JPH10122330A - 動力ルート切替機構 - Google Patents
動力ルート切替機構Info
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- JPH10122330A JPH10122330A JP8276536A JP27653696A JPH10122330A JP H10122330 A JPH10122330 A JP H10122330A JP 8276536 A JP8276536 A JP 8276536A JP 27653696 A JP27653696 A JP 27653696A JP H10122330 A JPH10122330 A JP H10122330A
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- Japan
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- power
- planetary gear
- gear
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リンク機構の復帰用部材に抗して駆動する動
力源の負荷を小さくすることで該動力源の大型化を防止
し、電力消費の削減を実現することを目的とする。 【構成】 ２系列の動力ルートに接続する第１動力系歯
車２４と第２動力系歯車２５に対し、第１の遊星歯車１
１と第３の遊星歯車１７を交互に噛み替えさせ動力ルー
トを切り替える動力ルート切替機構において、上記第１
の遊星歯車１１と第２の遊星歯車１６及び第３の遊星歯
車１７の回動軌跡を、２個の固定支点を備えるリンク機
構で規制し、前記リンク機構の２個の固定支点の一方で
ある第２のシャフト１９を第２の遊星歯車１６と第３の
遊星歯車１７の遊星運動中心とし、もう一方である第１
のシャフト１３を上記第２の遊星歯車１６と第３の遊星
歯車１７の遊星運動を阻止できるリンク停止位置が得ら
れるように配置する。
力源の負荷を小さくすることで該動力源の大型化を防止
し、電力消費の削減を実現することを目的とする。 【構成】 ２系列の動力ルートに接続する第１動力系歯
車２４と第２動力系歯車２５に対し、第１の遊星歯車１
１と第３の遊星歯車１７を交互に噛み替えさせ動力ルー
トを切り替える動力ルート切替機構において、上記第１
の遊星歯車１１と第２の遊星歯車１６及び第３の遊星歯
車１７の回動軌跡を、２個の固定支点を備えるリンク機
構で規制し、前記リンク機構の２個の固定支点の一方で
ある第２のシャフト１９を第２の遊星歯車１６と第３の
遊星歯車１７の遊星運動中心とし、もう一方である第１
のシャフト１３を上記第２の遊星歯車１６と第３の遊星
歯車１７の遊星運動を阻止できるリンク停止位置が得ら
れるように配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融自動化機器等
において、ひとつの回転動力源の力を２系統の動力ルー
トに交互に振り分ける動力ルート切替機構に関する。
において、ひとつの回転動力源の力を２系統の動力ルー
トに交互に振り分ける動力ルート切替機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４はこの種の動力ルート切替機構の従
来例を示す側面図である。図５はこの種の動力ルート切
替機構の他の従来例を示す側面図である。両図におい
て、１は１個の固定支点、２は該固定支点をを中心とし
て回動するリンク、３は該リンク２で支持した遊星歯車
である。４は図示せぬ動力系の駆動モータにより駆動す
る動力歯車であり、該動力歯車４は前記遊星歯車３に直
接噛み合って動力を伝達する。５は動力ルート切替動作
の動力源としてのプランジャーマグネット、６は復帰用
スプリング、７及び８はそれぞれ別の系列の動力ルート
に接続する歯車である。
来例を示す側面図である。図５はこの種の動力ルート切
替機構の他の従来例を示す側面図である。両図におい
て、１は１個の固定支点、２は該固定支点をを中心とし
て回動するリンク、３は該リンク２で支持した遊星歯車
である。４は図示せぬ動力系の駆動モータにより駆動す
る動力歯車であり、該動力歯車４は前記遊星歯車３に直
接噛み合って動力を伝達する。５は動力ルート切替動作
の動力源としてのプランジャーマグネット、６は復帰用
スプリング、７及び８はそれぞれ別の系列の動力ルート
に接続する歯車である。
【０００３】以上の構成により、従来は、１個の固定支
点１を中心として回動するリンク２で支持した遊星歯車
３を用い、プランジャマグネット等を動力源とし上記リ
ンク２を回動させスプリング６によりこの回動を復させ
ることにより、２系列の動力ルートに接続する２個の歯
車７，８に対し上記遊星歯車３を交互に噛み替えさせ動
力ルートを切り替えるものであった。
点１を中心として回動するリンク２で支持した遊星歯車
３を用い、プランジャマグネット等を動力源とし上記リ
ンク２を回動させスプリング６によりこの回動を復させ
ることにより、２系列の動力ルートに接続する２個の歯
車７，８に対し上記遊星歯車３を交互に噛み替えさせ動
力ルートを切り替えるものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、２系列の一方と接続する歯車と
遊星歯車が噛み合うとき、この歯車どうしの回転により
発生する歯車間の反発力をスプリングで支えるため、こ
のスプリングは上記反発力に打ち勝つ力を必要とする。
成の従来技術によれば、２系列の一方と接続する歯車と
遊星歯車が噛み合うとき、この歯車どうしの回転により
発生する歯車間の反発力をスプリングで支えるため、こ
のスプリングは上記反発力に打ち勝つ力を必要とする。
【０００５】従って、プランジャーマグネット等により
２系列のもう一方の歯車と遊星歯車を噛み合わせ回転さ
せるには、上記スプリングの復帰力に打ち勝った上この
ときの歯車間の反発力を支える力が必要となり、必然的
に動力源が大型化し消費電力が増大した。なお、上記ス
プリングをプランジャーマグネット等に置き換えると、
２個の動力源の制御手段が２系列となり複雑となった
上、２系列の動力ルートのどちらが作用しているときで
も動力源が働いているため、電力消費削減効果も満足で
きるものではなかった。
２系列のもう一方の歯車と遊星歯車を噛み合わせ回転さ
せるには、上記スプリングの復帰力に打ち勝った上この
ときの歯車間の反発力を支える力が必要となり、必然的
に動力源が大型化し消費電力が増大した。なお、上記ス
プリングをプランジャーマグネット等に置き換えると、
２個の動力源の制御手段が２系列となり複雑となった
上、２系列の動力ルートのどちらが作用しているときで
も動力源が働いているため、電力消費削減効果も満足で
きるものではなかった。
【０００６】また、動力源にモーターを用いカム機構を
介し上記切替動作をすれば、カムの無変位点を利用し上
記歯車間の反発力を支えることができるが、カムの停止
位置を決めるために複雑なモーターの回転制御が必要と
なった。本発明は、以上の問題点に鑑み、リンク機構の
復帰用部材に抗して駆動する動力源の負荷を小さくする
構成を得て、該動力源の大型化を防止し、電力消費の削
減を実現することを目的とする。
介し上記切替動作をすれば、カムの無変位点を利用し上
記歯車間の反発力を支えることができるが、カムの停止
位置を決めるために複雑なモーターの回転制御が必要と
なった。本発明は、以上の問題点に鑑み、リンク機構の
復帰用部材に抗して駆動する動力源の負荷を小さくする
構成を得て、該動力源の大型化を防止し、電力消費の削
減を実現することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、リンク機構の復帰用部材以外にて、遊星
歯車と動力系の歯車との反発力を支えるようにしたもの
である。すなわち、本発明は、２系列の動力ルートに接
続する２個の動力歯車に対し、遊星歯車を交互に噛み替
えさせ動力ルートを切り替える動力ルート切替機構にお
いて、上記遊星歯車の回動軌跡を、２個の固定支点を備
えるリンク機構で規制し、前記リンク機構の２個の固定
支点の一方を遊星歯車の遊星運動中心とし、もう一方を
上記遊星歯車の遊星運動を阻止できるリンク停止位置が
得られるように配置したことを特徴とする。
め、本発明は、リンク機構の復帰用部材以外にて、遊星
歯車と動力系の歯車との反発力を支えるようにしたもの
である。すなわち、本発明は、２系列の動力ルートに接
続する２個の動力歯車に対し、遊星歯車を交互に噛み替
えさせ動力ルートを切り替える動力ルート切替機構にお
いて、上記遊星歯車の回動軌跡を、２個の固定支点を備
えるリンク機構で規制し、前記リンク機構の２個の固定
支点の一方を遊星歯車の遊星運動中心とし、もう一方を
上記遊星歯車の遊星運動を阻止できるリンク停止位置が
得られるように配置したことを特徴とする。
【０００８】なお、上記構成の本発明は、前記リンク機
構の動作制御はプランジャーマグネット等の電流のＯＮ
／ＯＦＦのみで動作する動力源により、前記リンク機構
の復帰動作はスプリングによる既存の構成要素の装置に
適用できる。
構の動作制御はプランジャーマグネット等の電流のＯＮ
／ＯＦＦのみで動作する動力源により、前記リンク機構
の復帰動作はスプリングによる既存の構成要素の装置に
適用できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を説明する。図１，図２は本発明の一実施の形
態を示す側面図であり、図１は通常の状態を示し、図２
は動力ルートを切り替えた状態を示す。図において、１
１は第１の遊星歯車、１２は該第１の遊星歯車１１を支
持する第１のリンク、１３は該第１のリンク１２の回動
支点である第１のシャフト、１４は第１のシャフト３と
同軸に配置され遊星歯車に動力を伝達する動力歯車、１
５は１１〜１４で構成された第１の遊星歯車機構であ
る。
施の形態を説明する。図１，図２は本発明の一実施の形
態を示す側面図であり、図１は通常の状態を示し、図２
は動力ルートを切り替えた状態を示す。図において、１
１は第１の遊星歯車、１２は該第１の遊星歯車１１を支
持する第１のリンク、１３は該第１のリンク１２の回動
支点である第１のシャフト、１４は第１のシャフト３と
同軸に配置され遊星歯車に動力を伝達する動力歯車、１
５は１１〜１４で構成された第１の遊星歯車機構であ
る。
【００１０】１６は第２の遊星歯車、１７は第３の遊星
歯車、１８は第２の遊星歯車１６及び第３の遊星歯車１
７を天秤状に支持する第２のリンク、１９は該第２のリ
ンク１８の回動支点である第２のシャフト、２０は該第
２のシャフト１９と同軸に配置し、動力歯車１４より伝
達された動力を第２の遊星歯車１６及び第３の遊星歯車
１７に伝達する太陽歯車、２１は１６〜２０で構成され
た第２の遊星歯車機構である。
歯車、１８は第２の遊星歯車１６及び第３の遊星歯車１
７を天秤状に支持する第２のリンク、１９は該第２のリ
ンク１８の回動支点である第２のシャフト、２０は該第
２のシャフト１９と同軸に配置し、動力歯車１４より伝
達された動力を第２の遊星歯車１６及び第３の遊星歯車
１７に伝達する太陽歯車、２１は１６〜２０で構成され
た第２の遊星歯車機構である。
【００１１】２２は第１の遊星歯車１１と第２の遊星歯
車１６を連結する第３のリンク、２３は第１の遊星歯車
機構１５及び第２の遊星歯車機構２１を回動させる動力
源となるプランジャーマグネットであり、電流のＯＮ／
ＯＦＦのみで動作する動力源である。２４はプランジャ
ーマグネット２３ＯＦＦ時に動力が伝達される第１動力
系歯車、２５はプランジャーマグネット２３ＯＮ時に動
力が伝達される第２動力系歯車、２６はプランジャーマ
グネット２３ＯＦＦ時に前記第１の遊星歯車機構１５及
び第２の遊星歯車機構２１を通常の状態に復帰させるた
めのスプリング、２７は以上の如く構成された動力ルー
ト切替機構である。ここで、第１の遊星歯車機構１５は
図１の状態において、第２の遊星歯車機構２１の回動を
妨げる位置に配置されている。
車１６を連結する第３のリンク、２３は第１の遊星歯車
機構１５及び第２の遊星歯車機構２１を回動させる動力
源となるプランジャーマグネットであり、電流のＯＮ／
ＯＦＦのみで動作する動力源である。２４はプランジャ
ーマグネット２３ＯＦＦ時に動力が伝達される第１動力
系歯車、２５はプランジャーマグネット２３ＯＮ時に動
力が伝達される第２動力系歯車、２６はプランジャーマ
グネット２３ＯＦＦ時に前記第１の遊星歯車機構１５及
び第２の遊星歯車機構２１を通常の状態に復帰させるた
めのスプリング、２７は以上の如く構成された動力ルー
ト切替機構である。ここで、第１の遊星歯車機構１５は
図１の状態において、第２の遊星歯車機構２１の回動を
妨げる位置に配置されている。
【００１２】以下、図面に従って、上記構成の本実施の
形態の作用を説明する。まず、通常は図１に示す状態と
なっており、動力歯車１４より伝達される動力は、太陽
歯車２０，第３の遊星歯車１７を介して第１動力系歯車
２４に伝達されている。プランジャーマグネット２３を
ＯＮにすると、第１の遊星歯車機構１５が第１のシャフ
ト１３を支点として第２動力系歯車２５に向かって回動
し始める。
形態の作用を説明する。まず、通常は図１に示す状態と
なっており、動力歯車１４より伝達される動力は、太陽
歯車２０，第３の遊星歯車１７を介して第１動力系歯車
２４に伝達されている。プランジャーマグネット２３を
ＯＮにすると、第１の遊星歯車機構１５が第１のシャフ
ト１３を支点として第２動力系歯車２５に向かって回動
し始める。
【００１３】すると、第１の遊星歯車１１と第２の遊星
歯車１６とを連結している第３のリンク２２の働きによ
り、第２の遊星歯車機構２１が第２のシャフト１９を支
点として回動し、第３の遊星歯車１７が第１動力系歯車
２４への動力が切り離される。さらに第１の遊星歯車機
構１５が回動することにより、第１の遊星歯車１１が第
２動力系歯車２５と噛み合う。
歯車１６とを連結している第３のリンク２２の働きによ
り、第２の遊星歯車機構２１が第２のシャフト１９を支
点として回動し、第３の遊星歯車１７が第１動力系歯車
２４への動力が切り離される。さらに第１の遊星歯車機
構１５が回動することにより、第１の遊星歯車１１が第
２動力系歯車２５と噛み合う。
【００１４】この状態で動力歯車１４より伝達される動
力は、太陽歯車２０，第２の遊星歯車１６，第１の遊星
歯車１１を介して第２動力系歯車２５に伝達される。図
２の状態である。次に、プランジャーマグネット２３を
ＯＦＦにすると、スプリング２６の張力により動力ルー
ト切替機構２７は、図１の状態に復帰する。
力は、太陽歯車２０，第２の遊星歯車１６，第１の遊星
歯車１１を介して第２動力系歯車２５に伝達される。図
２の状態である。次に、プランジャーマグネット２３を
ＯＦＦにすると、スプリング２６の張力により動力ルー
ト切替機構２７は、図１の状態に復帰する。
【００１５】以上の一連の流れにより、動力ルートの切
り替えが完了する。図３は、同実施の形態における力の
作用を示す側面図であり、通常の状態を示している。第
２の遊星歯車１６と第３の遊星歯車１７を、第２のシャ
フト１９を回動支点とした第２のリンク１８にて支持し
た第２の遊星歯車機構２１は、第２の遊星歯車１６，第
３の遊星歯車１７が第２のシャフト１９を支点とした天
秤状の構成としてあり、さらに、第２の遊星歯車機構２
１の回動を両方向とも妨げる位置に第１の遊星歯車１１
と第１動力系歯車２４を配置している。また、第１の遊
星歯車機構１５は、第２のシャフト１９を中心とした第
２の遊星歯車１６が回動することにより描く円の接線上
に配置している。以上の構成により、第３の遊星歯車１
７が回転することにより発生する反発力Ｆは、第２の遊
星歯車１６の回動力Ｆ′となり、この回動力Ｆ′は第１
の遊星歯車１１を介して第１のシャフト１３にて受け止
められるので、第３の遊星歯車１７と第１動力系歯車２
４との反発力Ｆを支える力を追加する必要がなくなる。
り替えが完了する。図３は、同実施の形態における力の
作用を示す側面図であり、通常の状態を示している。第
２の遊星歯車１６と第３の遊星歯車１７を、第２のシャ
フト１９を回動支点とした第２のリンク１８にて支持し
た第２の遊星歯車機構２１は、第２の遊星歯車１６，第
３の遊星歯車１７が第２のシャフト１９を支点とした天
秤状の構成としてあり、さらに、第２の遊星歯車機構２
１の回動を両方向とも妨げる位置に第１の遊星歯車１１
と第１動力系歯車２４を配置している。また、第１の遊
星歯車機構１５は、第２のシャフト１９を中心とした第
２の遊星歯車１６が回動することにより描く円の接線上
に配置している。以上の構成により、第３の遊星歯車１
７が回転することにより発生する反発力Ｆは、第２の遊
星歯車１６の回動力Ｆ′となり、この回動力Ｆ′は第１
の遊星歯車１１を介して第１のシャフト１３にて受け止
められるので、第３の遊星歯車１７と第１動力系歯車２
４との反発力Ｆを支える力を追加する必要がなくなる。
【００１６】従って、スプリング２６の張力にて第３の
遊星歯車１７と第１動力系歯車２４との反発を支える必
要がなく、プランジャーマグネット２３にかかる負荷が
小さくなるので、プランジャーマグネット２３の小型化
による電力消費の削減が可能となる。
遊星歯車１７と第１動力系歯車２４との反発を支える必
要がなく、プランジャーマグネット２３にかかる負荷が
小さくなるので、プランジャーマグネット２３の小型化
による電力消費の削減が可能となる。
【００１７】
【発明の効果】以上の構成の第１の発明によれば、２系
列の動力ルートに接続する２個の動力歯車に対し、遊星
歯車を交互に噛み替えさせ動力ルートを切り替える動力
ルート切替機構において、上記遊星歯車の回動軌跡を、
２個の固定支点を備えるリンク機構で規制し、前記リン
ク機構の２個の固定支点の一方を遊星歯車の遊星運動中
心とし、もう一方を上記遊星歯車の遊星運動を阻止でき
るリンク停止位置が得られるように配置したので、リン
ク機構の復帰用部材以外にて、遊星歯車と動力系の歯車
との反発力を支えることができる。
列の動力ルートに接続する２個の動力歯車に対し、遊星
歯車を交互に噛み替えさせ動力ルートを切り替える動力
ルート切替機構において、上記遊星歯車の回動軌跡を、
２個の固定支点を備えるリンク機構で規制し、前記リン
ク機構の２個の固定支点の一方を遊星歯車の遊星運動中
心とし、もう一方を上記遊星歯車の遊星運動を阻止でき
るリンク停止位置が得られるように配置したので、リン
ク機構の復帰用部材以外にて、遊星歯車と動力系の歯車
との反発力を支えることができる。
【００１８】これにより、リンク機構の復帰用部材に抗
して駆動する動力源の負荷を小さくすることが可能とな
り、該動力源の大型化を防止し、電力消費の削減を実現
するという効果がある。なお、上記構成の本発明によれ
ば、前記リンク機構の動作制御はプランジャーマグネッ
ト等の電流のＯＮ／ＯＦＦのみで動作する動力源によ
り、前記リンク機構の復帰動作はスプリングによる既存
の構成要素の装置に適用できるという効果がある。
して駆動する動力源の負荷を小さくすることが可能とな
り、該動力源の大型化を防止し、電力消費の削減を実現
するという効果がある。なお、上記構成の本発明によれ
ば、前記リンク機構の動作制御はプランジャーマグネッ
ト等の電流のＯＮ／ＯＦＦのみで動作する動力源によ
り、前記リンク機構の復帰動作はスプリングによる既存
の構成要素の装置に適用できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図２】本発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図３】本発明の一実施の形態の作用を示す側面図であ
る。
る。
【図４】従来例を示す側面図である。
【図５】他の従来例を示す側面図である。
１１ 第１の遊星歯車 １２ 第１のリンク １３ 第１のシャフト １４ 動力歯車 １５ 第１の遊星歯車機構 １６ 第２の遊星歯車 １７ 第３の遊星歯車 １８ 第２のリンク １９ 第２のシャフト ２０ 太陽歯車 ２１ 第２の遊星歯車機構 ２２ 第３のリンク ２３ フランジャーマグネット ２４ 第１動力系歯車 ２５ 第２動力系歯車 ２６ スプリング ２７ 動力切替機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 克彦 群馬県高崎市双葉町３番１号 株式会社沖 情報システムズ内 (72)発明者 武田 茂 東京都港区虎ノ門１丁目７番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 ２系列の動力ルートに接続する２個の動
力歯車に対し、遊星歯車を交互に噛み替えさせ動力ルー
トを切り替える動力ルート切替機構において、 上記遊星歯車の回動軌跡を、２個の固定支点を備えるリ
ンク機構で規制し、 前記リンク機構の２個の固定支点の一方を遊星歯車の遊
星運動中心とし、もう一方を上記遊星歯車の遊星運動を
阻止できるリンク停止位置が得られるように配置したこ
とを特徴とする動力ルート切替機構。 - 【請求項２】 前記リンク機構の動作制御はプランジャ
ーマグネット等の電流のＯＮ／ＯＦＦのみで動作する動
力源により、前記リンク機構の復帰動作はスプリングに
よることを特徴とする請求項１記載の動力ルート切替機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276536A JPH10122330A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 動力ルート切替機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276536A JPH10122330A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 動力ルート切替機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10122330A true JPH10122330A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17570850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8276536A Withdrawn JPH10122330A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 動力ルート切替機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10122330A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008045668A (ja) * | 2006-08-17 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 駆動切換え機構及びこれを有する画像形成装置 |
| WO2013125024A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2013-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | 動力伝達装置 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8276536A patent/JPH10122330A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008045668A (ja) * | 2006-08-17 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 駆動切換え機構及びこれを有する画像形成装置 |
| WO2013125024A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2013-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | 動力伝達装置 |
| CN104136806A (zh) * | 2012-02-24 | 2014-11-05 | 丰田自动车株式会社 | 动力传递装置 |
| JPWO2013125024A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2015-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | 動力伝達装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |