JPH10123970A - 頭部装着型表示システム - Google Patents
頭部装着型表示システムInfo
- Publication number
- JPH10123970A JPH10123970A JP29712496A JP29712496A JPH10123970A JP H10123970 A JPH10123970 A JP H10123970A JP 29712496 A JP29712496 A JP 29712496A JP 29712496 A JP29712496 A JP 29712496A JP H10123970 A JPH10123970 A JP H10123970A
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- JP
- Japan
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- data
- image display
- observer
- head
- control unit
- Prior art date
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に多様な表示画像を得ることができ、し
かも小型軽量で観察者の動きを制限することのない頭部
装着型表示システムを提供する。 【解決手段】 観察者４に装着される制御部７から出力
される画像表示用データに応じた画像の表示部６を、保
持部５により観察者４の頭部に装着する。その制御部７
に、その画像表示用データの生成に供されるカード型Ｉ
Ｃ回路を取り外し可能に接続するためのソケット５０ａ
を備える。
かも小型軽量で観察者の動きを制限することのない頭部
装着型表示システムを提供する。 【解決手段】 観察者４に装着される制御部７から出力
される画像表示用データに応じた画像の表示部６を、保
持部５により観察者４の頭部に装着する。その制御部７
に、その画像表示用データの生成に供されるカード型Ｉ
Ｃ回路を取り外し可能に接続するためのソケット５０ａ
を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察者の頭部に装
着される画像表示部を有する頭部装着型表示システムに
関する。
着される画像表示部を有する頭部装着型表示システムに
関する。
【０００２】
【従来の技術】画像表示用データに応じた画像の表示部
と、その表示部を保持すると共に観察者の頭部に装着可
能な保持部とを備え、種々の情報を観察者の眼前に表示
する頭部装着型表示装置が、様々な分野で利用されつつ
ある。例えば作業支援情報を観察者に提供することで、
観察者がハンドフリーの状態で情報を確認しつつ作業で
きるようにし、作業能率の向上を図っている。
と、その表示部を保持すると共に観察者の頭部に装着可
能な保持部とを備え、種々の情報を観察者の眼前に表示
する頭部装着型表示装置が、様々な分野で利用されつつ
ある。例えば作業支援情報を観察者に提供することで、
観察者がハンドフリーの状態で情報を確認しつつ作業で
きるようにし、作業能率の向上を図っている。
【０００３】その表示部に送られる画像表示用データ
は、コンピュータを有する制御部において生成される。
その画像表示用データの生成のために、例えば、画像情
報、文字情報、アプリケーションソフトのプログラム等
のデータが必要とされる。
は、コンピュータを有する制御部において生成される。
その画像表示用データの生成のために、例えば、画像情
報、文字情報、アプリケーションソフトのプログラム等
のデータが必要とされる。
【０００４】従来、その画像表示用データ生成用のデー
タは、その制御部が内蔵する記憶装置に記憶されている
が、内蔵の記憶装置に蓄積できるデータ量には制限があ
る。そのため、多様な情報を表示したり種々のアプリケ
ーションソフトを実行するには、制御部を外部コンピュ
ータや外付けのハードディスク等の記憶装置に直結した
り、制御部を無線モデム等の外付け型通信端末に直結し
て外部コンピュータとのデータ通信を可能にすること
で、必要なデータを外部コンピュータから得ていた。
タは、その制御部が内蔵する記憶装置に記憶されている
が、内蔵の記憶装置に蓄積できるデータ量には制限があ
る。そのため、多様な情報を表示したり種々のアプリケ
ーションソフトを実行するには、制御部を外部コンピュ
ータや外付けのハードディスク等の記憶装置に直結した
り、制御部を無線モデム等の外付け型通信端末に直結し
て外部コンピュータとのデータ通信を可能にすること
で、必要なデータを外部コンピュータから得ていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その制御部に
直結される外部コンピュータや外付け型通信端末は、大
型で重量が大きいため、観察者が装着すると作業等の自
由度が阻まれる等の問題が生じる。
直結される外部コンピュータや外付け型通信端末は、大
型で重量が大きいため、観察者が装着すると作業等の自
由度が阻まれる等の問題が生じる。
【０００６】本発明は、上記問題を解決することのでき
る頭部装着型表示システムを提供することを目的とす
る。
る頭部装着型表示システムを提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の頭部装着型表示
システムは、画像表示用データを出力可能で観察者に装
着可能な制御部と、その画像表示用データに応じた画像
の表示部と、その表示部を保持すると共に観察者の頭部
に装着可能な保持部と、その制御部に画像表示用データ
の生成に供されるカード型ＩＣ回路を取り外し可能に接
続するためのソケットとを備えることを特徴とする。
システムは、画像表示用データを出力可能で観察者に装
着可能な制御部と、その画像表示用データに応じた画像
の表示部と、その表示部を保持すると共に観察者の頭部
に装着可能な保持部と、その制御部に画像表示用データ
の生成に供されるカード型ＩＣ回路を取り外し可能に接
続するためのソケットとを備えることを特徴とする。
【０００８】本発明によれば、制御部において画像表示
用データを生成するのに用いられるデータを、その制御
部に接続されるカード型ＩＣ回路を介して得ることがで
きる。そのカード型ＩＣ回路は小型軽量で取り外し可能
であるので、異なる種類のものと容易に交換でき、その
交換により異なる画像表示用データを生成できる。これ
により、制御部の内蔵する記憶装置を大型化したり、画
像表示用データ生成用のデータを得るために制御部に大
型で重量の大きな外部コンピュータや外付け型の記憶装
置や通信端末を直結することなく、多様なデータを容易
に用いて画像表示用データを生成でき、しかも、制御部
の携帯性を向上することができる。
用データを生成するのに用いられるデータを、その制御
部に接続されるカード型ＩＣ回路を介して得ることがで
きる。そのカード型ＩＣ回路は小型軽量で取り外し可能
であるので、異なる種類のものと容易に交換でき、その
交換により異なる画像表示用データを生成できる。これ
により、制御部の内蔵する記憶装置を大型化したり、画
像表示用データ生成用のデータを得るために制御部に大
型で重量の大きな外部コンピュータや外付け型の記憶装
置や通信端末を直結することなく、多様なデータを容易
に用いて画像表示用データを生成でき、しかも、制御部
の携帯性を向上することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【００１０】図１に示す頭部装着型表示システム１は、
観察者４の頭部に装着可能な保持部５と、この保持部５
に保持される表示部６と、観察者４の腰にベルト１１を
介して装着可能な制御部７とを有する。本実施形態で
は、その表示部６は観察者４の片眼にのみ画像を視認さ
せるが、両眼に視認させるものでもよい。
観察者４の頭部に装着可能な保持部５と、この保持部５
に保持される表示部６と、観察者４の腰にベルト１１を
介して装着可能な制御部７とを有する。本実施形態で
は、その表示部６は観察者４の片眼にのみ画像を視認さ
せるが、両眼に視認させるものでもよい。
【００１１】その保持部５は、観察者４の頭部を挟み込
むバンド状の本体部５ａと、その頭部に押し付けられる
ことで表示部６の頭部に対するずれを防ぐ複数のパッド
５ｂとを有するが、観察者４の頭部に装着できれば形態
は限定されず、例えばヘルメット状のものであってもよ
い。なお、本件発明において頭部とは、顔面を含む頸部
から上の部分を言う。
むバンド状の本体部５ａと、その頭部に押し付けられる
ことで表示部６の頭部に対するずれを防ぐ複数のパッド
５ｂとを有するが、観察者４の頭部に装着できれば形態
は限定されず、例えばヘルメット状のものであってもよ
い。なお、本件発明において頭部とは、顔面を含む頸部
から上の部分を言う。
【００１２】その表示部６は、画像表示光を出射する表
示ユニット６ａと、その画像表示光の光路を変更して観
察者４の視野範囲に導く光学系６ｂと、その表示ユニッ
ト６ａと光学系６ｂとを連結する可動式アーム６ｃとを
有する。その表示ユニット６ａは、ケーブル９を介して
上記制御部７に接続される。
示ユニット６ａと、その画像表示光の光路を変更して観
察者４の視野範囲に導く光学系６ｂと、その表示ユニッ
ト６ａと光学系６ｂとを連結する可動式アーム６ｃとを
有する。その表示ユニット６ａは、ケーブル９を介して
上記制御部７に接続される。
【００１３】その表示ユニット６ａは、図２に示すよう
に、反射鏡付ハロゲンランプにより構成されるバックラ
イト３２と、このバックライト３２の電圧調整器３３
と、そのバックライト３２の熱を吸収する熱吸収フィル
タ３４と、液晶パネル３５と、そのバックライト３２の
光のむらを均一にして液晶パネル３５に導く散乱板３６
と、その液晶パネル３５に接続される液晶ドライバ３８
と、この液晶ドライバ３８に接続される入出力インター
フェース３９とを有し、その液晶パネル３５の前面から
破線で示すように画像表示光が出射される。なお、その
バックライト３２付液晶パネル３５に代えて、例えばＣ
ＲＴディスプレイを用いてもよい。また、そのバックラ
イトとして冷陰極管やメタルハライドランプ等を用いて
もよい。
に、反射鏡付ハロゲンランプにより構成されるバックラ
イト３２と、このバックライト３２の電圧調整器３３
と、そのバックライト３２の熱を吸収する熱吸収フィル
タ３４と、液晶パネル３５と、そのバックライト３２の
光のむらを均一にして液晶パネル３５に導く散乱板３６
と、その液晶パネル３５に接続される液晶ドライバ３８
と、この液晶ドライバ３８に接続される入出力インター
フェース３９とを有し、その液晶パネル３５の前面から
破線で示すように画像表示光が出射される。なお、その
バックライト３２付液晶パネル３５に代えて、例えばＣ
ＲＴディスプレイを用いてもよい。また、そのバックラ
イトとして冷陰極管やメタルハライドランプ等を用いて
もよい。
【００１４】その光学系６ｂは、その画像表示光を反射
あるいは回折により光路変更すると共に、前方からの光
を透過するハーフミラーやホログラム素子等のコンバイ
ナにより構成されている。なお、その光学系６ｂは、画
像表示光を全反射することで光路変更するミラー等によ
り構成しもてよく、さらに、集光用レンズ系を含むもの
であってもよい。
あるいは回折により光路変更すると共に、前方からの光
を透過するハーフミラーやホログラム素子等のコンバイ
ナにより構成されている。なお、その光学系６ｂは、画
像表示光を全反射することで光路変更するミラー等によ
り構成しもてよく、さらに、集光用レンズ系を含むもの
であってもよい。
【００１５】その制御部７は、ハウジング５０、システ
ムの制御を行うためのプログラムを記憶するメインメモ
リ４４、そのプログラムに基づき演算を実行するＣＰＵ
４５、その演算により生成される画像表示用データを記
憶する画像メモリ４６、この画像メモリ４６に対してデ
ータの読み書きを行なう画像コントローラ４７、このシ
ステムの操作スイッチとして機能する確定ボタンスイッ
チ４１と４方向ボタンスイッチ４２に接続される入力イ
ンターフェース４３を有する。その入力インターフェー
ス４３により各スイッチ４１、４２の操作に応じた電気
信号がＣＰＵ４５に送られ、ＣＰＵ４５はその信号に応
じた演算をプログラムに基づき実行する。その画像コン
トローラ４７から上記入出力インターフェース３９を介
して上記液晶ドライバ３８に画像表示用データが出力さ
れる。その液晶ドライバ３８が、制御部７により生成さ
れた画像表示データに基づき液晶パネル３５を駆動する
ことで、その画像表示用データに応じた観察対象画像が
表示される。
ムの制御を行うためのプログラムを記憶するメインメモ
リ４４、そのプログラムに基づき演算を実行するＣＰＵ
４５、その演算により生成される画像表示用データを記
憶する画像メモリ４６、この画像メモリ４６に対してデ
ータの読み書きを行なう画像コントローラ４７、このシ
ステムの操作スイッチとして機能する確定ボタンスイッ
チ４１と４方向ボタンスイッチ４２に接続される入力イ
ンターフェース４３を有する。その入力インターフェー
ス４３により各スイッチ４１、４２の操作に応じた電気
信号がＣＰＵ４５に送られ、ＣＰＵ４５はその信号に応
じた演算をプログラムに基づき実行する。その画像コン
トローラ４７から上記入出力インターフェース３９を介
して上記液晶ドライバ３８に画像表示用データが出力さ
れる。その液晶ドライバ３８が、制御部７により生成さ
れた画像表示データに基づき液晶パネル３５を駆動する
ことで、その画像表示用データに応じた観察対象画像が
表示される。
【００１６】その制御部７による画像表示用データの生
成に、そのＣＰＵ４５に接続されるカード型ＩＣ回路５
１が供される。そのカード型ＩＣ回路５１は、例えば、
画像表示用データの生成のために用いられる画像情報、
文字情報、アプリケーションソフトのプログラム等のデ
ータを記憶するＩＣメモリカードや、画像表示用データ
の生成のために用いられるデータを記憶する外部コンピ
ュータとの無線でのデータ通信用のモデムカード等によ
り構成できる。なお、そのカード型ＩＣ回路５１として
ＩＣメモリカードを用いる場合、そのＩＣメモリカード
をＣＰＵ４５にとっての拡張メモリすなわち２次記憶装
置として利用してもよいし、そのＩＣメモリカードに記
憶されるプログラムをメインメモリ４４にロードするこ
となく直接実行できる１次記憶装置として利用してもよ
い。
成に、そのＣＰＵ４５に接続されるカード型ＩＣ回路５
１が供される。そのカード型ＩＣ回路５１は、例えば、
画像表示用データの生成のために用いられる画像情報、
文字情報、アプリケーションソフトのプログラム等のデ
ータを記憶するＩＣメモリカードや、画像表示用データ
の生成のために用いられるデータを記憶する外部コンピ
ュータとの無線でのデータ通信用のモデムカード等によ
り構成できる。なお、そのカード型ＩＣ回路５１として
ＩＣメモリカードを用いる場合、そのＩＣメモリカード
をＣＰＵ４５にとっての拡張メモリすなわち２次記憶装
置として利用してもよいし、そのＩＣメモリカードに記
憶されるプログラムをメインメモリ４４にロードするこ
となく直接実行できる１次記憶装置として利用してもよ
い。
【００１７】図１、図３の（１）に示すように、その制
御部７のハウジング５０の上端側に、そのカード型ＩＣ
回路５１を制御部７に取り外し可能に接続するためのソ
ケット５０ａが形成されている。また、そのハウジング
５０の一側に形成されたエジェクトボタン５４を押すこ
とで、制御部７に接続されたカード型ＩＣ回路５１をソ
ケット５０ａから取り出すことが可能とされているが、
エジェクトボタン５４を設けることなく、引き抜くだけ
で取り出すことが可能とされてもよい。なお、そのソケ
ット５０ａの形成位置はハウジング５０の上端側に限定
されず、ハウジング５０の任意の位置に形成できる。ま
た、そのハウジング５０の上端面には、上記表示ユニッ
ト６ａを制御部７に接続するケーブル９のコネクタ５３
と、電源スイッチ５２とが設けられている。
御部７のハウジング５０の上端側に、そのカード型ＩＣ
回路５１を制御部７に取り外し可能に接続するためのソ
ケット５０ａが形成されている。また、そのハウジング
５０の一側に形成されたエジェクトボタン５４を押すこ
とで、制御部７に接続されたカード型ＩＣ回路５１をソ
ケット５０ａから取り出すことが可能とされているが、
エジェクトボタン５４を設けることなく、引き抜くだけ
で取り出すことが可能とされてもよい。なお、そのソケ
ット５０ａの形成位置はハウジング５０の上端側に限定
されず、ハウジング５０の任意の位置に形成できる。ま
た、そのハウジング５０の上端面には、上記表示ユニッ
ト６ａを制御部７に接続するケーブル９のコネクタ５３
と、電源スイッチ５２とが設けられている。
【００１８】図３の（２）に示すように、そのハウジン
グ５０の一側に、上記確定ボタンスイッチ４１と４方向
ボタンスイッチ４２とが設けられている。その４方向ボ
タンスイッチ４２は独立に操作可能な４つのスイッチ片
から構成され、表示画像内において操作内容を特定した
りカーソルを移動させるのに用いられる。この４方向ボ
タンスイッチ４２は、本実施形態では装置の薄型化、操
作性の向上を図るためにフラットパネルスイッチ方式を
採用しているが、この他に一般のボタンやトラックボー
ル、ジョインスティック等でもよい。また、本装置を使
用する観察者４がボタンスイッチの操作を確認できるよ
うに、ボタンスイッチを押すと鳴るブザーを表示部６や
制御部７に設けたり、それぞれのボタンスイッチの表面
に手で触れると識別できる凸部を設けてもよい。その確
定ボタンスイッチ４１は、４方向ボタンスイッチ４２に
より特定された操作内容を確定するのに用いられるクリ
ックボタン方式を採用しているが、これに限定されるも
のではない。この確定ボタンスイッチ４１は４方向ボタ
ンスイッチ４２から離れて配置され、観察者４が視線を
移動しなくても両スイッチ４１、４２を識別できるよう
にしている。
グ５０の一側に、上記確定ボタンスイッチ４１と４方向
ボタンスイッチ４２とが設けられている。その４方向ボ
タンスイッチ４２は独立に操作可能な４つのスイッチ片
から構成され、表示画像内において操作内容を特定した
りカーソルを移動させるのに用いられる。この４方向ボ
タンスイッチ４２は、本実施形態では装置の薄型化、操
作性の向上を図るためにフラットパネルスイッチ方式を
採用しているが、この他に一般のボタンやトラックボー
ル、ジョインスティック等でもよい。また、本装置を使
用する観察者４がボタンスイッチの操作を確認できるよ
うに、ボタンスイッチを押すと鳴るブザーを表示部６や
制御部７に設けたり、それぞれのボタンスイッチの表面
に手で触れると識別できる凸部を設けてもよい。その確
定ボタンスイッチ４１は、４方向ボタンスイッチ４２に
より特定された操作内容を確定するのに用いられるクリ
ックボタン方式を採用しているが、これに限定されるも
のではない。この確定ボタンスイッチ４１は４方向ボタ
ンスイッチ４２から離れて配置され、観察者４が視線を
移動しなくても両スイッチ４１、４２を識別できるよう
にしている。
【００１９】図４に示すように、そのハウジング５０の
一側に、システム全体の駆動用バッテリー６０が交換可
能に取り付けられ、その取り付け状態において制御部７
に接続される。本実施形態では、そのバッテリー６０の
ケースにフック６１が設けられ、そのフック６１をハウ
ジング５０に形成された開口６２に挿入することで、そ
のフック６１をハウジング５０の内部に設けられた引っ
掛け部（図示省略）に引っ掛けてバッテリー６０をハウ
ジング５０に脱落しないようにロックすることが可能と
されている。また、そのバッテリー６０のケースにボタ
ン６３が設けられ、そのボタン６３を押すことで、その
ロックが解除可能とされている。
一側に、システム全体の駆動用バッテリー６０が交換可
能に取り付けられ、その取り付け状態において制御部７
に接続される。本実施形態では、そのバッテリー６０の
ケースにフック６１が設けられ、そのフック６１をハウ
ジング５０に形成された開口６２に挿入することで、そ
のフック６１をハウジング５０の内部に設けられた引っ
掛け部（図示省略）に引っ掛けてバッテリー６０をハウ
ジング５０に脱落しないようにロックすることが可能と
されている。また、そのバッテリー６０のケースにボタ
ン６３が設けられ、そのボタン６３を押すことで、その
ロックが解除可能とされている。
【００２０】また、図３の（３）に示すように、そのハ
ウジング５０の他側に、種々の機器を接続するためのコ
ネクタ７１、７２が設けられている。なお、頭部装着型
表示システムを装着する観察者４の移動範囲が比較的限
定されているような場合、そのコネクタ７１、７２を利
用して外部コンピュータ等に接続し、カード型ＩＣ回路
５１を利用して得られる以外のデータが送られてくるよ
うにしてもよい。
ウジング５０の他側に、種々の機器を接続するためのコ
ネクタ７１、７２が設けられている。なお、頭部装着型
表示システムを装着する観察者４の移動範囲が比較的限
定されているような場合、そのコネクタ７１、７２を利
用して外部コンピュータ等に接続し、カード型ＩＣ回路
５１を利用して得られる以外のデータが送られてくるよ
うにしてもよい。
【００２１】図５の（１）、（２）は、カード型ＩＣ回
路５１として２種類のＩＣメモリカード５１ａ、５１ｂ
を制御部７に接続して２次記憶装置として使用する場合
において、本頭部装着型表示システムにより表示される
画像の具体例を示す。すなわち、図５の（１）は、ＩＣ
メモリカード５１ａとして「語学レッスン・英語編」用
のデータを収納した場合の表示画像の一部を示し、図５
の（２）は、ＩＣメモリカード５１ｂとして「語学レッ
スン・イタリア語編」用のデータを収納した場合の表示
画像の一部を示す。観察者４は、両カード５１ａ、５１
ｂの中から任意に選択したものをソケット５０ａに容易
に着脱でき、また、確定ボタンスイッチ４１と４方向ボ
タンスイッチ４２の操作により所望の画像を表示させて
レッスンできる。また、図６の（１）は、カード型ＩＣ
回路５１としてカラオケ用歌詞データを記憶したＩＣメ
モリカードを用いる場合を示し、観察者４は前方に表示
される歌詞を見ながらマイク８０を手で持って歌うこと
ができる。なお、カード型ＩＣ回路５１として、画像表
示用データの生成に供されるものに加えて、音声データ
を記憶したＩＣメモリカードも制御部７に接続できるよ
うにし、制御部７に音源装置を接続することで、図６の
（２）に示すように、観察者４がヘッドホン８１を介し
て音声を聞くことができるようにしてもよい。
路５１として２種類のＩＣメモリカード５１ａ、５１ｂ
を制御部７に接続して２次記憶装置として使用する場合
において、本頭部装着型表示システムにより表示される
画像の具体例を示す。すなわち、図５の（１）は、ＩＣ
メモリカード５１ａとして「語学レッスン・英語編」用
のデータを収納した場合の表示画像の一部を示し、図５
の（２）は、ＩＣメモリカード５１ｂとして「語学レッ
スン・イタリア語編」用のデータを収納した場合の表示
画像の一部を示す。観察者４は、両カード５１ａ、５１
ｂの中から任意に選択したものをソケット５０ａに容易
に着脱でき、また、確定ボタンスイッチ４１と４方向ボ
タンスイッチ４２の操作により所望の画像を表示させて
レッスンできる。また、図６の（１）は、カード型ＩＣ
回路５１としてカラオケ用歌詞データを記憶したＩＣメ
モリカードを用いる場合を示し、観察者４は前方に表示
される歌詞を見ながらマイク８０を手で持って歌うこと
ができる。なお、カード型ＩＣ回路５１として、画像表
示用データの生成に供されるものに加えて、音声データ
を記憶したＩＣメモリカードも制御部７に接続できるよ
うにし、制御部７に音源装置を接続することで、図６の
（２）に示すように、観察者４がヘッドホン８１を介し
て音声を聞くことができるようにしてもよい。
【００２２】上記構成によれば、制御部７において画像
表示用データを生成するのに用いられるデータを、その
制御部７に接続されるカード型ＩＣ回路５１を介して得
ることができ、また、そのカード型ＩＣ回路５１は小型
軽量で取り外し可能であるので、異なる種類のものと容
易に交換でき、その交換により異なる画像表示用データ
を生成できる。これにより、制御部７の内蔵する記憶装
置を大型化したり、画像表示用データ生成用のデータを
得るために制御部７に大型で重量の大きな外部コンピュ
ータや外付け型の記憶装置や通信端末を直結することな
く、多様な画像表示用データを生成でき、しかも、制御
部７の携帯性を向上できる。
表示用データを生成するのに用いられるデータを、その
制御部７に接続されるカード型ＩＣ回路５１を介して得
ることができ、また、そのカード型ＩＣ回路５１は小型
軽量で取り外し可能であるので、異なる種類のものと容
易に交換でき、その交換により異なる画像表示用データ
を生成できる。これにより、制御部７の内蔵する記憶装
置を大型化したり、画像表示用データ生成用のデータを
得るために制御部７に大型で重量の大きな外部コンピュ
ータや外付け型の記憶装置や通信端末を直結することな
く、多様な画像表示用データを生成でき、しかも、制御
部７の携帯性を向上できる。
【００２３】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、上記実施形態ではハウジング５０に設ける
カード型ＩＣ回路５１のソケット５０ａを単一とした
が、複数とし、例えばＩＣメモリカード用とモデムカー
ド用とで使い分けるようにしてもよい。また、カード型
ＩＣ回路５１の種類は特に限定されないが、小型軽量で
信頼性が高く、高速アクセスが可能で消費電力が小さい
程好ましい。
い。例えば、上記実施形態ではハウジング５０に設ける
カード型ＩＣ回路５１のソケット５０ａを単一とした
が、複数とし、例えばＩＣメモリカード用とモデムカー
ド用とで使い分けるようにしてもよい。また、カード型
ＩＣ回路５１の種類は特に限定されないが、小型軽量で
信頼性が高く、高速アクセスが可能で消費電力が小さい
程好ましい。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、容易に多様な表示画像
を得ることができ、しかも小型軽量で観察者の動きを制
限することのない頭部装着型表示システムを提供でき
る。
を得ることができ、しかも小型軽量で観察者の動きを制
限することのない頭部装着型表示システムを提供でき
る。
【図１】本発明の実施形態の頭部装着型表示システムの
使用状態を示す斜視図
使用状態を示す斜視図
【図２】その頭部装着型表示システムの構成説明図
【図３】本発明の実施形態の制御部の（１）は平面図、
（２）は一側面図、（３）は他側面図
（２）は一側面図、（３）は他側面図
【図４】その制御部の斜視図
【図５】本発明の実施形態の頭部装着型表示システムの
（１）は表示例を示す図、（２）は異なる表示例を示す
図
（１）は表示例を示す図、（２）は異なる表示例を示す
図
【図６】本発明の実施形態の頭部装着型表示システムの
（１）は使用例を示す図、（２）は異なる使用例を示す
図
（１）は使用例を示す図、（２）は異なる使用例を示す
図
５ 保持部 ６ 表示部 ７ 制御部 ５０ ハウジング ５０ａ ソケット ５１ カード型ＩＣ回路
Claims (1)
- 【請求項１】 画像表示用データを出力可能であって且
つ観察者に装着可能な制御部と、 その画像表示用データに応じた画像の表示部と、 その表示部を保持すると共に観察者の頭部に装着可能な
保持部と、 その制御部に画像表示用データの生成に供されるカード
型ＩＣ回路を取り外し可能に接続するためのソケットと
を備える頭部装着型表示システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29712496A JPH10123970A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 頭部装着型表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29712496A JPH10123970A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 頭部装着型表示システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10123970A true JPH10123970A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17842530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29712496A Pending JPH10123970A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 頭部装着型表示システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10123970A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001305988A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | ゴーグル型表示装置 |
| KR100401786B1 (ko) * | 2000-04-26 | 2003-10-11 | 이승현 | 3차원 영상 디스플레이 기기 |
| US7173765B2 (en) | 2004-07-20 | 2007-02-06 | Olympus Corporation | Information display system |
| CN100461843C (zh) * | 2004-07-20 | 2009-02-11 | 奥林巴斯株式会社 | 信息显示系统 |
| JP2011048375A (ja) * | 2010-08-30 | 2011-03-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | ヘッドマウントディスプレイ |
| CN108108321A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-01 | 联想(北京)有限公司 | 一种头戴式显示设备及数据交互方法 |
| JP2018189678A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 山本光学株式会社 | ウェアラブルデバイスの保持具、及びこの保持具を備えた顔面又は頭部装着具 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP29712496A patent/JPH10123970A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001305988A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | ゴーグル型表示装置 |
| KR100401786B1 (ko) * | 2000-04-26 | 2003-10-11 | 이승현 | 3차원 영상 디스플레이 기기 |
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| CN100358349C (zh) * | 2004-07-20 | 2007-12-26 | 奥林巴斯株式会社 | 信息显示系统 |
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| JP2018189678A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 山本光学株式会社 | ウェアラブルデバイスの保持具、及びこの保持具を備えた顔面又は頭部装着具 |
| CN108108321A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-01 | 联想(北京)有限公司 | 一种头戴式显示设备及数据交互方法 |
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Legal Events
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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