JPH10120509A - 工業用抗菌剤組成物 - Google Patents

工業用抗菌剤組成物

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JPH10120509A
JPH10120509A JP31395697A JP31395697A JPH10120509A JP H10120509 A JPH10120509 A JP H10120509A JP 31395697 A JP31395697 A JP 31395697A JP 31395697 A JP31395697 A JP 31395697A JP H10120509 A JPH10120509 A JP H10120509A
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Japan
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industrial
isothiazolone
bromo
chloro
compound
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JP31395697A
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English (en)
Inventor
Hideki Sugano
英奇 菅野
Tsutomu Kamagami
努 鎌上
Hideki Yamamoto
英樹 山本
Naomi Horikoshi
直美 堀越
Takayuki Nita
恭至 二田
Mayumi Odagiri
真弓 小田桐
Nobuyasu Takahashi
誠康 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYUNSEI KAGAKU KK
Fuji Sangyo Co Ltd
Original Assignee
JIYUNSEI KAGAKU KK
Fuji Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、紙パルプ工業における抄紙工程水や
工業用水に発生するスライム抑制剤、そして、でんぷん
糊、木材、皮革、金属加工油、塗料、接着剤の防腐剤と
して有用な工業用抗菌剤組成物を提供することを目的と
する。 【解決手段】下記一般式(1)で表されるハロゲノ(ヒ
ドロキシイミノ)酢酸誘導体と他の工業用抗菌剤を有効
成分として含む抗菌剤組成物。 【化1】 (式中、XはClまたはBrを表すハロゲンであり、R
1は、水素、アルキル基(C=1〜18)、非置換また
は置換されたアリ−ル基、非置換または置換されたアリ
−ルアルキル基であり、R2は、アルキルカルボニル、
ハロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、
非置換または置換されたアリ−ルアルキルカルボニル、
1個以上のへテロ原子を含む5乃至6員複素環カルボニ
ル、R3アミノカルボニル(R3=C1〜C4のアルキル
基である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業用抗菌剤、即ち紙
パルプ工業における抄紙工程水や工業用水に発生するス
ライム抑制剤、そして、でんぷん糊、木材、皮革、金属
加工油、塗料、接着剤の防腐剤として有用な工業用抗菌
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用水における微生物の増殖は、これ
を用いる製品の品質低下と製品製造の生産性の低下を生
じさせる。殊に、再循環用水系における微生物の制御
は、工業生産において極めて重要な要因となっている。
すなわち、紙パルプ工場においては、抄紙工程水(白
水)に細菌や真菌の増殖によって作られるスライムが発
生すると、これの装置からの脱落物が、紙質を低下させ
たり高速マシンでの抄紙工程の紙切れという重大事を生
じさせる。同様に、一般の工場の再循環冷却水系におい
ては、同じくスライムや藻が、クーリングタワーを閉息
したり熱交換器に付着してその能力を著しく低下させた
りする。また、紙パルプ工業における表面サイズ剤など
として使われているでんぷん糊液は、高富養のため極め
て腐敗し易くなっている。同様に、金属加工油、塗料、
接着剤、木材、皮革なども同様に腐敗やカビの発生が起
き易くなっている。
【0003】従来、このような微生物の発生や増殖によ
る被害から防護するため、かつては、エチルリン酸水
銀、フェニルリン酸水銀の様な水銀剤、トリブチル錫オ
キシドの様な錫剤が使われていたが、これらは極めて毒
性が強く、また環境汚染を起こすため使用が規制され
た。これらの代替品として、有機塩素剤例えばトリクロ
ロフェノールやペンタクロロフェノール、有機硫黄ハロ
ゲン剤例えぱ4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−
3−オンやヘキサブロモジメチルスルホン、有機窒素ハ
ロゲン剤例えぱ2,2−ジブロモ−2−シアノアセトア
ミド、有機窒素硫黄剤例えぱ5−クロロ−2−メチル−
3−イソチアゾロンや2−メチル−3−イソチアゾロ
ン、ベンゾイソチアゾロン、第四級アンモニウム塩剤例
えぱベンジルトリメチルアンモニウムクロリドが使われ
ていた。上記の化合物では、効果不足の面や使用環境に
おいて臭気を発したり、一部の薬剤はしばしば甚大なや
けどを負わしたりすること、そして第四級アンモニウム
塩では紙パルプ用に用いたとき発泡する問題を持ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は上
記の欠点を解決すべく種々検討した結果、ある種のイミ
ノ酢酸エステルが、強い抗菌力を持つと共に、水中での
使用後の分解産物が単純で生分解され易い形になるとい
う、理想的な工業用抗菌剤であることを発見し、該新規
な工業用抗菌剤と他の工業用抗菌剤とを組み合わせる
て、抗菌性が優れた工業用抗菌剤組成物を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記一
般式(1)で表されるハロゲノ(ヒドロキシイミノ)酢
酸誘導体と他の工業用抗菌剤を有効成分として含むこと
を特徴とする工業用抗菌剤組成物である。
【0006】
【化2】
【0007】(式中、XはClまたはBrを表すハロゲ
ンであり、R1は、水素、アルキル基(C=1〜1
8)、非置換または置換されたアリール基、非置換また
は置換されたアリールアルキル基であり、R2は、アル
キルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、シクロアル
キルカルボニル、非置換又は置換されたアリールアルキ
ルカルボニル、一個以上のヘテロ原子を含む5乃至6員
複素環カルボニル、R3アミノカルボニル(R3=C1〜
C4のアルキル基)である。)
【0008】前記式1の化合物のR2をHとしたハロゲ
ノ(ヒドロキシイミノ)酢酸エステル類は、除草剤や殺
虫剤や中間原料として公知である。(特開昭60−34
538、USP3,584,032、USP3,68
6,280)。また、R2=アシル基であるハロゲノ
(アシルオキシイミノ)酢酸エステル類は、植物の病害
の制御剤として使われるのが公知である(EPP397
345)。
【0009】しかしながら、これらの化合物は、工業用
抗菌剤としてこれまで使われることはなかった。本発明
者はR2が式(1)で定義される化合物を、他の工業用
抗菌剤と組み合わせて用いると、単独の場合に比べて極
めて強カな殺菌作用を示し、例えばスライムの発生を抑
制することができる。更に、該化合物は次の反応によっ
て単純に加水分解してアシルオキシグリコール酸エステ
ルを生じ、この化合物は、更に次式で表される工程で分
解するものと推定され、なんら環境を汚染しない。
【0010】
【化3】
【0011】本発明の工業用殺菌組成物に使用される式
(1)の化合物は、種々の公知の方法により合成され
る。例えば、先ず、R2が水素の化合物であるハロゲノ
(ヒドロキシイミノ)酢酸エステルを、グリオキシル酸
から合成する方法(USP3,584,032)、ケテ
ンより合成する方法(USP3,686,280)、ア
セト酢酸エステルより合成する方法(US3,557,
190とUS3,560,555)、クロラールより合
成する方法(特公昭60−34538)、グリシンある
いはグリシンエステルハロゲン化水素酸塩と亜硝酸ナト
リウムとハロゲン化水素酸から合成する方法(G.S.
Skinner,J.Am.Chem.Soc.,4
6,731(1924)、A.P.Kozikowsk
i andM.Adamczyk,J.0rg.Che
m.,48(3),366−372(1983))とい
った種々の公知の方法により製造し、得られたハロゲノ
(ヒドロキシイミノ)酢酸エステルにアシルクロリドや
アシル無水物を反応させるか、或は、アシル酸と脱水縮
合剤から合成するか、若しくはアルキルイソシアネート
と反応させる等の方法によって合成することが出来る
(例えば、EP397345)。
【0012】本発明の工業用抗菌剤組成物を得るための
式(1)で表される化合物としては、例えば表1の3−
5、7及び8の化合物を挙げることが出来るが、本発明
はこれらの化合物に限定されるものではない。またこれ
らの化合物のオキシム基にはアンチ型、シン型が存在し
得るが、その各々、或いはそれらの混合物のいずれも本
発明の工業用殺菌剤組成物を得るための成分として使用
することが出来る。
【0013】
【表1】
【0014】本発明の工業用殺菌剤組成物は、用途によ
り、或いは使用目的によって粉末のまま粉剤として、或
いは溶解若しくは懸濁状態で、又は、微粒子にして水に
懸濁させて使用することもできる。水に懸濁さぜるに際
しては、界面活性剤を用いて水和剤として用いてもよ
い。本発明の工業用抗菌剤組成物を構成する他の工業用
抗菌剤としては、例えば、イソチアゾロン類として、5
−クロロ−2−メチル−3−イソチアゾロン、2−メチ
ル−3−イソシアゾロン、1,2−ベンゾイソチアゾー
ル、4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソチアゾ
ロンが挙げられ、この時5−クロロ−2−メチル−3−
イソチアゾロンと2−メチル−3−イソチアゾロンは、
市販のマグネシウム錯体(ケーソンWT:ロ−ムアンド
ハース社)のような金属塩錯体あるいは遊離の形態(ゾ
ネンーF市川合成化学(株))でも使用される。オキシ
ム類として、ジクロログリオキシム、ジクロログリオキ
シムジアセテート、α−クロロベンズアルドキシム、α
−クロロベンズアルドキシムアセテート、2−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2−オキソアセトヒドロキシモイ
ルクロリド等が挙げられる。ブロモニトロアルコール類
として、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
オ一ル、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
オールジアセテート、2,2−ジブロモ−2−ニトロエ
タノール等が挙げられる。シアノアセトアミド類とし
て、2,2−ジブロモ−2−シアノアセトアミド、2,
2−ジクロロ−2−シアノアセトアミド等が挙げられ
る。硫黄系複素環類として、3,3,4,4−テトラク
ロロテトラヒドロチオフェンー1,1−ジオキシド、
4,5一ジクロロ−3H−1,3−ジチオール−3−オ
ン等が挙げられる。ムコハロゲン酸類として、ムコブロ
ム酸、ムコクロル酸が挙げられる。チオシアン酸類とし
て、メチレンビスチオシアネート等が挙げられる。その
他として、ヘキサブロモジメチルスルホン、1,4−ビ
ス(ブロモアセトキシ)−2−ブテン、2−ブロモ(ブ
ロモメチル)グルタロニトリル等が挙げられる。そして
これらとの組み合わせにおいて、相乗効果が発見され
た。その発現は1:9〜9:1であリ、より好ましくは
1:4〜4:1である。組み合わせに際しては、1種類
ばかりでなく2種類以上を組み合わせても良い。工業用
殺菌剤及び殺菌剤組成を使用するに当り、溶剤を使用す
るに際しては、好ましくは有機溶剤が用いられる.有機
溶剤の種類としては、アルコール類、多価アルコール
類、エ一テル類、ケトン類、カルボン酸類、エステル
類、アミド類、ニトリル類、スルホキシド類などであ
る。例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、
2−プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコールのグリコ
ール類、そしてそのグリコール類のメチル、エチル等の
モノ或いはジエーテル類即ちエチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、メトキシポリエチ
レングリコール、グリセリン、酢酸、酢酸エチル、酢酸
ブチル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート、N,N’−ジメチルホルムアミド、N,N’−ジ
メチルアセトアミド、アセトニトリル、ジメチルスルホ
キシド等が挙げられる。また、これらの有機溶剤と水と
の混合溶剤も用いられる。
【0015】本発明にかかる抗菌剤組成物は、紙パルプ
工業における抄紙工程水や工業用水に発生するスライム
抑制剤、或はでんぷん糊、木材、皮革、金属加工油、塗
料、接着剤の防腐剤等として使用することが出来、その
際の使用濃度は0.8〜100ppmm、好ましくは
3.1〜50ppmである。
【0016】
【実施例及び比較例】次に本発明にかかる工業用殺菌剤
組成物を得るため先ず前記式(1)の化合物及び該化合
物の合成に関連する化合物の合成例を示す。 合成例1 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸(1)の合成 原料の2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸(6)エ
チルの合成 A.P.Kozikowski and M.Adam
czyk,J.Org.Chem.,48(3),36
6−372(1983)の方法に従って合成した。グリ
シンエチルエステル塩酸塩1重量部に、35%塩酸3当
量と水2重量部の混合液を撹拌しながら0℃に冷却し
た。次にここへ45%亜硝酸ナトリウム水溶液3当量を
ゆっくり滴下した。滴下後徐々に室温に戻し、反応溶液
をクロロホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶剤を留去した。得られた結晶をジイソプロピルエ
ーテル−ヘキサンで再結晶した。融点78−80℃、1
HNMR(CDCl3):δ1.39(t,CH3),
5.76(q,−CH2−),10.3(br,NO
H),IR(KBr、cm-1)3320,1754,1
728,1622,1028 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸の合成 上記で合成した2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸
エチル31.0gをジエチルエーテル93.0gに溶か
し、35%塩酸155.0gを加えて14時間加熱還流
した。ジエチルエーテルで抽出した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濃縮して白色結晶を得た。これをジイシ
プロピルエーテル−ヘキサンで再結晶すると表題の化合
物が12.1g得られた。融点114℃(dec)、;
IR(nujol):3400,1760−166
0、:1HNMR(DMSO−d6):δ7.4−9.
1(br,NOH)、11.4−14.1(br,CO
OH)
【0017】合成例2 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸メチル(2)の
合成 合成例1の文献に従って、グリシンメチルエステルを原
料に合成した。融点52−55℃、1HNMR(CDC
3):δ3.94(s,COOMe),9.7(b
r,NOH) 合成例3 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチル(6)の
合成 合成例1の文献に従って、グリシンエチルエステルを原
料に合成した。融点78−80℃、1HNMR(CDC
3):δ1.39(t,COOEt),5.76
(q,COOEt),10.3(br,NOH)
【0018】合成例4 2−クロロ−2−(アセトキシイミノ)酢酸エチル
(7)の合成 合成例3で合成した2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ
酢酸エチル(6)10gをクロロホルム30mlに溶か
し、無水酢酸7.4gを加え室温で2時間攪拌した。反
応液に氷を加え、撹拝した。水層除去後、乾燥、濃縮の
後、滅圧蒸留した。無色の油状物を9.0g得た。沸点
80℃/0.2mmHg、IR(neat):180
8、1750、;1HNMR(CDCl3):δ1.2
−1.5(t,COOEt)、2.32(s,COCH
3)、4.2−4.6(q,COOEt)
【0019】合成例5 2−クロロ−2−(イソニコチノイルオキシイミノ)酢
酸エチル塩酸塩(8)の合成 合成例3で合成した2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ
酢酸エチル(6)3.04gをトルエン10mlに溶か
し、これをイソニコチノイルクロリド塩酸塩3.56g
のN,N−ジメチルホルムアミド懸濁溶液に、冷却下加
え、30分攪拌後、析出結晶をろ取した。白色結晶をト
ルエン次いでヘキサンで洗浄後、乾燥し5.8gを得
た。融点266℃(dec)、IR(KBr、c
-1):1788、1738、;1HNMR(CDCl
3):δ1.1−1.6(t,COOEt)、4.1−
4.5(q,COOEt)、8.2−8.4(m,Ar
−H)、8.9−9.2(m,Ar−H)
【0020】合成例6 2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチル(10)
の合成 合成例1の文献に従って、グリシンエチルエステルを原
料に合成した。ヘキサン再結して、融点89−91℃ 合成例7 2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸(9)の合成 合成例1の文献に従って、合成した。原料の2−ブロモ
−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチルの合成グリシンエス
テル臭化水素酸塩21.0gを臭化水素酸42.0gと
水21.0gに溶かし0℃に冷却撹拌した。これに亜硝
酸ナトリウム16.6gの水溶液を滴下した。反応終了
後、クロロホルムにて抽出し、有機層を水洗、食塩水洗
の順に行い無水硫酸マグネシウムで乾燥した。これを濃
縮乾固し得られた粗結晶をノルマルヘキサンにて再結晶
して5.4gの白色針状結晶を得た。融点89−91
℃、IR(KBr、cm-1)3308,1752,17
18,1616,1454,1302,l052、1H
NMR(CDCl3)δl.04(t,−CH3),4.
40(q,−CH2−),10.0〜11.0(br,
NOH) 2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸の合成 上記合成した2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸エ
チル2.0gを臭化水素酸60gに溶かし加熱撹拌し
た。反応終了後、これをジエチルエーテルにて抽出し、
有機層無水硫酸マグネシウムで乾燥した。これを濃縮乾
固して0.3gの白色結晶を得た。融点120℃(de
c)、IR(KBr、cm-1)3520,3450,1
700,1254,720,1HNMR(DMSO−d
6+CDCl3)9.8(br,NOH)
【0021】合成例8 2−クロロ−2−(アセトキシイミノ)酢酸メチル
(3)の合成 合成例2で合成した化合物(2)5.5gと無水酢酸5
mlとベンゼン20mlと触媒量のピリジンの溶液を6
0〜70℃で3時間攪拌した。冷却後、3N塩酸と水で
洗浄後、乾燥、濃縮して、黒色オイルを得た。これをク
ロロホルムに溶解後ヘキサン分散することで結晶化させ
た。再度クロロホルム−ヘキサンで精製することで白色
結晶を3.2g得た。融点68〜71℃、IR(KB
r、cm-1):1810、1744、;1HNMR(C
DCl3):δ2.30(s,COCH3)、3.96
(s,COOCH3
【0022】合成例9 2−クロロ−2−(ベンゾイルオキシイミノ)酢酸メチ
ル(5)の合成 合成例2で合成した化合物(2)5.5gをベンゼン2
0mlに溶かし、水冷下、ベンゾイルクロリド6.75
gとトリエチルアミン4.86gを順次滴下させた。反
応後、反応液を半量まで濃縮し、冷却後析出結晶をろ取
した。ケーキをクロロホルムで抽出し、3N塩酸、次い
で水で洗浄後、乾燥、濃縮した。これをメタノールで再
結し、白色結晶を7.0g得た。融点125−127
℃、IR(KBr、cm-1):1772、1738、1
582;1HNMR(CDCl3):δ4.01(s,
COOCH3)、7.2−7.9(m,Ar−H)、
8.0−8.3(m,Ar−H) 合成例l0 2−クロロ−2−(N−メチルカルバモイルオキシイミ
ノ)酢酸メチル(4)の合成 化合物(2)5.5gとベンゼン20mlの溶液に、イ
ソシアン酸メチルll.4gとトリエチルアミン5.6
mlを加え、一夜室温下攪拌し、更に、40℃で4時間
攪拌した。冷却後、析出結晶をろ別し、結晶をクロロホ
ルムに溶解した。3N塩酸と水で洗浄後、乾燥濃縮して
粗結晶を得た.これをクロロホルム−ヘキサンで精製し
て、淡黄色結晶3.1gを得た。融点107−ll0
℃、IR(KBr、cm-1)3428,1796,17
48;lHNMR(CDCl3):δ2.90/2.9
9(d,CONHMe),3.94(s,COOM
e),5.8−6.4(br,CONH)
【0023】合成例11 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸ベンジル(1
1)の合成 40%グリオキシル酸300gを5℃以下に冷却し、5
0%ヒドロキシルアミン水溶液107gを滴下し、のち
室温で攪拌した。冷却後、析出結晶をろ別後、ろ液か
ら、酢酸エチル200mlで4回抽出し、乾燥後、濃縮
した。これをイソプロピルエ−テル−クロロホルムより
再結し、2−ヒドロキシイミノ酢酸を得た。得られた2
−ヒドロキシイミノ酢酸15gとベンジルアルコール5
0gとベンゼン200mlを混ぜ、濃硫酸触媒に、水分
を除去しながら加熱還流して、エステル化した。反応溶
液を水洗乾燥濃縮して、29.4gの油状の2−ヒドロ
キシイミノ酢酸ベンジルを得た。2−ヒドロキシイミノ
酢酸ベンジル13gをエタノール70mlに溶かし、冷
却し、塩素ガスを吹き込んだ。反応液を濃縮乾固し、ジ
イソプロピルエ−テルとヘキサンより結晶化させ、白色
結晶4.55gを得た。融点96−98℃。
【0024】合成例12 2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸ベンジル(1
2)の合成 合成例9の中間体2−ヒドロキシイミノ酢酸ベンジル2
0gを四塩化炭素に溶解させ、N−ブロモスクシンイミ
ド20gを加え、25℃で2時間撹拌した。生成したス
クシンイミドをろ別し、ろ液を濃縮乾固し、クロロホル
ムとヘキサンより結晶化させて、白色結晶3.4gを得
た。融点99−l02℃。 合成例13 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸フェニル(1
3)の合成 Boc−グリシン24.9gをジクロロメタン200m
lに溶解し、DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド)32.4gとフェノール18.8gを加え、撹拌環
流した。析出結晶をろ別後、水洗乾燥濃縮し、ヘキサン
再結して、Boc−グリシンフェニルエステルを17g
得た。Boc−グリシンフェニルエステル16.9gを
酢酸エチル50mlに懸濁させ、3M−塩化水素酢酸エ
チル溶液46mlを、撹拌下滴下した。これをろ過乾燥
し、グリシンフェニルエステル塩酸塩を8.6g得た。
グリシンフェニルエステル塩酸塩ll.3gと水160
mlと濃塩酸4.9mlの溶液を0℃に冷却し、亜硝醸
ナトリウム3.9gを水に溶かし5mlにした溶液を加
えl時間攪拌した。再び、濃塩酸4.9mlと亜硝酸ナ
トリウム3.9gを水に溶かし5mlにした溶液を加え
再びl時間攪拌した。これを酢酸エチル200mlで抽
出し、水洗、乾燥、濃縮し、残渣をクロロホルムより再
結した。融点160−2℃。
【0025】合成例14 2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸フェニル(1
4)の合成 Boc−グリシンフェニルエステル21.lg酢酸エチ
ル50mlに懸濁させ、30%臭化水素酢酸溶液(東京
化成工業(株))を45.2gを室温下滴下した。その
後、結晶をろ取し、乾燥して、グリシンフェニルエステ
ル臭化水素酸塩を17.7g得た。グリシンフェニルエ
ステル臭化水素酸塩17.6gを水200mlに溶か
し、48%臭化水素酸8.75gを加え、0℃以下に冷
却下、亜硝酸ナトリウム5.2gを水に溶かし10ml
にした水溶液を加え、1時間撹拌した。再び、48%臭
化水素酸8.75gと亜硝酸ナトリウム5.2gの水溶
液を加え、0℃以下でl時間撹拌した。析出結晶をろ取
し、これを酢酸エチルに溶かし、乾燥、濃縮後、残渣を
クロロホルム−ヘキサンより精製し、7.8gの白色結
晶を得た。融点162−3℃。
【0026】合成例15 2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸オクチル(1
5)の合成 40%グリオキシル酸300gを5℃以下に冷却し、5
0%ヒドロキシルアミン水溶液107gを滴下し、のち
室温で撹拌した。冷却後、析出結晶をろ別後、ろ液か
ら、酢酸エチル200mlで4回抽出し、乾燥後、濃縮
した。これをイソプロピルエーテル−クロロホルムより
再結し、2−ヒドロキシイミノ酢酸を得た。2−ヒドロ
キシイミノ酢酸20.4gと1−オクタノール28.4
gをベンゼンに溶かし、濃硫酸0.5mlを加えて、水
分を除きながら還流した。反応後、溶剤を濃縮し、残渣
をクロロホルムに溶解し、5%食塩水で洗浄後、乾燥
し、溶剤を留去し、2−ヒドロキシイミノ酢酸オクチル
を43g得た。2−ヒドロキシイミノ酢酸オクチル15
gをエタノール100mlに溶解し、−20℃に冷却し
て塩素を吹き込んだ。反応終了後、溶剤を留去、乾固
し、ヘキサンで再結した。2−クロロ−2−ヒドロキシ
イミノ酢酸オクチルの白色結晶3.6gを得た。融点3
5−37℃。
【0027】合成例16 2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢酸オクチル(1
6)の合成 合成例13の中間体、2−ヒドロキシイミノ酢酸オクチ
ルl0gを四塩化炭素10mlに溶かし、N−ブロモス
クシンイミド8.8gを2回に分けて添加した。反応
後、析出結晶をろ別後、ろ液を濃縮し、ヘキサン200
mlで再結した。2−ブロモ−2−ヒドロキシイミノ酢
酸オクチルの白色結晶5.4g得た.融点47−49
℃。
【0028】次に得られた本発明の工業用殺菌剤組成物
を使用した殺菌試験、抑制試験及びカビの抑制試験の効
果を測定した実施例及び該工業用殺菌剤組成物を構成す
る化合物及びこれらと関連する化合物の単独の場合の前
記各効果の測定結果等を示す。 例1 各化合物単独の場合の細菌類の殺菌試験 供試験菌は、グラム陰性の代表の菌株として、Esch
erichia coli JMC1649(E.co
liと略)を、生理食塩水に菌数が約106個/mlと
なるように懸濁させる。これに化合物番号(1)から
(16)と化合物記号(A)から(F)を各濃度となる
ように添加し、30℃にて1時間振盪培養を行う。培養
後の生存した菌数を常法に従って測定し、対照の菌数の
99.9%以上死滅した濃度を最小殺菌濃度(MBC)
とする。結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】例2、各化合物単独の場合の細菌類の抑制
試験 供試験菌は、グラム陰性の代表の菌株として、Esch
erichia coli JMC1649(E.co
liと略)を、変性ワックスマン培地に菌数が約106
個/mlとなるように懸濁させる。これに化合物番号
(1)から(16)と化合物記号(A)から(F)を各
濃度となるように添加し、30℃にて24時間振盪培養
を行い、菌の生育を認められない濃度を最小発育阻止濃
度(MIC)とした。結果を表3に示す.
【0031】
【表3】
【0032】例3、各化合物単独の場合のカビの抑制試
験 供試験株として、Aspergillus niger
var. intermedius JCMl863
(Asp.nigerと略)を使用した。ポテトデキス
トロース培地(Difco)に胞子が、約l03個/m
lになるように懸濁させ、化合物番号(1)から(1
6)と化合物記号(A)から(F)を各濃度になるよう
に添加した。25℃で5日間振盪培養を行い、菌糸の生
育が認められない濃度を最小発育阻止濃度(MIC)と
した。結果を表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】例4、各化合物単独の場合の抄紙工程の白
水の抑制試験 某製紙工場のコート原紙抄紙機よりサンプリングした白
水5重量部に対し、変性ワツクスマン培地4重量部を混
合し、9mlをL字培養管に分注し、化合物番号(l)
から(13)と化合物記号(A)から(F)を各濃度と
なるように添加し、30℃にて24時間振盪培養を行
い、菌の生育を認められない濃度を最小発育阻止濃度
(MlC)とした。結果を表5に示す。
【0035】
【表5】
【0036】次に本発明にかかる抗菌剤組成物の試験例
を示す。 試験例l〜21 A上質紙、B社中質紙、C社新聞紙の白水を用いて殺菌
試験を行った。各白水に薬剤(配合例1〜21)を20
pmになるように添加し、60分30℃で振盪培養後の
生菌数を測定した。表6はそれぞれの抗菌剤組成物の配
合割合を示し、表7はその殺菌結果を示す。
【0037】
【表6】
【0038】EG:エチレングリコール、MDG:ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、DEG:ジエチ
レングリコール、M−PEG:メトキシボリエチレング
リコールを表す.
【0039】
【表7】
【0040】以上の結果により本発明は従来使用されて
きた各種薬剤と配合すれぱ相乗効果によりより殺菌力を
得ることができる。
【0041】
【発明の効果】例l〜4の結果より、本発明の工業用抗
菌剤組成物を製造するのに使用される化合物3ー5、7
及び8は、現在使われている薬剤化合物A〜Fと比較し
て、MBCで測定される殺菌力とMICで測定される抑
制力共に備えていること、表6、7より、これらの化合
物を他の工業用抗菌剤と組み合わせることにより、その
効果は相乗的に向上することが理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌上 努 埼玉県越谷市大間野町1丁目6番地 純正 化學株式会社埼玉研究所内 (72)発明者 山本 英樹 埼玉県越谷市大間野町1丁目6番地 純正 化學株式会社埼玉研究所内 (72)発明者 堀越 直美 埼玉県越谷市大間野町1丁目6番地 純正 化學株式会社埼玉研究所内 (72)発明者 二田 恭至 埼玉県越谷市大間野町1丁目6番地 純正 化學株式会社埼玉研究所内 (72)発明者 小田桐 真弓 埼玉県越谷市大間野町1丁目6番地 純正 化學株式会社埼玉研究所内 (72)発明者 高橋 誠康 東京都中央区銀座1−18−6共同ビル(銀 座)フジ産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるハロゲノ
    (ヒドロキシイミノ)酢酸誘導体と他の工業用抗菌成分
    とを有効成分として含有する工業用抗菌剤組成物。 【化1】 (式中、XはClまたはBrを表すハロゲンであり、R
    1は、水素、アルキル基(C=1〜18)、非置換また
    は置換されたアリール基、非置換または置換されたアリ
    ールアルキル基であり、R2は、アルキルカルボニル、
    ハロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、
    非置換又は置換されたアリールアルキルカルボニル、一
    個以上のヘテロ原子を含む5乃至6員複素環カルボニ
    ル、R3アミノカルボニル(R3=C1〜C4のアルキル
    基)である。)
  2. 【請求項2】 他の工業用抗菌成分が、5−クロロ−2
    −メチル−3−イソチアゾロン、2−メチル−3−イソ
    チアゾロン、1,2−ベンゾイソチアゾール、4,5−
    ジクロロ−2−オクチル−3−イソチアゾロン、メチレ
    ンビスチオシアネート、ジクロログリオキシム、α−ク
    ロロベンズアルドキシム、α−クロロベンズアルドキシ
    ムアセテート、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−
    オキソアセトヒドロキシモイルクロリド、2,2−ジブ
    ロモ−2−シアノアセトアミド、3,3,4,4−テト
    ラクロロテトラヒドロチオフエン−1,1−ジオキシ
    ド、4,5−ジクロロ−3H−1,2−ジチオール−3
    −オン、ヘキサブロモジメチルスルホン、ムコブロム
    酸、ムコクロル酸、1,4−ビス(ブロモアセトキシ)
    −2−ブテン、2−ブロモ(ブロモメチル)グルタロニ
    トリル、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
    オール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
    オールジアセテート、2,2−ジブロモ−2−ニトロエ
    タノールからなる群から選ぱれた少なくとも1種である
    請求項2記載の工業用抗菌剤組成物。
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