JPH10126668A - カメラ制御システム - Google Patents

カメラ制御システム

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JPH10126668A
JPH10126668A JP8272301A JP27230196A JPH10126668A JP H10126668 A JPH10126668 A JP H10126668A JP 8272301 A JP8272301 A JP 8272301A JP 27230196 A JP27230196 A JP 27230196A JP H10126668 A JPH10126668 A JP H10126668A
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真也 瓜阪
Tomoaki Kawai
智明 河合
Koichi Yano
晃一 矢野
Kazuko Tsujimura
和子 辻村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に接続されたカメラの中から
少なくとも1つを選択し、前記カメラの制御指令情報お
よび前記カメラ付近の音声情報を伝達するカメラ制御シ
ステムにおいて、カメラが撮影不許可領域方向を撮影し
ているときは、その撮影方向の音声の出力をしないよう
にする。 【解決手段】 カメラから入力される画像の表示禁止区
域を設定する設定手段と、前記設定手段により、設定さ
れた表示禁止区域の方向範囲と撮影範囲が重なるとき、
表示禁止区域の方向範囲の表示を実質的に禁止する表示
禁止手段と、カメラ付近の音声を入力する音声入力手段
と、前記表示禁止手段により、表示禁止区域の方向範囲
の表示を実質的に禁止しているとき、前記音声入力手段
により入力された音声の出力を禁止する音声出力禁止手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも1つ以上
のカメラを複数人で遠隔操作するカメラ制御システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、本出願人により、複数の遠隔地の
状況を把握するためのツールとして、カメラ制御システ
ムと呼ばれるシステムの研究開発が進められている。
【0003】このシステムでは、遠隔操作により制御可
能なカメラ、音声を入力する音声入力装置、また、カメ
ラから入力された画像および音声入力装置から入力され
た音声を、ネットワークを通じて送受信する画像通信端
末装置が複数の地点に配置されている。
【0004】そして、複数の地点の画像通信端末装置か
ら送信された画像信号を変換することにより、画像をモ
ニタに表示し、また、音声信号を変換することにより、
音声をスピーカに出力することによって、カメラが設置
された場所の状況を把握することができる構成となって
いる。
【0005】上述のようなカメラ制御システムにおいて
は、特に操作対象となるカメラの数が多くなるほど、使
用者が各カメラの設置場所を容易に把握できることが必
要であり、そのため、各カメラの位置および方向を示す
指標として、アイコンを地図画面上に重畳して表示する
方式が本出願人により提案されている。
【0006】このようなカメラ制御システムでは、シス
テムを利用するどのユーザもネットワークで接続されて
いるカメラを自由に遠隔制御することができる。
【0007】しかし、これによって遠隔操作されるカメ
ラの撮影範囲にいるものにとって、あたかも監視される
状況になり、また強い不快感を受けることになる。ま
た、ユーザが自由にカメラ、あるいは音声入力装置を遠
隔制御されてしまうと、ユーザ側に知られたくない領域
の状況が把握されてしまい、セキュリティー面において
も不安であり、そのような点を考慮することが必要とな
ってくる。
【0008】そこで、本出願人は、地図画面上で各カメ
ラについて撮影を許さない範囲を設定し、遠隔操作する
ことにより、その撮影不許可範囲を物理的かつ実質的に
撮影不可能にした制御システムを提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラ制御システムにおいては、撮影不許可範囲の音声
情報が入力されてしまう恐れがある。
【0010】また、カメラのパン、チルト、ズームとい
った制御動作を実行しても、そのカメラの制御動作に対
応した音声情報が得られないという問題点がある。
【0011】本出願の目的は、画像不許可領域の音声入
力を禁止することにある。また、画像出力に応じた臨場
感のある音声出力を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求1に係るカ
メラ制御システムによれば、前記カメラから入力される
画像の表示禁止区域を設定する設定手段と、前記設定手
段により、設定された前記表示禁止区域の方向範囲と撮
影範囲が重なるとき、前記表示禁止区域の方向範囲の表
示を実質的に禁止する表示禁止手段と、前記カメラ付近
の音声を入力する音声入力手段と、前記表示禁止手段に
より、前記表示禁止区域の方向範囲の表示を実質的に禁
止しているとき、前記音声入力手段により入力された音
声の出力を禁止する音声出力禁止手段とを備えることを
特徴とする。
【0013】また、請求項2に係るカメラ制御システム
によれば、請求項1において、前記カメラに入力された
画像に応じて音声の指向性を制御する制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0014】また、請求項3に係るカメラ制御システム
によれば、請求項1または請求項2において、前記カメ
ラの少なくとも位置または撮影方向を示すためのカメラ
指標手段と、前記音声入力手段の少なくとも位置または
指向性を示すためのマイク指標手段と、前記カメラ指標
手段および前記マイク指標手段を重畳した地図を表示す
る地図表示手段とを備えることを特徴とする。
【0015】また、請求項4に係るカメラ制御システム
によれば、請求項3において、前記設定手段は、前記地
図表示手段により表示された地図上において、画像の表
示禁止区域を設定するように構成されていることを特徴
とする。
【0016】また、請求項5に係るカメラ制御システム
によれば、請求項4において、前記カメラ制御システム
は、前記カメラ制御システムの使用者を少なくとも1人
記憶する使用者記憶手段を備え、前記設定手段は、前記
使用者記憶手段により記憶された使用者ごとに、画像の
表示禁止区域を選択可能とするように構成されているこ
とを特徴とする。
【0017】また、請求項6に係るカメラ制御システム
によれば、請求項1ないし請求項5のいずれか1つにお
いて、前記設定手段により設定された画像の表示禁止区
域を記憶する区域記憶手段と、前記区域記憶手段により
記憶された表示禁止区域を変更する変更手段とを有する
ことを特徴とする。
【0018】また、請求項7に係るカメラ制御システム
によれば、請求項1ないし請求項6のいずれか1つにお
いて、前記表示禁止手段は、前記設定手段により設定さ
れた画像表示禁止区域内の表示を、前記カメラからの入
力による画像の表示とは異なる表示をさせることを特徴
とする。
【0019】また、請求項8に係るカメラ制御システム
によれば、請求項2または請求項3のカメラ制御システ
ムにおいて、前記音声入力手段の指向性は、少なくとも
音声入力範囲または音声入力方向または音声入力感度の
いずれか一つを含むことを特徴とする。
【0020】また、請求項9に係るカメラ制御システム
によれば、請求項8において、入力した音声が通信中の
前記音声入力手段を示す前記マイク指標手段を、他のマ
イク指標手段とは異なる指標を表示するように構成され
ていることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態におけるカメ
ラ制御システムのブロック図である。
【0022】画像通信端末装置101は、ネットワーク
105を介して複数の画像通信端末装置101と画像信
号および音声信号などを送受信する。
【0023】カメラ111は、ネットワーク105を介
して伝送された制御指令などにより制御され、接続され
ている各画像通信端末装置101周辺を撮影する。カメ
ラ制御回路112は、カメラ111のパン、チルト、ズ
ーム、焦点などをCPU116からの制御指令、あるい
は、ネットワークから伝送されてきたカメラの制御指令
によって制御する。
【0024】117は主記憶部であり、後述のカメラ管
理サーバ202あるいは2次記憶装置118から呼び出
した管理情報を、一時的に記憶する。
【0025】2次記憶装置118は、ハードディスクな
どからなり、地図を記憶したり、また、使用者記憶手段
としてネットワークを使用するユーザ名を記憶したり、
地図に重畳するカメラ指標手段としてのカメラアイコ
ン、マイク指標手段としてのマイクアイコンの位置など
を記憶したりするものである。
【0026】マウス119は、モニタ125上で操作を
行なうポインティングデバイスであり、ビットマップデ
ィスプレイ115は、複数のウインドウを表示するウイ
ンドウ表示システムが動作可能なディスプレイである。
【0027】ビデオキャプチャ装置113は、カメラ1
11によって取り込まれた画像信号をA/D変換し、さ
らに圧縮符号化して、ネットワークI/F114を介
し、ネットワーク105上に送出する。このとき、ネッ
トワークによりつながれている複数の画像通信端末装置
へ情報の同時伝送が可能なように、マルチキャストない
しブロードキャスト通信などが用いられる。
【0028】マイク121は、接続される画像通信端末
装置10の周辺の音声入力手段として音声を入力し、電
気的な音声信号に変換するものである。ユーザはこのマ
イク121の指向性をネットワーク105を介しての遠
隔操作が可能である。
【0029】音声入力制御回路122は、マイク121
の指向性と入力レベルなどをコンピュータからの指令に
より制御する制御手段である。また、マイク121の音
声信号をA/D変換し、さらに圧縮符号化した後、ネッ
トワークI/F114を通じてネットワーク上に送信す
る。
【0030】このとき、音声についても、画像と同時に
複数地点での音声の伝達が可能である。
【0031】さらに、この音声入力制御回路122は、
カメラ111のパン、チルト、ズームといった操作に対
応して、後述するマイク121の指向性(音声入力範
囲、入力方向、入力感度)を制御する。
【0032】音声出力手段として、本実施例のカメラ制
御システムは、以下を有する。123は、音声を出力す
るスピーカ部、また、音声出力制御回路124は、ネッ
トワーク105から伝送されたデータを伸長し、D/A
変換した信号をスピーカ部123へ出力させる。その
際、音声出力制御回路124は、スピーカ部123の音
場(広がり、方向、奥行き)を、CPU116からの指
令により制御したものを音声として出力させている。こ
こで、スピーカ部123におけるスピーカは、複数接続
されてもよい。
【0033】モニタ125は、カメラ111から入力さ
れた画像情報を表示し、また、地図表示手段として、2
次記憶装置に記憶された地図などを表示する。
【0034】画像表示制御回路126は、モニタ125
に画像を表示させるため、ネットワークから伝送されて
きた画像信号を伸長し、A/D変換したのち、NTSC
などの規格化された信号に変換し、モニタ125に表示
させる。
【0035】また、カメラ111、音声入力制御回路1
22、音声出力制御回路124は、ネットワーク経由で
遠隔操作可能とする。
【0036】図2は、本実施の形態のソフトウエアを示
すブロック図である。図2において、複数の画像通信端
末装置201、後述するカメラ管理サーバ202および
音声入力管理サーバ203がコンピュータネットワーク
204に接続されている。
【0037】カメラ制御サーバ211は、自端末で入力
されるかあるいはネットワークを経由して得られたカメ
ラ制御信号の操作指令により、カメラ217を制御す
る。
【0038】また、画像送受信ソフトウエア212は、
カメラ制御サーバ211によってカメラ127を駆動さ
せることにより得られた画像情報を、ユーザの操作指令
に応じて画像通信端末装置20のモニタに表示させた
り、他の画像通信端末装置20に送信させたりする。
【0039】また、音声入力制御サーバ214は、画像
通信端末装置20から入力された制御信号に従い、マイ
ク219の指向性を制御し、音声を入力させる。
【0040】また、音声送受信ソフトウエア215は、
ユーザ操作により指定された端末に供給したり、ネット
ワーク204を介して他端末から転送された音声信号を
自端末のスピーカ220に供給したりするソフトウエア
である。
【0041】カメラ管理サーバ202は、ネットワーク
204に接続する画像通信端末装置20に備えられてい
るすべてのカメラ217を管理するソフトウエアであ
り、各カメラ217のカメラ名、あるいはホスト名(使
用者名)、また各カメラ217の設置位置および現在の
使用状況などの情報を保有する。
【0042】また、カメラ管理サーバ202は、また、
ネットワーク204を介して新たに利用可能になったカ
メラの登録と、ネットワーク204からの分離に伴う抹
消を管理するだけでなく、カメラの各ユーザに対して登
録された表示禁止区域を記憶管理する区域記憶手段とし
ての役割などを果たし、さらに、これらのカメラ制御シ
ステムの管理情報を、すべてのカメラ制御クライアント
213に定期的に伝達するか、あるいは要求に応じて各
端末装置201に告知する。
【0043】音声入力管理サーバ203は、ネットワー
ク204に接続する画像通信端末装置に備えられたすべ
てのマイク219を管理するソフトウエアであり、各マ
イク219の設置位置および現在の使用状況などの情報
を保有する。
【0044】また、音声入力管理サーバ203は、ネッ
トワーク204を介して新たに利用可能になったマイク
219の登録と、ネットワーク204からの分離に伴う
抹消を管理するだけでなく、各マイク219の管理情報
をすべての音声入力制御クライアント213に定期的あ
るいに伝達するか、あるいは要求に応じて各端末装置2
01に告知する。
【0045】カメラ制御クライアント213は、ネット
ワーク204を介して利用可能なすべてのカメラ217
の配置および方向などの情報を、カメラ217の位置を
示す指標としてアイコンを用い、そのアイコンを地図上
に重ねてモニタ218の画面上に表示し、さらにカメラ
管理サーバ202から定期的に送られてくるカメラ情報
をもとに、各カメラ217のアイコンの表示状態を実時
間で更新し、送られてくる情報の中で、必要な情報を、
2次記憶装置にする。
【0046】音声入力制御クライアント216は、ネッ
トワーク204を介して、マイクの配置及び方向など
を、マイクの指標手段としてマイクアイコンを用い、そ
のマイクアイコンを地図上に重ね、モニタ218の画面
上に表示させる。
【0047】また、音声入力制御クライアント216
は、音声入力管理サーバ203から定期的に送られてく
る指向性、位置、使用状況などの情報をもとに、各マイ
クアイコンの表示状態を実時間で更新する。
【0048】図3は、カメラ制御クライアント213及
び音声入力制御クライアント216によりモニタ218
に表示されるカメラ表示制御パネルの1例である。
【0049】地図表示手段としてモニタに表示される地
図ウインドウ60は、操作可能なカメラ及びマイクの設
置場所を示す地図を表示し、その地図上に、各カメラの
設置位置及び方向を示すカメラ指標手段としてのカメラ
アイコンと、各マイクの設置位置及び指向性を示すマイ
ク指標手段としてのマイクアイコンを、重畳して表示す
る。
【0050】カメラ操作パネル64は、指定されたカメ
ラを、パン、チルト制御するための回転操作ボタン75
と、ズーム制御するためのテレ、ワイド操作するズーム
操作ボタン76を備える。
【0051】なお、本実施の形態では、複数のウインド
ウを同時表示可能なウインドウ表示システムが動作して
いるものとする。
【0052】地図ウインドウ60には、オフィスなどの
座席配置などを示す地図が2次記憶装置から呼び出すこ
とにより表示され、そのオフィスなどに設置される個々
のカメラおよびマイクの配置場所を、カメラ管理サーバ
202、音声入力管理サーバ203からの情報をもと
に、CPU116によって、カメラアイコン、マイクア
イコンが表示されている。
【0053】各カメラアイコン66は、画像表示または
遠隔操作のために選択されているカメラ、他のユーザに
よって使用されているカメラ、及び誰にも使用されてい
ないカメラを相互に識別できるように、それぞれCPU
116によって別の色で表示される。
【0054】指定されたカメラが操作不能の場合(例え
ば、アクセスしようとしたカメラがすでに他のユーザに
よって操作されている場合)は、CPU116の制御に
より、回転操作ボタン及びズーム操作ボタンが操作不能
の表示態様になる。
【0055】例えば、あるカメラにアクセス(ここでは
遠隔操作)する場合、目的のカメラアイコンをダブルク
リックする。
【0056】これに応じて、カメラ制御クライアント2
13はカメラの操作権を要求し、カメラ管理サーバ20
2から得られる後述するカメラ状態リストなどを参照
し、そのカメラの操作権がすでに別のユーザに付与され
ているかどうか調べ、そのカメラの操作権がすでに別の
ユーザに付与されていない場合は、そのカメラの遠隔操
作(画像の表示も含む。)を許可し、そうでなければ操
作を拒否する。
【0057】操作が許可されると、カメラ画像ウインド
ウ62にそのカメラの出力画像が表示され、カメラ操作
パネル64による操作が可能となる。
【0058】このとき、音声入力制御回路122は、そ
の画角に対応してマイク121の指向性を、音声出力制
御回路124は、スピーカ123の音場を、各画像通信
端末装置101のCPU116によって制御する。
【0059】例えば、パン、チルト操作によりカメラ1
11の向きが変化した場合には、マイク121の指向性
とスピーカ123の音場をカメラの向きに合わせて変化
させる。
【0060】また、ズーム操作によりカメラ111の画
角が狭まった場合は、音声入力制御回路122によりマ
イク121の感度を上げ、スピーカ123の音場の奥行
きをカメラの撮影範囲にあわせて変化させる。
【0061】また、ズーム操作により遠距離の対象物が
撮影されている場合、音声入力制御回路122は、その
ポイントに対してのみ音声入出力を行なえるようにマイ
クの指向性とスピーカの音場を制御する。
【0062】このように、音声入力制御クライアント2
16は、カメラ制御に連動してカメラの、パンチルト方
向及び画角に対し、マイクの指向性(広がり、方向、感
度)、スピーカの音場(広がり、方向、奥行き)を一致
させる機能を備えている。
【0063】本実施の形態のカメラ制御システムにおい
ては、カメラの撮影を許可しない撮影不許可領域を設定
できるようにしている。以下にその撮影不許可領域の設
定手段および変更手段を示す。
【0064】ユーザが撮影不許可領域設定ボタン68を
クリックすると、カメラ制御クライアント56は、地図
ウインドウ60に図4に示すように縦横の線を描画す
る。これらの線で分割される領域が、撮影不許可領域設
定基本単位となる。
【0065】撮影不許可領域を設定したいとき、ユーザ
は、地図ウインドウ60上で、撮影されたくない分割領
域をマウス119を用いて画面上で指定する。指定され
た分割領域(図4の領域92)は、他の分割領域と判別
しやすいように赤色で囲まれて表示される。
【0066】このような撮影不許可領域の設定は、個々
のユーザに対して設定することができ、カメラ管理サー
バ202に登録されているユーザに応じて設定し、再登
録することによって設定される。
【0067】また、撮影不許可領域を解除したいときに
は、クリアボタン70をクリックすることによって解除
する。
【0068】撮影不許可領域が設定されると、カメラ制
御クライアント213は、表示禁止手段として、その撮
影不許可領域を画像ウインドウ62中で表示しないよう
に、以下の方法により制御する。
【0069】図5は、撮影不許可が設定され、その不許
可領域にカメラ向けて撮影したときの画像ウインドウ6
2の表示例である。
【0070】撮影不許可が設定された領域へカメラがパ
ンすると、同図のように撮影不許可設定された領域は画
像が隠蔽されて真黒に表示され、撮影不許可領域外の部
分は通常と同様な画像が表示される。
【0071】そして、カメラ制御により、画像表示範囲
が変わると、それに連動して撮影不許可設定領域の黒く
表示されている表示部分も動く。
【0072】撮影不許可設定領域の表示方法は、例え
ば、図13のように、撮影不許可範囲の領域の解像度
を、通常の表示領域と比較して著しく下げたり、あるい
はモザイク状にして表示させたり、あるいは図14のよ
うに、ブラインド状にして撮影不許可領域のほんの一部
だけを表示させてもよい。
【0073】図6は、撮影不許可領域の表示動作に関す
るカメラ管理サーバ202、音声入力管理サーバ203
のフローチャートである。図6に沿って、撮影表示不許
可領域の存在する表示の流れを示す。
【0074】まず、撮影不許可領域が設定または変更さ
れると、その情報がカメラ制御クライアント213から
カメラ管理サーバ202に通知される(s701)。
【0075】すると、カメラ管理サーバ202は、設定
された撮影不許可領域の座標情報(矩形の対角点の座標
情報)を計算する。
【0076】そして、使用者が、撮影不許可領域付近の
カメラを選択したとき、音声入力制御クライアント21
6は、そのカメラに応じたマイクを選定する(s70
2)。
【0077】次に、s702で選定されたカメラiに対
し、カメラ管理サーバ202は、カメラiに対する撮影
不許可方向を計算しその情報を格納しておく(s70
3)。
【0078】次に、カメラiがどこかの通信端末上で他
のユーザによって遠隔操作され、画像表示されているか
調べる。カメラiが他の端末によって使用されていない
場合、カメラiから入力された画像の表示が可能である
(s704)。
【0079】カメラ管理サーバ202は、撮影不許可領
域が設定されているときは、常にカメラiによる撮影不
許可領域の方向が、現在の撮影範囲の方向(画像ウイン
ドウ62に表示されている範囲)と重なっているかどう
か調べる(s705)。
【0080】撮影不許可領域の方向が、現在の撮影範囲
の方向と重なっている場合は、カメラ管理サーバ202
は、カメラiが接続する画像通信端末装置201の画像
送受信ソフトウエア212に、画像ウインドウ62のカ
メラiによる表示において、画像の撮影不許可領域の表
示には黒い領域を、図5のように画像に合成出力するよ
う指示する。
【0081】さらに、この撮影不許可領域が表示されて
いるとき、音声入力管理サーバ203は、カメラ管理サ
ーバ202の撮影不許可領域表示の指令を受けて、音声
入力を禁止するように指示する(s706)。
【0082】画像送受信ソフトウエア212は、ネット
ワークを介して伝送して得られた合成画像信号を受け取
り、伸長してディスプレイ上に表示する(s707)。
【0083】s703におけるカメラiの撮影不許可領
域の方向は、次のように求まる。
【0084】図7は、カメラiと撮影不許可領域の位置
関係を上から見た図であるが、そのカメラiの設置位置
と不許可領域の座標から、カメラiの撮影不許可範囲の
角度θd(d<θd<D)を計算する。dおよびDは、あ
る水平方向を基準とした角度で表される。
【0085】音声入力制御クライアント216は、撮影
不許可領域の合成出力が表示されているときは、スピー
カ220による音声の出力を禁止する、音声出力禁止手
段としての役割を果たす。
【0086】また、音声入力制御クライアントは、撮影
不許可領域の音声を受信しないようにマイク121の指
向性を制御してスピーカ220から撮影不可領域の音声
の出力をさせないようにしてもよい。
【0087】図8は、カメラ管理サーバ202が有す
る、個々のカメラの、固定情報および現状の情報を格納
するカメラ状態のテーブルの一例である。このカメラ状
態テーブルには、カメラ番号、カメラ名、ホスト名(使
用者名)、地図上のカメラ設置位置座標、起動時のカメ
ラの中心の初期方向、および現在の方向、現在の撮影可
能範囲などの情報が格納されている。
【0088】カメラ管理サーバ202は、常にカメラ状
態テーブルをチェックし、選定されたカメラの撮影不許
可方向との重なりを監視している。
【0089】また、カメラ管理サーバ202は、カメラ
状態テーブルの内容を定期的にカメラ制御クライアント
213に送り、さらにカメラ管理サーバ202からの情
報に基づき、ディスプレイ218に表示される地図ウイ
ンドウ60上でのカメラアイコンの向きを更新する。
【0090】図15は、音声入力管理サーバ203に格
納されている個々のマイクの固定情報および現状を格納
するマイク状態テーブルの一例である。マイク番号、マ
イク名、ホスト名(使用者名)、地図上のマイク設置位置
座標、起動時のマイクの中心の初期方向、および現在の
音声入力可能範囲の方向などの情報を格納している。
【0091】音声入力管理サーバ203は、常に図15
で示すようなマイク状態テーブルをチェックし、選定さ
れたマイクの音声入力許可方向と入力方向との重なりを
監視している。
【0092】また、音声入力管理サーバ203は、マイ
ク状態テーブルの内容を定期的に音声入力制御クライア
ント216に送り、音声入力制御クライアント216
は、音声入力管理サーバ203からの情報に基づき、デ
ィスプレイ218に表示される地図ウインドウ60上で
のマイクアイコンの向きを更新して表示する。
【0093】つぎに、撮影不許可範囲を黒く表示するた
めの表示位置の算出方法を説明する。
【0094】撮影不許可領域から求められるカメラの撮
影不許可方向と、現在のカメラの撮影方向により、画像
ウインドウの撮影不許可範囲の表示、つまり図5のよう
な黒く表示する部分を計算して求め、画像送受信ソフト
ウエア212により、合成のための画像処理を行なう。
【0095】合成表示の形態は、撮影可能範囲θa(a
<θa<A:dおよびDと同一のある水平方向を基準とし
た角度で表される。)と撮影不許可範囲θd(d<θd<
D)の重なりかたにより(1)A>D>a>d、(2)
A>D>d>a、(3)D>A>d>aの3つのパター
ンがあり、(1)は図9に、(2)は図10に、(3)
は図11に対応した画像ウインドウの様子を示す。
【0096】画像表示領域中に黒い部分を合成して表示
するためには、画像ウインドウの矩形領域の中で、どの
部分を黒く表示するか計算して求める必要がある。
【0097】図12は、(1)A>D>a>dの場合の
撮影不許可方向を示している。ここで、Wは画像を表示
する領域の横の長さであり、wは画像の表示を禁止して
黒く表示させる領域の横の長さである。
【0098】図12において、Wとwの比は、 W:w=〔tan{(A-a)/2}+tan{(A+a)/2-D}〕:〔tan
{(A-a)/2}-tan{(A+a)/2-D}〕 と表される。
【0099】同様に、(2)A>D>d>aおよび
(3)D>A>d>aの場合においても簡単な計算をす
ることによってWとwの比を求めることができる。
【0100】以上述べたように、カメラのパン、チルト
方向および画角に対して、マイクの指向性(広がり、方
向、感度)が一致するように制御し、さらに撮影不許可
領域の音声を取り込まないように音声入力を制御するこ
とで、より臨場感のあるシステムが実現できるととも
に、無用な音声出力禁止を避けることができるカメラ制
御システムを提供することができる。
【0101】また、上記の説明では、カメラ制御と音声
入力制御とが連動していたが、カメラの制御と独立して
音声入力を制御することも可能である。
【0102】例えば、図3の地図ウインドウ60におい
て、マイクアイコンをクリックして指定すると、音声入
力制御クライアント216は、音声入力管理サーバ20
3にそのマイクの操作権を要求し、その要求に応じて音
声入力管理サーバ203は、マイク状態リストなどを参
照する。
【0103】そして、指定されたマイクの操作権が別の
ユーザに付与されていないときには、そのマイクの遠隔
操作を許可する。別のユーザに付与されているときに
は、そのマイクの遠隔操作を拒否する。
【0104】遠隔操作が許可されると、音声の入力制御
クライアント216は、地図ウインドウ60に71のよ
うなマイクアイコンの表示をし、カメラから独立した局
所的な音声を受信していることをユーザに知らせる。
【0105】以上述べたように、カメラの制御と独立し
た音声制御を行なうことで、地図の中の局所的な部分の
音声(例えば、特定の個人の発言など)のみを受信する
ことが可能になる。
【0106】また、複数のカメラにユーザがアクセス
(遠隔操作)した場合、1つのマイクを選択しなければな
らないが、どの地点の音声であるか分かりづらい。そこ
で、図3において、地図ウインドウ60に現在の音声受
信状況を表示する。
【0107】音声入力制御クライアント216は、現在
自端末で受信している音声の位置を地図ウインドウ60
に表示する際、マイクの音声領域が視覚的に分かるよう
に、71、72のアイコンのように表示している。
【0108】さらに、音声入力制御クライアント216
は、音声入力管理サーバ202から得られる音声管理情
報をもとに、現在出力されている音声が、どこのマイク
から入力されている音声かを視覚的に把握できるよう
に、現在出力されている発信源のマイクの指標を点滅さ
せたりして、他のマイクの指標とは異ならせるようにす
る。
【0109】このように、受信している音声の音源の状
態(指向性、感度など)を地図上に表示することで、ど
この音声であるかを視覚的に確認することができる。
【0110】なお、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されているプログラムコードを読
み出し実行することによっても達成できる。
【0111】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0112】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、、不揮発性のメモリカード、RO
Mなどを用いることができる。
【0113】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0114】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。
【0115】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、本発明のカメラ制御システムに不可欠なモジ
ュールを、記憶媒体に格納することになる。
【0116】本発明は、少なくとも、各ユーザに対する
表示可能な地図を選択する「地図選択モジュール」、各
ユーザに対する表示可能なカメラをの領域を設定する
「カメラ設定モジュール」の各プログラムコードを記憶
媒体に格納すればよい。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の請求項
1及び請求項7によれば、画像の表示禁止区域内の音声
の入力を禁止しているので安全性の優れたカメラ制御シ
ステムを提供することができる。
【0118】また、請求項2及び請求項8によれば、カ
メラに応じて音声の指向性を制御しているので非常に臨
場感のあふれたカメラ制御システムを提供することがで
きる。
【0119】また、請求項3によれば、地図上にカメラ
の位置及び方向を示す指標またはマイクの位置及び指向
性を示す指標を表示しているので現在どこの画像及び音
声が出力されているか使用者に容易に把握できるカメラ
制御システムを提供できる。
【0120】また、請求項4によれば、地図上で画像の
表示不許可領域を設定することができるので、表示不許
可領域の設定が非常に容易なカメラ制御システムを提供
することができる。
【0121】また、請求項5によれば、使用者ごとに画
像の表示禁止区域の設定が可能であるのでより安全性の
高い、柔軟性のあるカメラ制御システムを提供すること
ができる。
【0122】また、請求項6によれば、一旦設定された
画像の表示禁止区域を変更することができるので非常に
柔軟性の優れたカメラ制御システムを提供することがで
きる。
【0123】また、請求項9によれば、マイクにより入
力された音声を出力中のマイクの指標を他のマイクの指
標手段とは異なる指標を表示しているので使用者はどの
マイクによって入力された音声であるか容易に把握でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ制御システムのブロック図。
【図2】本発明のカメラ制御システムのソフトウェアに
よるブロック図。
【図3】モニタに表示されるカメラ制御パネルの一例を
示す図。
【図4】モニタに表示される撮影不許可領域を設定する
ときのカメラ制御パネルの一例を示す図。
【図5】カメラを撮影不許可領域に向けて撮影したとき
の画像ウインドウの表示例を示す図。
【図6】撮影不許可領域の表示動作に関するフローチャ
ート。
【図7】カメラiと撮影不許可領域の位置関係を示す
図。
【図8】カメラ状態テーブルの一例を示す図。
【図9】カメラと撮影不許可範囲との位置関係がA>D
>a>dのときに対する画像ウインドウの表示を示す
図。
【図10】カメラと撮影不許可範囲との位置関係がA>
D>d>aのときに対する画像ウインドウの表示を示す
図。
【図11】カメラと撮影不許可範囲との位置関係がD>
A>d>aのときに対する画像ウインドウの表示を示す
図。
【図12】カメラと撮影不許可範囲との位置関係がA>
D>d>aのときに対する画像ウインドウの表示の詳細
図。
【図13】カメラを撮影不許可領域に向けて撮影したと
きの画像ウインドウの表示例を示す図。
【図14】カメラを撮影不許可領域に向けて撮影したと
きの画像ウインドウの表示例を示す図。
【図15】マイク状態テーブルの一例を示す図。
【符号の説明】
60 地図ウインドウ 62 画像ウインドウ 66 カメラアイコン 68 撮影不許可領域設定ボタン 70 クリアボタン 72 マイクアイコン 101 画像通信端末装置 111 カメラ 112 カメラ制御回路 116 CPU 117 主記憶部 118 2次記憶装置 121 マイク 122 音声入力制御回路 123 スピーカ部 124 音声出力制御回路 125 モニタ 202 カメラ管理サーバ 203 音声入力管理サーバ 211 カメラ管理サーバ 212 画像送受信ソフトウェア 213 カメラ制御クライアント 214 音声入力サーバ 215 音声送受信ソフトウエア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻村 和子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に接続されたカメラの中
    から少なくとも1つを選択し、前記カメラの制御指令情
    報および前記カメラ付近の音声情報を伝達するカメラ制
    御システムにおいて、 前記カメラから入力される画像の表示禁止区域を設定す
    る設定手段と、 前記設定手段により、設定された前記表示禁止区域の方
    向範囲と撮影範囲が重なるとき、前記表示禁止区域の方
    向範囲の表示を実質的に禁止する表示禁止手段と、 前記カメラ付近の音声を入力する音声入力手段と、 前記表示禁止手段により、前記表示禁止区域の方向範囲
    の表示を実質的に禁止しているとき、前記音声入力手段
    により入力された音声の出力を禁止する音声出力禁止手
    段とを備えることを特徴とするカメラ制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記カメラに入力さ
    れた画像に応じて音声の指向性を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするカメラ制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    カメラの少なくとも位置または撮影方向を示すためのカ
    メラ指標手段と、 前記音声入力手段の少なくとも位置または指向性を示す
    ためのマイク指標手段と、 前記カメラ指標手段および前記マイク指標手段を重畳し
    た地図を表示する地図表示手段とを備えることを特徴と
    するカメラ制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記設定手段は、前
    記地図表示手段により表示された地図上において、画像
    の表示禁止区域を設定するように構成されていることを
    特徴とするカメラ制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記カメラ制御シス
    テムは、前記カメラ制御システムの使用者を少なくとも
    1人記憶する使用者記憶手段を備え、 前記設定手段は、前記使用者記憶手段により記憶された
    使用者ごとに、画像の表示禁止区域を選択可能とするよ
    うに構成されていることを特徴とするカメラ制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか一項
    において、前記設定手段により設定された画像の表示禁
    止区域を記憶する区域記憶手段と、 前記区域記憶手段により記憶された表示禁止区域を変更
    する変更手段とを有することを特徴とするカメラ制御シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか一項
    において、前記表示禁止手段は、前記設定手段により設
    定された画像表示禁止区域内の表示を、前記カメラから
    の入力による画像の表示とは異なる表示をさせることを
    特徴とするカメラ制御システム。
  8. 【請求項8】 請求項2または請求項3のカメラ制御シ
    ステムにおいて、前記音声入力手段の指向性は、少なく
    とも音声入力範囲または音声入力方向または音声入力感
    度のいずれか一つを含むことを特徴とするカメラ制御シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、入力した音声が通信
    中の前記音声入力手段を示す前記マイク指標手段を、他
    のマイク指標手段とは異なる指標を表示するように構成
    されていることを特徴とするカメラ制御システム。
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