JPH10119924A - 二つの容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充 填機構 - Google Patents
二つの容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充 填機構Info
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- JPH10119924A JPH10119924A JP8303410A JP30341096A JPH10119924A JP H10119924 A JPH10119924 A JP H10119924A JP 8303410 A JP8303410 A JP 8303410A JP 30341096 A JP30341096 A JP 30341096A JP H10119924 A JPH10119924 A JP H10119924A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来から、二つの容器を有する噴出容器は開発
された。その二つの容器は、缶などの外部容器と袋状の
内部容器とからなる内外二つの容器をいうのである。そ
して、その内部容器に内容物を充填する内容物充填機構
と缶などの外部容器と袋状の内部容器との間に加圧窒素
ガスを充填し得る加圧ガス充填機構は開発されるまでに
は至ってなかった。 【解決手段】本発明は、外部容器と内部容器でなる二つ
の容器を有し、その内部容器に内容物充填機構を有し、
内容物充填機構で内容物の充填に際し、内容物充填用部
材をバルブステムの先端開口部に押し当て、内容物を袋
内に充填し、押圧ガスの充填に際し、その先端部に開口
部閉鎖用シール材を有し、内容物の内容物充填機構で内
容物の充填をすることを特徴にした二つの容器を有する
噴出容器の窒素ガス充填および内容物充填機構である。
された。その二つの容器は、缶などの外部容器と袋状の
内部容器とからなる内外二つの容器をいうのである。そ
して、その内部容器に内容物を充填する内容物充填機構
と缶などの外部容器と袋状の内部容器との間に加圧窒素
ガスを充填し得る加圧ガス充填機構は開発されるまでに
は至ってなかった。 【解決手段】本発明は、外部容器と内部容器でなる二つ
の容器を有し、その内部容器に内容物充填機構を有し、
内容物充填機構で内容物の充填に際し、内容物充填用部
材をバルブステムの先端開口部に押し当て、内容物を袋
内に充填し、押圧ガスの充填に際し、その先端部に開口
部閉鎖用シール材を有し、内容物の内容物充填機構で内
容物の充填をすることを特徴にした二つの容器を有する
噴出容器の窒素ガス充填および内容物充填機構である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二つの容器を有する噴
出容器のガス充填および内容物充填機構に関し、特に、
缶などの外部容器と袋状の内容物容器からなる内部容器
とにより構成した内外二つの容器を有し、その内部容器
に内容物を充填することに適した内容物充填機構を内蔵
した噴出容器のガスおよび内容物充填機構において、内
容物の充填に際しては、内容物充填用部材をバルブステ
ムの先端開口部に押し当てて、内容物を袋内に充填し、
押圧ガスの充填に際して、その先端部に開口部閉鎖用シ
ール材を有し、その周囲の充填用流路を流下させ得るよ
うにして、内容物の充填を行なって容易に注入し得るよ
うにした二つの容器を有する噴出容器のガス充填および
内容物充填機構に関する。
出容器のガス充填および内容物充填機構に関し、特に、
缶などの外部容器と袋状の内容物容器からなる内部容器
とにより構成した内外二つの容器を有し、その内部容器
に内容物を充填することに適した内容物充填機構を内蔵
した噴出容器のガスおよび内容物充填機構において、内
容物の充填に際しては、内容物充填用部材をバルブステ
ムの先端開口部に押し当てて、内容物を袋内に充填し、
押圧ガスの充填に際して、その先端部に開口部閉鎖用シ
ール材を有し、その周囲の充填用流路を流下させ得るよ
うにして、内容物の充填を行なって容易に注入し得るよ
うにした二つの容器を有する噴出容器のガス充填および
内容物充填機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、二つの容器を有する噴出容器
は開発されてきた。その二つの容器は、缶などの外部容
器と袋状の内容物収容容器からなる内部容器とから構成
した内外二つの容器を有したものである。そして、その
内部容器に内容物を充填することに適した内容物充填機
構有するとともに缶などの外部容器と袋状の内容物容器
からなる内部容器との間に加圧ガスを充填することに適
した加圧ガス充填機構を有することまでには至ってなか
った。
は開発されてきた。その二つの容器は、缶などの外部容
器と袋状の内容物収容容器からなる内部容器とから構成
した内外二つの容器を有したものである。そして、その
内部容器に内容物を充填することに適した内容物充填機
構有するとともに缶などの外部容器と袋状の内容物容器
からなる内部容器との間に加圧ガスを充填することに適
した加圧ガス充填機構を有することまでには至ってなか
った。
【０００３】
【発明が解決しようとするための課題】そこで、本発明
は、二つの容器を有する噴出容器の内容物を充填するこ
とに適した内容物充填機構とともに缶などの外部容器と
袋状の内容物容器からなる内部容器との間に加圧ガスを
充填することに適した加圧ガス充填機構を有する内容物
噴出構造体を開発することを第１の課題とする。また、
内容物を充填することを容易にした内容物充填機構を有
するとともに噴出容器の加圧ガス充填機構を有する内容
物噴出構造体を開発することを第２の課題とする。ま
た、二つの容器を有する噴出容器のガス充填機構を有す
る内容物噴出構造体と袋状の内容物容器からなる内部容
器との間に加圧ガスを充填することに適した加圧ガス充
填機構を有する内容物噴出構造体との外部容器と内部容
器との二つの容器を有する内容物噴出構造体を開発する
ことを第３の課題とする。また、内容物を充填すること
に適した内容物充填機構により袋状の内容物容器には圧
力ガスが入らないようにして、内容物の充填をのみ行い
得るようにしてなることを第４の課題とする。また、ハ
ウジングの外側を通り抜け、内部容器即ち内容物容器の
開口部支持用筒状体とマウンテンキャップの内側の間を
くぐり抜けて、外部容器と内容物容器との間の空間部分
に押圧ガスの充填をなし、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ
２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注入することを
可能にした二つの容器を有する噴出容器のガス充填と内
容物充填機構を提供することを第５の課題とする。
は、二つの容器を有する噴出容器の内容物を充填するこ
とに適した内容物充填機構とともに缶などの外部容器と
袋状の内容物容器からなる内部容器との間に加圧ガスを
充填することに適した加圧ガス充填機構を有する内容物
噴出構造体を開発することを第１の課題とする。また、
内容物を充填することを容易にした内容物充填機構を有
するとともに噴出容器の加圧ガス充填機構を有する内容
物噴出構造体を開発することを第２の課題とする。ま
た、二つの容器を有する噴出容器のガス充填機構を有す
る内容物噴出構造体と袋状の内容物容器からなる内部容
器との間に加圧ガスを充填することに適した加圧ガス充
填機構を有する内容物噴出構造体との外部容器と内部容
器との二つの容器を有する内容物噴出構造体を開発する
ことを第３の課題とする。また、内容物を充填すること
に適した内容物充填機構により袋状の内容物容器には圧
力ガスが入らないようにして、内容物の充填をのみ行い
得るようにしてなることを第４の課題とする。また、ハ
ウジングの外側を通り抜け、内部容器即ち内容物容器の
開口部支持用筒状体とマウンテンキャップの内側の間を
くぐり抜けて、外部容器と内容物容器との間の空間部分
に押圧ガスの充填をなし、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ
２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注入することを
可能にした二つの容器を有する噴出容器のガス充填と内
容物充填機構を提供することを第５の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、缶などの外部
容器と袋状の内容物容器からなる内部容器とにより構成
した二つの容器を有し、その内部容器に内容物を充填す
ることに適した内容物充填機構を内蔵した噴出容器のガ
ス充填および内容物充填機構において、内容物の充填に
際しては、内容物充填用部材をバルブステムの先端開口
部に押し当てて、内容物を袋内に充填し得るようにし、
押圧ガスの充填に際しては、その先端部に開口部閉鎖用
シール材を有し、その周囲の充填用流路を流下して、袋
状の内容物容器には圧力ガスが入らないようにして、内
容物の充填を行ない、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃
至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注入してなるた二つ
の容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充填機
構である。
容器と袋状の内容物容器からなる内部容器とにより構成
した二つの容器を有し、その内部容器に内容物を充填す
ることに適した内容物充填機構を内蔵した噴出容器のガ
ス充填および内容物充填機構において、内容物の充填に
際しては、内容物充填用部材をバルブステムの先端開口
部に押し当てて、内容物を袋内に充填し得るようにし、
押圧ガスの充填に際しては、その先端部に開口部閉鎖用
シール材を有し、その周囲の充填用流路を流下して、袋
状の内容物容器には圧力ガスが入らないようにして、内
容物の充填を行ない、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃
至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注入してなるた二つ
の容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充填機
構である。
【０００５】
【作用】本発明は、缶などの外部容器と袋状の内容物容
器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を有し
ているので、比較的弱い袋状の内容物容器でありなが
ら、缶などの外部容器に守られて、比較的弱い袋状の内
容物容器が破れるなどの損傷を受けることを防止し得
る。また、その内部容器に内容物を充填することに適し
た内容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充填および
内容物充填機構において、内容物の充填に際しては、内
容物充填用部材をバルブステムの先端の周囲に位置する
ように内容物充填装置の先端の内側に嵌め込まれたリン
グパッキンにより確実に閉鎖されて隙間をなくし、そし
て、バルブステムの先端開口部に押し当てた状態で、内
容物を袋内に充填し得るようにし、袋状の内容物容器に
は圧力ガスが入らないようにして、内容物の充填を確実
に行い得る。そして、押圧ガスの充填に際しては、その
先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲の充填
用流路を流下して、袋状の内容物容器には圧力ガスが入
らないようにして、内容物の充填を行ない、空気圧に加
えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガス
を注入することを可能にした二つの容器を有する噴出容
器のガス充填および内容物充填機構であって、外部を缶
などの外部容器に守られて、比較的弱い袋状の内容物容
器が破れるなどの損傷を受けることを防止し得るととも
に噴出容器の噴出バルブの構成をガス充填機構および内
容物充填機構のいずれの充填機構にもその構成が適応し
得る構成にし得る。また、窒素ガスを使用するので、き
わめて安価であり、地球環境の浄化のためにも寄与し得
る。
器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を有し
ているので、比較的弱い袋状の内容物容器でありなが
ら、缶などの外部容器に守られて、比較的弱い袋状の内
容物容器が破れるなどの損傷を受けることを防止し得
る。また、その内部容器に内容物を充填することに適し
た内容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充填および
内容物充填機構において、内容物の充填に際しては、内
容物充填用部材をバルブステムの先端の周囲に位置する
ように内容物充填装置の先端の内側に嵌め込まれたリン
グパッキンにより確実に閉鎖されて隙間をなくし、そし
て、バルブステムの先端開口部に押し当てた状態で、内
容物を袋内に充填し得るようにし、袋状の内容物容器に
は圧力ガスが入らないようにして、内容物の充填を確実
に行い得る。そして、押圧ガスの充填に際しては、その
先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲の充填
用流路を流下して、袋状の内容物容器には圧力ガスが入
らないようにして、内容物の充填を行ない、空気圧に加
えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガス
を注入することを可能にした二つの容器を有する噴出容
器のガス充填および内容物充填機構であって、外部を缶
などの外部容器に守られて、比較的弱い袋状の内容物容
器が破れるなどの損傷を受けることを防止し得るととも
に噴出容器の噴出バルブの構成をガス充填機構および内
容物充填機構のいずれの充填機構にもその構成が適応し
得る構成にし得る。また、窒素ガスを使用するので、き
わめて安価であり、地球環境の浄化のためにも寄与し得
る。
【０００６】
【実施例１】本発明は、缶などの外部容器と袋状の内容
物容器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を
有し、その内部容器に内容物を充填することに適した内
容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充填および内容
物充填機構において、内容物の充填に際しては、内容物
充填用部材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、
内容物を袋内に充填し得るようにし、押圧ガスの充填に
際しては、その先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、
その周囲の充填用流路を流下して、袋状の内容物容器に
は圧力ガスが入らないようにして、内容物の充填を行な
い、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２
の加圧窒素ガスを注入することを特徴にしたガス充填お
よび内容物充填機構であり、そして、その発明は、内容
物を保持した袋を支持するハウジング筒体にバルブハウ
ジングを嵌め込み、そのバルブハウジングの内部に収容
したステムラバー付きバルブステムを弾性体により上昇
させ得るようにし、内容物の充填に際しては、内容物充
填用部材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、そ
の下部にパッキング部材を配置し、そのパッキング部材
をマウンテンキャップの上面部分に押し当てて、バルブ
ステムの周囲とマウンテンキャップの間で形成される開
口部を通り、ステムラバーの上面をくぐり抜け、マウン
テンキャップの内側を通り抜け、外部容器と内容物容器
との間の空間部分に所望圧になるように押圧ガスの充填
をなし得るようにした二つの容器を有する噴出容器のガ
ス充填および内容物充填機構である。
物容器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を
有し、その内部容器に内容物を充填することに適した内
容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充填および内容
物充填機構において、内容物の充填に際しては、内容物
充填用部材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、
内容物を袋内に充填し得るようにし、押圧ガスの充填に
際しては、その先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、
その周囲の充填用流路を流下して、袋状の内容物容器に
は圧力ガスが入らないようにして、内容物の充填を行な
い、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２
の加圧窒素ガスを注入することを特徴にしたガス充填お
よび内容物充填機構であり、そして、その発明は、内容
物を保持した袋を支持するハウジング筒体にバルブハウ
ジングを嵌め込み、そのバルブハウジングの内部に収容
したステムラバー付きバルブステムを弾性体により上昇
させ得るようにし、内容物の充填に際しては、内容物充
填用部材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、そ
の下部にパッキング部材を配置し、そのパッキング部材
をマウンテンキャップの上面部分に押し当てて、バルブ
ステムの周囲とマウンテンキャップの間で形成される開
口部を通り、ステムラバーの上面をくぐり抜け、マウン
テンキャップの内側を通り抜け、外部容器と内容物容器
との間の空間部分に所望圧になるように押圧ガスの充填
をなし得るようにした二つの容器を有する噴出容器のガ
ス充填および内容物充填機構である。
【０００７】
【実施例２】本発明は、缶などの外部容器と袋状の内容
物容器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を
有し、その内部容器に内容物を充填することに適した内
容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充填および内容
物充填機構において、内容物の充填に際しては、内容物
充填用部材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、
内容物を袋内に充填し得るようにし、押圧ガスの充填に
際しては、その先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、
その周囲の充填用流路を流下して、袋状の内容物容器に
は圧力ガスが入らないようにして、内容物の充填を行な
い、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２
の加圧窒素ガスを注入した構成であり、バルブステムの
横穴をステムラバーにより閉鎖した状態から、そのステ
ムラバーの下面を加圧して加圧状態から、加圧内容物を
通り抜けさせて、その下方部分のスリットをくぐり抜け
させて、内容物を袋内に充填させて、袋内に内容物を容
易に充填させ得るようにしてなる噴出容器のガス充填機
構であって、押圧ガスの充填に際しては、その先端部に
開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲に充填用流路を
形成し、その下部にパッキング部材を配置し、そのパッ
キング部材をマウンテンキャップの上面部分に押し当て
て、バルブステムの周囲とマウンテンキャップの間で形
成される開口部を通り、ステムラバーの上面をくぐり抜
け、マウンテンキャップの内側でハウジングの外側を通
り抜け、内容物容器の開口部支持用筒状体とマウンテン
キャップの内側の間をくぐり抜けて、外部容器と内容物
容器との間の空間部分に押圧ガスの充填をなし得ること
を特徴にした二つの容器を有する噴出容器のガス充填お
よび内容物充填機構である。
物容器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を
有し、その内部容器に内容物を充填することに適した内
容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充填および内容
物充填機構において、内容物の充填に際しては、内容物
充填用部材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、
内容物を袋内に充填し得るようにし、押圧ガスの充填に
際しては、その先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、
その周囲の充填用流路を流下して、袋状の内容物容器に
は圧力ガスが入らないようにして、内容物の充填を行な
い、空気圧に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２
の加圧窒素ガスを注入した構成であり、バルブステムの
横穴をステムラバーにより閉鎖した状態から、そのステ
ムラバーの下面を加圧して加圧状態から、加圧内容物を
通り抜けさせて、その下方部分のスリットをくぐり抜け
させて、内容物を袋内に充填させて、袋内に内容物を容
易に充填させ得るようにしてなる噴出容器のガス充填機
構であって、押圧ガスの充填に際しては、その先端部に
開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲に充填用流路を
形成し、その下部にパッキング部材を配置し、そのパッ
キング部材をマウンテンキャップの上面部分に押し当て
て、バルブステムの周囲とマウンテンキャップの間で形
成される開口部を通り、ステムラバーの上面をくぐり抜
け、マウンテンキャップの内側でハウジングの外側を通
り抜け、内容物容器の開口部支持用筒状体とマウンテン
キャップの内側の間をくぐり抜けて、外部容器と内容物
容器との間の空間部分に押圧ガスの充填をなし得ること
を特徴にした二つの容器を有する噴出容器のガス充填お
よび内容物充填機構である。
【０００８】
【効果】本発明は、缶などの外部容器と袋状の内容物容
器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を有し
ているので、比較的弱い袋状の内容物容器でありなが
ら、缶などの外部容器に守られて、比較的弱い袋状の内
容物容器が破れるなどの損傷を受けることを防止し得る
効果がある。また、その内部容器に内容物を充填するこ
とに適した内容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充
填および内容物充填機構において、内容物の充填に際し
ては、内容物充填用部材をバルブステムの先端の周囲に
位置するように内容物充填装置の先端の内側に嵌め込ま
れたリングパッキンにより確実に閉鎖されて隙間をなく
し得る効果がある。、そして、バルブステムの先端開口
部に押し当てた状態で、内容物を袋内に充填し得る効果
がある。そして、袋状の内容物容器には圧力ガスが入ら
ないようにして、内容物の充填を確実に行い得る効果が
ある。そして、押圧ガスの充填に際しては、その先端部
に開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲の充填用流路
を流下して、袋状の内容物容器には圧力ガスが入らない
ようにして、内容物の充填を行ない、空気圧に加えて２
ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注入
することを可能にした二つの容器を有する噴出容器のガ
ス充填および内容物充填機構であって、缶などの外部容
器に守られて、比較的弱い袋状の内容物容器が破れるな
どの損傷を受けることを防止し得るとともに噴出容器の
噴出バルブの構成をガス充填機構および内容物充填機構
のいずれの構成にも適した構成にし得る効果がある。ま
た、窒素ガスを使用するので、きわめて安価であり、地
球環境の浄化のためにも寄与し得る効果がある。また、
従来から使用されてきたガス充填機構および内容物充填
機構の構成を格別変えることなく、そのまま使用し得る
効果がある。
器からなる内部容器とにより構成した二つの容器を有し
ているので、比較的弱い袋状の内容物容器でありなが
ら、缶などの外部容器に守られて、比較的弱い袋状の内
容物容器が破れるなどの損傷を受けることを防止し得る
効果がある。また、その内部容器に内容物を充填するこ
とに適した内容物充填機構を内蔵した噴出容器のガス充
填および内容物充填機構において、内容物の充填に際し
ては、内容物充填用部材をバルブステムの先端の周囲に
位置するように内容物充填装置の先端の内側に嵌め込ま
れたリングパッキンにより確実に閉鎖されて隙間をなく
し得る効果がある。、そして、バルブステムの先端開口
部に押し当てた状態で、内容物を袋内に充填し得る効果
がある。そして、袋状の内容物容器には圧力ガスが入ら
ないようにして、内容物の充填を確実に行い得る効果が
ある。そして、押圧ガスの充填に際しては、その先端部
に開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲の充填用流路
を流下して、袋状の内容物容器には圧力ガスが入らない
ようにして、内容物の充填を行ない、空気圧に加えて２
ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注入
することを可能にした二つの容器を有する噴出容器のガ
ス充填および内容物充填機構であって、缶などの外部容
器に守られて、比較的弱い袋状の内容物容器が破れるな
どの損傷を受けることを防止し得るとともに噴出容器の
噴出バルブの構成をガス充填機構および内容物充填機構
のいずれの構成にも適した構成にし得る効果がある。ま
た、窒素ガスを使用するので、きわめて安価であり、地
球環境の浄化のためにも寄与し得る効果がある。また、
従来から使用されてきたガス充填機構および内容物充填
機構の構成を格別変えることなく、そのまま使用し得る
効果がある。
【図１】押圧ガスの充填装置により押圧ガスの加圧ガス
のガス圧が２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２のガス圧
を維持して噴出容器の外部容器内にガス充填をしている
ところを示す。
のガス圧が２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２のガス圧
を維持して噴出容器の外部容器内にガス充填をしている
ところを示す。
【図２】内容物の充填装置によりガス充填をする機構に
より内容物を内部容器内に充填しているところを示す。
より内容物を内部容器内に充填しているところを示す。
１ 押圧ガスの充填装置の開口部 ２ 内容物の充
填装置の開口部 ３ 開口部先端のパッキン ４ 充填装置の
開口部のリングパッキン ５ 袋状の内容物収容容器 ６ リングパッ
キンの支持部材 ７ 内容物収容容器の開口部 ８ ステムラバ
ー ９ バルブステムの開口 １０ バルブステ
ム １１ バルブステムの縦孔 １１ マウンテン
キャップの環状シール材 １３ バルブステムの縦孔の横孔 １４ 袋状の内容
物収容容器の波状開口部 １５ バルブステムの下端部分 １６ 小径筒状部
材の下端開口部 １７ バルブステムの上部の弁座 １８ 小径筒状部
材の下端割溝部 １９ バルブハウジングの下部弁座 ２０ ハウジング
の支持用小径筒状部材 ２１ コイルばね ２２ ハウジング
の支持用大径筒状部材 ２３ 開口部先端の筒状パッキン ２４ マウンテン
キャップの上端開口部 ２５ 開口部のパッキン支持部材 ２６ マウンテン
キャップ ２７ マウンテンキャップ裏の隙間 ２８ ステムラバ
ーの上部隙間 ２９ マウンテンキャップ内側隙間 ３０ ステムラバ
ーの下部隙間
填装置の開口部 ３ 開口部先端のパッキン ４ 充填装置の
開口部のリングパッキン ５ 袋状の内容物収容容器 ６ リングパッ
キンの支持部材 ７ 内容物収容容器の開口部 ８ ステムラバ
ー ９ バルブステムの開口 １０ バルブステ
ム １１ バルブステムの縦孔 １１ マウンテン
キャップの環状シール材 １３ バルブステムの縦孔の横孔 １４ 袋状の内容
物収容容器の波状開口部 １５ バルブステムの下端部分 １６ 小径筒状部
材の下端開口部 １７ バルブステムの上部の弁座 １８ 小径筒状部
材の下端割溝部 １９ バルブハウジングの下部弁座 ２０ ハウジング
の支持用小径筒状部材 ２１ コイルばね ２２ ハウジング
の支持用大径筒状部材 ２３ 開口部先端の筒状パッキン ２４ マウンテン
キャップの上端開口部 ２５ 開口部のパッキン支持部材 ２６ マウンテン
キャップ ２７ マウンテンキャップ裏の隙間 ２８ ステムラバ
ーの上部隙間 ２９ マウンテンキャップ内側隙間 ３０ ステムラバ
ーの下部隙間
Claims (3)
- 【請求項１】缶などの外部容器と袋状の内容物容器から
なる内部容器とにより構成した二つの容器を有し、その
内部容器に内容物を充填することに適した内容物充填機
構を内蔵した噴出容器のガス充填および内容物充填機構
において、内容物の充填に際しては、内容物充填用部材
をバルブステムの先端開口部に押し当てて、内容物を袋
内に充填し得るようにし、押圧ガスの充填に際しては、
その先端部に開口部閉鎖用シール材を有し、その周囲の
充填用流路を流下して、袋状の内容物容器には圧力ガス
が入らないようにして、内容物の充填を行ない、空気圧
に加えて２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素
ガスを注入してなる二つの容器を有する噴出容器のガス
充填および内容物充填機構。 - 【請求項２】内容物を保持した袋を支持するハウジング
筒体にバルブハウジングを嵌め込み、そのバルブハウジ
ングの内部に収容したステムラバー付きバルブステムを
弾性体により上昇させ得るようにし、内容物の充填に際
しては、内容物充填用部材をバルブステムの先端開口部
に押し当てて、内容物を袋内に充填し得るようにし、押
圧ガスの充填に際しては、その先端部に開口部閉鎖用シ
ール材を有し、その周囲に充填用流路を形成し、その下
部にパッキング部材を配置し、そのパッキング部材をマ
ウンテンキャップの上面部分に押し当てて、バルブステ
ムの周囲とマウンテンキャップの間で形成される開口部
を通り、ステムラバーの上面をくぐり抜け、マウンテン
キャップの内側を通り抜け、外部容器と内容物容器との
間の空間部分に所望圧になるように押圧窒素ガスの充填
をなし得るようにした請求項１記載の二つの容器を有す
る噴出容器のガス充填および内容物充填機構。 - 【請求項３】内容物の充填に際しては、内容物充填用部
材をバルブステムの先端開口部に押し当てて、内容物を
袋内に充填し得るようにし、バルブステムの横穴をステ
ムラバーにより閉鎖した状態から、そのステムラバーの
下面を加圧して加圧状態から、加圧内容物を通り抜けさ
せて、その下方部分のスリットをくぐり抜けさせて、内
容物を袋内に充填させて、袋内に内容物を容易に充填さ
せ得るようにしてなる噴出容器のガス充填機構であっ
て、押圧ガスの充填に際しては、その先端部に開口部閉
鎖用シール材を有し、その周囲に充填用流路を形成し、
その下部にパッキング部材を配置し、そのパッキング部
材をマウンテンキャップの上面部分に押し当てて、バル
ブステムの周囲とマウンテンキャップの間で形成される
開口部を通り、ステムラバーの上面をくぐり抜け、マウ
ンテンキャップの内側でハウジングの外側を通り抜け、
内容物容器の開口部支持用筒状体とマウンテンキャップ
の内側の間をくぐり抜けて、外部容器と内容物容器との
間の空間部分に押圧ガスの充填をなし、空気圧に加えて
２ｋｇ／ｃｍ２乃至３ｋｇ／ｃｍ２の加圧窒素ガスを注
入するようにした請求項１記載の二つの容器を有する噴
出容器のガス充填および内容物充填機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303410A JPH10119924A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 二つの容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充 填機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303410A JPH10119924A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 二つの容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充 填機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119924A true JPH10119924A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17920692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8303410A Pending JPH10119924A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 二つの容器を有する噴出容器のガス充填および内容物充 填機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10119924A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102514754A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-06-27 | 江苏中瀛涂料有限公司 | 一种有氮气保护装置的涂料硬化剂用作业装置 |
| CN109850233A (zh) * | 2019-03-18 | 2019-06-07 | 扬州美达灌装机械有限公司 | 一种高精度微量抛射剂充填机及其使用方法 |
Citations (5)
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| JPH08218061A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-27 | Suzuki Shiyoukan:Kk | エアゾール |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP8303410A patent/JPH10119924A/ja active Pending
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| CN109850233B (zh) * | 2019-03-18 | 2024-03-08 | 扬州美达灌装机械有限公司 | 一种高精度微量抛射剂充填机及其使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060403 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
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| A02 | Decision of refusal |
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