JPH10122431A - 集合電線管の保護装置 - Google Patents

集合電線管の保護装置

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JPH10122431A
JPH10122431A JP8293214A JP29321496A JPH10122431A JP H10122431 A JPH10122431 A JP H10122431A JP 8293214 A JP8293214 A JP 8293214A JP 29321496 A JP29321496 A JP 29321496A JP H10122431 A JPH10122431 A JP H10122431A
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Koki Fukui
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G9/00Installations of electric cables or lines in or on the ground or water
    • H02G9/06Installations of electric cables or lines in or on the ground or water in underground tubes or conduits; Tubes or conduits therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water
    • F16L1/024Laying or reclaiming pipes on land, e.g. above the ground
    • F16L1/028Laying or reclaiming pipes on land, e.g. above the ground in the ground
    • F16L1/038Laying or reclaiming pipes on land, e.g. above the ground in the ground the pipes being made in situ

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 地中に敷設された電線管の集合体を保護し、
ツルハシ等の掘削道具や落下物等から受ける衝撃による
集合電線管の外被の破壊を防止するための、安価な集合
電線管の保護装置を提供すること。 【解決手段】 樹脂製波形電線管31を複数本集積した
集合電線管3の保護装置であって、両サイドに折曲端縁
部を有する樋形の断面形状を有する直線部用保護部材1
と、曲線部用保護部材2とからなり、当該曲線部用保護
部材2は上面に隙間ができないような端部形状を有し、
集合電線管3の上面に直線部分では前記直線部用保護部
材1を覆い被せ、曲線部分では前記曲線部用保護部材2
を、その上面壁の端部を重ねて相互に所定の角度を持た
せ、曲線に沿って配列し覆い被せた構造。他の構造とし
て、長方形の保護板本体5を集合電線管3の上面に並
べ、移動止め用棒状体6により移動を止めて管の上面を
保護させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中に埋設される電
線管を、外部から加わる可能性のある機械的な衝撃から
保護するための集合電線管の保護装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は空中に架設されていた電線類を、
近来になって都市の美観の立場から地中に埋設する方針
に移り変わって来つつある。この方針に沿って使用され
る電線管の一例を、図18をもとに説明すると、電線を
収納するベローズ状の断面円形の電線管10を複数本
(同図では6本)、埋設溝の中で形崩れを防いで取り纏
め且つ電線管璧を保護するために、スペーサ部hと外被
部iとからなる高密度ポリエチレン製の箱状のスペーサ
兼用結合部材11を使用し、電線管10をスペーサ兼用
結合部材11の内部に収納させて、マンホール間をつな
ぐ電線共同溝内に連続して配置する。連続配置した当該
スペーサ兼用結合部材11は、相互に継手とピンを使用
して連結されている。
【0003】スペーサ兼用結合部材11は、直線部分に
使用するストレートユニットと、曲線部分に使用するフ
レキユニットとからなり、直線部ではストレートユニッ
トをそのまま単純に継手とピンとで連結使用されている
が、曲線部では、比較的短い寸法に形成されたフレキユ
ニットを隙間を設けて連結し、連結部では隙間を利用し
て相互にある角度を持たせることにより、全体として道
路の曲がり角などの曲線に沿って配列され得る構造とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本来、電線を埋設して
布設するには、従来の工法では、電線管の断面が円形で
あるため、積み重ねるだけで集合電線管として纏まった
形状を保持せしめる事が不可能であり、工事に支障を来
すので、前記複数の電線管10を取り纏め、同時に電線
管外壁が工事に於けるツルハシ等の掘削道具や落下物等
の衝撃によって破壊されることを防止するために、前記
のごとくスペーサ兼用結合部材11を使用しなければな
らないが、このスペーサ兼用結合部材11は比較的高価
であり、使用量も多いため工事費がかさむという問題点
があった。更に上記スペーサ兼用結合部材11のフレキ
ユニットの部分は隙間があるため、外部の、特に上方か
らの衝撃で破損され易いと言う欠点があり、解決すべき
課題となっていた。
【0005】そこで、本発明者は、かかる事情に着目
し、地中に敷設された電線管本体のみの集合体の上面を
覆う保護部材を連続して配置する事で、掘削道具や落下
物等による集合電線管の外被の破壊を防止すると共に、
工費の増大の抑制を可能とする、集合電線管の保護装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】該目的を達成する手段と
して講じた本発明の集合電線管の保護装置は、管壁の外
面形状が、管軸方向に於て断面方形壁部分dと断面円形
壁部分eとが交互に配設されている樹脂製波形電線管3
1を複数本集積した、集合電線管3の保護装置であっ
て、両サイドに折曲端縁部を有する樋形の断面形状を有
する直線部用保護部材1と、同じく樋形の断面形状で、
当該保護装置を連設するに際して、各端部を相互に重層
させて、連設部に於いて上面に隙間ができないような端
部形状を有する曲線部用保護部材2とからなり、地中に
埋設されるべき前記集合電線管3の上面、若しくは上面
と下面に、直線部分では前記直線部用保護部材1を連続
して覆い被せると共に、曲線部分では前記曲線部用保護
部材2を、連設される前記直線部用保護部材1若しくは
曲線部用保護部材2との間に隙間ができないように埋設
部の曲線に沿って配列し覆い被せた構造としたものであ
る。
【0007】又、同じく集合電線管3の保護装置であっ
て、前記集合電線管3の両側面及び平行する樹脂製波形
電線管31間の隙間に相当する位置に複数列にわたって
穴fが穿設されている保護板本体5と、当該保護板本体
5を集合電線管3の設置上に固定する移動止め用棒状体
6とからなり、前記集合電線管3の上面に前記保護板本
体5を覆い被せたのち、前記移動止め用棒状体6を穴f
を通して集合電線管3の側面または隙間に配置させて保
護板本体5で集合電線管3を覆わせた構造としてある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施するに当たっては、
上記直線部用保護部材1並びに曲線部用保護部材2共
に、ポリ塩化ビニール若しくはポリエチレン等の合成樹
脂を使用し、押出し成形法により製造する。使用する原
材料樹脂は新材料であってもよいが、廃材などから得た
再生合成樹脂材料を使用してもよく、この場合は材料費
の低減により利益を得ることができると共に、リサイク
ルにより環境浄化にも寄与することができる。断面形状
は両者とも両サイドに折曲端縁部を有する樋形であっ
て、方形の一部を模した、コ字形となっているが、この
断面形状は、複数の電線管31が纏められてなる集合電
線管3の上面に覆い被せるに適した形状として採用され
たものであって、この形状以外にも両サイドに短い折曲
端縁部を有する屋根形又は蒲鉾形或いはこれに類似した
形状であってもよい。
【0009】上記保護部材のうち、曲線部用保護部材2
の一構造例として、一端部aに対し他端部bが前記一端
部aと相似形で且つ一端部aを包含するサイズに拡張さ
れた形状を有し、他端部b近傍若しくは全長に亘ってテ
ーパー状となっている。この曲線部用保護部材2は押出
し成形された部材を2次加工する事で得られ、曲線部の
半径が短い場合は長くする事ができず、要するに電線管
埋設部の曲線の緩急によって長さが異なるので、曲線部
に該当する必要な所だけのオプション部材とすればよ
い。設置方法としては、当該曲線部用保護部材2の一端
部aに、続けて次位に配置される曲線部用保護部材2の
他端部bを相互に所定の角度を持たせて重ねて設置する
ことにより電線管埋設部の曲線に沿って配列する事がで
きる。
【0010】又、前記曲線部用保護部材2の他の構造例
として、両サイドに折曲端縁部を有する樋形の断面形状
を有し、上面の少なくとも一端部が庇cとなって突出し
ており、曲線部分で設置される場合は、前置された曲線
部用保護部材2若しくは直線部用保護部材1の端部に、
後続の曲線部用保護部材2の端部の庇cを覆いかぶせ
て、上面からみて継ぎ目の隙間が見えないように、相互
に所定の角度を持たせて配置することにより電線管埋設
部の曲線に沿って配列する事ができる。
【0011】更に、前記平板タイプの保護板本体5にあ
っては、合成樹脂製の長方形の板状部材に、移動止め用
棒状体6を貫通する固定用の穴fが穿設されるが、その
穿設位置は、保護板本体5が集合電線管3を覆うように
配列された時、前記集合電線管3の両側面並びに平行す
る前記波形電線管31の隙間に該当する位置に、複数列
にわたって穿設される。実施に際しては、集合電線管3
の上面に保護板本体5を覆い被せたのち、前記移動止め
用棒状体6を穴fを通して集合電線管3の外側または隙
間に落し込んだ状態または長い棒状体6にあってはその
先端を土中に打ち込んで、打ち止め用杭とし、その拡張
された頭部gが穴fの周囲を押さえる様にして、保護板
本体5と集合電線管3とを埋設部に沿って固定すること
により、または集合電線管3の上面を覆わせて保護装置
として実施することができる。
【0012】この平板タイプの保護装置は、保護板本体
5のみで直線部も曲線部にも対応可能であり、設置され
た集合電線管3に沿って保護板本体5を配列するだけで
よい。この場合、前位の保護板本体5と従属する保護板
本体5との突き合わせた端部は僅かに重ね合わせること
により、継ぎ目部からの異物の侵入もなく、その保護機
能はより完全なものとなる。
【0013】各保護部材の設置は、埋設作業の最終工程
で、個々の電線管31を積み重ねた集合電線管3の上
面、若しくは上面と下面に、設置場所に応じて直線部用
保護部材1又は曲線部用保護部材2を連続して配列す
る。平板タイプの保護板本体5の場合は前述のごとく、
直線部、曲線部とも同一のものを配列する。尚、本発明
の直線部用保護部材1又は曲線部用保護部材2或いは保
護板本体5を、従来例としてあげたスペーサ兼用結合部
材11の上面を、特に継ぎ目部に於いて覆うように配列
して使用するか、若しくはスペーサ兼用結合部材11と
一体型として実施することもできる。
【0014】
【実施例】以下本発明の詳細を図面に示した実施例に基
き説明する。図1は本発明にいう集合電線管の保護装置
の第1実施例の設置状態を示す斜視図で、電線(図示省
略)は接続点のマンホール4に結合されている電線管3
1に挿通され、該電線管31が複数本(本図では9本)
纏められて、集合電線管3となって道端に沿って掘削さ
れた溝j、或いは別途構築された多用途の共同暗渠(図
示せず)等の内部に布設されている。電線管31は、図
17に示すように、合成樹脂素材又はゴム素材で製造さ
れ、方形断面の短い筒部dと円形断面の短い筒部eとが
交互にベローズの様に連続して連なった、剛性と適度の
可撓性とがあって種々の曲線に馴染み、且つ外力による
局部的な変形破壊に対し抵抗力を有する筒状体であっ
て、単に積み重ねるだけで、スペーサやバインダー等を
必要とする事なく、方形断面の部分の作用で集合電線管
3としての体裁を維持する。尚、図17には、当該電線
管の継ぎ手部32も示されている。
【0015】第1実施例に於いて、当該集合電線管3の
上面に配列される樋形の直線部用保護部材1と曲線部用
保護部材2とは、夫々図2及び図4に示す形状であっ
て、前記のごとく合成樹脂の押出し成型で製作される
が、本実施例では原材料としてポリ塩化ビニールか又は
ポリエチレン等の産業廃棄物を利用し、安価に製造する
と共に、リサイクルにより環境浄化にも寄与している。
図3に直線部用保護部材1を使用した実施状態を、又、
図5に曲線部用保護部材2を使用した曲線部分の実施状
態を、夫々拡大して示す。
【0016】図6は第1実施例の他の実施状態であっ
て、第2の直線部用保護部材1’を上向きに、掘削溝の
底部に敷き並べ、その上に集合電線管3を設置し、更に
その上面を第一実施例と同様に直線部用保護部材1で覆
って埋設する構造としている。この時、前記第2の直線
部用保護部材1’を同図に示すごとく深い樋形とし、集
合電線管3の側面も覆うような構造としてもよい。尚、
図示は省略するが、この実施状態の構造は、第2の曲線
部用保護部材2を使用することで、曲線部分にも適用す
ることができる。
【0017】前記した図2、図4に示す実施例の断面は
長方形の一部からなっていた。図7に直線部用保護部材
1及び曲線部用保護部材2の変形例の断面を示す。その
形状は中央が高くなって山形(或いは屋根形)となって
いる。この形状は地中に埋設されたとき、周囲の土壌の
圧力や垂直方向の衝撃に対し強度が大きく、変形しにく
い特徴を有する。
【0018】又、図8に他の変形例の断面を示す。その
形状は中央が高くなって蒲鉾形(若しくはドーム形)と
なっている。この形状も地中に埋設されたとき、周囲の
土壌の圧力や垂直方向の衝撃に対し強度が大きく、且つ
変形しにくく、電線管に対する保護作用が優れている特
徴を有する。
【0019】図9、図10は第1実施例を実施する上で
の使用例で、図9は電線管31が6本の場合、図10は
電線管31が4本の場合を、夫々示す。図10に示した
使用例では、直線部用保護部材1として電線管31が2
本相当の幅のものを使用しているが、これに限ること無
く3本相当の幅のものを使用してもよい事は言うまでも
ない。又、図9及び図10に示した各使用例とも、いず
れも直線部の構造を事例として示したが、曲線部でも同
じ事である。
【0020】第2実施例の曲線部用保護部材2Aの形状
を図11に、その実施状態を図12に夫々示す。又、図
13は第2実施例の変形例2Bの形状である。第2実施
例の曲線部用保護部材2Aの一端部、変形例2Bにあっ
ては両端部に突出する庇cは、図面では半円形である
が、この庇cは、曲線部用保護部材がある角度を成して
配列されるときに、接合部に形成される隙間を上方から
覆い隠すために設けられているので、この目的達成のた
めには、形状としては半円形に限定されることなく、悌
形、方形等他の形状であってもよいことは言うまでもな
い。又、両端部に突出する庇cが夫々相異なる形状であ
ってもよい。
【0021】第3実施例の平板タイプの保護板本体5の
形状を図14に、その実施状態を図15及び図16に夫
々示す。図14に示す保護板本体5は、波形電線管31
が3本平行する集合電線管3用に製作されたもので、従
って穴fは、集合電線管3の両サイドと波形電線管31
の隙間2箇所とに対応して4列に穿設されている。集合
電線管3を構成する波形電線管31の本数が異なる場合
には、各本数に応じて保護板本体5の幅並びに穴fの列
数を決定すればよく、又、波形電線管31の本数に対応
する幅より広幅のものを使用しても勿論差支えはない。
本実施例は、直線部、曲線部とも同一の保護板本体5を
使用するが、曲線部での使用に於いて、曲率が大きい場
合は保護板本体5の中間部で集合電線管3がはみ出すこ
とを防ぐために短く切断して使用すればよい。
【0022】図15及び図16に示す実施状態は途中か
ら曲線部に移行する場合の状態である。継ぎ目部は所用
の角度を持たせ、穴fが一致するように僅かに重ねて配
置される。図15に示した移動止め用棒状体6は長い杭
であって保護板本体5の4隅並びに両側縁部のような主
要部と、波形電線管31の隙間の部位にも適当な穴から
挿入されて先端が地中まで打ち込まれる。図16に示し
た移動止め棒状体6は短いピン状のもので、その先端は
電線管31の側面または隙間内に止まっている状態とさ
れ、保護板本体5で集合電線管3の上部を埋設部に沿っ
て覆い保護する。
【0023】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう構成要件
を備え、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を
有する範囲内において適宜改変して実施することができ
るものである。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明は、地中に埋設される集合電線管の上面を、保護部
材で覆って保護する構造であるから、工事の際、ツルハ
シ等の掘削道具や落下物等の衝撃によって電線管の外被
が破壊され、収納されている電線類の被覆が破損すると
いう事故は発生しなくなる。特に道路の曲がり角等曲線
部では、継ぎ目の部位で保護部材の上面壁や庇等の端部
を重層させて設置する方式であるから、ツルハシ等の先
端が電線管に付き刺さることはなく、完全な状態で保護
する事ができる。
【0025】本発明の対象とする電線管は、方形断面の
短い筒部と円形断面の短い筒部とが交互にベローズの様
に連続して連なった構造であるから、当該電線管の集合
体は、方形断面の部分の作用で、単に積み重ねられたま
まで集合電線管としての体裁を保持している。従って本
発明に於いては集合電線管の上面を保護するだけでよ
く、従来のように高価なスペーサ兼用結合部材を必要と
しない。
【0026】又、副次的な効果であるが、原材料樹脂と
して産業廃棄物を利用することにより、製品を安価に提
供することを可能とする点で、製造者に取って利潤をも
たらすだけでなく、終局的には資源の再利用により、社
会的に大きく貢献することができるという顕著な効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の設置状態を示す斜視図。
【図2】第1実施例の直線部用保護部材1の斜視図。
【図3】直線部用保護部材1の実施状態の斜視図。
【図4】第1実施例の曲線部用保護部材2の斜視図。
【図5】第1実施例の曲線部用保護部材2の実施状態の
斜視図。
【図6】第1実施例の他の実施状態の要部斜視図。
【図7】直線部用保護部材1並びに曲線部用保護部材2
の変形例の断面図。
【図8】直線部用保護部材1並びに曲線部用保護部材2
の他の変形例の断面図。
【図9】第1実施例の一使用例を示す要部斜視図。
【図10】第1実施例の他の使用例を示す要部斜視図。
【図11】第2実施例の曲線部用保護部材の斜視図。
【図12】第2実施例の曲線部用保護部材の実施状態の
斜視図。
【図13】第2実施例の曲線部用保護部材の変形例の斜
視図。
【図14】第3実施例の本体部の斜視図。
【図15】第3実施例の実施状態の斜視図。
【図16】電線管の要部の斜視図。
【図17】電線管の要部の斜視図
【図18】従来例の集合電線管の保護装置の端面図。
【符号の説明】
1 直線部用保護部材 2 曲線部用保護部材 3 集合電線管 4 マンホール 5 保護板本体 6 打ち止め用杭 a 第1実施例の曲線部用保護部材の一端部 b 第1実施例の曲線部用保護部材の他端部 c 第2実施例の曲線部用保護部材の庇 d 電線管の断面方形壁部分 e 電線管の断面円形壁部分 f 固定穴 g 頭部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管壁の外面形状が、管軸方向に於て断面
    方形壁部分(d)と断面円形壁部分(e)とが交互に配設され
    ている樹脂製波形電線管(31)を複数本集積した集合電線
    管(3)の保護装置であって、両サイドに折曲端縁部を有
    する樋形の断面形状を有する直線部用保護部材(1)と、
    同じく樋形の断面形状で、当該保護装置を連設するに際
    して、連設部に於いて上面に隙間ができないような端部
    形状を有する曲線部用保護部材(2)とからなり、地中に
    埋設されるべき前記集合電線管(3)の上面、若しくは上
    面と下面に、直線部分では前記直線部用保護部材(1)を
    連続して覆い被せると共に、曲線部分では前記曲線部用
    保護部材(2)を、連設される前記直線部用保護部材(1)若
    しくは曲線部用保護部材(2)との間に隙間ができないよ
    うに埋設部の曲線に沿って配列し覆い被せた集合電線管
    の保護装置。
  2. 【請求項2】 前記曲線部用保護部材(2)が、一端部(a)
    が樋形の断面形状で他端部(b)が前記一端部(a)と相似形
    で且つ一端部(a)を包含するサイズにテーパーをもって
    広がる形状を有し、曲線部分で設置される場合は、前置
    された曲線部用保護部材(2)の一端部(a)に後続の曲線部
    用保護部材(2)の他端部(b)を、相互に所定の角度を持た
    せて重ねて配置せしめた請求項1記載の集合電線管の保
    護装置。
  3. 【請求項3】 前記曲線部用保護部材(2)が、両サイド
    に折曲端縁部を有する樋形の断面形状を有し、上面の少
    なくとも一端部が庇(c)となって突出しており、曲線部
    分で設置される場合は、前置された曲線部用保護部材
    (2)若しくは直線部用保護部材(1)の端部に後続の曲線部
    用保護部材(2)の庇(c)を覆いかぶせて、相互に所定の角
    度を持たせて配置せしめた請求項1記載の集合電線管の
    保護装置。
  4. 【請求項4】 管壁の外面形状が、管軸方向に於て断面
    方形壁部分(d)と断面円形壁部分(e)とが交互に配設され
    ている樹脂製波形電線管(31)を複数本集積した集合電線
    管(3)の保護装置であって、前記集合電線管(3)の側面及
    び平行する樹脂製波形電線管(31)間の隙間に相当する位
    置に複数列にわたって穴(f)が穿設されている保護板本
    体(5)と、当該保護板本体(5)を集合電線管(3)の設置上
    に固定する移動止め用棒状体(6)とからなり、前記集合
    電線管(3)の上面に前記保護板本体(5)を覆い被せたの
    ち、前記移動止め用棒状体(6)を穴(f)を通して集合電線
    管(3)の側面または隙間に配置させて保護板本体(5)で集
    合電線管(3)の上面を覆わせた集合電線管の保護装置。
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