JPH10126522A - 回線接続装置 - Google Patents

回線接続装置

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JPH10126522A
JPH10126522A JP27776596A JP27776596A JPH10126522A JP H10126522 A JPH10126522 A JP H10126522A JP 27776596 A JP27776596 A JP 27776596A JP 27776596 A JP27776596 A JP 27776596A JP H10126522 A JPH10126522 A JP H10126522A
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JP
Japan
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telephone
line
telephone number
control means
modem
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Application number
JP27776596A
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English (en)
Inventor
Jun Kakizaki
純 柿崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH10126522A publication Critical patent/JPH10126522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手が通話目的で電話を掛けてきたときは、
即座に呼出しベル鳴動を開始する回線接続装置を提供す
ること。 【解決手段】 電話回線7に接続され当該電話回線7か
ら受信する信号に基づいて該電話回線7をモデム4又は
電話機6のいずれかに接続する接続制御手段10を備え
ている。この接続制御手段10には、モデム接続対象の
発信者電話番号が予め登録された記憶部3が併設されて
いる。また、接続制御手段10は、電話回線7から発信
者電話番号を受信すると、受信した発信者電話番号が記
憶部3に登録されているか否かを判断し、受信した発信
者電話番号が登録されていない場合は、電話回線7を電
話機6に接続する機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線接続装置に係
り、特に、電話回線を電話機又はモデムに択一的に接続
する回線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機能とデータ通信機能を併せ
持ち、これを切り替える装置として、特開平07−05
8877号公報がある。この公報では、電話回線からの
着信時に相手が通話を目的として電話を掛けてきたか、
又はデータ通信のセンタホスト等がデータ通信を目的に
電話を掛けてきたかを判別し、回線の接続先を決定す
る。このため、回線接続後に相手端末から送られてくる
データ通信への切り替え要求信号を検出し、この信号が
検出された場合はデータ通信を開始する。一方、一定時
間内にデータ通信への切り替え要求信号が検出されない
場合は、電話機のレベル鳴動を行い、受話器のオフフッ
クによる通話を可能とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、呼の着信時に、データ通信への切り替
え要求信号の検出を行い、データ通信への切り替え要求
信号が一定時間検出されない場合に電話機のベルを鳴動
するので、例えばデータ通信への切り替え要求信号を検
出するために10秒間待機する場合、相手が通話目的で
電話を掛けてきた場合、着信後10秒間は電話機のベル
が鳴らず相手は待たされた状態になるという不都合があ
った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、相手のセンタホスト等がデータ通信を
目的に電話を掛けてきた場合は、データ通信を開始し、
相手が通話目的で電話を掛けてきたときは、即座に呼出
しベル鳴動を開始する回線接続装置を提供することを、
その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、電話回線に接続され当該
電話回線から受信する信号に基づいて該電話回線をモデ
ム又は電話機のいずれかに接続する接続制御手段を備え
る。この接続制御手段には、モデム接続対象の発信者電
話番号が予め登録された記憶部を併設する。また、接続
制御手段は、電話回線から発信者電話番号を受信する
と、受信した発信者電話番号が記憶部に登録されている
か否かを判断し、受信した発信者電話番号が登録されて
いない場合は、電話回線を電話機に接続する、という構
成を採っている。
【0006】本発明では、接続制御手段に発信者電話番
号が通知されると、接続制御手段は、受信した発信者電
話番号が記憶部に登録されているか否かを判断し、登録
されていなければ電話回線を直ちに電話機に接続する。
【0007】請求項2記載の発明では、接続制御手段に
電話番号を入力可能な操作部を併設すると共に、接続制
御手段が、操作部から入力された電話番号を記憶部に登
録する登録機能を備えた、という構成を採っている。
【0008】本発明では、操作者が、データ通信相手の
電話番号を操作部から入力すると、入力した電話番号が
接続制御手段により記憶部に登録される。
【0009】請求項3記載の発明では、接続制御手段
は、判断の結果、受信した発信者電話番号が記憶部に登
録されている場合は、電話回線をモデムに接続する、と
いう構成を採っている。
【0010】本発明では、接続制御手段に発信者電話番
号が通知されると、接続制御手段は、受信した発信者電
話番号が記憶部に登録されているか否かを判断し、登録
されていれば電話回線を速やかにモデムに接続する。
【0011】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0013】図1に示す回線接続装置20は、電話回線
7に接続され当該電話回線7から受信する信号に基づい
て該電話回線7をモデム4又は電話機6のいずれかに接
続する接続制御手段10を備えている。この接続制御手
段10には、モデム接続対象の発信者電話番号が予め登
録された記憶部3が併設されている。また、接続制御手
段10は、電話回線7から発信者電話番号を受信する
と、受信した発信者電話番号が記憶部3に登録されてい
るか否かを判断し、受信した発信者電話番号が登録され
ていない場合は、電話回線7を電話機6に接続する機能
を備えている。
【0014】これに加え、本実施形態において、接続制
御手段10は、判断の結果、受信した発信者電話番号が
登録されている場合は、電話回線7をモデム4に接続す
る機能を備えている。
【0015】また、接続制御手段10には、電話番号を
入力可能な操作部2が併設されており、接続制御手段1
0は、操作部2から入力された電話番号を記憶部3に登
録する登録機能を備えている。
【0016】これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、接続制御手段10は、NCU(網制御装置)5と、
制御部1とを備えている。このうち、NCU5は、電話
回線7,電話機6,モデム4及び制御部1と接続され、
電話回線7,電話機6及びモデム4との間で音声信号を
やりとりすると共に、制御部1との間で制御信号をやり
とりするようになっている。例えば、NCU5は、電話
回線7の極性検出やリンガ信号検出及び電話回線7とモ
デム4又は電話機6との接続又は切り離しを行う。ここ
で、電話回線7の種類は特に限定されないが、便宜上ア
ナログ回線であるとして説明を続ける。一方、制御部1
は、マイコンを備え、予め準備されたプログラムの実行
により回線接続制御を行う。
【0017】また、制御部1に併設された操作部2は、
電話番号を入力可能なテンキーを備えている。一方、こ
の操作部2から入力された電話番号を記憶する記憶部3
は、書替可能な不揮発性メモリであり、装置全体の電源
をオフしても記憶内容が維持されるようになっている。
モデム4は、交換機から送られてくる発信者電話番号の
復調およびデータ通信の信号の変復調を行う。
【0018】ここで、制御部1,操作部2及び記憶部3
は、モデム4を通じてデータ通信を行う通信端末のCP
U,キーボード及びメモリであるとする。
【0019】次に、本実施形態の全体動作を図1乃至図
4に基づいて説明する。
【0020】操作者は、データ通信相手の電話番号を操
作部2から予め入力しておく。操作部2から電話番号が
入力されると、制御部1は、この番号を記憶部3に格納
する。
【0021】通常NCU3は、電話回線7を電話機6に
接続している。ここで、図2に示すように、記憶部3に
記憶されている電話番号の相手(センタホスト等)から
回線接続装置20への発呼があり、発信者電話番号の通
知開始を意味する極性反転が交換機からNCU5に受信
されると、NCU5から制御部1に極性反転の検出が通
知される。この通知を受けた制御部1は、電話機6に接
続されている電話回線7をモデム4に接続変更するよう
NCU5に指示を出力すると共に、モデム4に対しV2
3信号を受信するように指示を出力する。
【0022】モデム4が電話回線7に接続されると、直
流ループにより一次応答状態となり、交換機からは発信
者電話番号がV23信号で送出され、モデム4がこれを
検出し制御部1に通知する(図4のステップS1)。制
御部1は、通知された発信者電話番号と記憶部3に記憶
されている電話番号とを比較する(ステップS2)。こ
の結果、電話番号が一致した場合は、電話回線7とモデ
ム4とを一度切り離すようNCU5に指示を出力し、直
流ループを断した後、NCU5からリンガ信号の受信が
通知されると、再度モデム4を電話回線7に接続するよ
うNCU5に指示を出力し、データ通信を開始する(ス
テップS3)。
【0023】一方、図3に示すように、通常の電話機な
ど記憶部3に記憶されている電話番号以外の相手から本
回線接続装置に発呼された場合、発信者電話番号を記憶
部3の電話番号と比較する手順までは上述の場合と同一
である。ここで、通知された発信者電話番号が記憶部3
に記憶されている電話番号と一致しない場合、制御部1
は、NCU5に対し電話回線7と電話機6とを接続する
ように指示を出力する。その後、制御部1は、リンガ信
号検出をNCU5から通知されても、電話回線7と電話
機6との接続を維持し、リンガ信号がそのまま電話機6
に入力され直ちにベルが鳴動する(ステップS4)。操
作者は、受話器をオフフックすることにより、相手と通
話できる。
【0024】
【実施例】次に、上記実施形態の一実施例を説明する。
【0025】今、センタホストの電話番号を03−12
34−5678とすると、予め操作者は電話番号03−
1234−5678を操作部2から入力する。入力され
た番号は制御部1により記憶部3に格納される。そし
て、センタホストから回線接続装置20に発呼があった
場合は、発信者電話番号通知サービスにより通知される
発信者電話番号が、記憶部3に記憶されている電話番号
と一致するから、その後のリンガ信号の受信により自動
着信しデータ通信が開始される。一方、センタホスト以
外の電話番号の相手から本回線接続装置に発呼された場
合、自動通信は行われず、電話機のレベルが鳴動する。
【0026】ここで、上記実施形態及び実施例では、記
憶部3に記憶される電話番号を一つと仮定しているが、
予め記憶部3に複数の電話番号を格納しておき、複数の
異なるセンタホストからの着信により、そのセンタホス
トに応じて異なる機能のデータ通信を起動することも可
能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、接続制御手段が、発信者電話番
号通知サービスにより提供される発信者電話番号と記憶
部に予め格納されたデータ通信相手の電話番号とを比較
して一致しない場合は、直ちに電話機と電話回線とを接
続するので、着信と共に直ちに電話のベルが鳴動すると
ころ、受信者が受話器を速やかにオフフックすることが
可能となり、これがため、電話をかけてきた発信者
(人)が不必要に待たされる事態を防止することができ
る。
【0028】請求項2記載の発明では、接続制御手段
に、記憶部に格納される電話番号を入力可能な操作部を
併設したので、記憶部への電話番号の追加や変更を容易
に行うことが可能となる。
【0029】請求項3記載の発明では、接続制御手段
は、記憶部に発信者電話番号が格納されていない場合
に、電話回線をモデムに接続するので、発呼相手がデー
タ通信の相手であれば、自動着信によるデータ通信を行
うことができる、という従来にない優れた回線接続装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態及び実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】発呼したセンタホストと回線接続装置との間で
やり取りされる信号の流れを説明する説明図である。
【図3】発呼した電話機(人)と回線接続装置との間で
やり取りされる信号の流れを説明する説明図である。
【図4】図1における制御部の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 制御部 2 操作部 3 記憶部 4 モデム 5 NCU 6 電話機 7 電話回線 10 接続制御手段 20 回線接続装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続され当該電話回線から受
    信する信号に基づいて該電話回線をモデム又は電話機の
    いずれかに接続する接続制御手段を備えた回線接続装置
    において、 前記接続制御手段に、モデム接続対象の発信者電話番号
    が予め登録された記憶部を併設すると共に、 前記接続制御手段は、前記電話回線から発信者電話番号
    を受信すると、受信した発信者電話番号が前記記憶部に
    登録されているか否かを判断し、受信した発信者電話番
    号が登録されていない場合は、前記電話回線を電話機に
    接続することを特徴とした回線接続装置。
  2. 【請求項2】 前記接続制御手段に電話番号を入力可能
    な操作部を併設すると共に、 前記接続制御手段が、前記操作部から入力された電話番
    号を前記記憶部に登録する登録機能を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の回線接続装置。
  3. 【請求項3】 前記接続制御手段は、前記判断の結果、
    受信した発信者電話番号が前記記憶部に登録されている
    場合は、前記電話回線をモデムに接続することを特徴と
    した請求項1記載の回線接続装置。
JP27776596A 1996-10-21 1996-10-21 回線接続装置 Pending JPH10126522A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028216A1 (fr) * 1999-10-13 2001-04-19 Koga Electronics Co., Ltd. Systeme de communication de donnees
WO2002073946A1 (fr) * 2001-03-09 2002-09-19 Koga Electronics Co., Ltd. Systeme de communication permettant de faire un appel arbitraire a un terminal de transmission de donnees a l'aide d'un reseau telephonique

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990302