JPH10124913A - 光学ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents
光学ピックアップ及び光ディスク装置Info
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- JPH10124913A JPH10124913A JP8297346A JP29734696A JPH10124913A JP H10124913 A JPH10124913 A JP H10124913A JP 8297346 A JP8297346 A JP 8297346A JP 29734696 A JP29734696 A JP 29734696A JP H10124913 A JPH10124913 A JP H10124913A
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- light beam
- light
- optical
- aperture
- optical disk
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源からの光ビームの発散角の影響を排除す
ることができる光学ピックアップ及びこれを利用した光
ディスク装置を提供すること。 【解決手段】 光ビームを出射する光源21と、前記光
源から出射された光ビームを絞り込むアパーチャ26a
と、前記アパーチャで絞り込まれた光ビームを光ディス
クの信号記録面上に集束させる光集束手段26とを備え
た光学ピックアップにて、前記アパーチャを、前記光集
束手段の光軸を中心とする楕円形に形成する。
ることができる光学ピックアップ及びこれを利用した光
ディスク装置を提供すること。 【解決手段】 光ビームを出射する光源21と、前記光
源から出射された光ビームを絞り込むアパーチャ26a
と、前記アパーチャで絞り込まれた光ビームを光ディス
クの信号記録面上に集束させる光集束手段26とを備え
た光学ピックアップにて、前記アパーチャを、前記光集
束手段の光軸を中心とする楕円形に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミニディスク
(MD)、光磁気ディスク(MO)、コンパクトディス
ク(CD)、CD−ROM等(以下、「光ディスク」と
いう)の信号を記録及び/又は再生するための光学ピッ
クアップ及びその光学ピックアップを備えた光ディスク
装置に関するものである。
(MD)、光磁気ディスク(MO)、コンパクトディス
ク(CD)、CD−ROM等(以下、「光ディスク」と
いう)の信号を記録及び/又は再生するための光学ピッ
クアップ及びその光学ピックアップを備えた光ディスク
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の光ディスク用の光学ピッ
クアップの光学系の一例を示す平面図である。この光学
ピックアップ1の光学系は、半導体レーザ素子2から出
射された光ビ−ムの光路中に順次に配設されたグレーテ
ィング3、ビームスプリッタ4、コリメータレンズ5、
プリズムミラー6及び対物レンズ7と、ビームスプリッ
タ4で反射された光ディスクからの戻り光ビ−ムの分離
光路中に順次に配設されたウォラストンプリズム4a、
マルチレンズ4b及びフォトディテクタ8とから構成さ
れている。
クアップの光学系の一例を示す平面図である。この光学
ピックアップ1の光学系は、半導体レーザ素子2から出
射された光ビ−ムの光路中に順次に配設されたグレーテ
ィング3、ビームスプリッタ4、コリメータレンズ5、
プリズムミラー6及び対物レンズ7と、ビームスプリッ
タ4で反射された光ディスクからの戻り光ビ−ムの分離
光路中に順次に配設されたウォラストンプリズム4a、
マルチレンズ4b及びフォトディテクタ8とから構成さ
れている。
【0003】このような構成の光学ピックアップ1の光
学系では、半導体レーザ素子2からの光ビームは、グレ
ーティング3、ビームスプリッタ4を順次透過し、コリ
メータレンズ5によって平行光ビームに変換される。そ
して、平行光ビームは、プリズムミラー6によって光デ
ィスクの方向に光路を折曲げられ、対物レンズ7により
光ディスクの信号記録面に照射される。そして、この信
号記録面で反射された戻り光ビームは、フォトディテク
タ8の受光面で受光され、記録信号が検出されるように
なっている。
学系では、半導体レーザ素子2からの光ビームは、グレ
ーティング3、ビームスプリッタ4を順次透過し、コリ
メータレンズ5によって平行光ビームに変換される。そ
して、平行光ビームは、プリズムミラー6によって光デ
ィスクの方向に光路を折曲げられ、対物レンズ7により
光ディスクの信号記録面に照射される。そして、この信
号記録面で反射された戻り光ビームは、フォトディテク
タ8の受光面で受光され、記録信号が検出されるように
なっている。
【0004】そして、半導体レーザ素子2からの光ビー
ムが、光ディスクの信号記録面の正しい位置にスポット
を形成して正確な記録信号の再生を可能とするために、
対物レンズ7を所定のサーボ信号に基づいて微動させる
ようにしている。この対物レンズ7のサーボとしては、
光ディスクの記録トラックに対して、径方向に沿って対
物レンズ7を微動させるトラッキングサーボと、光軸に
沿って光ディスクの信号記録面に接近、離間させる方向
に対物レンズ7を微動させるフォーカシングサーボとが
行われている。
ムが、光ディスクの信号記録面の正しい位置にスポット
を形成して正確な記録信号の再生を可能とするために、
対物レンズ7を所定のサーボ信号に基づいて微動させる
ようにしている。この対物レンズ7のサーボとしては、
光ディスクの記録トラックに対して、径方向に沿って対
物レンズ7を微動させるトラッキングサーボと、光軸に
沿って光ディスクの信号記録面に接近、離間させる方向
に対物レンズ7を微動させるフォーカシングサーボとが
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光ピ
ックアップ1においては、半導体レーザ素子2からの光
ビームは、安定した状態で光ディスクの信号記録面に照
射されるように、対物レンズ7の近傍にてアパーチャ7
aによって絞り込まれるようになっている。このアパー
チャ7aは、一般に、対物レンズ7を支持するレンズホ
ルダ(図示せず)に設けられた真円形の孔によって構成
されている。これにより、半導体レーザ素子2から対物
レンズ7に入射する光ビームは、このアパーチャ7aの
径d0によって絞り込まれて一様な光ビームとなる。従
って、安定した光ビームが、光ディスクの信号記録面に
集束されることになる。
ックアップ1においては、半導体レーザ素子2からの光
ビームは、安定した状態で光ディスクの信号記録面に照
射されるように、対物レンズ7の近傍にてアパーチャ7
aによって絞り込まれるようになっている。このアパー
チャ7aは、一般に、対物レンズ7を支持するレンズホ
ルダ(図示せず)に設けられた真円形の孔によって構成
されている。これにより、半導体レーザ素子2から対物
レンズ7に入射する光ビームは、このアパーチャ7aの
径d0によって絞り込まれて一様な光ビームとなる。従
って、安定した光ビームが、光ディスクの信号記録面に
集束されることになる。
【0006】しかしながら、半導体レーザ素子2からの
光ビームは、偏光であって、その偏光方向(パラレル方
向、即ち図8にて符号Aで示す方向)と、これに垂直な
方向(パーペンディキュラ方向、即ち図8にて符号Bで
示す方向)とで、光の強度分布が異なる。即ち、パラレ
ル方向の光強度分布は、図9にて曲線Aで示すようにな
り、またパーペンディキュラー方向の光強度分布は、図
9にて曲線Bで示すようになる。
光ビームは、偏光であって、その偏光方向(パラレル方
向、即ち図8にて符号Aで示す方向)と、これに垂直な
方向(パーペンディキュラ方向、即ち図8にて符号Bで
示す方向)とで、光の強度分布が異なる。即ち、パラレ
ル方向の光強度分布は、図9にて曲線Aで示すようにな
り、またパーペンディキュラー方向の光強度分布は、図
9にて曲線Bで示すようになる。
【0007】このため、同じアパーチャ径d0では、曲
線Aは曲線Bに対して比較的変化が大きく、いわゆるF
ill条件が悪くなり、読取性能が低下してしまうこと
になる。特に、ウォーブル信号が記録されている光磁気
ディスクの場合には、いずれか一方の方向の光強度分布
が、光磁気信号の読取に大きく影響することになると共
に、他方の方向の光強度分布が、ウォーブル信号の読取
に大きく影響することになる。
線Aは曲線Bに対して比較的変化が大きく、いわゆるF
ill条件が悪くなり、読取性能が低下してしまうこと
になる。特に、ウォーブル信号が記録されている光磁気
ディスクの場合には、いずれか一方の方向の光強度分布
が、光磁気信号の読取に大きく影響することになると共
に、他方の方向の光強度分布が、ウォーブル信号の読取
に大きく影響することになる。
【0008】これに対して、アパーチャ径d0を小さく
する方法も考えられるが、この場合は半導体レーザ素子
2のレーザパワーのカップリング効率が低下してしま
い、レーザ定格出力が十分ではなくなり、あるいは効率
が低下しすぎて、消費電流が多くなってしまう等の問題
があった。
する方法も考えられるが、この場合は半導体レーザ素子
2のレーザパワーのカップリング効率が低下してしま
い、レーザ定格出力が十分ではなくなり、あるいは効率
が低下しすぎて、消費電流が多くなってしまう等の問題
があった。
【0009】この発明は、以上の点に鑑み、光源からの
光ビームの発散角の影響を排除することができる光学ピ
ックアップ及びこれを利用した光ディスク装置を提供す
ることを目的としている。
光ビームの発散角の影響を排除することができる光学ピ
ックアップ及びこれを利用した光ディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
よれば、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射
された光ビームを絞り込むアパーチャと、前記アパーチ
ャで絞り込まれた光ビームを光ディスクの信号記録面上
に集束させる光集束手段とを備えた光学ピックアップに
おいて、前記アパーチャを、前記光集束手段の光軸を中
心とする楕円形に形成することにより達成される。
よれば、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射
された光ビームを絞り込むアパーチャと、前記アパーチ
ャで絞り込まれた光ビームを光ディスクの信号記録面上
に集束させる光集束手段とを備えた光学ピックアップに
おいて、前記アパーチャを、前記光集束手段の光軸を中
心とする楕円形に形成することにより達成される。
【0011】上記構成によれば、光源からの光ビームを
絞り込むアパーチャが楕円形に形成されているので、ア
パーチャの長径方向と短径方向とで絞り込み量が異なる
ことになる。これにより、短径方向に関して、光ビーム
がより多く絞り込まれることになり、光ビームの発散角
の小さい方向をアパーチャの短径方向に合わせておく
と、発散角の小さい方向の光強度分布がアパーチャ径に
よって絞り込まれることにより、比較的一様な分布とな
る。従って、光ビームの発散角の小さい方向及びこれに
垂直な発散角の大きい方向に関して、光強度分布の差が
低減されることになり、読取性能がより均等化される。
絞り込むアパーチャが楕円形に形成されているので、ア
パーチャの長径方向と短径方向とで絞り込み量が異なる
ことになる。これにより、短径方向に関して、光ビーム
がより多く絞り込まれることになり、光ビームの発散角
の小さい方向をアパーチャの短径方向に合わせておく
と、発散角の小さい方向の光強度分布がアパーチャ径に
よって絞り込まれることにより、比較的一様な分布とな
る。従って、光ビームの発散角の小さい方向及びこれに
垂直な発散角の大きい方向に関して、光強度分布の差が
低減されることになり、読取性能がより均等化される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施形態は、この発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発
明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの形態に限られるもので
はない。
を添付図を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施形態は、この発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発
明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの形態に限られるもので
はない。
【0013】図1は、この発明の光ディスク装置の実施
形態を示すブロック構成図である。この光ディスク装置
10は、光ディスク11を回転駆動する駆動手段として
のスピンドルモータ12、回転する光ディスク11の信
号記録面に対して光ビームを照射して信号を記録し、こ
の信号記録面からの戻り光ビームにより記録信号を再生
する光学ピックアップ20及びこれらを制御する制御部
13を備えている。
形態を示すブロック構成図である。この光ディスク装置
10は、光ディスク11を回転駆動する駆動手段として
のスピンドルモータ12、回転する光ディスク11の信
号記録面に対して光ビームを照射して信号を記録し、こ
の信号記録面からの戻り光ビームにより記録信号を再生
する光学ピックアップ20及びこれらを制御する制御部
13を備えている。
【0014】ここで、制御部13は、光ディスクドライ
ブコントローラ14、信号復調器15、誤り訂正回路1
6、インターフェイス17、ヘッドアクセス制御部18
及びサーボ回路19を備えている。光ディスクドライブ
コントローラ14は、スピンドルモータ12を所定の回
転数で駆動制御する。信号復調器15は、光学ピックア
ップ20からの記録信号を復調して誤り訂正回路16に
送出する。誤り訂正回路16は、信号復調器15からの
記録信号を誤り訂正し、インターフェイス17を介して
外部コンピュータ等に送出する。これにより、外部コン
ピュータ等は、光ディスク11に記録された信号を再生
信号として受け取ることができるようになっている。
ブコントローラ14、信号復調器15、誤り訂正回路1
6、インターフェイス17、ヘッドアクセス制御部18
及びサーボ回路19を備えている。光ディスクドライブ
コントローラ14は、スピンドルモータ12を所定の回
転数で駆動制御する。信号復調器15は、光学ピックア
ップ20からの記録信号を復調して誤り訂正回路16に
送出する。誤り訂正回路16は、信号復調器15からの
記録信号を誤り訂正し、インターフェイス17を介して
外部コンピュータ等に送出する。これにより、外部コン
ピュータ等は、光ディスク11に記録された信号を再生
信号として受け取ることができるようになっている。
【0015】ヘッドアクセス制御部18は、光学ピック
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の2軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の2軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
【0016】図2及び図3は、この発明の光学ピックア
ップの実施形態を示す平面図及び背面から見た平面図で
ある。この光学ピックアップ20は、光源としての半導
体レーザ素子21から出射される光ビームの光路中に順
次に配設された非点収差補正手段としての非点収差補正
板22a、光分割手段としてのグレーティング22b、
光分離手段としてのビームスプリッタ23、平行光変換
手段としてのコリメータレンズ24、光路折曲げ手段と
してのプリズムミラー25及び光集束手段としての対物
レンズ26並びにビームスプリッタ23で反射された光
ディスク11からの戻り光ビ−ムの分離光路中に順次に
配設された光分割手段としてのウォラストンプリズム2
7、光集束手段としてのマルチレンズ28及び光検出手
段としてのフォトディテクタ29を有する光学系と、対
物レンズ26を保持して2軸方向に移動させるための2
軸アクチュエータ30とを、光学ピックアップ20に設
けられたガイド20aに沿って光ディスク11の半径方
向に移動可能に支持された図4に示すような光学ベ−ス
20b内に固定保持している。
ップの実施形態を示す平面図及び背面から見た平面図で
ある。この光学ピックアップ20は、光源としての半導
体レーザ素子21から出射される光ビームの光路中に順
次に配設された非点収差補正手段としての非点収差補正
板22a、光分割手段としてのグレーティング22b、
光分離手段としてのビームスプリッタ23、平行光変換
手段としてのコリメータレンズ24、光路折曲げ手段と
してのプリズムミラー25及び光集束手段としての対物
レンズ26並びにビームスプリッタ23で反射された光
ディスク11からの戻り光ビ−ムの分離光路中に順次に
配設された光分割手段としてのウォラストンプリズム2
7、光集束手段としてのマルチレンズ28及び光検出手
段としてのフォトディテクタ29を有する光学系と、対
物レンズ26を保持して2軸方向に移動させるための2
軸アクチュエータ30とを、光学ピックアップ20に設
けられたガイド20aに沿って光ディスク11の半径方
向に移動可能に支持された図4に示すような光学ベ−ス
20b内に固定保持している。
【0017】図5は、光学系の一例を示す平面図であ
る。半導体レーザ素子21は、半導体の再結合発光を利
用した発光素子であり、所定のレーザ光を出射する。非
点収差補正板22aは、光軸に対して所定角度だけ傾い
て配設された平行平板であり、半導体レーザ素子21か
ら出射される光ビームの非点収差を補正する。
る。半導体レーザ素子21は、半導体の再結合発光を利
用した発光素子であり、所定のレーザ光を出射する。非
点収差補正板22aは、光軸に対して所定角度だけ傾い
て配設された平行平板であり、半導体レーザ素子21か
ら出射される光ビームの非点収差を補正する。
【0018】グレーティング22bは、入射光を回折さ
せる回折格子であり、半導体レーザ素子21から非点収
差補正板22aを介して入射した光ビームを、0次回折
光から成る主ビーム及び±1次回折光から成るサイドビ
ームの少なくとも3本の光ビームに分割する。従って、
少なくとも3本の光ビームを分割生成できれば、ホログ
ラム素子等の他の分割素子を用いても良い。
せる回折格子であり、半導体レーザ素子21から非点収
差補正板22aを介して入射した光ビームを、0次回折
光から成る主ビーム及び±1次回折光から成るサイドビ
ームの少なくとも3本の光ビームに分割する。従って、
少なくとも3本の光ビームを分割生成できれば、ホログ
ラム素子等の他の分割素子を用いても良い。
【0019】ビームスプリッタ23は、その偏光分離膜
23aが光軸に対して45度傾斜した状態で配設された
偏光ビームスプリッタであり、グレーティング22bか
らの光ビームと光ディスク11の信号記録面からの戻り
光ビームを偏光分離する。即ち、半導体レーザ素子21
からの光ビームの一部は、ビームスプリッタ23の偏光
分離膜23aを透過し、戻り光ビームの一部は、ビーム
スプリッタ23の偏光分離膜23aで反射される。
23aが光軸に対して45度傾斜した状態で配設された
偏光ビームスプリッタであり、グレーティング22bか
らの光ビームと光ディスク11の信号記録面からの戻り
光ビームを偏光分離する。即ち、半導体レーザ素子21
からの光ビームの一部は、ビームスプリッタ23の偏光
分離膜23aを透過し、戻り光ビームの一部は、ビーム
スプリッタ23の偏光分離膜23aで反射される。
【0020】コリメータレンズ24は、凸レンズであ
り、ビームスプリッタ23からの光ビームを平行光ビー
ムに変換する。プリズムミラー25は、三角柱状のミラ
ーであり、コリメータレンズ24からの平行光ビームを
鉛直方向に90度反射させると共に、光ディスク11か
らの戻り光ビームを水平方向に90度反射させる。
り、ビームスプリッタ23からの光ビームを平行光ビー
ムに変換する。プリズムミラー25は、三角柱状のミラ
ーであり、コリメータレンズ24からの平行光ビームを
鉛直方向に90度反射させると共に、光ディスク11か
らの戻り光ビームを水平方向に90度反射させる。
【0021】対物レンズ26は、凸レンズであり、コリ
メータレンズ25からの平行光ビームを回転駆動してい
る光ディスク11の信号記録面の所望のトラック上に集
束させる。ここで、対物レンズ26は、軸摺回動型の2
軸アクチュエータ30により、2軸方向、即ちフォーカ
シング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持され
ている。
メータレンズ25からの平行光ビームを回転駆動してい
る光ディスク11の信号記録面の所望のトラック上に集
束させる。ここで、対物レンズ26は、軸摺回動型の2
軸アクチュエータ30により、2軸方向、即ちフォーカ
シング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持され
ている。
【0022】ウォラストンプリズム27は、四角柱状の
プリズムであり、光ディスク11からの戻り光ビームに
基づいて偏光分離を行なうことにより、複数の光ビーム
を出射する。マルチレンズ28は、シリンドリカルレン
ズ及び凹レンズであり、戻り光ビームに対してフォーカ
スエラー信号の検出のために非点収差を付与して光路長
を調整する。フォトディテクタ29は、光検出器であ
り、ビームスプリッタ23を透過した戻り光ビームを受
光する。
プリズムであり、光ディスク11からの戻り光ビームに
基づいて偏光分離を行なうことにより、複数の光ビーム
を出射する。マルチレンズ28は、シリンドリカルレン
ズ及び凹レンズであり、戻り光ビームに対してフォーカ
スエラー信号の検出のために非点収差を付与して光路長
を調整する。フォトディテクタ29は、光検出器であ
り、ビームスプリッタ23を透過した戻り光ビームを受
光する。
【0023】図6は、2軸アクチュエータ30の一例を
示す平面図である。この2軸アクチュエータ30は、光
学ピックアップ20の光学ベース20bにXY方向に移
動調整可能に取り付けられたXYベース31と、可動部
保持体32によりXYベース31に対して光軸方向に移
動可能に、かつ揺動軸の周りに揺動可能に支持されたレ
ンズホルダ33と、レンズホルダ33に対して光軸が揺
動軸に平行に保持された対物レンズ26と、後述する対
物レンズ26の駆動手段とを備えている。
示す平面図である。この2軸アクチュエータ30は、光
学ピックアップ20の光学ベース20bにXY方向に移
動調整可能に取り付けられたXYベース31と、可動部
保持体32によりXYベース31に対して光軸方向に移
動可能に、かつ揺動軸の周りに揺動可能に支持されたレ
ンズホルダ33と、レンズホルダ33に対して光軸が揺
動軸に平行に保持された対物レンズ26と、後述する対
物レンズ26の駆動手段とを備えている。
【0024】可動部保持体32は、全体が例えばゴム様
のポリエステルエラストマ等の樹脂から構成されてお
り、可動部側32aがレンズホルダ33に取り付けられ
ていると共に、固定部側32bがXYベース31に対し
て固定されている。さらに、可動部保持体32は、可動
部側32aが、図示矢印Fcsに示す垂直方向(フォー
カシング方向)に移動可能なように、縦断面がほぼ平行
四辺形状のリンクを構成しており、さらに図示矢印Tr
kに示す水平方向(トラッキング方向)に移動可能なよ
うに、垂直に延びる一対のヒンジ32c、32dを備え
ている。
のポリエステルエラストマ等の樹脂から構成されてお
り、可動部側32aがレンズホルダ33に取り付けられ
ていると共に、固定部側32bがXYベース31に対し
て固定されている。さらに、可動部保持体32は、可動
部側32aが、図示矢印Fcsに示す垂直方向(フォー
カシング方向)に移動可能なように、縦断面がほぼ平行
四辺形状のリンクを構成しており、さらに図示矢印Tr
kに示す水平方向(トラッキング方向)に移動可能なよ
うに、垂直に延びる一対のヒンジ32c、32dを備え
ている。
【0025】対物レンズの駆動手段は、レンズホルダ3
3に設けられたフォーカス用コイル34及びトラッキン
グ用コイル35と、XYベース31に固定配置されたヨ
ーク36及びそれに取り付けられたマグネット37とか
ら構成されている。そして、これらフォーカス用コイル
34及びトラッキング用コイル35にそれぞれ通電する
ことにより、各コイル34、35に発生する磁束が、ヨ
ーク36及びマグネット37による磁束と相互に作用し
て、レンズホルダ33及び対物レンズ26を、フォーカ
ス方向及びトラッキング方向に駆動制御するようになっ
ている。
3に設けられたフォーカス用コイル34及びトラッキン
グ用コイル35と、XYベース31に固定配置されたヨ
ーク36及びそれに取り付けられたマグネット37とか
ら構成されている。そして、これらフォーカス用コイル
34及びトラッキング用コイル35にそれぞれ通電する
ことにより、各コイル34、35に発生する磁束が、ヨ
ーク36及びマグネット37による磁束と相互に作用し
て、レンズホルダ33及び対物レンズ26を、フォーカ
ス方向及びトラッキング方向に駆動制御するようになっ
ている。
【0026】以上の構成は、従来の光ディスク装置及び
光学ピックアップと同様の構成であるが、この実施形態
による光学ピックアップ20を組み込んだ光ディスク装
置10においては、図2、図5及び図6に示すように、
対物レンズ26は楕円形のアパーチャ26aを備えてい
る。このアパーチャ26aは、図示の場合、例えばレン
ズホルダ33の対物レンズ支持部分に楕円形の孔を設け
ることにより構成されている。これにより、アパーチャ
26aは、2軸アクチュエータ30による対物レンズ2
6の2軸方向の移動に伴って、一体に移動するようにな
っている。そして、アパーチャ26aは、半導体レーザ
素子21からの光ビームに関して、その発散角の小さい
方向に短径d1を有し、これに垂直な発散角の大きい方
向に長径d2を有するように配設されている。
光学ピックアップと同様の構成であるが、この実施形態
による光学ピックアップ20を組み込んだ光ディスク装
置10においては、図2、図5及び図6に示すように、
対物レンズ26は楕円形のアパーチャ26aを備えてい
る。このアパーチャ26aは、図示の場合、例えばレン
ズホルダ33の対物レンズ支持部分に楕円形の孔を設け
ることにより構成されている。これにより、アパーチャ
26aは、2軸アクチュエータ30による対物レンズ2
6の2軸方向の移動に伴って、一体に移動するようにな
っている。そして、アパーチャ26aは、半導体レーザ
素子21からの光ビームに関して、その発散角の小さい
方向に短径d1を有し、これに垂直な発散角の大きい方
向に長径d2を有するように配設されている。
【0027】この実施形態による光学ピックアップ20
を組み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成
されており、次のように動作する。先づ、スピンドルモ
ータ12が回転して、光ディスク11が回転駆動する。
そして、光学ピックアップ20が、ガイド20aに沿っ
て光ディスク11の半径方向に移動して、対物レンズ2
6の光軸を光ディスク11の所望のトラック位置まで移
動させる。
を組み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成
されており、次のように動作する。先づ、スピンドルモ
ータ12が回転して、光ディスク11が回転駆動する。
そして、光学ピックアップ20が、ガイド20aに沿っ
て光ディスク11の半径方向に移動して、対物レンズ2
6の光軸を光ディスク11の所望のトラック位置まで移
動させる。
【0028】この状態にて、半導体レーザ素子21から
の光ビームは、グレーティング22bにより3本の光ビ
ームに分割された後、ビームスプリッタ23を透過し、
コリメータレンズ24により平行光ビームに変換され
る。そして、プリズムミラー25で光ディスク11に向
かって反射され、アパーチャ26aにより絞り込まれ、
対物レンズ26を介して光ディスク11の信号記録面に
集束される。
の光ビームは、グレーティング22bにより3本の光ビ
ームに分割された後、ビームスプリッタ23を透過し、
コリメータレンズ24により平行光ビームに変換され
る。そして、プリズムミラー25で光ディスク11に向
かって反射され、アパーチャ26aにより絞り込まれ、
対物レンズ26を介して光ディスク11の信号記録面に
集束される。
【0029】光ディスク11からの戻り光ビームは、再
び対物レンズ26、プリズムミラー25及びコリメータ
レンズ24を介してビームスプリッタ23に入射する。
そして、ビームスプリッタ23の偏光分離膜23aで反
射され、ウォラストンプリズム27及びマルチレンズ2
8を介してフォトディテクタ29に集束される。そし
て、フォトディテクタ29の検出信号に基づいて、光デ
ィスク11の記録信号が再生される。
び対物レンズ26、プリズムミラー25及びコリメータ
レンズ24を介してビームスプリッタ23に入射する。
そして、ビームスプリッタ23の偏光分離膜23aで反
射され、ウォラストンプリズム27及びマルチレンズ2
8を介してフォトディテクタ29に集束される。そし
て、フォトディテクタ29の検出信号に基づいて、光デ
ィスク11の記録信号が再生される。
【0030】その際、信号復調器15は、フォトディテ
クタ29からの検出信号によりトラッキングエラー信号
を検出すると共に、非点収差法によりフォーカシングエ
ラー信号を検出する。そして、サーボ回路19は、光デ
ィスクドライブコントローラ14を介して、フォーカス
用コイル34及びトラッキング用コイル35への駆動電
流をサーボ制御する。即ち、フォーカス用コイル35に
発生する磁界が、マグネット37及びコイル36による
磁界と作用することにより、レンズホルダ33がフォー
カシング方向に移動調整されてフォーカシングが行なわ
れる。また、トラッキング用コイル35に発生する磁界
が、マグネット37及びヨーク36による磁界と作用す
ることにより、レンズホルダ33がトラッキング方向に
移動調整されてトラッキングが行なわれる。
クタ29からの検出信号によりトラッキングエラー信号
を検出すると共に、非点収差法によりフォーカシングエ
ラー信号を検出する。そして、サーボ回路19は、光デ
ィスクドライブコントローラ14を介して、フォーカス
用コイル34及びトラッキング用コイル35への駆動電
流をサーボ制御する。即ち、フォーカス用コイル35に
発生する磁界が、マグネット37及びコイル36による
磁界と作用することにより、レンズホルダ33がフォー
カシング方向に移動調整されてフォーカシングが行なわ
れる。また、トラッキング用コイル35に発生する磁界
が、マグネット37及びヨーク36による磁界と作用す
ることにより、レンズホルダ33がトラッキング方向に
移動調整されてトラッキングが行なわれる。
【0031】ここで、半導体レーザ素子21からの光ビ
ームは、楕円形のアパーチャ26aにより絞り込まれる
ようになっている。即ち、光ビームの発散角の小さい方
向Aに関しては、光ビームはアパーチャ26aの短径d
1により絞り込まれ、また発散角の大きい方向Bに関し
ては、光ビームはアパーチャ26aの長径d2によって
絞り込まれることになる。
ームは、楕円形のアパーチャ26aにより絞り込まれる
ようになっている。即ち、光ビームの発散角の小さい方
向Aに関しては、光ビームはアパーチャ26aの短径d
1により絞り込まれ、また発散角の大きい方向Bに関し
ては、光ビームはアパーチャ26aの長径d2によって
絞り込まれることになる。
【0032】これにより、図7に示すように、発散角の
小さい方向Aでは、アパーチャ26aの短径d1によっ
て光強度分布曲線Aの両側付近の強度の弱い部分がカッ
トされることになるので、従来に比較して全体としてよ
り一様な光強度分布となる。従って、方向A、Bに関し
て、共に比較的一様な光強度分布が得られることになる
ので、比較的良好な読取性能が得られることになると共
に、半導体レーザ素子21の出力カップリング効率も従
来に比較して良好となる。
小さい方向Aでは、アパーチャ26aの短径d1によっ
て光強度分布曲線Aの両側付近の強度の弱い部分がカッ
トされることになるので、従来に比較して全体としてよ
り一様な光強度分布となる。従って、方向A、Bに関し
て、共に比較的一様な光強度分布が得られることになる
ので、比較的良好な読取性能が得られることになると共
に、半導体レーザ素子21の出力カップリング効率も従
来に比較して良好となる。
【0033】以上より、例えば記録時に高出力が必要で
ある光磁気ディスク用光ディスク装置や、定格出力が低
い短波長レーザ光源を使用した光ディスク装置、さらに
低消費電力が必要とされるポータブル型光ディスク装置
等において、有用な光学ピックアップが得られることに
なる。
ある光磁気ディスク用光ディスク装置や、定格出力が低
い短波長レーザ光源を使用した光ディスク装置、さらに
低消費電力が必要とされるポータブル型光ディスク装置
等において、有用な光学ピックアップが得られることに
なる。
【0034】尚、上記実施形態による光ディスク装置1
0及び光学ピックアップ20においては、2軸アクチュ
エータ30として、可動部保持体32を備えた構成のも
のが示されているが、これに限らず、サスペンションバ
ネ式あるいは軸摺回動式の2軸アクチュエータであって
も良い。また、光磁気ディスク再生用の偏光光学ピック
アップの構成が示されているが、これに限らず、コンパ
クトディスク(CD)やCD−ROMのための無偏光光
学ピックアップ及び光ディスク装置に対しても本発明を
適用することができる。
0及び光学ピックアップ20においては、2軸アクチュ
エータ30として、可動部保持体32を備えた構成のも
のが示されているが、これに限らず、サスペンションバ
ネ式あるいは軸摺回動式の2軸アクチュエータであって
も良い。また、光磁気ディスク再生用の偏光光学ピック
アップの構成が示されているが、これに限らず、コンパ
クトディスク(CD)やCD−ROMのための無偏光光
学ピックアップ及び光ディスク装置に対しても本発明を
適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
光ビームの発散角の小さい方向及びこれに垂直な発散角
の大きい方向に関して、光強度分布の差が低減されるこ
とになり、読取性能がより均等化される。
光ビームの発散角の小さい方向及びこれに垂直な発散角
の大きい方向に関して、光強度分布の差が低減されるこ
とになり、読取性能がより均等化される。
【図1】この発明の光ディスク装置の実施形態を示すブ
ロック構成図。
ロック構成図。
【図2】この発明の光学ピックアップの実施形態を示す
平面図。
平面図。
【図3】図2の光学ピックアップの実施形態を示す背面
から見た平面図。
から見た平面図。
【図4】図2の光学ピックアップにおける光学ベースの
斜視図。
斜視図。
【図5】図2の光学ピックアップにおける光学系を示す
平面図。
平面図。
【図6】図2の光学ピックアップにおける2軸アクチュ
エータの平面図。
エータの平面図。
【図7】図2の光学ピックアップにおける光強度分布を
示すグラフ。
示すグラフ。
【図8】従来の光学ピックアップの一例における光学系
を示す平面図。
を示す平面図。
【図9】図8の光学ピックアップにおける光強度分布を
示すグラフ。
示すグラフ。
10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・制御部、14・
・・光ディスクトライブコントローラ、15・・・信号
復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・・インター
フェイス、18・・・ヘッドアクセス制御部、20・・
・光学ピックアップ、20a・・・ガイド、20b・・
・光学ベース、21・・・半導体レーザ素子、22a・
・・非点収差補正板、22b・・・グレーティング、2
3・・・ビームスプリッタ、24・・・コリメータレン
ズ、25・・・プリズムミラー、26・・・対物レン
ズ、26a・・・アパーチャ、27・・・ウォラストン
プリズム、28・・・マルチレンズ、29・・・フォト
ディテクタ、30・・・2軸アクチュエータ、31・・
・XYベース、32・・・可動部保持体、33・・・レ
ンズホルダ、34・・・フォーカス用コイル、35・・
・トラッキング用コイル、36・・・ヨーク、37・・
・マグネット
2・・・スピンドルモータ、13・・・制御部、14・
・・光ディスクトライブコントローラ、15・・・信号
復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・・インター
フェイス、18・・・ヘッドアクセス制御部、20・・
・光学ピックアップ、20a・・・ガイド、20b・・
・光学ベース、21・・・半導体レーザ素子、22a・
・・非点収差補正板、22b・・・グレーティング、2
3・・・ビームスプリッタ、24・・・コリメータレン
ズ、25・・・プリズムミラー、26・・・対物レン
ズ、26a・・・アパーチャ、27・・・ウォラストン
プリズム、28・・・マルチレンズ、29・・・フォト
ディテクタ、30・・・2軸アクチュエータ、31・・
・XYベース、32・・・可動部保持体、33・・・レ
ンズホルダ、34・・・フォーカス用コイル、35・・
・トラッキング用コイル、36・・・ヨーク、37・・
・マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 工宗 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 光ビームを出射する光源と、 前記光源から出射された光ビームを絞り込むアパーチャ
と、 前記アパーチャで絞り込まれた光ビームを光ディスクの
信号記録面上に集束させる光集束手段とを備えた光学ピ
ックアップにおいて、 前記アパーチャが、前記光集束手段の光軸を中心とする
楕円形に形成されていることを特徴とする光学ピックア
ップ。 - 【請求項2】 前記アパーチャの長径が、前記光源から
の光ビームの発散角が小さい方向に配設されている請求
項1に記載の光学ピックアップ。 - 【請求項3】 光源から出射された光ビームを、アパー
チャにより絞り込み、光集束手段を介して光ディスクの
信号記録面上に集束し、信号を記録及び/又は再生する
光ディスク装置において、 前記アパーチャが、前記光集束手段の光軸を中心とする
楕円形に形成されていることを特徴とする光ディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8297346A JPH10124913A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 光学ピックアップ及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8297346A JPH10124913A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 光学ピックアップ及び光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124913A true JPH10124913A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17845329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8297346A Pending JPH10124913A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 光学ピックアップ及び光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10124913A (ja) |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8297346A patent/JPH10124913A/ja active Pending
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