JPH10120425A - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JPH10120425A
JPH10120425A JP27227696A JP27227696A JPH10120425A JP H10120425 A JPH10120425 A JP H10120425A JP 27227696 A JP27227696 A JP 27227696A JP 27227696 A JP27227696 A JP 27227696A JP H10120425 A JPH10120425 A JP H10120425A
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molding
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JP27227696A
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Yuichi Miyoshi
裕一 三好
Kenji Ito
研二 伊藤
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Canon Inc
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/03Press-mould materials defined by material properties or parameters, e.g. relative CTE of mould parts
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/40Product characteristics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03B2215/50Structural details of the press-mould assembly

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠駒と置き駒との間に、膨張駒を組み込み、
これらの熱膨張の差を利用して、置き駒に対する締め付
け力を出し、あるいは、その位置決めを達成し、正確
に、更には、強固に固定することができる成形用金型を
提供する。 【解決手段】 枠駒内に置き駒を配置し、これらで形成
される所要形状のキャビティに射出成形や圧縮成形など
で、成形材料を充填し、成形するための成形用金型にお
いて、枠駒内の置き駒の支持が、熱膨張率の大きな材料
からなる膨張駒で成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠駒内に置き駒を
配置し、これらで形成される所要形状のキャビティに射
出成形や圧縮成形などで、成形材料を充填し、成形する
ための成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の成形用金型は、一般に、上下一
対の金型で構成される成形用金型アッセンブリにおい
て、その一方の金型として提供されるもの、あるいは、
その金型の一部を構成するスライド式の型部材を含む複
合金型として提供されるものである。特に、以下に示す
ような従来例の成形用金型は、レンズ、プリズムなどの
光学素子を成形する目的で構成されているが、それぞれ
に、機能上の問題を抱えている。 (従来例1)従来のプリズム成形用金型では、図18に
示すように、枠駒101内に配置された置き駒102
が、枠駒101内に挿入される2個の駒部材102a、
102bで構成されており、各駒部材102a、102
bは、その所要のエッジ102c、102dが互いに突
き合わされ、枠駒101に設けた窓孔103から挿入さ
れたボルトなどの結合手段104で、互いに結合された
状態で、枠駒101内に納められている。勿論、駒部材
102a、102b相互の結合には、図19に示すよう
に、枠駒に嵌め込んで、焼きバメの手法で固定すること
もできる。しかし、このような構成では、次のような問
題がある。
【0003】即ち、 1)前者の結合手段104による場合には、得てして、
PL(パーティング・ライン)面から遠い位置で、駒部
材102a、102b相互を締め付けるため、結合力を
最も必要とする、エッジ102c、102dの合わせ部
が、図20における(b)に示すように、成形時の充填
圧に負けて、符号102eで示す変形をしてしまい、こ
こに充填材料が流れ込み、成形時のバリになって成形品
に残る。これは、結合手段104に対する締め付け力が
弱い場合も、上述と同様に起こる。また、これとは逆
に、ネジの締めつけ力が強過ぎる場合は、図20におけ
る(c)に示すように、エッジがつぶれて、符号102
fで示す変形をしてしまう。
【0004】2)特に、駒部材102a、102bが材
質的に弱く、硬度が低く場合には、結合手段104から
離れた箇所で、そり返りなどの変形があり、キャビティ
の所要形状を保持できなくなる。
【0005】3)また、後者の焼きばめによる固定の場
合には、常温での締付力ではなく、型温を成形温度まで
上げた状態での締付力が必要になるため、それより高い
温度での焼きバメが必要になり、例えば、型部材に銅系
材料を使用した場合に、駒部材102a、102bの硬
度が不十分で、成形圧力に耐えられず、変形するのなど
の不都合があり、更には、その他の材料の場合でも、駒
部材自体が、焼きバメの熱により変形するなどの不具合
が生じる。
【0006】4)枠駒101自体がダイセットである場
合、大きなキャビティを必要とする金型において、それ
毎、焼きバメを行うためには、相当に大きな炉が必要と
なる。従って、金型の加工に大きな制約が生じ、金型の
納期、コスト面で、可成り不利になる。 (従来例2)また、枠駒201内に置き駒202を設置
する場合、置き駒202の左右に位置して、枠駒201
と置き駒202との間に、間隔調整用の駒203、20
4を介装した成形用金型の構成も、図21に示すよう
に、既に提唱されているが、この場合、次のような問題
が生じる。
【0007】即ち、駒203、204の寸法誤差が、そ
のまま、置き駒202の位置設定(矢印gの方向)の誤
差となるので、駒203、204、更には、置き駒20
2自体の寸法補正に手間がかかり、コスト高となり、ま
た、組立完了までに、時間および手間がかかる。また、
置き駒202と、各駒203あるいは204との間に、
隙間が生じると、バリ発生の原因となる。 (従来例3)また、図22および図23に示すように、
ネジ止めなどの結合手段で互いに結合することができな
いような微小な置き駒302を、他の置き駒303に組
み合わせて、枠駒301内に装着する構成の成形用金型
では、図22に示すように、置き駒302、303にキ
ー溝を設けて、キー部材304による連結を行ったり、
図23に示すように、孔開けして、ピン305を打ち込
んで、結合したりしているが、更に、多数の微小な置き
駒302を組み合わせる場合には、図24に示すよう
に、枠駒301内に装填して、焼きバメしている。しか
し、このような構成の成形用金型にも、以下のような問
題がある。
【0008】即ち、 1)微小な置き駒302にキー溝や穴を明けると、駒の
強度が著しく低下し、成形時に、充填材料の圧力、離型
の際の摩擦抵抗などで、駒自体が損傷する恐れがあり、
また、成形品と共に、破損部が抜け出すなどの事態とな
る。
【0009】2)結合手段として、キー部材304やピ
ン305を用いる場合、その大きさや強度が不足してお
り、十分な締め付けができないので、成形時の充填圧
で、置き駒相互に隙間を生じ、バリ発生の原因となる。
また、上述の結合手段を用いると、置き駒に部分的な負
荷が加わり、駒全体の変形をもたらし、所要の寸法精度
が得られなくなる。
【0010】3)焼きバメによる固定の場合には、常温
での締付力ではなく、型温を成形温度まで上げた状態で
の締付力が必要になるため、それより高い温度での焼き
バメが必要になり、例えば、型部材に銅系材料を使用し
た場合に、置き駒302の硬度が不十分で、成形圧力に
耐えられず、変形するのなどの不都合があり、更には、
その他の材料の場合でも、置き駒302自体が、焼きバ
メの熱により変形するなどの不具合が生じる。
【0011】4)結合手段や焼きバメを行うには、型部
材の寸法管理をミクロン単位で行う必要があり、それだ
けで、金型加工のコストアップをもたらし、納期も長く
なるなどの問題が残る。 (従来例4)また、図25に示すように、枠駒401内
の置き駒402を、上下方向に位置決めする場合、置き
駒402の下にあるスペーサ403を正確な寸法で、形
成しなければならない。そのため、一度、実際の成形を
行い、次に、成形品の寸法を測定して、寸法精度を確か
め、その後、成形用金型をばらして、置き駒やスペーサ
を取り出し、いずれかを手直し加工して、再度、金型に
組み込む作業を、何度か繰り返す必要がある。
【0012】しかしながら、このような構成の成形用金
型では、置き駒やスペーサの再補正を繰り返すので、多
くの手間と時間がかかり、コスト高となる。また、枠駒
に対する固定のために、溶接などを最終的に行うが、こ
の際、熱的影響で変形を起こし、成形品の精度に悪影響
を及ぼす恐れがある。 (従来例5)更に、図26に示すように、置き駒502
を、枠駒(図示せず)内のスライドベース(支持駒)5
03に、ボルトなどの結合手段504を介して、結合し
支持する場合、あるいは、図27に示すように、スペー
サ505を介して、枠駒501内に配置された置き駒5
02を、その下側からボルトなどの結合手段504で支
持する成形用金型では、結合手段の緩み止めに、接着剤
やスプリングワッシャなどの手段を必要としている。
【0013】しかしながら、構造的にスプリングワッシ
ャを使用することが困難な場合が多く、また、接着剤を
使用した場合には、取り外しが困難で、補修ができな
い。更に、接着剤が、成形時の熱的影響で、劣化する
と、ボルトに緩みを生じ、置き駒がガタ付いて、成形時
に対応する型部材と衝突して、損傷したり、また、正規
の成形が困難になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、枠駒内に
置き駒を配置し、これらで形成される所要形状のキャビ
ティに射出成形や圧縮成形などで、成形材料を充填し、
成形するための成形用金型において、種々問題となる点
を考慮して、簡単に、低コストで対処できる構成の成形
用金型が要望されており、本発明は、この点に着目して
成されたものである。
【0015】即ち、本発明は、枠駒と置き駒との間に、
膨張駒を組み込み、これらの熱膨張の差を利用して、置
き駒に対する締め付け力を出し、あるいは、その位置決
めを達成し、正確に、更には、強固に固定することがで
きる成形用金型を提供することを目的として成されたの
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
枠駒内に置き駒を配置し、これらで形成される所要形状
のキャビティに射出成形や圧縮成形などで、成形材料を
充填し、成形するための成形用金型において、枠駒内の
置き駒の支持が、熱膨張率の大きな材料からなる膨張駒
で成されていることを特徴とする。
【0017】この場合、前記枠駒は、より小さな熱膨張
率の材料で構成されていることが好ましい。また、前記
置き駒は、枠駒内に挿入される2個以上の駒部材で構成
され、各駒部材は、その所要のエッジが互いに突き合わ
された状態で、前記膨張駒で支持されているとよい。
【0018】また、要すれば、前記膨張駒は、置き駒と
枠駒との間に配置されていて、その熱膨張で、置き駒を
弾持している。更に、前記置き駒は、これを支持する支
持駒に対して、着脱可能な結合手段で連結されており、
前記置き駒と支持駒との間には、前記膨張駒が配置され
ている。
【0019】更に、本発明の実施の形態において、前記
枠駒内の置き駒の位置補正のために、前記膨張駒は、温
度調節手段によって、温度制御されている。また、前記
温度調節手段は、膨張駒毎に、各々単独に温度調節され
るように構成されている。更に、前記温度調節手段は、
各膨張駒を熱膨張変化させるための加熱手段を、各膨張
駒に対応して装備しているとよい。
【0020】また、前記温度調節手段は、各膨張駒を熱
膨張変化の状態を検出するセンサを、各膨張駒に対応し
て装備している。また、前記加熱手段は、一端側が各膨
張駒に内設されていると共に、他端側が温度調節駒に導
入された熱媒体と熱交換されるヒートパイプであるとよ
い。更に、各膨張駒と置き駒との間、および、各膨張駒
と枠駒との間には、断熱性材料が挟装され、あるいは、
各膨張駒と置き駒との当接面、および、各膨張駒と枠駒
との当接面には、空気断熱空間部を形成するための格子
状など溝が設けられているのが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の実施の形態を図1ないし図5
に基づいて具体的に説明する。図1には、箱形の枠駒1
1内に置き駒12を配置して、キャビティ13を形成し
た成形用金型が示されており、これは、通常、上下一対
で使用される金型の内、その下型部材(上型部材は図示
せず)を構成している。置き駒12は、枠駒11内に挿
入される2個以上の(この実施の形態では、2個の)駒
部材12a、12bで構成され、各駒部材は、その所要
のエッジ12c、12dが互いに突き合わされた状態
で、組み合わされている。
【0022】そして、枠駒11内での置き駒12は、そ
の左右に位置して、枠駒11と置き駒12との間に挿入
された、銅系合金などの、熱膨張率の大きな材料からな
る膨張駒14a、14bで、左右から支持されている。
この場合、枠駒11は、より小さな熱膨張率の材料で構
成されているとよい。また、膨張駒14a、14bは、
常温で、枠駒11に対して着脱できる程度の嵌合状態
に、その寸法が設定されている。
【0023】このような構成では、成形時に、所要成形
温度まで、成形用金型が昇温されると、両膨張駒14
a、14bの熱膨張に起因する締め付け力が、両駒部材
12a、12bに作用する。その結果、成形時の充填圧
力で、エッジ12c、12dの間に空隙が生じることが
ないから、成形品のエッジ部にはバリが発生せず、高精
度で良質な成形品が得られる。
【0024】図2に示す成形用金型は、前記実施の形態
において、膨張駒14a、14bを温度制御するための
温度調節手段を加えたものである。即ち、各膨張駒14
a、14bの内部には、温度調節手段としての、ヒータ
ー15a、15bが、また、一方の膨張駒14aの内部
には、温度センサー16が、それぞれ、装備されてい
る。このような構成では、成形時の金型温度とは別に、
膨張駒の熱膨張を、独自に制御できるので、必要十分な
締め付け力を、両駒部材12a、12bに作用させるこ
とができる。
【0025】図3に示す成形用金型は、前記実施の形態
において、膨張駒14a、14bを温度制御するための
温度調節手段として、ヒートパイプ17a、17bを採
用しており、成形用金型下に配置した温度調節駒18に
は、熱交換室18a、18bが設けられていて、それら
から、ヒートパイプ17a、17bが各膨張駒の内部に
延びている。そして、両熱交換室18a、18bでは、
これらと直列に連通する通路19を介して流れる、所定
温度に調節された熱媒体と熱交換がなされる。このよう
な構成でも、前述同様の温度制御が可能である。
【0026】図4に示す成形用金型では、膨張駒14
a、14bの温度制御の影響が、成形に直接、及ばない
ように、断熱のための工夫が成されている。即ち、枠駒
11や置き駒12に接触する各膨張駒14a、14bの
表面には、縦横に延びる格子状の溝14eが形成されて
おり、これによって、空気断熱層が構成されている。従
って、ここでは、空気断熱層により、両膨張駒14a、
14bと、他の駒、即ち、枠駒11や置き駒12とが断
熱されるため、両膨張駒14a、14bと他の駒型との
温度差が大きくても、膨張駒に対する熱移動量を十分に
確保でき、所要の温度制御が行える。
【0027】図5に示す成形用金型では、断熱のための
構造として、膨張駒14a、14bと枠駒11並びに置
き駒12との間(相互の当接面)に、熱伝導率の低い、
所要厚さの断熱材14fを介装している。従って、ここ
では、断熱材により、両膨張駒14a、14bと、他の
駒、即ち、枠駒11や置き駒12とが断熱されるため、
両膨張駒14a、14bと他の駒型との温度差が大きく
ても、膨張駒に対する熱移動量を十分に確保でき、所要
の温度制御が行える。 (実施の形態2)次に、枠駒内での置き駒の位置調整を
意図した、本発明の成形用金型の構成を、図6ないし図
10に基づいて具体的に説明する。図6には、箱形の枠
駒21内に置き駒22を配置して、レンズ成形のための
キャビティ23を形成した成形用金型が示されており、
これは、通常、上下一対で使用される金型の内、その下
型部材(上型部材は図示せず)を構成している。そし
て、枠駒21内での置き駒22は、その左右に位置し
て、枠駒21と置き駒22との間に挿入された、銅系合
金などの、熱膨張率の大きな材料からなる膨張駒24
a、24bで、左右から支持されている。この場合、枠
駒21は、より小さな熱膨張率の材料で構成されている
とよい。また、膨張駒24a、24bは、常温で、枠駒
21に対して着脱できる程度の嵌合状態に、その寸法が
設定されている。
【0028】この実施の形態では、置き駒22は、枠駒
21内に挿入される位置を水平方向に位置調整すること
で、上型部材との間で光軸合わせをする必要がある。そ
こで、温度調節手段を各膨張駒24a、24bに対し
て、それぞれ、独立に装備している。即ち、各膨張駒2
4a、24bの内部には、温度調節手段としての、ヒー
ター25a、25b、および、温度センサー26a、2
6bが、それぞれ、装備されている。このような構成で
は、成形時の金型温度とは別に、各ヒーター25a、2
5bのどちらかを、それぞれの温度センサー26a、2
6bの測定結果に基づいて、付勢制御しながら昇温する
ことにより、膨張駒24a、24bの熱膨張を、独自に
制御できるので、その膨張差で、置き駒22の水平位置
移動を達成できることになる。
【0029】図7に示す成形用金型は、前記実施の形態
において、膨張駒24a、24bを温度制御するための
温度調節手段として、ヒートパイプ27a、27bを採
用しており、成形用金型下に配置した温度調節駒28に
は、熱交換室28a、28bが設けられていて、それら
から、ヒートパイプ27a、27bが各膨張駒の内部に
延びている。そして、両熱交換室28a、28bでは、
これらと連通する通路29a、29bを介して、それぞ
れ流れる、所定温度に調節された熱媒体と熱交換がなさ
れる。このような構成でも、前述同様の温度制御が可能
である。なお、この実施の形態では、低温の熱媒体を各
通路29a、29bに流すことにより、昇温だけでなく
降温させることもでき、各膨張駒22a、22bの膨張
変形に起因する置き駒22の水平方向の位置補正(水平
移動量)を、より高精度に調節することができる。
【0030】図8に示す成形用金型では、膨張駒24
a、24bの温度制御の影響が、成形に直接、及ばない
ように、断熱のための工夫が成されている。即ち、枠駒
21や置き駒22に接触する各膨張駒24a、24bの
表面には、縦横に延びる格子状の溝24eが形成されて
おり、これによって、空気断熱層が構成されている。従
って、ここでは、空気断熱層により、両膨張駒24a、
24bと、他の駒、即ち、枠駒21や置き駒22とが断
熱されるため、両膨張駒24a、24bと他の駒型との
温度差が大きくても、膨張駒に対する熱移動量を十分に
確保でき、所要の温度制御が行える。
【0031】図9に示す成形用金型では、断熱のための
構造として、膨張駒24a、24bと置き駒22との間
(相互の当接面)に、熱伝導率の低い、断熱材24fを
介装している。従って、ここでは、断熱材により、両膨
張駒24a、24bと、置き駒22とが断熱されるた
め、両膨張駒24a、24bと置き駒との温度差が大き
くても、膨張駒に対する熱移動量を十分に確保でき、所
要の温度制御が行える。
【0032】図10に示す成形用金型は、一方の膨張駒
24aを温度制御するのにヒーター25を用い、他方の
膨張駒24bの温度制御にはヒートパイプ27を用いて
おり、温度調整には、膨張駒24a内に設けた温度セン
サー26のみが使用される。その結果として、上述の実
施の形態と同様に、膨張駒24a、24bの膨張差で、
置き駒22の水平位置移動を達成できることになる。
【0033】(実施の形態3)次に、枠駒内に微小な置
き駒を配置する場合の本発明の実施の形態を、図11を
参照して具体的に説明する。ここでは、箱形の枠駒31
内に扁平で微小な置き駒32を配置した、下型部材とし
ての成形用金型が示されており、枠駒31内での置き駒
32は、その左右に位置して、枠駒31と置き駒32と
の間に挿入された、銅系合金などの、熱膨張率の大きな
材料からなる膨張駒34a、34bで、左右から支持さ
れている。この場合、枠駒31は、より小さな熱膨張率
の材料で構成されているとよい。また、膨張駒34a、
34bは、常温で、枠駒31に対して着脱できる程度の
嵌合状態に、その寸法が設定されている。
【0034】ここでは、成形時に、所要成形温度まで両
膨張駒34a、34bが昇温すると、その熱膨張に起因
する締めつけ力が、微小な置き駒32に作用し、左右か
ら確実に保持することができる。その結果、置き駒32
に取付・固定のためのキー溝や取付孔を設ける必要がな
く、駒自体の強度を低下させることがなく、また、置き
駒32の回りに隙間ができず、成形品にバリが発生しな
い。
【0035】(実施の形態4)本発明の更に別の実施の
形態を、図12ないし図15に基づいて、具体的に説明
する。図12は、枠駒内で置き駒を上下に位置調整する
ことで、レンズ厚さを微細に調整できる成形用金型の構
造を示しており、ここでは、枠駒41内で置き駒42が
上下に摺動できるように嵌挿されている。この置き駒4
2は、枠駒41の底部に設けた底板48から上方に突出
する、結合手段としてのボルト49に螺合されており、
このボルト49を貫通させる孔44cを有する筒状の膨
張駒44が底板48と置き駒42との間に介装してあ
る。
【0036】なお、この実施の形態の場合も、膨張駒4
4には、銅系合金などの、熱膨張率の大きな材料が用い
られ、また、要すれば、枠駒41や置き駒42には、熱
膨張率のより小さい材料が用いられる。また、膨張駒4
4の温度制御のために、温度調節手段として、ヒーター
45および温度センサー46が、膨張駒44内に装備さ
れている。このような構成では、ヒーター45を温度セ
ンサー46の測定結果で制御しながら昇温することによ
り、膨張駒44を膨張させて、置き駒42の上下の位置
補正を行なうことができる。
【0037】なお、この実施の形態では、枠駒41と膨
張駒44との間には、可成りの空隙41aが形成されて
おり、これによって、熱膨張に伴う枠駒41と膨張駒4
4との干渉は回避できる。なお、固定用のボルト49を
膨張駒44と同じ膨張率を持つ材料で製作すると、膨張
駒44が膨張した際、ボルト49も同様に膨張するか
ら、位置補正される対象の置き駒42を変形させること
なく、安定した高精度の位置調整が可能となる。
【0038】図13に示す成形用金型は、膨張駒44の
温度制御に際して、その熱的影響が成形用金型の他の構
成部分に影響しないようにするための配慮がなされてい
る。即ち、ここでは、膨張駒44の上下の、置き駒42
や底板48との接触箇所に、空気断熱層を形成するた
め、膨張駒44の少なくとも上下接触面に、格子状の溝
44eを形成している。従って、膨張駒44と他の駒型
との温度差が大きくても、膨張駒に対する熱移動量を十
分に確保でき、所要の温度制御が行える。
【0039】図14に示す成形用金型は、膨張駒44と
置き駒42との間、および、膨張駒44と底板48との
間に、それぞれ、熱伝導率の低い断熱材47を介装した
ものであり、前記空気断熱層と同様に、膨張駒44の温
度制御の影響を他に与えない効果がある。
【0040】更に、図15に示す成形用金型は、膨張駒
44を温度制御するための温度調節手段として、ヒート
パイプ47a、47bを採用しており、成形用金型下に
配置した温度調節駒48には、熱交換室48a、48b
が設けられていて、それらから、ヒートパイプ47a、
47bが各膨張駒の内部に延びている。そして、両熱交
換室48a、48bでは、これらと連通する通路48c
を介して、それぞれ流れる、所定温度に調節された熱媒
体と熱交換がなされる。このような構成でも、前述同様
の温度制御が可能である。なお、この実施の形態では、
低温の熱媒体を通路49に流すことにより、昇温だけで
なく降温させることもでき、膨張駒42の膨張変形に起
因する置き駒42の垂直方向の位置補正(上下移動量)
を、より高精度に調節することができる。
【0041】(実施形態5)図16と図17は、成形用
金型において、その金型内のスライド駒である支持駒5
1あるいは枠駒51’に、ボルトなどの結合手段59あ
るいは59’を介して、置き駒52あるいは52’を支
持したものであり、両者の間には、それぞれ、膨張駒5
4あるいは54’が介装されている。なお、支持駒51
は、金型の開閉に際して、置き駒52を移動して、成形
品の離型を容易にする。
【0042】ここでは、膨張駒が、所要成形温度まで上
がると、他の駒型との熱膨張の差でボルトの締付力を増
加するので、スライドの際の対向型面に対する当たりが
強くなるため、バリの発生が防止でき、あるいは、垂直
方向の高さ調整に役立ち、また、ボルトの緩みを回避で
きる。なお、金型温度が常温まで下がると、ボルトの締
付力は、通常に戻り、成形用金型からの置き駒52ある
いは52’の取り外しが容易になる。
【0043】また、通常、膨張駒として使用する銅材
は、200℃以上で強度が落ちるが、射出成形用金型に
おいては、200℃以上の型温に設定することは極く希
れであり、銅系の材料の劣化によって、置き駒に悪影響
を与えることはない。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、以下の効果がある。
【0045】(1)成形される成形品について、置き駒
の駒割り部分にバリが発生しない。また、置き駒を最適
な大きさの締付力で、締め付けることができ、置き駒の
分割駒部材の接合エッジでの変形が防止できる。その結
果、置き駒の寿命が伸び、成形用金型としての耐久性が
向上する。
【0046】(2)通常のスペーサの使用の場合と異な
り、膨張駒の熱膨張が寸法誤差によるガタを吸収してし
まうので、試し打ちを繰り返して、置き駒やスペーサの
寸法補正を行う必要がなく、金型コストが大幅に削減で
き、更に、納期も短縮できる。
【0047】(3)微小な置き駒を採用した場合でも、
駒の破損防止、変形防止がなされ、また、キー溝や孔を
微小な置き駒に付ける必要がないので、その強度確保の
ための材質選択に制約がなくなり、耐久性が向上する。
また、微小な置き駒では、その保持、固定に膨張駒の熱
膨張による締め付けが採用されるので、枠駒や置き駒の
高精度加工が不要になり、コストダウンが達成できる。
【0048】(4)結合手段で、置き駒を保持する場
合、膨張駒の働きで、結合手段、特にボルトなどのネジ
の緩みを防止し、その結果、従来、生起されているよう
な成形中の金型の破損を回避することができる。また、
常温では、膨張駒が収縮することで、取り外しが容易と
なり、型のメンテ時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図2】同じく、その変形例を示す模式断面図である。
【図3】同じく、別の変形例を示す模式断面図である。
【図4】同じく、更に別の変形例を(a)および(b)
にて示す模式断面図および斜視図である。
【図5】同じく、他の変形例を示す模式断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図7】同じく、別の変形例を示す模式断面図である。
【図8】同じく、更に別の変形例を示す模式断面図であ
る。
【図9】同じく、他の変形例を(a)および(b)で示
す模式断面図及び斜視図である。
【図10】同じく、更に他の変形例を示す模式断面図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図13】同じく、(a)および(b)で、別の変形例
を示す模式断面図および斜視図である。
【図14】同じく、更に別の変形例を示す模式断面図で
ある。
【図15】同じく、他の変形例を示す模式断面図であ
る。
【図16】本発明の第5の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図17】同じく、別の変形例を示す模式斜視図であ
る。
【図18】従来例の模式断面図である。
【図19】従来例の置き駒の分割部分としての駒部材
(a)、枠駒(b)およびこれらの組立状態(c)を示
す斜視図である。
【図20】複数種に亘る置き駒の組合せ状態(a)、そ
れらの締め付け不足の状態(b)および締め付け過剰の
状態(c)を示す模式図である。
【図21】他の従来例を示す模式断面図である。
【図22】同じく、(a)および(b)で要部を示す斜
視図および模式断面図である。
【図23】同じく、他の従来例の(a)および(b)で
要部を示す斜視図および模式断面図である。
【図24】更に他の従来例を示す斜視図である。
【図25】他の従来例を示す模式断面図である。
【図26】他の従来例を示す模式断面図である。
【図27】更に、他の従来例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
11、21、31、41、51、51’ 枠駒 12、22、32、42、52、52’ 置き駒 12a、12b 駒部材 12c、12d エッジ 13、23 キャビティ 14a、14b、24a、24b、34、44、54
a、54a’ 膨張駒 14e、24e 溝 14f、24f 断熱材 15a、15b、25a、25b、35a、35b
ヒーター 16a、26a、26b、46 温度センサ 17a、17b、27a、27b、37a、37b
ヒートパイプ 18、28、48 温度調節駒 38、48 底板 18a、18b、28a、28b、48a、48b
熱交換室 19、29a、29b、48c 通路 49 ボルト 59、59’ 結合手段(ボルト)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図2】同じく、その変形例を示す模式断面図である。
【図3】同じく、別の変形例を示す模式断面図である。
【図4】同じく、更に別の変形例を(a)および(b)
にて示す模式断面図および斜視図である。
【図5】同じく、他の変形例を示す模式断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図7】同じく、別の変形例を示す模式断面図である。
【図8】同じく、他の変形例を(a)および(b)で示
す模式断面図及び斜視図である。
【図9】同じく、更に別の変形例を示す模式断面図であ
る。
【図10】同じく、更に他の変形例を示す模式断面図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図13】同じく、(a)および(b)で、別の変形例
を示す模式断面図および斜視図である。
【図14】同じく、更に別の変形例を示す模式断面図で
ある。
【図15】同じく、他の変形例を示す模式断面図であ
る。
【図16】本発明の第5の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図17】同じく、別の変形例を示す模式斜視図であ
る。
【図18】従来例の模式断面図である。
【図19】従来例の置き駒の分割部分としての駒部材
(a)、枠駒(b)およびこれらの組立状態(c)を示
す斜視図である。
【図20】複数種に亘る置き駒の組合せ状態(a)、そ
れらの締め付け不足の状態(b)および締め付け過剰の
状態(c)を示す模式図である。
【図21】他の従来例を示す模式断面図である。
【図22】同じく、(a)および(b)で要部を示す斜
視図および模式断面図である。
【図23】同じく、他の従来例の(a)および(b)で
要部を示す斜視図および模式断面図である。
【図24】更に他の従来例の要部を示す斜視図である。
【図25】他の従来例を示す模式断面図である。
【図26】他の従来例を示す模式断面図である。
【図27】更に、他の従来例を示す模式断面図である。
【符号の説明】 11、21、31、41、51、51’ 枠駒 12、22、32、42、52、52’ 置き駒 12a、12b 駒部材 12c、12d エッジ 13、23 キャビティ 14a、14b、24a、24b、34、44、54
a、54a’ 膨張駒 14e、24e 溝 14f、24f 断熱材 15a、15b、25a、25b、35a、35b
ヒーター 16a、26a、26b、46 温度センサ 17a、17b、27a、27b、37a、37b
ヒートパイプ 18、28、48 温度調節駒 38、48 底板 18a、18b、28a、28b、48a、48b
熱交換室 19、29a、29b、48c 通路 49 ボルト 59、59’ 結合手段(ボルト)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠駒内に置き駒を配置し、これらで形成
    される所要形状のキャビティに射出成形や圧縮成形など
    で、成形材料を充填し、成形するための成形用金型にお
    いて、枠駒内の置き駒の支持が、熱膨張率の大きな材料
    からなる膨張駒で成されていることを特徴とする成形用
    金型。
  2. 【請求項2】 前記枠駒は、より小さな熱膨張率の材料
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の成
    形用金型。
  3. 【請求項3】 前記置き駒は、枠駒内に挿入される2個
    以上の駒部材で構成され、各駒部材は、その所要のエッ
    ジが互いに突き合わされた状態で、前記膨張駒で支持さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の成形用金
    型。
  4. 【請求項4】 前記膨張駒は、置き駒と枠駒との間に配
    置されていて、その熱膨張で、置き駒を弾持しているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の成
    形用金型。
  5. 【請求項5】 前記置き駒は、これを支持する支持駒に
    対して、着脱可能な結合手段で連結されており、前記置
    き駒と支持駒との間には、前記膨張駒が配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    成形用金型。
  6. 【請求項6】 前記枠駒内の置き駒の位置補正のため
    に、前記膨張駒は、温度調節手段によって、温度制御さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の成形用金型。
  7. 【請求項7】 前記温度調節手段は、膨張駒毎に、各々
    単独に温度調節されるように構成されていることを特徴
    とする請求項6に記載の成形用金型。
  8. 【請求項8】 前記温度調節手段は、各膨張駒を熱膨張
    変化させるための加熱手段を、各膨張駒に対応して装備
    していることを特徴とする請求項7に記載の成形用金
    型。
  9. 【請求項9】 前記温度調節手段は、各膨張駒を熱膨張
    変化の状態を検出するセンサを、各膨張駒に対応して装
    備していることを特徴とする請求項7に記載の成形用金
    型。
  10. 【請求項10】 前記加熱手段は、一端側が各膨張駒に
    内設されていると共に、他端側が温度調節駒に導入され
    た熱媒体と熱交換されるヒートパイプであることを特徴
    とする請求項8あるいは9に記載の成形用金型。
  11. 【請求項11】 各膨張駒と置き駒との間、および、各
    膨張駒と枠駒との間には、断熱性材料が挟装されている
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載
    の成形用金型。
  12. 【請求項12】 各膨張駒と置き駒との当接面、およ
    び、各膨張駒と枠駒との当接面には、空気断熱空間部を
    形成するための格子状など溝が設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の成形用
    金型。
JP27227696A 1996-10-15 1996-10-15 成形用金型 Pending JPH10120425A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009016992A1 (ja) * 2007-08-01 2009-02-05 Konica Minolta Opto, Inc. 成形金型及び光学素子の製造方法
WO2009022099A1 (en) * 2007-08-10 2009-02-19 Qinetiq Limited Mould comprising two internal corner-cubes and component comprising cuboid elements forming two internal corner-cubes

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GB2464242A (en) * 2007-08-10 2010-04-14 Qinetiq Ltd Mould comprising two internal corner-cubes and component comprising cuboid elements forming two internal corner-cubes
GB2464242B (en) * 2007-08-10 2012-07-25 Qinetiq Ltd Mould comprising two internal corner-cubes and component comprising cuboid elements forming two internal corner-cubes

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