JPH101221A - 製品操作装置 - Google Patents

製品操作装置

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JPH101221A
JPH101221A JP9022977A JP2297797A JPH101221A JP H101221 A JPH101221 A JP H101221A JP 9022977 A JP9022977 A JP 9022977A JP 2297797 A JP2297797 A JP 2297797A JP H101221 A JPH101221 A JP H101221A
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JP
Japan
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processing head
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rotation
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JP9022977A
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Inventor
Mario Spatafora
マリオ・スパタフォラ
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Azionaria Costruzioni Macchine Automatiche ACMA SpA
Original Assignee
Azionaria Costruzioni Macchine Automatiche ACMA SpA
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84—Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/846—Star-shaped wheels or wheels equipped with article-engaging elements
    • B65G47/847—Star-shaped wheels or wheels equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being grippers
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B35/00—Supplying, feeding, arranging or orientating articles to be packaged
    • B65B35/10—Feeding, e.g. conveying, single articles
    • B65B35/26—Feeding, e.g. conveying, single articles by rotary conveyors
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G29/00—Rotary conveyors, e.g. rotating discs, arms, star-wheels or cones
    • B65G29/02—Rotary conveyors, e.g. rotating discs, arms, star-wheels or cones for inclined or vertical transit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で操作性能に富む低価格な製品操作
装置を提供する。 【解決手段】製品操作装置１は、製品２を操作するため
に、搬送装置３を備えており、この搬送装置には、少な
くとも１つの処理ヘッド４が設けられている。処理ヘッ
ドは、搬送装置の回転軸Ａ１の回りに複数の操作ステー
ション５を介して延出した供給通路Ｐ１に沿って各々の
製品を搬送するために設けられている。また、処理ヘッ
ドは、方向可変処理ヘッドであり、少なくとも各操作ス
テーションにおいて、供給通路に沿って延出している各
作業通路Ｐ２に沿って移動可能であり且つその方向が固
定された処理ヘッド７と協動するように制御されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品操作装置に関
し、特に、食品（例えば、甘い菓子、チョコレート）
や、食物又はその他の製品用の小包等の製品類を操作す
るための装置に関する。そして、これら製品類は、その
回りに包装材料が形成されたり、その単面に処理が施さ
れる。
【０００２】
【従来の技術】この種の製品操作装置は、一般的に、搬
送装置と処理装置とを備えている。搬送装置には、各所
の操作ステーションを介して延出した所定の供給通路に
沿って個々の製品を搬送するための少なくとも１つの搬
送ヘッドが設けられている。また、処理装置は、各操作
ステーションに設けられており、これら処理装置には、
個々の作業通路に沿って移動可能な処理ヘッドが設けら
れている。
【０００３】このような製品操作装置に設けられた搬送
ヘッドは、受動型であり、それ自体の方向を変化するこ
と無く単に供給通路に沿って個々の製品を搬送すること
ができるようになっている。これに対して、各処理ヘッ
ドは、適応型であり、夫々、搬送ヘッドによって各操作
ステーションに個々の製品を搬送するための供給通路に
処理ヘッド及び作業通路の方向を適合させるように処理
ヘッドを移動させる方向適合装置としての特徴を有す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た装置には、技術的及び機能的な欠点がある。まず、各
操作ステーションに処理ヘッドや方向適合装置が設けら
れているため、比較的複雑な構成の装置となっており、
装置の製造が困難であると共に製造コストが上昇してし
まう。更に、搬送ヘッドと処理ヘッドとを同期させてい
る関係上、各処理ヘッドには、多数且つ複雑な調整処理
が必要となると共に、装置運転中に頻繁に保守点検が必
要となる。この結果、装置の操作能力が低下してしま
う。
【０００５】本発明は、このような課題を解決するため
に成されており、その目的は、簡単な構成で操作性能に
富む低価格な製品操作装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、第１の供給軌道に沿って個々の製
品を搬送するための第１の処理ヘッドを少なくとも有す
る搬送装置と、各作業軌道に沿って移動可能な第２の処
理ヘッドを有する処理装置とを備えており、第１の供給
軌道は、搬送装置の第１の回転軸の回りに複数の操作ス
テーションを介して延出し、第２の処理ヘッドは、各操
作ステーションに設けられている製品操作装置であっ
て、この製品操作装置には、少なくとも各操作ステーシ
ョンにおける第１の供給軌道に沿って第１の処理ヘッド
の方向を変化させる方向適合手段が設けられており、上
記各作業軌道は、第１の回転軸に平行な複数の固定軸の
夫々の回りに延出しており、また、上記第２の処理ヘッ
ドは、夫々、固定された処理ヘッドであり、その方向
は、夫々の作業軌道に対応して一定となっている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る製品操作装置について、図１及び図２を参照して説明
する。
【０００８】図１及び図２に示すように、製品操作装置
１は、製品２を操作するために、搬送装置３を備えてお
り、この搬送装置３には、少なくとも１つの処理ヘッド
４が設けられている。この処理ヘッド４は、搬送装置３
の回転軸Ａ１の回りに複数の操作ステーション５を介し
て延出した供給通路Ｐ１に沿って各々の製品２を搬送す
るために設けられている。なお、図中では、その一例と
して、１つの操作ステーション５のみを示す。
【０００９】また、製品操作装置１は、各操作ステーシ
ョン５に設けられた処理装置６を備えており、これら処
理装置６には、夫々、処理ヘッド７が設けられている。
これら処理ヘッド７は、回転軸Ａ１と平行に固定された
回転軸Ａの回りに延出した作業通路Ｐ２に沿って移動す
るようになっている。少なくとも各操作ステーション５
の領域における供給通路Ｐ１には、作業通路Ｐ２に対し
て二重に重ね合わされた重複部分Ｔが規定されている。
また、作業通路Ｐ２に関係した処理ヘッド７の方向は、
少なくとも重複部分Ｔにおいて、不変状態に維持されて
いる。
【００１０】また、処理ヘッド４には、各々の製品２を
解放自在に保持する把持具８が設けられており、一方、
処理ヘッド７は、種々の処理例えば製品２に対する包装
処理や表面処理等を行うために設けられている。更に、
処理ヘッド４は、少なくとも各操作ステーション５にお
いて各処理ヘッド７によって形成された位置に適合可能
な方向可変ヘッドであり、処理ヘッド７と協動して最適
な位置に各々の製品２を位置づけることができるように
なっている。このため、搬送装置３には、少なくとも各
操作ステーション５において、供給通路Ｐ１と各作業通
路Ｐ２との関係に基づいて、処理ヘッド４の方向を調整
するための方向適合装置９が設けられている。
【００１１】方向適合装置９には、回転軸Ａ１に平行で
あって且つ回転軸Ａ１から所定距離Ｉ１だけ離間した回
転軸Ａ２によって、互いに枢支された２つのクランク１
０，１１が設けられている。クランク１０は、回転軸Ａ
１を中心に旋回するようになっており、一方、クランク
１１は、クランク１０と処理ヘッド４との間に配置され
ている。また、クランク１１は、処理ヘッド４が軸Ａ３
を中心に回転するように処理ヘッド４を支持している。
なお、軸Ａ３は、回転軸Ａ２に平行であって且つ回転軸
Ａ２から所定距離Ｉ２だけ離間して配置されており、距
離Ｉ２は、距離Ｉ１よりも短くなっている。
【００１２】特に図２に示すように、搬送装置３には、
２つの管状シャフト１３，１４を備えたフレーム１２が
設けられている。これら管状シャフト１３，１４は、回
転軸Ａ１を中心に同軸上に且つ放射方向に互いに所定距
離だけ離間して固定されている。シャフト１３には、シ
ャフト１４の外側に突出した２つの端部１５，１６が設
けられており、端部１５側のシャフト１４は、固定ギヤ
１７に取り付けられている。なお、固定ギヤ１７は、複
数のネジ１８によって管状本体１９に接続されている。
管状本体１９は、シャフト１４に取り付けられており、
フレーム１２の一部を構成している。
【００１３】また、クランク１０は、シャフト１３，１
４によって回転するように保持されていると共に、シャ
フト１３，１４の間に延出している管状シャフト２０に
よって規定されている。管状シャフト２０は、シャフト
１３，１４に関係し、その軸方向に固定された状態で回
転するようになっており、シャフト１３の端部１５，１
６に対応した２つの端部２１，２２を備えている。更
に、クランク１０は、管状シャフト２０の端部２１に堅
牢に接続された円筒状箱体２３によって規定されてお
り、回転軸Ａ１に対して同軸上に配置され且つ回転軸Ａ
１と回転軸Ａ２との間に放射状に延出している。
【００１４】円筒状箱体２３は、管状シャフト２０の端
部２１から回転軸Ａ２に対して同軸上に形成された穴２
５を介して延出しているフロント壁２４と、回転軸Ａ１
に対して同軸上にフロント壁２４から延出している円筒
状外壁２６と、この円筒状外壁２６から延出しているリ
ア壁２７とを備えている。なお、フロント壁２４及びリ
ア壁２７は、回転軸Ａ１を横断するように配置されてお
り、リア壁２７は、シャフト１４の外側に形成され且つ
管状１９の軸方向のストッパとして機能する肩部２８に
接触している。
【００１５】また、円筒状箱体２３は、フロント壁２４
とリア壁２７の間に且つこれら壁２４，２７と平行に円
筒状外壁２６から固定ギヤ１７方向に沿って配置された
内部仕切り壁２９を備えており、この内部仕切り壁２９
は、回転軸Ａ１に対して同軸上に内部仕切り壁２９に形
成された穴３０を介して取り付けられている。また、内
部仕切り壁２９には、回転軸Ａ２に対して同軸上の穴３
１が形成されている。
【００１６】クランク１０は、方向適合装置９の一部を
構成する作動装置３２によって、回転軸Ａ１の回りに環
状に連続的に回転（第１の連続環状動作）するようにな
っている。また、クランク１０は、管状シャフト２０の
端部２２に取り付けられたプーリ３３と、このプーリ３
３の回りにループ状に掛け渡されたベルト３４と、駆動
プーリ（図示しない）とを備えている。
【００１７】クランク１１は、回転軸Ａ２と軸Ａ３との
間に延出している略円筒状の箱体３５によって規定され
ており、この箱体３５は、略円筒状の管状シャフト３６
に取り付けられている。そして、管状シャフト３６によ
って、クランク１１を回転させるようになっている。な
お、管状シャフト３６は、回転可能に且つ軸方向に固定
された状態で、回転軸Ａ２に対して同軸上に箱体３５か
ら延出しており、穴２５，３１を介して円筒状箱体２３
内に挿入されている。
【００１８】更に、箱体３５は、円筒状箱体２３のフロ
ント壁２４に対向していると共にフロント壁２４に略接
触し且つ管状シャフト３６の端部フランジを構成するリ
ア壁３７と、このリア壁３７と平行なフロント壁３８と
を備えている。また、リア壁３７に対してフロント壁３
８の側面に対向した位置には、軸Ａ３に対して同軸上に
延出している管状円錐形ボディ３９が設けられており、
この管状円錐形ボディ３９は、その内部に係合された管
状シャフト４０によって、角度可変で軸方向に固定され
ている。そして、管状円錐形ボディ３９の自由端４１の
外側には、処理ヘッド４が取り付けられている。
【００１９】また、クランク１１は、回転軸Ａ２の回り
に環状に連続的に回転（第２の連続環状動作）するよう
になっていると共に、処理ヘッド４の方向調整用の方向
適合装置９の一部を構成する作動装置３２で制御された
各作動装置４２によって回転状態Ｆで回転するようにな
っている。作動装置４２は、互いに歯合し且つ軸の回り
に移動可能な２つのはすば歯車４３，４４を備えてお
り、これらはすば歯車４３，４４は、フロント壁２４と
内部仕切り壁２９との間の円筒状箱体２３内に収容され
ている。更に、作動装置４２は、はすば歯車４４と角度
的に一体化し且つ固定ギヤ１７に歯合しているギヤ４５
を備えている。更に、はすば歯車４３は、管状シャフト
３６に取り付けられている。また、はすば歯車４４とギ
ヤ４５は、シャフト４６の軸４７に対して同軸上であっ
て且つフロント壁２４と内部仕切り壁２９に対して軸方
向にスライド自在に、シャフト４６に回転自在に取り付
けられている。なお、軸４７は、回転軸Ａ１に平行とな
っている。
【００２０】作動装置４２は、クランク１０の円筒状箱
体２３の内側に取り付けられていると共に、ギヤ４５に
よって固定ギヤ１７に連結されているため、回転軸Ａ１
を中心にクランク１０が回転すると、作動装置４２が駆
動して、回転軸Ａ２を中心にクランク１１が回転する。
このとき、回転軸Ａ２の回りのクランク１１の回転状態
Ｆは、回転軸Ａ１の回りのクランク１０の回転状態及び
各ギヤ１７，４５，４４，４３の機械的なギヤ比に依存
している。
【００２１】更に、製品操作装置１の運転中に回転状態
Ｆを変更して、クランク１０に対するクランク１１の角
度位置を変更するために、方向適合装置９には、ギヤ４
３，１７に対してギヤ４４，４５を軸方向に移動するた
めの補正装置４８と、回転軸Ａ１の回りの管状本体１９
の外面に形成された円周状溝４９と、この円周状溝４９
の内周面に回転自在に係合し且つ内部仕切り壁２９に形
成された各穴５２を介して延出しているシャフト４６の
端部５１に回転自在に取り付けられたタペットローラ５
０とが設けられている。
【００２２】補正装置４８には、タペットローラ５０が
軸４７の回りに回転するのを防止するための回転防止ロ
ーラ５３が設けられている。この回転防止ローラ５３
は、シャフト４６の端部５１にタペットローラ５０と同
軸上に取り付けられており、回転軸Ａ１に平行な溝５４
の内面に回転自在に係合している。なお、溝５４は、内
部仕切り壁２９に堅牢に接続され且つ内部仕切り壁２９
からリア壁２７方向に突出したプレート５５に形成され
ている。
【００２３】タペットローラ５０が回転軸Ａ１を中心に
回転するように、円周状溝４９によって伝えられたタペ
ットローラ５０の軸回りの動作は、はすば歯車４３に対
するはすば歯車４４の軸方向の歯合位置を変化させる。
このとき、はすば歯車４３が回転軸Ａ２の回りを連続し
て環状動作すると、クランク１１は、回転軸Ａ２を中心
に回転する。この状態において、はすば歯車４４のシフ
ト量に応じて、回転軸Ａ２に対する回転状態Ｆ及びクラ
ンク１１の角度位置が変化する。この結果、回転軸Ａ２
に対する処理ヘッド４の角度位置が変化する。
【００２４】このとき、処理ヘッド４は、回転軸Ａ１及
びＡ２を中心に回転可能な状態となると共に、作動装置
３２で制御された作動装置５６によって軸Ａ３の回りに
環状に連続的に回転（第３の連続環状動作）できる状態
となる。なお、作動装置５６は、処理ヘッド４の方向を
調整するための方向適合装置９の一部を構成する。
【００２５】更に、管状シャフト４０に加えて、作動装
置５６には、回転軸Ａ２と同軸上に延出しているシャフ
ト５７が設けられている。このシャフト５７は、管状シ
ャフト３６に対して回転自在で且つ角度が固定された状
態で配置されており、箱体３５内の仕切り壁５８を介し
て延出している。また、作動装置５６には、管状シャフ
ト４０とシャフト５７との間に介挿されたギヤトランス
ミッション５９が設けられており、このギヤトランスミ
ッション５９は、フロント壁３８と仕切り壁５８との間
の箱体３５内に収容されている。更に、作動装置５６に
は、回転軸Ａ２を中心にシャフト５７を回転させるよう
に、内部仕切り壁２９とリア壁２７との間に配置された
シャフト５７の端部６１に接続されたポジティブ装置６
０が設けられている。
【００２６】ギヤトランスミッション５９は、上記端部
６１に対向したシャフト５７の端部６４に固定されたギ
ヤ６２と、管状シャフト４０に固定されたギヤ６３と、
ギヤ６２とギヤ６３を連結するように、フロント壁３８
と仕切り壁５８との間に配置されたギヤ（図示しない）
とを備えている。
【００２７】ポジティブ装置６０は、回転軸Ａ１の回り
に延出し且つフランジ６６の前頭部に形成された環状溝
６５を備えている。この環状溝６５は、環状本体１９と
一体的に形成されており、円筒状箱体２３のリア壁２７
とプレート５５の自由端との間の所定位置に配置されて
いる。また、ポジティブ装置６０は、環状溝６５に回転
自在に係合し且つレバー６８によって角度調節された状
態でシャフト５７に接続しているローラ６７を備えてい
る。なお、レバー６８は、ローラ６７が回転自在となる
ように、その自由端がローラ６７に取り付けられてお
り、その基端がシャフト５７の端部６１に固定されてい
る。
【００２８】また、ポジティブ装置６０は、補正装置４
８と協動するようになっており、回転軸Ａ１を中心にク
ランク１０を回転させるように、軸Ａ３の回りに処理ヘ
ッド４を回転させ且つ処理ヘッド４の角度方向を調整し
ている。更に、円周状溝４９及び環状溝６５は、所定輪
郭を成して回転軸Ａ１の回りに、供給通路Ｐ１の各重複
部分Ｔに沿って延出しているため、処理ヘッド４は、処
理装置６の処理ヘッド７に対して最適な位置に個々の製
品２を位置付けるように、その方向が調整されることに
なる。
【００２９】また、処理ヘッド４は、個々の製品２を解
放可能に把持するように、把持具８を制御するための制
御装置６９を備えている。更に、図１及び図２にしめす
ように、把持具８は、処理ヘッド４の制御状態に対応し
て、互いに接離可能に構成された２つの把持端子７０
と、２つの把持端子７０の間に配置され且つ製品２の解
放を補助するための既知のピストン端子７１とを備えて
いる。
【００３０】制御装置６９は、管状シャフト４０に対し
て軸方向にスライドし且つその角度が固定された状態で
管状シャフト４０に取り付けられたシャフト７２と、管
状シャフト３６とシャフト５７との間に取り付けられた
スリーブ７３と、シャフト７２を２つの把持端子７０に
接続させるために、処理ヘッド４内に収容されたギヤト
ランスミッション７４とを備えている。なお、スリーブ
７３は、軸方向にスライドし且つその角度が固定されて
おり、シャフト７２の一端と軸方向で接続されている。
【００３１】また、制御装置６９は、回転軸Ａ１の回り
であって且つ円周状溝４９とフランジ６６との間の管状
本体１９の外面に形成された円周状溝７５と、プレート
５５に形成された開口７７を介して移動自在に取り付け
られた揺動アーム式レバー７６とを備えており、このレ
バー７６は、回転軸Ａ１を交差した軸を中心に回転する
ように、開口７７に取り付けられたピン７８によって軸
支されている。また、制御装置６９には、ピン７８から
対向して放射状に延出した２つのアーム７９，８０が設
けられている。アーム７９の自由端は、円周状溝７５に
回転自在に係合されたタペットローラ８１に回転自在に
取り付けられており、一方、アーム８０の自由端は、ス
リーブ８４の回りに形成された円周状溝８３に係合した
ローラ８２に取り付けられている。なお、スリーブ８４
は、シャフト５７に対して回転自在であって且つ軸方向
にスライドするように、シャフト５７とレバー６８の間
に取り付けられており、スリーブ７３に対して軸方向に
接続されている。
【００３２】また、ギヤトランスミッション７４は、管
状シャフト４０の外側に延出しており且つスリーブ７３
が係合した部分に対向した管状シャフト４０の対向端に
形成されたはすば歯車８５と、各シャフト８７に夫々取
り付けられたはすば歯車８６とを備えている。各シャフ
ト８７は、処理ヘッド４内の各支持部８８に対して回転
自在であって且つ軸方向に固定された状態で取り付けら
れており、各把持端子７０の一端に接続されている。
【００３３】２つのはすば歯車８６は、その１つだけは
はすば歯車８５に角度調整された状態で接続されている
が、処理ヘッド４内の２つのはすば歯車８６の間に配置
された既知の一対のはすば歯車（図示しない）によっ
て、互いに角度調整された状態で接続されている。そし
て、ピン７８を中心に揺動する揺動アーム式レバー７６
によって管状シャフト４０及びスリーブ７３を軸方向に
移動させたとき、２つのはすば歯車８６が回転すること
によって、各把持端子７０の自由端は、互いに対向する
方向に接離移動する。
【００３４】製品操作装置１の動作については、上述し
た内容から理解され得る。即ち、回転軸Ａ１の回りのク
ランク１０と回転軸Ａ２の回りのクランク１１と軸Ａ３
の回りの処理ヘッド４の３つの回転動作を組み合わせる
ことが可能である。更に、補正装置４８によって回転軸
Ａ２の回りのクランク１１の回転状態Ｆを調整すること
が可能であり、処理ヘッド４及び各製品２の方向を調整
するために設けられた環状溝６５の輪郭を適合すること
によって、軸Ａ３の回りの処理ヘッド４の回転を調整す
ることが可能である。この結果、処理ヘッド４の方向を
処理ヘッド７の作業通路Ｐ２及び少なくとも操作ステー
ション５における処理ヘッド７の方向に適合させること
ができる。
【００３５】その一例として、図１には、弧を描くよう
な供給通路Ｐ１を示した。そして、その重複部分Ｔは、
隣接した重複部分Ｔに接続され且つその中心が各処理ヘ
ッド７の回転軸Ａに位置付けられた円弧によって規定さ
れることが好ましいが、必ずしもその必要は無い。
【００３６】製品操作装置１に適用可能な変更として
は、例えば、重複部分Ｔは、直線であっても良い。
【００３７】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で操作性能
に富む低価格な製品操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る製品操作装置の主
要な構成を概略的に示す図。
【図２】図１に示す装置の部分断面図。
【符号の説明】
１ 製品操作装置 ２ 製品 ３ 搬送装置 ４ 処理ヘッド ５ 操作ステーション ７ 処理ヘッド Ａ１ 回転軸 Ｐ１ 供給通路 Ｐ２ 作業通路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数の製品（２）を操作するための製品
    操作装置（１）であって、第１の回転軸（Ａ１）の回り
    に複数の操作ステーション（５）を介して延出した所定
    の供給通路（Ｐ１）に沿って各製品（２）を搬送するよ
    うに、少なくとも第１の処理ヘッド（４）を有する搬送
    装置（３）と、夫々の操作ステーション（５）に設けら
    れた処理装置（６）と、各作業通路（Ｐ２）に沿って移
    動可能な第２の処理ヘッド（７）とを備えた製品操作装
    置（１）において、 この製品操作装置（１）には、少なくとも夫々の操作ス
    テーション（５）において、供給通路（Ｐ１）と各作業
    通路（Ｐ２）との間の関係に基づいて、第１の処理ヘッ
    ド（４）の方向を変化させるための方向適合手段（９）
    が設けられており、各作業通路（Ｐ２）は、夫々、第１
    の回転軸（Ａ１）と平行に固定された軸（Ａ）の回りに
    延出しており、また、第２の処理ヘッド（７）は、夫々
    の作業通路（Ｐ２）に関係して、その方向が一定状態と
    なるような固定処理ヘッドである製品操作装置。
  2. 【請求項２】 供給通路（Ｐ１）には、少なくとも夫々
    の操作ステーション（５）において延出している所定の
    弧形状を成す一連の弧状部分（Ｔ）が設けられており、
    これら弧状部分（Ｔ）は、少なくとも各操作ステーショ
    ン（５）において作業通路（Ｐ２）に重なっている請求
    項１に記載の製品操作装置。
  3. 【請求項３】 弧状部分（Ｔ）は、夫々、各操作ステー
    ション（５）に対応した軸（Ａ）を中心に展開されてい
    る請求項２に記載の製品操作装置。
  4. 【請求項４】 方向適合手段（９）は、第２の回転軸
    （Ａ２）において互いに枢支された第１及び第２のクラ
    ンク（１０，１１）を備えており、第２のクランク（１
    １）は、第１の処理ヘッド（４）と第１のクランク（１
    ０）との間に介挿された第３の回転軸（Ａ３）を介して
    第１の処理ヘッド（４）に回転自在に接続されており、
    第１のクランク（１０）は、第１の回転軸（Ａ１）にお
    いて枢支されており、また、第１，第２及び第３の回転
    軸（Ａ１，Ａ２，Ａ３）は、互いに平行になっている請
    求項１乃至３のいずれか１に記載の製品操作装置。
  5. 【請求項５】 方向適合手段（９）は、第１のクランク
    （１０）及び第２のクランク（１１）に夫々関係した第
    １及び第２の作動手段（３２，４２）を備えており、第
    １のクランク（１０）に伝達される第１の回転軸（Ａ
    １）の回りの第１の回転運動と、この第１の回転運動と
    同時に生る回転運動であって且つ第２のクランク（１
    １）に伝達される第２の回転軸（Ａ２）の回りの第２の
    回転運動とは、連続した回転運動であり、第２の回転運
    動は、所定の回転状態（Ｆ）を有する請求項４に記載の
    製品操作装置。
  6. 【請求項６】 方向適合手段（９）は、第２の作動手段
    （４２）と関係して回転状態（Ｆ）を調整するための補
    正手段（４８）を備えている請求項５に記載の製品操作
    装置。
  7. 【請求項７】 方向適合手段（９）は、第３の回転軸
    （Ａ３）の回りの第３の回転運動を第１の処理ヘッド
    （４）に伝達することによって、第１の処理ヘッド
    （４）を制御する第３の作動手段（５６）を備えてお
    り、この第３の作動手段（５６）は、第１の作動手段
    （３２）によって制御されている請求項５又は６に記載
    の製品操作装置。
  8. 【請求項８】 第２の作動手段（４２）は、互いに関係
    しつつ軸回り動作可能な２つのはすば歯車（４３，４
    ４）を備えており、補正手段（４８）は、２つのはすば
    歯車（４３，４４）の一方に接続されている請求項７に
    記載の製品操作装置。
  9. 【請求項９】 補正手段（４８）は、第１の回転軸（Ａ
    １）の回りの所定位置に延出した円周状溝（４９）及び
    この円周状溝（４９）に回転自在に係合したタペットロ
    ーラ（５０）によって規定された第１のポジティブ制御
    装置（４８）を備えており、この第１のポジティブ制御
    装置は、２つのはすば歯車（４３，４４）を互いに関係
    した状態で軸回りに動作させるように、これらはすば歯
    車（４３，４４）の一方に接続されている請求項８に記
    載の製品操作装置。
  10. 【請求項１０】 第３の作動手段（５６）は、第１の回
    転軸（Ａ１）の回りの所定位置に延出した各環状溝（６
    ５）及びこれら環状溝（６５）に回転自在に係合した各
    タペットローラ（６７）によって規定された第２のポジ
    ティブ制御装置（６０）を備えている請求項７乃至９の
    いずれか１に記載の製品操作装置。
  11. 【請求項１１】 第１の処理ヘッド（４）は、各製品
    （２）に作用する工具（８）を備えている請求項４乃至
    １０のいずれか１に記載の製品操作装置。
  12. 【請求項１２】 工具（８）は、夫々の製品（２）を解
    放自在に把持するように、互いに関係して動作可能な２
    つの把持端子（７０）を備えた把持具である請求項１１
    に記載の製品操作装置。
  13. 【請求項１３】 工具（８）を制御して、各把持端子
    （７０）を互いに接離動作させるための制御装置（６
    ９）を備えており、制御装置（６９）は、第１のクラン
    ク（１０）によって作動される請求項１２に記載の製品
    操作装置。
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