JPH10122571A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH10122571A
JPH10122571A JP8274560A JP27456096A JPH10122571A JP H10122571 A JPH10122571 A JP H10122571A JP 8274560 A JP8274560 A JP 8274560A JP 27456096 A JP27456096 A JP 27456096A JP H10122571 A JPH10122571 A JP H10122571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
heating
output signal
cooking
predetermined value
Prior art date
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Pending
Application number
JP8274560A
Other languages
English (en)
Inventor
Mika Morita
美香 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍めん等をレンジ調理するにあたって、冷
凍めんからスープ等がふきこぼれることを防止する。 【解決手段】 制御回路は、『冷凍めん調理メニュー』
を開始すると(ステップS1)、AHセンサからの出力
信号Voutを基準値Vminと比較し(ステップS
9)、「(Vout−Vmin)≧0.5V」になる
と、調理を設定時間T2 だけ中断した後(ステップS1
1〜S16)、初期出力W1 で調理を再開する(ステッ
プS17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理室内の湿度を
検出するための湿度センサを備えた加熱調理器に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱調理器で
は、水蒸気が所定量以上発生すると、湿度センサ等でそ
れを検知し、その時点で加熱がほぼ完了したとして、加
熱を終了するか、または、その後わずかの時間加熱を継
続し、その後加熱を停止することで、食品のあたためを
自動で行うようになっていた。
【0003】また、近年冷凍の麺及びスープを同一の容
器に収容し、加熱するだけで、食することができるよう
な手軽な冷凍食品が普及している。しかしながら、この
冷凍食品を、上述の自動調理可能な電子レンジなどに入
れて加熱を行うと、十分な加熱ができなかったり、或い
は、容器からスープがふきこぼれてしまう等の虞れがあ
った。
【0004】つまり、冷凍麺に対して、スープは加熱さ
れやすいものであるとともに、麺は、十分に加熱された
スープの中で、数分加熱される必要があるが、スープは
早く沸騰し、蒸気がいち早くでるため、その時点で加熱
を終了すると、麺は十分に加熱されないままの状態で調
理が終了ということになる。また、それからしばらく加
熱しただけでは、麺は十分に煮えないので、食すること
ができないという事態が生じる。
【0005】また、ラップなどを被せて、加熱調理する
と、蒸気が湿度センサに届かないため、加熱が終了せ
ず、麺に対して加熱が不十分であるという事態は回避で
きるが、ラップがはずれたりした場合に、うどんを収容
した容器から汁がふきこぼれるという問題が新たに発生
する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、十分に食品が加熱されながら、ス
ープ等のふきこぼれを防止できる加熱調理器を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加熱調理
器は、調理室内に収容される調理物を加熱する加熱手段
と、前記調理物の重量を検出する重量センサと、前記調
理物の加熱時間を前記重量センサからの出力信号に基づ
いて演算する演算手段と、この演算手段の演算結果に基
づいて前記加熱手段を駆動制御する制御手段と、前記調
理室内の湿度を検出する湿度センサとを備え、この湿度
センサからの出力信号が所定値に達すると、前記制御手
段が前記加熱手段を駆動停止または出力低下させるとこ
ろに特徴を有する。
【0008】上記手段によれば、重量センサからの出力
信号に基づいて調理物の加熱時間が演算され、この加熱
時間に基づいて加熱調理が行われる。ここで、調理物の
解凍が進んで調理室内の湿度が高くなり、湿度センサか
らの出力信号が所定値に達すると(ふきこぼれが起りそ
うになると)、加熱手段が駆動停止あるいは出力低下す
るので、調理物がふきこぼれてしまうことが防止され
る。
【0009】請求項2記載の加熱調理器は、調理室内に
収容される調理物を加熱する加熱手段と、前記調理物の
加熱時間を設定するための操作部材と、この操作部材に
よって設定された加熱時間に基づいて前記加熱手段を駆
動制御する制御手段と、前記調理室内の湿度を検出する
湿度センサとを備え、この湿度センサからの出力信号が
所定値に達すると、前記制御手段が前記加熱手段を駆動
停止または出力低下させるところに特徴を有する。
【0010】上記手段によれば、操作部材の操作に伴い
加熱時間が設定されると、この加熱時間に基づいて加熱
調理が行われる。ここで、調理物の解凍が進んで調理室
内の湿度が高くなり、湿度センサからの出力信号が所定
値に達すると(ふきこぼれが起りそうになると)、加熱
手段が駆動停止あるいは出力低下するので、調理物がふ
きこぼれてしまうことが防止される。これと共に、操作
部材の操作に伴い調理時間が設定されるので、調理物の
重量を検出する重量センサが不要になり、その結果、構
成が簡素化される。
【0011】請求項3記載の加熱調理器は、制御手段
が、加熱手段を駆動停止させたときには所定時間経過後
に再駆動させ、加熱手段を出力低下させたときには所定
時間経過後に出力上昇させるところに特徴を有する。上
記手段によれば、加熱手段が駆動停止,出力低下した後
に再駆動,出力上昇するので、調理物が十分に加熱され
る。
【0012】請求項4記載の加熱調理器は、制御手段
が、加熱手段を駆動停止させたときには湿度センサから
の出力信号が別の所定値まで下がることに伴い再駆動さ
せ、加熱手段を出力低下させたときには湿度センサから
の出力信号が別の所定値まで下がることに伴い出力上昇
させるところに特徴を有する。上記手段によれば、加熱
手段が駆動停止,出力低下した後に再駆動,出力上昇す
るので、調理物が十分に加熱される。しかも、湿度セン
サからの出力信号に基づいて検出した調理物の実加熱状
態に基づいて加熱手段が再駆動,出力上昇するので、ふ
きこぼれが一層確実に防止される。
【0013】請求項5記載の加熱調理器は、制御手段
が、加熱手段を駆動停止させたときには初期出力より低
い出力で再駆動させ、加熱手段を出力低下させたときに
は初期出力より低い値に出力上昇させるところに特徴を
有する。上記手段によれば、加熱手段が駆動停止,出力
低下した後に初期出力より低い出力で駆動するので、調
理物の加熱不足および再加熱時のふきこぼれが防止され
る。
【0014】請求項6記載の加熱調理器は、湿度センサ
からの出力信号が所定値に達することが複数回生じる
と、制御手段が、加熱手段を駆動停止させたときには初
期出力より低い出力で再駆動させ、加熱手段を出力低下
させたときには初期出力より低い値に出力上昇させると
ころに特徴を有する。上記手段によれば、ふきこぼれが
複数回起りそうになると、加熱手段が初期出力より低い
出力で駆動する。このため、調理物の加熱不足および再
加熱時のふきこぼれが防止される。
【0015】請求項7記載の加熱調理器は、湿度センサ
からの出力信号が所定値に達することが複数回生じる
と、制御手段が、加熱手段を駆動停止させたときには出
力が段階的に小さくなるように再駆動させ、加熱手段を
出力低下させたときには出力が段階的に小さくなるよう
に出力上昇させるところに特徴を有する。上記手段によ
れば、加熱手段が駆動停止,出力低下した後に駆動する
にあたって、出力が段階的に小さくなる。このため、調
理物の加熱不足が防止されると共に、再加熱時のふきこ
ぼれが確実に防止される。
【0016】請求項8記載の加熱調理器は、湿度センサ
からの出力信号が所定値に達すると、制御手段が、該出
力信号が所定値に達するまでの時間に応じて加熱手段を
異なる態様で制御するところに特徴を有する。上記手段
によれば、湿度センサからの出力信号が所定値に達する
までの時間に基づいて、ふきこぼれを誘発するラップや
蓋が調理物に被せられているかを検出し、ラップ等の有
無に応じて調理物を異なる態様で制御できる。
【0017】請求項9記載の加熱調理器は、制御手段
が、湿度センサからの出力信号が加熱調理の初期に所定
値に達したときには加熱手段を出力低下させ、湿度セン
サからの出力信号が加熱調理の後期に所定値に達したと
きには加熱手段を駆動停止または前記出力低下時より低
出力で駆動するところに特徴を有する。
【0018】上記手段によれば、調理物にラップ等が被
せられていない場合(ふきこぼれが生じ難い場合)に
は、湿度センサからの出力信号が加熱調理の初期に所定
値に達し、加熱手段が出力低下する。また、調理物にラ
ップ等が被せられている場合(ふきこぼれが生じ易い場
合)には、湿度センサからの出力信号が加熱調理の後期
に所定値に達し、加熱手段が駆動停止あるいは出力低下
時より低い出力で駆動する。このため、ラップ等の有無
を考慮した上で、調理物の加熱不足およびふきこぼれが
防止される。
【0019】請求項10記載の加熱調理器は、湿度セン
サからの出力信号が所定値に達すると、制御手段が、重
量センサからの出力信号に応じて加熱手段を異なる態様
で制御するところに特徴を有する。上記手段によれば、
重量センサからの出力信号に基づいて、ふきこぼれの要
因となる調理物の重量を検出し、調理物の重量に応じて
調理物を異なる態様で制御できる。
【0020】請求項11記載の加熱調理器は、制御手段
が、重量センサからの出力信号が所定値を上回るときに
は湿度センサからの出力信号が所定値に達することに伴
い加熱手段を出力低下させ、重量センサからの出力信号
が所定値以下であるときには湿度センサからの出力信号
が所定値に達することに伴い加熱手段を駆動停止または
前記出力低下時より低い出力で駆動させるところに特徴
を有する。
【0021】上記手段によれば、調理物が重い場合(ふ
きこぼれが生じ難い場合)には、湿度センサからの出力
信号が所定値に達すると、加熱手段が出力低下する。ま
た、調理物が軽い場合(ふきこぼれが生じ易い場合)に
は、湿度センサからの出力信号が所定値に達すると、加
熱手段が駆動停止あるいは出力低下時より低い出力で駆
動する。このため、調理物の重量を考慮した上で、調理
物の加熱不足およびふきこぼれが防止される。
【0022】請求項12記載の加熱調理器は、調理室内
の温度を検出する温度センサを備え、制御手段が、前記
温度センサからの出力信号が所定値以上であるときには
湿度センサからの出力信号に基づく加熱手段の駆動停止
および出力低下を行わないところに特徴を有する。上記
手段によれば、調理室内の温度が高く、湿度センサが誤
動作する虞れがあるときには、湿度センサからの出力信
号に基づく加熱手段の駆動停止および出力低下が行われ
ないので、湿度センサの誤動作が原因でふきこぼれが生
じてしまうことが防止される。
【0023】請求項13記載の加熱調理器は、制御手段
が、温度センサからの出力信号が所定値以上であるとき
には設定された調理時間を短縮するところに特徴を有す
る。上記手段によれば、調理室内の温度が高く、湿度セ
ンサが誤動作する虞れがあるときには、設定された調理
時間が短縮されるので、湿度センサを用いることなく、
ふきこぼれが防止される。
【0024】請求項14記載の加熱調理器は、制御手段
が、湿度センサからの出力信号に基づいて調理室内の初
期湿度を検出し、初期湿度が所定値以上であるときには
湿度センサからの出力信号に基づく加熱手段の駆動停止
および出力低下を行わないところに特徴を有する。記手
段によれば、調理室内の初期湿度が高く、湿度センサが
誤動作する虞れがあるときには、湿度センサからの出力
信号に基づく加熱手段の駆動停止および出力低下が行わ
れないので、湿度センサの誤動作が原因でふきこぼれが
生じてしまうことが防止される。
【0025】請求項15記載の加熱調理器は、制御手段
が、初期湿度が所定値以上であるときには設定された調
理時間を短縮するところに特徴を有する。上記手段によ
れば、調理室内の湿度が高く、湿度センサが誤動作する
虞れがあるときには、設定された調理時間が短縮される
ので、湿度センサを用いることなく、ふきこぼれが防止
される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図5に基づいて説明する。まず、図4において、
外箱1の内部には内箱2が配設されており、内箱2の内
部は調理室3として機能するようになっている。そし
て、外箱1には、図3に示すように、扉4が回動可能に
取付けられており、調理室3の前面開口部は、扉4の回
動に伴い開閉される。
【0027】外箱1の右側部には操作パネル5が配設さ
れており、この操作パネル5には、図5に示すように、
スタートキー5aおよび複数の調理メニューキー5bが
設けられている。また、外箱1と内箱2との間には、図
3に示すように、回路室6が形成されており、この回路
室6内には制御装置7が配設されている。この制御装置
7は、図5に示すように、マイクロコンピュータを主体
とする制御回路7a(演算手段および制御手段に相当す
る),駆動回路7bを有するものであり、各キー5aお
よび5bは制御回路7aに接続されている。
【0028】外箱1の天井部および底部には上ヒータ8
および下ヒータ9が配設されている。これら上ヒータ8
および下ヒータ9は、駆動回路7bを介して制御回路7
aに接続されたものであり、所定の調理メニューキー5
bを操作してヒータ調理メニューを選択した後、スター
トキー5aを操作すると、制御回路7aは、上ヒータ8
および下ヒータ9に電源を供給し、ヒータ調理を行う。
【0029】制御回路7aには、サーミスタからなる温
度センサ10が接続されている。この温度センサ10は
調理室3内に配設されたものであり、制御回路7aは、
温度センサ10からの出力信号がヒータ調理温度に保持
されるように、駆動回路7bを介して上ヒータ8および
下ヒータ9を駆動制御する。
【0030】外箱1の底部にはRTモータ11が配設さ
れており、このRTモータ11の回転軸には、図4に示
すように、調理室3内に位置して調理皿11aが連結さ
れている。そして、RTモータ11は、図5に示すよう
に、駆動回路7bを介して制御回路7aに接続されてお
り、所定の調理メニューキー5bを操作して『冷凍めん
調理メニュー』を選択した後、スタートキー5aを操作
すると、制御回路7aは、駆動回路7bを介してRTモ
ータ11を駆動させ、調理皿11aを回転させる。
【0031】外箱1の底部には、図4に示すように、静
電容量形の重量センサ12が配設されており、調理皿1
1a上に調理物13を載置すると、調理物13の重量が
重量センサ12に作用し、重量センサ12からの出力信
号が変化する。そして、重量センサ12は、図5に示す
ように、制御回路7aに接続されており、所定の調理メ
ニューキー5bを操作して『冷凍めん調理メニュー』を
選択した後、スタートキー5aを操作すると、制御回路
7aは、重量センサ12からの出力信号に基づいて調理
物13の重量Weを検出した後、重量Weに基づいて調
理時間T1 を演算する。
【0032】外箱1と内箱2との間には、図3に示すよ
うに、機械室14が形成されており、機械室14内には
マグネトロン15等の電装部品が配設されている。そし
て、マグネトロン15は、図5に示すように、駆動回路
7bを介して制御回路7aに接続されており、制御回路
7aは、『冷凍めん調理メニュー』を開始すると、駆動
回路7bを介してマグネトロン15を駆動することに伴
い、調理室3内にマイクロ波を照射し、調理皿11a上
に載置された調理物13をレンジ調理する。
【0033】制御回路7aには、駆動回路7bを介して
表示部5cが接続されている。この表示部5cは、図4
に示すように、操作パネル5に配設されたものであり、
制御装回路7aは、『冷凍めん調理メニュー』を開始す
ると、調理時間を計測し、この計測結果と演算時間T1
とに基づいて残調理時間を演算した後、駆動回路7bを
介して表示部5cに残調理時間を表示する。尚、表示部
5cは液晶表示装置により構成されたものである。
【0034】機械室14内には、図3に示すように、フ
ァン装置16が配設されている。このファン装置16
は、ファンモータ16aの回転軸にファン16bを取着
してなるものであり、ファンモータ16aは、図5に示
すように、駆動回路7bを介して制御回路7aに接続さ
れている。そして、制御回路7aは、『冷凍めん調理メ
ニュー』を開始すると、駆動回路7bを介してファンモ
ータ16aを駆動することに伴いファン16bを回転さ
せ、マグネトロン15等の電装部品に冷却風を吹付け
る。
【0035】外箱1と内箱2との間には、図3に示すよ
うに、ファン室17が形成されており、このファン室1
7内にはファン装置18が配設されている。このファン
装置18は、ファンモータ18aの回転軸にファン18
bを取着してなるものであり、ファンモータ18aは、
図5に示すように、駆動回路7bを介して制御回路7a
に接続されている。そして、制御回路7aは、『冷凍め
ん調理メニュー』を開始すると、駆動回路7bを介して
ファンモータ18aを駆動することに伴い、ファン18
bを回転させる。
【0036】外箱1および内箱2には、図3に示すよう
に、ファン室17内に位置して吸気口1aおよび吐気口
2aが形成されており、ファン18bが回転すると、吸
気口1aから吐気口2aを通して調理室3内に外気が吐
出され、扉4のガラス窓(図示せず)に吹付けられる。
これにより、調理物13から発生する蒸気によりガラス
窓が曇ることが防止される。
【0037】外箱1と内箱2との間には、左側部に位置
してダクト19が配設され、内箱2の左側壁には通気口
2bが形成されており、ファン装置18から調理室3内
に吐出された風は、通気口2bを通してダクト19内に
流入する。そして、外箱1の後壁には排気口1bが形成
されており、ダクト19内を流通する風は、排気口1b
を通して機外へ排出される。
【0038】ダクト19内には、湿度センサに相当する
AHセンサ(絶対湿度センサ)20が配設されている。
このAHセンサ20は、ダクト19内を流通する風の絶
対湿度に応じた電気信号Voutを出力するものであ
り、図5に示すように、制御回路7aに接続されてい
る。そして、制御回路7aは、『冷凍めん調理メニュ
ー』を開始すると、AHセンサ20からの出力信号Vo
utを基準値Vmin(=1.0V)と比較し、図2に
示すように、「(Vout−Vmin)≧0.5V」に
なると(時刻Tx)、調理を設定時間T2 (=2秒)だ
け中断することに伴い調理物13の沸騰を治めた後、初
期出力W1 (=500W)で調理を再開する(時刻T
y)。
【0039】図1は、制御回路7aの記憶内容を示すフ
ローチャトであり、制御回路7aは、このフローチャー
トに基づいて『冷凍めん調理メニュー』を行うことに伴
い、上記動作を実現する。以下、図1のフローチャート
について詳述する。
【0040】調理皿11a上に調理物13を載置した
後、所定の調理メニューキー5bおよびスタートキー5
aを順次操作すると、制御回路7aは、ステップS1か
らS2へ移行し、重量センサ12からの出力信号に基づ
いて調理物13の重量Weを演算した後、ステップS2
からS3へ移行する。そして、AHセンサ20からの出
力信号Voutを読込み、読込んだ値Voutを初期値
に設定する。
【0041】制御回路7aは、AHセンサ20を初期設
定すると、ステップS3からS4へ移行し、調理物13
の重量Weに基づいて調理時間T1 を演算した後、ステ
ップS4からS5へ移行し、RTモータ11,マグネト
ロン15,ファンモータ16aおよび18aを駆動し、
調理を開始する。そして、ステップS5からS6へ移行
し、残調理時間の表示動作を開始した後、ステップS6
からS7へ移行し、調理時間カウンタを加算することに
伴い、調理時間の計測を開始する。
【0042】制御回路7aは、調理時間の計測を開始す
ると、ステップS7からS8へ移行し、AHセンサ20
からの出力信号Voutを読込んだ後、ステップS8か
らS9へ移行し、出力信号Voutを基準値Vminと
比較する。ここで、調理物13からの蒸気が少なく、調
理室3内の湿度が比較的小さい場合には、「Vmim>
Vout」になる。従って、制御回路7aは、ステップ
S9で「NO」と判断してステップS10へ移行する。
【0043】制御回路7aは、ステップS10へ移行す
ると、VminにVoutを代入した後、ステップS1
0からS11へ移行し、「(Vout−Vmin)≧
0.5V」であるかを判断する。ここでは、Vminに
Voutが代入されているため、「(Vout−Vmi
n)=0」になっている。従って、制御回路7aは、ス
テップS11で「NO」と判断してステップS12へ移
行する。
【0044】制御回路7aは、ステップS12へ移行す
ると、調理時間の計測結果を演算時間T1 と比較する。
ここで、計測結果が演算時間T1 に達していない場合に
は、ステップS12からS8へ復帰し、計測結果が演算
時間T1 に達するまでステップS8〜S12を繰返す。
この後、調理時間の計測結果が演算時間T1 に達する
と、ステップS12で「YES」と判断した後、RTモ
ータ11,マグネトロン15,ファンモータ16aおよ
び18aを断電し、調理を終了させる。
【0045】以上の動作が行われている間に、AHセン
サ20からの出力信号Voutが基準値Vminを越え
ると、制御回路7aは、ステップS9で「YES」と判
断してステップS11へ移行し、「(Vout−Vmi
n)≧0.5V」であるかを判断する。ここで、「0<
(Vout−Vmin)<0.5V」である場合、ステ
ップS11で「NO」と判断してステップS12へ移行
し、ステップS8〜S12を繰返す。
【0046】この後、調理物13からふきこぼれが起り
そうになり、AHセンサ20からの出力信号Voutが
「1.5V」を越えると、「(Vout−Vmin)≧
0.5V」になる。従って、制御回路7aは、ステップ
S11で「YES」と判断してステップS13へ移行
し、マグネトロン15を断電することに伴い調理を中断
する。そして、ステップS13からS14へ移行し、加
熱中断時間カウンタをT2 秒(=2b秒)に設定する。
【0047】制御回路7aは、加熱中断時間カウンタを
T2 秒に設定すると、ステップS14からS15へ移行
し、加熱中断時間カウンタの減算を開始した後、ステッ
プS15からS16へ移行する。そして、加熱中断時間
カウンタの値を「0」と比較し、加熱中断時間カウンタ
の値が「0」に達したことを検出すると、ステップS1
6からS17へ移行し、駆動回路7bを介してマグネト
ロン15の発振出力を制御することに伴い、初期出力W
1 で調理を再開する。
【0048】制御回路7aは、初期出力W1 で調理を再
開すると、ステップS17からS12へ移行し、ステッ
プS12で「NO」と判断した場合には、ステップS8
へ移行する。そして、設定時間T1 が経過する間に調理
物13が再度ふきこぼれそうになると、ステップS11
からS13へ移行し、ステップS13〜S17を行うこ
とに伴い、調理の中断,再開を繰返す。
【0049】上記実施例によれば、調理物13の解凍が
進んで調理室3内の湿度が高くなり、AHセンサ20か
らの出力信号が所定値に達したときには、マグネトロン
15を駆動停止させた。このため、調理物13からスー
プ等がふきこぼれてしまうことが防止される。また、マ
グネトロン15が駆動停止したときには、所定時間T2
経過後にマグネトロン15を再駆動させた。このため、
マグネトロン15を駆動停止状態に保持する場合に比
べ、調理物13が十分に加熱されるようになる。
【0050】ところで、AHセンサ20を有する電子レ
ンジにおいては、AHセンサ20からの出力信号Vou
tが所定値に達した時点で調理を終了させたり、出力信
号Voutが所定値に達するまでの時間に基づいて調理
時間を設定している。前者の場合、調理時間が設定され
ないので、残調理時間を表示できず、後者の場合、調理
が開始されてから所定時間が経過するまで調理時間が分
からないので、残調理時間の表示が遅くなる。
【0051】これに対して本実施例では、『冷凍めん調
理メニュー』が選択されたときには、AHセンサ20を
ふきこぼれの検出に利用し、調理時間を重量センサ12
からの出力信号に基づいて設定した。このため、調理の
開始と同時に残調理時間を表示できるようになるので、
使い勝手が向上する。
【0052】次に本発明の第2実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。調理物13がふきこぼれそうに
なり、「(AHセンサ20からの出力信号Vout−基
準値Vmin)≧0.5V」になると(時刻Tx)、制
御回路7aは、駆動回路7bを介してマグネトロン15
の発振出力を制御することに伴い、初期出力W1 より低
い保温用の出力W2 で調理をT2 (=2秒間)だけ行っ
た後、初期出力W1 で調理を再開する(時刻Ty)。
【0053】上記実施例によれば、AHセンサ20から
の出力信号Voutが所定値に達したときには、マグネ
トロン15を保温出力W2 で駆動した。このため、調理
物13を保温しつつ、調理物13からスープ等がふきこ
ぼれることを防止できる。また、AHセンサ20からの
出力信号Voutが所定値に達してから所定時間T2 経
過後に、マグネトロン15の出力を初期値W1 に上昇さ
せた。このため、マグネトロン15を保温出力W2 で駆
動し続ける場合に比べ、調理物13が十分に加熱される
ようになる。
【0054】次に本発明の第3実施例を図7および図8
に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材
については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部材についてのみ説明を行う。まず、図8におい
て、制御回路7aは、AHセンサ20からの出力信号V
outを基準値Vminと比較し、「(Vout−Vm
in)≧0.5V」になると(時刻Tx)、調理を中断
する。そして、「(Vout−Vmin)≦0.2V」
になると(時刻Ty)、初期出力W1 で調理を再開する
(時刻Ty)。
【0055】図7は、制御回路7aの記憶内容を示すフ
ローチャトであり、制御回路7aは、このフローチャー
トに基づいて調理を行うことに伴い、上記動作を実現す
る。以下、図7のフローチャートについて詳述する。制
御回路7aは、ステップS13で調理を中断すると、ス
テップS18へ移行し、「(Vout−Vmin)≦
0.2V」であるかを判断する。
【0056】例えば、調理物13が十分に降温されてお
らず、「(Vout−Vmin)≦0.2V」でない場
合、制御回路7aはステップS18で「NO」と判断し
てステップS19へ移行し、調理時間の計測結果を演算
時間T1 と比較する。ここで、計測結果が演算時間T1
に達していない場合には、「NO」と判断してステップ
S18へ復帰し、「(Vout−Vmin)≦0.2
V」を判断する。
【0057】以上の動作を繰返している間に、「(Vo
ut−Vmin)≦0.2V」になると、制御回路7a
はステップS18で「YES」と判断してステップS1
7へ移行し、初期出力W1 で調理を再開する。また、調
理時間の計測結果が演算時間T1 に達するまで、「(V
out−Vmin)≦0.2V」にならない場合には、
ステップS19で「YES」と判断して調理を終了させ
る。
【0058】上記実施例によれば、マグネトロン15が
駆動停止したときには、AHセンサ20からの出力信号
Voutが別の所定値まで下がることに伴い、再駆動さ
せた。このため、マグネトロン15を駆動停止状態に保
持する場合に比べ、調理物13が十分に加熱されるよう
になる。これと共に、出力信号Voutに基づいて検出
した調理物13の実加熱状態に基づいてマグネトロン1
5が再駆動されるので、ふきこぼれが一層確実に防止さ
れる。
【0059】次に本発明の第4実施例を図9に基づいて
説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。調理物13からふきこぼれが発
生しそうになり、「(AHセンサ20からの出力信号V
out−基準値Vmin)≧0.5V」になると(時刻
Tx)、制御回路7aは保温出力W2 で調理を行った
後、「(Vout−Vmin)≦0.2V」になると
(時刻Ty)、初期出力W1 で調理を再開する。
【0060】上記実施例によれば、マグネトロン15が
出力低下したときには、AHセンサ20からの出力信号
Voutが別の所定値まで下がることに伴い、出力上昇
させた。このため、マグネトロン15を保温出力W2 で
駆動し続ける場合に比べ、調理物13が十分に加熱され
る。これと共に、出力信号Voutに基づいて検出した
調理物13の実加熱状態に基づいてマグネトロン15が
出力上昇されるので、ふきこぼれが一層確実に防止され
る。
【0061】次に本発明の第5実施例を図10に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。制御回路7aは、「(AHセ
ンサ20からの出力信号Vout−基準値Vmin)≧
0.5V」になると(時刻Tx)、調理をT2 (=2
秒)だけ中断した後、初期出力W1 より低い出力W3 で
調理を再開する(時刻Ty)。
【0062】上記実施例によれば、AHセンサ20から
の出力信号Voutが所定値に達することに伴い、マグ
ネトロン15を駆動停止させた後に初期出力W1 より低
い出力W3 で再駆動した。このため、調理物13の出来
上がりの加熱不足を抑制しつつ、ふきこぼれが確実に防
止される。
【0063】次に本発明の第6実施例を図11に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。「(AHセンサ20からの出
力信号Vout−基準値Vmin)≧0.5V」になる
と(時刻Tx1)、制御回路7aは、調理をT2 (=2
秒)だけ中断した後、初期出力W1 より低い出力W4
(=350W)で調理を再開する(時刻Ty1)。そし
て、「(Vout−Vmin)≧0.5V」を再度検出
すると(時刻Tx2)、調理をT2 だけ中断した後、前回
より低い出力W5 (=200W)で調理を再開する(時
刻Ty2)。
【0064】上記実施例によれば、AHセンサ20から
の出力信号Voutが所定値に達することが複数回起っ
た場合、マグネトロン15を再駆動するにあたって、マ
グネトロン15の出力を段階的に小さくした。このた
め、調理物13の出来上がりの加熱不足を抑制しつつ、
ふきこぼれが一層確実に防止される。
【0065】尚、上記第6実施例においては、AHセン
サ20からの出力信号Voutが1回目の所定値に達し
た後、二点鎖線で示すように、マグネトロン15を初期
出力W1 で再駆動させ、2回目の所定値に達した後、低
出力W5 で再駆動させても良い。この構成の場合、調理
物13の出来上がりの加熱不足を抑制しつつ、ふきこぼ
れが確実に防止される。
【0066】また、上記第5および第6実施例において
は、AHセンサ20からの出力信号Voutが所定値に
達することに伴い調理を中断したが、これに限定される
ものではなく、例えば上記第2実施例のように、マグネ
トロン15を保温出力W2 で駆動しても良い。
【0067】次に本発明の第7実施例を図12ないし図
14に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図13
において、「T1 (調理時間)/2」以内で「(AHセ
ンサ20からの出力信号Vout−基準値Vmin)≧
0.5V」になると(時刻Tx1)、制御回路7aは、調
理物13にラップや蓋が被せられていないと判断し、保
温出力W2 で調理を設定時間T2-1 だけ行った後、初期
出力W1 で調理を再開する(時刻Ty1)。
【0068】また、図14に示すように、「T1 /2」
を越えた時点で「(Vout−Vmin)≧0.5V」
になると(時刻Tx2)、制御回路7aは、調理物13に
ラップ等が被せられていると判断し、調理を設定時間T
2-2 だけ中断した後、初期出力W1 で再開する(時刻T
y2)。図12は、制御回路7aの記憶内容を示すフロー
チャトであり、制御回路7aは、このフローチャートに
基づいて調理を行うことに伴い、上記動作を実現する。
以下、図12のフローチャートについて詳述する。
【0069】制御回路7aは、「(Vout−Vmi
n)≧0.5V」であると判断すると、ステップS11
からS20へ移行し、「0<Tnow (調理時間カウンタ
の計測結果)≦T1 /2」であるかを判断する。ここ
で、「0<Tnow ≦T1 /2」である場合には、「YE
S」と判断してステップS21へ移行し、マグネトロン
15の発振出力を保温出力W2 に制御する。そして、ス
テップS22へ移行し、加熱中断時間カウンタをT2-1
に設定する。
【0070】制御回路7aは、加熱中断時間カウンタを
T2-1 に設定すると、ステップS22からS23へ移行
し、加熱中断時間カウンタの減算を開始した後、ステッ
プS24へ移行する。そして、加熱中断時間カウンタの
値を「0」と比較し、加熱中断時間カウンタの値が
「0」に達したことを検出すると、ステップS25へ移
行し、初期出力W1 で調理を再開する。
【0071】これに対して「0<Tnow ≦T1 /2」で
ない場合、制御回路7aは、ステップS20で「NO」
と判断してステップS26へ移行し、マグネトロン15
の発振出力をW6 (=0W)に制御した後、ステップS
27へ移行し、加熱中断時間カウンタをT2-2 に設定す
る。そして、ステップS28へ移行し、加熱中断時間カ
ウンタの減算を開始した後、ステップS29へ移行し、
加熱中断時間カウンタの値が「0」に達したことを検出
すると、ステップS30へ移行し、初期出力W1 で調理
を再開する。
【0072】調理物13にラップ等が被せられている場
合、蒸気がこもり、調理室3内に拡散され難いので、A
Hセンサ20の出力信号Voutがゆっくりと上昇す
る。しかしながら、調理物13の内圧が限度値を越える
と、ラップ等の不完全部分から圧漏れが生じ、スープ等
の内容物が引張れられることに伴い、一気にふきこぼれ
てしまう。これに対して、調理物13にラップ等が被せ
られていない場合、調理物13からの蒸気が調理室3内
に拡散されるので、AHセンサ20の出力信号Vout
が素早く上昇する。しかしながら、調理物13の内圧が
上昇し難いので、ふきこぼれも生じ難い。
【0073】本実施例は、上記事情に着目してなされた
ものであり、AHセンサ20からの出力信号Voutが
所定値に達すると、出力信号Voutが所定値に達する
までの時間に応じてマグネトロン15を異なる態様で制
御した。このため、ふきこぼれを誘発するラップ等が調
理物13に被せられているか否かを間接的に検出し、ラ
ップ等の有無に応じて加熱状態を制御できる。
【0074】しかも、出力信号Voutが調理初期
(「T1 /2」以内)で所定値に達したときには、ラッ
プ無と判断し、調理物13を保温出力W2 で加熱した。
また、出力信号Voutが調理後期(「T1 /2」以
後)で所定値に達したときには、ラップ有と判断し、調
理を中断した。このため、ラップ等の有無を考慮した上
で、調理物13の出来上がりの加熱不足を抑制しつつ、
ふきこぼれが確実に防止される。
【0075】尚、上記第7実施例においては、ラップ有
と判断されたときには、出力信号Voutが所定値に達
することに伴い調理を中断したが、これに限定されるも
のではなく、例えば図14に二点鎖線で示すように、マ
グネトロン15をラップ無時より低い出力で駆動しても
良い。
【0076】次に本発明の第8実施例を図15ないし図
17に基づいて説明する。尚、上記第7実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図16
において、調理物13の重量Weが600gより大きい
場合、制御回路7aは、「(AHセンサ20からの出力
信号Vout−基準値Vmin)≧0.5V」になると
(時刻Tx1)、マグネトロン15を保温出力W2 (=1
50W)で設定時間T2-1 だけ駆動した後、初期出力W
1 で調理を再開する(時刻Ty1)。
【0077】また、調理物13の重量Weが600g以
下である場合、図17に示すように、制御回路7aは、
「(Vout−Vmin)≧0.5V」になると(時刻
Tx2)、調理を設定時間T2-2 だけ中断した後、初期出
力W1 で再開する(時刻Ty2)。図15は、制御回路7
aの記憶内容を示すフローチャトであり、制御回路7a
は、このフローチャートに基づいてレンジ調理を行うこ
とに伴い上記動作を実現する。以下、図15のフローチ
ャートについて詳述する。
【0078】制御回路7aは、「(Vout−Vmi
n)≧0.5V」であると判断すると、まず、ステップ
S11からS31へ移行し、「We>600g」である
かを判断する。ここで、「We>600g」である場合
には、「YES」と判断してステップS21へ移行し、
マグネトロン15の出力を保温値W2 に設定した後、ス
テップS22へ移行し、加熱中断時間カウンタをT2-1
に設定する。そして、ステップS23へ移行し、加熱中
断時間カウンタの減算を開始した後、ステップS24へ
移行し、加熱中断時間カウンタの値が「0」に達したこ
とを検出すると、ステップS25へ移行し、初期出力W
1 で調理を再開する。
【0079】これに対して「We>600g」でない場
合、制御回路7aは、まず、ステップS31で「NO」
と判断してステップS26へ移行し、マグネトロン15
の出力をW6 (=0W)に設定する。次に、ステップS
27へ移行し、加熱中断時間カウンタをT2-2 に設定す
る。そして、ステップS28へ移行し、加熱中断時間カ
ウンタの減算を開始した後、ステップS29へ移行し、
加熱中断時間カウンタの値が「0」に達したことを検出
すると、ステップS30へ移行し、初期出力W1 で調理
を再開する。
【0080】調理物13の重量が軽い場合には、調理物
13の温度上昇率が大きく、一気にふきこぼれが生じる
虞れがある。これに対して調理物13の重量が重い場合
には、調理物13の温度上昇率が小さく、一気にふきこ
ぼれが生じる虞れが少ない。
【0081】本実施例は、上記事情に着目してなされた
ものであり、AHセンサ20からの出力信号Voutが
所定値に達すると、調理物13の重量Weに応じてマグ
ネトロン15を異なる態様で制御した。このため、ふき
こぼれが生じる要因となる調理物13の重量に応じて加
熱状態を制御できる。
【0082】しかも、調理物13の重量Weが所定値を
上回る場合には、マグネトロン15を保温出力W2 で駆
動し、重量Weが所定値以下である場合には、マグネト
ロン15を駆動停止させた。このため、調理物13の重
量を考慮した上で、調理物13の出来上がりの加熱不足
を抑制しつつ、ふきこぼれが確実に防止される。
【0083】尚、上記第8実施例においては、調理物1
3の重量Weが所定値以下であるときには、出力信号V
outが所定値に達することに伴い調理を中断したが、
これに限定されるものではなく、例えば図17に二点鎖
線で示すように、マグネトロン15を保温出力W2 より
低出力で駆動しても良い。
【0084】次に本発明の第9実施例を図18に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。制御回路7aは、調理物13
の重量Weを演算すると、ステップS32へ移行し、温
度センサ10からの出力信号に基づいて調理室3の庫内
温度Coを検出した後、ステップS33へ移行し、庫内
温度Coを所定値(=40°C)と比較する。ここで、
「Co>40°C」でない場合、ステップS33からS
3へ移行し、上記第1実施例と同様、AHセンサ20か
らの出力信号Voutに基づいてマグネトロン15を駆
動制御する。
【0085】また、「Co>40°C」である場合、制
御回路7aは、まず、ステップS33からS34へ移行
し、調理物13の重量Weに基づいて調理時間T1 を演
算した後、調理時間T1 に「0.9」を乗じることに伴
い、調理時間T1 を補正する。次に、ステップS35へ
移行し、調理を開始した後、ステップS36へ移行し、
残時間表示を開始する。そして、ステップS37へ移行
し、調理時間の計測を開始した後、ステップS38へ移
行し、調理時間カウンタの計測結果が「0.9T1 」に
達すると、調理を終了させる。
【0086】調理室3内の温度が所定値以上である場合
には、AHセンサ20の動作が不安定になり、調理室3
内の湿度が正確に検出されない虞れがある。これに対し
て本実施例では、調理室3内の温度が所定値以上である
場合には、AHセンサ20からの出力信号Voutに基
づくマグネトロン15の駆動停止および出力低下を行わ
ないようにした。このため、AHセンサ20の誤動作が
原因で、ふきこぼれが生じてしまうことが防止される。
また、温度センサ10からの出力信号Coが所定値以上
である場合には、調理時間T1 を「0.9T1 」に短縮
した。このため、AHセンサ20を用いることなく、ふ
きこぼれが防止される。
【0087】次に本発明の第10実施例を図19に基づ
いて説明する。尚、上記第9実施例と同一の部材につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部
材についてのみ説明を行う。制御回路7aは、調理物1
3の重量Weを演算すると、ステップS39へ移行し、
AHセンサ20からの出力信号Va(初期湿度)を検出
する。そして、ステップS40へ移行し、出力信号Va
を所定値(=2.0V)と比較する。ここで、「Va>
2.0V」でない場合、制御回路7aは、ステップS4
0からS3へ移行し、上記第1実施例と同様、AHセン
サ20からの出力信号Voutに基づいて、マグネトロ
ン15を駆動制御する。
【0088】また、「Va>2.0V」である場合、制
御回路7aは、ステップS40からS34へ移行し、調
理時間T1 の補正,調理の開始、残時間表示の開始、調
理時間の計測開始を行った後、ステップS38へ移行
し、調理時間カウンタの計測結果が「0.9T1 」に達
すると、調理を終了させる。
【0089】調理室3内が初期湿度Vaが飽和状態に近
い場合、AHセンサ20の感度が低下したり、蒸気の流
れでAHセンサ20の動作が不安定になり、調理室3内
の湿度が正確に検出されない虞れがある。これに対して
本実施例では、調理室3内の初期湿度Vaが所定値以上
である場合には、AHセンサ20からの出力信号Vou
tに基づくマグネトロン15の駆動停止および出力低下
を行わないようにした。このため、AHセンサ20の誤
動作が原因で、ふきこぼれが生じてしまうことが防止さ
れる。また、AHセンサ20からの出力信号Vaが所定
値以上である場合には、調理時間T1 を「0.9T1 」
に短縮した。このため、AHセンサ20を用いることな
く、ふきこぼれが防止される。
【0090】次に本発明の第11実施例を図20に基づ
いて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部
材についてのみ説明を行う。操作パネル5には、操作部
材に相当する複数のキー(図示せず)が設けられてい
る。
【0091】これらキーには、「1杯」,「2杯」……
という文字が記されており、複数のキーを選択的に押圧
操作した後にスタートキー5aを操作すると、制御回路
7aは、ステップS41へ移行し、キーの種類に応じて
調理時間を設定した後(例えば「1杯」と記されたキー
が操作されたときには調理時間をT1 に設定し、「2
杯」と記されたキーが操作されたときには調理時間を2
T1 に設定する)、調理を開始する。
【0092】上記実施例によれば、複数のキーを選択的
に操作することに伴い調理時間を設定したので、調理物
13の重量を検出する重量センサが不要になり、その結
果、構成が簡素化される。
【0093】尚、上記第11実施例においては、「1
杯」,「2杯」……と記された複数のキーを設け、操作
されたキーの種類に応じて調理時間を設定したが、これ
に限定されるものではなく、例えば下記(1)または
(2)のように構成しても良い。 (1)1つのキーの押圧回数または押圧時間に応じて調
理時間を設定する。 (2)操作ダイアルの回動量に応じて調理時間を設定す
る。
【0094】また、上記第5ないし第11実施例におい
ては、マグネトロン15の駆動停止時間T2 およびT2-
2 ,出力低下時間T2-1 を予め設定しておく構成とした
が、これに限定されるものではなく、例えば第3実施例
のように、AHセンサ20からの出力信号Voutに基
づいて設定する構成としても良い。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の加熱調理器は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、湿度センサからの出力信号が所定値に達する
ことに伴い加熱手段を駆動停止あるいは出力低下させた
ので、ふきこぼれが防止される。しかも、湿度センサを
ふきこぼれの検出に利用し、調理時間を重量センサから
の出力信号に基づいて設定した。このため、調理の開始
と同時に残調理時間を表示できるので、使い勝手が向上
する。
【0096】請求項2記載の手段によれば、湿度センサ
からの出力信号が所定値に達することに伴い加熱手段を
駆動停止あるいは出力低下させたので、ふきこぼれが防
止される。しかも、湿度センサをふきこぼれの検出に利
用し、調理時間を操作部材の操作に基づいて設定した。
このため、調理の開始と同時に残調理時間を表示できる
ので、使い勝手が向上する。これと共に、重量センサが
不要になるので、構成が簡素化される。
【0097】請求項3記載の手段によれば、加熱手段を
駆動停止,出力低下させた後に再駆動,出力上昇させた
ので、調理物の加熱不足が防止される。請求項4記載の
手段によれば、加熱手段を駆動停止,出力低下させた後
に再駆動,出力上昇させたので、調理物の加熱不足が防
止される。しかも、再駆動,出力上昇のタイミングを、
湿度センサからの出力信号に基づいて設定したので、再
加熱時のふきこぼれが防止される。
【0098】請求項5記載の手段によれば、加熱手段を
駆動停止,出力低下させた後に初期出力より低い出力で
駆動させたので、調理物の加熱不足および再加熱時のふ
きこぼれが防止される。請求項6記載の手段によれば、
ふきこぼれが複数回起りそうになったときには、加熱手
段を駆動停止,出力低下させた後に初期出力より低い出
力で駆動させた。このため、調理物の加熱不足および再
加熱時のふきこぼれが防止される。
【0099】請求項7記載の手段によれば、ふきこぼれ
が複数回起りそうになったときには、加熱手段を駆動停
止,出力低下させた後、出力が段階的に小さくなるよう
に駆動した。このため、調理物の加熱不足が防止される
と共に、再加熱時のふきこぼれが確実に防止される。請
求項8記載の手段によれば、湿度センサからの出力信号
が所定値に達するまでの時間に基づいて加熱手段の制御
形態を変化させた。このため、ふきこぼれを誘発するラ
ップ等の有無に応じた態様で加熱手段を制御できる。
【0100】請求項9記載の手段によれば、調理物にラ
ップ等が被せられていない場合には、加熱手段を出力低
下させ、調理物にラップ等が被せられている場合には、
加熱手段を駆動停止あるいは出力低下時より低い出力で
駆動させた。このため、ラップ等の有無を考慮した上
で、調理物の加熱不足およびふきこぼれが防止される。
請求項10記載の手段によれば、重量センサからの出力
信号に基づいて加熱手段の制御形態を変化させたので、
ふきこぼれの要因となる調理物の重量に応じた態様で加
熱手段を制御できる。請求項11記載の手段によれば、
調理物が重い場合には加熱手段を出力低下させ、調理物
が軽い場合には、加熱手段を駆動停止あるいは出力低下
時より低い出力で駆動させた。このため、調理物の重量
を考慮した上で、調理物の加熱不足およびふきこぼれが
防止される。
【0101】請求項12記載の手段によれば、調理室内
の温度が高く、湿度センサが誤動作する虞れがあるとき
には、加熱手段の駆動停止および出力低下を行わないよ
うにした。このため、湿度センサの誤動作が原因でふき
こぼれが生じてしまうことが防止される。請求項13記
載の手段によれば、調理室内の温度が高く、湿度センサ
が誤動作する虞れがあるときには、設定された調理時間
を短縮したので、湿度センサを用いることなく、ふきこ
ぼれが防止される。
【0102】請求項14記載の手段によれば、調理室内
の初期湿度が高く、湿度センサが誤動作する虞れがある
ときには、加熱手段の駆動停止および出力低下を行わな
いようにした。このため、湿度センサの誤動作が原因で
ふきこぼれが生じてしまうことが防止される。請求項1
5記載の手段によれば、調理室内の初期湿度が高く、湿
度センサが誤動作する虞れがあるときには、設定された
調理時間を短縮したので、湿度センサを用いることな
く、ふきこぼれが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(制御回路の制御
内容を示すフローチャート)
【図2】(a)は湿度センサからの出力信号と調理時間
との関係を示す図、(b)はマグネトロンの出力と調理
時間との関係を示す図
【図3】電子レンジの概略構成を示す横断上面図
【図4】電子レンジの概略構成を一部破断して示す正面
【図5】電子レンジの電気的構成の概略を示す図
【図6】本発明の第2実施例を示す図2の(b)相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【図9】本発明の第4実施例を示す図2の(b)相当図
【図10】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図11】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図12】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図13】湿度センサからの出力信号が調理初期に所定
値に達した場合を示す図2相当図
【図14】湿度センサからの出力信号が調理後期に所定
値に達した場合を示す図2相当図
【図15】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図16】調理物が重い場合を示す図2の(b)相当図
【図17】調理物が軽い場合を示す図2の(b)相当図
【図18】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図19】本発明の第10実施例を示す図1相当図
【図20】本発明の第11実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
3は調理室、7aは制御回路(演算手段,制御手段)、
10は温度センサ、12は重量センサ、13は調理物、
15はマグネトロン(加熱手段)、20はAHセンサ
(湿度センサ)を示す。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室内に収容される調理物を加熱する
    加熱手段と、 前記調理物の重量を検出する重量センサと、 前記調理物の加熱時間を前記重量センサからの出力信号
    に基づいて演算する演算手段と、 この演算手段の演算結果に基づいて前記加熱手段を駆動
    制御する制御手段と、 前記調理室内の湿度を検出する湿度センサとを備え、 前記制御手段は、前記湿度センサからの出力信号が所定
    値に達すると、前記加熱手段を駆動停止または出力低下
    させることを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理室内に収容される調理物を加熱する
    加熱手段と、 前記調理物の加熱時間を設定するための操作部材と、 この操作部材によって設定された加熱時間に基づいて、
    前記加熱手段を駆動制御する制御手段と、 前記調理室内の湿度を検出する湿度センサとを備え、 前記制御手段は、前記湿度センサからの出力信号が所定
    値に達すると、前記加熱手段を駆動停止または出力低下
    させることを特徴とする加熱調理器。
  3. 【請求項3】 制御手段は、 加熱手段を駆動停止させたときには、所定時間経過後に
    再駆動させ、 加熱手段を出力低下させたときには、所定時間経過後に
    出力上昇させることを特徴とする請求項1または2記載
    の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 制御手段は、 加熱手段を駆動停止させたときには、湿度センサからの
    出力信号が別の所定値まで下がることに伴い再駆動さ
    せ、 加熱手段を出力低下させたときには、湿度センサからの
    出力信号が別の所定値まで下がることに伴い出力上昇さ
    せることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理
    器。
  5. 【請求項5】 制御手段は、 加熱手段を駆動停止させたときには、初期出力より低い
    出力で再駆動させ、 加熱手段を出力低下させたときには、初期出力より低い
    値に出力上昇させることを特徴とする請求項1または2
    記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 制御手段は、湿度センサからの出力信号
    が所定値に達することが複数回生じると、 加熱手段を駆動停止させたときには、初期出力より低い
    出力で再駆動させ、 加熱手段を出力低下させたときには、初期出力より低い
    値に出力上昇させることを特徴とする請求項1または2
    記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 制御手段は、湿度センサからの出力信号
    が所定値に達することが複数回生じると、 加熱手段を駆動停止させたときには、出力が段階的に小
    さくなるように再駆動させ、 加熱手段を出力低下させたときには、出力が段階的に小
    さくなるように出力上昇させることを特徴とする請求項
    1または2記載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 制御手段は、 湿度センサからの出力信号が所定値に達すると、該出力
    信号が所定値に達するまでの時間に応じて加熱手段を異
    なる態様で制御することを特徴とする請求項1または2
    記載の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 制御手段は、 湿度センサからの出力信号が加熱調理の初期に所定値に
    達したときには、加熱手段を出力低下させ、 湿度センサからの出力信号が加熱調理の後期に所定値に
    達したときには、加熱手段を駆動停止または前記出力低
    下時より低出力で駆動することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の加熱調理器。
  10. 【請求項10】 制御手段は、 湿度センサからの出力信号が所定値に達すると、重量セ
    ンサからの出力信号に応じて加熱手段を異なる態様で制
    御することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  11. 【請求項11】 制御手段は、 重量センサからの出力信号が所定値を上回るときには、
    湿度センサからの出力信号が所定値に達することに伴
    い、加熱手段を出力低下させ、 重量センサからの出力信号が所定値以下であるときに
    は、湿度センサからの出力信号が所定値に達することに
    伴い、加熱手段を駆動停止または前記出力低下時より低
    い出力で駆動させることを特徴とする請求項1記載の加
    熱調理器。
  12. 【請求項12】 調理室内の温度を検出する温度センサ
    を備え、 制御手段は、 前記温度センサからの出力信号が所定値以上であるとき
    には、湿度センサからの出力信号に基づく加熱手段の駆
    動停止および出力低下を行わないことを特徴とする請求
    項1または2記載の加熱調理器。
  13. 【請求項13】 制御手段は、 温度センサからの出力信号が所定値以上であるときに
    は、設定された調理時間を短縮することを特徴とする請
    求項12記載の加熱調理器。
  14. 【請求項14】 制御手段は、 湿度センサからの出力信号に基づいて調理室内の初期湿
    度を検出し、 初期湿度が所定値以上であるときには、湿度センサから
    の出力信号に基づく加熱手段の駆動停止および出力低下
    を行わないことを特徴とする請求項1または2記載の加
    熱調理器。
  15. 【請求項15】 制御手段は、 初期湿度が所定値以上であるときには、設定された調理
    時間を短縮することを特徴とする請求項14記載の加熱
    調理器。
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