JPH10118479A - 表面改質粉体およびその製造方法並びに粉体表面改質 装置 - Google Patents

表面改質粉体およびその製造方法並びに粉体表面改質 装置

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JPH10118479A
JPH10118479A JP29447096A JP29447096A JPH10118479A JP H10118479 A JPH10118479 A JP H10118479A JP 29447096 A JP29447096 A JP 29447096A JP 29447096 A JP29447096 A JP 29447096A JP H10118479 A JPH10118479 A JP H10118479A
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powder
fine powder
classifying
surface treatment
rotor
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Yasuo Kobayashi
靖雄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】粉砕機で粉砕し、分級手段で分級した直後に
液体状の表面処理剤を供給して微粉の表面改質を図る。 【解決手段】粉砕機に連設され、空気、窒素ガス、炭酸
ガス等の気体を媒体として粉砕機によって粉砕された微
細粉末を分級する分級手段20と、分級手段20が分級
した微粉に表面処理剤を供給するスプレー手段30を備
え、スプレー手段30を分級手段20に臨ませ、粉砕機
により粉砕され、分級手段20により分級された微粉の
表面改質を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面改質粉体とそ
の製造方法、並びにその方法を実施するための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉砕機中にコーチング材料を供給
する手段を備え、粉砕機内に分級室(分級部)が形成さ
れ、微細物質の粉砕及びコーチングを行ってコーチング
済の被コーチング物を粉砕機内で分級し微細粉末の表面
処理を行う装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの装置は、ジ
ェットあるいは気流を用いた粉砕機中にコーチング材料
を供給しつつコーチング材料を、被コーチング物を粉砕
しながらコーチングするものであり, 被粉砕物と表面処理剤が混在する条件での粉砕、分級
となるため分級性能が落ちる; 粉砕機構内及び分級機構内では被粉砕物が必ずしもは
均一に分散しておらず、均一な表面処理ができない(表
面処理粉体の粒度にばらつきが生じ易い); 等の問題点があった。
【0004】そこで、本発明においては、粉砕機で粉砕
し、更に分級手段で分級した直後に液体状(ここにいう
液体状とは、液体及び固体(粉体)を含んだものをい
う)の表面処理剤を供給して表面の改質を図った、表面
改質粉体およびその製造方法並びに粉体表面改質装置を
提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、表面処理する粉体を噴出気流による衝撃力を加え
て粉砕し、粉砕した微細粉末を分級手段により分級して
得られる微粉に表面処理剤を噴霧し表面処理して形成し
た表面改質粉体である。
【0006】本願の請求項2に係る発明は、噴出気流に
よる衝撃力を加えて粉砕した微細粉末を分級手段により
分級する工程と、分級手段により分級された微粉に表面
処理剤を噴霧して微粉の表面改質を行う工程よりなる表
面改質粉体の製造方法である。
【0007】本願の請求項3に係る発明は、噴出気流に
よる衝撃力を加えて粉体を微細粉末化する第1の工程
と、粉砕した微細粉末を分級手段により分級する第2の
工程と、分級手段により分級された微粉に表面処理剤を
噴霧して微粉の表面改質を行う第3の工程よりなる表面
改質粉体の製造方法である。
【0008】本願の請求項4に係る発明は、粉砕機に連
設され、空気、窒素ガス、炭酸ガス等の気体を媒体とし
て粉砕機によって粉砕された微細粉末を分級する分級手
段と、該分級手段が分級した微粉に表面処理剤を供給す
るスプレー手段を備え、該スプレー手段を前記分級手段
に臨ませ、粉砕機により粉砕され、前記分級手段により
分級された微粉の表面改質を行う粉体表面改質装置であ
る。
【0009】本願の請求項5に係る発明は、粉砕機に連
設され、空気、窒素ガス、炭酸ガス等の気体を媒体とし
て粉砕機によって粉砕された微細粉末を分級する分級手
段と、該分級手段が分級した微粉に表面処理剤を供給す
るスプレー手段を備え、前記スプレー手段が、表面処理
剤を注入噴霧する注入ノズルを含んで構成され、該注入
ノズルを前記分級手段に臨ませたことを特徴とする粉体
表面改質装置である。
【0010】本願の請求項6に係る発明は、上記分級手
段を、粉砕機によって粉砕された微細粉末を分級し、得
られる微粉の粒径の選別を回転しながら行うロータを含
んで構成し、上記注入ノズルの先端を上記分級手段のロ
ータ内に臨ませ、上記ロータが選別した微粉に上記ロー
タ内で表面処理剤を噴霧する粉体表面改質装置である。
【0011】本願の請求項7に係る発明は、上記分級手
段を、粉砕機によって粉砕された微細粉末を分級し、得
られる微粉の粒径の選別を回転しながら行うロータと、
該ロータと表面改質された粉体を捕集する捕集機とを連
絡するダクトを含んで構成し、上記注入ノズルの先端を
上記ダクト内に臨ませ、上記ロータを通過した微粉に上
記ダクト内で表面処理剤を噴霧する粉体表面改質装置で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る表面改質粉体を効率
よく製造するに当たっては、噴出気流による衝撃力を加
えて粉体を微細粉末化し(第1の工程;前処理工程)、
粉砕した微細粉末を分級手段により分級し(第2の工
程)、更に分級手段により分級された微粉に表面処理剤
を噴霧(添加)して微粉の表面改質を行う(第3の工
程)。粉砕機により粉体を粉砕するに当たっては、粉体
をジェット気流式粉砕機の粉砕室に供給し、粉砕機の円
周箇所の対向する位置に取付けられたノズルから高速ジ
ェット気流(300m/sec〜1000m/sec程
度の速さ;ジェット気流が低速の場合には粉砕能力が問
題となること、逆にジェット気流が高速の場合には高性
能のコンプレッサが必要となることを勘案すると500
m/sec〜800m/sec程度の速さが実用的であ
る。)を粉砕室中央に向けて求心状に噴射することによ
り粒子同士の摩擦と粒子の衝突を起して微粉砕を行う。
微粉砕された微細粉末の粒子は粉砕室内を上昇し、分級
手段により分級される。
【0013】本発明に係る粉体表面改質装置は、噴出気
流による衝撃力を粉砕機に連設され、空気、窒素ガス、
炭酸ガス等の気体を媒体として粉砕機によって粉砕され
た微細粉末(0.3〜30μm)を分級する分級手段
と、該分級手段が分級した微粉(0.3〜20μm)に
表面処理剤を供給(添加)するスプレー手段を備えてい
る。このスプレー手段は、表面処理剤を注入噴霧する注
入ノズルを含んで構成され、この注入ノズルを前記分級
手段に臨ませてある。
【0014】分級手段は、粉砕機によって粉砕された微
細粉末を分級し、得られる微粉の粒径の選別を回転しな
がら行うロータを含んで構成され、注入ノズルの先端を
分級手段のロータ内に臨ませ、ロータが選別した微粉に
ロータ内で表面処理剤を噴霧するとよい。また、注入ノ
ズルの先端を、ロータと表面改質された粉体を捕集する
捕集機(例えば、バグフィルタ、サイクロン)とを連絡
するダクト内に臨ませ、ロータを通過した微粉にダクト
内で表面処理剤を噴霧するようにしてもよい。
【0015】粉体表面改質装置を構成する分級手段とス
プレー手段とは対になるものであり、ハウジング内にお
いて粉砕機方向に垂下した隔壁を介して離隔している複
数個の粉体表面改質装置を粉砕機上に並設し、分級手
段を構成する各ロータの回転を同じにし、各ロータが同
じ粒径の微細粉末を分級し、得られる微粉の粒径の選別
を回転しながら行い、各注入ノズルの先端から異なる表
面処理剤を噴霧して粒径が同じで表面処理剤が異なる表
面改質粉体を捕集機ごとに捕集したり;各ロータの回
転を異ならせ、各ロータが異なる粒径の微粉材料の選別
を行い、しかも各注入ノズルの先端から異なる表面処理
剤を噴霧して粒径、表面処理剤とも異なる表面改質粉体
を捕集機ごとに捕集し;異なる性状に処理された表面改
質粉体を捕集するようにしてもよい。
【0016】本発明で使用される粉体としては、無機粉
体、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、
弁柄、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、群青、紺青、酸化クロ
ム、水酸化クロム、マンゴバイオレット等の無機顔料、
タルク、カオリン、白雲母、絹雲母その他の雲母類、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硅酸アルミニウム、
硅酸マグネシウム、硅酸カルシウム、硫酸バリウム、炭
酸バリウム、珪ソウ土その他の体質顔料、雲母チタン、
オキシ塩化ビスマス等の真珠光沢顔料等の粉体、その他
の各種金属粉体、磁性酸化鉄、セラミック粉体等が挙げ
られる。又、有機粉体、例えばプラスチック粉体、ター
ル色素等の有機色素も使用できる。更に、無機粉体と有
機粉体とを組合せて使用してもよい。
【0017】次に、表面処理剤としては、有機硅素化合
物、例えばメチル水素ポリシロキサン、シランカップリ
ング剤例えばビニルトリクロルシラン、ビニルトリス
(βメトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルメチルジエトキシシラン、N−β(アミノエ
チル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β
(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン,N−
フエニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロ
プロピルトリメトキシシラン、シリル化剤例えばクロロ
シラン(例えばトリメチルクロロシラン)、ジメチルジ
クロロシラン、ビニルジメチルクロロシラン、トリクロ
ロシラン、ビニルトリクロロシラン、エステルシラン例
えばトリメチルメトキシシラン、ジメチルジメトキシシ
ラン、ジメチルジエトキシシラン、シラザン例えばヘキ
サメチルジシラザン、シロキサン例えばヘキサメチルジ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、
α,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン並びにジ
メチルポリシロキシシラザン(重合度:n=2〜50)
が挙げられる。この際有機硅素化合物は反応性及び粉体
表面へ均一に固定されることを考慮し、分子内(例えば
分子鎖の末端)に反応性基、例えばアミノ水素基(N
H)、ハロゲン原子(Cl,Br,I)、水酸基(O
H)又はアルコシキ基(OR)を有するものを用いるこ
とが肝要であり、反応性アルキルポリシロキサン、例え
ばシロキサン繰り返し単位n=2〜50のジメチルポリ
シロキサンが好ましい。尚、反応性基は直接硅素原子に
結合してもよいし、他の置換基を隔てて間接的に硅素原
子に結合してもよい。市販のシランカップリング剤やシ
リル化剤を使用すると実用上都合がよい。前出の分子鎖
末端に反応性基を有するジメチルポリシロキサンは反応
性に富み、噴出気流(ジェット気流)による衝撃で粉砕
された粉体表面に化学的又は物理的に固定されるため、
分散性の改良効果が顕著である[表面処理剤に反応性基
を有するジメチルポリシロキサンを用いた場合には、ジ
メチルポリシロキサンが粉体表面に均一に吸着又は結合
されるため、得られた表面処理粉体をプラスチックフィ
ラー用として用いる場合には、成形品の破断伸度と衝撃
強度のバランスが良いものが得られる。一方、通常のジ
メチルポリシロキサン油(シリコンオイル)では反応性
基を持たず、又熱安定性も良いので、ジェット気流によ
る衝撃で粉砕された粉体の表面に単にコーティングされ
るだけで化学的に結合していない。このため、得られた
表面改質粉体を例えばプラスチックフィラー用の表面処
理剤として用いることは得策ではない]。本発明で用い
る他の表面処理剤としては、例えばミリスチン酸アルミ
ニウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸マグネシウムの他炭素数12〜21の脂肪酸
の金属セッケン(脂肪酸金属塩)が挙げられる。尚、上
記表面処理剤は単独で用いても良いし又混合して用いて
も良いこと勿論である。
【0018】ここで、本発明に係る粉体表面改質装置の
構成を図1乃至図5に示す。図1は本発明に係る粉体表
面改質装置を含んで構成した粉体処理装置の構成概略
図、図2は粉体表面改質装置を備えた粉体処理装置の要
部を示す平面図、図3は本発明に係る粉体表面改質装置
を粉砕機上に連設した状態を示す要部断面略図、図4は
粉体表面改質装置の要部を示す平面図、図5は本発明に
係る粉体表面改質装置の要部拡大断面略図である。
【0019】これらの図に示される粉体表面改質装置1
0は、粉砕機50に連設された分級手段20と、この分
級手段20に臨み、該分級手段20が分級した微粉に表
面処理剤を供給するスプレー手段30を含んで構成され
ている。
【0020】このうち、前記分級手段20は、空気、窒
素ガス、炭酸ガス等の気体を媒体として粉砕機50によ
って粉砕された微細粉末が通過するスリット21A(図
4参照)を備え分級ゾーンを形成したロータ21と、こ
のロータ21を収容しているハウジング22と、前記ロ
ータ21を回転駆動させるモータ23と、前記ロータ2
1と表面改質後の粉体を捕集する捕集機60とを連絡し
表面改質粉体を導くダクト25を含んで構成される。又
前記ダクト25の前記ロータ21側には、前記ロータ2
1の摺動面21Bに生じるクリアランスから粉体の洩れ
込みが発生するのを阻止するシール用エアー(圧力:1
kg/cm2 程度;より現実的には0.5kg/cm2
程度)を供給するためのシール用エアー供給口26が形
成されている(図3乃至図5参照)。
【0021】前記スプレー手段30は、表面処理剤を注
入噴霧する注入ノズル31と、表面処理剤を貯留するタ
ンク32と、前記注入ノズル31に表面処理剤を圧送し
て送り込むポンプ33を含んで構成されている。前記注
入ノズル31の先端は前記分級手段20のロータ21内
の略中心位置に臨み、前記ロータ21による微細粉末の
分級と同時に前記ロータ21が選別した微粉に表面処理
剤を噴霧する。前記注入ノズル31の中間部は前記ダク
ト25内に設けた支持部材34により支持されて前記ダ
クト25内の略中央に収容され、前記注入ノズル31の
他端はパイプ35を介して前記ポンプ33に接続されて
いる(図1及び図5参照)。
【0022】前記粉砕機50は、前述のように、ジェッ
ト気流式粉砕機により構成され、対向して設けた粉砕ノ
ズル51,51より高速ジェット流を噴射し粉体を微粉
砕する(図1及び図3参照)。52は粉砕物供給用のス
クリューフィーダ、53は粉砕機内の圧力検出用のセン
サ、54はフィードホッパである。又符号65は吸引ブ
ロワである。
【0023】図2乃至図5に示した粉体表面改質装置
は、ハウジング22内において粉砕機50方向に垂下し
た一枚の隔壁を介して離隔している2個の粉体表面改質
装置10、10を粉砕機上に並設し、分級手段20を構
成する各ロータ21、21の回転を同じにし、各ロータ
21、21が同じ粒径の微細粉末を選別し、各注入ノズ
ル31、31の先端から同じ表面処理剤を噴霧して粒径
が同じで表面処理剤も同じ表面改質粉体を補集するのに
適した装置を示す。
【0024】なお、注入ノズル31の先端をダクト25
内に臨ませ、分級後にロータ21を通過した微粉にダク
ト内で表面処理剤を噴霧するようにすることもできる。
【0025】前記粉体表面改質装置を構成する分級手段
とスプレー手段とは対になるものであり、ハウジング内
において粉砕機方向に垂下した隔壁を介して離隔してい
る複数個の粉体表面改質装置を粉砕機上に並設し、分
級手段を構成する各ロータの回転を同じにし、各ロータ
が同じ粒径の微細粉末を吸い込み、各注入ノズルの先端
から異なる表面処理剤を噴霧して粒径が同じで表面処理
剤が異なる表面改質粉体を補集機ごとに補集したり;
各ロータの回転を異ならせ、各ロータが異なる粒径の微
粉材料を選別、しかも各注入ノズルの先端から異なる表
面処理剤を噴霧して粒径、表面処理剤とも異なる表面改
質粉体を捕集機ごとに捕集し;異なる性状に処理された
表面改質粉体を捕集するようにしてもよい。
【0026】図6に示す粉体処理装置1Aでは、粉体表
面改質装置を複数個並設して構成してある。粉体表面改
質装置10を構成する分級手段20(20a,20b,
20c,・・・・20n)とスプレー手段30(30a,3
0b,30c,・・・・30n)とは対になるものであり、
ハウジング22(22a,22b,22c,・・・・22
n)内において粉砕機方向に垂下した隔壁24a,24
b,24c,・・・・24nを介して離隔している複数個の
粉体表面改質装置を粉砕機上に並設し、分級手段20
を構成する各ロータ21a,21b,21c,・・・・21
nの回転数を同じにし、各ロータ21a,21b,21
c,・・・・21nが同じ粒径の微細粉末を選別し、各注入
ノズル31a,31b,31c,・・・・31nの先端から
異なる表面処理剤を噴霧して粒径が同じで表面処理剤が
異なる表面改質粉体を補集機60a,60b,60c,
・・・・60nごとに捕集したり;各モータ23a,23
b,23c,・・・・23nを制御する各制御手段24a,
24b,24c,・・・・24nにより各ロータ21a,2
1b,21c,・・・・21nの回転数を異ならせ、各ロー
タ21a,21b,21c,・・・・21nが異なる粒径の
微粉材料を選別し、しかも各注入ノズル31a,31
b,31c,・・・・31nの先端から異なる表面処理剤を
噴霧して粒径、表面処理剤とも異なる表面改質粉体を捕
集機60a,60b,60c,・・・・60nごとに捕集
し;異なる性状に処理された表面改質粉体を捕集するよ
うにしてもよい。
【0027】以下は実施例についての説明である。実施例1: 図1に示すプラントを用い、分級条件、表面
処理剤の添加方法(位置)を変えて粉体に表面処理を施
し、得られた表面改質(処理)粉体の粒度分布を求め
た。ジェットミル粉砕機としてアルピネ社製のカウンタ
ージェットミル400AFG型を、分級手段として20
0ATP型を用い、ローラーミルで一次粉砕したタルク
(粒径D≒16μm)を原料とした。ジェットミル粉砕
機は噴出径8mmφのノズルを円周方向に等間隔で3ケ
有し、元圧は7.5kg/cm2 に制御した。また、原
料供給はジェットミル内圧力が一定になるように自動制
御した。そして、表面処理剤としてシランカップリング
剤(ジメチルポリシロキシシラザン)を定量ポンプで供
給した。得られた表面改質(処理)粉体の粒度分布を求
めたところ、処理方法1乃至処理方法3では略同様の結
果を得た(このため、粒度分布をもとに計算した表面改
質粉体の積算粒径分布、粒径頻度分布を示すグラフ図
7、図8では、処理方法2による表面改質粉体の積算粒
径分布、粒径頻度分布のみ図示した。なお、図7、図8
のグラフの横軸は10を底とする粒径値Dの常用対数l
og10(D)の値である。)。また、比較処理方法1
(処理方法2と対比)及び比較処理方法2(処理方法4
と対比)では、タルクと表面処理剤とを混合し、この混
合体に噴出気流による衝撃力を加え粉砕と同時に表面処
理を施し表面処理粉体を得た。(処理方法1) 分級手段のロータの回転数を1500r
pmとし、表面処理剤を図5のP点(表面処理剤を添加
する注入ノズルの先端が分級手段のロータ内に望む位
置)より供給した。処理した量は300kgで36分を
要した。表面処理剤の消費量は2.4kgであった。得
られた表面改質粉体の粒度分布を表1に示す。
【表1】 (処理方法2)分級手段のロータの回転数を1500r
pmとし、表面処理剤を図5のQ点(表面処理剤を添加
する注入ノズルの先端が分級手段の出口の配管のエルボ
部に望む位置)より供給した。300kgを処理するの
に要した時間、表面処理剤の消費量は処理方法1と同じ
であった。得られた表面改質粉体の粒度分布を表1に示
す。又粒度分布をもとに作成した表面改質粉体の積算粒
径分布と、粒径頻度分布をそれぞれ図7、図8に示す。(処理方法3) 分級手段のロータの回転数を1500r
pmとし、表面処理剤を図5のP点とQ点の中間の位置
より供給した。300kgを処理するのに要した時間、
表面処理剤の消費量は処理方法1と同じであった。得ら
れた表面改質粉体の粒度分布を表1に示す。(処理方法4) 分級手段のロータの回転数を4500r
pmとし、表面処理剤を図5のP点より供給した。原料
粉の供給はミル内の圧力が一定になるように自動制御し
た。処理した量は300kgで要した時間は164分、
表面処理剤の消費量は2.45kgであった。得られた
表面改質粉体の粒度分布を表1に示す。又粒度分布をも
とに作成した表面改質粉体の積算粒径分布と、粒径頻度
分布をそれぞれ図7、図9に示す。(比較処理方法1) 分級手段のロータの回転数を150
0rpmとし、ジェットミルの中央部から挿入したノズ
ルにより表面処理剤を供給した。処理した量、処理する
のに要した時間、表面処理剤の消費量は処理方法2と同
じであった。得られた表面改質粉体の粒度分布を表1に
示す。又粒度分布をもとに作成した表面改質粉体の積算
粒径分布と、粒径頻度分布をそれぞれ図7、図8に示
す。(比較処理方法2) 分級手段のロータの回転数を450
0rpmとし、ジェットミルの中央部から挿入したノズ
ルにより表面処理剤を供給した。処理した量、処理する
のに要した時間、表面処理剤の消費量は処分方法4と同
じであった。得られた表面処理粉体の粒度分布を表1に
示す。又粒度分布をもとに作成した表面改質粉体の積算
粒径分布と、粒径頻度分布をそれぞれ図7、図9に示
す。表1、図7乃至図9によれば、前述の通り、処理方
法1乃至処理方法3では、略同様の粒度分布が得られ
た。また処理方法2と比較処理方法1では、処理方法2
で得られる表面改質粉体の方が比較処理方法1で得られ
る表面処理粉体に比べ粗粒子部分が少ない。更に、処理
方法4と比較処理方法2でも、処理方法4で得られる表
面改質粉体の方が比較処理方法2で得られる表面処理粉
体に比べ粗粒子部分が少ない。
【0028】実施例2:試料1(粒径11μのタルクに
表面処理剤としてジメチルポリシロキシシラザンを本発
明の粉体表面改質装置の図5のP点の位置より添加した
表面処理済のタルク)、試料2(粒径11μのタルクに
表面処理剤としてジメチルポリシロキシシラザンを本発
明の粉体表面改質装置の図5のQ点の位置より添加した
表面処理済のタルク)及び試料3(比較試料;粒径11
μのタルクを粉砕と同時に表面処理剤であるジメチルポ
リシロキシシラザンにて表面処理したタルク)を用い
て、ポリプロピレン樹脂80Wt% と、試料1、試料2、試
料3のいずれかの表面処理タルク20Wt% に少量の酸化防
止剤、金属セッケン等を添加し、押出し機でペレット化
を行い得られたペレットを射出成形機により試験片を作
成し、 メルトフローレート 破断伸度 曲げ弾性度 アイゾット衝撃度 熱変形温度 をそれぞれ求めたところ表2のような物性値が得られ
た。
【表2】 試料1、試料2は試料3に比べて破断伸度、アイゾット
衝撃度が著しく改善された。
【0029】実施例3:実施例2において得られた試験
片について、タルクマスターバッチの透視評価を目視に
て5段階評価による評価方法により行った。評価の判定
者は男女各3名の計6名で、日頃からこの種の試験研究
に従事している者が行った。表3において5段階評価で
あらわれた数値は、6名のうち3名以上が同じ値を示し
たときの値をもって評価値とした。評価の結果は表3の
通りである。
【表3】 尚、5段階評価による分散性の評価基準は次の通りであ
る。 ・評価1:試験片中に凝集体が残っており、曇りが試験
片の面積の20%以上に見られる。 ・評価2:試験片中に凝集体が残っており、曇りが試験
片の面積の15〜20%程度見られる。 ・評価3:試験片中に凝集体が残っており、曇りが試験
片の面積の10〜15%程度見られる。 ・評価4:試験片中に凝集体が残っており、曇りが試験
片の面積の5〜10%程度見られる。 ・評価5:試験片中に凝集体が残っており、曇りが試験
片の面積の5%以下あるいは全く見られない。 この結果、試料1、試料2によるものは試料3(比較試
料)によるものに比べ凝集がなくなめらか(分散性がよ
い)であった。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば次の効果を奏する。 分級手段では添加物なしの状態で粉砕品を分級するこ
とになるので分級条件が一定になり、粒度分布が良好
(均一)で粒子の凝集や造粒のない表面改質粉体が得ら
れる。 操作の基準化が容易で分級を制御し易い表面改質粉体
の製造方法並びに粉体表面改質装置が得られる。 粉砕機内部では添加物無なしの粉砕を形成でき粉砕条
件を一定にできるため操作の基準化が容易で粉砕を制御
し易くなる。 表面処理剤の粉砕物に対する吸着率が向上するため、
添加する表面処理剤の量を少なくできる。 分級手段が粉砕機と独立しているため分級手段を粉砕
機に比較してコンパクトに形成でき、このため表面処理
剤を供給する位置を正確に設定でき、また表面処理剤の
必要かつ十分な量を的確に供給できる。 粉砕と同時に表面処理剤を投入したものに更に分級後
に表面処理剤を添加することの2段階処理も可能とな
る。 1つの粉砕機に対し複数の表面改質装置を並列して設
け、処理条件を変えあるいは別々の表面処理剤を供給す
ることにより、性状の異なる表面改質粉体を一度に得る
ことができる(複数の処理製品を同時に製造可能であ
る)。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る粉体表面改質装置を含んで構成
した粉体処理装置の構成概略図である。
【図 2】粉体表面改質装置を備えた粉体処理装置の要
部を示す平面図である。
【図 3】本発明に係る粉体表面改質装置を粉砕機に連
設した状態を示す要部断面略図である。
【図 4】粉体表面改質装置の要部を示す平面図であ
る。
【図 5】本発明に係る粉体表面改質装置の要部拡大断
面略図である。
【図 6】粉体表面改質装置を複数個並設して形成した
粉体処理装置の構成を示すブロック図である。
【図 7】分級条件、表面処理剤の添加方法(位置)を
変えて粉体に表面処理を施し、得られた表面改質(処
理)粉体の粒度分布を求め、粒度分布より計算して得た
積算粒度曲線を示すグラフ。
【図 8】分級条件、表面処理剤の添加方法(位置)を
変えて粉体に表面処理を施し、得られた表面改質(処
理)粉体の粒度分布を求め、粒度分布より計算して得た
粒径頻度分布曲線を示すグラフ。
【図 9】分級条件、表面処理剤の添加方法(位置)を
変えて粉体に表面処理を施し、得られた表面改質(処
理)粉体の粒度分布を求め、粒度分布より計算して得た
粒径頻度分布曲線を示すグラフ。
【符号の説明】
1 粉体処理装置 10 粉体表面改質装置 20 分級手段 21 ロータ 21A スリット 21B 摺動面 22 ハウジング 23 モータ 25 ダクト 30 スプレー手段 31 注入ノズル 32 タンク 33 ポンプ 34 支持部材 50 粉砕機 51 粉砕ノズル 52 スクリューフィーダ 53 センサ 54 フィードホッパ 60 捕集機 65 ブロワ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面処理する粉体を噴出気流による衝撃力
    を加えて粉砕し、粉砕した微細粉末を分級手段により分
    級して得られる微粉に表面処理剤を噴霧し表面処理して
    形成した表面改質粉体。
  2. 【請求項2】噴出気流による衝撃力を加えて粉砕した微
    細粉末を分級手段により分級する工程と、 分級手段により分級された微粉に表面処理剤を噴霧して
    微粉の表面改質を行う工程よりなる表面改質粉体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】噴出気流による衝撃力を加えて粉体を微細
    粉末化する第1の工程と、 粉砕した微細粉末を分級手段により分級する第2の工程
    と、 分級手段により分級された微粉に表面処理剤を噴霧して
    微粉の表面改質を行う第3の工程よりなる表面改質粉体
    の製造方法。
  4. 【請求項4】粉砕機に連設され、 空気、窒素ガス、炭酸ガス等の気体を媒体として粉砕機
    によって粉砕された微細粉末を分級する分級手段と、 該分級手段が分級した微粉に表面処理剤を供給するスプ
    レー手段を備え、 該スプレー手段を前記分級手段に臨ませ、粉砕機により
    粉砕され、前記分級手段により分級された微粉の表面改
    質を行う粉体表面改質装置。
  5. 【請求項5】粉砕機に連設され、 空気、窒素ガス、炭酸ガス等の気体を媒体として粉砕機
    によって粉砕された微細粉末を分級する分級手段と、 該分級手段が分級した微粉に表面処理剤を供給するスプ
    レー手段を備え、 前記スプレー手段が、表面処理剤を注入噴霧する注入ノ
    ズルを含んで構成され、該注入ノズルを前記分級手段に
    臨ませたことを特徴とする粉体表面改質装置。
  6. 【請求項6】前記分級手段を、粉砕機によって粉砕され
    た微細粉末を分級し、得られる微粉の粒径の選別を回転
    しながら行うロータを含んで構成し、前記注入ノズルの
    先端を前記分級手段のロータ内に臨ませ、前記ロータが
    選別した微粉に前記ロータ内で表面処理剤を噴霧する請
    求項5記載の粉体表面改質装置。
  7. 【請求項7】前記分級手段を、粉砕機によって粉砕され
    た微細粉末を分級し、得られる微粉の粒径の選別を回転
    しながら行うロータと、該ロータと表面改質された粉体
    を捕集する捕集機とを連絡するダクトを含んで構成し、
    前記注入ノズルの先端を前記ダクト内に臨ませ、前記ロ
    ータを通過した微粉に前記ダクト内で表面処理剤を噴霧
    する請求項5記載の粉体表面改質装置。
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