JPH10120262A - コイル搬送装置 - Google Patents
コイル搬送装置Info
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- JPH10120262A JPH10120262A JP27784496A JP27784496A JPH10120262A JP H10120262 A JPH10120262 A JP H10120262A JP 27784496 A JP27784496 A JP 27784496A JP 27784496 A JP27784496 A JP 27784496A JP H10120262 A JPH10120262 A JP H10120262A
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- coil
- skid
- transport
- conveying
- extraction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧延されて巻き取られたコイルを変形や損傷
させることなく搬送することができるコイル搬送装置を
提供する。 【解決手段】 巻取軸52からコイル53を抜き出して
搬送する抜出搬送台車12と、当該台車12からのコイ
ル53が載置される中継スキッド11と、中継スキッド
11からコイル53を受け取って搬送すると共に当該コ
イル53を水平面に沿って90度回動できる回動搬送台
車13と、当該台車13からのコイル53が載置される
中継スキッド21と、中継スキッド21からコイル53
を受け取って搬送する連絡搬送台車24と、当該台車2
4からのコイル53が載置される中継スキッド22と、
中継スキッド22からコイル53を受け取って貯留させ
ながら順送りする中継スキッド23およびウォーキング
ビーム25と、最下流端の中継スキッド23に載置され
たコイル53の軸心方向を鉛直面に沿うように当該コイ
ル53を反転させる反転装置26とを備えてなる。
させることなく搬送することができるコイル搬送装置を
提供する。 【解決手段】 巻取軸52からコイル53を抜き出して
搬送する抜出搬送台車12と、当該台車12からのコイ
ル53が載置される中継スキッド11と、中継スキッド
11からコイル53を受け取って搬送すると共に当該コ
イル53を水平面に沿って90度回動できる回動搬送台
車13と、当該台車13からのコイル53が載置される
中継スキッド21と、中継スキッド21からコイル53
を受け取って搬送する連絡搬送台車24と、当該台車2
4からのコイル53が載置される中継スキッド22と、
中継スキッド22からコイル53を受け取って貯留させ
ながら順送りする中継スキッド23およびウォーキング
ビーム25と、最下流端の中継スキッド23に載置され
たコイル53の軸心方向を鉛直面に沿うように当該コイ
ル53を反転させる反転装置26とを備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板などの圧延ラ
イン下流側の巻取機で巻き取られたコイルを次工程に送
り出すコイル搬送装置に関する。
イン下流側の巻取機で巻き取られたコイルを次工程に送
り出すコイル搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板などの圧延ライン下流側の巻取機で
巻き取られたコイルを次工程に送り出す従来のコイル搬
送装置を図5を用いて説明する。図5において、50は
圧延ライン、51a〜51cは巻取機、52は巻取軸、
53はコイル、54は搬送台車、55は中継点、56は
反転装置、57はローラコンベア、58は旋回台であ
る。
巻き取られたコイルを次工程に送り出す従来のコイル搬
送装置を図5を用いて説明する。図5において、50は
圧延ライン、51a〜51cは巻取機、52は巻取軸、
53はコイル、54は搬送台車、55は中継点、56は
反転装置、57はローラコンベア、58は旋回台であ
る。
【0003】巻取機51a〜51cは、圧延ライン50
の下流側に順に配設されている。巻取軸52は、各巻取
機51a〜51cに設けられ、その径サイズが変更でき
る拡縮型となっている。搬送台車54は、巻取軸52か
らコイル53を抜き出すことができる昇降スキッド型と
なっている。反転装置56は、中継点55上で各搬送台
車54上の横孔状態のコイル53を取り上げて縦孔状態
に反転するようになっている。ローラコンベア57は、
反転した縦孔状態のコイル53を水平搬送するようにな
っている。旋回台58は、ローラコンベア57の下流側
に設けられ、ローラコンベア57からのコイル53を次
工程のラインへ搬送できるように旋回させるようになっ
ている。
の下流側に順に配設されている。巻取軸52は、各巻取
機51a〜51cに設けられ、その径サイズが変更でき
る拡縮型となっている。搬送台車54は、巻取軸52か
らコイル53を抜き出すことができる昇降スキッド型と
なっている。反転装置56は、中継点55上で各搬送台
車54上の横孔状態のコイル53を取り上げて縦孔状態
に反転するようになっている。ローラコンベア57は、
反転した縦孔状態のコイル53を水平搬送するようにな
っている。旋回台58は、ローラコンベア57の下流側
に設けられ、ローラコンベア57からのコイル53を次
工程のラインへ搬送できるように旋回させるようになっ
ている。
【0004】このようなコイル搬送装置においては、圧
延ライン50で圧延されて巻取機51a〜51cの巻取
軸52で巻き取られたコイル53を搬送台車54が抜き
取って中継点55まで搬送し、反転装置56が反転しな
がらローラコンベア57に移載することにより、コイル
53を横孔状態から縦孔状態として旋回台58に搬送す
ることができるようになっている。
延ライン50で圧延されて巻取機51a〜51cの巻取
軸52で巻き取られたコイル53を搬送台車54が抜き
取って中継点55まで搬送し、反転装置56が反転しな
がらローラコンベア57に移載することにより、コイル
53を横孔状態から縦孔状態として旋回台58に搬送す
ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コイル53は、圧延ラ
イン50で圧延された鋼板が巻取機51a〜51cの巻
取軸52により高速度で巻き取られることで形成される
ため、その端面に凹凸を生じてしまっている。このた
め、コイル53を縦孔状態でローラコンベア57により
搬送していると、コイル53の端面、すなわち、鋼板の
幅方向の端部に変形や損傷等を生じてしまう場合があっ
た。
イン50で圧延された鋼板が巻取機51a〜51cの巻
取軸52により高速度で巻き取られることで形成される
ため、その端面に凹凸を生じてしまっている。このた
め、コイル53を縦孔状態でローラコンベア57により
搬送していると、コイル53の端面、すなわち、鋼板の
幅方向の端部に変形や損傷等を生じてしまう場合があっ
た。
【0006】このようなことから、本発明は、圧延され
て巻き取られたコイルを変形や損傷させることなく搬送
することができるコイル搬送装置を提供することを目的
とした。
て巻き取られたコイルを変形や損傷させることなく搬送
することができるコイル搬送装置を提供することを目的
とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるコイル搬送装置は、圧延ライン下
流側の巻取機で巻き取られたコイルを抜き出した後に当
該コイルの軸心を水平面に沿って所定の方向へ向けるよ
うに当該コイルを回動させるコイル抜出系と、前記コイ
ル抜出系で回動された前記コイルを当該コイル抜出系か
ら受け取ると共に当該コイルの軸心方向に沿って当該コ
イルを搬送するコイル搬送系とを備えてなることを特徴
とする。
ための、本発明によるコイル搬送装置は、圧延ライン下
流側の巻取機で巻き取られたコイルを抜き出した後に当
該コイルの軸心を水平面に沿って所定の方向へ向けるよ
うに当該コイルを回動させるコイル抜出系と、前記コイ
ル抜出系で回動された前記コイルを当該コイル抜出系か
ら受け取ると共に当該コイルの軸心方向に沿って当該コ
イルを搬送するコイル搬送系とを備えてなることを特徴
とする。
【0008】上述したコイル搬送装置においては、前記
コイル抜出系が前記巻取機から前記コイルを抜き出して
搬送する抜出搬送台車と、前記抜出搬送台車からの前記
コイルを受け取って当該コイルの軸心を水平面に沿って
所定の方向へ向けるように当該コイルを回動させて搬送
する回動搬送台車とを備えてなることを特徴とする。
コイル抜出系が前記巻取機から前記コイルを抜き出して
搬送する抜出搬送台車と、前記抜出搬送台車からの前記
コイルを受け取って当該コイルの軸心を水平面に沿って
所定の方向へ向けるように当該コイルを回動させて搬送
する回動搬送台車とを備えてなることを特徴とする。
【0009】上述したコイル搬送装置においては、前記
コイル搬送系が前記コイル抜出系で回動された前記コイ
ルを受け取って搬送する連絡搬送台車と、前記連絡台車
からの前記コイルを貯留しながら順送りする順送り手段
とを備えてなることを特徴とする。
コイル搬送系が前記コイル抜出系で回動された前記コイ
ルを受け取って搬送する連絡搬送台車と、前記連絡台車
からの前記コイルを貯留しながら順送りする順送り手段
とを備えてなることを特徴とする。
【0010】上述したコイル搬送装置においては、前記
コイルの軸心方向を鉛直面に沿う方向へ向けるように当
該コイルを反転する反転手段を前記コイル搬送系の下流
端に設けたことを特徴とする。
コイルの軸心方向を鉛直面に沿う方向へ向けるように当
該コイルを反転する反転手段を前記コイル搬送系の下流
端に設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるコイル搬送装置の実
施の形態を図1〜4を用いて説明する。なお。図1は、
その全体構造を表す平面図、図2は、図1の矢線II方向
から見た側面図、図3は、図1の矢線 III方向から見た
正面図、図4は、図2の矢線IV部の抽出拡大図である。
ただし、前述した従来のコイル搬送装置と同様な部材に
ついては、前述した従来技術の説明で用いた符号と同様
な符号を適用することにより、その説明を省略する。
施の形態を図1〜4を用いて説明する。なお。図1は、
その全体構造を表す平面図、図2は、図1の矢線II方向
から見た側面図、図3は、図1の矢線 III方向から見た
正面図、図4は、図2の矢線IV部の抽出拡大図である。
ただし、前述した従来のコイル搬送装置と同様な部材に
ついては、前述した従来技術の説明で用いた符号と同様
な符号を適用することにより、その説明を省略する。
【0012】図1,2において、10a〜10cはコイ
ル抜出系、20はコイル搬送系である。コイル抜出系1
0a〜10cは、圧延ライン50下流端の巻取機51a
〜51cの巻取軸52からコイル53を抜き出してコイ
ル搬送系20に移載することができるように以下のよう
な構造となっている。
ル抜出系、20はコイル搬送系である。コイル抜出系1
0a〜10cは、圧延ライン50下流端の巻取機51a
〜51cの巻取軸52からコイル53を抜き出してコイ
ル搬送系20に移載することができるように以下のよう
な構造となっている。
【0013】11は中継スキッドであり、コイル抜出系
10a〜10cの中間点に配備されている。12は抜出
搬送台車であり、巻取機51a〜51cの巻取軸52か
らコイル53を抜き出して中継スキッド11へ横孔状態
で移載することができるように昇降スキッド型となって
いる。13は回動搬送台車であり、中継スキッド11か
ら横孔状態のコイル53を受け取って当該コイル53の
軸心を水平面に沿って所定の方向へ向ける、つまり、コ
イル搬送系20のパスラインに沿うように当該コイル5
3を回動させて搬送することができるように昇降・旋回
スキッド型となっている。
10a〜10cの中間点に配備されている。12は抜出
搬送台車であり、巻取機51a〜51cの巻取軸52か
らコイル53を抜き出して中継スキッド11へ横孔状態
で移載することができるように昇降スキッド型となって
いる。13は回動搬送台車であり、中継スキッド11か
ら横孔状態のコイル53を受け取って当該コイル53の
軸心を水平面に沿って所定の方向へ向ける、つまり、コ
イル搬送系20のパスラインに沿うように当該コイル5
3を回動させて搬送することができるように昇降・旋回
スキッド型となっている。
【0014】一方、コイル搬送系20は、上記コイル抜
出系10a〜10cのパスラインと直交する方向で当該
コイル抜出系10a〜10cの下流端に連絡し、当該コ
イル抜出系10a〜10cからコイル53を受け取って
搬送することができるように以下のような構造となって
いる。
出系10a〜10cのパスラインと直交する方向で当該
コイル抜出系10a〜10cの下流端に連絡し、当該コ
イル抜出系10a〜10cからコイル53を受け取って
搬送することができるように以下のような構造となって
いる。
【0015】21〜23は中継スキッドであり、中継ス
キッド21は、コイル抜出系10a〜10cとの連絡部
分に配設され、中継スキッド22は、コイル搬送系20
の略中間点に配設され、中継スキッド23は、コイル搬
送系20の下流寄りに所定の間隔ごとに複数配備されて
いる。
キッド21は、コイル抜出系10a〜10cとの連絡部
分に配設され、中継スキッド22は、コイル搬送系20
の略中間点に配設され、中継スキッド23は、コイル搬
送系20の下流寄りに所定の間隔ごとに複数配備されて
いる。
【0016】24は連絡搬送台車であり、コイル53を
上記中継スキッド21から受け取って上記中継スキッド
22へ横孔状態で搬送することができるように昇降スキ
ッド型となっている。
上記中継スキッド21から受け取って上記中継スキッド
22へ横孔状態で搬送することができるように昇降スキ
ッド型となっている。
【0017】25はウォーキングビームであり、横孔状
態のコイル53を中継スキッド22から下流側の中継ス
キッド23へ順次送り搬送することができるように昇降
スキッド型となっている。
態のコイル53を中継スキッド22から下流側の中継ス
キッド23へ順次送り搬送することができるように昇降
スキッド型となっている。
【0018】26は反転手段である反転装置であり、最
下流端の中継スキッド23に連絡し、水平面に沿って軸
心を向けたコイル53を鉛直面に沿って軸心を向けるよ
うに反転することができるようになっている。27は短
コンベアであり、反転装置26と旋回台58との間を連
絡している。
下流端の中継スキッド23に連絡し、水平面に沿って軸
心を向けたコイル53を鉛直面に沿って軸心を向けるよ
うに反転することができるようになっている。27は短
コンベアであり、反転装置26と旋回台58との間を連
絡している。
【0019】また、図3に示すように、前記各搬送台車
12,13,24は、軌道12r,13r,24r上を
自走できるようにそれぞれ設けられており、当該軌道1
3r,24rは、中継スキッド21の下部位置へ上記搬
送台車13,24を同一高さで相互に乗入させることが
できるようにその高さが設定されている。なお、上記搬
送台車12,13においては、軌道を共用させると、中
継スキッド11を省略して上記搬送台車13だけで、巻
取機51から中継スキッド21へ横孔状態のコイル53
をワンパスで搬送移載することもできる。
12,13,24は、軌道12r,13r,24r上を
自走できるようにそれぞれ設けられており、当該軌道1
3r,24rは、中継スキッド21の下部位置へ上記搬
送台車13,24を同一高さで相互に乗入させることが
できるようにその高さが設定されている。なお、上記搬
送台車12,13においては、軌道を共用させると、中
継スキッド11を省略して上記搬送台車13だけで、巻
取機51から中継スキッド21へ横孔状態のコイル53
をワンパスで搬送移載することもできる。
【0020】一方、前記ウォーキングビーム25は、図
4に示すような構造となっている。図4において、30
はビームであり、パスライン方向に沿って軸連結されて
いる。31はスキッドであり、ビーム30に所定の間隔
で複数設けられている。32は車輪であり、ビーム30
の長手方向に沿って回転可能に複数設けられている。3
3a,33bは軌道であり、上記車輪32を上下方向で
挟んで係合支持するように対をなして設けられている。
4に示すような構造となっている。図4において、30
はビームであり、パスライン方向に沿って軸連結されて
いる。31はスキッドであり、ビーム30に所定の間隔
で複数設けられている。32は車輪であり、ビーム30
の長手方向に沿って回転可能に複数設けられている。3
3a,33bは軌道であり、上記車輪32を上下方向で
挟んで係合支持するように対をなして設けられている。
【0021】34はレバーであり、各車輪32に偏心し
てそれぞれ軸着している。35はリンクであり、上記レ
バー34間を連結している。36は昇降用シリンダであ
り、ビーム30に基端が連結されると共にレバー34の
一つに先端が連結され、伸縮することによりビーム30
を昇降させることができるようになっている。37は移
動用シリンダであり、床39に揺動可能に支持されると
共にビーム30のブラケット38に先端が連結され、伸
縮することにより前記中継スキッド23のピッチでビー
ム30をウォーキング移動させることができるようにな
っている。
てそれぞれ軸着している。35はリンクであり、上記レ
バー34間を連結している。36は昇降用シリンダであ
り、ビーム30に基端が連結されると共にレバー34の
一つに先端が連結され、伸縮することによりビーム30
を昇降させることができるようになっている。37は移
動用シリンダであり、床39に揺動可能に支持されると
共にビーム30のブラケット38に先端が連結され、伸
縮することにより前記中継スキッド23のピッチでビー
ム30をウォーキング移動させることができるようにな
っている。
【0022】なお、本実施の形態では、中継スキッド2
3、ウォーキングビーム25などにより順送り手段を構
成している。
3、ウォーキングビーム25などにより順送り手段を構
成している。
【0023】このようにして構成されたコイル搬送装置
の作用を次に説明する。コイル抜出系10は、図3
(a)に示すように、回動搬送台車13が実線で示す位
置に待機している間に、実線で示す位置に停止した抜出
搬送台車12が位置12aから位置12bへ矢印a,b
で示すように移動し、巻取機51の巻取軸52の横孔状
態のコイル53を抜き出して中継スキッド11上へ移載
する。
の作用を次に説明する。コイル抜出系10は、図3
(a)に示すように、回動搬送台車13が実線で示す位
置に待機している間に、実線で示す位置に停止した抜出
搬送台車12が位置12aから位置12bへ矢印a,b
で示すように移動し、巻取機51の巻取軸52の横孔状
態のコイル53を抜き出して中継スキッド11上へ移載
する。
【0024】次に、図3(b)に示すように、抜出搬送
台車12が実線で示す待機位置に移動して待機する間
に、回動搬送台車13が前記待機位置から位置13aへ
矢印cで示すように移動した後に位置13bへ矢印dで
示すように移動し、中継スキッド11上の横孔状態のコ
イル53を持ち上げ、水平面に沿って回動(90度)し
てコイル搬送系20の中継スキッド21上に移載する。
台車12が実線で示す待機位置に移動して待機する間
に、回動搬送台車13が前記待機位置から位置13aへ
矢印cで示すように移動した後に位置13bへ矢印dで
示すように移動し、中継スキッド11上の横孔状態のコ
イル53を持ち上げ、水平面に沿って回動(90度)し
てコイル搬送系20の中継スキッド21上に移載する。
【0025】続いて、回動搬送台車13が前記待機位置
へ移動した後、コイル搬送系20の連絡搬送台車24が
図1の実線で示す待機位置から鎖線で示す位置へ向けて
移動し、中継スキッド21上の横孔状態のコイル53を
持ち上げて搬送し、中継スキッド22上へ移載する。
へ移動した後、コイル搬送系20の連絡搬送台車24が
図1の実線で示す待機位置から鎖線で示す位置へ向けて
移動し、中継スキッド21上の横孔状態のコイル53を
持ち上げて搬送し、中継スキッド22上へ移載する。
【0026】中継スキッド22上に置かれた横孔状態の
コイル53は、ウォーキングビーム25による送り駆動
で、中継スキッド23上を順送りされる。最下流端の中
継スキッド23上に送られた横孔状態のコイル53は、
反転装置26のアームに支持されて縦孔状態となるよう
に反転(90度)された後に短コンベア27上に載せら
れ、旋回台58上に移載され、ここから他のラインへ送
り出される。
コイル53は、ウォーキングビーム25による送り駆動
で、中継スキッド23上を順送りされる。最下流端の中
継スキッド23上に送られた横孔状態のコイル53は、
反転装置26のアームに支持されて縦孔状態となるよう
に反転(90度)された後に短コンベア27上に載せら
れ、旋回台58上に移載され、ここから他のラインへ送
り出される。
【0027】したがって、このようなコイル搬送装置に
よれば、圧延ライン50の巻取機51a〜51cから旋
回台58までのほとんどの工程において、コイル53を
横孔状態で搬送することができると共に昇降スキッドを
用いたソフトタッチの支持で搬送することができるの
で、コイル53の変形や損傷を大幅に減少させることが
できる。
よれば、圧延ライン50の巻取機51a〜51cから旋
回台58までのほとんどの工程において、コイル53を
横孔状態で搬送することができると共に昇降スキッドを
用いたソフトタッチの支持で搬送することができるの
で、コイル53の変形や損傷を大幅に減少させることが
できる。
【0028】また、コイル抜出系10において、コイル
53を水平面に沿って回動させてコイル搬送系20に送
り出すようにしたので、コイル搬送系20の最下流端を
反転装置26に容易に接続することができる。
53を水平面に沿って回動させてコイル搬送系20に送
り出すようにしたので、コイル搬送系20の最下流端を
反転装置26に容易に接続することができる。
【0029】また、コイル搬送系20において、巻取機
51a〜51cから順に送り出されてきたコイル53を
中継スキッド23上に貯留しながらウォーキングビーム
25で順次搬送するようにしたので、複数の巻取機51
a〜51cからコイル53を受け取っても、バッファ作
用を働かせながらコイル53を旋回台58へ送り出すこ
とができる。
51a〜51cから順に送り出されてきたコイル53を
中継スキッド23上に貯留しながらウォーキングビーム
25で順次搬送するようにしたので、複数の巻取機51
a〜51cからコイル53を受け取っても、バッファ作
用を働かせながらコイル53を旋回台58へ送り出すこ
とができる。
【0030】また、反転装置26をコイル搬送系20の
最下流端に設けたので、コイル53を縦孔状態で搬送す
る距離を必要最小限に抑えることができ、コイル53の
変形や損傷をさらに抑えることができる。
最下流端に設けたので、コイル53を縦孔状態で搬送す
る距離を必要最小限に抑えることができ、コイル53の
変形や損傷をさらに抑えることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のコイル搬送装置によれば、ほと
んどの工程において、コイルを横孔状態で搬送すること
ができるので、コイルの変形や損傷を大幅に減少させる
ことができる。
んどの工程において、コイルを横孔状態で搬送すること
ができるので、コイルの変形や損傷を大幅に減少させる
ことができる。
【図1】本発明によるコイル搬送装置の実施の形態の全
体構造を表す平面図である。
体構造を表す平面図である。
【図2】図1の矢線II方向から見た側面図である。
【図3】図1の矢線 III方向から見た正面図である。
【図4】図2の矢線IV部の抽出拡大図である。
【図5】従来のコイル搬送装置の全体構造を表す平面図
である。
である。
10a〜10c コイル抜出系 11 中継スキッド 12 抜出搬送台車 13 回動搬送台車 20 コイル搬送系 21〜23 中継スキッド 24 連絡搬送台車 25 ウォーキングビーム 26 反転装置 27 短コンベア 30 ビーム 31 スキッド 32 車輪 33a,33b 軌道 34 レバー 35 リンク 36 昇降用シリンダ 37 移動用シリンダ 50 圧延ライン 51a〜51c 巻取機 53 コイル 58 旋回台
フロントページの続き (72)発明者 柴田 正司 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (4)
- 【請求項1】 圧延ライン下流側の巻取機で巻き取られ
たコイルを抜き出した後に当該コイルの軸心を水平面に
沿って所定の方向へ向けるように当該コイルを回動させ
るコイル抜出系と、前記コイル抜出系で回動された前記
コイルを当該コイル抜出系から受け取ると共に当該コイ
ルの軸心方向に沿って当該コイルを搬送するコイル搬送
系とを備えてなることを特徴とするコイル搬送装置。 - 【請求項2】 前記コイル抜出系が前記巻取機から前記
コイルを抜き出して搬送する抜出搬送台車と、 前記抜出搬送台車からの前記コイルを受け取って当該コ
イルの軸心を水平面に沿って所定の方向へ向けるように
当該コイルを回動させて搬送する回動搬送台車とを備え
てなることを特徴とする請求項1に記載のコイル搬送装
置。 - 【請求項3】 前記コイル搬送系が前記コイル抜出系で
回動された前記コイルを受け取って搬送する連絡搬送台
車と、 前記連絡台車からの前記コイルを貯留しながら順送りす
る順送り手段とを備えてなることを特徴とする請求項1
または2に記載のコイル搬送装置。 - 【請求項4】 前記コイルの軸心方向を鉛直面に沿う方
向へ向けるように当該コイルを反転する反転手段を前記
コイル搬送系の下流端に設けたことを特徴とする請求項
1から3のいずれかに記載のコイル搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27784496A JPH10120262A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | コイル搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27784496A JPH10120262A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | コイル搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120262A true JPH10120262A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17589062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27784496A Pending JPH10120262A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | コイル搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10120262A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100528770B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2005-11-15 | 주식회사 포스코 | 열연코일의 수평 이송장치 |
CN101905818A (zh) * | 2009-06-04 | 2010-12-08 | 美卓造纸机械公司 | 用于纤维幅材卷绕机的卷绕轴支架 |
CN102431756A (zh) * | 2011-10-28 | 2012-05-02 | 中色科技股份有限公司 | 一种热轧卷卸卷后进入高架仓库的运输系统 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP27784496A patent/JPH10120262A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100528770B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2005-11-15 | 주식회사 포스코 | 열연코일의 수평 이송장치 |
CN101905818A (zh) * | 2009-06-04 | 2010-12-08 | 美卓造纸机械公司 | 用于纤维幅材卷绕机的卷绕轴支架 |
CN102431756A (zh) * | 2011-10-28 | 2012-05-02 | 中色科技股份有限公司 | 一种热轧卷卸卷后进入高架仓库的运输系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |