JPH10125537A - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JPH10125537A JPH10125537A JP29934796A JP29934796A JPH10125537A JP H10125537 A JPH10125537 A JP H10125537A JP 29934796 A JP29934796 A JP 29934796A JP 29934796 A JP29934796 A JP 29934796A JP H10125537 A JPH10125537 A JP H10125537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- core
- transformer
- shaped
- mountain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業効率がよく、安価で、かつ薄型化に対応
できる信頼性が高いトランスを提供すること。 【解決手段】 コの字型成形部４で、上下２個のコア７
の突起部３ａ、３ｂを加圧固定し、Ｍ字型成形部６のば
ね性により、モールドコイル９に設けられた位置決め溝
１０部を突出部８で下方向に押すことでモールドコイル
９の左右方向の位置決めがなされ、二箇所に凹部２ａを
有するＷ字型成形部２で上下の２個のコア７のずれを矯
正するようにしたトランス。
できる信頼性が高いトランスを提供すること。 【解決手段】 コの字型成形部４で、上下２個のコア７
の突起部３ａ、３ｂを加圧固定し、Ｍ字型成形部６のば
ね性により、モールドコイル９に設けられた位置決め溝
１０部を突出部８で下方向に押すことでモールドコイル
９の左右方向の位置決めがなされ、二箇所に凹部２ａを
有するＷ字型成形部２で上下の２個のコア７のずれを矯
正するようにしたトランス。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の電子機器に
用いられるトランスに関するものである。
用いられるトランスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のトランスの構造は、矩形
板状の両端に一対の略直方体の凸状の磁脚を有し、中央
に円柱状の中央磁脚を有する断面略Ｅ字型のコアを一対
対向させて使用し、平板状の端子を設けた一対の直方体
の端子台と銅線を巻いて環状としたコイルを埋設したリ
ング部を直結したコイルボビンを、前記中央磁脚に挿通
し、前記磁脚と中央磁脚により成形された空間に収納し
た後、対向している一対のコアをテープで固定するもの
である。
板状の両端に一対の略直方体の凸状の磁脚を有し、中央
に円柱状の中央磁脚を有する断面略Ｅ字型のコアを一対
対向させて使用し、平板状の端子を設けた一対の直方体
の端子台と銅線を巻いて環状としたコイルを埋設したリ
ング部を直結したコイルボビンを、前記中央磁脚に挿通
し、前記磁脚と中央磁脚により成形された空間に収納し
た後、対向している一対のコアをテープで固定するもの
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コア寸法が小
さくなると、テープでのコアの固定がきわめて困難であ
り、作業効率が悪く、又、テープの厚さが外形寸法より
大きくなり、薄形化の障害となっていた。又、コア固定
用テープとして用いられるテープは、リフロー半田の熱
に耐えられる耐熱性の高いポリイミド等が使用されるた
め、高価となる欠点があった。
さくなると、テープでのコアの固定がきわめて困難であ
り、作業効率が悪く、又、テープの厚さが外形寸法より
大きくなり、薄形化の障害となっていた。又、コア固定
用テープとして用いられるテープは、リフロー半田の熱
に耐えられる耐熱性の高いポリイミド等が使用されるた
め、高価となる欠点があった。
【０００４】従って、本発明の技術的課題は、作業効率
がよく、安価で、かつ薄型化に対応できる信頼性の高い
トランスを提供することである。
がよく、安価で、かつ薄型化に対応できる信頼性の高い
トランスを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、矩形状の基板
の両端及び中央部に磁脚を有し、かつ四隅に山形状の突
起を具備する一対のコアの磁脚側を合わせて形成される
空間に、端子部に溝を具備したコイルボビンのコイル端
子がコアの開放部に位置するよう前記中央部の磁脚に挿
通して係合するようにコイルが埋設され、前記四隅に設
けた山形状の突起部をホルダーで固定してなるトランス
であって、前記山形状の突起部に合うように成形した１
対のコア固定ばね部が側面のＷ字型成形部で一体に成形
されたコア固定ホルダーを用いて、前記突起部及び溝に
係合してコアの保持及びコイルボビンの位置決めされて
いることを特徴とするトランスである。
の両端及び中央部に磁脚を有し、かつ四隅に山形状の突
起を具備する一対のコアの磁脚側を合わせて形成される
空間に、端子部に溝を具備したコイルボビンのコイル端
子がコアの開放部に位置するよう前記中央部の磁脚に挿
通して係合するようにコイルが埋設され、前記四隅に設
けた山形状の突起部をホルダーで固定してなるトランス
であって、前記山形状の突起部に合うように成形した１
対のコア固定ばね部が側面のＷ字型成形部で一体に成形
されたコア固定ホルダーを用いて、前記突起部及び溝に
係合してコアの保持及びコイルボビンの位置決めされて
いることを特徴とするトランスである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
１〜図４を参照して説明する。
１〜図４を参照して説明する。
【０００７】本発明のトランスは、コア固定ホルダーが
図１に示すように、ばね性材による２個のコア固定ばね
部１ａ、１ｂと二箇所の凹部２ａを有する湾曲したＷ字
型成形部２を接続した構造となっており、コア固定ばね
部１ａ、１ｂは、図４に示すコア７の山形状の突起部３
に合わせたコの字型成形部４とツメ部５及びＭ字型成形
部６より構成されている。
図１に示すように、ばね性材による２個のコア固定ばね
部１ａ、１ｂと二箇所の凹部２ａを有する湾曲したＷ字
型成形部２を接続した構造となっており、コア固定ばね
部１ａ、１ｂは、図４に示すコア７の山形状の突起部３
に合わせたコの字型成形部４とツメ部５及びＭ字型成形
部６より構成されている。
【０００８】図３に示すように、コの字型成形部４は２
個のコア７の突起部３ａ、３ｂをツメ部５により加圧固
定及び保持する事を目的としている。また、Ｍ字型成形
部６はその突出部８により、モールドコイル９に設けた
位置決め溝１０の位置で、モールドコイル９を下方向に
おさえながら保持固定する。
個のコア７の突起部３ａ、３ｂをツメ部５により加圧固
定及び保持する事を目的としている。また、Ｍ字型成形
部６はその突出部８により、モールドコイル９に設けた
位置決め溝１０の位置で、モールドコイル９を下方向に
おさえながら保持固定する。
【０００９】又、コア固定ばね１ａ、１ｂをつなぐ前記
凹部２ａを有する湾曲したＷ字型成形部２でコア７の位
置ずれを矯正して保持することとなる。
凹部２ａを有する湾曲したＷ字型成形部２でコア７の位
置ずれを矯正して保持することとなる。
【００１０】本発明によるコア固定ホルダーを使用して
のトランスの組立は、Ｗ字型成形部２を広げてコア７
の側面部にはめ込む、と同時にコの字型成形部４の
ツメ部５を外側に広げコア７の突起部３ａ、３ｂに挿入
しはめ込む。と同時にＭ字型成形部６の中央部に形
成した突出部８を上方向に広げ、モールドコイル９の位
置決め溝１０に突出部８を合わせて固定して行なわれ
る。
のトランスの組立は、Ｗ字型成形部２を広げてコア７
の側面部にはめ込む、と同時にコの字型成形部４の
ツメ部５を外側に広げコア７の突起部３ａ、３ｂに挿入
しはめ込む。と同時にＭ字型成形部６の中央部に形
成した突出部８を上方向に広げ、モールドコイル９の位
置決め溝１０に突出部８を合わせて固定して行なわれ
る。
【００１１】以上のように、コア固定ホルダーは、コの
字型成形部４でコア７の突起部３ａ、３ｂを加圧固定
し、Ｍ字型成形部６のばね性によりモールドコイル９に
設けられた位置決め溝１０部を突起部８で下方向に押す
ことでモールドコイル９の左右方向の位置決めがなされ
る。又、二箇所の凹部２ａを有する湾曲したＷ字型成形
部２で上下２個のコア７のずれを矯正することができ
る。
字型成形部４でコア７の突起部３ａ、３ｂを加圧固定
し、Ｍ字型成形部６のばね性によりモールドコイル９に
設けられた位置決め溝１０部を突起部８で下方向に押す
ことでモールドコイル９の左右方向の位置決めがなされ
る。又、二箇所の凹部２ａを有する湾曲したＷ字型成形
部２で上下２個のコア７のずれを矯正することができ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、作業効率がよく、安価で、かつ信頼性の高い薄型ト
ランスが得られる。
ば、作業効率がよく、安価で、かつ信頼性の高い薄型ト
ランスが得られる。
【図１】本発明のトランスに用いるコア固定ホルダーの
斜視図。
斜視図。
【図２】本発明のトランスに用いるコア固定ホルダーの
側面図。
側面図。
【図３】本発明のコア固定ホルダーを用いたトランスの
斜視図。
斜視図。
【図４】本発明のトランスに用いるコアの突起部の斜視
図。
図。
【符号の説明】 １ａ、１ｂ コア固定ばね部 ２ Ｗ字型成形部 ２ａ 凹部 ３、３ａ、３ｂ 突起部 ４ コの字型成形部 ５ ツメ部 ６ Ｍ字型成形部 ７ コア ８ 突出部 ９ モールドコイル １０ 位置決め溝 １１ コイル端子
Claims (1)
- 【請求項１】 矩形状の基板の両端及び中央部に磁脚を
有し、かつ四隅に山形状の突起を具備する一対のコアの
磁脚側を合わせて形成される空間に、端子部に溝を具備
したコイルボビンのコイル端子がコアの開放部に位置す
るよう前記中央部の磁脚に挿通して係合するようにコイ
ルが埋設され、前記四隅に設けた山形状の突起部をホル
ダーで固定してなるトランスであって、前記山形状の突
起部に合うように成形した１対のコア固定ばね部が側面
のＷ字型成形部で一体に成形されたコア固定ホルダーを
用いて、前記突起部及び溝に係合してコアの保持及びコ
イルボビンの位置決めされていることを特徴とするトラ
ンス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29934796A JPH10125537A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29934796A JPH10125537A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10125537A true JPH10125537A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17871382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29934796A Pending JPH10125537A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10125537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011103421A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Tamura Seisakusho Co Ltd | インダクタ |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP29934796A patent/JPH10125537A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011103421A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Tamura Seisakusho Co Ltd | インダクタ |
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