JPH10118905A - 研磨機の供試体抑止装置 - Google Patents

研磨機の供試体抑止装置

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JPH10118905A
JPH10118905A JP8315383A JP31538396A JPH10118905A JP H10118905 A JPH10118905 A JP H10118905A JP 8315383 A JP8315383 A JP 8315383A JP 31538396 A JP31538396 A JP 31538396A JP H10118905 A JPH10118905 A JP H10118905A
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JP
Japan
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plate
specimen
specimens
suppressing
sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP8315383A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonari Marui
素成 圓井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marui Co Ltd
Original Assignee
Marui Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Marui Co Ltd filed Critical Marui Co Ltd
Priority to JP8315383A priority Critical patent/JPH10118905A/ja
Publication of JPH10118905A publication Critical patent/JPH10118905A/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の供試体を一挙に均等に加圧挟持する
事を目的とする。 【構成】 回転研磨盤と、回転研磨盤に向かって進退す
るようにした送り架台と、複数個の供試体を受容し送り
架台に着脱自由にした供試体受け台座と、送り架台上に
設置され、供試体受け台座の直上に対向して複数個の供
試体を同時に等しく弾圧するようにした抑止板を有する
抑止機構とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート或いはモ
ルタル等各種建築材料を概ね所定(JIS)の寸法に予
め形成した試料を研磨によって所定の寸法に仕上げるた
めの研磨機の供試体抑止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研磨機の供試体抑止装置は、回転
研磨盤を搖動枠上にすると共に、供試体を保持し該回転
研磨盤に向かって進退するようにした供試体ホルダー
と、該供試体ホルダーに設置した供試体抑止カムとから
なり、一個の供試体を保持してその端面を研磨して仕上
げるようにしたものがある。例えば「供試体の端面研磨
装置」実公平4−4200号公報参照。
【0003】又、移動する回転研磨盤に向かって前進或
いは後退する送り台上に複数個の供試体を横並びに保持
する載置板を着脱自由に載置し、前記送り台には各供試
体の上面に同時に接する抑止板を起伏自由に設けると共
に、該抑止板を加圧する加圧具を設けたものがある。例
えば「供試体の端面研磨装置」実開平5−56350号
公報参照。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実公平4
−4200号公報に記載の研磨装置は一個の供試体のみ
の研磨に限られ、ユーザーの要望に応えられないと言う
欠点があり、また、実開平5−56350号公報に記載
の研磨装置では、載置板を交換することにより、二個の
供試体の研磨に限らず、それ以上の研磨を可能にしてい
るが、実際には三個、或いはそれ以上を同時に加圧した
場合、載置板上の突条の加工精度によって、各供試体と
抑止板との接触状態にばらつきができ、全ての供試体を
同一圧力で抑止し難いと言う欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】回転研磨盤と、供試体を
保持し該回転研磨盤に向かって進退するようにした供試
体送り架台とからなる研磨機において、複数個の供試体
を受容でき、且つ前記送り架台に着脱自由にした供試体
受け台座と、該送り架台上に設置され、供試体受け台座
の直上に対向して複数個の供試体を同時に等しく弾圧す
るようにした抑止板を有する抑止機構とからなる。
【0006】
【作用】抑止板の弾性変形と、該抑止板に作用する緊締
圧力とにより各供試体を同時に等しく加圧保持する。
【0007】
【実施例】以下本発明に係る研磨機の供試体抑止装置に
ついて、図例により詳細に説明すると、先ず、本発明の
最も要旨とするところは、複数個の供試体が全て均等圧
力で一挙に保持できるようにした点である。
【0008】図1は本発明の要部拡大正面図であり、送
り架台7の天板8の上面左右に支持部材9、9を上向き
に突設すると共に、両支持部材9、9間に中間部材10
を設け、支持部材9、9上及び中間部材10上には補助
部材を介して供試体受け台座14を着脱自由に載支して
いる。
【0009】そして、前記供試体受け台座14は、これ
を構成する座板11の上面両端部に位置決め部材13、
13と該部材13、13間に二個の中間位置決め部材1
2、12を夫々突設して相隣接する位置決め部材13と
12、12と12、12と13との間に三個の供試体を
保持するようにしている。
【0010】また、前記送り架台7には天板8の下面に
横杆15を横設し、該横杆15の上方に該横杆15と平
行な上部横杆17を両端部の支柱16、16によって対
向連設して一個の枠体を構成する。
【0011】更に、前記上部横杆17の中央部にはスプ
ライン溝を有するフランジ付きスリーブ19を嵌入固着
すると共に、該スリーブ19の軸孔内にスプライン軸1
8を昇降自由に嵌挿し、該軸18の下端には前記スリー
ブ19のフランジ部に添接した座板の下部にコイルばね
24を介して抑止板20を取着しており、該抑止板20
は金属基盤21とスポンジ板22とウレタン或いはゴム
等からなる稍々硬質の弾性板23を順次積層形成したも
のである。
【0012】また、前記スプライン軸18のスリーブ1
9から突出した部分に、上面にカム面26′を形成した
カム26を該スプライン軸18に対し回動自由に枢支す
ると共に、該カム26の外周にレバー30を取着し、カ
ム26と上部横杆17との間にスラストベアリング25
を介在させて、レバー30の操作でカム26を容易に回
動するようにし、更にスプライン軸18の上端にはカム
26と接するカム受け27をスプライン溝で凹凸嵌合し
て、取り付けボルト29により螺着することにより抑止
機構28を構成している。
【0013】前記送り架台7は、図2、3に示すように
機台1の上部に前方へ向かって突設した支持テーブル2
の上面に設置したガイド3によって該ガイド3上に支承
した摺動部材4を介して前進後退可能に設置されてお
り、然も該摺動部材4には手動送りハンドル5と電動送
り用のギヤードモーター6を連携させている。
【0014】前記送り架台7の進行方向前方には機筐3
2内に於いて左右に反復水平移動或いは搖動しながら定
速回転する研磨盤31を対設し、抑止板20と供試体受
け台座14との間に介在挟持した供試体の端面を研磨す
るようにしている。
【0015】以下本発明の一連動作について順次述べる
と、先ず、レバー30を右方向又は左方向へ90度回動
する事によりカム26はベアリング25に支持された状
態でスリーブ19の外周上を回動する。従って、カム受
け27はカム26のカム面26′との迫り合によって押
し上げられ、これに伴ってスプライン軸18が該カム受
け27と共に上方へ移動するので、該スプライン軸18
の下端に定着した抑止板20はばね24を圧縮しながら
上方へ移動する。
【0016】そこで、供試体をセットするのであるが、
一般に取り扱っている供試体のサイズには直径φ35、
50、100の三種類であり、例えば直径の最も大きい
供試体の端面を研磨するには、これを供試体受け台座1
4上の各位置決め部材13と12、12と12、12と
13間に供試体a、a、aを静置して、各供試体の端面
を研磨盤31の直前に臨ませる。
【0017】次に、前記レバー30を前記とは逆方向へ
所定角度(90゜)回動する事により、カム26のカム
面26′とカム受け27との接触が緩み、図1、2の状
態となってばね24の弾力でスプライン軸18を押し下
げ、抑止板20で供試体a、a、aを抑圧挟持する。そ
の場合、該抑止板20は、その下面にある硬質の弾性板
23とスポンジ板22との弾力によって各供試体の表面
つまり上面部と緊密に密着する。
【0018】以上で供試体のセットは終了するが、研磨
機の動作には供試体装着前に予め供試体受け台座14の
送り速度、移動時間等を設定しておくか、或いは装着後
に設定しても良いものとし、その後操作盤上のスタート
ボタンを押せば、研磨盤31は所定の方向へ定速回転す
ると同時に左右へ往復移動を開始する。
【0019】そこで、電動送りスイッチを操作すると、
電動送り用ギヤードモーター6が回動して、送り架台7
を摺動部材4と共にガイド3に沿って機筐32の方へ予
め設定した送り速度で移動を開始する。
【0020】従って、供試体a、a、aは供試体受け台
座14と抑止板20とに挟持されたまま送り架台7上の
全てのものが一体になって移動し、更にギヤードモータ
ー6も共に移動する。供試体の端面が研磨板と接触した
時点から研磨が行われ、所定の研磨ストロークに達した
時、該前記ギヤードモーター6が機台1の前面部に定置
したリミットスイッチ33を蹴って前進を停止すると同
時に、送り架台7を後退動作に切替え、最初の位置まで
後退して一連の研磨動作を終了する。
【0021】研磨し終えた供試体は、抑止機構28のレ
バー30を前記操作の逆手順で操作し、抑止板20をば
ね24に逆らって引き上げることにより供試体から引き
離して、供試体を自由な状態となし、夫々の供試体を供
試体受け台座14上から撤去し、次の作業に備えるもの
とする。
【0022】また、前記より小径の供試体を研磨するに
は、夫々の外径に適した台座14を選択することで対応
が可能である。つまり、外径に適した厚み(高さ)の座
板11と、該座板11上に設けた位置決め部材13、1
2の高さ、或いは該位置決め部材13、12の隣接間隔
等について外径に適したものを選択する事により種々外
径の供試体に対応できる。
【0023】上記は送り架台7を自動送りする場合の動
作であるが、電動送りスイッチを切り替えることで手動
送りハンドル5による手動送りでの研磨が可能となる。
【0024】以上述べたように、本発明の装置はレバー
30を所定の角度、例えば90度回動するだけで円筒状
カム26の作用によって簡単に抑止板20の上下動が可
能であると共に、ばね24の弾力を利用して弾圧するよ
うにしているので供試体に無理な圧力が作用せず、しか
も、抑止板20に弾性板23を貼着したことにより、複
数個の供試体を一挙に挟持するのに最も適した状態で、
各供試体の表面とよく接触が得られ確実に保持できる。
【0025】
【発明の効果】本発明抑止装置は、上述のように抑止板
の供試体と接する面にスポンジ等のように柔らかく、し
かも、伸縮性を有する中間部材を介して稍々硬い弾性板
を貼設したことにより、一挙に複数個の供試体を一枚の
抑止板で同一圧力によって挟持することができる。
【0026】しかも、抑止機構は、レバーの操作でコイ
ルばねの弾力を抑止板に作用させ、供試体を挟持するよ
うにしているので、従来のように操作レバーと直結した
円形カムの操作による抑止作用と異なり、抑止板や円筒
状カム面に無理な圧力が作用せず損傷を生じない。
【0027】また、位置決め部材の高さ、或いは位置決
め部材の隣接間隔等が異なる幾通りかの供試体受け台座
を予め用意しておくことにより、外径の異なる供試体に
容易に対応することがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明供試体抑止装置の要部拡大一部切欠正面
【図2】本発明供試体抑止装置の全体正面図
【図3】同上左側面図
【符号の説明】
7 送り架台 14 供試体受け台座 20 抑止板 28 抑止機構 31 研磨盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転研磨盤と、供試体を保持し該回転研
    磨盤に向かって進退するようにした供試体送り架台とか
    らなる研磨機において、複数個の供試体を受容でき、且
    つ前記送り架台に着脱自由にした供試体受け台座と、該
    送り架台上に設置され、供試体受け台座の直上に対向し
    て複数個の供試体を同時に等しく弾圧するようにした抑
    止板を有する抑止機構とからなることをを特徴とする研
    磨機の供試体抑止装置。
JP8315383A 1996-10-22 1996-10-22 研磨機の供試体抑止装置 Pending JPH10118905A (ja)

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Cited By (6)

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