JPH10120589A - 抗菌剤及び抗菌性食品 - Google Patents

抗菌剤及び抗菌性食品

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JPH10120589A
JPH10120589A JP8297713A JP29771396A JPH10120589A JP H10120589 A JPH10120589 A JP H10120589A JP 8297713 A JP8297713 A JP 8297713A JP 29771396 A JP29771396 A JP 29771396A JP H10120589 A JPH10120589 A JP H10120589A
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antibacterial
pathogenic
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カバノアナタケの抽出物を利用して病原性細菌
を死滅させ又は抑制し、細菌性疾病の発現を抑止する技
術を提供する。 【解決手段】カバノアナタケの抽出物を有効成分とし
て、これをそのまま又は他の物質を加えて服用すること
により、病原性細菌、特に病原性大腸菌O−157、及
びその他の細菌の発育を阻止することができる抗菌剤及
び抗菌性食品が得られる。病原性細菌としては、病原性
大腸菌のほか、肺炎桿菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌及び
ガス壊疽菌などにも本発明の抗菌剤及び抗菌性食品は有
効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、菌類起源の抗菌剤に関す
るもので、具体的にキノコ、特にカバノアナタケの抽出
物を活性成分とする病原性細菌に対する抗菌剤と、この
抗菌活性成分を含有する抗菌性食品に関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景】種々の細菌が人間を取り巻いていて、特
に病原性細菌との闘いは人間の永遠のテーマともいえ
る。通常、病原性細菌に対しては抗生物質が使用され、
それなりの効果を上げてきたが、そのたび重なる使用の
結果、耐性菌が増加して新たな問題を投げかけている。
例えば大腸菌は常在菌であり、一般には病原性がないと
されているが、なかには近ごろ問題になった大腸菌O−
157のように激しい病原性を示す大腸菌もあり、在来
の治療薬では著効がないようなものも出てきた。こうし
た状況の中で、在来の抗生物質に代わる、或いはそれと
協働する新たな抗菌剤や健康食品の出現が望まれてい
る。
【0003】本発明者は、これまでカバノアナタケ〔学
名Fuscopia obliqua(Fr.)Aoshima〕の抽出物が抗ガン作
用を有すること、及び抗エイズ作用を有することを見出
し、特許出願をしている(特願平1−114665「服用
可能な抗ガン剤と食品及び菌糸体製造方法」及び特願平
8−23208「抗HIV剤」)。これらの知見をもとに、
さらに研究を重ねたところカバノアナタケの抽出物には
LPS(Lipopolysaccha-ride)すなわちリポ多糖体が非
常に多く含有されていることが確認された。そこから、
カバノアナタケ抽出物はガンやHIVだけではなく、病
原性細菌、特にO−157などのような腸内細菌にも効
力があるとの見通しを得たので、その線に沿って研究を
重ね、この発明を成立させるに至ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カバノアナ
タケの抽出物を利用して病原性細菌を死滅させ又は抑制
し、細菌性疾病の発現を抑止する技術を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、カバノアナタ
ケの菌糸の抽出物を有効成分としてO−157などの腸
内菌及びその他の病原性細菌を不活性化する抗菌剤と、
同有効成分を含有する健康(抗菌性)食品を作るものであ
る。カバノアナタケは、真菌類の中の担子菌亜門、帽菌
亜綱、ヒダナシタケ目、タバコウロコタケ科、サビアナ
タケ属、カバノアナタケ種 〔学名 Fuscoporia obliqua
(Fr.) Aoshima〕と分類されているもので天然にはシラ
カバ、ダケカンバなどのようなカバノキ類の立木の幹に
生育し、石炭の集塊のような黒色の菌核を形成する。菌
核は径20cmにもなることがあり、元来はシラカバなど
のカバノキ類にとって有害な菌(いわばガン)として知ら
れていた。しかしながら本発明者は、カバノアナタケ
(俗称チャガ)が強い生命力をもつことに着目して研究
を開始し、その菌糸の抽出物が抗ガン作用及びエイズウ
ィルスの増殖抑制作用を有することを見出して前記のよ
うに特許出願をした。本発明は、これらの知見に重ねて
新たな研究を行い、カバノアナタケ抽出物が病原性大腸
菌、特にO−157や、その他肺炎菌、緑膿菌、黄色ブ
ドウ球菌、ガス壊疽菌などの抑制乃至発育阻止作用があ
ることを見出したものである。
【0006】本発明においてカバノアナタケは天然産も
培養物も同等に有効であるが、天然カバノアナタケは採
取が容易ではなく、また収量も少ないので、大量に必要
とする場合は人工培養法により得られるカバノアナタケ
を利用するのが好適である。人工培養は、いくつかの方
法があるが、好適にオガクズ培養及び液体培養によるこ
とができる。そのほか、人工的にカバノキ類の生木にカ
バノアナタケ菌糸を植菌して増殖させた菌糸、又はこの
菌糸を生育させて形成させた菌核も本発明において有効
に利用することができる。人工植菌したものは天然産に
準じる。
【0007】アバノアナタケの人工培養法の1つ、オガ
クズ培養については、すでに先の特許出願(特願平1−
114665号)に記載してあるが、ここに要説すると
以下の通りである。まず、シラカンバ又はダケカンバな
どのカバノキ類の樹木の木片(オガクズ)を用意し、これ
に石灰、米ヌカを入れ、水分を調整してできた混合物を
耐熱性の容器又は袋に詰め、これを加熱滅菌してオガク
ズ培地とする。このオガクズ培地をカバノアナタケ菌糸
の生育温度、好適には20℃以下に冷却したのち、この
培地にカバノアナタケ純粋菌糸を植菌してカバノアナタ
ケ菌糸体を生育させる。長期間、好適には菌核状(黒
色)のものができるまで生育させてから収穫し、必要な
処理により有効成分を抽出し、抗菌剤又は食品として利
用する。
【0008】カバノアナタケの有効成分を抽出するには
種々の方法があるが、例えば、天然カバノアナタケまた
は培養カバノアナタケの菌糸をPBS溶液、ブタノー
ル、エタノール、酢酸エチルまたはアセトンにより処理
し、その各不溶物から活性成分を取り出すことができ
る。或いは、天然カバノアナタケまたは培養カバノアナ
タケの菌糸成分または菌糸抽出物をカーボンまたはチャ
コールで吸着処理し、その各非吸着物から活性成分を取
り出すこともできる。また、天然カバノアナタケまたは
培養カバノアナタケを種々なpHの水で煮沸(例えば6
0分間煮沸)する熱水抽出によっても有効成分を得るこ
とができる。本発明によるこれら抽出活性成分は、水溶
性で耐熱性、耐酸性ある安定な物質であると認められ
る。これら抽出成分は、そのまま、或いは食品類に混合
して経口摂取することができる。
【0009】本発明において、カバノアナタケ抽出物の
抗菌作用は病原性細菌、特に下記の表1に示す種々の細
菌すなわち大腸菌O−157、肺炎桿菌、緑膿菌、黄色
ブドウ球菌、枯草菌、ガス壊疽菌について、最小発育阻
止濃度(MIC)測定法(日本化学療法学会)にしたがっ
て試験を行なうことにより確認された。各菌株を、ガス
壊疽菌以外は、感受性ディスク用培地に所定菌数(表1
の接種菌数)を接種し、またガス壊疽菌は0.1 %チオグ
リコール酸ナトリウム加プレインハートインフュージョ
ン寒天培地に接種して上記測定法により試験した。
【0010】本発明において抗菌活性試験に使用するカ
バノアナタケ抽出物の生成法の一例を述べると次の通り
である。まず、粉砕したカバノアナタケ(天然産又は人
工培養物)の粉末、例えば100gを蒸留水1000ccに入れ、
100 ℃で40分間煮だすことにより熱水抽出する。つい
で、ガーゼ又は濾紙を用いて抽出液を濾過し、さらに遠
心分離を行なう。遠心分離は、例えば3000rpm の遠心分
離機で約10分間行なう。ついで、再び濾過し、凍結乾燥
して、目的とするチャガ抽出物有効成分を得る。こうし
て得られるカバノアナタケ抽出物は、或る分子量以上で
抗菌作用があるものと認められる。例えば、熱水抽出物
そのままで、まだ分画してないものには、おおむね分子
量10万台以上に顕著な抗菌活性が認められるが、分画
した場合、熱水抽出で活性画分は特に分子量3万以上に
強い活性が認められた。広い範囲では分子量10,00
0〜5,000,000まで活性が認められるが、好適
に分子量10,000〜1,500,000、より好適に
10,000〜100,000の範囲に抗菌活性があると
認められる。本抗菌活性試験の結果を表1に示す。
【0011】
【表1】 病原性細菌の菌種 接種菌数 最小発育阻止濃度(ppm) E. coli O-157(EDL 931) 2.7×107 10,000 (大腸菌) K. pneumonise (ATCC 4352) 8.0×106 10,000 (肺炎桿菌) P. aeruginosa (IFO 13276) 2.8×106 5,000 (緑膿菌) S. aureus (IFO 12732) 2.2×107 5,000 (黄色ブドウ球菌) B. subtilis spore (ATCC 6633) 1.4×106 100,000 (枯草菌) C. perfringes H2 2.0×106 2,600 (ガス壊疽菌)
【0012】抗菌活性はカバノアナタケに特有なもの
か、それとも他のキノコにも抗菌作用があるのかを確認
するため、次の試験を行った。候補のキノコは、カバノ
アナタケのほか、マイタケ〔Grifola frondosa(Dicks:F
r)〕、シイタケ〔Lentinus edodes(Berk) Sing.〕であ
る。これら候補キノコの生の材料を各100gずつ取って
容器に入れ、これに蒸留水1000ccを加えて、100℃で40
分間煮出して抽出液を出す。この抽出液を東洋ロ紙 No.
A5を用いて濾過すると、各候補のエキス試験液200cc
が得られた。このエキスを用いて、前記と同様感受性デ
ィスク用培地を用い抗菌テストを行った。結果を表2に
示す。
【0013】
【表2】 試 料 菌 種 接種菌数 最小発育阻止濃度 (1) E.coli O157(EDL 931) 2.7×107 10,000ppm (2) E.coli O157(EDL 931) 1.0×106 阻止できず (3) E.coli O157(EDL 931) 1.0×106 阻止できず 試料(1)=カバノアナタケ熱水抽出物 試料(2)=マイタケ 試料(3)=シイタケ
【0014】カバノアナタケが他のキノコにない抗菌作
用を有する根拠は現在のところ明確には把握されていな
いが、人体を細菌から守る生体活性の1つは免疫増強作
用である。免疫に関与する細胞にはリンパ球とマクロフ
ァージとがあり、マクロファージの活性化にはLPS
(リポ多糖体)が寄与している。本発明者が着目したカ
バノアナタケがこのような有効物質をどの程度含有して
いるかを確認するため試験を行ったので、その結果を表
3に示す。検体は、カバノアナタケのほか、ニンジンエ
キス、ニンジン葉エキスを用いた。検体の調製は、カバ
ノアナタケ、ニンジンエキス、ニンジン葉エキスのそれ
ぞれ500 mgを精秤し、これらに注射用蒸留水を加えて終
濃度100mg/mlとした。これを56℃で3時間水浴中で加
温抽出した後、遠心分離し、遠心上清を取り、これを測
定用検体の原液とした。LPSの定量方法は、LPSを
特異的に測定できるLimulus amoebocytelysate assayの
比色定量法(生化学工業)により行った。
【0015】
【表3】 検 体 名 LPS含有量(μg/g) カバノアナタケエキス 1,610 ニンジンエキス 0.85 ニンジン葉エキス 29.5
【0016】以上のことから、本発明によるカバノアナ
タケの抽出物が、病原性細菌、特に最近非常に問題にな
っているO−157に対し有効な抗菌作用を有すること
が判明した。本発明のカバノアナタケ抽出物は、薬剤と
して粉末又は液体例えば水溶液の形で経口摂取し、有害
な病原性細菌を死滅させ乃至発育を阻止することができ
る。また同抽出物は食品類に混合添加することにより健
康食品として摂取することもできる。例えば、本発明の
カバノアナタケ抽出物は、粉末、溶液又はその他の形で
醤油、味噌、塩などの調味料に添加混合して食用とする
ことができる。またパン、ケーキ、アイスクリーム、チ
ョコレート、冷菓、煎餅、飴、ゼリー、グミ等々の菓子
類に、或いはうどん、冷麦、スパゲティなどの加工食品
類に、製造時にカバノアナタケ粉末又は溶液を添加混合
して健康食品とすることができる。同様に、ソーセー
ジ、ハンバーグ、コロッケ、てんぷら、かまぼこ、調味
肉等々の肉製品に製造時に混合してもよいし、ビール、
ワイン、焼酎などのアルコール類又はアルコール飲料
や、にんにくエキス、トマト、人参、野菜ミックスジュ
ース、りんご、グレープ等々の果実ジュース、炭酸飲料
など、或いはさらに紅茶、ウーロン茶、ヤンロン茶等の
発酵茶やコーヒー、緑茶、ココア飲料などに製造時又は
飲用時に混合して健康飲料とすることもできる。以上、
例示した調味料、菓子類、加工食品類、肉製品、飲料類
にカバノアナタケ抽出物を添加したものを本発明におい
ては「健康食品」又は「抗菌性食品」と総称する。
【0017】カバノアナタケの人工培養法は、前記のよ
うにすでに別出願で完成されているが、そのうち特にオ
ガクズ培養物の熱水抽出物の粉末体には、ほろ苦く、香
ばしいという特性があるため、これをビールやその他飲
料に添加することにより、病原性細菌の発育抑制作用の
ほかに、苦みやコクを付加し、また苦み原料としてのホ
ップの代用とする用途も開発される。また、カバノアナ
タケ特有の黒い色素を活用することで、醤油製造時のカ
ラメルの添加に代えることができ、その他安全かつ健康
保持に適した食用色素としてカバノアナタケ黒色粉末を
用いることもできる。例えば、カバノアナタケの黒色粉
末を利用して健康保持作用をもった黒いマンジュウを作
るとか、アズキあんに色の深みを出すとか、また人体の
健康上に何等有害な作用がないから布の染料として、或
いは白髪染めにも応用することができる。さらに、カバ
ノアナタケの抽出物又はそのエキスをたばこ製造時にた
ばこ葉に混入することにより、喫煙者が無理なく抗菌性
物質を摂取できるようにすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明の通り、本発明によればカバノ
アナタケの抽出物を、直接的に抗菌剤として経口服用す
ることにより、又は同抽出物を添加混合した健康食品又
は抗菌性食品を常時摂取することにより、病原性細菌、
特に近時異常な蔓延を見せている恐ろしい病原性細菌O
−157を死滅させ又は発育阻止する作用が期待され
る。本発明のカバノアナタケ抽出物は、長年の研究によ
り人体に対する無害性が確認されているから、継続服用
しても健康上問題を生じることはなく、従来多用されて
きた抗生物質のような耐性菌の発生のおそれもない。O
−157に限らず、病原性細菌に起因する種々の疾病に
対し、常時、広く本発明の抗菌剤又は抗菌性食品を使用
することにより、健康を保持し、細菌性疾病を予防する
著大な実用効果が得られる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバノアナタケの抽出物から成り、病原
    性細菌の発育を阻止する作用がある抗菌剤。
  2. 【請求項2】 カバノアナタケが天然産である請求項1
    に記載の抗菌剤。
  3. 【請求項3】 カバノアナタケが人工培養物である請求
    項1記載の抗菌剤。
  4. 【請求項4】 カバノアナタケがオガクズ培地で培養さ
    れたものである請求項3に記載の抗菌剤。
  5. 【請求項5】 カバノアナタケの抽出物がオガクズ培地
    で培養されたものを熱水抽出した粉末又は液である請求
    項4に記載の抗菌剤。
  6. 【請求項6】 カバノアナタケ抽出物が分子量10,0
    00〜1,500,000の範囲である請求項5に記載
    の抗菌剤。
  7. 【請求項7】 カバノアナタケ抽出物が分子量10,0
    00〜100,000の範囲である請求項6に記載の抗
    菌剤。
  8. 【請求項8】 病原性細菌が、病原性大腸菌、肺炎桿
    菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌及びガス壊疽菌から成る群
    から選ばれた細菌である請求項1に記載の抗菌剤。
  9. 【請求項9】 カバノアナタケの抽出物がオガクズ培地
    で培養されたものを熱水抽出した分子量10,000〜
    1,500,000の範囲のものであり、病原性細菌
    が、病原性大腸菌、肺炎桿菌、緑膿菌、黄色ブドウ球
    菌、ガス壊疽菌から成る群から選ばれた細菌である請求
    項8に記載の抗菌剤。
  10. 【請求項10】 カバノアナタケの抽出物を食品、飲
    料、調味料等に添加混合して成り、病原性細菌に対する
    発育阻止作用を保持した抗菌性食品。
  11. 【請求項11】 カバノアナタケが天然産又は人工培養
    物であり、その抽出物を粉末又は溶液の形で、醤油、味
    噌、塩などの調味料;パン、ケーキ、アイスクリーム、
    チョコレート、冷菓、せんべい、飴、ゼリー、グミ等々
    の菓子類;うどん、冷麦、スパゲティなど食品類;ソー
    セージ、ハンバーグ、コロッケ、てんぷら、かまぼこ、
    調味肉等々の肉加工品;ビール、ワイン、焼酎などのア
    ルコール類又はアルコール飲料、にんにくエキス、トマ
    ト、人参、野菜ミックスジュース、りんご、グレープ等
    々の果実ジュース、炭酸飲料;紅茶、ウーロン茶、ヤン
    ロン茶等の発酵茶;コーヒー、緑茶、ココア飲料に混合
    して成る抗菌性食品。
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