JPH10123526A - 液晶表示パネル - Google Patents

液晶表示パネル

Info

Publication number
JPH10123526A
JPH10123526A JP28224096A JP28224096A JPH10123526A JP H10123526 A JPH10123526 A JP H10123526A JP 28224096 A JP28224096 A JP 28224096A JP 28224096 A JP28224096 A JP 28224096A JP H10123526 A JPH10123526 A JP H10123526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
electrode
alignment film
display panel
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28224096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3763902B2 (ja
Inventor
Seiji Tanuma
清治 田沼
Takashi Sasabayashi
貴 笹林
Takemune Mayama
剛宗 間山
Yohei Nakanishi
洋平 仲西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP28224096A priority Critical patent/JP3763902B2/ja
Publication of JPH10123526A publication Critical patent/JPH10123526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3763902B2 publication Critical patent/JP3763902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素電極と対向電極とを同一基板上に設けた
IPS型の液晶表示パネルにおいて、長時間使用しても
表示むらや焼きつきを防止する。 【解決手段】 相互に対向して配設されたガラス基板2
1及び対向基板22と、両基板間に封入された液晶28
からなる液晶層と、ガラス基板21の液晶層側に設けら
れて液晶分子28Aの配列状態を画素毎に制御する画素電
極24及び対向電極25と、両電極24,25を被覆す
るとともに、液晶分子28Aの配向方向を決める配向膜2
6と、対向基板22の液晶層側に設けられて液晶分子28
Aの配向方向を決める配向膜27とを備え、配向膜27
は配向膜26に比べてイオン吸着能が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルに
関するものであり、更に詳しく言えば、液晶分子の配列
状態を画素毎に制御する電極を同一基板上に設けたIP
S(In −PlaneSwitching)型の液晶表示パネルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルは薄くて軽量であり、低
電圧で駆動できるので消費電力が少ないため、各種電子
機器に使用されている。アクティブマトリクス方式の液
晶表示パネルは、TFT(Thin Film Transistor )
等の能動素子が画素毎に設けられて構成されている。こ
のような表示パネルは、表示品質の点でもCRT(Cat
hode Ray Tube )に匹敵するほど優れており、例え
ば、携帯テレビやパーソナルコンピュータ等のディスプ
レイに使用されている。
【0003】一般的なアクティブマトリクス方式の液晶
表示パネルでは、TFT及び画素電極を形成したガラス
基板と、対向電極を形成したガラス基板とにより、液晶
を挟んだ構造を有している。しかしながら、このような
液晶表示パネルは、CRTに比べて視角特性が悪く、画
面を見る角度によってコントラストが変化してしまうと
いう問題がある。この問題を改善するために様々な試み
が行われているが、CRT並の視角特性を実現するのは
難しい。
【0004】このような問題を解決すべく、最近、IP
S型の液晶表示パネルが検討されている。このタイプの
パネルでは、液晶分子の配列状態を画素毎に制御するた
めの2つの電極を同一基板上に設け、液晶分子に対して
横方向から電界を加えるようにする。このような電界が
加わっているとき、液晶分子は常に基板に対して平行な
状態で配向方向が変わるため、従来に比べて視角特性が
格段に改善される。
【0005】図8(A)は、従来例に係るIPS型の液
晶表示パネルの構成を示す断面図である(Proceedings
of the 15th International Disply Research C
onference (Asia disply '95),p707 )。図8
(A)において、ガラス基板1は、対向基板2と対向し
て配置され、基板1、2間に液晶8が封入されている。
ガラス基板1の上面側には、一定の間隔を保ってゲート
バスライン3B及びこのライン3Bと平行するように対
向電極5が設けられている。対向電極5は枠型を成して
いる。ガラス基板1上にはゲートバスライン3B及び対
向電極5を覆うようにして透明の絶縁膜3Cが形成され
ている。そして、ゲートバスライン3Bを覆う絶縁膜3
C上には選択的にシリコン層3Dが設けられている。絶
縁膜3Cの内、ゲートバスライン3Bとシリコン層3D
との間がゲート絶縁膜を構成している。
【0006】シリコン層3Dから引き出されたドレイン
は、ゲートバスライン3Bと直交するデータバスライン
3Aに接続されている。シリコン層3Dから引き出され
たソースは、枠型の対向電極5を二分するように配置さ
れた画素電極4に接続されている。これらのガラス基板
1上のゲートバスライン3B及びシリコン層3DからT
FT3が構成されている。TFT3は、画素電極4と対
向電極5との間に書込み電圧を印加するものである。画
素電極4及び対向電極5は、液晶分子8Aの配列状態を
画素毎に制御するものである。
【0007】また、ガラス基板1上には、これらのTF
T3、データバスライン3A、ゲートバスライン3B、
画素電極4及び対向電極5を覆うようにして配向膜6が
形成されており、ガラス基板1の下面側には偏光板1A
が設けられている。一方、対向基板2はガラス基板から
成り、その下面側には、遮光板(ブラックマトリクス)
2Aとカラーフィルタ2Bが設けられている。遮光板2
Aはマトリクス状に配置された金属から成り、1画素を
画定している。カラーフィルタ2Bは、1画素毎に赤
(R)、青(R)又は緑(G)のいずれかの色を有して
いる。対向基板2の下面側には、これらの遮光板2A及
びカラーフィルタ2Bを覆うようにして配向膜7が形成
されている。なお、対向基板2の上面側には偏光板2C
が設けられている。
【0008】配向膜6、7は、ポリイミドにより形成さ
れており、その表面は、ラビング処理が施されている。
この処理は、レーヨン等の布を付着したロールで表面を
擦ることにより行われている。液晶分子8Aは、配向膜
6、7のラビング方向に沿って配向する性質を有してい
る。TN(Twisted Nematic)型の液晶表示パネルで
は、2つの配向膜6、7は、上から見て、それらのラビ
ング方向が直交するように配置されている。
【0009】このようなIPS型の液晶表示パネルで
は、データバスライン3Aに書込み電圧を供給し、ゲー
トバスライン3Bを活性化してTFT3をオンさせる
と、画素電極4と対向電極5との間に書込み電圧が印加
されるので、これら電極4、5間に電界が発生する。こ
の電界により液晶分子8Aの内、基板1に近い液晶分子
8Aは、基板1に対して平行な状態で配向方向を変え
る。この結果、光がパネルを通過し難くなる。電極4,
5間の電圧を制御することにより、パネルの光透過率が
変化する。このIPS型液晶表示パネルでは、液晶分子
8Aが常に基板1,2と平行な状態で存在するため、画
素電極4と対向電極5とをパネルの厚さ方向に配置した
従来の液晶表示パネルに比べて、パネルを斜め方向から
見てもコントラストが変化しにくく、視角特性が格段に
改善できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述た
従来のIPS型液晶表示パネルでは、長時間使用すると
表示むらや、焼きつきが発生したりすることがある。本
発明は、かかる従来技術の課題に鑑み創作されたもので
あり、長時間使用しても、表示むらや焼きつきを防止す
ることが可能となる液晶表示パネルの提供を目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、相互に
対向して配設された第1及び第2の透明基板と、前記第
1及び第2の透明基板間に封入された液晶からなる液晶
層と、前記第1の透明基板の液晶層側に設けられて液晶
分子の配列状態を画素毎に制御する第1及び第2の電極
と、前記第1及び第2の電極を被覆するとともに前記液
晶分子の配向方向を決める第1の配向膜と、前記第2の
透明基板の液晶層側に設けられて液晶分子の配向方向を
決める第2の配向膜とを備え、前記第2の配向膜は、前
記第1の配向膜に比べてイオン吸着能が高いことを特徴
とする第1の液晶表示パネルによって解決する。
【0012】また、上記した課題は、相互に対向して配
設された第1及び第2の透明基板と、前記第1及び第2
の透明基板間に封入された液晶からなる液晶層と、前記
第1の透明基板の液晶層側に設けられて液晶分子の配列
状態を画素毎に制御する第1及び第2の電極と、前記画
素間に配設されて前記第1及び第2の電極間に電圧を供
給する第1及び第2の配線と、前記第1及び第2の電極
並びに前記第1及び第2の配線を被覆するとともに前記
液晶分子の配向方向を決める第1の配向膜と、前記第2
の透明基板の液晶層側に前記第1及び第2の配線の少な
くとも一方に対向して設けられた第3の電極と、前記第
3の電極を覆うとともに前記液晶分子の配向方向を決め
る第2の配向膜とを備えることを特徴とする第2の液晶
表示パネルによって解決する。
【0013】以下、本発明の作用について説明する。本
願発明者等は、IPS型液晶表示パネルを長時間使用す
ると表示むら及び焼きつきが発生する原因について調べ
た。その結果、表示むら及び焼きつきは、液晶中の不純
物イオンに起因するとの知見を得た。すなわち、シール
材等から液晶中に混入した不純物イオンが画素電極又は
対向電極に付着し、画素電極と対向電極との間の電界が
乱れ、不純物イオンが付着した部分に電界が集中する。
これにより、液晶表示パネルを長時間使用すると、焼き
つきや表示むらが発生する。
【0014】そこで、本発明に係る第1の液晶表示パネ
ルでは、液晶分子の配列状態を画素毎に制御する第1及
び第2の電極を第1の透明基板側に設け、しかも、第2
の透明基板に設けた第2の配向膜は、第1の配向膜に比
べてイオン吸着能を高くしている。これについては、例
えば、配向膜として、ポリイミド等の有機膜を第1及び
第2の透明基板上に形成し、この膜をラビング処理した
後、第2の透明基板上の有機膜に紫外線を照射する。こ
れにより、第2の配向膜は活性化し、第1の配向膜に比
べてイオン吸着能が高くなる。
【0015】このような処理が施された液晶表示パネル
では、第2の透明基板側の配向膜のイオン吸着能が高い
ので、液晶中の不純物イオンが第2の配向膜に吸着さ
れ、液晶中の不純物イオンが低減する。このため、第1
の配向膜下の第1又は第2の電極では、不純物イオンが
吸着され難くなる。従って、不純物イオンが電極に付着
して部分的に電界が集中することを抑えることができる
ので、本発明に係る第1の液晶表示パネルを長時間使用
しても、表示むらや焼きつきの発生を防止することがで
きる。
【0016】本発明に係る第2の液晶表示パネルでは、
第2の透明基板側に第3の電極を設け、この電極に例え
ば、書込み電圧に対して独立した電圧を印加する。これ
により、液晶中の不純物イオンが、第3の電極によって
生じる電界に導かれて、強制的に第3の電極に吸着さ
れ、液晶中の不純物イオンが低減される。従って、この
第2の液晶表示パネルにおいても、表示むらや焼きつき
の発生を防止することができる。
【0017】
【実施の形態】次に、図を参照しながら本発明の実施の
形態について説明をする。 (1)第1の実施の形態 図1(A)は、本発明の第1の実施の形態に係るIPS
型液晶表示パネルの断面図を示している。図1(A)に
おいて、ガラス基板(第1の透明基板)21は、対向基
板(第2の透明基板)22と相互に対向して配置されて
いる。そして、基板21、22間には液晶28が封入さ
れている。ガラス基板21の上面側(液晶層側)には、
一定の間隔を保ってゲートバスライン(第2の配線)23
B及びこのライン23Bと平行するように対向電極(第2
の電極)25が設けられている。対向電極25は、1画
素領域を画定する枠型を成している。ガラス基板21上
には、ゲートバスライン23B及び対向電極25を覆うよ
うにして透明の絶縁膜23Cが形成されている。そして、
ゲートバスライン23Bを覆う絶縁膜23C上には、選択的
にシリコン層23Dが設けられている。シリコン層23Dは
TFT23のチャネル領域を成し、絶縁膜23Cの内、ゲ
ートバスライン23Bとシリコン層23Dとの間がゲート絶
縁膜を構成している。
【0018】シリコン層23Dから引き出されたドレイン
は、ゲートバスライン23Bと直交するデータバスライン
(第1の配線)23Aに接続されている。シリコン層23D
から引き出されたソースは、枠型の対向電極25を二分
するように配置された画素電極(第1の電極)24に接
続されている。TFT23は、これらのガラス基板21
上のゲートバスライン23B及びシリコン層23Dから構成
されている。TFT23は、画素電極24と対向電極2
5との間に書込み電圧を印加するものである。画素電極
24及び対向電極25は、液晶分子28Aの配列状態を画
素毎に制御するものである。
【0019】ガラス基板21上には、これらのTFT2
3、データバスライン23A、ゲートバスライン23B、画
素電極24及び対向電極25を覆うようにして配向膜
(第1の配向膜)26が形成されており、ガラス基板2
1の下面側には偏光板29が設けられている。また、対
向基板22はガラス基板から成り、その下面側(液晶層
側)には、遮光板(ブラックマトリクス)22Aとカラー
フィルタ22Bが設けられている。遮光板22Aはマトリク
ス状に配置された金属から成り、1画素を画定してい
る。カラーフィルタ22Bは、1画素毎に赤(R)、青
(R)又は緑(G)のいずれかの色を有している。対向
基板22の下面側には、これらの遮光板22A及びカラー
フィルタ22Bを覆うようにして配向膜(第2の配向膜)
27が形成されている。なお、対向基板22の上面側に
は偏光板30が設けられている。
【0020】配向膜26、27は、ポリイミドにより形
成されており、その表面はラビング処理が施されてい
る。そして、配向膜27は、配向膜26に比べてイオン
吸着能が高くなるような処理を施している。この処理
は、例えば、ポリイミド等の有機樹脂膜を対向基板22
上に形成し、この膜をラビング処理した後、その全面に
紫外線を照射することにより行う。これにより、配向膜
27は活性化してイオン吸着能が高くなる。
【0021】なお、本願において、イオン吸着能とは、
液晶中の不純物イオンを吸着する能力をいう。イオン吸
着能は、例えば、配向膜(ポリイミド)に覆われた電極
に一定時間、直流電圧を印加し、電圧を取り去った後、
その配向膜にどの程度のDC成分が残留しているかを調
べる。これにより、イオン吸着能の大小を評価すること
ができる。
【0022】このように本発明の第1の実施の形態に係
るIPS型液晶表示パネルでは、液晶分子28Aの配列状
態を画素毎に制御する画素電極24及び対向電極25が
ガラス基板21側に設けられ、しかも、対向基板22に
設けた配向膜27が、ガラス基板21側の配向膜26に
比べてイオン吸着能が高くなるような処理が施されてい
る。
【0023】このような処理が施された液晶表示パネル
では、対向基板22に設けられた配向膜27のイオン吸
着能が高いので、図1(B)に示すように液晶中の不純
物による負イオンが配向膜27に吸着され、液晶中に不
可否的に溶け込んだシール材等の不純物(例えば、CO
OH- )が低減する。このため、配向膜26下の画素電
極24では、負イオンが吸着され難く、本発明に係る液
晶表示パネルを長時間使用しても、表示むらや焼きつき
が防止できる。
【0024】(実施例)図2(A)〜(C)は、本発明
の第1の実施の形態に係るパネルの製造工程図を示して
いる。本実施例では、画素数640×480ドットのI
PS型液晶表示パネルを作成した。まず、図2(A)に
示すように、第1の透明基板21上にゲートバスライン
23B及び対向電極25を形成し、これらを絶縁膜23Cで
絶縁した。次に、ゲートバスライン23Bの上方に選択的
にシリコン層23Dを形成した。その後、シリコン層23D
に接続するデータバスライン23A及び画素電極24を形
成した。また、第2の透明基板22上には、遮光膜22A
及びカラーフィルタ22Bを形成した。
【0025】次に、図2(B)に示すように、第1の透
明基板21上及び第2の透明基板上にポリイミドを塗布
した。ポリイミドは、例えば、200℃で30分間加熱
して配向膜とした。その後、ラビング処理を行った。ラ
ビング処理されたポリイミドは配向膜26及び27Aとな
った。次いで、図2(C)に示すように、ラビング処理
の後の配向膜27Aの全面に、紫外線を約1.5J/cm
2 を照射した。紫外線の照射条件は、波長が310nm
程度で、照射時間が1分程度であり、紫外線の照射強度
は、0.1〜数十J/cm2 の範囲が好ましい。この紫
外線の照射により、配向膜27Aは、配向膜26に比べて
イオン吸着能が高い配向膜27となった。その後、配向
膜26が形成されたガラス基板21と、配向膜27が形
成された対向基板22とを不図示のスペーサを挟んで重
ね合せ、封止剤(シール材)を介してガラス基板21と
対向基板22とを接合した。その後、液晶28を封入し
た。液晶28には、誘電率Δε=8.9のものを使用し
た。
【0026】そして、本実施例と従来例とを比較するた
めに、紫外線を照射した配向膜27を備えた液晶表示パ
ネルと、紫外線を照射しない配向膜27Aを備えた液晶表
示パネルを作成した。これら2つの液晶表示パネルを温
度50℃の雰囲気で、50時間、連続して評価用の固定
パターン(複数の矩形パターンをマトリクス状に配置し
たもの)を表示した。その後、全面を均一な画面に切り
換えたところ、従来例の液晶表示パネルでは、パターン
境界部にしみ状の跡が見られ、焼きつきが発生した。こ
れに対して、本実施例の液晶表示パネルでは、特に、表
示むらや焼きつきが見られなかった。
【0027】なお、上述の例ではイオン吸着能が高い配
向膜として、紫外線を照射したポリイミド膜を使用した
が、これに替えて、斜方蒸着法により作成したSiOか
らなる配向膜を使用してもよい。60°蒸着法では、被
形成面の法線に対してSiO膜を60°方向から蒸着し
て配向膜を形成する。85°蒸着法では、SiO膜を8
5°方向から蒸着して配向膜を形成する。
【0028】(2)第2の実施の形態 図3(A)は、本発明の第2の実施例に係る液晶表示パ
ネルの構成を示す平面図である。図3(B)は、そのX
−X線から見た構成を示す断面図である。この第2の実
施の形態では、対向基板32の液晶層側に、液晶中の不
純物イオンを捕獲するためのトラップ電極39を設けて
いる。
【0029】すなわち、本実施形態に係る液晶表示パネ
ルは、図3(A)において、ガラス基板(第1の透明基
板)31上には、データバスライン(第1の配線)33A
とゲートバスライン(第2の配線)33Bとが直交して配
置され、TFT33は、この両方のライン33A、33Bが
交差する部分の近傍に設けられている。TFT33のド
レインはデータバスライン33Aに接続され、そのソース
は画素電極(第1の電極)34に接続されている。その
ゲートは、ゲートバスライン33Bに接続されている。画
素電極34は「H」状を成し、データバスライン33Aと
並行するように配置されている。対向電極(第2の電
極)35は、両ライン33A、33Bが交差する部分から各
々の辺に沿って設けられ、1画素領域を画定する四角形
(枠形)を成している。その枠形は、画素電極34によ
って2つの領域に分けられている。なお、対向電極35
の一辺はゲートバスライン33Bに並行して隣の画素の対
向電極35に接続されている。
【0030】データバスライン33Aは、TFT33に接
続されて書込み電圧を供給するものであり、ゲートバス
ライン33Bは該TFT33のゲート電圧を供給するもの
である。TFT33は、画素電極34と対向電極35と
の間に、書込み電圧を印加するものであり、画素電極3
4及び対向電極35は、液晶分子の配列状態を画素毎に
制御するものである。
【0031】図3(B)において、ガラス基板31は、
対向基板(第2に透明基板)32と対向して配置されて
いる。このガラス基板31の上面側(液晶層側)には、
一定の間隔を保ってゲートバスライン33B及びこのライ
ン33Bと平行するように対向電極(第2の電極)35が
設けられている。基板31上には、ゲートバスライン33
B及び対向電極35を覆うようにして透明の絶縁膜33C
が形成されている。なお、ガラス基板31上には、デー
タバスライン(不図示)、ゲートバスライン33B、画素
電極34及び対向電極35を覆うようにして配向膜(第
1の配向膜)36が形成されており、ガラス基板31の
下面側には偏光板(不図示)が設けられている。
【0032】また、対向基板32はガラス基板から成
り、その下面側(液晶層側)には、遮光板(ブラックマ
トリクス)32Aとカラーフィルタ32Bが設けられてい
る。遮光板32A及びカラーフィルタ32Bは透明の絶縁膜
32Cに覆われ、この絶縁膜32Cの下にトラップ電極(第
3の電極)39が設けられている。トラップ電極39
は、膜厚2000Å程度のITO膜(インジウムすず酸
化膜)から成り、表示に影響しない部分に設けている。
つまり、本実施形態では、トラップ電極39を遮光板32
Aの下面側に設け、ゲートバスライン33Bに対向させて
いる。また、トラップ電極39は、書込み電圧に対して
独立した電圧を印加する。電圧印加方法については、後
述の図4において説明する。
【0033】遮光板32Aはマトリクス状に配置され、1
画素を画定している。カラーフィルタ32Bは、1画素毎
に赤(R)、青(R)又は緑(G)のいずれかの色を有
している。トラップ電極39が設けられた絶縁膜32Cの
下には、これらのトラップ電極39、遮光板32A及びカ
ラーフィルタ32Bを覆うようにして配向膜37が形成さ
れている。対向基板32の上面側には不図示の偏光板が
設けられている。
【0034】配向膜36、37はポリイミドにより形成
されており、その表面は、ラビング処理が施されてい
る。液晶38は、ガラス基板31と対向基板32との間
に封入されている。図4(A)及び(B)は、トラップ
電極への電圧印加方法を説明する図を示している。液晶
中の不純物が主として負イオンとなる場合は、図4
(A)に示すように、直流電源DCの+極をトラップ電
極39に接続し、−極を接地線GNDに接続する。そし
て、この直流電源DCにより、ゲートバスライン33Bに
印加される電圧よりも若干高い電圧をトラップ電極39
に印加する。これにより、液晶中の負イオン9をトラッ
プ電極39に導くことができる。ゲートバスライン33B
は、画素を選択するときにのみ数十μ秒間だけ活性化さ
れ、その他の期間では一定電位に保たれている。
【0035】また、液晶中の不純物が主として正イオン
となる場合は、図4(B)に示すように、直流電源DC
の−極をトラップ電極39に接続し、+極を接地線GND
に接続する。これにより、液晶中の正イオン10をトラ
ップ電極39に導くことができる。このようにして、本
発明の第2の実施の形態に係る液晶表示パネルによれ
ば、液晶中の不純物イオンを捕獲するトラップ電極39
を設け、このトラップ電極39に、書込み電圧に対して
独立した電圧を印加している。
【0036】このトラップ電極39が生成する電界によ
って、不純物イオンが強制的に電極39に吸着され、液
晶中の不純物イオンが低減するので、ガラス基板31に
設けられた画素電極34には、不純物イオンが吸着され
難くなる。従って、第1の実施の形態と同様に、液晶表
示パネルを長時間使用しても、表示むらや焼きつきを防
止することができる。
【0037】なお、パネル内の対向基板32に、正電圧
を印加するトラップ電極39と負電圧を印加するトラッ
プ電極39とを、1本置きに配置しても良い。この場合
は、正の不純物イオン及び負の不純物イオンの両方をト
ラップ電極に吸着することができる。 (3)第3の実施の形態 図5(A)は、本発明の第3の実施の形態に係る液晶表
示パネルの構成を示す平面図である。図5(B)は、そ
のY−Y方向の構成を示す断面図である。第3の実施の
形態では、データバスライン33Aに対向する位置に、ト
ラップ電極49を設けている。
【0038】図5(A)において、液晶中の不純物イオ
ンを捕獲するトラップ電極49は、ガラス基板31上の
データバスライン33Aと重なるように配置され、ゲート
バスライン33Bと直交している。図5(B)の断面図で
説明すると、トラップ電極49は、遮光板32Aの下面側
に設け、データバスライン33Aに対向させている。な
お、トラップ電極49は、膜厚2000Å程度のITO
膜から成る。トラップ電極49には、書込み電圧の平均
値よりも小さな直流電圧を印加する。これは、ゲートバ
スライン33Bと異なり、データバスライン33Aがパルス
幅の長い書込み電圧を供給するためである。要するにト
ラップ電極49とデータバスライン33Aとの電圧差によ
ってイオントラップ用の電界が発生すれば良いのであ
る。
【0039】このようなトラップ電極49を設けると、
この電極49が発生する電界によって、液晶中の不純物
イオンが強制的に電極49に吸着され、液晶中の不純物
イオンが低減するので、ガラス基板31に設けられた画
素電極34には、不純物イオンが吸着され難くなる。従
って、第2の実施の形態と同様に、液晶表示パネルを長
時間使用しても、表示むらや焼きつきを防止することが
できる。
【0040】(実施例)図6は、本発明の実施例に係る
液晶表示パネルの構成を示す断面図である。本実施例
は、本発明の第1及び第2の実施の形態に係る液晶表示
パネルを組み合わせたものである。本実施例では、画素
数640×480ドットのIPS型液晶表示パネルを作
成した。
【0041】この液晶表示パネルでは、紫外線を照射し
た配向膜27により、イオン吸着能を高め、液晶38に
はΔε=8.9のものを使用した。また、このパネルで
は、トラップ電極39を、ゲートバスライン33Bに対向
した位置に設けた。この電極39を、膜厚約2000Å
のITO膜により形成した。そして、本実施例と従来例
とを比較するために、紫外線を照射した配向膜27を備
えたトラップ電極付き液晶表示パネル(以下単に実施例
1という)と、紫外線を照射しない配向膜27Aを備えた
トラップ電極付きの液晶表示パネル(以下単に実施例2
という)と、紫外線を照射しない配向膜27Aを備えた液
晶表示パネル(以下単に従来例という)とを作成した。
紫外線は、約1.0J/cm2 を照射した。これら3つ
のパネルを温度50℃の雰囲気で、200時間、評価用
の固定パターンを表示し、50時間毎に、全面を均一画
面に切り換えたところ、次の表のような結果が得られ
た。
【0042】
【表1】
【0043】なお、実施例1、2では、ゲートバスライ
ン33Bを選択しない(オフ)ときは、−8Vの電圧を印
加し、トラップ電極(ITO膜)39には、−7.8V
の電圧を印加した。従って、ゲートバスライン33Bとト
ラップ電極39との間には、0.2V程度の電圧差が生
じた。この表1に示すように、実施例1の液晶表示パネ
ルでは、特に、異常が見られなかった。これは、液晶中
の負イオン(シール材等から溶出したCOOH- )が電
極39にトラップされたことで、画素電極34に電界集
中が防止でき、表示への影響が無くなったためと考えら
れる。これにより、液晶表示パネルの信頼性が向上し
た。
【0044】なお、実施例2の液晶表示パネルでは、2
00時間連続して同じパターンを表示した場合、ごく一
部に不良が発生しただけであった。一方、従来例の液晶
表示パネルでは、同じパターンを連続して50時間表示
した場合に既に、パターン境界部にしみ状の跡が見られ
た。 (4)第4の実施の形態 図7は、本発明の第4の実施の形態に係る液晶表示パネ
ルの構成を示す断面図である。本実施形態では、第1及
び第3の実施の形態に係る液晶表示パネルを組み合わせ
たものを示している。すなわち、配向膜37には紫外線
が照射されており、イオン吸着能が高められている。ま
た、このパネルは、第3の実施の形態の特徴となるトラ
ップ電極49を、データバスライン33Aに対向した位置
に設けている。この電極49は、膜厚約2000ÅのI
TO膜により形成している。
【0045】このようなトラップ電極付き液晶表示パネ
ルでも、液晶中の不純物イオンが電極49にトラップさ
れることで、第3の実施の形態と同様に、液晶表示パネ
ルを長時間使用しても、表示むらや焼きつきを防止する
ことができる。これにより、液晶表示パネルの信頼性が
向上する。なお、各実施の形態では、トラップ電極39
や49をITO膜により形成する場合について説明した
が、遮光膜32Aを電圧印加可能な構造とし、遮光機能及
びトラップ機能を遮光膜32Aに兼ねさせても良い。ま
た、トラップ電極39や49は、ゲートバスライン33B
に平行する部分の対向電極35に対向させて配置しても
良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る第1の
液晶表示パネルでは、液晶分子の配列状態を画素毎に制
御する第1及び第2の電極が第1の透明基板に設けら
れ、しかも、第2の透明基板側の配向膜が、第1の透明
基板側の配向膜に比べてイオン吸着能が高くされてい
る。
【0047】このため、第2の透明基板側の配向膜が不
純物イオンを吸着するので、液晶中の不純物イオンが低
減する。従って、液晶中の不純物イオンによる表示むら
及び焼きつきが防止できる。また、本発明に係る第2の
液晶表示パネルでは、不純物イオンを捕獲する第3の電
極を設け、この電極に、書込み電圧に対して独立した電
圧を印加する。
【0048】このため、第3の電極によって生じる電界
に導かれて、液晶中の不純物イオンが強制的にこの電極
に吸着され、液晶中の不純物イオンが低減するようにな
る。従って、第1の液晶表示パネルと同様に、不純物イ
オンによる表示むらや焼きつきが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るIPS型液晶
表示パネルの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るパネルの製造
工程図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るIPS型液晶
表示パネルの構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る直流電圧の印
加方法の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るIPS型液晶
表示パネルの構成図である。
【図6】本発明の実施例に係るIPS型液晶表示パネル
の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るIPS型液晶
表示パネルの構成を示す断面図である。
【図8】従来例に係るIPS型液晶表示パネルの構成図
である。
【符号の説明】
1,21,31…ガラス基板(第1の透明基板)、 2,22,32…対向基板(第2の透明基板)、 3,23,33…TFT、 3A,23A,33A…データバスライン(第1の配線)、 3B,23B,33B…ゲートバスライン(第2の配線)、 4,24,34…画素電極(第1の電極)、 5,25,35…対向電極(第2の電極)、 6,26,36…配向膜(第1の配向膜)、 7,37…配向膜(第2の配向膜)、 27…イオン吸着能を高めた配向膜、 27A…紫外線を照射しない配向膜、 8,28,38…液晶、 8A,28A,38A…液晶分子、 29,30…偏光板、 2A,22A,32A…遮光板、 2B,22B,32B…カラーフィルタ、 3C、23C、32C、33C…透明の絶縁膜、 3D、23D…シリコン層、 39,49…トラップ電極(第3の電極)、 DC…直流電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間山 剛宗 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 仲西 洋平 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向して配設された第1及び第2
    の透明基板と、 前記第1及び第2の透明基板間に封入された液晶からな
    る液晶層と、 前記第1の透明基板の液晶層側に設けられて液晶分子の
    配列状態を画素毎に制御する第1及び第2の電極と、 前記第1及び第2の電極を被覆するとともに前記液晶分
    子の配向方向を決める第1の配向膜と、 前記第2の透明基板の液晶層側に設けられて液晶分子の
    配向方向を決める第2の配向膜とを備え、 前記第2の配向膜は、前記第1の配向膜に比べてイオン
    吸着能が高いことを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】 相互に対向して配設された第1及び第2
    の透明基板と、 前記第1及び第2の透明基板間に封入された液晶からな
    る液晶層と、 前記第1の透明基板の液晶層側に設けられて液晶分子の
    配列状態を画素毎に制御する第1及び第2の電極と、 前記画素間に配設されて前記第1及び第2の電極間に電
    圧を供給する第1及び第2の配線と、 前記第1及び第2の電極並びに前記第1及び第2の配線
    を被覆するとともに前記液晶分子の配向方向を決める第
    1の配向膜と、 前記第2の透明基板の液晶層側に前記第1及び第2の配
    線の少なくとも一方に対向して設けられた第3の電極
    と、 前記第3の電極を覆うとともに前記液晶分子の配向方向
    を決める第2の配向膜とを備えることを特徴とする液晶
    表示パネル。
  3. 【請求項3】 前記第3の電極には前記液晶中の不純物
    イオンに対応した極性の直流電圧が印加されること特徴
    とする請求項2に記載の液晶表示パネル。
  4. 【請求項4】 前記第2の配向膜は、前記第1の配向膜
    に比べてイオン吸着能が高いことを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載の液晶表示パネル。
  5. 【請求項5】 前記第2の配向膜は、全面に紫外線が照
    射された有機膜から成ることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載の
    液晶表示パネル。
JP28224096A 1996-10-24 1996-10-24 液晶表示パネル Expired - Fee Related JP3763902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28224096A JP3763902B2 (ja) 1996-10-24 1996-10-24 液晶表示パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28224096A JP3763902B2 (ja) 1996-10-24 1996-10-24 液晶表示パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10123526A true JPH10123526A (ja) 1998-05-15
JP3763902B2 JP3763902B2 (ja) 2006-04-05

Family

ID=17649888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28224096A Expired - Fee Related JP3763902B2 (ja) 1996-10-24 1996-10-24 液晶表示パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3763902B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019021A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Ecran a cristaux liquides
JP2002365640A (ja) * 2001-03-26 2002-12-18 Lg Phillips Lcd Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
US6704084B2 (en) 2000-03-16 2004-03-09 International Business Machines Corporation Liquid-crystal display wherein a common potential is supplied to an alignment film
US6803976B1 (en) * 1999-05-25 2004-10-12 Sharp Kabushiki Kaisha LCD having electrode(s) outside display area which adsorb ionic impurities
US6943861B2 (en) 2000-03-30 2005-09-13 Hitachi, Ltd. Liquid crystal display device with alignment layer having a relative imidization ratio above 60%
JP2010026032A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示装置
US8873126B2 (en) 2011-07-21 2014-10-28 Seiko Epson Corporation Electrooptic device and electronic apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6803976B1 (en) * 1999-05-25 2004-10-12 Sharp Kabushiki Kaisha LCD having electrode(s) outside display area which adsorb ionic impurities
US6704084B2 (en) 2000-03-16 2004-03-09 International Business Machines Corporation Liquid-crystal display wherein a common potential is supplied to an alignment film
US6943861B2 (en) 2000-03-30 2005-09-13 Hitachi, Ltd. Liquid crystal display device with alignment layer having a relative imidization ratio above 60%
WO2002019021A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Ecran a cristaux liquides
US6896940B2 (en) 2000-08-30 2005-05-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal screen display
US6906769B2 (en) 2000-08-30 2005-06-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal screen display
JP2002365640A (ja) * 2001-03-26 2002-12-18 Lg Phillips Lcd Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
KR100857719B1 (ko) * 2001-03-26 2008-09-08 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치 및 그 제조방법
US7474372B2 (en) 2001-03-26 2009-01-06 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display having a protective alignment film and fabricating method thereof
JP2010026032A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示装置
US8873126B2 (en) 2011-07-21 2014-10-28 Seiko Epson Corporation Electrooptic device and electronic apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3763902B2 (ja) 2006-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3165100B2 (ja) 液晶表示装置とその製造方法
JP3234357B2 (ja) 液晶表示装置
JP3127894B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
US20060092364A1 (en) In-plane switching mode liquid crystal display device and method of fabricating the same
JP2002296615A (ja) 液晶表示装置
JP2014186121A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
KR19980037086A (ko) 액정표시소자
JP5389529B2 (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP3570974B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
US20010043184A1 (en) Active matrix liquid crystal display device
JP2967758B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法
JP2000147511A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
US20080151150A1 (en) Liquid crystal display panel and method for manufacturing thereof
JP3763902B2 (ja) 液晶表示パネル
US6900862B2 (en) In-plane switching mode liquid crystal display device
JP2004258598A (ja) 広視野角高速応答液晶表示装置
CN107390408B (zh) 一种阵列基板、显示面板及其驱动方法
JP2002122841A (ja) 液晶表示装置の駆動方法、及び液晶表示装置
US20040263737A1 (en) Method of fabricating liquid crystal display device having various driving modes
KR20070079612A (ko) 액정패널 및 이의 제조방법
JP2002098967A (ja) 液晶表示装置
JP2001109015A (ja) 液晶表示パネル
KR100488952B1 (ko) 스페이서 필드 스위칭 모드로 구동하는 액정표시장치
JPH063675A (ja) 液晶表示素子とその製造方法
JP3158111B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050712

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20050713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Effective date: 20050721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20050721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A521 Written amendment

Effective date: 20050818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060118

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100127

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110127

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120127

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130127

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees