JPH10120112A - 物品収納設備 - Google Patents

物品収納設備

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JPH10120112A
JPH10120112A JP27780796A JP27780796A JPH10120112A JP H10120112 A JPH10120112 A JP H10120112A JP 27780796 A JP27780796 A JP 27780796A JP 27780796 A JP27780796 A JP 27780796A JP H10120112 A JPH10120112 A JP H10120112A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移送台車による物品搬送車の移送に際して、
作業能率の向上を図ることができるようにする。 【解決手段】 物品収納部が上下複数段に設けられてい
る収納棚と、収納棚に対して物品の出し入れを行うため
の作業通路を走行自在で、かつ、収納棚に対して出し入
れする物品を保持する物品保持装置が昇降自在に設けら
れている物品搬送車と、作業通路の端部に隣接して停止
した状態において、物品搬送車を載せ降ろし自在な移送
台車とを設け、移送台車の走行を制御する制御手段を、
物品搬送車を載せた際に、物品保持装置に物品が有り、
かつ、物品保持装置の高さ位置Hが基準高さH0よりも
高い場合には、基準高さ以下に下降させてから、移送台
車の走行を開始させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納部が上下
複数段に設けられている収納棚と、前記収納棚に対して
物品の出し入れを行うための作業通路を走行自在で、か
つ、前記収納棚に対して出し入れする物品を保持する物
品保持装置が昇降自在に設けられている物品搬送車と、
前記作業通路の端部に隣接して停止した状態において、
前記物品搬送車を載せ降ろし自在な移送台車とが設けら
れている物品収納設備に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記物品収納設備は、物品搬送車を所望
の作業通路に移送したり、作業通路以外の所定位置にお
いて物品搬送車と地上側との間で物品を受渡しできるよ
うに、その物品搬送車を作業通路の端部で載せ降ろし自
在な移送台車を設けるとともに、所望高さの物品収納部
に物品を出し入れできるように、収納棚に対して出し入
れする物品を保持する物品保持装置を昇降自在に設けた
ものである。しかし、移送台車に載せた物品搬送車の物
品保持装置が高い位置に上昇している状態で、その移送
台車の走行を開始させたり停止させたりすると、物品搬
送車が慣性力で走行方向に揺れ動き易く、物品保持装置
に物品を保持している場合は、その物品の姿勢が乱れ
て、以後の物品の円滑な取扱いに支障をきたすおそれが
ある。そこで、移送台車に物品搬送車を載せて走行させ
る場合には、物品搬送車が物品収納部に対して物品を出
し入れしてから移送台車に載るまでの時間を利用して、
その時間内に、物品保持装置を所定の低い位置まで下降
させるように構成しているが、物品搬送車が物品収納部
に対して物品を出し入れしてから移送台車に載るまでの
時間が短い場合は、物品搬送車を移送台車に載せた状態
において物品保持装置が所定の低い位置まで下降し終わ
っていないことがある。この為、従来の物品収納設備に
おいては、物品搬送車を移送台車に載せると、物品保持
装置に物品が保持されているか否かにかかわらず、物品
保持装置の高さが基準高さよりも高い場合には、基準高
さ以下に下降させてから、移送台車の走行を開始させる
ように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、物品保持装置
の高さが基準高さよりも高いものの、その物品保持装置
に物品が保持されていなかったり、保持されている物品
の重量や高さからみて、物品搬送車が揺れ動くおそれが
少ないような場合でも、その物品保持装置が基準高さ以
下に下降するのを待ってから移送台車の走行を開始させ
る必要があり、作業能率が低下し易い欠点がある。本発
明は上記実情に鑑みてなされたものであって、移送台車
による物品搬送車の移送に際して、作業能率の向上を図
ることができるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品収納
設備は、前記移送台車の走行を制御する制御手段が、前
記物品搬送車を載せた際に、前記物品保持装置に物品が
有り、かつ、前記物品保持装置の高さ位置が基準高さよ
りも高い場合には、基準高さ以下に下降させてから、前
記移送台車の走行を開始させるように構成されているの
で、物品保持装置の高さ位置が基準高さよりも高くて
も、その物品保持装置に物品が保持されていない場合に
は、物品保持装置が基準高さ以下に下降するのを待たず
に移送台車の走行を開始させることができる。従って、
移送台車による物品搬送車の移送に際して、作業能率の
向上を図ることができる。
【0005】請求項2記載の物品収納設備は、前記物品
保持装置に物品が有るか否かを検出する物品検出装置
が、前記物品搬送車に設けられ、前記制御手段が、前記
物品保持装置を基準高さ以下に下降させてから前記移送
台車の走行を開始させるか否かを判断するにおいて、前
記物品検出装置の検出結果に基づいて物品の有無を判別
するように構成されているので、物品保持装置に物品が
現実に有るか否かの検出結果に基づいて、物品の有無を
判別することができる。従って、例えば収納棚に物品を
出し入れさせる為の入出庫情報や物品搬送車の制御情報
等から物品の有無を推定して判別する場合に較べて、確
実に判別することができる。
【0006】請求項3記載の物品収納設備は、前記制御
手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下降させて
から前記移送台車の走行を開始させるか否かを判断する
において、物品の重量が設定重量を越えている場合にの
み、物品が有るとして判断するように構成されているの
で、物品搬送車を載せた際に、物品保持装置に物品が有
り、かつ、物品保持装置の高さ位置が基準高さよりも高
い場合でも、物品の重量が設定重量以下であって、慣性
力による物品搬送車の揺れ動きが少ない場合には、物品
保持装置が基準高さ以下に下降するのを待たずに移送台
車の走行を開始させることができ、物品の重量が設定重
量を越えていて、物品搬送車の揺れ動きが大きい場合に
は、物品保持装置を基準高さ以下に下降させることがで
きる。従って、物品の重量に起因する慣性力による物品
搬送車の揺れ動きの大きさに応じて、物品保持装置を基
準高さ以下に下降させてから走行を開始させるか否かを
合理的に判断することができ、作業能率の一層の向上を
図ることができる。
【0007】請求項4記載の物品収納設備は、前記制御
手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下降させて
から前記移送台車の走行を開始させるか否かを判断する
において、物品の高さが設定高さを越えている場合にの
み、物品が有るとして判断するように構成されているの
で、物品搬送車を載せた際に、物品保持装置に物品が有
り、かつ、物品保持装置の高さ位置が基準高さよりも高
い場合でも、物品の高さが設定高さ以下であって、物品
の安定性が良い場合は、物品保持装置が基準高さ以下に
下降するのを待たずに移送台車の走行を開始させること
ができ、物品の高さが設定高さを越えていて、物品の安
定性が劣る場合は、物品保持装置を基準高さ以下に下降
させることができる。従って、物品の高さに起因するそ
の姿勢の乱れ易さに応じて、物品保持装置を基準高さ以
下に下降させてから走行を開始させるか否かを合理的に
判断することができ、作業能率の一層の向上を図ること
ができる。
【0008】請求項5記載の物品収納設備は、前記制御
手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下降させて
から前記移送台車の走行を開始させるか否かを判断する
において、物品の重量が設定重量を越えていることの条
件、又は、物品の高さが設定高さを越えていることの条
件のいずれかが満足されると、物品が有るとして判断す
るように構成されているので、物品搬送車を載せた際
に、物品保持装置に物品が有り、かつ、物品保持装置の
高さ位置が基準高さよりも高い場合でも、物品の重量が
設定重量以下であって、慣性力による物品搬送車の揺れ
動きが少なく、そのうえ、物品の高さが設定高さ以下で
あって、物品の安定性が良い場合は、物品保持装置が基
準高さ以下に下降するのを待たずに移送台車の走行を開
始させることができ、物品の重量が設定重量を越えてい
て、物品搬送車の揺れ動きが大きい場合、又は、物品の
高さが設定高さを越えていて、物品の姿勢の安定性が劣
る場合は、物品保持装置を基準高さ以下に下降させるこ
とができる。従って、物品の重量及び高さに起因する物
品の姿勢の乱れ易さに応じて、物品保持装置を基準高さ
以下に下降させてから走行を開始させるか否かを合理的
に判断することができ、作業能率の一層の向上を図るこ
とができる。
【0009】請求項6記載の物品収納設備は、前記制御
手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下降させて
から前記移送台車の走行を開始させるか否かを判断する
において、物品の重量が大きいほど、基準高さを低くす
るように変更して判断するように構成されているので、
物品搬送車を載せた際に、物品保持装置に物品が有って
も、物品の重量が小さくて慣性力による物品搬送車の揺
れ動きが少ない場合は、高い基準高さに基づいて、ま
た、物品の重量が大きくて物品搬送車の揺れ動きが大き
い場合は、低い基準高さに基づいて、物品保持装置を基
準高さ以下に下降させてから移送台車の走行を開始させ
るか否かを判断できる。従って、物品の重量に応じて、
物品搬送車の揺れ動きが少ない場合は、物品保持装置を
下降させるとしても、その下降させるべき基準高さが高
いので移送台車の走行を早期に開始させることができ、
物品搬送車の揺れ動きが大きい場合は、低い基準高さに
下降させてその揺れ動きを効果的に軽減できる状態で、
物品保持装置を基準高さ以下に下降させてから走行を開
始させるか否かを合理的に判断して、作業能率の一層の
向上を図ることができる。
【0010】請求項7記載の物品収納設備は、前記制御
手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下降させて
から前記移送台車の走行を開始させるか否かを判断する
において、物品の高さが高いほど、基準高さを低くする
ように変更して判断するように構成されているので、物
品搬送車を載せた際に、物品保持装置に物品が有って
も、物品の高さが低くて、物品の安定性が良い場合は、
高い基準高さに基づいて、また、物品の高さが高くて、
物品の安定性が劣る場合は、低い基準高さに基づいて、
物品保持装置を基準高さ以下に下降させてから移送台車
の走行を開始させるか否かを判断できる。従って、物品
の高さに応じて、物品の安定性が良い場合は、物品保持
装置を下降させるとしても、その下降させるべき基準高
さが高いので移送台車の走行を早期に開始させることが
でき、物品の安定性が劣る場合は、低い基準高さに下降
させてその姿勢の乱れを効果的に防止できる状態で、物
品保持装置を基準高さ以下に下降させてから走行を開始
させるか否かを合理的に判断して、作業能率の一層の向
上を図ることができる。
【0011】請求項8記載の物品収納設備は、前記制御
手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下降させて
から前記移送台車の走行を開始させるか否かを判断する
において、物品の重量が大きく、かつ、物品の高さが高
いほど、基準高さを低くするように変更して判断するよ
うに構成されているので、物品搬送車を載せた際に、物
品保持装置に物品が有っても、物品の重量が小さくて慣
性力による物品搬送車の揺れ動きが少ない場合や物品の
高さが低くて、物品の安定性が良い場合は、高い基準高
さに基づいて、また、物品の重量が大きくて物品搬送車
の揺れ動きが大きく、そのうえ、物品の高さが高くて、
物品の安定性が劣る場合は、低い基準高さに基づいて、
物品保持装置を基準高さ以下に下降させてから移送台車
の走行を開始させるか否かを判断できる。従って、物品
の重量及び高さに起因する物品の姿勢の乱れ易さに応じ
て、物品の姿勢が乱れにくい場合は、物品保持装置を下
降させるとしても、その下降させるべき基準高さが高い
ので移送台車の走行を早期に開始させることができ、物
品の姿勢が乱れ易い場合は、低い基準高さに下降させて
その姿勢の乱れを効果的に防止できる状態で、物品保持
装置を基準高さ以下に下降させてから走行を開始させる
か否かを合理的に判断して、作業能率の一層の向上を図
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1,図2は自動倉庫に設置されてい
る物品収納設備を示し、品物C1をパレットPに載せた
物品Cを収納する複数の物品収納部1aが上下多段でか
つ左右に備えられている収納棚1の複数が、その物品収
納部1aに対する物品出し入れ口を互いに対向させて並
設され、それらの収納棚1間の一箇所に、収納棚1に対
して物品Cの出し入れを行うための作業通路Dが設けら
れている。
【0013】前記作業通路Dには、所望の物品収納部1
aに対して物品Cを出し入れする物品搬送車としてのス
タッカークレーンEが単一の走行レールE1に沿って走
行自在に設けられ、後述するクレーン移送台車Fの走行
路Gが収納棚1及び作業通路Dの一端側に沿って設けら
れている。前記スタッカークレーンEは、クレーン移送
台車Fが作業通路Dの端部に隣接して停止した状態で
の、作業通路D側とクレーン移送台車F側とに亘る走行
により、そのクレーン移送台車Fに載せ降ろし自在に設
けられている。
【0014】前記収納棚1のうちの棚並設方向両端に配
置した2基の収納棚1は、床面に固定した固定棚Bに構
成され、これらの固定棚Bの間に配置した複数の収納棚
1は、その2基づつを棚移動方向に背中合わせで互いに
連結して、棚前後方向に移動可能な移動台車A1に固定
してある移動棚Aに構成されている。
【0015】そして、移動棚Aを棚走行レールA2に沿
って走行移動させて、隣合う移動棚A又は移動棚Aと固
定棚Bとの間の一箇所に作業通路Dを択一的に形成する
ように構成され、それらの作業通路Dの各々に対応させ
る状態で、スタッカークレーンEの走行レールE1が予
め設けられている。
【0016】前記スタッカークレーンEは、走行レール
E1上を走行する走行機体E2に、収納棚1側とスタッ
カークレーンE側とに亘って物品Cを移載するフォーク
装置E3と、このフォーク装置E3の昇降台E4を前後
二本のクレーン支柱E5に沿ってチェーンE6で駆動昇
降自在な駆動昇降装置E7と、作業通路D及びクレーン
移送台車F上における現在位置を検出するためのフォト
インタラプタ型のフォトセンサS1を備えたサイドアー
ムE8とを設けて構成され、フォトセンサS1は、スタ
ッカークレーンEの走行にともなって、作業通路D側及
びクレーン移送台車F側に設けた遮光板でオン・オフさ
れることにより、スタッカークレーンEの現在位置を検
出するように構成されている。
【0017】そして、二本のクレーン支柱E5の上端部
どうしを矩形枠体E9で連結し、その矩形枠体E9に支
承した上部ガイドローラE10を、移動棚A又は固定棚
Bの作業通路D側上部に設けたガイドレール1bに沿っ
て転動させて、スタッカークレーンEが倒れ止め状態で
作業通路Dを走行できるように構成されている。
【0018】前記フォーク装置E3が、物品Cを収納棚
1(A,B)に対して出し入れ可能に保持する物品保持
装置に構成され、クレーン支柱E5には、昇降台E4に
設けたフォトインタラプタ型のフォトセンサS2をオン
・オフする遮光板E11が、収納棚1(A,B)に設け
た各段の物品収納部1aの高さ位置に対応させて設けら
れている。
【0019】そして、昇降台E4の上昇及び下降にとも
なうフォトセンサS2のオン・オフの変化状態に基づい
て、各段の物品収納部1aに対応するフォーク装置E3
の作動位置、つまり、物品Cを物品収納部1aに持ち込
む際や物品収納部1aから取出す際において、物品Cを
保持している状態のフォーク装置E3をその物品収納部
1aの物品載置面から浮かせて出退させる位置である在
荷出退位置LP1〜5と、物品Cを物品収納部1aに載
置した後や取りに行く際において、物品Cを保持してい
ない状態のフォーク装置E3をその物品収納部1aの物
品載置面よりも下側で出退させる位置である空荷出退位
置ULP1〜5とを検出するように構成されている。
【0020】前記フォトセンサS2が、フォーク装置E
3の高さ位置Hを検出する高さ位置検出手段に構成さ
れ、フォーク装置走行面(走行レールE1又は乗り移り
レールF6の上面)からのフォーク装置E3の上面の高
さ位置Hを、各段の物品収納部1aに対応する在荷出退
位置LP1〜5及び空荷出退位置ULP1〜5として検
出するように構成されている。
【0021】前記クレーン移送台車Fは、図3〜図5に
示すように、走行用電動モータMの駆動で左右の走行レ
ールF1の各々を走行する二つの走行フレームF2に亘
って、スタッカークレーンEが乗り降りする搬送車搭載
部F3と、その搬送車搭載部F3に載せたスタッカーク
レーンEとの間で物品Cを受渡しする物品受渡し部F4
とを設けて構成され、搬送車搭載部F3に載せたスタッ
カークレーンEを倒れ止め状態に支持する倒れ止めフレ
ームF5が走行方向前後端に亘って設けられている。
【0022】前記搬送車搭載部F3にはスタッカークレ
ーンEが乗り移る乗り移りレールF6が設けられ、物品
受渡し部F4には、物品Cを走行方向と直交する方向に
載置搬送する一対のチェーンコンベアJと、搬送車搭載
部F3に載せたスタッカークレーンEのフォーク装置E
3とチェーンコンベアJとの間で物品Cを受渡しするた
めのリフターKとが設けられ、チェーンコンベアJは床
面を走行するフォークリフトとの間で物品Cを受け渡し
するように構成されている。
【0023】前記倒れ止めフレームF5は、平面視でコ
の字状に形成した倒れ止めガイドフレームF5aを左右
の走行フレームF2に立設した支柱F5bに支持させて
構成され、クレーン支柱E5の各々に設けた支持アーム
E12の下部ガイドローラE13を倒れ止めガイドフレ
ームF5aに対して水平方向から接当させて、そのスタ
ッカークレーンEを倒れ止め状態に支持するように構成
されている。前記下部ガイドローラE13は上下軸芯周
りで回転自在に支承され、その下部ガイドローラE9を
倒れ止めガイドフレームF5aに沿って転動させて、ス
タッカークレーンEをその倒れを阻止しながらクレーン
移送台車Fに乗り降りさせるように構成されている。
【0024】そして、スタッカークレーンEと物品受渡
し部F4との間で物品Cを受渡しする場合や、移動棚A
を移動させて別の棚間に作業通路Dを形成し、その作業
通路DにスタッカークレーンEを移送する場合に、クレ
ーン移送台車Fを作業通路Dの端部に隣接位置させた状
態でスタッカークレーンEを走行させて、作業通路D側
と搬送車搭載部F3側とに亘って乗り降りさせるように
構成されている。
【0025】尚、スタッカークレーンEは、クレーン移
送台車Fに載せるべくクレーン移送台車Fに向けて走行
させる場合に、フォーク装置E3の高さ位置Hが最下段
の物品収納部1aに対応する空荷出退位置ULP1に下
降していないときは、フォーク装置E3をその空荷出退
位置ULP1まで下降させながら走行させるように構成
されている。
【0026】図6はスタッカークレーンEとクレーン移
送台車Fの制御ブロック図を示し、物品収納設備全体の
稼働を制御するメインコントローラ3と、スタッカーク
レーンEの作動を制御するクレーン制御装置4と、クレ
ーン移送台車Fの作動を制御する制御手段としての移送
台車制御装置2とが設けられている。
【0027】前記メインコントローラ3はクレーン移送
台車Fの走行路Gの一端側に設けられ、入出庫すべき物
品収納部1aの位置やパレットPを含む物品重量W及び
物品高さh等の入出庫作業データR1を光通信方式で移
送台車制御装置2に入力するとともに、物品Cを出し入
れすべき収納棚1(A,B)の前面側に作業通路Dが形
成されていない場合は、スタッカークレーンEがクレー
ン移送台車Fに乗り移っている状態において移動棚Aを
走行させて、その作業通路Dを形成するように構成され
ている。
【0028】前記移送台車制御装置2はクレーン移送台
車Fに設けられ、入出庫作業データR1に基づいて作成
したスタッカークレーンEの停止位置や物品収納部1a
の上下方向位置、物品収納指令や物品取出し指令等のク
レーン作業データR2を光通信方式でクレーン制御装置
4に入力するように構成されている。
【0029】そして、入庫の場合は、物品Cをフォーク
装置E3に受け渡すべく、また、出庫の場合は、スタッ
カークレーンEで搬送されてきた物品Cを受け取るべ
く、チェーンコンベアJとリフターKとを作動させると
ともに、次の入出庫作業を別の作業通路Dにおいて行う
ためにスタッカークレーンEを移送する必要がある場合
は、フォーク装置E3とリフターKとの間での物品Cの
受渡しを行いながら、同時に、スタッカークレーンEを
その作業通路Dの端部に移送するべく、クレーン移送台
車Fを走行させるように構成されている。
【0030】前記クレーン制御装置4はスタッカークレ
ーンEに設けられ、フォトセンサS1で検出されたスッ
カークレーンEの現在位置やフォトセンサS2で検出さ
れたフォーク装置E3の現在高さ位置H等のクレーン作
動データR3を、作業通路Dの一端側に停止しているク
レーン移送台車Fの移送台車制御装置2に光通信方式で
入力するとともに、入庫の場合は、リフターKに載って
いる物品Cをフォーク装置E3で受け取って所定の物品
収納部1aに収納するべく、また、出庫の場合は、物品
収納部1aから取り出した物品Cをフォーク装置E3で
リフターKに載せるべく、スタッカークレーンEを作動
させるように構成されている。
【0031】次に、スタッカークレーンEを載せたクレ
ーン移送台車Fの走行を開始させる為の走行開始制御を
図7のフローチャートを参照しながら説明する。移送台
車制御装置2は、メインコントローラ3から入力された
入出庫作業データR1とクレーン制御装置4から入力さ
れたクレーン作動データR3とに基づいて、スタッカー
クレーンEがクレーン移送台車Fに乗り移ったことが検
出されている状態で、フォーク装置E3に物品Cがある
場合は、フォーク装置E3の現在高さ位置Hが基準高さ
H0以下になってからクレーン移送台車Fの走行を開始
させるか否かを判断して、クレーン移送台車Fの走行を
開始させるべく、走行用電動モータMの駆動を制御する
ように構成されている。
【0032】即ち、基準高さH0は、図5に示すよう
に、最下段の物品収納部1aに対応する空荷出退位置U
LP1における高さとして設定され、入出庫作業データ
R1に基づいてフォーク装置E3に物品Cが有ることが
判別され、かつ、クレーン作動データR3に基づいてフ
ォーク装置E3の現在高さ位置Hが基準高さH0よりも
高いことが判別された場合には、その現在高さ位置Hが
基準高さH0以下になってから、クレーン移送台車Fの
走行を開始させるように構成されている。
【0033】尚、基準高さH0として、最下段の物品収
納部1aに対応する在荷出退位置LP1に対応する高さ
や、下から2段目或いは3段目の物品収納部1aに対応
する空荷出退位置ULP2,3や在荷出退位置LP2,
3に対応する高さとして設定しても良い。
【0034】そして、本実施形態においては、特に、フ
ォーク装置E3が基準高さH0以下に下降してから、ク
レーン移送台車Fの走行を開始させるか否かを判別する
において、更に、入出庫作業データR1に基づいて物品
重量Wが設定重量W0を越える場合にのみ、物品Cが有
るとして判断するように構成されている。
【0035】前記設定重量W0はパレット重量として設
定されており、従って、物品重量Wが設定重量W0を越
えているとき、つまり、パレットPに品物C1が載置さ
れている物品Cがフォーク装置E3に保持されていると
きには、物品Cが有ると判断して、フォーク装置E3が
基準高さH0以下に下降してからクレーン移送台車Fの
走行を開始させ、設定重量W0以下のとき、つまり、パ
レットPのみの物品Cがフォーク装置E3に保持されて
いる場合は、物品Cがないと判断して、フォーク装置E
3が基準高さH0以下に下降するのを待たずにクレーン
移送台車Fの走行を開始させる。
【0036】〔第2実施形態〕フォーク装置E3に物品
Cが有るか否かを検出する物品検出手段として、図3,
図5において仮想線で示すように、フォーク装置E3上
の物品Cの有無に応じてオン・オフされるフォトセンサ
S3を昇降台E4に設けて、このフォトセンサS3の検
出結果に基づいて物品の有無を判断するように構成して
も良い。
【0037】〔第3実施形態〕図8に示すように、物品
CのパレットPを含む高さを物品高さhとして、移動台
車制御装置2が、フォーク装置E3を基準高さH0以下
に下降させてからクレーン移送台車Fの走行を開始させ
るか否かを判断するにおいて、その物品高さhが設定高
さh0を越える場合にのみ、物品が有るとして判断する
ように構成されていても良い。
【0038】即ち、基準高さH0は、第1実施形態と同
様に、最下段の物品収納部1aに対応する空荷出退位置
ULP1における高さに設定され、設定高さh0はパレ
ットPの高さとして設定されている。そして、図7のフ
ローチャートに示すと同様に、スタッカークレーンEが
クレーン移送台車Fに乗り移ったことが検出されている
状態で、入出庫作業データR1に基づいてフォーク装置
E3に物品Cが有ることが判別され、かつ、クレーン作
動データR3に基づいてフォーク装置E3の現在高さ位
置Hが基準高さH0よりも高いことが判別されている場
合において、入出庫作業データR1に基づく物品高さh
が設定高さh0を越えているとき、つまり、パレットP
に品物C1の載っている物品Cがフォーク装置E3に保
持されているときには、物品Cが有ると判断して、フォ
ーク装置E3が基準高さH0以下に下降してからクレー
ン移送台車Fの走行を開始させ、物品高さhが設定高さ
h0以下のとき、つまり、パレットPのみの物品Cがフ
ォーク装置E3に保持されている場合は、物品Cがない
と判断して、フォーク装置E3が基準高さH0に下降す
るのを待たずにクレーン移送台車Fの走行を開始させ
る。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0039】〔第4実施形態〕前記移動台車制御装置2
が、フォーク装置E3を基準高さH0以下に下降させて
からクレーン移送台車Fの走行を開始させるか否かを判
断するにおいて、物品の重量Wが設定重量W0を越えて
いることの条件、又は、物品高さhが設定高さh0を越
えていることの条件のいずれかが満足されると、物品C
が有るとして判断するように構成されていても良い。
【0040】即ち、基準高さH0は、第1実施形態と同
様に、最下段の物品収納部1aに対応する空荷出退位置
ULP1における高さに設定され、設定高さh0は、第
3実施形態と同様に、パレットPの高さとして設定さ
れ、設定重量W0は、クレーン移送台車Fの走行開始時
や走行停止時において許容されている揺れ動きの大きさ
に基づいて設定されている。
【0041】詳述すると、図9に示すように、フォーク
装置E3に物品Cを保持している状態でクレーン移送台
車Fの走行を開始する時に、その物品重量Wに起因する
慣性力によるスタッカークレーンEの走行方向への揺れ
動きの大きさQを、加速度を一定として、物品重量Wと
フォーク装置E3上面の乗り移りレールF7上面からの
距離Hとの積として表現すると、取り扱う物品Cの最大
重量をWmax としたとき、フォーク装置E3を基準高さ
H0に下降させた状態での揺れ動きの大きさの最大値Q
max はWmax ・H0と表現できる。
【0042】そこで、その最大の揺れ動きの大きさWma
x ・H0を許容されている最大の揺れ動きの大きさとし
て、この最大値Wmax ・H0をフォーク装置E3上面の
最も高い高さ位置Hmax (最上段の物品収納部1aにお
ける在荷出退位置LP5の高さ)で割った値を設定重量
W0(Wmax ・H0/Hmax )とするものである。
【0043】そして、図7のフローチャートに示すと同
様に、スタッカークレーンEがクレーン移送台車Fに乗
り移ったことが検出されている状態で、入出庫作業デー
タR1に基づいてフォーク装置E3に物品Cが有ること
が判別され、かつ、クレーン作動データR3に基づいて
フォーク装置E3の現在高さ位置Hが基準高さH0より
も高いことが判別されている場合において、入出庫作業
データR1に基づく物品重量Wが設定重量W0を越えて
いるか否かを判別し、入出庫作業データR1に基づく物
品高さhが設定高さh0を越えているか否かを判別す
る。
【0044】設定重量W0を越えているとき、又は、設
定高さh0を越えているときは、物品Cが有ると判断し
て、フォーク装置E3が基準高さH0以下に下降してか
らクレーン移送台車Fの走行を開始させ、設定重量W0
以下で、かつ、設定高さh0以下のときは、物品Cがな
いと判断して、フォーク装置E3が基準高さH0以下に
下降するのを待たずにクレーン移送台車Fの走行を開始
させる。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0045】〔第5実施形態〕前記移動台車制御装置2
が、フォーク装置E3を基準高さH0以下に下降させて
からクレーン移送台車Fの走行を開始させるか否かを判
断するにおいて、物品重量Wが大きいほど、基準高さH
0を低くするように変更して判断するように構成されて
いても良い。
【0046】即ち、フォーク装置E3上面の乗り移りレ
ールF7上面からの現在高さ位置Hをフォーク装置E3
の昇降量に基づいて検出するロータリエンコーダ(図
外)が設けられ、基準高さH0は、クレーン移送台車F
の走行開始時や走行停止時において許容されている揺れ
動きの大きさ基づいて、図10に示すように、物品Cの
重量Wが大きいほど低くなり、かつ、取り扱う物品Cの
最大重量Wmax において、最下段の物品収納部1aに対
応する在荷出退位置LP1における高さH01となる関
係で、メモリに予め記憶されている。
【0047】そして、図11のフローチャートで示すよ
うに、スタッカークレーンEがクレーン移送台車Fに乗
り移ったことが検出されている状態で、入出庫作業デー
タR1に基づいてフォーク装置E3に物品Cが有ること
が判別されている場合において、入出庫作業データR1
に含まれている物品重量Wに基づいて基準高さH0を設
定し、フォーク装置E3の現在高さ位置Hが設定した基
準高さH0よりも高いことが検出されると、フォーク装
置E3がその基準高さH0以下に下降してからクレーン
移送台車Fの走行を開始させ、基準高さH0以下のとき
は、直ちにクレーン移送台車Fの走行を開始させる。そ
の他の構成は第1実施形態と同様である。
【0048】〔第6実施形態〕前記移動台車制御装置2
が、フォーク装置E3を基準高さH0以下に下降させて
からクレーン移送台車Fの走行を開始させるか否かを判
断するにおいて、物品Cの高さhが高いほど、基準高さ
H0を低くするように変更して判断するように構成され
ていても良い。
【0049】即ち、移動台車制御装置2には、出し入れ
対象物品CのパレットPに載っている品物C1の段数N
が物品高さhとしてメインコントローラ3から入力さ
れ、基準高さH0は、図12に示すように、パレットP
に載せた品物C1の段数Nが多いほど低い基準高さH0
になる関係で予めメモリに記憶されている。
【0050】つまり、基準高さH0は、段数N=0、つ
まり、品物C1が載せられていないときは下から4段目
の物品収納部1aにおいて空荷出退位置ULP4に対応
する高さH04に設定され、段数N=1では、下から3
段目の物品収納部1aにおいて空荷出退位置ULP3に
対応する高さH03に設定され、段数N=2では、下か
ら2段目の物品収納部1aにおいて空荷出退位置ULP
2に対応する高さH02に設定され、段数N=3以上で
は、最下段の物品収納部1aにおける空荷出退位置UL
P1に対応する高さH01に設定されるように記憶され
ている。
【0051】そして、図11のフローチャートで示すと
同様に、スタッカークレーンEがクレーン移送台車Fに
乗り移ったことが検出されている状態で、入出庫作業デ
ータR1に基づいてフォーク装置E3に物品Cが有るこ
とが判別されている場合において、段数Nに対応する基
準高さH0をメモリから読み出して設定し、フォーク装
置E3の高さ位置Hが設定した基準高さH0よりも高い
ことが検出されると、フォーク装置E3がその基準高さ
H0以下に下降してからクレーン移送台車Fの走行を開
始させ、基準高さH0以下のときは、直ちにクレーン移
送台車Fの走行を開始させる。その他の構成は第1実施
形態と同様である。
【0052】〔第7実施形態〕前記移動台車制御装置2
が、フォーク装置E3を基準高さH0以下に下降させて
からクレーン移送台車Fの走行を開始させるか否かを判
断するにおいて、物品Cの重量Wが大きく、かつ、物品
Cの高さhが高いほど、基準高さH0を低くするように
変更して判断するように構成されていても良い。
【0053】即ち、第5実施形態と同様に、フォーク装
置E3上面の乗り移りレールF7上面からの現在高さ位
置Hをフォーク装置E3の昇降量に基づいて検出するロ
ータリエンコーダ(図外)が設けられ、段数Nが物品高
さhを示すデータとして入力され、基準高さH0は、図
13に示すように、クレーン移送台車Fの走行開始時や
走行停止時において許容されている揺れ動きの大きさ基
づいて、物品Cの重量Wが大きいほど低くなり、かつ、
パレットPに載せた品物C1の段数Nが多いほど低い基
準高さH0になる関係で予めメモリに記憶されている。
【0054】尚、段数N=0、つまり、品物C1がパレ
ットPに載せられていない場合は、物品重量Wにかかわ
らず、下から4段目の物品収納部1aにおいて空荷出退
位置ULP4に対応する高さH04になるように記憶さ
れ、品物C1がパレットPに載せられている場合は、取
り扱う物品Cの最大重量Wmax においては、段数Nに係
わらず、最下段の物品収納部1aに対応する空荷出退位
置ULP1における高さH01となる関係でメモリに予
め記憶されている。
【0055】そして、図11のフローチャートで示すと
同様に、スタッカークレーンEがクレーン移送台車Fに
乗り移ったことが検出されている状態で、入出庫作業デ
ータR1に基づいてフォーク装置E3に物品Cが有るこ
とが判別されている場合において、段数Nと物品重量W
に対応する基準高さH0をメモリから読み出して設定
し、フォーク装置E3の高さ位置Hが設定した基準高さ
H0よりも高いことが検出され15、フォーク装置E3
がその基準高さH0以下に下降してからクレーン移送台
車Fの走行を開始させ、基準高さH0以下のときは、直
ちにクレーン移送台車Fの走行を開始させる。その他の
構成は第1実施形態と同様である。
【0056】〔その他の実施形態〕 1.第1実施形態において、フォーク装置E3に物品C
が有ることが判別され、かつ、フォーク装置E3の現在
高さ位置Hが基準高さH0よりも高いことが判別された
場合には、物品重量Wにかかわらず、その現在高さ位置
Hが基準高さH0以下になってから、クレーン移送台車
Fの走行を開始させるように構成しても良い。 2.第1〜第4実施形態、第6実施形態において、物品
保持装置の高さ位置を、駆動昇降装置による物品保持装
置の昇降量に基づいて、ロータリエンコーダ等で連続的
に検出するように構成しても良い。 3.物品重量を制御装置に入力するに、その物品重量を
検出する重量センサーを昇降台に設けて、その重量セン
サーの検出結果を制御装置に入力するように構成しても
良い。 4.収納棚として固定棚のみが設けられている物品収納
設備であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品収納設備の概略平面図
【図2】物品収納設備の要部側面図
【図3】スタッカークレーンを載せたクレーン移送台車
の平面図
【図4】スタッカークレーンを載せたクレーン移送台車
の側面図
【図5】クレーン移送台車に載せたスタッカークレーン
の要部側面図
【図6】制御ブロック図
【図7】フローチャート
【図8】物品高さの説明図
【図9】第4実施形態の説明図
【図10】第5実施形態における物品重量Wと基準高さ
H0との関係を示すグラフ
【図11】第5実施形態を示すフローチャート
【図12】第6実施形態における段数Nと基準高さH0
との関係を示すグラフ
【図13】第7実施形態における段数Nと物品重量Wと
基準高さH0との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 収納棚 1a 物品収納部 2 制御手段 C 物品 D 作業通路 E 物品搬送車 E3 物品保持装置 F 移送台車 H 高さ位置 H0 基準高さ h 物品の高さ h0 設定高さ S1 物品検出装置 W 重量 W0 設定重量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納部が上下複数段に設けられてい
    る収納棚と、 前記収納棚に対して物品の出し入れを行うための作業通
    路を走行自在で、かつ、前記収納棚に対して出し入れす
    る物品を保持する物品保持装置が昇降自在に設けられて
    いる物品搬送車と、 前記作業通路の端部に隣接して停止した状態において、
    前記物品搬送車を載せ降ろし自在な移送台車とが設けら
    れている物品収納設備であって、 前記移送台車の走行を制御する制御手段が、前記物品搬
    送車を載せた際に、前記物品保持装置に物品が有り、か
    つ、前記物品保持装置の高さ位置が基準高さよりも高い
    場合には、基準高さ以下に下降させてから、前記移送台
    車の走行を開始させるように構成されている物品収納設
    備。
  2. 【請求項2】 前記物品保持装置に物品が有るか否かを
    検出する物品検出装置が、前記物品搬送車に設けられ、 前記制御手段が、前記物品保持装置を基準高さ以下に下
    降させてから前記移送台車の走行を開始させるか否かを
    判断するにおいて、前記物品検出装置の検出結果に基づ
    いて物品の有無を判別するように構成されている請求項
    1記載の物品収納設備。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記物品保持装置を基
    準高さ以下に下降させてから前記移送台車の走行を開始
    させるか否かを判断するにおいて、物品の重量が設定重
    量を越えている場合にのみ、物品が有るとして判断する
    ように構成されている請求項1又は2のいずれか1項記
    載の物品収納設備。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記物品保持装置を基
    準高さ以下に下降させてから前記移送台車の走行を開始
    させるか否かを判断するにおいて、物品の高さが設定高
    さを越えている場合にのみ、物品が有るとして判断する
    ように構成されている請求項1又は2のいずれか1項記
    載の物品収納設備。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記物品保持装置を基
    準高さ以下に下降させてから前記移送台車の走行を開始
    させるか否かを判断するにおいて、物品の重量が設定重
    量を越えていることの条件、又は、物品の高さが設定高
    さを越えていることの条件のいずれかが満足されると、
    物品が有るとして判断するように構成されている請求項
    1又は2のいずれか1項記載の物品収納設備。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記物品保持装置を基
    準高さ以下に下降させてから前記移送台車の走行を開始
    させるか否かを判断するにおいて、物品の重量が大きい
    ほど、基準高さを低くするように変更して判断するよう
    に構成されている請求項1又は2のいずれか1項記載の
    物品収納設備。
  7. 【請求項7】 前記制御手段が、前記物品保持装置を基
    準高さ以下に下降させてから前記移送台車の走行を開始
    させるか否かを判断するにおいて、物品の高さが高いほ
    ど、基準高さを低くするように変更して判断するように
    構成されている請求項1又は2のいずれか1項記載の物
    品収納設備。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、前記物品保持装置を基
    準高さ以下に下降させてから前記移送台車の走行を開始
    させるか否かを判断するにおいて、物品の重量が大き
    く、かつ、物品の高さが高いほど、基準高さを低くする
    ように変更して判断するように構成されている請求項1
    又は2のいずれか1項記載の物品収納設備。
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