JPH1011891A - 環境に対して最適化されたスピンドル・スピードを有するディスク・ドライブ及び方法 - Google Patents

環境に対して最適化されたスピンドル・スピードを有するディスク・ドライブ及び方法

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JPH1011891A
JPH1011891A JP9067621A JP6762197A JPH1011891A JP H1011891 A JPH1011891 A JP H1011891A JP 9067621 A JP9067621 A JP 9067621A JP 6762197 A JP6762197 A JP 6762197A JP H1011891 A JPH1011891 A JP H1011891A
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disk
storage medium
operating
speed
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JP9067621A
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Jarumaa Ottesen Hull
ハル・ジャルマー・オッテセン
J Smith Gordon
ゴードン・ジェイ・スミス
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/26Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive-transfer means therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つ以上の個別のディスク速度を使用するデ
ィスク記憶装置を提供すること。 【解決手段】 ディスク速度が動作環境条件を用いて選
択される。環境条件を検出するために様々なセンサ21
4が使用されるか、または環境条件がユーザにより入力
され得る。様々なスピンドル・スピードに関連して、複
数の周波数ゾーンが使用されるとき、ディスク200上
のトラック位置のゾーンへの割当てが記憶装置が処理し
なければならないゾーン・ビット周波数の数を低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気媒体の回転速
度を最適化する方法及び装置に関し、特に、環境条件に
応答して、回転速度を制御する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】幾つかの電気装置の主要構成要素の1つ
に、データを記憶し、読出すための場所がある。例えば
コンパクト・ディスク・プレイヤは、音楽などのデータ
をプラスチック・ディスクから読出す。別の例としては
データをテープから読出すVCRがある。通常、コンピ
ュータ・システムは、データを記憶するために多数の記
憶媒体を使用する。コンピュータがデータを記憶できる
場所の1つは、直接アクセス記憶装置とも呼ばれるディ
スク・ドライブである。
【0003】本発明は直接アクセス記憶装置に限るもの
ではないが1例としてこれについて述べる。ディスク・
ドライブまたは直接アクセス記憶装置はレコード・プレ
イヤ上で使用されるレコード、またはCDプレイヤ内で
使用されるコンパクト・ディスクに類似の幾つかのディ
スクを含む。ディスクはスピンドル上に積み上げられ、
これは丁度、幾つかのレコードが再生待ちの状態である
ことに類似する。しかしながらディスク・ドライブで
は、別のディスクが互いに接触しないように、ディスク
がスピンドルに間隔をあけて装着される。
【0004】各ディスクの表面は、外観的に一様であ
る。しかしながら、実際には、各表面はデータが記憶さ
れる部分に分割される。木の年輪のような同心円状の多
数のトラックが存在する。ディスク・ドライブ内の各ト
ラックは更に多数のセクタに細分化され、これは本来、
円周トラックの1セクションに相当する
【0005】磁気ディスク上でのデータの記憶は、ディ
スクの一部をデータを表現するパターンに磁化すること
を意味する。ディスク上にデータを記憶するためにディ
スクが磁化される。磁性層を磁化するために書込み素子
として既知の磁気トランスジューサを含む小さなセラミ
ック・ブロックがディスクの表面上を通過する。より詳
細には、書込み素子がディスク表面から約百万分の6イ
ンチの高さに浮上し、トラックに渡り移動されるとき、
これが様々な状態に活性化され、それにより下方のトラ
ックが磁化され記憶データを表現する。特定のアプリケ
ーションでは書込み素子が読取り素子と同一である。他
のアプリケーションでは別々の書込み素子及び読取り素
子を使用する。
【0006】磁気ディスク上に記憶されたデータを検索
するために、書込み素子と極めて接近して配置される読
取り素子がディスク上を浮上される。ディスクの磁化部
分が読取り素子から信号を提供する。読取り素子からの
出力を参照することにより、データが復元され、コンピ
ュータ・システムにより使用される。
【0007】レコードの場合のように、データまたはデ
ィスク・ドライブの動作に必要な他の情報を記憶するた
めに、一般にディスクの両面が使用される。ディスクは
スタック状に保持され互いに間隔をあけられるので、デ
ィスク・スタック内の各ディスクの上面及び下面の両方
が、それ自身の読取り素子及び書込み素子を有する。こ
れは一度にレコードの両面を再生可能なステレオを有す
ることに匹敵する。各面は針を有し、これがレコードの
特定の面を再生する。
【0008】ディスク・ドライブはまた、ステレオ・レ
コード・プレイヤのトーン・アームに匹敵するものを有
する。ロータリ型とリニア型の2つの型のディスク・ド
ライブが存在する。ロータリ・ディスク・ドライブはレ
コード・プレイヤのように回転するトーン・アームを有
する。ロータリ・ディスク・ドライブのトーン・アーム
は、アクチュエータ・アームと称され、全てのトランス
ジューサまたは読取り/書込み素子を保持する。構造内
に支持される各ディスクの各表面に1ヘッドが対応し、
これは丁度、櫛に似ている。時にこの構造はEブロック
と呼ばれる。トーン・アームのようにアクチュエータ・
アームも回転し、アクチュエータ・アームに装着される
読取り素子及び書込み素子が、ディスクの様々なトラッ
ク上の位置に移動される。このように書込み素子は幾つ
かのトラック位置の1つにおいて、ディスクの表面をデ
ータを表すパターンに磁化するために使用される。読取
り素子はディスクの1つのトラック上の磁化パターンを
検出するために使用される。例えば必要とされるデータ
が、ある特定のディスク上の2つの異なるトラック上に
記憶され、データの磁気表現を読出すためにアクチュエ
ータ・アームが、あるトラックから別のトラックに回転
される。
【0009】本発明は、磁気媒体を使用するディスク・
ドライブ内の使用に限られるものではなく、回転する媒
体を有する任意の装置において有用である。この特定の
アプリケーションでは、磁気媒体について述べられる
が、本発明は異なる型の媒体または読取り及び書込み素
子を有する、他の記憶装置においても有用である。
【0010】ポータブル・システム内での直接アクセス
記憶装置(DASD)の使用は、過去数年に渡り多大に
増えている。例えば磁気ハード・ディスク装置が一般に
ポータブル・コンピュータに組み込まれる。コンピュー
タの携帯性は記憶装置を様々な異なる動作環境及び条件
にさらすことになる。例えばポータブル・コンピュータ
は飛行機内で使用され、記憶装置が気圧の実質的な変化
や乱振動などにさらされたりする。
【0011】記憶装置が使用される様々な動作環境及び
条件は、記憶装置の動作に多大な悪影響を及ぼし得る。
例えば回転ディスクを使用する従来の磁気ディスク・ド
ライブがポータブル・コンピュータ内で使用され得る。
ディスク・ドライブは磁気ヘッド・アセンブリの一部と
して形成されるトランスジューサを使用して、情報をデ
ィスクから読出し、またディスクに書込む。磁気ヘッド
・アセンブリは通常、トランスジューサとディスク表面
との間にエア・ベアリングを形成することにより、ヘッ
ド・アセンブリをディスク表面上に接近して浮上させる
空気力学的性質を有するスライダを含む。フレキシャ・
アームがトランスジューサ/スライダ機構をアクチュエ
ータ・アームに結合する。フレキシャ・アームはばね式
に止められ、スライダの空気力学的揚力に対抗して、デ
ィスク表面上の浮上量を制御する。通常のディスク・ド
ライブでは、エア・ベアリングがヘッドとディスクとの
間に50nm程度の間隔を形成する。従来のディスク・
ドライブが飛行機内で使用されるポータブル・コンピュ
ータ内に組み込まれるとき、機内の低い気圧がスライダ
の揚力を低減し、ヘッドとディスクとの間のエア・ベア
リングを減少させる。浮上量が減少すると、ヘッドとデ
ィスクとの衝突の可能性が増すことになる。
【0012】ヘッドとディスクとの衝突は、ディスク・
ドライブにとって致命的な現象である。なぜならデータ
のアクセスがもはや不能になり、ディスク・ドライブを
使用不可能にするからである。このデータ損失はユーザ
にとって重大な経済損失となる。従って、ヘッドとディ
スクとの衝突の可能性を最小化することが極めて重要で
ある。
【0013】他の環境条件も、回転記憶媒体を使用する
記憶装置の動作に悪影響を及ぼし得る。一般に、携帯用
アプリケーションに使用されるハード・ディスク装置
は、物理的に小型で頑丈な装置であり、アクチュエータ
を位置決めするための埋め込み型サーボ制御を使用す
る。埋め込み型サーボを使用するポータブル・ディスク
・ドライブは外部衝撃及び振動により、多大に損傷され
得る。埋め込み型サーボ・パターン情報は通常、ディス
ク表面上の多数のサーボ・セクタ内に提供される。サー
ボ・セクタは一般にディスクの回りにディスク中心から
外側に向けて、一定の間隔をあけて延びる。埋め込み型
サーボ情報のために使用されるディスク部分は、データ
を記憶するためには使用することができないため、サー
ボ・セクタの数を減らす(すなわちディスク上のサーボ
情報を、できる限り間隔をあけて配置する)ことが望ま
しい。トランスジューサは、サーボ・セクタ間の所望の
トラック位置からドリフトする傾向があるので、各サー
ボ・セクタにおいてトラックの中心上に再位置合わせさ
れ得る。しかしながら、サーボ情報が更に間隔をあけて
配置されると、ヘッドが適正なトラック位置から大きく
逸脱し、エラーを生じる可能性が高くなる。外部衝撃及
び振動はトランスジューサのサーボ・セクタ間でのより
大きな移動を生じる傾向があり、トランスジューサが次
のサーボ・セクタを読出す以前に、トラックから逸脱す
る可能性を増大させる。
【0014】上述した例から理解されるように、現行の
記憶装置は、ディスク・ドライブが動作する環境に起因
する様々な外的影響に対処する機構を十分に提供しな
い。従って、装置が動作する環境に対処する改善された
記憶装置が待望される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般に、本発明の目的
は、ディスク・ドライブが動作する環境に起因する様々
な外的影響に対処するための、最適化された記憶機構回
転速度を有する記憶装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】1実施例では、本発明
は、記憶装置内の回転記憶媒体の回転速度を制御する装
置及び方法の形態で実現される。記憶装置が動作する環
境条件が判断され、回転記憶媒体の回転速度がその環境
条件にもとづき選択される。環境条件を検出するための
センサが記憶装置内に提供されるか、或いは環境情報が
ユーザにより入力され得る。
【0017】本発明によれば、メモリ記憶装置がデータ
を記憶する記憶媒体と、記憶媒体に接続され、前記記憶
媒体を複数の個別の速度で選択的に回転するモータと、
前記記憶媒体を前記複数の個別の速度の各々によりアク
セスするために装着されるトランスジューサと、前記メ
モリ記憶装置が動作している環境を示す環境信号を受信
する制御ユニットであって、前記環境信号にもとづき前
記モータに前記複数の個別の速度の1つを指示する制御
信号を提供する、前記制御ユニットとを含む。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は改善された記憶装置を提
供し、そこでは記憶装置が動作される環境が、記憶装置
の動作を制御するために使用される。以下で詳述される
ように、本発明の実施例によれば、回転記憶媒体の回転
速度が記憶装置の動作環境にもとづき変化される。本発
明は一般に磁気及び光ディスク・ドライブ、CD−RO
Mなどの回転記憶媒体を使用する任意の記憶装置に関連
する。後述の模範的な実施例ではディスク・ドライブに
ついて述べるが、他の型の記憶装置における記述の機構
の実現も本説明から明らかとなろう。
【0019】ディスク表面を表す図が図1に示される。
ディスク表面は多数のデータ・トラック位置(図示せ
ず)をディスクの周囲に含む。トラック位置は同心デー
タ・トラックに対応し、これは多数の同心円、または1
つ以上の連続する同心スパイラル・トラックであり得
る。データ・トラックの密度は1インチ当たり数千トラ
ック(TPI)のオーダである。ディスクはまた、埋め
込み型サーボ情報が提供される。これはライン105に
より示されるように、一般にディスクの中心から外側に
向けて薄いウェッジとして延びる。
【0020】ディスク100はスピンドル・モータによ
り、速度ωjで矢印104方向に回転される。以下で詳
述されるように本発明の実施例によれば、ディスクは2
種類以上の個別の速度ωjで回転され得る。使用される
特定の速度ωjは、ディスク・ドライブが使用される動
作モードにもとづき決定される。
【0021】本発明の実施例によれば、ディスクが使用
される動作環境にもとづき選択される多数の異なる個別
のディスク速度ωjを使用する、ディスク記憶装置が提
供される。多数の異なる条件の1つまたは複数が、適切
な動作ディスク速度を決定するために使用される。
【0022】環境条件に応答して、スピンドル速度を制
御可能な典型的なディスク・ドライブの構成要素が図2
にブロック図形式で示される。図2において、ディスク
200がスピンドル・モータ201により回転される。
スピンドル・モータ201の回転速度はモータ制御装置
202により制御される。モータ制御装置202は制御
信号202Aをスピンドル・モータ201に提供し、こ
の信号がスピンドル・モータ201従ってディスク20
0を選択された個別の速度で回転させる。読取り/書込
みヘッドなどのトランスジューサ203がディスク20
0に接近して位置決めされ、ディスク200の表面にデ
ータを読み書きする。
【0023】トランスジューサ203は、例えばロータ
リ・アクチュエータ(図示せず)に装着され、これがト
ランスジューサを所望のトラック位置上に位置決めす
る。トランスジューサ203はデータ・チャネル204
に接続され、これは信号をディスクから読み書きするた
めに使用され得る。ディスク200が異なる速度で回転
されるので、データ・チャネル204はデータを多数の
異なる周波数で読み書き可能でなければならず、各周波
数がディスク・ドライブにより使用される個別の回転デ
ィスク速度の1つに対応する。例えば読出し動作ではト
ランスジューサ203は、ディスクから読出される情報
の生の信号をデータ・チャネル204に提供し、データ
・チャネルが所与のディスク速度に対する適切な周波数
において、信号からデータを抽出する。ディスク200
から読出されたデータは、データ・チャネル204から
I/Oインタフェース212に供給され、インタフェー
ス212が信号をディスク・ドライブが提供されるコン
ピュータ210のCPU211により使用されるように
処理する。
【0024】センサ214は、ディスク・ドライブが動
作される動作環境に関連する1つ以上の条件をセンスす
るために提供される。センサ214からの出力は制御ユ
ニット205により、適切なディスク速度を決定するた
めに使用される。制御ユニット205はデータ・チャネ
ル204及びモータ制御装置202に接続され、センサ
214からの条件信号215に応答して、記憶媒体の動
作回転速度を変化させ、またデータを記憶媒体に読み書
きするための適切な動作周波数を確立するために使用さ
れる。
【0025】制御ユニット205はコンピュータ210
にも接続され、制御信号207を処理回路212から受
信する。制御信号207は適切なディスク速度を決定す
るために制御ユニット205により使用され得る追加の
情報を提供する。例えばディスク速度がセンスされる条
件に関係無しに、コンピュータのユーザからの入力指示
に従い変化されるか、或いは一定に維持され得る。また
特定の状況では、常にデータをディスクに同一のディス
ク回転速度で書込むことが望ましいかもしれない。こう
した状況では、適切なディスク速度の使用を保証するた
めに制御信号207が制御ユニット205に実行される
動作の型を知らせたりする。
【0026】制御信号207は更に、センサから出力さ
れる条件信号215に加え、またはその代わりに、環境
動作条件を示す信号を提供するためにも使用され得る。
こうした動作環境情報は、記憶装置が接続されるシステ
ムのユーザにより入力されてもよい。例えば環境条件に
応答してスピンドル・スピードを可変できるディスク・
ドライブを有するコンピュータは、ユーザに環境条件を
入力するように催促し得る。ユーザはコンピュータにコ
ンピュータが飛行機内で使用されているとの指示を入力
する。この情報は制御信号207を介して制御ユニット
205に提供され、そこでスピンドル・スピードが適切
に調整される。
【0027】条件信号215及び(または)制御信号2
07を使用することにより、制御ユニット205はモー
タ制御装置202に、ディスク速度を指定するための速
度制御信号209を提供する。上述のように、条件信号
215及び(または)制御信号207は制御ユニット2
05に、ディスク・ドライブが動作している動作環境を
知らせる。例えばセンサには、振動または衝撃を検出す
るためにディスク・ドライブ・ハウジング内に設けられ
る加速度計が含まれる。ディスク・ドライブにより遭遇
される振動または衝撃の大きさが設定されたしきい値よ
りも大きい場合、埋め込み型サーボ情報のサンプリング
率を増加することにより、より良好なサーボ制御を提供
するためにスピンドル・スピードが増加される。換言す
ると、ディスク速度を増加することにより、トランスジ
ューサがサーボ情報に遭遇する率が増加され、それによ
り、より良好なサーボ制御を提供する。ヘッドもまた増
加されたディスク速度でより高く浮上し、それによりヘ
ッドとディスクとの接触の確率を低減する。
【0028】理解されるように、適切なスピンドル・ス
ピードを決定するために異なる型のセンサが使用され得
る。気圧センサは、ディスク・ドライブ・ハウジング内
の大気圧を検出ために提供され得る。通常のディスク・
ドライブでは、ヘッドは例えば飛行機内で使用されると
きのような低い大気圧においては低い浮上量を有する。
一般にヘッドの浮上量は、ヘッド下のディスクの回転速
度の関数である。例えば特定のディスク・ドライブで
は、ディスク速度が増加されるとき、ヘッドの浮上量も
増加される。従って大気圧が所望のしきい値よりも低下
するときには、スピンドル速度を増加することが望まし
い。しかしながら、特定のスライダ構成ではディスク速
度を増加すると、ヘッドとディスクとの間の間隔が減少
する傾向があると言った逆のことが当てはまる。一般に
スピンドル・スピードの関数としての浮上量は、特定の
ディスク・ドライブに対して決定され、ディスク速度は
浮上量を適切に調整するために増加または減少され得
る。
【0029】気圧センサは、ディスク・ドライブが動作
している高度をユーザが直接入力することにより排除さ
れ得る。この値はディスク速度を制御するために、制御
信号207を介して制御ユニット205に提供される。
このように、浮上量は記憶装置が動作している高度に対
して最適化される。こうした機構はポータブル・コンピ
ュータと同様にデスクトップ・コンピュータにも有利に
組み込まれ得る。ディスク・ドライブのためのセットア
ップ動作が、ユーザにコンピュータが使用されている高
度を尋ねてもよい。次にユーザにより入力された高度に
おいて、ディスク・ドライブのヘッドの浮上量を最適化
するように、ディスク・スピードが選択され得る。
【0030】気圧をセンスするのではなく、システムが
直接ヘッドの浮上量をセンスし、浮上量が減少すると
き、浮上量を増加するようにディスクのスピードを調整
してもよい。浮上量は例えば、スライダ上に形成される
破片(debris)の結果として、減少する。浮上量の減少
は、調和比率浮上量(HRF:harmonic ratio flyheig
ht)検出法などの、既知の浮上量検出技術を用いて検出
される。
【0031】様々な他の環境条件が、スピンドル・スピ
ードに関して公称または正規動作スピンドル・スピード
からの増加または減少を指示してもよい。例えばセンサ
214がディスク・ドライブ内の温度をセンスしてもよ
い。センス温度が特定のしきい値を越えるとき、制御ユ
ニット205はディスク・ドライブを冷却するためにス
ピンドル・スピードを減少し得る。理解されるように、
2つ以上の条件がセンスされるか、ユーザにより入力さ
れるとき相反する主張に遭遇し得る。例えば、条件がス
ピンドル・スピードの増加と減少の両方を提案し得る。
条件に対して優先順位が確立されるか、或いは様々な組
み合わせが考慮されて、組み合わせに対するスピンドル
・スピードが制御ユニット205により指定され得る。
【0032】I/Oインタフェース212は情報を処理
し、ディスク記憶装置を使用するコンピュータ210の
CPU211にインタフェースを提供する。こうした回
路の動作の詳細については、後述の詳細例により提供さ
れる。
【0033】図3及び図4は、ディスクの回転速度がセ
ンス条件に応答して変更され得る模範的な実施例を示
す。図3及び図4に示される実施例は、隣接するトラッ
ク位置が複数のゾーンにバンディングされるディスクを
使用し、各ゾーンは所与のスピンドル速度に対して固有
に割当てられるゾーン周波数を有する。この技術は、回
転ディスクの記憶容量を増加するために使用され、一般
にゾーン・ビット記録(ZBR)として参照される。図
3及び図4に示されるシステムの説明を容易にするため
に、ZBRの背景となる原理について簡単に述べること
にする。
【0034】一定のスピンドル速度において、トランス
ジューサがディスクの内側部分からディスクの外縁に向
けて移動するとき、トランスジューサを通過するディス
ク表面の線速度が変化する。特に、ディスク表面の線速
度はディスクの外縁ほど大きくなる。ZBRは記録デー
タの線密度を増加するために、ディスクの外側部分にお
いて、データがディスクに記録される周波数を増加する
ことによりこの高い線速度を利用する。
【0035】理想的には、データなどの記録遷移の線密
度が、ディスク表面全体に渡り同一となるように、書込
み周波数がヘッドの半径方向の位置の関数として選択さ
れる。従ってこうしたシステムでは、ディスク上に記録
されるデータの線密度が、ディスク上の各トラックに対
して一定となる。しかしながら、実際には各トラック位
置に対して線密度を変化する必要はない。なぜなら、通
常、各トラック位置上に整数のデータ・ブロックを有す
ることが望ましいからである。むしろディスクは隣接ト
ラック位置のバンドから形成される、多数の同心ゾーン
に分割され得る。トラック位置は同心データ・トラック
に対応し、これは多数の同心円または1つ以上の連続す
る同心スパイラル・トラックのいずれかであり得る。ゾ
ーン周波数が各ゾーンに従来通りに割当てられ、データ
をディスクに書込み、読出すために使用される。ゾーン
周波数は通常、各ゾーンの最も内側のトラックにおける
データの線密度が実質的に一定となるように各ゾーンに
対して選択される。このようにして、ディスク全体の記
憶容量が多大に増加される。
【0036】図1を参照すると、ディスク100はNゾ
ーン101を有し、各ゾーンはトラックまたはトラック
位置(図示せず)のバンドから形成される。ゾーン10
1はディスクの外径に位置するゾーンZ1から、ディス
クの内径に位置するゾーンZNに進行する。ゾーン10
1はゾーンの内側半径102により定義され得る。半径
iはゾーンZiの内側半径に対応する。ディスクの半径
103はディスクの外径RODを定義する。異なるスピン
ドル・スピードが図示の実施例の態様に従い使用される
とき、各ゾーンの内側のトラックに書込まれるデータの
線密度が実質的に一定となるように、特定のゾーンに対
する書込み周波数が選択される。
【0037】上述のように、データは2種類以上のスピ
ンドル速度において、ディスクから読出され、また書込
まれ得る。従って線形データ率(すなわち、データがヘ
ッドに提供される、またはヘッドにより書込まれる率)
もまた、スピンドル・モータのスピードが変化されると
きに変化する。換言すると、スピンドル・モータのスピ
ードが変化するとき、所与のゾーンに対応して信号の遷
移により表現されるデータ・ビットがトランスジューサ
に提供される率が変化する。以降では、所与のスピンド
ル速度において、データがトランスジューサに提供され
る率を"ゾーン・ビット周波数"として参照する。従って
本明細書では、用語"ゾーン・ビット周波数"は、データ
のビットがトランスジューサに提供される(またはトラ
ンスジューサにより書込まれる)率を表すために使用さ
れる。これはゾーン内のデータの線密度及びディスクの
回転スピードの両方の関数である。
【0038】図3において、記録ヘッド313は、情報
をディスク310の表面に読み書きするために位置決め
される。図3では1つのディスクだけが示されるが、複
数のディスク及びヘッドが使用されてもよい。アクチュ
エータ・アセンブリ314はボイス・コイル・モータ
(VCM)を含み、ヘッド313を回転ディスク310
に対して移動するために提供される。スピンドル・モー
タ311はディスク310を回転するために提供され
る。スピンドル・モータ311はスピンドル制御装置3
12により制御される。スピンドル制御装置312はフ
ェーズ・ロックド・ループ(PLL)により実現され、
周波数制御信号f(i)をスピンドル制御装置312に
供給することにより、スピンドル・モータ311のスピ
ードが制御される。ここで図3乃至図4に示される様々
な制御要素は、個別のブロックとして示されるが、これ
らはマイクロコードを用いてマイクロプロセッサ上でも
実現され得る。更に複数の異なるマイクロプロセッサが
使用され、各々が1つ以上の上述の機能を実現してもよ
い。ここでの説明は、様々な要素の機能動作について述
べ、それらがマイクロコードまたは個別の回路として実
現されるかには関わらない。
【0039】適応アクチュエータ制御装置315が、ア
クチュエータ314を制御するために提供される。適応
アクチュエータ制御装置315は、読出し専用メモリ
(ROM)316に記憶される係数のセットを使用す
る。ROM316はディスク310の各個別の回転速度
に対して1つの係数セットを記憶する。ディスク速度は
周波数制御信号f(i)の制御の下で、ある個別速度か
ら別の個別速度に変化される。ディスク速度が変化され
るとき、適応アクチュエータ制御装置315が新たなデ
ィスク速度に対応する新たな係数セットをロードする。
異なるサーボ係数のセットが要求される理由はサーボ情
報のサンプリング率が変化するためである。トランスジ
ューサ313により読出されるサーボ情報、及びディス
ク上に書込まれるサーボ情報は復調器317により復調
され、位置誤差信号(PES)を生成するために使用さ
れる。このように、アクチュエータ・アクセス及びトラ
ッキング性能を最適化するように、適応アクチュエータ
制御装置315の動的動作が順応的に変化される。位置
誤差信号は記録ヘッド313を正確なトラック位置上に
位置合わせするサーボ制御のために使用される。例えば
ディスク310が速度低下させられるとき、位置誤差信
号のサンプリングはディスク310がより速い公称スピ
ードで回転されているときよりも遅くなる。適応アクチ
ュエータ制御装置315は、位置誤差信号を適切なサン
プリング速度でサンプリングするように動的に再構成さ
れなければならない。
【0040】ディスク310に読み書きされる情報は、
マルチプレクサ320を通過する。マルチプレクサ32
0は複数のディスク表面にそれぞれが対応する様々なヘ
ッドから、1つのヘッドを選択する(図3では1つのヘ
ッドだけが示される)。マルチプレクサ320の出力は
アーム・エレクトロニクス(AE)・モジュール321
に接続される。アーム・エレクトロニクス・モジュール
321は、書込み動作の間にディスクに書込まれるデー
タを受信するバッファ325に接続される。バッファ3
25はホスト・システム・インタフェース340に接続
され、これが更にポータブル・コンピュータの処理装置
などのホスト・システムに接続される。データは通常、
ホスト・システム・インタフェース340からバッファ
325に、固定速度(すなわち固定バイト数/秒)で渡
される。データは次にバッファ325に記憶される。デ
ータはバッファ325からディスクにアーム・エレクト
ロニクス・モジュール321及びマルチプレクサ320
を介して特定の速度(または周波数)でクロックに同期
して転送される。この速度はディスク速度及びデータが
書込まれるゾーンに依存する。従ってバッファは、ディ
スク速度"i"及びゾーン"k"に依存する制御信号f
(i、k)を提供される。換言すると、書込みデータが
バッファに一定スピードで入力し、ディスク速度及びゾ
ーン情報に依存する可変スピードで出力される。
【0041】読出し動作ではデータが読出され、これが
マルチプレクサ320に転送され、アーム・エレクトロ
ニクス・モジュール321により増幅されてデジタル等
価器322に提供される。適応デジタル等価器(フィル
タ)322は、例えばヘッド313及び(または)アー
ム・エレクトロニクス・モジュール321において発生
するビット周波数の振幅変化を補正する。デジタル等価
器322は各周波数の全体的な増幅が同一の振幅になる
ように、記録信号の全ての周波数を増幅する。デジタル
等価器322はROM323に接続され、スピンドル・
スピード(ディスク速度)、及び制御信号f(i、k)
に応答してデータが読出されるゾーンに対応する係数の
セットを受信する。係数はデジタル等価器322の動作
を最適化するために予め計算された値である。
【0042】デジタル等価器322の出力は検出器32
4に提供される。検出器324もまた制御信号f(i、
k)を提供され、スピンドル・スピード及びデータが読
出された特定ゾーンにもとづき検出器の刻時及び検出動
作を最適化する。検出器324はヘッド313を用いて
読出される信号内のデータ・ビットを検出する。データ
・ビットが検出されると、ソフト・エラーに対するエラ
ー訂正が更に検出器324内で実行される。データは次
にバッファ326に転送され、続いてバッファ326か
らホスト・システム・インタフェース340にインタフ
ェース340により受諾される周波数で読出される。こ
の周波数は、例えば書込みデータがバッファ325によ
り、ホスト・システム・インタフェースから受信される
周波数と同一である。
【0043】復調器317も、アーム・エレクトロニク
ス・モジュール321から出力を受信するように示され
る。復調器317はヘッド313により、ディスク表面
上に書込まれた等間隔の放射状のサーボ・パターンから
読出される信号からサーボ情報を抽出する。サーボ情報
から位置誤差信号(PES)が導出され、上述のように
ヘッドの位置決めを制御するために、アクチュエータ制
御装置315に提供される。上記動作の詳細な分析が、
米国特許第5285327号"Application forControll
ing Reading and Writing in a Disk Drive"(1994
年2月8日発行)、同第5440474号"Magnetic Re
cording disk with Equally Spaced Servo Sectors Ext
ending Across Multiple Data Bands"(1995年8月
8日発行)、及び同第5210660号"Sectored Serv
o Independent of Data Architecture"(1993年5
月11日発行)において提供される。
【0044】制御信号f(i)及びf(i、k)は、デ
ィスク・ドライブ制御装置335により生成される。デ
ィスク・ドライブ制御装置335はホスト・システム・
インタフェース340と通信するように信号線341に
より接続される。ホスト・システム・インタフェース3
40はアドレス指定情報、及び実行される動作の型を指
定する読出し/書込みコマンドなどをディスク・ドライ
ブ制御装置335に提供する。アドレス情報は、例えば
ヘッド番号、シリンダ番号またはトラック番号の他にデ
ータ・セクタ番号を含み得る。ディスク・ドライブ制御
装置335もまた情報をホスト・システム・インタフェ
ース340に伝達する。例えば、ディスク・ドライブ制
御装置335は信号線341に沿って、ステータス情報
をホスト・システム・インタフェースに伝達する。ディ
スク・ドライブが最初にパワーアップされるとき、制御
装置はホストに無関係の動作を実行し得る。こうした動
作を実行する間、ディスク・ドライブ制御装置335は
ホスト・システム・インタフェース340に、ディスク
・ドライブがビジーであることを伝え、更にホスト・シ
ステム・インタフェースにディスク・ドライブがアクセ
ス動作の実行準備が整う時期を伝える。
【0045】ディスク・ドライブ制御装置335はま
た、ドライブの所望の動作周波数を示す制御モード信号
336を受信する。制御モード信号336は、ディスク
・ドライブの動作要件にもとづき、ディスク・ドライブ
のスピンドル・スピードを変化するために使用され得
る。例えば制御モード信号336は活動モニタ330に
よる、電力節約モードを開始すべきことを示す決定に応
答して、ディスク・ドライブの消費電力を節約するため
にスピンドル・スピードを低下するために使用され得
る。こうした電力節約装置の動作が、関連する米国特許
出願第625334号"Power Saving Method and Appar
atus for use in Multiple Frequency Zone Drives"
(代理人ドケット番号RO995−090)で述べられ
ている。制御信号336はまたスピンドル・スピードを
制御するために、ディスク・ドライブ制御装置335に
より使用され得るユーザ設定可能な環境条件を含み得
る。
【0046】ディスク・ドライブ制御装置335は制御
モード信号336を用いて、例えばディスク・ドライブ
制御装置335内の可変周波数発振器を制御する。この
発振器の周波数はディスク・ドライブ内の他の要素を制
御するマスタ周波数として使用され得る。例えば発振器
の周波数は、スピンドル・スピードを制御するために、
スピンドル制御装置312のフェーズ・ロックド・ルー
プ(PLL)に提供され得る。
【0047】センサ350の出力にはしきい値検出器3
52が提供され、これはスピンドル・スピードを変化す
るために、ディスク・ドライブ制御装置により使用され
る制御信号353を提供する。スピンドル・スピードは
スピンドル制御装置312に提供される出力信号f
(i)を変化することにより変化される。センサ350
は、ディスク・ドライブの動作環境を示す1つ以上の条
件をセンスするために提供される。例えばセンサ350
は、ディスク・ドライブ・ハウジングのベース・キャス
ティングに固定して装着される加速度計であったりす
る。ディスク・ドライブが振動または衝撃に遭遇すると
き、加速度計が衝撃を示す制御信号を出力する。衝撃ま
たは振動の大きさは、しきい値検出器に加速度計の出力
を提供することにより決定され得る。しきい値検出器は
加速度計からの出力を比較し、遭遇した衝撃または振動
が許容動作パラメータ内にあるか否かを決定する。
【0048】加速度計からの出力を用いて、スピンドル
・スピードを制御することに加え、他の型の制御も実行
され得る。例えば衝撃または振動が上位のしきい値を越
えるとき、ディスク・アクセス動作(例えば読出しまた
は書込み動作)が実行されるべきでないことが決定され
る。或いは、ディスク・ドライブ制御装置335が、読
出し動作を許可する間に書込み動作を禁止してもよい。
なぜなら、ヘッドがトラックから多大に逸脱すると、隣
接トラックへの書込みによりそれらのトラックのデータ
が損傷されると言った大きなリスクを書込み動作が提供
するからである。
【0049】センサからの出力が上位のしきい値限度よ
り小さいが、正規のしきい値よりも大きい場合、ディス
ク・ドライブ制御装置335はディスクの回転速度を増
加するように、スピンドル・モータを制御し得る。この
ようにディスク速度と浮上量との間で、正の相関を有す
るドライブにおけるヘッドの浮上量は増加され、限界安
全を提供する。更にアクチュエータ制御装置315に提
供されるサーボ情報の周波数の増加により、強力なアク
チュエータ制御が獲得される。
【0050】図3では、スピンドル・センサ350が示
されるが、上述のように、多数の異なるセンサが様々な
動作環境及び条件をセンスするために提供され得る。複
数のセンサからの出力がそれぞれ、センス・パラメータ
に関連付けられるしきい値検出器に提供される。これら
の様々なセンサは、ディスク・ドライブの全体的な制御
を決定するために組み合わされて使用されてもよい。或
いはセンサが除去され、動作環境がもっぱらユーザ入力
から決定されてもよい。
【0051】ディスク・ドライブ制御装置335は、セ
ンサ及び(または)ユーザから獲得した情報を用い、デ
ィスク・ドライブ内で他の動作を開始するか否かを決定
する。例えば図3及び図4に示されるシステムでは、ド
ライブのスピンドル・スピードを低減する電力節約モー
ドが提供される。活動モニタ330が活動が特定のしき
い値以下に低下したと決定するとき、振動が信号線33
6に沿って送信され、省エネ・モードが開始される。デ
ィスク・ドライブがその低電力モードで動作している
間、サーボ制御の有効性は上述の理由から低減される。
許容振動または衝撃の下位のしきい値が電力節約モード
に対応して設定され得る。下位のしきい値は低電力モー
ドを維持することが安全か否かを判断するために、使用
され得る。公称ディスク・スピードでは、特定レベルの
振動が許容され得るが、これらの振動はディスクが低ス
ピードで回転しているときには許容不能であり得る。セ
ンサ出力は、このように振動の増加に応答して低電力モ
ードを脱出し、公称動作スピードを再開するために使用
され得る。
【0052】考慮されるべき環境条件に依存して、他の
型のセンサも使用され得り、動作環境及び全体的な記憶
装置構造にもとづき、適切なしきい値が決定され得る。
【0053】スピンドル・スピードが変化されるとき、
データがディスクに読み書きされる周波数が変化する。
複数周波数ゾーン・ドライブではスピンドル・スピード
が制御信号353に応答して変化するとき、様々なゾー
ンの各々に対応してゾーン・ビット周波数が変化する。
多数の異なるスピンドル・スピードが使用される場合、
システムの全体的な複雑度が多大に増加し得る。例えば
図3及び図4に示される実施例では、各々の個別のスピ
ンドル速度に対応して適応デジタル等価器(フィルタ)
322に、各ゾーンに対するフィルタ構成データがRO
M323からロードされなければならない。構成データ
は各々の異なるゾーン・ビット周波数に対して固有であ
る。従って、記憶装置により使用されるゾーン及び個別
のスピンドル速度の数が増加すると、異なるゾーン・ビ
ット周波数の数も増加する。異なるゾーン・ビット周波
数の数の増加は、アナログまたは混成デジタル/アナロ
グ・データ・チャネルが使用されるとき、一層問題とな
る。以下で詳述されるように、アナログチャネルは使用
される各々の異なるゾーン・ビット周波数に対して、抵
抗やコンデンサなどの別々のアナログ前置部品を含まね
ばならず、データ・チャネルのコスト及びサイズを多大
に増大させる。更に特定の小型のディスク・ドライブで
は、電子回路基板上において必要とされる空間が使用可
能でなかったりする。
【0054】以上から、異なるスピンドル・スピードで
アクセス動作を実行する記憶装置により使用される異な
るゾーン・ビット周波数の数を最小化することが望まれ
る。以下で詳述されるように、トラックをゾーンに特殊
に区分化することにより、システムの複雑度が軽減され
る。
【0055】図1を参照すると、ゾーンiにおける動作
周波数fi(Hz)は、
【数1】fi=di(2πriωj/60)
【0056】の関係により決定され得る。ここでdi
ゾーンzi内のriにおける線密度であり、riはゾーン
iの内側半径であり、ωjは個別のj番目のディスク回
転速度(単位は回転/分(RPM))である。この式
は、
【数2】fi=0.1047diiωj
【0057】と短縮され、ここで等しい幅のゾーンに対
して、各ゾーンの最大線密度が一定と仮定すると(すな
わちdi=d0)、上記式は次のようになる。
【数3】fi=0.1047d0iωj
【0058】本発明の実施例によれば、データ・チャネ
ルに関連付けられる複雑性及びコストを最小化するため
に、各ゾーンの内側のトラックに対応する半径を選択す
ることによりトラックをゾーンに特定的に割当てる。特
に各ゾーンを定義する内側トラック半径が半径の関数で
ある等比数列として選択され得る。一般に、各ゾーンを
定義する内側半径riが、隣接するバンドまたはゾーン
間で半径の比を一定に維持する等比数列に従い決定され
る。換言すると、ri/ri+1が実質的に定数Kに等し
い。
【0059】以下で詳述されるように、トラックをバン
ディングするこの方法は、スピンドル速度が低減される
ときに、ゾーン間でビット周波数の高度なオーバラップ
を提供する。この方法を用いることによりNゾーンを有
し、Mの異なる個別のスピンドル(ディスク)・スピー
ドで動作するドライブは、N+M−1に等しい総数の異
なる要求ゾーン・ビット周波数を有する。例えば10の
記録ゾーンを有し、10の個別スピンドル・スピードで
動作するドライブは19(すなわち10+10−1=1
9)の異なるゾーン・ビット周波数を処理可能なチャネ
ルを要求する。
【0060】それとは対照的に、単純な等差数列に従い
バンディングされるディスクにおいて要求される異なる
ゾーン・ビット周波数の数は、N+((M*M)−N/
2)の関係に従い決定される。上記例において、チャネ
ルが処理しなければならないゾーン・ビット周波数の数
は、55(すなわち10+((10*10)−10)/
2)=55)となる。従って、等比数列に従いトラック
をゾーンに区分化することにより、チャネルの複雑度及
びコストが低減され、多大な利点が提供される。
【0061】等差数列と比較して、等比数列に従いトラ
ックをゾーンに区分化することにより得られる利点は、
図5乃至図9に関連して述べられる以下の説明からより
理解されよう。
【0062】各ゾーンの内側のバンド半径riが等比数
列に従うディスクについて、考えてみよう。これは、
【数4】ri=rOD 1-ip、i=1、2、...、N
【0063】と表現され、ここでpは等比数列における
実質的に固定の係数である。
【0064】2つの隣接ゾーン半径ri及びri+1間の比
は一定で、次の関係を提供する。
【数5】ri/ri+1=rOD p、i=1、2、...、N
【0065】内側半径rIDを有するディスクでは、所与
の数のデータ・バンドに対応する係数pは、次のように
決定される。
【数6】ln(rID)=(1−Np)ln(rOD
【0066】これは次のように書換えることができる。
【数7】 p=1/N(1−ln(rID)/ln(rOD))
【0067】例えば10ゾーンに分割され(N=1
0)、14mmの内側半径rID、29.7mmの外側半
径rODを有する2.5インチ・ディスクについて考えて
みよう。これらの寸法を有するディスクのpの値は、次
のように計算される。
【数8】p=1/10(1−ln(14)/ln(2
9.7))=0.022178
【0068】pの上記値を用いると、10ゾーンの各々
の内側半径は、等比数列として決定される。
【数9】ri=rOD (1-0.022178i)
【0069】比較のために、各ゾーンの内側半径が等差
数列として決定されてもよい。この場合、2つの隣接す
るゾーンの内側半径ri及びri+1間の差は、定数bであ
り、次の関係を提供する。
【数10】ri−ri+1=b
【0070】この場合、半径riは次のように表現され
る。
【数11】ri=ri-1−b
【0071】従って、次の半径が生成される。
【数12】r1=r0−b r2=r1−b=r0−2b r3=r2−b=r0−3b * * * rk=rk-1−b=r0−kb
【0072】式fi=0.1047d0iωjを思い起こ
し、上記の置換を使用することにより、fiに対して次
の式が作成される。
【数13】fi=0.1047d0(r0−ib)ωj
【0073】この式はまた、fi=f0j−iΔf0jのよ
うにも表すことができ、ここでf0j=0.1047d0
0ωj、Δf0j=0.1047d0bωjである。従っ
て、ゾーン・ビット周波数に対する一般式は、
【数14】fij=(k0−iΔk)ωj
【0074】として表現することができ、ここでk0
0.1047d00、Δk=0.1047d0bであ
る。
【0075】ディスクがフル・スピードで回転されると
き(すなわちω=ω1及びj=1)、次の関係が導出さ
れる。
【数15】 f11=(k0−Δk)ω121=(k0−2Δk)ω131=(k0−3Δk)ω1 * * * fi1=(k0−iΔk)ω1
【0076】ω=ω2及びj=2のより低いスピードで
は、周波数は次のように計算される。
【数16】 f12=(k0−Δk)ω222=(k0−2Δk)ω232=(k0−3Δk)ω2 * * * fi2=(k0−iΔk)ω2
【0077】読取りチャネルの複雑度を低減するため
に、ω1における1つを除く全ての周波数がより低いス
ピードω2において再使用可能なように、f12=f21
有することが望ましい。このためには、(k0−Δk)
ω2が(k0−2Δk)ω1と等しくなければならない。
更にf22=f31であることが望まれ、これは(k0−2
Δk)ω2=(k0−3Δk)ω1を意味する。
【0078】ゾーンiに対して、fi2=f(i+1)1である
ことが必要であり、これは(k0−iΔk)ω2=(k0
−(i+1)Δk)ω1を意味する。上記制約は、ω2
[(k0−(i+1)Δk)/(k0−iΔk)]ω1
して書換えられ、j番目のスピードωjに対して、この
関係は、ωj=[(k0−(j+1)Δk)/(k0−Δ
k)]ω0として表現される。
【0079】上述の例を、rID=14mm、rOD=2
9.7mmの寸法を有し、10ゾーンに分割される約
1.57mm(すなわちb=(29.7−14)/1
0)の等しいサイズのバンドを有する、2.5インチ・
ディスクを用いる場合について、考えてみよう。各ゾー
ンの内側半径上のデータの線密度が135Kビット/イ
ンチ(すなわちd0=5315ビット/mm)と仮定す
ると、k0=0.1047d00=16527.47及
びΔk=873.67となる。この場合、スピンドル速
度の幾つかがバンドの内側半径に対して等差数列を用い
て次のように決定される。
【数17】ω1=[(k0−2Δk)/(k0−Δk)]
ω0=0.9442ω0 ω2=[(k0−3Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.8
884ω0 ω3=[(k0−4Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.8
326ω0 ω4=[(k0−5Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.7
768ω0 ω5=[(k0−6Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.7
209ω0 ω6=[(k0−7Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.6
651ω0
【0080】上記の関係を使用すると、様々なゾーンの
内側バンド半径を選択する等比数列法と等差数列法の間
で以下の比較ができる。ここで上述の等比数列を用いる
ディスクの記憶容量は、等差数列を用いるディスクの記
憶容量と実質的に同一である点に注意されたい。
【0081】図5及び図6では、それぞれ等差数列及び
等比数列を用いてバンディングされるゾーンにおける、
ゾーン・データ率周波数対ゾーン指標位置の関係が可変
スピンドル・モータ・スピードの関数として示される。
スピンドル・モータ・スピードは、ライン401及び5
01によりそれぞれ示される公称スピード3600RP
Mと等差数列の場合には(図5)、ライン402により
示される1792RPMとの間を等比数列の場合には
(図6)、ライン502により示される1830RPM
との間を10の個別の駆動スピードに渡り変化される。
【0082】図5及び図6の比較は、等比数列を用いて
トラックをゾーンに割当てることにより獲得される様々
な利点を表す。図6のグラフを水平方向に眺めると、ゾ
ーン・ビット周波数が水平線に沿って並んでいることが
わかる。例えばライン503に沿って延びる3.78M
Hzのゾーン・ビット周波数が各ゾーン1乃至9によ
り、異なる個別のスピンドル・モータ・スピードで使用
される。更にポイント504及び505に示される2つ
のゾーン・ビット周波数(それぞれ1.78MHz及び
6.90MHzに対応)を除く全てのゾーン・ビット周
波数が2つ以上のゾーンにより使用される。更に周波数
が垂直方向にも整列している点に注意されたい。このこ
とは、ドライブ・スピードが低減されるとき、ゾーン・
ビット周波数がディスクの外径(OD)に向けてシフト
されることを示す。
【0083】図9を参照しながら、後述の例により、等
比数列を用いてトラック位置をゾーンに割当てることに
より得られる利点について述べる。ゾーン番号2では、
ディスクが公称スピード3600RPMで回転されると
き、ゾーン・ビット周波数は6.3999Mビット/秒
(すなわち6.399MHz)である。駆動スピードが
次の個別スピード3339RPMに減速されると(図6
のライン506で示される)、ゾーン2の正しいゾーン
・ビット周波数は5.9363Mビット/秒である。図
9の表に示されるように、この周波数はスピンドル・ス
ピードが3600回転の時にゾーン3により使用された
ものである。同様に3600RPM時にゾーン2により
使用されるゾーン・データ率はゾーン1により今回使用
される。このように、ゾーン・データ率がディスクの外
径に向けてシフトする。最も内側のゾーン(図示の例で
はゾーン10)では、スピンドル・モータ・スピードの
各減速に対して新たなゾーン・ビット周波数がデータ・
チャネルにより必要とされる。Nゾーン及びMスピンド
ル・スピードを有するドライブでは、ゾーン・ビット周
波数の数Gは、G=N+M−1の関係により記述され
る。
【0084】図5及び図10に示されるように、回転ス
ピードが等比数列を用いてバンディングされるゾーンを
有するディスクにおいて減速されるとき、他のゾーンに
より再使用され得るゾーン・ビット周波数の数は、等差
数列を用いてゾーンが割当てられるディスクの場合によ
りも著しく減少する。従って、ゾーンを等比数列に従い
割当てることにより、データ・チャネルの複雑度及びコ
ストが多大に低減され得ることがわかる。
【0085】上述のように、ドライブ内のディスク上で
の記録ヘッドの浮上量は、ドライブ・スピードが変化す
ると変化する。スピンドル速度の増加によりその浮上量
が増加するドライブでは、速度Vにおける浮上量Hは、
経験的に、
【数18】H=(V/V00.330
【0086】と近似される。ここでV0は公称ディスク
・スピード、V0におけるH0は公称浮上量である。図6
に示されるドライブ・スピンドル・スピードを参照し、
公称スピードV0において浮上量が50nmと仮定する
と、スピードが3339RPMに低減すると浮上量は4
9nmになり、3097RPMでは48nmであり、2
873RPMでは46nmである。上述のように、設定
しきい値を越えるセンス温度に応答し、ディスク・ドラ
イブを冷却するためにスピンドル・スピードを低減する
ことが望ましい。上記の例で述べたように、公称スピー
ドから2873RPMに変化するとき、浮上量は4nm
だけ減少される。浮上量のこうした減少は多くのディス
ク・ドライブで許容される許容差内である。
【0087】逆に、例えば気圧の低下などにより、浮上
量が低下する場合には、スピンドル・スピードを増加す
ることにより、浮上量は増加され得る。等差及び等比半
径数列に対応する相対ヘッド浮上量がそれぞれ図7及び
図8に示される。
【0088】図9及び図10は、それぞれ等比半径数列
及び等差半径数列に対応するゾーン半径(各ゾーンの内
側半径(mm))及び周波数(MHz)を、可変スピン
ドル・スピード(RPM)の関数として表した表であ
る。表には異なるスピンドル・スピードにおける相対浮
上量(FH)も示される。図9は等比数列を表し、ゾー
ン周波数が表の対角線に沿って同一である。周波数の対
角関係は、等比数列の上述の有利な特性を表形式で示す
ものである。
【0089】図3及び図4では、デジタル・システムが
示されるが、本発明の利点は、アナログまたは混成アナ
ログ/デジタル構成要素を用いても獲得され得る。例え
ば適応デジタル等価器322の代わりに、同調式アナロ
グ等価器がディスク・ドライブの読取りチャネルに組み
込まれ得る。同調式アナログ等価器はROM323の代
わりに抵抗バンクに接続され得る。抵抗バンクは多数の
抵抗を含み、これらは並列または直列に切り替えられ、
アナログ等価器により係数として使用される異なる抵抗
値を形成する。こうしたシステムは非常に高い動作スピ
ードが使用されるディスク・ドライブにおいて、有用で
ある。現行のディスク・ドライブは200MHzに近い
記録信号周波数で動作し得る。こうした高い周波数では
アナログ−デジタル変換回路が非常に高価になる。コス
トを低減するために読取りチャネルがより多くのアナロ
グ部品を用いて実現され得る。例えば検出がアナログ回
路を用いることにより簡素化され、それによりコストが
低減され得る。更に消費電力がアナログ部品を用いて低
減され得る。ディスク・ドライブの動作スピードが更に
増大されると、読取りチャネル内でアナログ素子を使用
する必要性がより重要となる。
【0090】省エネのためにスピンドル・スピードを変
化させるディスク・ドライブにおいて、アナログ部品を
使用することに関連する1つの潜在的な欠点は、使用さ
れる各ゾーン・ビット周波数に対して個別部品が使用さ
れなければならないことである。ゾーンの区分化のため
に上述の等比数列を使用することにより、ディスク・ド
ライブが処理しなければならない異なるゾーン・ビット
周波数の数が低減され、従って必要とされる個別アナロ
グ部品の数が減少し、多大なコスト節減が達成される。
【0091】本発明は様々な実施例に関連して述べられ
てきたが、上記の開示から、様々な他のシステム及び実
施例でも、本発明が使用され得ることが理解されよう。
従って上述の様々な実施例は、実例として提供されただ
けであり、本発明を制限するものではない。当業者に
は、上述の模範的な実施例及びアプリケーションに厳格
に従うこと無しに、また本発明の趣旨及び範囲から逸脱
すること無しに、様々な変更が可能であることが理解さ
れよう。
【0092】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0093】(1)メモリ記憶装置であって、データを
記憶する記憶媒体と、前記記憶媒体に接続され、前記記
憶媒体を複数の個別の速度で選択的に回転するモータ
と、前記記憶媒体を前記複数の個別の速度の各々により
アクセスするために装着されるトランスジューサと、前
記メモリ記憶装置が動作している環境を示す環境信号を
受信する制御ユニットであって、前記制御ユニットが前
記環境信号にもとづき、前記モータに前記複数の個別の
速度の1つを指示する制御信号を提供する、前記制御ユ
ニットと、を含む、メモリ記憶装置。 (2)前記メモリ記憶装置が動作している間の衝撃また
は振動の量を検出する加速度計を含み、前記加速度計の
出力が前記環境信号を生成するために使用され、前記衝
撃または振動の量が予め定義されたしきい値に達すると
き、前記制御ユニットが前記記憶媒体の回転速度を変更
する、前記(1)記載のメモリ記憶装置。 (3)前記メモリ記憶装置が動作している温度を検出す
る温度センサを含み、前記温度センサの出力が前記環境
信号を生成するために使用され、前記温度が予め定義さ
れたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが前記記
憶媒体の回転速度を変更する、前記(1)記載のメモリ
記憶装置。 (4)前記メモリ記憶装置が動作している気圧を検出す
る圧力センサを含み、前記圧力センサの出力が前記環境
信号を生成するために使用され、前記気圧が予め定義さ
れたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが前記記
憶媒体の回転速度を変更する、前記(1)記載のメモリ
記憶装置。 (5)前記環境信号が、前記メモリ記憶装置が動作して
いる環境を示すユーザ入力データを示す、前記(1)記
載のメモリ記憶装置。 (6)前記環境信号が、前記記憶媒体と前記トランスジ
ューサとの間の間隔を示す、前記(1)記載のメモリ記
憶装置。 (7)前記間隔が予め定義されたしきい値以下になると
き、前記制御ユニットが新たな個別の速度を選択し、前
記新たな速度が前記記憶媒体と前記トランスジューサと
の間の間隔を増加する速度に対応する、前記(6)記載
のメモリ記憶装置。 (8)前記記憶媒体が複数のゾーンにバンディングさ
れ、前記ゾーンの各々が所与の個別の速度において前記
記憶媒体からデータを読出すための、固有に割当てられ
たゾーン・ビット周波数を有し、前記ゾーンが隣接する
前記ゾーン間の半径の比を一定に維持する等比数列に従
い決定される半径により定義される、前記(1)記載の
メモリ記憶装置。 (9)記憶装置内の回転記憶媒体の回転速度を制御する
方法であって、前記記憶媒体が動作している環境条件の
指示を受信するステップと、前記環境条件にもとづき、
前記回転記憶媒体の回転速度を選択するステップと、を
含む、方法。 (10)前記記憶装置内の気圧をセンスするステップ
と、前記センスされた気圧を用いて、前記環境条件の前
記指示を生成するステップと、を含む、前記(9)記載
の方法。 (11)前記記憶装置の移動をセンスするステップと、
前記センスされた移動を用いて、前記環境条件の前記指
示を生成するステップと、を含む、前記(9)記載の方
法。 (12)前記記憶装置の温度をセンスするステップと、
前記センスされた温度を用いて、前記環境条件の前記指
示を生成するステップと、を含む、前記(9)記載の方
法。 (13)前記受信ステップが、ユーザから前記ディスク
・ドライブが動作している動作環境を示す入力を受信す
るステップを含む、前記(9)記載の方法。 (14)前記記憶媒体をトラック位置の複数のゾーンに
分割するステップを含み、前記ゾーンの各々が、所与の
回転速度において前記記憶媒体からデータを読出すため
の、固有に割当てられたゾーン・ビット周波数を有し、
前記ゾーンが隣接する前記ゾーン間の半径の比を一定に
維持する等比数列に従い決定される半径により定義され
る、前記(9)記載の方法。 (15)記憶装置であって、回転記憶媒体と、前記記憶
媒体の回転速度を制御するために提供される制御ユニッ
トであって、前記制御ユニットが、前記記憶装置が動作
している動作環境にもとづき、前記回転速度を選択する
前記制御ユニットと、を含む、記憶装置。 (16)前記記憶装置内に設けられ、前記記憶装置が動
作している前記動作環境をセンスし、前記制御ユニット
に前記センスされた動作環境の指示を提供するセンサを
含む、前記(15)記載の記憶装置。 (17)前記センサが、前記記憶装置が動作している間
の衝撃または振動の量を検出する加速度計を含み、前記
衝撃または振動の量が予め定義されたしきい値に達する
とき、前記制御ユニットが前記記憶媒体の回転速度を変
更する、前記(16)記載の記憶装置。 (18)前記センサが、前記記憶装置が動作している温
度を検出する温度センサを含み、前記温度が予め定義さ
れたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが前記記
憶媒体の回転速度を変更する、前記(16)記載の記憶
装置。 (19)前記センサが、前記記憶装置が動作している気
圧を検出する圧力センサを含み、前記気圧が予め定義さ
れたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが前記記
憶媒体の回転速度を変更する、前記(16)記載の記憶
装置。 (20)第1の動作環境条件をセンスし、前記制御ユニ
ットに、前記第1の動作環境条件の指示を提供する第1
のセンサと、第2の動作環境条件をセンスし、前記制御
ユニットに、前記第2の動作環境条件の指示を提供する
第2のセンサと、を含み、前記制御ユニットが前記第1
及び第2の動作環境条件にもとづき、前記回転速度を選
択する、前記(15)記載の記憶装置。 (21)前記第1のセンサが、前記記憶装置が動作して
いる間の衝撃または振動の量を検出する加速度計であ
り、前記第2のセンサが、前記記憶装置が動作している
気圧を検出する圧力センサである、前記(20)記載の
記憶装置。 (22)前記記憶媒体が複数のゾーンにバンディングさ
れ、前記ゾーンの各々が、所与の個別の速度において前
記記憶媒体からデータを読出すための、固有に割当てら
れたゾーン・ビット周波数を有し、前記ゾーンが、隣接
する前記ゾーン間の半径の比を一定に維持する等比数列
に従い決定される半径により定義される、前記(15)
記載の記憶装置。 (23)前記(15)記載の記憶装置を組み込む、コン
ピュータ。 (24)前記記憶装置が動作している前記動作環境を示
すデータを入力するためのユーザ入力装置を含む、前記
(23)記載のコンピュータ。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク表面を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の詳細実施例を示す図である。
【図4】本発明の詳細実施例を示す図である。
【図5】トラックが等差数列に従いゾーンに区分化され
る場合の、ゾーン周波数とスピンドル・モータ速度との
関係を示す図である。
【図6】トラックが等比数列に従いゾーンに区分化され
る場合の、ゾーン周波数とスピンドル・モータ速度との
関係を示す図である。
【図7】トラックが等差数列に従いゾーンに区分化され
る場合の、異なるスピンドル・モータ速度における相対
ヘッド浮上量をグラフを示す図である。
【図8】トラックが等比数列に従いゾーンに区分化され
る場合の、異なるスピンドル・モータ速度における相対
ヘッド浮上量のグラフを示す図である。
【図9】2.5インチ・ディスク・ドライブの場合の、
等比数列的に配置されるゾーンの半径、浮上量及び周波
数を可変スピンドル・スピードの関数として表した表を
示す図である。
【図10】2.5インチ・ディスク・ドライブの場合
の、等差数列的に配置されるゾーンの半径、浮上量及び
周波数を可変スピンドル・スピードの関数として表した
表を示す図である。
【符号の説明】
100、200、310 ディスク 101 ゾーン 102 ゾーンの内側半径 103 ディスク半径 105 埋め込み型サーボ情報 201、311 スピンドル・モータ 202 モータ制御装置 203 トランスジューサ 204 データ・チャネル 205 制御ユニット 209 速度制御信号 210 コンピュータ 211 CPU 212 I/Oインタフェース 214、350 センサ 215 条件信号 312 スピンドル制御装置 313 記録ヘッド(トランスジューサ) 315 適応アクチュエータ制御装置 316、323 読出し専用メモリ(ROM) 317 復調器 320 マルチプレクサ 321 アーム・エレクトロニクス(AE)・モジュー
ル 322 デジタル等価器 324 検出器 325 バッファ 330 活動モニタ 335 ディスク・ドライブ制御装置 340 ホスト・システム・インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴードン・ジェイ・スミス アメリカ合衆国55904、ミネソタ州ロチェ スター、サウス・イースト、カントリーク リーク・コート 5321

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ記憶装置であって、 データを記憶する記憶媒体と、 前記記憶媒体に接続され、前記記憶媒体を複数の個別の
    速度で選択的に回転するモータと、 前記記憶媒体を前記複数の個別の速度の各々によりアク
    セスするために装着されるトランスジューサと、 前記メモリ記憶装置が動作している環境を示す環境信号
    を受信する制御ユニットであって、前記制御ユニットが
    前記環境信号にもとづき、前記モータに前記複数の個別
    の速度の1つを指示する制御信号を提供する、前記制御
    ユニットと、 を含む、メモリ記憶装置。
  2. 【請求項2】前記メモリ記憶装置が動作している間の衝
    撃または振動の量を検出する加速度計を含み、前記加速
    度計の出力が前記環境信号を生成するために使用され、
    前記衝撃または振動の量が予め定義されたしきい値に達
    するとき、前記制御ユニットが前記記憶媒体の回転速度
    を変更する、請求項1記載のメモリ記憶装置。
  3. 【請求項3】前記メモリ記憶装置が動作している温度を
    検出する温度センサを含み、前記温度センサの出力が前
    記環境信号を生成するために使用され、前記温度が予め
    定義されたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが
    前記記憶媒体の回転速度を変更する、請求項1記載のメ
    モリ記憶装置。
  4. 【請求項4】前記メモリ記憶装置が動作している気圧を
    検出する圧力センサを含み、前記圧力センサの出力が前
    記環境信号を生成するために使用され、前記気圧が予め
    定義されたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが
    前記記憶媒体の回転速度を変更する、請求項1記載のメ
    モリ記憶装置。
  5. 【請求項5】前記環境信号が、前記メモリ記憶装置が動
    作している環境を示すユーザ入力データを示す、請求項
    1記載のメモリ記憶装置。
  6. 【請求項6】前記環境信号が、前記記憶媒体と前記トラ
    ンスジューサとの間の間隔を示す、請求項1記載のメモ
    リ記憶装置。
  7. 【請求項7】前記間隔が予め定義されたしきい値以下に
    なるとき、前記制御ユニットが新たな個別の速度を選択
    し、前記新たな速度が前記記憶媒体と前記トランスジュ
    ーサとの間の間隔を増加する速度に対応する、請求項6
    記載のメモリ記憶装置。
  8. 【請求項8】前記記憶媒体が複数のゾーンにバンディン
    グされ、前記ゾーンの各々が所与の個別の速度において
    前記記憶媒体からデータを読出すための、固有に割当て
    られたゾーン・ビット周波数を有し、前記ゾーンが隣接
    する前記ゾーン間の半径の比を一定に維持する等比数列
    に従い決定される半径により定義される、請求項1記載
    のメモリ記憶装置。
  9. 【請求項9】記憶装置内の回転記憶媒体の回転速度を制
    御する方法であって、 前記記憶媒体が動作している環境条件の指示を受信する
    ステップと、 前記環境条件にもとづき、前記回転記憶媒体の回転速度
    を選択するステップと、 を含む、方法。
  10. 【請求項10】前記記憶装置内の気圧をセンスするステ
    ップと、 前記センスされた気圧を用いて、前記環境条件の前記指
    示を生成するステップと、 を含む、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】前記記憶装置の移動をセンスするステッ
    プと、 前記センスされた移動を用いて、前記環境条件の前記指
    示を生成するステップと、 を含む、請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】前記記憶装置の温度をセンスするステッ
    プと、 前記センスされた温度を用いて、前記環境条件の前記指
    示を生成するステップと、 を含む、請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】前記受信ステップが、ユーザから前記デ
    ィスク・ドライブが動作している動作環境を示す入力を
    受信するステップを含む、請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】前記記憶媒体をトラック位置の複数のゾ
    ーンに分割するステップを含み、前記ゾーンの各々が、
    所与の回転速度において前記記憶媒体からデータを読出
    すための、固有に割当てられたゾーン・ビット周波数を
    有し、前記ゾーンが隣接する前記ゾーン間の半径の比を
    一定に維持する等比数列に従い決定される半径により定
    義される、請求項9記載の方法。
  15. 【請求項15】記憶装置であって、 回転記憶媒体と、 前記記憶媒体の回転速度を制御するために提供される制
    御ユニットであって、前記制御ユニットが、前記記憶装
    置が動作している動作環境にもとづき、前記回転速度を
    選択する前記制御ユニットと、 を含む、記憶装置。
  16. 【請求項16】前記記憶装置内に設けられ、前記記憶装
    置が動作している前記動作環境をセンスし、前記制御ユ
    ニットに前記センスされた動作環境の指示を提供するセ
    ンサを含む、請求項15記載の記憶装置。
  17. 【請求項17】前記センサが、前記記憶装置が動作して
    いる間の衝撃または振動の量を検出する加速度計を含
    み、前記衝撃または振動の量が予め定義されたしきい値
    に達するとき、前記制御ユニットが前記記憶媒体の回転
    速度を変更する、請求項16記載の記憶装置。
  18. 【請求項18】前記センサが、前記記憶装置が動作して
    いる温度を検出する温度センサを含み、前記温度が予め
    定義されたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが
    前記記憶媒体の回転速度を変更する、請求項16記載の
    記憶装置。
  19. 【請求項19】前記センサが、前記記憶装置が動作して
    いる気圧を検出する圧力センサを含み、前記気圧が予め
    定義されたしきい値に達するとき、前記制御ユニットが
    前記記憶媒体の回転速度を変更する、請求項16記載の
    記憶装置。
  20. 【請求項20】第1の動作環境条件をセンスし、前記制
    御ユニットに、前記第1の動作環境条件の指示を提供す
    る第1のセンサと、 第2の動作環境条件をセンスし、前記制御ユニットに、
    前記第2の動作環境条件の指示を提供する第2のセンサ
    と、 を含み、前記制御ユニットが前記第1及び第2の動作環
    境条件にもとづき、前記回転速度を選択する、請求項1
    5記載の記憶装置。
  21. 【請求項21】前記第1のセンサが、前記記憶装置が動
    作している間の衝撃または振動の量を検出する加速度計
    であり、前記第2のセンサが、前記記憶装置が動作して
    いる気圧を検出する圧力センサである、請求項20記載
    の記憶装置。
  22. 【請求項22】前記記憶媒体が複数のゾーンにバンディ
    ングされ、前記ゾーンの各々が、所与の個別の速度にお
    いて前記記憶媒体からデータを読出すための、固有に割
    当てられたゾーン・ビット周波数を有し、前記ゾーン
    が、隣接する前記ゾーン間の半径の比を一定に維持する
    等比数列に従い決定される半径により定義される、請求
    項15記載の記憶装置。
  23. 【請求項23】請求項15記載の記憶装置を組み込む、
    コンピュータ。
  24. 【請求項24】前記記憶装置が動作している前記動作環
    境を示すデータを入力するためのユーザ入力装置を含
    む、請求項23記載のコンピュータ。
JP9067621A 1996-04-01 1997-03-21 環境に対して最適化されたスピンドル・スピードを有するディスク・ドライブ及び方法 Pending JPH1011891A (ja)

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