きさに従って利用者デー
タを格納するメモリの領域を各機能に対応する領域に分
割し、入力された利用者データを機能別にそのメモリに
格納することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、無線呼出受信機に利用者
データを格納する利用者データ格納方法であって、この
方法は、利用者が指定する利用者データの各機能毎の最
大登録件数の比率に従って、利用者データを格納するメ
モリの領域を各機能に対応する領域に分割し、入力され
た利用者データを機能別にそのメモリに格納することを
特徴とするものである。
【0008】この場合、そのメモリの各機能に対応する
領域に格納できる最大登録件数を算出て表示手段により
表示するとよい。
【0009】また、本発明は、無線呼出受信機に利用者
データを格納する利用者データ格納方法であって、この
方法は、入力された利用者データを第1のメモリの任意
の空きブロックに格納し、このブロックのアドレスを、
格納される利用者データの機能別および利用者データの
入力順を示す番号順に、第2のメモリに格納することを
特徴とするものである。
【0010】この場合、その第1のメモリにおける利用
者データ未格納のブロック数を算出して表示手段により
表示するとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる無線呼出受信機における利用者データ格納方法の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図2は、本発明による利用者データ格納方
法の実施例が適用されるページャの構成例を示すブロッ
ク図である。図2において、アンテナ1は、システムの
基地局から送信されてきた信号を受信してこれを受信機
2へ出力する。受信機2は、アンテナ1からの受信信号
を増幅し、復調し、復調信号をデコーダ3へ出力する。
デコーダ3は、同期回路や復号回路等を内臓し、受信機
2からの復調信号からデータを復号してこれを制御部4
へ出力する。
【0013】制御部4は、ワンチップCPU 等で実現され
ており、メモリ5に格納されているプログラムが定める
手順に従って、管理用データを格納する1次メモリ6、
利用者データを格納する2次メモリ7、メッセージ等を
表示する液晶ディスプレイからなるLCD 表示部8、デー
タ等を入力するためのキーを備えたキー入力部9、およ
び音を発するサウンダ10を制御するものである。ここ
で、メモリ5はROM からなり、1次メモリ6はRAM から
なり、2次メモリ7は不揮発性のE2PROMまたは電池でバ
ックアップされたRAM からなるものとする。
【0014】本実施例は、この制御部4の制御の下で、
キー入力部9から入力された利用者データを、1次メモ
リ6に格納される管理用データを用いながら、2次メモ
リ7に格納するものである。
【0015】先ず、本発明による利用者データ格納方法
の第1の実施例について説明する。この実施例は、利用
者データの各機能に対する最大登録件数がそれぞれ異な
る複数の登録パターンをあらかじめ用意しておき、利用
者がその複数の登録パターンの中から使用目的に最適と
思われる1つの登録パターンを選択し、その選択された
登録パターンに従って各機能毎に利用者データをページ
ャに格納していく方法である。
【0016】図3は、この登録パターンの一例を示す。
図3において、パターン1は、A機能、B機能、C機能
の最大登録件数がそれぞれ50件、50件、50件、パターン
2は、それぞれ80件、35件、35件、パターン3は、それ
ぞれ44件、80件、44件、パターン4は、それぞれ20件、
20件、80件である。ただし、利用者データを1件登録す
るために必要なメモリの大きさは、A機能、B機能、C
機能についてそれぞれ2:1:3の割合であるとしてい
る。利用者は、用意されたこれらの4種類のパターンの
中から使用目的に最も適した1つのパターンを選択す
る。
【0017】本実施例は、このように、利用者データの
登録に先立って登録パターンの選択を行なう。そこで、
先ず、登録パターンを選択する場合における本実施例の
動作を、図1、図4〜図6を用いて説明する。ここで、
図1は、データ登録エリアの構成例を示す図である。図
1において、利用者データプール11は、利用者データ
(例えば電話帳における名前と電話番号)を格納するデ
ータープール、管理テーブル12は、利用者データプール
11に利用者データが格納されたときのその格納場所のア
ドレス(登録アドレス)を管理するテーブル、ヘッドテ
ーブル13は、利用者データプール11を機能別に分割した
場合の各エリアの先頭アドレスを管理するテーブル、ヘ
ッドテーブル14は、管理テーブル12を機能別に分割した
場合の各エリアの先頭アドレスを管理するテーブルであ
る。
【0018】また、図4は、利用者データプール11の使
用状態を機能別に管理するデータプール空塞管理テーブ
ルの構成例を示す図であり、図5および図6は、制御部
4の動作を示すフローチャートである。なお、本実施例
では、利用者データプール11は、図2に示す2次メモリ
7で実現され、管理テーブル12、ヘッドテーブル13、ヘ
ッドテーブル14、および図4に示すデータプール空塞管
理テーブルは、図2に示す1次メモリ6で実現されてい
る。
【0019】利用者は、図2に示すキー入力部9のキー
を操作して利用者データ入力モードを選択する。制御部
4は、この選択を検出すると LCD表示部8に、例えば、
図3に示す登録パターン等のガイダンスメッセージを表
示して利用者に登録パターンの選択方法をガイドする
(図5、ステップS1)。利用者は、このガイダンスメッ
セージに従ってキー入力部9のキーを操作し、ページャ
が用意した複数の登録パターンの中から自分の使用目的
に適した1つの登録パターンを選択する。
【0020】制御部4は、登録パターンが選択されると
(図5、ステップS2)、その登録パターンにおける各機
能の最大登録件数の利用者データを格納するために必要
な格納エリアを算出する。例えば、図1に示す利用者デ
ータプール11が複数のブロックからなり、A機能、B機
能、C機能の1件の利用者データを格納するために必要
なブロック数がそれぞれ2ブロック、1ブロック、3ブ
ロックであるとし、また、選択された登録パターンにお
けるA機能、B機能、C機能の最大登録件数がそれぞれ
a件、b件、c件であるとすると、A機能、B機能、C
機能の最大登録件数に対して必要な格納エリアは、それ
ぞれa×2、b×1、c×3ブロックとなる。
【0021】制御部4は、算出した格納エリアの大きさ
に基づいて図1に示す利用者データプール11のエリアを
各機能毎に分割し、各機能毎に最大登録件数分の利用者
データを格納するためのエリアを確保する。そして、分
割した各機能のエリアの先頭アドレスを算出してこれを
ヘッドテーブル13へ書き込む(図5、ステップS3)。な
お、選択される登録パターンにおける各機能毎の最大登
録件数は、その各最大登録件数の利用者データをすべて
格納するために必要なエリアが、利用者データプール11
の全エリアと同一、またはそれ以下となるようにあらか
じめ設定されている。
【0022】次いで、制御部4は、選択された登録パタ
ーンにおけるA機能、B機能、C機能の最大登録件数に
基づいて、図1に示す管理テーブル12のエリアを機能別
に分割し、利用者データプール11における利用者データ
が格納されたブロックのアドレスを機能別に格納するた
めのエリアを確保する。そして、管理テーブル12の各エ
リアの先頭アドレスと最大登録件数とをヘッドテーブル
14へ書き込む(図5、ステップS4)。なお、本実施例で
は、管理テーブル12は複数のブロックから構成され、1
つのブロックには1つの登録アドレスを格納するものと
する。
【0023】以上の動作の終了により、登録パターンの
選択に対する処理が終了し、利用者データの登録を開始
することができる。そこで、次に、利用者データを利用
者データプール11に格納する場合における本実施例の動
作について説明する。
【0024】制御部4は、 LCD表示部8に利用者データ
を入力のためのガイダンスメッセージを表示し、利用者
に利用者データの入力方法をガイドする(図6、ステッ
プS5)。利用者は、そのガイダンスメッセージに従って
キー入力部9のキーを操作することにより、例えば、A
機能(電話帳機能)のn件目に利用者データ「ナマエ、
03-1234-5678」を登録するよう指示する(図6、ステッ
プS6)。制御部4は、図4に示すデータプール空塞管理
テーブルを用いて、利用者データプール11のA機能のエ
リアにおける空きブロックを探す(図6、ステップS
7)。
【0025】詳細には、図4に示すデータプール空塞管
理テーブルは、本実施例では、利用者データプール11の
A機能、B機能、C機能に割り当てられた各エリアの使
用状態を管理するためのテーブル41、42、43から構成さ
れている。そして、テーブル41〜43のそれぞれを構成す
る各ブロックを、利用者データプール11のA機能、B機
能、C機能に割り当てられた各エリアの各ブロックに対
応させている。従って、各テーブルにおける各ブロック
のアドレスから、利用者データプール11における対応す
るブロックのアドレスを特定することができる。そし
て、本実施例では、各テーブルのブロックに、必要に応
じて「塞」を示すデータを格納する。
【0026】例えば、利用者データプール11のA機能に
割り当てられエリアの X番地と X+1番地のブロックに利
用者データが格納されたとき、利用者データプール11の
上記の X番地と X+1番地に対応するテーブル41の Y番地
と Y+1番地のブロックに「塞」のデータを書き込み、そ
の利用者データが消去されたとき、その「塞」のデータ
を消去するものとする。これにより、テーブル41、42、
43について「塞」のデータが書き込まれていないブロッ
クを探すことにより、利用者データプール11の該当する
エリアにおける空きブロックを知ることができる。
【0027】先述したように、キー入力部9から「ナマ
エ、03-1234-5678」、A機能、n件目等のデータが入力
されると、制御部4は、図4に示すデータプール空塞管
理テーブルのテーブル41について「塞」のデータが書き
込まれていないブロックを探す。その結果、例えば、テ
ーブル41の Y番地と Y+1番地とに空きブロックを見つけ
ると、入力された利用者データ「ナマエ」と「03-1234-
5678」を、その Y番地とY+1 番地に対応する、利用者デ
ータプール11における、例えば、 X番地と X+1番地のブ
ロックにそれぞれ格納する(図6、ステップS8)。そし
て、テーブル41の Y番地とY+1 番地とのブロックに
「塞」のデータを書き込む。
【0028】次いで、制御部4は、入力された利用者デ
ータがA機能のn件目のデータであることから、その利
用者データが格納された利用者データプール11のブロッ
クの先頭ブロックのアドレス( X番地)を、図1に示す
管理テーブル12のA機能のエリアのn番目(n件目)の
ブロックに書き込む(図6、ステップS9)。そして、LC
D表示部8に利用者データを登録したことを表示して
(図6、ステップS10 )、利用者データの登録を終了す
る。
【0029】次に、利用者データプール11に格納された
利用者データを読み出す場合における本実施例の動作
を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。先
ず、利用者は、図2に示すキー入力部9のキーを操作し
て利用者データ読出モードを選択する。制御部4は、こ
の選択を検出すると LCD表示部8に、ガイダンスメッセ
ージを表示して利用者に利用者データ読出方法をガイド
する(図7、ステップS1)。利用者は、このガイダンス
メッセージに従ってキー入力部9のキーを操作し、読み
出したいデータを指示する。例えば、A機能のn件目の
利用者データの読出しを指示する。
【0030】制御部4は、読み出すべきデータが指示さ
れると(図7、ステップS2)、図1に示す管理テーブル
12のA機能に割り当てられたエリアのn番目のブッロク
から登録アドレスを読み出し(図7、ステップS3)、利
用者データプール11におけるこの登録アドレスに該当す
るアドレスのブロックと次のブロックとから格納されて
いる利用者データを読み出す(図7、ステップS4)。こ
こで、2ブロックからデータを読み出すのは、A機能の
場合は、1件の利用者データを2ブロックに分けて格納
することによる。
【0031】そして、制御部4は、読み出した利用者デ
ータを所定のフォーマットに従って編集し、これを LCD
表示部8に表示する(図7、ステップS5)。なお、ここ
では1件の利用者データを読み出す場合について説明し
たが、複数の機能について複数の利用者データを指定す
れば、指定された範囲の利用者データが読み出される。
このように、本実施例では、利用者は、利用者データプ
ール11に格納された利用者データを自由に読み出して利
用することができる。
【0032】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、利用者データの各機能に対する最大登録件数がそれ
ぞれ異なる複数の登録パターンをあらかじめ用意してお
き、利用者がその複数の登録パターンの中から使用目的
に最適と思われる1つの登録パターンを選択できるの
で、例えば、電話帳機能に多くのデータを登録したい場
合は、電話帳偏重パターンを選択することにより、メモ
リの未使用領域の発生を極力防いで限られたメモリ容量
を効率的に使うことができると共に、使用者の嗜好に合
った充分な登録件数を確保することができる。
【0033】次に、本発明による利用者データ格納方法
の第2の実施例について説明する。この実施例は、利用
者データをページャに格納する際、各機能の利用者デー
タの最大登録件数を利用者が設定する方法であり、利用
者は、使用目的に応じて自由に各機能毎に最大登録件数
を設定することができる。なお、本実施例においても、
第1の実施例の場合と同様に、図1に示す利用者データ
プール11、管理者テーブル12、ヘッドテーブル13、14、
および図4に示すデータプール空塞管理テーブルを備え
ているものとする。
【0034】利用者データをページャに格納する場合、
利用者は、先ず、図2に示すキー入力部9のキーを操作
して利用者データ入力モードを選択する。制御部4は、
この選択を検出すると LCD表示部8に、利用者に各機能
毎の最大登録件数を入力するようガイドする。例えば、
図8に示すような図を表示して、空欄となっている最大
登録件数の欄に、最大登録件数を入力するようガイドす
る。利用者は、このガイダンスメッセージに従ってキー
入力部9のキーを操作し、自分が希望する各機能毎の最
大登録件数を指定する。以下、制御部4は、第1の実施
例の場合と同様にして、利用者データプール11、管理テ
ーブル12等の分割等の処理を行ない、次いで、入力され
る利用者データを利用者データプール11の所定のブロッ
クに格納していく。
【0035】なお、本実施例では、利用者が各機能毎の
最大登録件数を指定するので、指定誤りが生ずる場合も
あり得る。そこで、指定された各機能毎の最大登録件数
の利用者データを格納するに必要なエリアの大きさを算
出し、全利用者データが利用者データプールに格納でき
るか否かを確認する。そして、格納できない場合には、
最大登録件数の指定が不適切である旨を表示し、再指定
を要求する。また、本実施例では、各機能毎の最大登録
件数を指定することにしているが、各機能毎の最大登録
件数の比率を指定するようにしてもよい。これにより、
利用者は、利用者データプールに格納できる最大データ
量を意識する必要がないという効果が得られる。ただ
し、この場合、制御部4は、その指定された最大登録件
数の比率から最大登録件数を算出し、その結果をLCD 表
示部8に表示して利用者に知らせる。
【0036】以上説明したように第2の実施例によれ
ば、1つの利用者データプールを機能毎に分割する際の
機能毎の最大登録件数を、利用者が使用目的に応じて設
定することができるので、利用者の嗜好に応じたよりき
め細かな最大登録件数の割り付けが可能となる。また、
第1の実施例の場合と同様に、限られたメモリ容量の1
つの利用者データプールを有効利用できるという効果も
得られる。
【0037】次に、本発明による利用者データ格納方法
の第3の実施例について説明する。この実施例は、利用
者データをページャに格納する際、機能別に最大登録件
数を設定することなく、利用者はその最大登録件数を意
識せずに利用者データを格納していくことができる方法
である。
【0038】本実施例における制御部4の動作を、図9
および図10を用いて説明する。ここで、図9は、データ
登録エリアの構成例を示す図である。図9において、利
用者データプール91は、利用者データ(例えば電話帳に
おける名前と電話番号)を格納するデータープールであ
り、A機能管理テーブル92、B機能管理テーブル93、C
機能管理テーブル94は、A機能の利用者データ、B機能
の利用者データ、C機能の利用者データが利用者データ
プール91に格納されたときのその格納場所のアドレス
(登録アドレス)を管理するテーブルであり、また、デ
ータプール空塞管理テーブル95は、利用者データプール
91の使用状態を管理するテーブルである。図10は、制御
部4の動作を示すフローチャートである。
【0039】なお、本実施例では、利用者データプール
91は複数のブロックからなり、A機能、B機能、C機能
の1件の利用者データを格納するために必要なエリア
は、それぞれ2ブロック、1ブロック、3ブロックであ
るものとする。また、本実施例では、利用者データプー
ル91は、図2に示す2次メモリ7に格納され、A機能管
理テーブル92、B機能管理テーブル93、C機能管理テー
ブル94、およびデータプール空塞管理テーブル95は、図
2に示す1次メモリ6にそれぞれ格納される。
【0040】利用者データをページャに格納する場合、
利用者は、先ず、図2に示すキー入力部9のキーを操作
して利用者データ入力モードを選択する。制御部4は、
この選択を検出すると LCD表示部8に、利用者データ入
力のためのガイダンスメッセージを表示し、利用者に利
用データの入力方法をガイドする(図10、ステップS
1)。利用者は、このガイダンスメッセージに従ってキ
ー入力部9のキーを操作し、利用者データ、その機能、
何件目に入力するデータであるか等を入力する。制御部
4は、例えば、「ナマエ、03-1234-5678」、「電話帳機
能(A機能)」および「m件目」が入力されると(図1
0、ステップS2)、図9に示すデータプール空塞管理テ
ーブル95を用いて、利用者データプール91における空き
ブロックを探す(図10、ステップS3)。
【0041】このデータプール空塞管理テーブル95は、
本実施例では、複数のブロックから構成されており、そ
の各ブロックは、利用者データプール91を構成する各ブ
ロックに対応する。そして、利用者データプール91のブ
ロックに利用者データが格納されたとき、そのブロック
に対応するデータプール空塞管理テーブル95のブロック
に「塞」のデータを書き込み、その利用者データが消去
されたときは、その「塞」のデータを消去するものとす
る。したがって、このデータプール空塞管理テーブル95
を用いることにより、利用者データプール91における空
きブロックを探すことができる。
【0042】制御部4は、例えば、データプール空塞管
理テーブル95の X番地とX+1 番地のブロックに「塞」が
書き込まれていないことを検出すると(図10、ステップ
S4)、このブロックに対応する利用者データプール91の
ブロック、例えば、 X番地とX+1 番地のブロックに利用
者データ「ナマエ」、「03-1234-5678」をそれぞれ格納
する(図10、ステップS5)。そして、格納する利用者デ
ータがA機能のm件目のデータであることから、A機能
管理テーブル92のm番目(m件目)のブロックに、利用
者データプール91における利用者データを格納したブロ
ックの先頭のブロックの登録アドレス( X番地)を書き
込む(図10、ステップS6)。また、データプール空塞管
理テーブル95の X番地とX+1 番地のブロックには「塞」
のデータを書き込む。
【0043】このように、本実施例では、キー入力部9
から入力された利用者データは、図9に示す利用者デー
タプール91の空きブロックに、そのデータの機能とは無
関係に格納される。そして、利用者データが格納された
利用者データプール91のブロックの登録アドレスは、そ
の利用者データの機能によりA機能管理テーブル92、B
機能管理テーブル93、C機能管理テーブル94のいずれか
に、そして、m件目の入力データである場合にはその管
理テーブルのm番目のブロックに書き込まれる。これら
の管理テーブルにより、利用者データプール91に混在す
る形で格納される利用者データを機能別に管理すること
ができる。
【0044】制御部4は、利用者データの登録を終了し
たとき、 LCD表示部8に登録を終了した旨のメッセージ
を表示すると共に、利用者データプール91における空き
ブロック数、つまり残量(例えば、%表示)を表示する
(図10、ステップS7)。なお、利用者が、残量が0%で
あるにもかかわらず過って利用者データを登録しようと
する場合には、登録ができない旨のメッセージを表示す
る(図10、ステップS8)。なお、図8に示す利用者デー
タプール91に格納された利用者データは、第1の実施例
の場合と同様にして、自由に読み出すことができる。
【0045】以上説明したように第3の実施例よれば、
利用者データプールを機能別に分割することなく、利用
者データをその機能とは関係なく利用者データプールに
格納するので、利用者は、各機能毎の最大登録件数を意
識せずに、限られたメモリ容量からなる1つの利用者デ
ータプールを利用者の利用パターンに合わせて効率的に
使うことが可能となると共に、各機能毎の最大登録件数
はあらかじめ決められていないため、登録件数について
は自らが管理し、利用者の嗜好に合わせたより自由な使
い方が可能となる。
【0046】なお、本実施例では、利用者データをキー
入力部9のキーを操作することに入力したが、外部に接
続される端末装置から入力できるようにしてもよく、ま
た、利用者データプール81から読み出した利用者データ
を外部に接続される端末装置へ出力できるようにしても
よい。
【0047】
【発明の効果】このように第1の発明によれば、利用者
データの各機能に対する最大登録件数がそれぞれ異なる
複数の登録パターンをあらかじめ用意しておき、利用者
がその複数の登録パターンの中から使用目的に最適と思
われる登録パターンを選択できるので、メモリの未使用
領域の発生を極力防止してメモリを効率的に使用するこ
とができると共に、使用者の嗜好に合った充分な登録件
数を確保することが可能となる。
【0048】また、第2の発明によれば、機能毎の最大
登録件数を利用者が指定することができるので、利用者
の嗜好に応じたよりきめ細かな最大登録件数の割り付け
が可能となり、また、限られたメモリ容量の1つの利用
者データプールを有効利用できるという効果が得られ
る。なお、最大登録件数に替えて最大登録件数の比率を
指定することにすれば、利用者は、メモリの最大容量を
意識しなくてよいという効果が得られる。
【0049】また、第3の発明によれば、利用者データ
をその機能とは関係なく混在する形で1つのメモリに格
納するので、利用者は、各機能毎の最大登録件数を意識
せずに、利用者の利用パターンに合わせてそのメモリを
効率的に使用することが可能となる。また、各機能毎の
最大登録件数が決められていないため、機能別の最大登
録件数を利用者が管理し、利用者の嗜好に合わせたより
自由なメモリの使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるデータ登録エリ
アの構成例を示す図である。
【図2】ページャの構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例における登録パターンの
一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるデータープール
空塞管理テーブルの構成例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における制御部4の登録
パターンの選択時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における制御部4の利用
者データ登録時における動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第1の実施例における制御部4の利用
者データ読出し時における動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第2の実施例における機能別最大登録
件数を入力するためのガイダンスメッセージの例を示す
図である。
【図9】本発明の第3の実施例におけるデータ登録エリ
アの構成例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例における制御部4の利
用者データ登録時における動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信機 3 デコーダ 4 制御部 5 ROM 6 1次メモリ 7 2次メモリ 8 LCD 表示部 9 キー入力部 10 サウンダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線呼出受信機に利用者データを格納す
    る利用者データ格納方法であって、該方法は、 利用者データの各機能毎の最大登録件数がそれぞれ異な
    る複数の登録パターンをあらかじめ準備し、前記複数の
    登録パターンの中から利用者が選択した登録パターンに
    おける各機能毎の最大登録件数の利用者データを格納す
    るために必要なメモリの大きさ算出し、算出した各機能
    毎のメモリの大きさに従って利用者データを格納するメ
    モリの領域を前記各機能に対応する領域に分割し、入力
    された利用者データを機能別に前記メモリに格納するこ
    とを特徴とする無線呼出受信機における利用者データ格
    納方法。
  2. 【請求項2】 無線呼出受信機に利用者データを格納す
    る利用者データ格納方法であって、該方法は、 利用者が指定する利用者データの各機能毎の最大登録件
    数に従って、前記各機能毎の最大登録件数の利用者デー
    タを格納するために必要なメモリの大きさ算出し、算出
    した各機能毎のメモリの大きさに従って利用者データを
    格納するメモリの領域を前記各機能に対応する領域に分
    割し、入力された利用者データを機能別に前記メモリに
    格納することを特徴とする無線呼出受信機における利用
    者データ格納方法。
  3. 【請求項3】 無線呼出受信機に利用者データを格納す
    る利用者データ格納方法であって、該方法は、 利用者が指定する利用者データの各機能毎の最大登録件
    数の比率に従って、利用者データを格納するメモリの領
    域を前記各機能に対応する領域に分割し、入力された利
    用者データを機能別に前記メモリに格納することを特徴
    とする無線呼出受信機における利用者データ格納方法。
  4. 【請求項4】 前記メモリの前記各機能に対応する領域
    に格納できる最大登録件数を算出て表示手段により表示
    することを特徴とする請求項3に記載の無線呼出受信機
    における利用者データ格納方法。
  5. 【請求項5】 無線呼出受信機に利用者データを格納す
    る利用者データ格納方法であって、該方法は、 入力された利用者データを第1のメモリの任意の空きブ
    ロックに格納し、該ブロックのアドレスを、格納される
    利用者データの機能別および該利用者データの入力順を
    示す番号順に、第2のメモリに格納することを特徴とす
    る無線呼出受信機における利用者データ格納方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のメモリにおける利用者データ
    未格納のブロック数を算出して表示手段により表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線呼出受信機にお
    ける利用者データ格納方法。
JP8287353A 1996-10-11 1996-10-11 無線呼出受信機における利用者データ格納方法 Withdrawn JPH10126826A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013030072A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Mitsubishi Electric Corp メモリ制御装置

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JP2013030072A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Mitsubishi Electric Corp メモリ制御装置

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