JPH10118717A - 折曲げ機における折曲げ角度補正方法および補正装置 - Google Patents
折曲げ機における折曲げ角度補正方法および補正装置Info
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Abstract
角度にワークが折り曲がらなくても、両端と中央部との
角度差を入力することにより簡単に補正することのでき
る折曲げ機における折曲げ角度補正方法および補正装置
を提供する。 【解決手段】 曲げ加工済みのワークの折曲げ角度と目
標折曲げ角度との偏差をワークの両端とそれら両端を除
く中央部の少なくとも3箇所で求め、この求められる偏
差に基づいて各駆動軸の軸位置におけるラムの移動量の
補正値を求める構成とする。
Description
を有するラムに支持される駆動金型(パンチ)と、この
ラムに対向配置されて両端部が固定されるテーブルに支
持される固定金型(ダイ)との協働によって板状のワー
クを折り曲げる折曲げ機における折曲げ角度補正方法お
よび補正装置に関するものである。
に示されているようなプレスブレーキ51が知られてい
る。このプレスブレーキ51においては、ラム52と固
定テーブル53とが対向配置されるとともに、固定テー
ブル53の両端部に一対のサイドフレーム54,55が
一体に設けられ、各サイドフレーム54,55の上端部
に設けられる油圧シリンダ56,56によってラム52
が昇降動されるように構成されている。そして、ラム5
2の下端部には上型(パンチ)57が、固定テーブル5
3の上面には下型(ダイ)58がそれぞれ配置され、こ
れら上型57と下型58との間に板状のワークを挿入し
て油圧シリンダ56,56を作動させることにより、こ
れら上型57と下型58との間でワークを挟圧して所要
の曲げ角度に折り曲げるようにされている。
を用いてワークの曲げ加工を行う際に、ワークが機械の
中心線Cに対して左右いずれかの方向に偏って位置決め
されたときには、この偏った側のサイドフレームが他方
のサイドフレームより大きく変形するために曲げ加工後
のワークの曲げ角度が各端部において一致しなくなると
いう問題点があった。このような問題点に対処したもの
として、特開平7−39939号公報に開示されている
ものがある。この公報に記載の技術によれば、目標とす
る曲げ角度に対応する軸毎の動作量だけ左右一対の駆動
機構によりラムを2軸駆動した後に、被加工物の両端部
の曲げ角度を計測し、これら実測される曲げ角度と目標
曲げ角度との誤差に応じて軸毎の動作量を修正するよう
に構成されている。
報(特開平7−39939号公報)に記載のものでは、
被加工物の両端の曲げ角度差の補正については傾き量を
調整することにより行うことが可能であるが、中開きが
あってクラウニングの調整が必要になった場合には、そ
のクラウニング調整をどの箇所でどれだけ行えば良いか
を知ることができない。また、機械中心とワーク中心と
が異なる所謂偏心曲げの場合に、クラウニング調整によ
って傾き量を見直すことが必要であり、ワーク全長にわ
たって高精度の曲げ角度を得ようとしたときに両端の角
度補正だけでは補正しきれないという問題点がある。
右各1軸ずつ計2軸のラム駆動軸を有するプレスブレー
キに適用されるものであるために、演算により求められ
たテーブルの変形形状に適合するように適正なラムの変
形を与えることが困難であるという問題点もある。
とを目的として、材料,機械その他の要因によって目標
折曲げ角度にワークが折り曲がらなくても、両端と中央
部との角度差を入力することにより簡単に補正すること
ができ、これによってワークの全長にわたって中開きの
ない均一で、かつ精度の高い曲げ角度を得ることのでき
る折曲げ機における折曲げ角度補正方法および補正装置
を提供することにある。
れた目的を達成するために、本発明による折曲げ機にお
ける折曲げ角度補正方法は、3軸以上の駆動軸を有する
ラムに支持される駆動金型と、このラムに対向配置され
て両端部が固定されるテーブルに支持される固定金型と
の協働によって板状のワークを折り曲げる折曲げ機にお
ける折曲げ角度補正方法であって、曲げ加工済みのワー
クの折曲げ角度と目標折曲げ角度との偏差をワークの両
端とそれら両端を除く中央部の少なくとも3箇所で求
め、この求められる偏差に基づいて各駆動軸の軸位置に
おけるラムの移動量の補正値を求めることを特徴とする
ものである。
ば、曲げ加工済みのワークの折曲げ角度と目標折曲げ角
度との偏差が、ワークの両端とそれら両端を除く中央部
の少なくとも3箇所で求められ、この求められた偏差を
各駆動軸の軸位置におけるラムの移動量の補正値に換算
することによりその補正値が求められる。こうして、材
料,機械その他の要因によって目標とする折曲げ角度に
ワークが折り曲がらなくても、両端および中央部の目標
折曲げ角度との角度差を入力するだけで、クラウニング
補正値と傾き補正値とを合わせた各駆動軸位置での補正
値が自動的に求められるので、折曲げ角度の補正を容易
に行うことができ、ワーク全長にわたって均一な曲げ角
度を得ることが可能となる。
両端を結ぶ線と中央部とのテーブルたわみ量差から得ら
れるクラウニング補正値と、このクラウニング補正値に
よるワーク両端のテーブルたわみ量差とワークの左右の
曲げ角度差とから得られる傾き量補正値とを各駆動軸の
軸位置におけるラムの移動量の補正値に換算することに
より得られるものであるのが好ましい。
げ角度補正装置は、3軸以上の駆動軸を有するラムに支
持される駆動金型と、このラムに対向配置されて両端部
が固定されるテーブルに支持される固定金型との協働に
よって板状のワークを折り曲げる折曲げ機における折曲
げ角度補正装置であって、(a)ワークの両端とそれら
両端を除く中央部の少なくとも3箇所における、曲げ加
工済みのワークの折曲げ角度と目標折曲げ角度との偏差
に係るデータを入力する入力手段、(b)この入力手段
から入力されるデータに基づいて各駆動軸の軸位置にお
けるラムの移動量の補正値を演算する補正値演算手段、
(c)この補正値演算手段により演算される補正値に基
づいて前記各駆動軸位置における前記駆動金型と固定金
型との最接近距離を演算する最接近距離演算手段および
(d)この最接近距離演算手段の演算結果に基づいて前
記ラムを各駆動軸毎に駆動するラム駆動手段を備えるこ
とを特徴とするものである。
の折曲げ角度と目標折曲げ角度との偏差が、ワークの両
端とそれら両端を除く中央部の少なくとも3箇所で求め
られ、この求められた偏差が入力手段によって入力され
ると、その入力データに基づいて補正値演算手段により
各駆動軸の軸位置におけるラムの移動量の補正値が演算
され、この補正値に基づき各駆動軸位置における前記駆
動金型と固定金型との最接近距離が演算されてその演算
結果に基づいてラムが各駆動軸毎に駆動される。こうし
て、材料,機械その他の要因によって目標とする折曲げ
角度にワークが折り曲がらなくても、両端および中央部
の目標折曲げ角度との角度差を入力するだけで、クラウ
ニング補正値と傾き補正値とを合わせた各駆動軸位置で
の補正値が自動的に求められ、その補正値に基づいてラ
ムが各駆動軸毎に制御されるので、入力データに基づい
て折曲げ角度の補正を容易に行うことができ、ワーク全
長にわたって均一な曲げ角度を得ることが可能となる。
ぶ線と中央部とのテーブルたわみ量差から得られるクラ
ウニング補正値と、このクラウニング補正値によるワー
ク両端のテーブルたわみ量差とワークの左右の曲げ角度
差とから得られる傾き量補正値とを各駆動軸の軸位置に
おけるラムの移動量の補正値に換算することにより補正
値を演算するものであるのが好ましい。
ける折曲げ角度補正方法および補正装置の具体的な実施
の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
ーキの正面図、図2は同プレスブレーキの側面図、図3
は本実施例の制御システム構成を示すブロック図であ
る。
定のテーブル1と、このテーブル1に対位して昇降駆動
されるラム2とが備えられ、テーブル1の上面にはダイ
保持装置3を介してV字状の型溝を有するダイ(下金
型)4が保持され、ラム2の下部にはダイ4に対向して
パンチ(上金型)5がパンチ保持装置6を介して取り付
けられている。
フレーム7,8が一体に設けられ、各サイドフレーム
7,8の上端部を連結するように支持フレーム9が設け
られている。この支持フレーム9には複数個(本実施例
では4個)のラム駆動装置10a,10b,10c,1
0dが取り付けられており、これらラム駆動装置10a
〜10dの下端部にラム2が揺動自在に連結されてい
る。こうして、ラム駆動装置10a〜10dの作動によ
ってラム2が昇降動されることにより、パンチ5とダイ
4との間に介挿されるワークが折り曲げられるようにな
っている。
設けられるACサーボモータ11a〜11dを駆動源と
してその駆動力をタイミングベルト12を介してラム2
に連結されているボールスクリュー13に伝え、このボ
ールスクリュー13によってサーボモータ11a〜11
dの回転駆動力を上下方向の移動力に変換してワークに
対する加圧力を発生するように構成されている。
10a〜10dの駆動軸位置に対応して設けられるリニ
アエンコーダ(インクリメンタルエンコーダ)14a〜
14dによって検出され、その検出データがNC装置1
9aに入力されることにより、各軸位置に応じてサーボ
アンプ15a〜15dを介して各サーボモータ11a〜
11dがフィードバック制御され、かつそれらサーボモ
ータ11a〜11dのモータ軸に取り付けられるブレー
キ16a〜16dが機械制御装置(シーケンサ)によっ
て制御されるようになっている。ここで、前記リニアエ
ンコーダ14a〜14dは、各サイドフレーム7,8に
沿うように設けられる2枚のサイドプレートと、左右の
サイドプレートを連結するビームとにより構成される補
正ブラケット17に支持されている。このような構成に
より、これらリニアエンコーダ14a〜14dは、サイ
ドフレーム7,8の負荷変化による変形の影響を受ける
ことがなく、ラム2の各軸毎の絶対位置を計測すること
が可能である。なお、前記サーボモータ11a〜11d
のモータ軸には、各サーボモータ11a〜11dの現在
位置を検出するためのエンコーダ(アブソリュートエン
コーダ)18a〜18dが付設され、これらエンコーダ
18a〜18dによる検出データによっても各サーボア
ンプ15a〜15dが制御されるようになっている。
するためのNC装置19aおよび機械制御装置(シーケ
ンサ)19bを含む制御装置20はプレスブレーキの本
体フレームの側部に取り付けられており、また曲げデー
タ等の入力用のキーボード21,各種データを表示する
表示器22および各種スイッチ類23を含む操作盤24
は、支持フレーム9に旋回自在なアーム25を介して吊
り下げられている。さらに、本体フレームの側部下方に
は足踏み操作用のフートスイッチ26が設けられてい
る。
おいては、操作盤24より入力される使用金型諸元(パ
ンチ先端半径,ダイV溝幅,V溝角度,V溝肩半径な
ど)、ワーク緒元(材質,抗張力,板厚など)、曲げ条
件(折曲げ角度,折曲げ長さ,折曲げ位置偏心量など)
の曲げ加工データに基づき、ワークの曲げ角度が目標曲
げ角度になるように材料もしくは板厚のばらつきや金型
の摩耗などの不確定な要因を除いたパンチ5とダイ4と
の最接近距離が各駆動軸位置毎に演算され、この演算結
果に基づいてラム2の目標下限位置が演算され、その目
標位置になるようにサーボモータ11a〜11dによっ
て各軸が同時に接近,離反され、目標位置になったか否
かが各軸におけるラム位置のフィードバック信号で各軸
毎に監視,制御される。
に監視,制御して曲げ加工を行ったとしても、板厚や抗
張力の違いもしくは金型摩耗などにより実際の曲げ角度
が目標とする希望の曲げ角度に一致しない場合がある。
このような事情に鑑み、本実施例のプレスブレーキで
は、既に曲げ加工済みのワーク(もしくは試し曲げを行
ったワーク)の両端および中央の曲げ角度を計測すると
ともに、この計測される曲げ角度と所望の目標曲げ角度
との偏差に係るデータを入力手段としての操作盤24か
ら入力することにより各駆動軸位置の補正値を演算する
ようにされている。次に、この曲げ角度補正のための演
算手順を図4に示されるフローチャートおよび図5〜図
10に示される説明図に基づいて説明する。
された折曲げ角度と目標折曲げ角度との偏差から、ワー
クWの両端と中央の3箇所での軸の移動量の補正値を操
作盤24から入力する。
曲げ位置のデータを基に、測定位置、言い換えればテー
ブル1の左端からワークWの両端位置および中央位置を
計算する(図5参照)。テーブル支点間距離をLL,曲
げ位置偏心量をWPP,ワーク曲げ長さをWLとする
と、これら測定位置は次式で表される。 ワーク中央 WPXC=LL/2+WPP ワーク左端 WPXL=WPXC−WL/2 ワーク右端 WPXR=WPXC+WL/2
げ荷重BFを基に測定位置でのテーブルたわみ量を求め
る(図6参照)。例えばワーク中央におけるテーブルた
わみ量CWXCは、ワーク中央での曲げモーメントによ
るたわみ量YBが次式 YB=−(RA/6×WPXC3 +C1×WPXC)/
(E×IZ ) で表され、ワーク中央でのせん断力によるたわみ量YS
が次式 YS=(RA×WPXC−WQ/2×(WPXC−L
A)2 )×K/(G×A) で表されることから、次式で与えられる。 CWXC=YB+YS ここで、WQ:単位長さ当たりの曲げ荷重 RA:テーブル左端での反力 IZ :断面2次モーメント E:縦弾性係数 G:横弾性係数 K,A,C1:その他の定数 同様にして、ワーク左端でのテーブルたわみ量CWXL
およびワーク右端でのテーブルたわみ量CWXRも求め
る。
ら、ワーク左右端位置の各補正量HSTL,HSTRを
結ぶ線と、中央位置の補正量HSTCとの差CWPCH
を次式により求める(図7参照)。 CWPCH=HSTC−(WPXC−WPXL)×(H
STR−HSTL)/(WPXR−WPXL)−HST
L また、曲げ荷重から求めた測定位置でのテーブルたわみ
からも同様にワーク左右端位置の各テーブルたわみCW
XL,CWXRと中央のテーブルたわみCWXCとの差
CWXCHを次式により求める(図6参照)。 CWXCH=CWXC−(WPXC−WPXL)×(C
WXR−CWXL)/(WPXR−WPXL)−CWX
L
ーブル中央および各駆動軸位置の曲げ荷重によるテーブ
ルのたわみ量を基に、前記ステップS4にて得られたC
WPCHとCWXCHの比率から各駆動軸位置でのクラ
ウニング補正量に換算する(図8参照)。例えば第1軸
におけるクラウニング補正量CWHH1は、この第1軸
位置の曲げ荷重によるテーブルたわみ量をDL1として
次式で表される。 CWHH1=DL1×CWPCH/CWXCH−CWH
HL ここで、CWHHLは測定位置の左端を基準として値を
求めていることを示す補正係数であり、次式によって求
められる。 CWHHL=CWXL×CWPCH/CWXCH 他の軸についても同様にして求める。一般式は次式で与
えられる。 CWHHi=DLi×CWPCH/CWXCH−CWH
HL (i=1,2,3,4)
ーク両端での補正値を次式により求めることにより、ク
ラウニング補正分を含んだ傾き量を求める(図9参
照)。 CWHTL=HSTL−CWXL×CWPCH/CWX
CH CWHTR=HDTR−CWXR×CWPCH/CWX
CH
に、各駆動軸位置での傾き量CAKKiを次式により求
める(図9参照)。 CAKKi=(APPi−APP1)×(CWHTR−
CWHTL)/(WPXR−WPXL)−CAKKL (i=1,2,3,4) ここで、CAKKLは測定位置の左端を基準として値を
求めていることを示す補正係数であり、次式によって求
められる。 CAKKL=(WPXL−APP1)×(CWHTR−
CWHTL)/(WPXR−WPXL)−CAKKL こうして、各軸位置において傾き補正量を得ることがで
きる。
に、ステップS5において求められたクラウニング補正
量およびステップS7において求められた傾き補正量を
足し合わせ、かつワーク左端の補正量HSTLを加算す
ることにより、次式によって各駆動軸位置での補正量D
PSHiを得る(図10参照)。 DPSHi=HSTL+CWHHi+CAKKi (i=1,2,3,4)
を入力するものとしたが、目標曲げ角度との角度差を入
力するようにしても、この角度差のデータを、各曲げ緒
元データを用いて軸移動量のデータに容易に変換するこ
とができる。
中央の3箇所を計測して補正するものを説明したが、計
測位置を明確にすることにより4箇所以上を計測して補
正する実施例も可能である。この場合にも、やはりワー
ク両端の補正値を基準にしてそれらを結ぶ線とその間の
補正値との差からクラウニング補正量を求め、両端の補
正値から傾き補正量、左端の補正値から角度の全体補正
量を3箇所の場合と同様にして求めることができる。
ACサーボモータとボールスクリューとを用いるものを
説明したが、この駆動源としては他に油圧ユニットとシ
リンダを用いることもできる。
の場合について説明したが、この駆動軸としては3軸で
あっても良いし、5軸以上であっても良い。
キの正面図である。
ある。
テム構成を示すブロック図である。
フローチャートである。
る。
る図である。
容を説明する図である。
の計算内容を説明する図である。
よび各駆動軸位置での傾き補正量の計算内容を説明する
図である。
を説明する図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 3軸以上の駆動軸を有するラムに支持さ
れる駆動金型と、このラムに対向配置されて両端部が固
定されるテーブルに支持される固定金型との協働によっ
て板状のワークを折り曲げる折曲げ機における折曲げ角
度補正方法であって、 曲げ加工済みのワークの折曲げ角度と目標折曲げ角度と
の偏差をワークの両端とそれら両端を除く中央部の少な
くとも3箇所で求め、この求められる偏差に基づいて各
駆動軸の軸位置におけるラムの移動量の補正値を求める
ことを特徴とする折曲げ機における折曲げ角度補正方
法。 - 【請求項2】 前記補正値は、ワークの両端を結ぶ線と
中央部とのテーブルたわみ量差から得られるクラウニン
グ補正値と、このクラウニング補正値によるワーク両端
のテーブルたわみ量差とワークの左右の曲げ角度差とか
ら得られる傾き量補正値とを各駆動軸の軸位置における
ラムの移動量の補正値に換算することにより得られるも
のである請求項1に記載の折曲げ機における折曲げ角度
補正方法。 - 【請求項3】 3軸以上の駆動軸を有するラムに支持さ
れる駆動金型と、このラムに対向配置されて両端部が固
定されるテーブルに支持される固定金型との協働によっ
て板状のワークを折り曲げる折曲げ機における折曲げ角
度補正装置であって、(a)ワークの両端とそれら両端
を除く中央部の少なくとも3箇所における、曲げ加工済
みのワークの折曲げ角度と目標折曲げ角度との偏差に係
るデータを入力する入力手段、(b)この入力手段から
入力されるデータに基づいて各駆動軸の軸位置における
ラムの移動量の補正値を演算する補正値演算手段、
(c)この補正値演算手段により演算される補正値に基
づいて前記各駆動軸位置における前記駆動金型と固定金
型との最接近距離を演算する最接近距離演算手段および
(d)この最接近距離演算手段の演算結果に基づいて前
記ラムを各駆動軸毎に駆動するラム駆動手段を備えるこ
とを特徴とする折曲げ機における折曲げ角度補正装置。 - 【請求項4】 前記補正値演算手段は、ワークの両端を
結ぶ線と中央部とのテーブルたわみ量差から得られるク
ラウニング補正値と、このクラウニング補正値によるワ
ーク両端のテーブルたわみ量差とワークの左右の曲げ角
度差とから得られる傾き量補正値とを各駆動軸の軸位置
におけるラムの移動量の補正値に換算することにより補
正値を演算するものである請求項3に記載の折曲げ機に
おける折曲げ角度補正装置。
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CN113254853A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-08-13 | 北京汽车集团越野车有限公司 | 折弯方法、装置、电子设置及可读存储介质 |
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